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大阪府立産業技術総合研究所

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OSAKA OSAKAOSAKA OSAKA OSAKA

分離、分析、ガスクロマトグラフィー、質量分析、GC−MS

01025 0102501025 0102501025 ガスクロマトグラフィー/質量分析計

ガスクロマトグラフィー/質量分析計 ガスクロマトグラフィー/質量分析計 ガスクロマトグラフィー/質量分析計

ガスクロマトグラフィー/質量分析計((((G(GGGGCCCCC////M/MMMMSSSSS)))))

        機器紹介 機器紹介機器紹介 機器紹介機器紹介

データ処理装置 データ処理装置 データ処理装置 データ処理装置 データ処理装置

つかみ具 つかみ具つかみ具 つかみ具つかみ具

ねじり駆動装置 ねじり駆動装置 ねじり駆動装置 ねじり駆動装置 ねじり駆動装置 計測制御装置

計測制御装置計測制御装置 計測制御装置 計測制御装置 X

XX

XX −−−−− YTYTYTYTYT レコーダレコーダレコーダレコーダレコーダ

M16 M16 M16 M16 M16

───→

───→───→

───→───→ R155R155R155R155R155 概要

概要概要 概要 概要

ガスクロマトグラフィー/質量分析計(GC‑MS) は、熱的に安定な揮発性物質の混合物を各成分 に分離し、定性・定量を行う装置です。分離能 が高い上に、高感度で簡便なことから、様々な 分野の様々な試料の分析に用いられています。

ここでは、GC‑MS の簡単な解説と、当研究所に 設置されている主な装置と測定例を紹介しま す。

ガスクロマトグラフィー ガスクロマトグラフィー ガスクロマトグラフィー ガスクロマトグラフィー

ガスクロマトグラフィー(((((GCGCGCGCGC))))とは)とはとはとはとは

ガスクロマトグラフィーは、管状のカラム内 部に固定された固定相と、その隙間を流れる移 動相(気体)とから成ります。試料がカラム内 に注入されると、固定相への分配と移動相への 分配を繰り返します。そして、固定相に分配さ れているときは動きませんが、移動相に分配さ れているときはこの移動相の流れに沿ってカラ ム内を移動します。試料中の成分の特性によっ て、固定相と移動相に分配される割合が異なる と、移動速度に差が生じ、その結果、カラムか ら流出する時間が異なるので、成分ごとに分離 することができます。同一装置かつ同一条件で 測定した化合物であれば、カラムから吐き出さ れる時間(保持時間)は同じになりますから、こ の性質を利用することで、分離・分析が行えま す。しかし、保持時間が同じであるからといっ て同じ化合物であるとはいえませんので、必ず 他の分析方法との併用が必要です。GC は揮発性 物質の分析に適していますが、難(不)揮発性 物質の分析に直接用いることはできません。こ の際には、試料の前処理を行うか、他のクロマ ト手法を用いる必要があります。

質量分析 質量分析質量分析 質量分析

質量分析(((((MSMSMSMSMS)))))とはとはとはとはとは

微量の試料であっても、化合物の分子量や原 子組成に対する情報が得られ、その構造推定を 行うことができるという理由から、有機化合物 の分析に極めて有用であり、近年急速に普及、

発展した分析方法です。気化した試料に、高真 空下で衝撃を与えると、試料分子はその分子構 造を反映したいろいろな大きさのイオンを生じ ます。これらのイオンは磁場の中を通過し、質 量(m)と電荷(z)の比 m/z の大きさで検知されま す。その結果、質量スペクトルが得られ、これ から上記のような情報が得られます。この分子 のイオン化法には様々な方法がありますが、最 も一般的なものは電子衝撃法(EI 法)です。こ れは、ガス状試料に電子ビームを当てることで 分子内の電子を叩き出してイオン化するもので す。しかし、この方法では衝撃が強すぎたり、試 料が気化しにくい場合には、他のイオン化法を 用いることがあります。

GC‑MS GC‑MS GC‑MS GC‑MS GC‑MS とはとはとはとはとは

分離能力に長けた GC と同定能力に長けた MS を組み合わせた、多成分かつ少量の試料の分 析、未知成分の同定に極めて有用な分析方法で す。まず、混合試料を GC により各成分に分離し た後、それぞれの成分についてMS 測定を行いま す。当所に設置された GC‑MSのうち、主要な 3台 についての解説を以下に示します。

[二重収束型 GC‑MS]

この装置はMS部分に設置された磁場と電場が 特殊な配置になっており、通常の装置より分解 能が格段に勝ります。また、イオン化法が選択 でき、GC を通さず試料を直接導入することも可 能です。

 装置:日本電子(株)製 JMS‑SX102A  ・最高分解能 60,000 以上

 ・m/z 〜 2,400(加速電圧 10 kV)

 ・正負イオン測定可能

(2)

 作成者  材料技術部 有機材料グループ 日置 亜也子   作成者  材料技術部 有機材料グループ 日置 亜也子  作成者  材料技術部 有機材料グループ 日置 亜也子 

 作成者  材料技術部 有機材料グループ 日置 亜也子  作成者  材料技術部 有機材料グループ 日置 亜也子 Phone:0725‑51‑2675Phone:0725‑51‑2675Phone:0725‑51‑2675Phone:0725‑51‑2675Phone:0725‑51‑2675  発行日  

 発行日    発行日    発行日  

 発行日  2002200220022002 年2002年年年年 2 2 2 2 2 月月月月月 2828282828 日日日日日

図2  図2 図2 

図2 図2 5.85.85.85.85.8 分のピークの質量スペクトル分のピークの質量スペクトル分のピークの質量スペクトル分のピークの質量スペクトル分のピークの質量スペクトル

[熱分解型 GC‑MS]

これは試料を熱分解させ、発生した気体成分 を分析する装置です。溶媒不溶材料や複合材料 などを含む様々な形態の試料を前処理なく分析 できるという特長から、ポリマーの測定によく 用います。

 装置:島津製作所(株)製 GCMS‑QP5000         熱分解部分 PYR‑4A  ・最高分解能 1,400

 ・m/z 10 〜 700

 ・熱分解温度 400 〜 800℃

[ヘッドスペース型 GC‑MS]

この装置は密閉容器に封入した試料を一定温 度で加熱し、容器内に充満した気体成分を分析 する装置です。液体及び固体試料からの揮発成 分の分析を目的とした装置で、VOC(揮発性有機 化合物)測定などによく用います。

 装置:島津製作所(株)製 GCMS‑QP5000   ヘッドスペース部分 HP 社製 HS‑40  ・最高分解能 1,400

 ・m/z 10 〜 700

 ・加熱温度 40 〜 150℃

測定例 測定例測定例 測定例測定例

ある接着剤について、前処理を一切せず、そ のままヘッドスペース型 GC‑MS 測定を行って得 られたクロマトグラムを図1に示します。図1中 の各ピークは、その保持時間に試料成分が流出 したことを表しています。例えば、測定開始か ら 5.8 分後に、ある成分が流出しています(図 中★)。この成分についての質量スペクトルが 図 2です。このパターンを解析することにより、

この成分がイソプロピルアルコールであること がわかります。同様に、図 1 の 4.9 分における ピーク(*)からエタノールが含まれているこ とがわかります。このように、簡便かつ迅速に 接着剤中の溶剤を調べることができます。

ず ず ず ず ず

図1 接着剤の全イオンクロマトグラム 図1 接着剤の全イオンクロマトグラム図1 接着剤の全イオンクロマトグラム 図1 接着剤の全イオンクロマトグラム図1 接着剤の全イオンクロマトグラム

参照

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