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山本久雄名誉教授記念号の刊行にあたって

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Academic year: 2021

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1 山本久雄名誉教授記念号の刊行にあたって

山本久雄名誉教授記念号の刊行にあたって

学長 和 田 健 夫

 山本久雄先生は,1976年3月に上智大学外国語学部をご卒業後,同大学大 学院外国語学研究科に進まれ,博士前期課程(文学修士),同後期課程で研 究に従事された後,1986年10月に本学商学部講師として赴任,1987年10月に 同助教授(1991年10月からは言語センター助教授),1999年10月に同教授と なられ,2017年3月に定年退職されました。定年後2年間の特任教授期間を 含め,33年の長きにわたり,本学の教育研究の発展や大学運営に多大の貢献 をなされました。

 山本先生のご専門は言語学の分野,その中でも,言語能力の仕組みを探求 する生成理論を基に,言語とは何かを解明することに取り組んでこられまし た(本号掲載の寄稿「小樽33年の思い」参照)。

 大学院時代の研究成果は,「生成文法理論に基づく受動態の分析」文化女 子大学研究紀要16,1985年,「統率と格理論」同16,1985年,Case Assignment in Double Object Construction,Sophia Linguistica 20/21,1986年として公 表され,本学赴任後も,Case Assignment and Passive Construction 人文研究 74輯,1987年,Clausal Arguments and Visibility Condition,Sophia Linguistica 23/24,1988年,On Passive Construction 人文研究79輯,1990年,Some Remarks on Phrase Structure 同83輯,1992年,On Feature Checking in the Minimalist Program 同88輯,1994年など多くの論文を執筆されました。

 教育の面では,先生は,「英語」と英語関連の教職科目(「英語学演習」,「英 語学概論」,「言語学演習」,「英語学」,「英語学特講」等)を担当されました。

特筆すべき点は,1987年から2018年の間「研究指導(ゼミ)」を担当された ことです。「生成文法理論の研究」のテーマのもとに英語の好きな128名の学

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2 人 文 研 究 第 138・139 輯

生が学び育っていきました。

 先生の飽くなき研究心は,退職後も,先生を新たな研究テーマに駆り立て ていることと思います。一層のご活躍を期待するとともに,私どもへの変わ らぬご指導をお願いする次第であります。

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