九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
き裂と切欠きにおける大規模降伏条件下の力学的厳 しさの尺度
藤崎, 渉
https://doi.org/10.11501/3078956
出版情報:Kyushu University, 1994, 博士(工学), 論文博士 バージョン:
権利関係:
穿� -4 茸主
非線形き裂力学
本章では大規模降伏条件下におけるき裂材 の強度評価方法である非線形き裂力学の物理
的背景を検討する。
6 0
6 1
4 .
1 緒 日
本章では, 線形き裂力学の拡張である非線形き裂力学の物理的背
景を, まず引張りをうける中央き裂材を対象に有限要素解析により 検討する 【
1
)いは)。 非線形き裂力学の有効性に ついては, 6章において検証する。
なお,本研究ではモ ー ド I のみに ついて基本的な考え方を示すが,
この考え方は当然他のモ
ー
ドに ついても同様に適用できる。4 . 2 有限要素解析
本章において使用するひずみに関する記号を表4-1 に示す。 計算
に用いた中央き裂材の形状は図4-1 に示す通りである。 ZajW=O.2 (w : 板厚, a : き裂半長〉 で き裂半長 a を2,6 m mと変えた相似形 き裂材(図4-1のC-1材とC-2材)およびw =60mm, a =2mmのC-3材に つ いて計算を行 った。 なお, 解析はMises の降伏条件を用い, 平面応 力状態として行 った。 有限要素法により得られる値は必ずしも真の
値ではないので, き裂材同士で比較するためには, き裂材のき裂先 端近傍の要素分割方法はW, a とは無関係にそれぞれ同一にする必 要がある(図4-2)。 最小要素長はき裂材ではO.037mmとした。 真応 力一対数ひずみ線図は図4-3 ,こ示す。 非線形方程式の解法はニ ュ ート
ン ・ ラ プソ ン法による増分解法を用い . 大変形問題の定式化では ア ッ プデイト ・ ラ グラ ン ジ工法を用いた。 また, 1積分の計算はP a r k
s の方法{刊によ った。
6 2
表'{-1 使用するひずみに関する記号の説明
p
皿ax
rrøxirr.um plastic strain ε
ε
py
plastic strain in tensile direction
MM nbu FP- VA
免M
ny m幽
円ι
plastic strain in the 1st elanent obtained by FHv1
MM pu n,. VA nu
p m
一ε
equivalent plastic strain in the
1s t eほnent obtained by F�
6 3
30
! a =2
IW=20
C - 1材
( i - a)
Wmm amrn ρm
20 2 。 1
60 6 。
60 2 。
a=6 W=60
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C-2材
羽1=60 a=2
(i - b)
90
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V
き裂材(C材)
、11ノ ・i 〆FB、、
:く 30
C-3材
(単位mm) 寸法
(j - C)
FEM解析に用いたき裂材の形状 ・ 図4-1
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(i) C-l , C-2, C-3材
図4-2 き裂先端近傍の要素分割〈単位mm)
6 4
6 5
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100
E=70600 MPa
nu nu nu nu dせ QU
伺 門岡 町両
6200 σys = 358 MPa ν= 0.33
0 o 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 εt %
図4-3 FE.M解析に用いた真応力一対数ひずみ曲線
4 . 3 e f' mー l' 8 Wがき裂材における弾塑性応力場の支配因子
6 6
有限要素解析により得られた相似形き裂材(C-1 , C-2材)の公称 応力一公称ひずみ曲線を図4-4に示す。 ここで,公称応力は遠方公称 応力であり,公称ひずみは図4-1のL間の平均ひずみである。
両き裂材のき裂先端の第1要素の最大相当塑性ひずみE Fm・x.
l' 8 W
と公称ひずみ ε の関係を図4- 5に示す。 き裂先端ではe f'皿. xと ε F- zは一致するので, e f'回. x, l' 8 Wと ε Fm・x,
8 '"は実質的には同ーとみなしてよい。
図4-1のCーし Cーに C-3材においてき裂先端の最大相当塑性ひずみ
e f'田.x, 1'8'" (第一要素の値)が同じときの塑性域進展の様子を図4-
6(i), (ii), (iii), 4-7に示す . これらの図からき裂材ではE FE・x, l' 8'"(これは実質的には ε FE・x, l' 8 '" )が弾塑性応力場の支配因子である こと, すなわち, E Fmaz, F E Mを揃えると塑性域の発達状況はき裂長 さや板幅に無関係に互いによく似ていることが分かる。
以上のことは, e f'田. x. l' 8 '"を揃えたときのき裂先端付近のひずみ 分布やき裂開口形状の比較によ っ てさらに明確となる。
図4-8はE Fm・x. l' 8 '"を揃えて, Cーし C-2, C-3材における ε:の分布
を比較したものである。 また,図4-9はE FES玄. l' 8 '"を揃えてき裂関口 形状を両材において比較
じ
たものである。 これらの図からわかるよ うに , e f'由・x. l' 8 '"が同ーであれば, ε:の分布もまたき裂先端付近の 関口変位も板幅やき裂長さに無関係iこ互いに極めてよく似ている。特に注目すべきことは, C-1材の全断面降伏後のひずみ分布および 関口変位とC-2 , C-3材の小規模降伏条件下のひずみ分布および関口 変位とを比較してもそれぞれよく似ていることである(図4-8,4-9の
E
Fm・友・ 1'8",=0.17同士の比較)。したが っ て, 図4-6(i),(ii), (iii)を比較することにより,
τ F
、.,
m
•,1"8",=0.05以下では . 同一ひずみ分布がK =一定でも,
J
=一定でも 保証されるのに対して, E FEaz, F E M=0.13以上では, 同一ひずみ分布6 7
がË l' 回一 l" K
10{ =一定では保証されるが, K 一定でも ,
J=一定でも
保証されない ことが分かる。
以上のことから, 大規模降伏条件下でも,
i
l' 皿ー l" K 10{のみに よ っ てき裂材における弾塑性応力場が一意的に決まることが分かる。400
ω300
丘4
�
>, 200
b
100
。 。
Crackす=0.2
• a=2mm Ca-...d)
o a=6 CA-...D)
6 8
0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6
ε %
図�-� き裂材の公称応力一公称ひずみ曲線(2a/I=O・2, FEM)
0.20
a=6D J a = 2mm
0.15 2←d
2
kl�
�
0.10
何
仏ltoE
0.05
/
。 。 0.1
ノ〆
0.2 0.3 0.4
ε %
Crack
0.5
図4-5 き裂先端の最大相当塑性ひずみE FE・z・FKK と公称ひずみ ε の関係( 2a/ 1=0.2, FEM)
6 9
0.6
0.020"-J
d
K)==
25 .4 J
1==1 2.7 Emax.FEM=0.17
吋 0
0.015 0.010
0.005 0.0001
0.0
日EM
C
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KJ
一ム
( e
P F B M はMisesの降伏条件iこFEM)
C-l材,
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l
く 2>1
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一一一一一一…一…一一一一一一一…………………………………………………11……………………………………一02=
一 …………~…… … …一日………一一一………… … ……… … ………一……… ω 一一一一一 一九わ戸m 一Al--
211lv一
a w
き裂先端付近の塑性域の進展 基づく相当塑性ひずみ,
(i -a)
C-1
Crack_j t i p
図4-6 ( j )
0.0 0.0001 0.005 0.010 0.015 0.020�
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A B C D
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aijjjill:::: : :::!:::jjj K,=16.4 1 ,==3.8 EJ叫FEM=0.05
K
J==33
.1 1 1 == 1 5
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t i p
K,=28.3 1 1== 11 .1 Emax,FFM=0.13 K,=9.1MPa.vm
1 ,==1.2 kN/m Emax,F聞=0.02
図4 - 6 ( ii )
き裂先端付近の塑性域の進展(ë r ,. B
'"はMisesの降伏条件に基づく相当塑性ひずみ,
C- 2材, F
EM)吋
O.
020�
D'
KJ==25.7 J.-11.7 EmLx,FEM=0.17 KJ==23.3
J ,== 8.8
5max,F聞==0.13KJ==16.3
J,==3.7
Eムx.FEM==0.05吋 t\.)
0.015 0.010
0.005 0.0001
0.0
日EM
C'
市m a / 2
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LLj hm
Crack t i p
( e
r F B W はMisesの降伏条件にFEM)
C-3材,::0.
d
0.0
すー12 11lv一
(i C- 3 - c)
き裂先端付近の塑性域の進展 基づく相当塑性ひずみ,
a==2mm w== 2 Omm
|く 0.3 >1
-p
ε= 0.02
a == 6 mm w== 6 Omm
a == 2 mm w== 6 Omm
図�-7 き裂先鴻付近の塑性域(図� -
6
(i
)d.
(ii
)D.
(iii
) D・ の拡大図,P
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0.15
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図'{-8 き裂先端付近の塑性ひずみ ε\分布
日
0.030 r
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図'-9 き裂の関口変位
o O. 1
7 5
7 6
4 . 4 結 日
線形き裂力学の拡張である非線形き裂力学の物理的背景を有限要 素解析を通じて明らかにした。 まとめとして, 非線形き裂力学の原 理図を, 線形き裂力学のそれと対比させて図4-10に示す。
試験片と実物で, 最大塑性ひずみを揃えると, 塑性ひずみ場の同 一性が保証されることを本章において明らかにした。
塑性ひずみ場が同ーであることは, 同ーの物理現象が生ずること を強く示唆するものであるが, このことに ついては6章において検 証する。
&nall scale
yielding LC M: K1=K2
Large sca 1 e 11
yt �e-lcf(ng- " NLCM:ε…-FEMI=ε…. FeM2
( 1:specimen 2:real object
Same Elastlc Stress Flelds
Same
Elastic-Plastlc Stress Flelds
Same
Elastlc-Plastlc
Stress Flelds
Same
Phenomena
Same
Phenomena
LCM = L i n e a r C r a c k Me c h a n i c s
NLCM = Non-Li near Crack Mechanl cs
図(-10 非線形き裂力学の原理図
、J 吋
4 . 5 参考文献
( 1) 田中 ・ 秋田 ・ 高松, 材料強度学会誌, 13-4(1974)487.
( 2)藤崎 ・ 西谷 ・ 田中 ・ 寺西,機論,投稿中 . ( 3)西谷 ・ 藤崎, 機論, 投稿中
.
(4) Parks,D.M., Int.J.Fract. 10-4(1974)487.
7 8
第三
5
主主主非線形切欠き力学
本章では大規模降伏条件下における切欠き 材の強度評価方法である非線形切欠き力学の 物理的背景を検討する。
7 9
8 0
5 .
1 緒 日
本章では, 線形切欠き力学 ( 1 )い( 4 )
の拡張である非線形切欠き力 学の物理的背景に ついて, まず引張りをうける中央切欠き材を対象
に有限要素解析により検討する(U . (S}0
非線形切欠き力学の有効性に関しては6章において切欠き材の引 張り変形挙動のS E Mサー ボ ノマルサによる連続観察と有限要素解析
の比較により詳細に検証する。
5 . 2 有限要素解析
本章において使用するひずみに関する記号はき裂材のそれと同じ である(前章の表4-1 )。 計算に用いた中央切欠き材の形状は図5 -1に
示す通りである。 切欠き半径ρ が2mmと一定で,2ajW=O.2 (w:板厚,
a 切欠き深さ)で, 切欠き深さ a を2,6 m mと変えた相似形切欠き材 (図5 -1のN-1材とN-2材)およびw =60mm, a =2mmのN-3材に ついて計 算を行 った。 なお, 解析はMises の降伏条件を用い, 平面応力状態 として行 った。 有限要素法により得られる値は必ずしも真の値では
ないので, 切欠き材同士で比較するためには, 切欠き材の切欠き底 近傍の要素分割方法はw. a とは無関係にそれぞれ同ーにする必要 がある(図5 -2 )。 最小要素長はO. 2 m mとした。 切欠き材の真応力一対 数ひずみ線図はき裂材のそれと同ーである 〈図4-3)。 非線形方程 式の解法はニ ュ ート ン ・ ラプソ ン法による増分解法を用い, 大変形問 題の定式化では ア ッ プデイト ・ ラグラ ン ジ工法を用いた。 また, J積 分の計算は P a r k s の方法(7 )によ ったo
8 1
p=2 a=2 W=20 Wrnm arnm ρm 130
20 2 2
60 6 2
60 2 2
(ii - a) N-l材
90 ρ=2
a=6 W=60
ムナi
l--
a 百
90 N-2材
W/2=30
ρ=2 a=2 羽1=60 (ii - b) 丈
L=3羽7
( ii)切欠き材(N材)
N-3材 W/2=30 (ij - c)
(単位・・) FEM解析に用いた切欠き材の形状 ・ 寸法
図5
- 1
( ii) N
-1, N
-2, N
-3材
図5-
2
切欠き底近傍の要素分割(単位・.)8 2
8 3
5 . 3 E F田ax・ F H Wと切欠き半径p が切欠き材における弾塑性応力場 の支配因子
有限要素解析により得られた相似形切欠き材(N-1 , N-2材)の公 称応力一公称ひずみ曲線を図5-3 に示す(公称応力と公称ひずみの 定義は 4章と同じ)。 両切欠き材における切欠き底の最大相当塑性
ひずみE FEaz, F E Mと公称ひずみ εの関係を図5 - 4に示す。
図5-1のN-1. N-2. N-3材において, 切欠き底の最大相当塑性ひずみ
e P皿・x. F K Wが同じときの切欠き底付近の塑性域の進展の様子を図5
-
5(i). (ii). (iii)に示す。 これから, 分かるように, 切欠き材では e P皿・x.FKW
(これは実質的には ε Pmax. FHW)とp が弾塑性応力場の 支配因子であること, すなわち, e P田・z・ FK Wとρ (負荷を加える前 の切欠き半径〉 を揃えると塑性域の発達状況は切欠き深さや板幅に 無関係に互いによく似ていることが分かる。以上のことは, E FEaz, F E Mとρ を揃えたときの切欠き底付近のひ ずみ分布や切欠き形状変化を比較すればさらに明確となる。
図5 - 6はe P皿・x. F K Wとp を揃えて, N-1. N-2. N-3材における ε: の
分布を比較したものである。 また図5- 7はE FE・x. F K W と ρ を揃えて 切欠き形状変化を各材において比較したものである。 図5- 6 , 7はい ずれも全断面降伏後の状態を示している。 両図から分かるように
E
Fmaz・ FK Wとρ が同じであれば , ε:の分布もまた切欠き形状変化も 板幅や切欠き深さに無関係に互いに極めてよく似ている。
以上のことから, 大規模降伏条件下でも, E F E・x. F K Wとρ のみに よ っ て切欠き材における弾塑性応力場が一意的に決まることが分か る。
4 0 0
B C D
A� � 、弘、
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仏4 a
� 2 0 0 • a == 2mm (a,._d)
oa==6 (A,._D)
〉、
b
100ト対 Notch ρ==2皿 議 ==0.2
r
。 。 0.5 1 . 0 1.5 2. 0 2.5 3. 0 ε %
図5-
3
切欠き材の公称応力一公称ひずみ曲線( Za/ 1=0・2, FEM)8 4
•••
て事F士一一一一ーー
三三三士三三±三司噌 1
0.5 0.4
a=6_ 1 a=2�
503} B→c1 ./' \ d
�
仏日 0.2
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0.1 � J 戸 a
2a
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Notch UT=0.2 ρ=2mm
o 1.0 2.0 3.0
ε %
図5-4 切欠き底の最大相当塑性ひずみë '・・z・rlllllと 公称ひずみ ε の関係( 2a/曹=0.2, FEM)
8 5
0.25 r-J 0.20
0.15 0.10
0.05 0.00
∞ 0)
AUM
…………一……一一…い一……ぃ……:………-AU・
日・EJ叫F四==0.40
("ë"I'BW はMisesの降伏条件iこ
FEM)
N-l材,
c r … …
. nu u ・.
言;EM
切欠き底付近の塑性域の進展 基づく相当塑性ひずみ,
(ii-a)
N-l
図5-5 ( i )
0.25r.J 0.20
0.15 0.10
0.05 0.00
ε;EM
D同……….
一川口口一ハリハU・
εJ川副==0.36 EJ叫剛==0.29
∞ 吋
つ
… … ……… … …… … …………
一ハU… … …… … … … ………
一nLI
II-~II:
…
一ハU………… … ………… … ………… … …
一一一8 AR
………日……
………恥阻
剛 …
…………:………一
…
・ …
……
一…
…………
………………… …
の川判・3 A Z
E-
- --
---
--
一小|||8|||止a ρ W
(ii-b)
N-2
( �" BWはMisesの降伏条件に FEM)
N-2材,
切欠き底付近の塑性域の進展 基づく相当塑性ひずみ,
図5 -5 ( ii )
0.25....,
ELx.m=040 ELM凶==020
∞
∞
0.20 0.15
0.10 0.05
。
ー;EM . ・ ・ 一 一一一一一 円U ・ ………一一 D一
ELM聞=0.36
( ë r
, B ..はMisesの降伏条件iこFEM)
N-3材,pu一 …………一…….… • . ・ ・
1一一一一一一い一nU 一 い ・一一 一 nU
ELM聞==029
切欠き底付近の塑性域の進展 基づく相当塑性ひずみ,
図5
-5 ( iii )
一小||
8ーー-v一 a pw
(ii-c)
N-3
8 9
0.50
N 0 t c h 0.40 l- ρ= 2 rnm
-:-P
ε
π】a� F百叫
>,0.30 �、、 0.40
仏ぷ
0.20 L �ミ\
-/0.36
---二二 Wnnn amm
---司圃・・・・ 20 2
60 6
-・・司-.咽-._..圃圃・・司・・・・田・圃 60 2
0.10
0 0
『ィーーー一-
--一
一 『ー『ーー一ー~』 ーー・ーー←--ーー『ーーーーー一一-ー・←・-ー.
-こ竺ー._ー._ー-ーー
一ー---
一 ーーーーー・ 一-一
にυ ハu
qU nL FO
m
o
m
5 エ nL
ハU
図5-
6
切欠き底付近の塑性ひずみ ε F F分布(F
EM)日3 E
コ) 2
9 0
4 Notch ρ= 2mm
二一一二 -.司・・・同--- Wrrnn 20 arrnn 2
60 6
-・・・・圃・・・・・・圃_._.-._ 60 2
1
lni t ial shape
O
-2 唱- 1
m m
ox 2
図5
- 7
切欠き形状変化(F E
M)9 1
5
.4 結
日線形切欠き力学の拡張である非線形切欠き力学を提案し, その物
理的背景を有限要素解析を通じて明らかにした。 まとめとして, 非 線形切欠き力学の原理図を, 線形切欠き力学のそれと対比させて図
5-8に示す。
試験片と実物で, 最大塑性ひずみと切欠き半径をそれぞれ揃える と, 塑性ひずみ場の同一性が保証されることを本章において明らか iこしTこ。
塑性ひずみ場が同ーであることは, 同一の物理現象が生ずること を強く示唆するものであるが, このことに ついては6章において検
証する。
Small scale
yielding LNM : a max l=a max2 ρ1=ρ2
,-- _.-
Large scale
yielding NLNM :
町民 F&MI ...・.".F&M2(1:sμc imen 2:realobject
P1=ρ2
Same EJastlc Stress Flelds
Same
EJastic-PJastlc Stress Fields
Same
Elastlc-Plastlc
Stress Flelds
Same
Phenomena
Same
Phenomena
LNM= Linear Notch Mechanlcs
NLNM = No nーLlnear Notch Mechanlcs
図5-8 非線形切欠き力学の原理図
<0 1\)
9 3
5 . 5 参考文献
( 1)西谷 ・ 田中 ・ 藤崎, 機論,
51-462.A (1985) 421.
( 2)西谷 ・ 田中 ・ 藤崎, 機論,
55-511.A (1989) 409.
(
3)藤崎 ・ 野田 ・ 田中 ・ 西谷, 材料,39-447 (1990) 1 5 3 3 .
( 4)西谷 ・ 藤崎 ・ 田中 ・ 田中, 機論,57-534.A (1991) 2 38.
( 5)藤崎 ・ 西谷 ・ 田中 ・ 寺西,機論 ,投稿中 . ( 6)西谷 ・ 藤崎, 機論, 投稿中 .