九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
スウェーデンの司法
萩原, 金美
https://doi.org/10.11501/3092849
出版情報:Kyushu University, 1993, 博士(法学), 論文博士 バージョン:
権利関係:
166
第三章
正規の裁判官職||高裁判事および地裁判事を中心として||
裁判官任命・耗成制度の現状
四 任命手続の概観 任命の実態
待遇、昇進、生活環境等結語第E部
任命手続の概観
スウェーデンにおける公務員の任命手 続の特色については、
すでに第一部第二草において大学教授の任命手続に関連して述べたことがある。
若干重複する
嫌いはあるが、
ここで改めてそれを紹介しつつ裁判官の任命手続を概観しよう。
正規の裁判官職への任命手続は基本的には公務員一般のそれと同様である。
スウェーデン
における公務此の任命手続は
、人事の適正・公平を則するため、歴史的に古くからきわめて厳格な形 式化されたものであり、
訴訟手絞に類似するといわれる。
原則としてすべての官職(例外はトップレベルの官職〔通常裁 判所では故高裁判事、日裁長官、高裁部長判事、ストックホルム、
イ
ョlテボリィ、
マルメ三大地裁の所長判事〕や臨時的な職)
へ3)
について空附は公告され、
応募資絡を備えるすべての者が任命を中請する権利を有する。
任命に関する一般的な手続
的法規整は、
「官公職への雇用に関する法作」(一高〔H20υ80〕。ョ
oF252
m【巴FEm )および雇用令官SET-
コ官1
『O『O三口一口宮口〔巴∞印一。CH〕)が定めている。この法令は国家公務員
のみ
ならず、
公企業の職員や地方公務員にも適用され 二項提九条三地裁規則、二項条四二則規出する(高裁庁に同を の機関に通牒をもって告知される。申請者は申請書その内容は同庁の所管の範囲内にあるすべてまた、われる。行な 高裁判事および地裁判事の任命についても右の法規整に従う。雇用令一O条による空席の公告は司法行政庁により る
)。ち
なみに、同庁の所管の範囲内に
ある
機関
とは
、最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、住宅裁判所、賃貸借紛争処珂委員会、行政最高裁判所、行政高等裁判所、行政地方裁判所および県際租税裁判所である。任命にあたっては、裁判官職推せん委員会(CEmZ『含mgmm忌BEgE円仏035-2rgrcの提案H推せん決定がまず行なわれる。この委μ会は一九七五年七月一日から発足したもので、それ以前には、地裁所長判事および部長判事については長官会議(官。色合コ再三一σ∞互)、高裁判事および地裁判事については当該高裁の全体会議が同様の職務を果して
(4)
いた。この推せん委員会の構成は委員長、副委員長および委員六人で、委員長以外の構成員には補充員がいるoすべての構成員および補充良は政府により任命され、任期は六年である(以上、
裁判官推せん委員会規則〔ZS正巳ロ関口沼山口 mO吋〕ヨ邑5m円円CE5コ『ぴ「門」臥コ凹zzzzg忌ヨコ仏OSF『門同05凹円。一∞〈即時間。ロ門目。門〕二条
)0一九f一年現在の構成只をみると、委間以長
正規の政刊官職
は司法行政庁長官、委日比は地政所長判事二人、高裁部長判事一人、行政最高絞首席判官、
(5)
報作者(調有官)として日裁代用判事一人が配抗されている。 副委バ長は段内政汁附判事、行政官同裁長官一人、高裁長官一人となっており、なお、委日以会は司法行政庁と同一場所に所在し(右組則九条参照)、庶務は司法行政庁が行なう(同四条)0委員会の定足数は五人であるが、委バ長または副委員長が必ず花席しなければならない。
原則的性質のまたは重要
部三市
な案件を処閣内するときは、
できる限り全階成けはが山席すべきである
(同五条一項)。決定は多数決によるが、
可否同数
167
のときは委員長の決するところによる(川条二項)0案件がその処刑化のために会
ぷを聞く時間的余裕がないほど緊急のものであるときは
、委日以長と円以低間人のその他の
168
構成員との述絡により決返することができる。この方式による決定は、次の会議において報告されなければならない(同六条一項)。右の事情が存在しない場合でも全桃成はが決定に閃与し、かっ、その結果について意見の一致をみる
養成制度の現状
ときは、他成以間の辿絡により決定することができる(同条二項)0実際には正式の会議は年八|一O回程皮(原則として月一回だが、夏季などには閃かない)で、
(6)
決定するという。これはすこぶる有効だとのことである。それ以外は電話連絡で
裁判官任命
構成什ハには行政手続法による除斥
・忌
遅の規定が適用される。委員会の決定は、調査官こよる報告に基づきなされる(同七条一項)。司法行政庁の長官および同庁の人事部長は、れの報告のさい同席することができる(同条三項)。決定書には理由が付され、かつ少数意見も示される。そして決定
(7)
書およびその基礎資料は公文吉であるから公開の対象となる。節E部
委い川会の推せん決定に対して不服のある巾訪者は、決定の告知の日から=一週附内に政府に対して抗告することができる。抗告者としての政府は、抗告のなかった分も合めすべての小誌について審究する。したがって、抗告に対する
(8)
特別の決定はせず、任命決定自体が抗告に対する応符をなすことになる。三大地裁以外の地裁所長判事および地裁部長判事の任命手続もおと同僚である。し
かし、三大地裁の所長判事および向裁部長判事以上のそれは見なる。まず、山裁部長判明は刈裁の巾訪に基づき、政府が任命する(高裁規則四一条二項)。
三大地裁の所長判事は司法行政庁の中訪に基づき政府が任命する(地裁規則三八条)。
山裁長官および最高裁判事は直接に政府が任命する。これらの織については
公募および推せん委員会による手続は行なわれない。
一ノO九年の統治組織法(出法)以来、芯法上、行職への任命については「勤務成績および有能さ」QP云口氏2rmrnzmrz)のような客観的事山のみが顧慮されるべきである旨定められている(同法二八条二頃、新法一一章九条二項
)0
(9) (凶)
この勤務成紙とは一般に勤務期間の長さをいう。いわゆる年功序列主義である。高裁判事もしくは地裁判事または同クラスの正規の裁判官職の任命にあたっては、現私まで年功序列主義が需要な役訓を果している。裁判官職には十分 な有能さと法的能力を有する者のλが任命されるべきであるが、裁判官養成教育を完了し代蹄判事の段階にまで進んだ者の大部分は右の要請を充足していると考えられる、ということがその根拠にある。しかし、地裁所長判事や高裁部長判事クラスの任命にあたっては、これがやや緩和され、前述のトップレベルの行職の場合は年功序列はほとんど
(ロ)
問題とされない。なお、共同決定法(E∞〔HSTac〕Oヨヨ包ZE52コP-RZEZZ)の制定・施行により任命に関する問題は労使の共同決定事項とされるに至った
。そ
こで、委民会は推せん決定を行なう前に、予め決定内容について労働組合に情 報を供与しなければならず、その後五労働日内に組合が協議を要求したときは組合と協議しなければならない(廿職
(口)
への任命に閃する契約三条)。こ
の労働組合とはJUSEK、同家公務口組合(凹EZ云ロ20ヨロロロ白『O円ZE2・略称ω叶)およ
IUQの政j:リ'Ii職
び国家従業員組介(凹EEコ己主一EB『ZZ2附称印可)の三者である。しかしJUSEKは委民会にその代ぷを送っており、委民会において十分に自らの意見を主張できるので、右の機会を利用した例はないとのことである。また、次の
政府による任命の段階においては、JUSEKの上位団体
の∞
〉のO\ω問、ω吋の上位団体の叶(VOおよび∞匂(その上
「日)(江川)
位同体はない)が右の労働組合に該当する。任命の実態
第三l-tl.
代理判官から任命される正規の裁判官職は一般に、高裁判事または地裁判事のポストである。しかし、円疑より上級のポストに任命される者もいる。いずれにせよ、すべての正組の裁判行臓は今日では終日的なものと考えられてお
(陥)
り、昇進は必ずしも予定されていない。169
また、転任も
本人が希明しなけ
れば行なわれな
い(この場合は新たな任命と同
170
様に公募に応じて転任先におけるポストへの任命を申請することになる。後述参照)0任命時の年齢、候補生採用時からの在職期間等をみると次のとおりである。
務成制度の現状
UHM裁判事
JY吋Jrト「」 ! ι ム l J / -A h --
総数(人)平均年齢(年)平均勤務朋間(年)
一九七Ol七一
問問
一五
・九
裁判宵任命
一九七一1七二
1L
四四
一五・二一九七
二
|七一一一 __.L..
/'\
四七
一七・
二
右期間にお け
る最年長者は
五
四歳、最長勤務期間は一九であ
っ ・五
年た。部E部
地裁判事予算年度
総数(人
)平均年齢(年)平均勤務期間(年)一九七Ol七一
一 一
一一
一 一
四
一五・O一九七一|七二
四
四
一二・七一九七二|七三
九
二九一0・九
右期間にお
け
る最年長者は五九段、最長勤務期間は二九・
五年であお…
。川典∞OCE吋品川忠∞-MωN(回一白官ω)次に、推せん委員会の決定書(公文書であるから公開されるし、その拡礎となる資料文書についても同様であることは前述した
)を通じて
推せんの
在り方を瞥見してみ
よう
cまず 一
九八一
年一二
月九日に電話による会議で
なされたも
のか
ら三例を掲げる。第一例
イョlタ(のog)高等裁判所判事峨(F。二五l二七)
について
中前者高裁判事ラ
lシュ・フ
ァレニウス(C『ME=g-5)、
高裁代理判事
ハンスl
エlリク・ヨ
ナソン(
zgm1
何『子』0コ曲 目印Oロ)、
保険裁
判所判事 クラlス・モlグ
レーン(
52豆諸Zコ)(
申請取ド)、首席法
務職カlル
・ニッセル(n
R一Z52)、高 裁代理判事ラ
l
シュ
・ノ1ル
トルプ(「臼円凹Zo一言「℃)、
地裁判事シャスティン
・ポlルソン|ノルドリング(同23D EE一gglZoEEぬ)および高裁代理判事。へlル|イョl
ラン・
オイエへイム(F?のひ円20τZ5)
推せん順位
1
一ッセル
2
ポールソンlノルドリング
3
ノIルト
ルプ
4
オイエへイム
5
ヨナソン
IF規の段、I:IJ官職
理由 ファレニウスは現職に一九八
O年四月一自
に就任し
た。
当委員会の見解によれば、顧問官レ
ベルの職にある者
は、
(同)
特段の 理由がないかぎり、二年未満の短期間で同格
の職に転任す
ることを
認められるべきでは
ない。
ファレニウ
スは
転任
の
ためのなん
らの理由も
示して
いな い
。それ
ゆえ
当委
は
会は、かれを
推せ
ん順位のなか
に挙げ
ない
。 苛1三苛ーノ1ルトルプ
、オイエへイムおよびヨナソン
171
ニッセル、ポ1ルソン|ノルドリング、その余の
中
前者につい て
は、
の順に裁判官歴に入った
お)
、そ
の順序で木一件の行峨へ
の任命が問題とされるべきである。
ファレニ ウスの転任につ
172 いて正当な理由があると認められるならば、かれは
ノl
ルトルプの次の順位にくるべきである。
務成制度の現状
第二例マルメ地方裁判所判事職(俸給F。二
五l 二七)(二人)について 者 政'I:IJ官任命
」日同裁代理判事ハンス・アンダション(ZS∞〉包め「回目。コ)、同オlレ・エlクステド(OF開ZZ含)、同ラiシュ・フォッセン(F門的問り020bロ)(申請取下)、同ヨハン・ハンソン(」OFSH-gm問。ロ)、同スタファン
・ヤ
ンスレル(ωgqg」山口町一三、(仁「印Zoro『匂)、同アグネ!タ
・オ
lルソン(〉∞zzorrgD)、地裁判事ベングト
・タ
ン
釘E部
同ラlシュ・ノlルトルプグレード(回Oロ告叶山口口包)、および賃貸借紛争処理委員会梓判官グニラ・セッテルベリィ(のzEEPE円za)推せん順位
1
エlクステド
2
タングレード
3
オールソン
4 セッテルベリィ 理由
エlクステド、タングレード、
オlルソンおよびセッテルベリィは、
その他の申請人よりも早く裁判官歴に入って
おり、
まず本件の官職について問題とされるべきである。
エlクステドは研究者教育のための休戦許可を受けて法学
博士号を取得したため、タングレード、
オl ルソンおよびセッテルベリィよりも勤務期間がやや短い。
しかし当委員会は、エlクステドは 勤務期間の長さの関係においては研究者教育のための期間を右の三人よりも上位に置かれるべ き程度に算入されるべきだと認める。
反対意見 ポlリェソンおよびオlクヴィスト〔委口l引用者注〕は、四番目の順位について反対立見を次のとおり述べる。セッテルベリィは裁判官歴に入る前に若干の期間県中央行政庁に勤務している。しかし、この勤務は裁判廿腔にお(幻)けるそれと問視すべき種類のものではない。この見地からみると、セッテルベリィはハンソンよりも勤務期間におい
ハンソンは休職期間中南スウェーデ
ン和 議協会木
部で
勤務 したが、この期間が算入 て約一月長いとみられる。
他方、
されるべきである。
ハンソンは長年向皮の公的職務を委嘱されそれを果してきでいる。
このことを通じてかれが獲得
した経験は、
勤務期間の闘係においてセッテルベリィの僅かなより長い勤務期間にまさるというべきである。
それゆ
えわれわれは、
ハンソンを第四順位に挙げるものである。
第三例
ウメオ(C505地方裁判所判事職(俸給FJEl二七)(二人)について 正規の法判官職
者 いけ川裁判事トlルポリィ・ビョルリング32g品旦合一吉ぬ)、地裁判4代行レイフ・エlリクソン(戸色何ユnrmmOロ)、
いけ川裁代別判事スヴェiン|エlリク
・ イェルディlン(ω〈31何『FCm「岳コ)、地裁判事代行ト!マス
・セ
lデルマルク(
吋一日032ω包25ω『γ)(中北川取下)、
同スタファン・ヴェlネル(ωEEコ君。吋ロぬ吋)、川長ヨナス・オlグレーン(」。ロ白印 第三章
〉∞ZD)(中前取下)、山裁代理判事イングヴァル・オlケソン(]コ∞〈白円〉W28コ)
173
舵せん順欣
1
エlリクソン
2
ピョルリング
174
ヴェlネル
3 養成制度の現状
4
オlケソン
理由 エlリクソンはその他の中請人よりも早く裁判官腔に入っているo
高裁における判事補としての執務の後かれは裁
裁判官任命
判所を去り
、長
年有能な弁護士と
して活 動を行なった。
その後再び裁判所に復
帰し、四年近く
前から地裁判事
代行と して執務している。
当委民会は、
エlリクソンを本件の官臓のた
めに最適と認め、
推せん順位の第一に置く次第であ
的E部
るo その他の申請者の勤務則聞の長さをみると、
ビョルリング、
ヴェlネルおよびオlケソンの順に裁判官歴に入って いる。
したがって、
かれらはこの順序で本件の官職について問題と
されるべきである。
反対意見 ポlリェソン、
ヴィlスランデルおよびオlクヴィストは反対意見を次のとおり述べる。
ピョルリングに関して、
本件において知りえたところによれば、
彼女は高裁における現職に最もよく適していると
考えられる。
したがって、
われわれは彼女を推せん順位のなかに取り上げることをしない。
なお、
添付書類として不服申立の教示が記載されて
いる。
その文面は次のとおりである。
裁判官職推せん委
員会の提案に関
する不服申立事件は
、政府H法務省ストックホルム一O
、一一一一一一一一一〔郵便番号|引用
者注〕に対
して抗告によりなされる。
抗告状は遅くとも一
九八二年一月一一一一日までに政府に到達しなければな
らな
。い
また、同日は決定が延期されたが、
ストックホルム地裁
部長判事織についての意
見(資料)が寄せられて
い
るの
で、 その若干を摘記してみる。行政的能力が問題とされていることが注目を惹く。(幻)高裁長官スカールステド352包門)(一一一月八日) (M)
グレンヴァlル(の『Oロ〈ロ=)はすぐれた高裁判事である。
かれは
勤務期間の長さのゆえに高裁の副部長判事にすることが問題とされている。
グレンヴァ!ルは高裁ではなんら行政
の
経験をもっていないが、地裁部長判事臓に適任であることに反するなんらの理由も存しない。
高裁部長判事ヴィルヘルムソン(君子巴日開問。ロ)(同月七日)
グレンヴァlルは私の部に約二年半執務している。
か
れは有能な法律家である。き帳面で、協調的で、
ユーモアに富む人柄だ。
仕事上の能力はすぐれている。
かれは行政
的能力を発揮する機会をこれまでもっていないが、それを疑
わせる
理由は全くない。
私は
、グレンヴァルは仕事の指 導者として部の仕事がうまく機能するように配慮できると考える。過重な労働負担が生じたとしても、かれはおそら くそれを克服できるであろう。私に判断できるかぎりでは、かれは地裁部長判事職への適格者である。
行政高裁長官モントゴメリィ
(玄gsmoB2可)(同月七日)
グレンヴァlルは実務的な学問におい
てきわめて価値あ る寄与をしており、これはかれの明らかなメリットとして考慮されるべきである。
正規の政判官職
ちなみに、この地裁部長判事峨への中読者は、右のグレンヴァlルのほか七人いたようである。次の二例は、一九八五年六月一八日、正式の会議において決定されたものである(不服申立の教示については前述と同
様
) 0 第三章 175
第四例イースタード(ペEL)地方政判所所長判事職(F。三一)について
に実証された執務を援用することができる。かれの本件の官職に対する適格性に関する資料にかんがみ、当委員会は かれを最適格者と認める。もっともエlリクソンはすでに六O歳に達しており、当委員会の見解によれば地裁所長判
事への任命は通常、六O歳に達した者については行なうべきではないのであるが、本件においてはエlリクジンの年
申請者
176
地裁
判
事
ポl・ エ
lリクソン(
∞
o?5
。
コ)、高裁
代 理
判事 エ
lリク・
エセ
lン(町
子 何回目含
)、
地裁判
事
クラエス
・へ
裁判官任命・英成制度の現状
同
ルlノ
・ホ
lカ
ンソン(同C
Do
--与白口出問
。コ)、
向 。 フ
ロlル・カー
ルソン(回
「
Oリンクソン(
のZ 円穴 R
一回目。ロ
)、
2
23ュr
oコ)
、
(z-一
回回
。ュσ「午】口小)、川裁判事トlシュテ川ポl・
レンテル(ロo「gZ「)、
地
裁所長
判事 - 一 1
ルス ボ
lリェ・リ・ネ l
地 裁
判事ボ
l
・
ルンドグレーン(ロoE
E∞ Z
コ)、高
裁判事 イ
ングヴァ
ル・ペ
リン・リンデレiヴ
(同,YO円m ZコF-
コ門TLoh)
、
(回」んい「ロ∞〈日・円一uωの「)、
同
スヴェン
・ヴェ
ストベリィ(ωtgロ ン
グ包括
〈
白「
勺
巾吋ユ
コ∞)地裁
、判事 ビ
ョ
l
ン・スヴァ
トベック 宅2手巾『∞)および地裁判事ロルフ・トルlルソン(目。一向叶E一回目。ロ)
抗せん順位
第E部
1 エlリクソン
2
レン
-ア
ル3 スヴァトベック 理由 リネlは六二磁を超えており、定年の下限までに三年未満しか残っていない。それゆえ当委員会は、かれは問題外 だと考える。
その他の中訪人
全員の本件の官臓に対する適格性を総合的に判
断して、当委員会は、エIリクソン、レンテル
お
よ びスヴァ
トベックの順
に問題
とされる
べ き だ
と考
える。エlリクソンは下級裁判
所裁判 官
としての長期
にわ
たる十分
齢は任命の妨げとされるべきではないと考える。よって、当委只会はかれを第一順位に挙げる。委け(会はかつて、地裁
部長判事峨
への
任命 に 関
する
事件 に
おい て
、
レ
ンテ
ルとスヴァ ト
ベ
ックとの順位
について見解
を
示
したが、木 件 に
レンテルを第二順位、
おいてもそれと具なる判断をする理由は存しない。
すなわち、
る。 スヴ
ァ
トベッ
クを第三順
位
とす
第五例
スヴェア高等裁判所判事兼第一部副部長判事峨(F。
二九上二ο)について
申
品目
者 高裁判事アンデス・アンダショ
ン (m『虫Oロ)、同lシュ〉DF吋凹〉Elド。コソン(戸出「凹〉ミ正回・ィアルヴラ目)、同スヴェ ン
・ベlリング(ω〈gF一zm)、
同ベングト・ピョlンベリィ
SSM-
∞志
「コZ「ぬ)
、同スヴェン・
ボ l
ルテ ( 印〈g
目。
一Z)、地裁
判事ロ
ルフ・ダlルグレー
ン(月
oロロ与
一閃「
g
)、高裁判事 一一
lルス・イ
ェlネ
ル(ZF
のg己
一)、同
カイ
・グ ラ
l
ン(宍
と の竹調査官ZZグローブゲレンナルトル裁上高最、)・ド(「25『【の『0σ官一己)、
内裁判事代行兼副部長判事オ
l
ケ・ホルムベリィ(〉Z=。一ヨZ品)、fM裁判事ハンス・パルムクランツ(}Z52502コロ)、同クラlス・イョlラン
正規の法判官職
-
パルムグ
レー
ン(02
00
『S
裁
E E
mZ
コ)、同
代理判
事 ハ
ンス
・。
へ1 タ
l
シ
ョン(ご吉
山 勺2
38コ)
および高裁
判事
アンlクリスティlネ
・ザックリソン
(〉ココihrzEZNZF50コ)
アンダ
シ
ョン の
申請
は中治則
間経過
後
に到達
した。」の
中請が他のそれ
と同様 に審托されるべきか存かは
、当委員
泊三l;î
しかし当委以会は、
右申訪を合めて小訪人らの本件の竹臓に対する適格性の判断を 会の判断に属しない問題である。
17ì
-J£っこ0
4T4J JI
178
推せん順位アンダション
義成制度の現状
2
ホルムベリィ 理由 申請者全員の本件の官職に対する適倍性を総合的に判断して当委員会は、アンダγョンおよびホルムベリィがまず問題とされるべきだと考える。かれらの過去および現在の官職における執務は十分に実証されたものである。アンダ
裁判官任命
γョンおよびホルムペリィは本件の官織に対する適格性において同等と考えなければならない
。こ
のような事情のも
第E部
とでは、勤務期間の長さが決定的ファクターとなるべきだと考える。よって当委員会は、アンダションを第一順位に 挙げ、ホルムベリィを第二順位とする。ホルムベリィの次に誰が問題とされるべきかについては当委員会は、見解を決定するに足りる理由を見山すことができない。
なお、委員会の推せん決定と政府の任命との異同関係については、例外的事例を除くと推せん決定どおりに任命がなされているといってよい。すなわち、一九八O年七月一日から一
九八
一年六月三O日ま
での
一年間
次のよこの期間に委員会は合計九一件の任命に関する築件を取り扱い、うである。 とみについてる 一OOのん口峨(正規の官職は八O)
について推せん決定を行なった。これに対して政府が推せん決定と山内なる任命をしたのは、事後に巾討の取下があっ(お」たり
、申
請が申請期間経過後になされたなど形式的な理由によるものを除き実質的には僅か五件にすぎない。
待遇
、昇進
、生活環境等
右の推せん決定のなかに俸給のランクがF。二五l二七などと表示されていたが、Fは通常の公務員の給与のカテゴリーを示し、oは信任状等をもって任命される正規の官職の意
であ る。(お)するといってよい。 F。二五は行政官の局、部長の給与に
相当 裁判官の給与は、検察官、執行官その他の国家公務員のそれと比較すると、大差はないものの最も高いといえる。一九八四年におけるJUSEKの組合員の給与状況に関する調査結果によると、である。 給与(月額)の中間値は次のとおり
裁判官(非正規のそれを含む)一二、
九七六(クローネ)
検察官一二、五五五執行官一一、七三六
正規のl主判官職
'?� 警《円
一二、六O五
中央国家行政部門(同会、
行等)一一、二四O地方国家行政部門(県中央行政庁、大学等)
九 /==二 高年齢層(一九六O|六四年大学卒業者)で比較すると、より明らかな差でもって裁判官が最高に位するこ
とが
わか
出三ìi(
る。すなわち
、一万五000クローネに達しているのは裁判官のみで、
他はすべて一万四OOOク
ローネ台以下で(幻)ある。もっとも、在年間(一九七五|七九年大学卒業者)では、検察官、執行行よりもやや劣っている。
179
この
ような給与の現状に対して裁判官の間には給与が低すぎるという深刻な不満がみなぎっているといって
よい。
180
だが、
この不満を解消するための現実的対策はおそら
く存在しないように思われる。というわけはこうである。
スウ ェlデン社会にはあまりに大きな所得格差
は存
在すべきでないという一
般的観念があり、政府はこれに基づいていわ 養成制度の現状
ば所得平等政策を舵進してきた。
その結果として大学卒業者一般の給与は現実にかなり低く押えられている。
加えて
大学卒業者間の給与についても職種のいかんを問わず平等政策が可能なかぎり追求されるから、裁判官の給与だけを とくに点くすることはまず不可能ということになるので
ある。裁判廿のなかからは、裁判官の給与を労使の団体交渉(お)にゆだねる現在の方式を
やめて法定化
し、その代りにス
ト権を放棄することにより用額をはかるといった提案も
なさ
れていふ問、これに対しても直
ちに他の裁判官から反
論が提起されてお (円、結局妙案はない、とみるべきであろうo
裁判官任命 抗日部
すでに述べたように、正規の裁判官職は現在ではすべて終局的なものと考えられており、原則として昇進は予定さ れていない。地裁部長判事、三大地裁以外の地裁
所長判事および高裁副部長判
事の臓は公募されるので、希望する者 はこれに応じて巾訪することになる。他の裁判所の
同格の官職(地裁判事と高裁判事は同格である)に転任を希望する場合も公募に応ずるしかない
。右
の推
せん決定にもそのような事例が
みられたとおりで
ある。
慨して終身同一の裁判所に在任することが多
いのではないかと思われる(北辺の任地は別と
して)
。英
文のスウ
ェl
デン法の出翰な概説出中川口三一一司『OBE35ωヨ22の北ハ若者であ
り、
またスウェーデン訴訟手続法の英訳者とし
て国(犯)
際的にも名を知られるブルセリウス(〉コ母円凶∞「己NOE
凹)は、
一九四七年以降ルン
ド地政(当初は
ルンド都市政判所
)に
一九七七年に退守するまで同地放に
とどまった。
きわめてすぐれた裁判
官であり、
長ら くルンド大学法学部の講師も勤め、同大学名誉法学博士号をもっ。スウェーデン語の法律学に関する
著作も相当数ある。その能力・識見からして求めればより上級の裁判廿峨に就くことができたのではないかと想像さ 在任し、地裁判事、地裁所長判事と昇進し、
れるが、もの静かな中世的雰囲気を漂わせる大学都市ルンドで実務と学問を両立させる道を選んだのかも知れない。いずれにせよ、このフルセリウスの例は、正規の裁判官は自ら欲しなければ生涯同じ裁判所に在任できる(あるいはしなければならない)ことを如尖に示しているといえよう。スウェーデンの民事訴訟は完全な集中した口頭弁論主義を採っているが、それを現実に可能ならしめている要因としてこのような裁判官の在り方があると考えられる。最高裁判事にはキャリア裁判官のほか、法学教授、検察官(とくに検事総長)、弁護士からも任命される慣例である。(鈍)とりわけ法学教授から任命されるケlスは多い。最近では法務大臣から最高裁判事に任命された例もある。任命にあ(お)(お)たっては事前に最高裁の意見を徴するのが確立した慣行といわれる。法務大臣から高裁長竹に任命された例もある。これらの事実は、この国における正規の裁判官職に対する高い評価ーーもっともこれは裁判官に限られず高級公務民職一般について妥当することであるが(大臣から行政庁の長官に就任する例は珍しくない)ーーを例証しているといえよう。
なお、多数の高裁代理判事や判事補が政府各省その他裁判所外で活動している事実は前述したが、正規の裁判官についても休職して裁判所外の職務に就いている者は決して少なくない。一九一
/一年の官公職者の名簿をみると
、政府各省の法制局長のほとんどは高裁判事であり、また新聞オムブツマン(巳EEZZEY285zrヨg)は地裁部長判事、 疋規の政判rr職
公共背情処理委員会(巳冨郎DEEr-3Eoコ∞忠ヨコ品。コ)の委員長は高裁判事である。
な(る37ぃ。 さ
カミさ 古し、
資料 カLだ 一九七三年一O月一日現在における山、地裁の正規の裁判官の職務を調べると次のように 数場
-aTaaT
裁判所勤務裁判所外
暇:休 戦
?官三市
高裁長官
ー』ー・ノ\
ー-'-
/,
。
。 181
同部長判事
。 一一一 一一
二四
可川川町中・〈引刀打什仁ド-zUHAlf」斗吋JJヘ一一f
。
一一一/
182
同判事七三(二
四 九
地裁所長判事同部長判事
。
ブL
四 f、、一 一、、_;
裁判官任命・詫成制度の現状
四六(一)ニ六
八
(八)二九
。
同判事
一一 一一 一一
*かっ
こ内 は空席を示す。**賃貸借紛争処理委員会の執務は裁判所に算入した。
***休暇中には病欠、セメスタl、兵役等を含む。なお、官職者の数と裁判所勤務らん以下の数字の合計とが合わないが、それは休暇中であるのに職務を行なっ ている者のなかに算入されている者が一部あるからである。
mn部
労働者としての裁判官(
いわゆる管理職も含めて)は∞〉のO訪問(大学卒業者をもって組織する労働組合の全国的連合体
)(お)傘下の(jUSEK)法学士・社会学士・経済学士組合に所属し、同組合のなかには裁判官部門がある。最高裁判事や(お) 高裁長官も組合員になることができる。
なお、
別に裁判官の私的団体としてスウェーデン裁判官協会(ω〈2mg念日号
(ω) 『05cE)が存在する。ちなみに、
検察官や警察長も右のJUSEKの組合員である。
裁判官の政治的活動は自由であり、少数だが地方自治体や国会の議員になっている者もいる(もっとも、裁判
官 治的活動にあまりにも消極的だという江見も、裁判官のなかにある) (川町) は政
。し
かし、やはり裁判官は他の大陸諸国の官僚裁判官と
同様に無名の
仔在
だと
いっ てよい。スウェーデンの裁判官は一、二審
にお いても少数意見を表示できる点はより顕名(位)的であるが、政治的、社会的に重大な閃心をよぶ事件が裁判所に登場することは比較的少ない。したがって、裁判官の判決意見が一般世人の注目をあびる機会もとぼしい。最高裁判事は「無名の最高官職」(522332。豆oσ)と評(日)されているほどである。
だが、このように無名の高級官織にあるとはいえ、スウェーデンの裁判官はわが国などの裁判官と比較すれば、社会ないし市民とはるかに密接な接触をもっ生活を営んでいるのである。この点について、すでに一O年以上前のものであるが、
地方裁判所裁判官協会(∞〈包∞25mm『EEOB白『叩訟『gzm)が行なった興味深いアンケート調査の結果があ
(川判)るので紹介しておこう。この調査は一九七二年になされ、四二六人の裁判官にアソケ1ト用紙が送られた。うち三八五人が回答し、回収率は九0
・三
%の高率であった。質問は過去一0年間に、第一グループH国もしくは地方自治体の議員またはその議会により任命された理事会もしくは委員会の構成員、第二グループHその他の政府機関における理事会または委員会のスポー
ツ (もちろん複数回答がある)0 の答えの内訳は次のとおりである人その余の三五四、かに=二人僅全答よ、ればく与したことがないという者は関に として関与したことがあるかグループHその他の団体における理事会の構成員うものであっ、といた。回員第四成、 団体およ文る化びこれらと同種の団体におけ会理事、の構、企業、経済団体・栴成員、第三グループH銀行
第一グループ
回答者数一三八(
人)
正規の段下:j'庁職
国会
九参事会地方自治体参事会
プし
地方自治体理事会等
一一 一一一 一
第三市
地方自治体委員会一O九
183
教会会議等
九 第二グ ル ープ同符有数二二六(人)
保護観 察委只会
一二九
184
精神病者退院許可委員会等
八五
喪成制度の現状
賃貸借紛争処理委員会等
一O五 道路委只会等
二七
大聖堂参事会
裁判官任命
第三グループ
同附作者数
三二九(人) 銀行
四八 労働組合
、賃借人組合、
居住権者組合
八九
第E部
スポーツ団体
五四 芸術団体 博愛団体五四 P
・T -A
_L..
ノ\
第四グループ
四日作者数
二二 九(人) 環境保護団体
、禁酒団体、在郷軍人会その他
多穐多様な組
織・
団体が列挙され
ている。 以上を要するに、スウェーデン
における正規の裁判ηの地位ない
し在り方の尖態は、その特異な養成、任命過程に みられるように、英米と大陸の裁判官のほぼ中
間的位相を占めると
いえるであろう。そこにはキャリア裁判廿
システ
ムの長所を保持しつつ、
その欠陥を克服するための経験的英知の発現を見山すことができると忠われるのである。
四 結
垣間
スウェーデンの司法は長い伝統のなかで、「聞かれたキャリア制」ともいうべき独白のキャリア裁判官制度を発展
させ、佐立してきた。そして、
その長所はひろく承認されていると
ころである。しかし他方、この制度の内蔵する問
題点も自覚され、
批判されてこなかったわけではない。す
でに一九四三年の裁判官制度
調芥会が一九四六年に提出
し
た抑止川書において、弁護士や検察
官の服務経験を有する卓引を裁判汁に作用することのメ
リットと必要性が指摘されて(何)いる。
同様の意見はその後の裁判行制度に関する政府の立
法関係委民会の報代芹のなかに相次
いでw牧場してくる
ので
(は山)ある。そうし
てその頂点に達したのが一九七二年の裁判宵制限調有会が一九七四年に提川
した『開かれた決判竹原』
(ωCC5足ぃgou宮山Z仏05白『宮口白)
と題する報告苫であった。
この報竹引いいにおける委丸会のな見
(それは委日会に対す
一種の法曹一元制度(ノルウ る法務大臣の指示の基本路線に合致するものである)は、現行の裁判官腔を似木的に改革し、(灯)ェ!のそれを日指しているといってよい)を採用することを提案するものであった。河然のことながらこの報科書はスウ
iE民の段、I�IJW職
ェlデンの司法部・法曹界に激烈なショックを与え、これをめぐる激しい論争がくり拡げられた。
このス
ウェーデンにおける法的一后論の内容とその民間過程を検討することは
、現代スウェーデン司法の問解のた
めに
豆.史であることはもちろんで
あるが、
わが同における法門
一一応の問題をより広いパlスベクティヴのなかで考え
る上
でも
有益
であろうと考える。そこで
、現状の紹介を主たる目的とするmE部は以上をもって終り、的知N部におい
第三市
てスウェーデンにおける法曹一元論というテ!マに迫ることにしよう。
185
(1) (2 ) の吋οロg宅F続について命任は公務μωいし詳立1∞∞に-m-m-mzp。 瓦以下)。I部第二広三m(八二
186
(3)政府により任命される官職には、長行般会qr与え云コえ233、特別申清職(ヨヨ3zzmm去コ凹Z吋)
およ
び推せん職(Baum凶云ロ凶后吋)の三つがあるom一は特別申Jや中古川なしに任命されるもので、中央行政庁の長(目、県知事および最高裁判事などの職がこれに回するom二は政府に対する特別申請に基づき任命されるもので、その任命子統についてはとくに規整されていない。ムけ川北部長判事および三大部山の地裁所長判事などの職がこれに属する。第三には上記以外の地裁所長判事
、高
成判事、地裁判事および大学教皮などの職が属する。この職について詳細な任命子続が規定されている。いけ同裁判官で、同会議以(栂他統一党所属)であるエ!クストレlム(〉=g巴G円みヨ)は故近、国会の労働市場委員会(〉巴)に対して、第一、二の職における任命が客観的事山に必づきなされることを判保するために、第三の職におけると同慌の任命手続をとるよう法改正を求める動議を提出したが、同党以外の全委員の反対に会い否決された、と語っている。〕巴∞何回ハN\∞品目・N0・(4)ωocs口一色Z可仏Oヨ20一凶包EEm門司∞己Oコ∞・ヨlg・
なお
、長官会議の構賞品については後掲注(ω)参照。(5)印〈gmぬ印凹EZEZE常呂∞同凹・∞ω・本文記載の順序は同書のそれによる。なお、委此会の構成および運営の実態については、Z}印0・巧gFm,『吉云コ凹ZFE呂田口以ヨEg印〈巾『rZ572lqpzコroZ「O与435Eぬ「・∞〈]吋巴∞ω∞・ωN18に詳しい。それによると委此の任命は、故高裁および行政技内政判事については当該裁判所の、高裁および行政高裁長官については各長官らの、その他の裁判官については裁判官の利益団体、すなわちJUSEKおよびスウェーデン裁判官協会の提案に基づきなされる。〉・ω・凹・ωN・(6)宅gR-ω・ω・凹・おおよび同委員会勤務の高裁代理判事パル
ム(
叶O叶えgEE)とのインタヴューによる。(7)基礎資料の公開は、申前者をして委は会の判断の基礎が正俗であることをコントロールし、そうでない場合には抗告により、誤った情報が任命決定のための基礎とされるのを防止させるために、法的保障の見地から重要だと考えられている。なお、右の資料が公文書として公開の対象となる時点は、委員会の案件の処理が終局したときである。宅gR-釦-m-m・8・(8)君。ロロぬ認可OPω・ω・凹・∞H・(9)何ユrzo一sr巾『monrZ己目ωCO円HMAc-凶?の円ロロ丘 白mR
ロmw(Hmw∞O)目・ω∞吋・(叩)t〈2g巾吋mSF白-m門・(日
)
。そのような例として第一章注(ω)参照〉-P目・昆・い。裁判官職への任命は問題とならなもちろん こ、合はた場しとが判明後格である適に不了した者でもそのを判官養頃教育政、・完3Fm白・ω-g-ω印lしたがって2
第E部 裁判官任命・養成制度の現状 (ロ)ωocS三一宮∞・5f宅のココぬ「ぬ『ぬコ岨戸田・凹・2|∞∞も参照。(臼)宅巾コロ巾「ぬ「3・白・ω・
(M) 出 ・沼・
マッツおよびヴアールストレlム
とのインタヴューによる。
(日)
この協議については執行ηの任命に関するものであるが、
興味深いケ1ス
が]己ωロ穴誌上に載っ
てい
る。それは国税庁
がイ
ョ!テポリィ執行VM
の執行官長の任命を提案したところ
、同局の執行行
二O人(
JUSEK
所属)が一致して、かれの 執行事務の処刑祉の仕万はあまりにも効率性の重視に走
り、
法的保障を斡んじ
ているという理巾で、
任命に反対
し、国税庁との 同議が続けられてい
る、
というものであるD
ちなみに、
任命候補者
はω吋所属で、
ω吋
は任命に賛成だとのこ
とである。〕C' ω巴ハミg
m-HM・なお、
執行官制度につ
いては〔補説〕第
一 四 (一九九頁以下)参照。
(日)
ωOCE立hg
∞-E・3「O一o『回。一LSm吋ユ『Earmω「(NC刀1・5コ
)目
・己・拙沢五頁。
(η)
政年長者はいずれも政判所外でT仕組の裁判町職と川クラスのポストに在り、
政刊行への転山を志唱した者のよう
に思われ
る。
本文の去には任命前に疋規の政判宵と川格のポストにあった者がいけ川裁判事につい
て合計五人、
地裁判事につい
て一人含
ま
れている。
iE規の故判1官職
(日)
委員会の採用する転任に関する原則によれば、
所長判事または地裁部長判事につい
ては最低五年、
その他の裁判官(高裁 副部長判事を除
く)については最低二年、現花の
職に
布任したこ
とが要求されて
いる。
その理由は
、ひんぱんな転
任は通常、
執務の
成果に悪影
響を来たすと考えられるからで
ある
。高
裁副部
長判事につ
いてはまだ
転任が問題になった事例
はないが、ヴ
エン
ツは 二年在任のル!ルを適川してよ
い、 と述べている
。なお例外的に
、十れの在 任期間が経過しな
くとも本人また
は家族の
健康上の四巾などによる転任が
認められるが、
転任希明日地に
家族
が目的住して
いるとか、
そこに円宅があるとか
いうようなこと は例外の事由にあたら
ない、
と解されている。
けだし、
そうしな
いとひんぱんな転任を防止するための原則が容易
に空洞化し
てしまうおそれがあるからである。巧gR-防-∞-m・8・
(問)裁判官歴に入るとは、
判事候補生に採用されることをいう。
(初)ボ
!リェソンは司
法行政庁長官であり、かっ、この委此会の委日長である。かれについては第W部第一章注(ω)参照。
(幻)
この問題につい
ては、県中央行政庁
等における執務を
、裁判所におけるそれと
川栴視すべきだと
する多数意見と、これに
反対する少数立
見との対立がみられたが
、政府がら数而けいはを採用したことで問問ば決行した。巧gR-同-m-凶-AM・
(包)和議協会本部(〉円roERgF『ロ一g)とは正式の名称を「和議およ
び破産市件
のための商人間休木部」
(}ハSヨ
白コロ白芯『25・
第三市 187
188
2522zzこrRro「r,。円rroロrc『間以円。DLS)といい、ば務省の債務超過ないし支払不能の場合に任ぷ和議の成立を促進することを円的とする。出成はは主に企業であるoC吋凹者巴白ヨSF【ハODrz「凹(巴認)∞・50・(幻)スカールステドはLL部ノルランド向裁、ヴィルヘルムソンはスヴェア高裁、モントゴメリィはストックホルム行政高裁。(M)グレンヴァlル(ωgC55『のらコ〈白一一)は申話当時スヴェア向裁判事であったω〈gmgmg門間EZE25gm-N記・(お)吋ESZEZF∞印コUBロ門目。ロ『守口oヨ印【O一mdumgισア〈ぬ品目ヨ72与の門医zroHC∞O\∞H凹-Nlω・(お
)印
〈ぬ円高何回
目E円mE一gp
「巴∞N凹・ωN18・なお、大学教授の給与との比較については、第I部第二章四(八八頁)参照。(幻)」己ω巴ハミ∞印∞・5ーロ・ちなみに、国家部門の給与を私的部門のそれと比較すると、k級の職につい
て H(お)〈gum-『牛2HU∞ 序訳注(口)叩明記のO丘一UEは三帯口の著作と同一のもの)(円以後の二つはスウェーデン訴の題名も有し、 (]{ゆ∞C)・ 開口∞一一回「l印君。ι27222ミ0同「高知一吋耳目印〉(VOロ巳凶ぬ〉足。吋山田『己NO一-ZF子宅伊コ∞∞店含g牛富山ユωl「o巳mmZREコぬw 〉見。『凶∞ENO一-53品開『子巧帥コ∞∞円。ι?のOロ己目。∞毛色凹「lpmtmrgo回目白ミ0『「呂田一叶222Sω)一一仏国RFO円叶 。『〕C去の一巳可『Oのめ門日ロ『ぬ(Hhvo∞)門「ぬ∞宅内山門-27のO門目。〉ロ門山内「回国「己NO一吉田同コ仏河C門「回白仏mw円のEmrc円・m(門『白コ凹)・ nz-一司『onoιc円。一コ∞巧ぬ門目。ロ(HC∞印)河口門「回白門戸内「の5mrcH・mE丘〉ロ仏巾吋問団『己M目白ロcp 参考のために、(沼)かれの英文の著作(単行本のみ)を列挙しておく。 い・H臼lωCCESL吋m-E∞る場合が多いては特別が設けられてい、もっともある。北辺の地域につ。 定の勤務が要求されるようで現職における一規則または実務上、公務員の申請に基づく転任については、(訂)裁判官を含め、 お・5ーロ・な巴ハミ∞印∞」己印何回ハミ∞品目∞ー口参昭一。・5(却)」巴 (mO)」cm何回ハHN\∞品目・8ーミ・ 筆者は当時スウェーデン明学中で実際にそれを品開する機会をもった。 九七一年にはストライキが行なわれた。一給与問題をめぐって現実に検京官や件前戸川長等もスト権を有しており、(お)裁判官、 印・ωて指摘されている。〕己ω何日ハM\∞品という二重のアンバランスが周知の事実としの職については尚い、級・ く低、逆に下は
-m
・円。N・(出)(お)一九八三年一一月一O日法務大臣ライネル(02月巴24は辞職し、直ちに最高裁判事に任命された(但し、
養成制度の現状 裁判官任命
部E部
一九八
I巨規の政判官職
四年一月一日発効の条件付
して 円以とかも知れぬが社会民主党税とまではいえないいては、大国辞任が脱) 。もっともこの任命につ
ふさわしからざる常軌を失した節税行為があるとして新聞の激しい攻般を受け、
パルメ首相は結局かばい切れなかったこ
とにある、と一般に受け取られていたこと、
円以内裁判事任命にあたっては故山哉の立向を事前に聴取するという従前の確立し
た慣例を無視したこと、から批判的立Hんが強かった。ライネル(一九二五年生まれ)の経院をみると、高裁判事補、高裁代理判事、日裁判事と裁判官庇を外進し、その間に法務省における主安な行政職を粁験し、一九七三年に郵政庁Z22272
)の
長官となり、
一九八二年に法務大臣に抜てきされている。
きわめて優秀な裁判官山身官僚の姉かしいコlスを超スピードでば
く進してきた人物といえよう。そのためか、
かれの最高裁判事としての能力には最高裁判事たちの側でもほとんど批判はなく、
批判は主として政府の慣例無視に向けられていたようである。
他方、
パルメ首相円身はライネルを完全に信頼してお
り、大臣辞職は私的理巾によるものであって、かれはすでに一六年前から最高裁判事に適任だったと述べていた。(ちなみに、大臣の給与は月額一万八、O四Oクローネであるのに対し、最高裁判事のそれはF。一一一五"二万二、八O六クローネなので、約二五パーセントの増額となる)。以上、ロおg∞Z可720F∞〈g件ロおZ包07何一円匂「ぬ印目。ロ三紙の一九八三年一一月一一口付記事による。節税問題についても右の記事に詳しい。
経歴については〈∞ヨ昨己25巴の該当項目(m-∞忠)を参照した。
ところが、その後、事態は思わぬ変化をみるにいたった。ホ任命の数日後にパルメ首相はライネルを強く批判し、かれを松山政判官に任命したのは過ぷだったと発Jした。その押収以には、パルメが知らされていなかった、ライネ
ルの節税問題の一環であるスイスにおける株式取引が明らかにな
ったことなどから、パルメはライネルに欺かれていたと考えた、という事情があったようである。加えて政判所の労働組合からの反対もあったらしく、ライネルは以いけ川政判事職への就任を辞退し、ついで宅附のあるスヴェア山裁判事臓に応拡した。この応募は社会的関心を集め、舵せん決定前に新聞の質問に対して、推せん委日会の香川片ボ!リェソンは原則的立川んとして、問委けは会は政治的問題を考自に入れる道徳裁判所ではない、比判ん日職の中前人に対する総即日大限の立見といえども、委此会においては一弘人のそれとして判断の資料とされるにすぎない、一般諸としてライネルは任命のために卜分た資栴要件とメリットを具備している、とJった
。委
川会の推せん決定のための会議Uは一九八四年三月七日に予定されてい
たが
、新山は推せん昨尖という観測をしていた。ロ白mgMZ同72司区\N\巴虫・
189 第三積
190
果せるかた委礼会の惟せん決定は、一一人の中抗告(うち一人はいを川に中J取ド)のなかでライネルを推せん順位の第一に学げた。その即山は簡巾で、かれが此判官時に日以もはγく入っているので、まず任命について問題とされるべきだ、というにすぎない。しかしライネルは、
政府が任命の件を決定する前に申誌を取り下げてしまった
。その後印〈の『日の凶閉店門出玄一g仏ぬ『に登岐される官公職には就いていない。
山身地であるイェlヴレボリィ
(のをzg£)県の知事候補の一人として噂されている
も
のの、パルメ首
相との悪化し
た関係からみて、その任命の実現は疑問視されている、といわれる。
以上は高裁長官ラ
ンダlル
からの回答およびそれに添付の推せん決定書による。
(お)ライネルの前々任者ヴィンベリィ(ZFS宅
5Z 品)は、一九八一年に法務大臣から下部ノルランド(Z包ZZo三gL)向裁長官になっている。かれは同高裁判事で穏健統一党所属の同会議円以であったが、一九七九年に高裁判事から法務大臣に就 任したのであるo〈ωヨ庁内山25∞mm-HMOO- (幻)印CC52HC0・凹・MM∞lMM匂(σ一一位mpH)により作成。
(お)第I部第三章注(4)、〔補説〕第二ニ(二O六頁以下)参照。
(mm)詳し
くは{補説)第二(二O
六頁以下)参
照。
(判 )スウ
ェー デンにはかつて多様な裁判官同体があったが、一九七二|七三年当時には、スウェーデン裁判官協会(印〈ぬユ官印 仏OD】白『巾Z55仏)
、ス
ウェーデン地方判裁明政判官協会百合35mg
ω〈ぬ「百25∞∞早口出品。BP『巾)および上告調究官協会(HNO- -20ロ凹
凹呉55
32 E52コ∞g)の一一一つが存在していた。スウェーデン裁判官協会は後二者の上位団体であり、判事補以上のすべての裁判官が入会資格を有する。これに最高裁や高裁の裁判官は個人で加入しているが、後二者の会只は団体を通じて加入していた。ところで、地裁裁判官協会は地裁の正規の裁判官および賃貸借紛争処即委は会の事判官のみを構成比とし、判事補等には入会資格を認めていなかった。それにもかかわらず、同協会の活動は円以もアクティヴで、古くから豆要な法作分野および裁判制度に関する法案等について、同協会は政府からな凡の表明を求められる私的同作(レミス機凶)の一つに属するとされてきた。のみならず、一部の正規の此判官の任命について怠けんのいえ明を行なう片山口会議(℃「gE2与三一兵5)に二人の代ぷを送っていた(長官会議は円以高裁首附判事、各尚此長官および地裁裁判官協会からの代表二人で附成された)。これに対して、スウェlテン裁判官協会の活動は主として間際的な而にかぎられ、間際裁判官協会(C23FZ「コ220コω一。母国三喜三『白門町)の加出凶
体であり、法務省から若干の国防扶助を受けている。また、上告調査官協会は会川数もきわめて少なく特記すべき活動もみら
裁判官任命・養成制度の現:tk 正規の&判官l倣 第E部
れなかった。このような状況のなかで政判官協会と地裁裁判有協会との統合の必要性が政判官肝のあいだで認識、強調されるに至り、一九七三年一一月一七日に統一化が実現されたわけである。それに伴い、地裁裁判官協会の有する法案等に対する立凡表明および長官会議へ代点を送ることはすべて新しい裁判官協会
(前 述のとおり名称は従前の此判官協会と同一)が行なうことになった。なお、統一当時は行政法判所の此判訂(行政位向此判事は従前から例人会はなので別として)は、技術的な理山から会員とされなかったが、現花では同様に会民資格を認められている。「R∞1肘『子叶二一5∞F何ロ円一05白『巾O「mSEEDぬ一一220九ωニ→巴芯∞-N511NH∞・Z三円札。ョロ「明。「ZE・∞〈]叫,巴三回・忠∞lMm0・(引)アス
ベリlンハル裁判事とのインタヴューによる。
(位)少数意見は評議調苫の必要的記載事項である(法」ハ計三条八号)。(幻)何M℃「巾回目gfHH\】同\]@∞ω・(叫)内山「一一-Dヨニspuoヨロ「一与『のコ凹弓)一σココMH122rr
・ω
〈]同,E吋ω目・巴印11印M∞・この調査は、裁判行は社会から隔離しており
、「
記録に'川仰をくっつけて明り、決して窓の外をけんない」という新聞その他各方f聞からの批判を契機として行なわれたものである。一九七二年の裁判官制度調究会に対する法務大臣の指示のなかにも右の批判に似た論調が示されている。ωOCSEH S 一九八三年)四頁以下参照。研究年報4( ノルウェ(灯)〉・白・ω・自・ーの裁判官任命制度の概要については、拙稿「法曹一元(論)の試論的検討」神奈川大学法学研究所 紹介る。があーにその概民の・ca凶2u(必)ωOC52 印吋凶・5い(必)ωOCS怠5ω10・ ー8・ョ・印
第三草 191
〔補説〕
法曹の職域 (種) と法曹団体
五四三二一一第
法曹の職域(種)慨説検察官弁護士執行官
営察長
第二
二三四五
法曹同体 概説 1JUSEK スウェーデン裁判官協会 スウェーデン弁護士会
その他の同体ここで補説として、すでに部分的には言及してきた点もあるので、やや重復の嫌いがないではないけれども、理解 の便宜上、法曹の峨域(純)および法曹団体についてまとめて概観的説明をしておこう。
第
法曹の職域(種)
概 説 スウェーデンにおける法悼の峨域(開)は実に広汎かつ多岐にわたる。このことは第I部第三車七で司法実務修習 生の進路として列挙したものをみただけで別らかである。いま、
法判の職域(純)を一覧表的に一示すと次のようにな
193
ろう。
194
(1) 裁判官 公的部門
養成制度の現状
検察官警察長
執行官
哉判官任命
公共弁護士事務所
政府各省
第E部
国家行政機関(国会事務局、国会オムプツマン庁等も含む)
地方自治体
(2) 私的部門
弁護士
銀行関係
保険関係その他の企業その他の組織・団体
次に公的、私的部門を通じて法曹とくに裁判官(出身者)の果す重要性を示す一、二の事実にふれておく。裁判官歴にある者の多くが裁判所以外の国家機関等で執務して
いる
こと に 執非正規の裁判官の裁判所以外における最近の法務省の調査によれば、ある。その分野は実に多彩でであるが、ころ としり返述べてきた繰にです、はてつい 務の分野は政府各省(総理府を含む)全一部にわたり
、ま た、各種の裁判所類似の紛争処用委員会および中央国家行政機(1) する。閃(例えば消費者保護庁、特許庁および国会オムブツマン庁等)を包一九f一年当時、政府各省の要職すなわち国務次官、事務次官、法制局長ならびに局長232325Z)およびこれに類する職にある者の約五O%は法曹であり、(2) る者)であった。 さらにそのほぼ半数は裁判宵(高裁
ま た は行政高裁の裁判官職を保有す
やや旧聞に属するが
、私
的部門につ
いて いえ
ま、四半紀前には一部上場企業の代表取締役社長の一五|二O(3) %は裁判官出身者であったと
いう
。 また、
ち 係なに、法曹と国会議員職との関にみ
つい てみると、かつては裁判官、法学教授および弁護士から同会議員にな
る者が相当数いたが、最近はほとんどみられな
い。
とくに後二者についてはゼロといわれる。その珂山はおそらく、(4) 国会の会期が秋季にまで拡大されたた
め
、あまりにも多くの時間を必要とすること
こあ
る。
と考えれているら。
法1/.7の腕j或(種)と法曹団体
以下では、裁判官職の隣接領域である検察官および弁諮士と、比較法的にみて特異な執行官および警察長について、やや詳しく説明する。
検 察
(5) 沿革
件目
(6)
ス ウ ェーデンの検察官制度は、英国の訴追制度にある程度似た面を
も っデンマークやノルウェーと異 (1) なり、フランスのそれにならったものと一般的にはいわれるが、古くからの伝統的訴追(官)制度が最近まで強く残存していた。
捕説
現在の検察官制度の確立はごく近年のことに属する。最高の検察官職である検事総長(ユZ穿一白官「巾)を長とする最
195
それまでは法務監察長官が最山の検察官仰とされていた。そし
て 一 九六四年末までは多くの検察官級は件務長や執行行の職務を兼有していた。すなわち、国家検事(mEEγ一足里氏)は県 高検察庁が設位されたのは一九四七年のことで、