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2) 手話言語条例 制定に向けての動き手話言語条例は平成 29 年 4 20 日現在で13 県 75 市 9 町 97 自治体で成立しています 昨年同時期が47 自治体でしたので 約 2 倍に増えたことになります 手話が言語であることへの理解を深め 地域で誰もが安心して暮らせる社会をめざす 手話言語

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(1)

2016(平成28)年度活動報告

1.平成28年度の社会情勢

昨年は熊本地震をはじめとして全国各地で大きな地震が発生し、改めて災害への備え

の重要性が再確認された年でした。また、国際テロの多発などで国際情勢が不安定であ

ることを踏まえた「テロ等準備罪」などが注目され、経済面、福祉面においては現状維

持が精いっぱいという傾向が続くばかりです。

障害者施策面では、障害者差別解消法、障がいのある人もない人も共に暮らしやすい

宮崎県づくり条例が施行されて1年が経ちました。県民に対しての啓発活動は一定の成

果をみせていますが、障害当事者や家族が「これはおかしいのではないか」と気軽に相

談できるような環境づくりが課題となっており、継続した取り組みが問われています。

手話言語法制定運動は、全国自治体で90を超える自治体において手話言語条例が成

立し、少しずつ広まりを見せています。宮崎県内においては、日向市で条例が成立して

以降、動きが鈍い状況が続いていますが、小林市において、来年4月に条例施行を目指

した取り組みが行われているとの情報が入っています。県協会、各地区で連携して引き

続き取り組んでいくことが重要です。

手話言語法、情報・コミュニケーション法の制定実現を目指すにあたって、こういっ

た社会情勢を踏まえて社会に訴えていく取り組みが必要となります。

2.全国的な運動

1)

「障害者差別解消法」施行後の動き

障害者差別解消法が施行されて1年が経ちました。差別解消法のパンフレットが配布

され、自治体に「合理的配慮」への対応マニュアルが配布されるなど一定の取り組みは

成されていますが、その一方で、その地域における具体的な取り組みについて障害当事

者と協議していく役割として期待された「障がい者差別解消支援協議会」の設置がなか

なか進んでいません。内閣府が1月に実施した検討会では、都道府県や政令指定都市で

7割、中核市で4割、その他の市町村では1割程度にとどまるという報告が出されてい

ます。また、肝心の差別解消に向けての取り組みについても、これまでの経験・組織を

活かしてスムーズに実施できているという地域がある一方で、差別事例が集まらず、協

議会の役割について見通しが立てにくい、開催回数が少なく具体的な取り組みが見えて

こないという課題も提起されています。

財政的、人材的な課題もありますが、差別解消に向けて、差別事例をどう拾い出して

いくのか、どのように対応していくのか、当事者団体と連携しての積極的な取り組みが

重要になっていくでしょう。

(2)

2)

「手話言語条例」制定に向けての動き

手話言語条例は平成29年4月20日現在で13県75市9町、97自治体で成立し

ています。昨年同時期が47自治体でしたので、約2倍に増えたことになります。「手

話が言語であることへの理解を深め、地域で誰もが安心して暮らせる社会をめざす」手

話言語条例の趣旨が少しずつ広がりを見せています。国の方針待ち、都道府県の方針待

ちという慎重姿勢を示す自治体も少なくありませんが、時間がかかっても粘り強く取り

組んでいくことが必要になります。

3.県内の主な出来事

1)

「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい宮崎県づくり条例」の取り組み

昨年11月16日、宮崎県庁で行われた「県障がい者差別解消支援協議会」に当協会

も出席しましたが、その会合において、2015年から2016年にかけて計23回の

差別解消に向けた出前講座を実施、また条例施行後の4月から10月にかけて12回の

障害者差別に関する相談があったことが報告されました。相談件数が少ないことについ

ては、相談できる場所が県内1か所のみであること、本人や家族が「仕方ない」とあき

らめている場合が考えられること、障害のために意思表明が困難であることが理由とし

て考えられます。社会に、障害に対する理解を広めていくことも大切ですが、障害当事

者や家族が「これはおかしいのではないか」と気軽に相談できる環境づくり、相談でき

るところを県内市町村に最低1か所は設置するなどの取り組みが必要であると県に働

きかけていきます。

2)

「手話言語条例」制定に向けての動き

県への予算要望および自民党との意見交換会において「手話言語条例の早期制定」を

働きかけるとともに、全国の動きについて各自治体に情報提供を行う取り組みを続けて

いますが、県は「手話を広める知事の会」に入会しているものの、国の方針待ちという

慎重姿勢は変わっていません。「全国手話言語市区長会」の入会自治体も、日向市のみ

という状況ですが、小林市において来年4月の条例制定を目指して取り組みが行われて

います。全国で少しずつ条例制定自治体が増えていることを背景に、他の自治体にも引

き続き条例制定を求めていく必要があるでしょう。

4.県協会の取組み

1)社会福祉法改正にかかる定款変更

社会福祉法の改正により、全ての社会福祉法人が定款の変更を行わなければならなく

なり、県協会においても12月25日に評議員会・理事会を開催し、定款変更の説明と

承認を行いました。理事と評議員の任期が変わったこと、兼務が認められなくなったこ

となどの大きな変更がありましたが、特に評議員会が諮問機関から議決機関となったこ

(3)

とにより、これまで各地区協会、県サ連・全通研支部・全要研支部からの意見を聞く場

として位置づけていた役割が大きく変わることになりました。

理事・評議員・監事一人一人が法人運営に関わっていく責任を持つことを理解して取

り組んでいくことが一層求められることになります。

2)第1回宮崎県聴覚障害者協会幹部研修会の開催

全国・九州のろう運動の動きを学び、県協会及び各地区の抱える課題について学び、

意見交換を行う場として開催しました。社団法人時代に開催していた幹部研修会の復活

となるものです。全国評議員および九聴連評議員による評議員会参加報告、そして午後

からのパネルディスカッション、手話言語法制定運動の現況についての報告会を実施し

ました。参加者からの感想は全体的に好評でしたが、意見交換の時間を長くしてほしい

との意見が多く見られました。参加者からも積極的に意見を出せる企画内容を検討して

いきます。

3)第43回宮崎県耳の日記念大会の開催

2月26日、延岡市で第43回宮崎県耳の日記念大会を開催しました。県内各地から

約400名あまりの参加者があり、延岡市実行委員会の皆さんのご尽力もあって盛大な

大会となりました。デフマジシャンかわづ氏によるミニ講演&マジックショーが好評で

した。2年後は都城市での開催となります。

5.課題事項について

昨年も取り上げた県協会会員の高齢化問題・財政問題が大きな課題です。60代以上

の会員が過半数を占めている現状では、将来の会員数の急激な減少は避けられません。

県および各地区の協会活動をどう維持していくのか、後継者の人材育成を含めて、一丸

となっての取り組みが問われているところです。県と各地区協会が定期的に意見交換の

場を設けるなど、お互いに連携しての取り組みが必要でしょう。

一方で、高齢化により生活に困難をかかえた方々、特に一人暮らしのろう高齢者への

支援ニーズが増大していくことが予想されています。県協会や県立聴覚障害者センター

の事業のあり方について研究、検討を続けていきます。

6.各専門部事業

平成28年度における各専門部事業、県立聴覚障害者センター事業の詳細は後続の

報告書のとおりですので、ご検討と意見をお願いします。

(4)

平成28年度 社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会 事業報告書

総務部

(1)関連組織との連携

全日本ろうあ連盟、九州聴覚障害者団体連合会、各地区協会、各専門部の事業の連絡調整

(2)各種大会及び研修会参加の推進(主な事業)

① 第64回全国ろうあ者大会

6月 8 日(水)~12 日(日)

徳島県にて開催され17 名参加(ろうあ者15名、評議員2名、健聴者0名)

② 第65 回全九州ろうあ者大会・第 44 回全九州手話通訳者研修会 9月2日(金)~4日(日)

台風のため史上初の全面休止

③ 4団体合同役員会

平成29年2月12日(日)

(3)アジアろう者友好基金カンパ活動 募金額 44,751円

(4)全国手話研修センター後援会

(5)

「段また段を成して」上映会活動 327名(4月4日現在) 目標330名

組織部

1)県聴障協ニュース購読者拡大

①手話奉仕員講習会等で呼びかける。

②講習会修了者、手話サークル会員に継続購読を推進

③各地の福祉イベントを利用して一般にも購読を呼びかける。

2)日聴紙購読者拡大

①手話通訳養成課程の受講者への継続を呼びかける。

②協会員に継続の推進を図る。

3)各種大会、研修会への参加奨励

全九州ろうあ者大会(大分)

・全国ろうあ者大会(徳島)

・九州ブロック幹部研修会

(佐賀)への参加奨励

4)会員拡大についての課題

※若い人たちが少ないのは、他に活動の場があるから困ることはない?

※ろう学校の生徒にろう協会の活動や手話通訳派遣制度など説明会を?

※ろう運動の土台を築いてきた人たちの話を聞く会を設けては?

【参考】

宮崎県聴覚障害者協会 会員数 2015 年度…216 名 2016 年度…210 名

宮崎市聴覚障害者協会 会員数 93名 日向聴覚障害者協会 会員数 16名

都城市聴覚障害者協会 会員数 64名 西諸聴覚障害者協会 会員数 5名

延岡市聴覚障害者協会 会員数 32名

日本聴力障害新聞読者

(2017年 3 月 31 日現在)

目標数 204

読者数 150(73.5%)

昨年の139名から11名増加。

合言葉に(強制ではないですが)

理事でしょう

評議員でしょう

講師でしょう

(5)

体育部

【第 53 回全九州ろうあ者スポーツ大会】 5 月 21 日~22 日

鹿児島県 参加 29 名

・ソフトボール

4位

・バドミントン

シングルス・ダブルス初戦敗退

・ソフトバレーボール

優勝 宮崎Aチーム 準優勝 宮崎Cチーム

ソフトバレーボールチームが念願の初優勝を果たすことができました。

【第 15 回全国障害者スポーツ大会聴覚障害者バレーボール競技九州地区予選大会】

5 月 21 日

長崎県 参加なし

【第 50 回全国ろうあ者体育大会】

9 月 16 日~18 日 東北分散開催 参加なし

【第 80 回体育委員会】

12 月 17 日

福岡県

教育対策部

1 平成28年度児童生徒数状況

・宮崎県立都城さくら聴覚支援学校

平成27年度 平成28年度

幼稚部 8名 10名

小学部 13名 13名

中学部 12名 12名

高等部 13名 10名

合計 46名 45名(-1名)

・宮崎県立延岡しろやま支援学校

平成27年度 平成28年度

幼稚部 4名 4名

小学部 6名 3名

中学部 1名 3名

合計 11名 10名(-1名)

平成28年度児童生徒数について、平成27年度と比べると都城さくら聴覚支援学校、

延岡しろやま支援学校とも同じく1名減少している状態。

2 県聴覚障がい教育を考える会 第1回運営委員会

日時 平成28年5月7日(土)

場所 県立聴覚障害者センター 試写室

参加者 16 名

平成27年度事業経過報告及び決算報告、平成28年度事業計画及び予算案、

そして第13回情報交換研修会の実施内容について、賛成多数で可決しました。

3 第28回ろう教育を考える全国討論集会 in とっとり

日時 平成28年8月6日(土)~7日(日)

会場 鳥取市 とりぎん文化会館

(6)

メインテーマ「手話言語条例制定後の教育と福祉の連帯に向けて」では、全国初の

「鳥取県手話言語条例」が制定されたことを中心として、活発な討論を行いました。

4 第13回聴覚障がい教育に関する情報交換研修会

日時 平成28年8月28日(日) 午前9時50分~正午12時30分

会場 県立聴覚障害者センター 交流ホール

参加者 106名

研修テーマ「聴覚障がい児にとっての合理的配慮とは?」について、宮崎県教育庁

特別支援教育室指導主事井上秀和氏より講演して頂きました。今後、学校における合

理的配慮の提供と基礎的環境を整備する方法はどうするのか?について、講演の中で

「皆さんに考えて欲しいことは子どもの自立と社会参加です。子どもが学校教育の中

で十分に力を発揮できることを考えてほしい」と話があり、重要性を知ることができ

て良かったです。

5 第65回全九州ろうあ者大会(聴覚障害者問題に関わる研修分科会)

日時 平成28年9月3日(土) 午後1時~午後5時

会場 大分市全労済ソレイユ 水仙

テーマ「手話教育の現状と課題」

台風接近の都合により中止することになりました。

6 第2回運営委員会

日時 平成28年9月24日(土)

会場 宮崎県立聴覚障害者センター 試写室

出席者 12 名

県聴覚障がい教育フォーラムを平成28年11月27日(日)に開催する計画でし

たが、諸々の事情により平成29年1月15日に延期することになりました。フォー

ラム開催要項と役割分担表(案)など協議を行いました。

7 第17回宮崎県聴覚障がい教育フォーラム

日時 平成29年1月15日(日)午前10時~午後3時15分

会場 宮崎県立聴覚障害者センター 交流ホール

参加者 96名

宮崎県聴覚障がい者教育フォーラムは諸々の事情により平成26年度より休会し

ましたが、3年ぶりに開催することができました。

テーマ「聴覚障がい児にとっての合理的配慮とは~支援をつなぐことを目指して

~」について、講師3名の講演後、

「聴覚障がい者用アイテム(UDトークとTVコー

ル、電話リレーサービス)」について、理解普及するための紹介を行いました。

最後は、KJ法という形式で各グループを分けて、討議した上で、代表として発表

して頂きました。

8 第3回運営委員会

日時 平成29年3月4日(土)午前10時~正午12時

会場 宮崎県立聴覚障害者センター 試写室

参加者 15名

(7)

手話通訳・要約筆記対策部

手話通訳対策部が主管する事業は、下記のように1~5項目であるが、この事業の計

画、実務関係、運営等については、社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会事務局及び県立

聴覚障害者センターが中心となり、各地区聴覚障害者協会、全国手話通訳問題研究会県

支部、全国要約筆記問題研究会県支部、県手話サークル連絡協議会、各地区手話サーク

ルの協力と支援により年次計画を作成し、取組みを行っている。

1.手話通訳関係事業

(1)手話奉仕員養成事業

障害者総合支援法の施行により手話奉仕員養成事業が市町村の必須事業となり、県

内 20 市町(県協会委託 15 市町、独自実施5市)で実施。

1) 県協会委託実施会場

① 9市町村で実施

(高千穂町、延岡市、門川町、新富町、木城町、川南町、高鍋町、日南市、えびの市)

② 手話体験会

串間市、日之影町、美郷町、五ヶ瀬町、椎葉村、西米良村、諸塚村、国富

町、綾町で実施

③ 市独自実施で県協会に委託 宮崎市

2) 市町村独自実施 日向市、都城市、小林市、西都市、高原町、三股町

(2)手話通訳者養成事業

新手話通訳者養成テキストに沿い県内6地区で実施するとともに、効果的な指導が

できる講師養成研修会、手話通訳士養成研修会を実施しました。

1)延岡地区、2)日向市、3)児湯地区、4)都城地区、5)西諸地区、6)高千穂地区

① 手話奉仕員養成講師研修会 6 月 19 日〔日〕 県立聴覚障害者センター

② 手話通訳者Ⅰ・Ⅱ養成講師研修会 7 月 3 日〔日〕

県立聴覚障害者センター

③ 手話通訳Ⅲ・ろう講師研修会 11 月 20 日〔日〕 県立聴覚障害者センター

④ 手話通訳士試験対策学習会の実施

第 1 回 6 月 4 日〔土〕~5 日〔日〕 筆記試験対策及び実技試験対策

第 2 回 8 月 6 日〔土〕~7 日〔日〕 実技試験対策

⑤ 手話通訳者派遣事業 17 市町村 〔3 市 11 町 3 村と契約して実施〕

(3)手話通訳者全国統一試験

1)手話通訳者全国統一試験対策学習会

11 月 6 日〔日〕 県立聴覚障害者センター

参加者 48 名

2)手話通訳者全国統一試験

12 月 3 日〔土〕 県立聴覚障害者センター 受験者 43 名、合格者 6 名

2.要約筆記関係事業

(1) 要約筆記者養成講座(前期)

① 宮崎会場(手書きコース及び PC コースの両クラスを実施)

平成 28 年 9 月~平成 29 年 3 月

② 日向会場(手書きコース)

平成 28 年 9 月~平成 29 年 3 月

(2) 要約筆記者のための研修

① 要約筆記者講師研修会

期日 7 月 16 日(土)~17 日(日)

会場 県立聴覚障害者センター

② 要約筆記者スキルアップ研修会

期日 10 月 1 日(土)2 日(日)

、 11 月 12 日(土)13 日(日)

(8)

③ 全国統一要約筆記者認定試験

期日 平成 29 年 2 月 19 日(日)

会場 県立聴覚障害者センター

手書き :受験者3名、合格者3名

パソコン:受験者2名、合格者2名

(3) 登録手話通訳・要約筆記者・講師等研修会

期日 7 月 24 日〔日〕

会 場 県立聴覚障害者センター

参加者 50名

(4) 要約筆記者派遣事業〔宮崎市と契約して実施〕

3.検定試験事業(第 11 回全国手話検定試験)

1)手話検定試験学習会(受験者対象)

・宮崎会場手話検定試験学習会 6月26日(日)48名

・延岡会場手話検定試験学習会 9月11日(日)18名

・都城会場手話検定試験学習会 9月25日(日)31名

2)手話検定試験説明会(面接委員・要員対象)

・宮崎会場面接委員・要員説明会 9月18日(日)17名

・延岡会場面接委員・要員説明会 9月11日(日) 8名

・都城会場面接委員・要員説明会 9月25日(日) 6名

3)検定試験実施

・5 級・4 級 10 月 15 日(土)宮崎会場 延岡会場 都城会場

・3 級・2 級 10 月 16 日(日)宮崎会場 延岡会場 都城会場

・準 1 級・1 級 10 月 22 日(土)宮崎会場

■宮崎会場 試験級 5 級 4 級 3 級 2 級 準 1 級 1 級 計 受験者数 38 24 35 14 8 5 124 合格者数 38 24 33 10 8 5 118 合格率 100% 100% 94% 71% 100% 100% 95% ■延岡会場 試験級 5 級 4 級 3 級 2 級 ― ― 計 受験者数 15 4 5 7 ― ― 31 合格者数 13 3 3 4 ― ― 23 合格率 86% 75% 60% 57% ― ― 74% ■都城会場 試験級 5 級 4 級 3 級 2 級 ― ― 計 受験者数 24 15 12 6 ― ― 57 合格者数 22 15 12 3 ― ― 52 合格率 91% 100% 100% 50% ― ― 91% ■総計 試験級 5 級 4 級 3 級 2 級 準 1 級 1 級 合計 受験者数 77 43 52 27 8 5 212 合格者数 73 42 48 17 8 5 193 合格率 94% 97% 92% 62% 100% 100% 91%

(9)

4.他団体との連携事業

手話通訳者の健康に関する学習会

2017 年 2 月 5 日〔日〕県立聴覚障害者センター

登録手話通訳・要約筆記者学習会を午前中、午後に健康に関する学習会を実施。

5.全国・九州手話・要約関係集会、研修会等への参加奨励

福祉対策部

宮崎県に対して平成 28 年度要望を下記のとおり行いました。

1.

県及び市町村に対する「手話言語条例」の早期制定について

県及び市町村「手話言語条例」の早期制定を実現してください。

障害者権利条約が、2006 年 12 月の国連総会で採択されました。

条約では、障害に基づくあらゆる差別の禁止や障害者の権利・尊厳を守る事を謳って

おり、その中で、手話が法的に言語として認められたことから、多言語国家を中心に憲

法で言語と認知したり、手話言語法を制定したりする国が増加しました。

一方、日本では、2011 年に障害者基本法が改正され「手話を言語に含む」と明記さ

れ、昨年 1 月 20 日にようやく同条約を締結しましたが、いまだ手話言語法の成立には

至っておりません。

本県においては昨年県議会及び 26 市町村議会に対し「手話言語法」の制定を求める

意見書の提出を求める請願を行いました。その結果、紹介議員 59 名、218 名の地域聴覚障

害者及び手話、要約筆記関係者の協力によりすべての議会で請願(5 町村は陳情)が採択され、国

に提出されました。

今後は、それをさらに進めるため、手話に関する施策の総合的・計画的な推進、教育・

民間・行政など幅広い取り組みの推進や、手話通訳者の地位向上に努めるなど、県及び

市町村をあげて「手話が言語であること」 を広く普及させ、県民のみんなで手話を日常

的に使用できる環境の向上に寄与していくことを目指した「手話言語条例」制定を提案

します。

2.

県内盲ろう者の実態調査実施について

県の責任において県内の「盲ろう者実態調査」を実施してください。

当協会は県から平成 26 年度から盲ろう者向け通訳・介助員養成事業を受託して実施

し 26 名が修了しました。

現在、県内には推計 161 名の盲ろう者がいますが、盲ろう者向け・介助員派遣事業に登

録する盲ろう者は 5 名という状況であり、どう効果的に盲ろう者向け通訳・介助員を県

内盲ろう者支援につなげるかが課題となっています。

このような状況を改善するためには、盲ろう者はどこで、どういう状態で暮らしいる

のか、そして盲ろう者本人だけでなく、その家族も含め、地域や行政等との関わりの中

から全体像をとらえるための「盲ろう者の実態調査」が不可欠です。当協会は地域協会

の協力を得て県内盲ろう者の状況調査を実施する予定ですが、全県的な把握は困難です

ので、県の責任において「盲ろう者実態調査」をお願いします。

(10)

3.

障害者総合支援法の意思疎通事業への対応について

1)意思疎通支援事業の指導講師養成

障害者総合支援法で手話奉仕員養成事業が市町村の必須事業となりましたが、効

果的に実施するためには資質の高い講師の全県的な育成が重要であり、そのための

研修体制の充実が求められています。

意思疎通支援を強化するために地域生活支援事業の特別支援事業である「意思疎

通支援従事者ステップアップ研修事業」

「意思疎通支援従事者養成研修促進事業」

及び「意思疎通支援充実強化事業」の予算措置をお願いします。

2)盲ろう者向け通訳・介助員養成事業の指導講師育成

平成 26 年度から盲ろう者向け通訳・介助員養成事業が県の必須事業として当協

会が委託を受け実施しています。講座の充実には盲ろう者に関する知識と技術を持

つ資質の高い指導講師が必要です。

そのために国立障害者リハビリテーションセンターが実施する「盲ろう者向け通

訳・介助員養成研修会」や社会福祉法人全国盲ろう者協会に委託して実施している

「盲ろう者向け通訳・介助員養成のためのモデル研修会」の活用ができるよう予算

措置をお願いします。

3)要約筆記者指導者研修会に対する特別支援事業の予算化

西日本会場・大阪市で開催される要約筆記者指導者養成研修の本県参加者は交通

費及び宿泊費の多額の自己負担を要します。要約筆記者養成事業の効果的な実施に

は質の高い講師養成が必要ですので、是非地域生活支援事業の特別支援事業の予算

化をお願いします。

<参考>「特別支援事業」:国が示す知識、技能向上のための研修や養成定員数・

研修回数を増やすための取組

○手話通訳士・者養成ステップアップ研修事業

○要約筆記者養成ステップアップ研修事業

○コミュニケーション支援従事者養成研修促進事業

○盲ろう者社会参加等促進事業

4.

県立聴覚障害者センターの機能充実について

県立聴覚障害者センターが設置から 20 年目を迎えました。我が国は「手話が言語」

であることを定義した障害者権利条約を批准し、今後情報・コミュニケーションの保

障の充実のために聴覚障害者情報提供施設の役割は今後ますます重要になってきます。

そのような中、県立聴覚障害者センターの機能充実のための下記の対策をお願いしま

す。

1)相談員の専任配置

聴覚障害者の生活相談等の専門的な支援を行う相談員の専任配置のための運営費

を新設してください。

聴覚障害者、特にろう者はその障害の特性及び手話を言語としていることから、市

町村福祉課や一般の相談支援機関では十分な相談支援の対応を受けることが困難で

す。

県立聴覚障害者センターでの相談の内容は労働、生活、情報・コミュニケーション

など多岐にわたっています。

また、障害者総合支援法では、基幹相談支援センターは、

「意思疎通支援を行うも

のを養成し、又は派遣する事業の関係者等との連携に努めなければならない」として

います。今後、県立聴覚障害者センターは、各自治体での聴覚障害者の専門的相談支

援及び専門的助言などを行う機関として整備される必要があります。

(11)

2) 地方分室設置

高齢や病気などにより外出が困難な高齢聴覚障害者や地域の聴覚障害者が自宅ま

たは身近な地域において、聴覚障害に関する専門知識を有する相談者に手話で相談が

でき、適切な支援を受けられる体制が強く求められています。

また、手話奉仕員養成事業、手話通訳設置事業、手話通訳者及び要約筆記者派遣な

どの意思疎通支援事業が市町村の必須事業となり、地理的に広域の本県において効率

的な実施が求められています。また高齢聴覚障害者へのきめ細やかな支援や災害時の

情報支援が重要な課題となっています。

障害者権利条約第九条 「施設及びサービス等の利用の容易さ」では(b) 公衆に

開放され、又は提供される施設及びサービスを提供する民間の団体が、当該施設及び

サービスの障害者にとっての利用の容易さについてあらゆる側面を考慮することを

確保すること。とあります。

これら課題解決に対応するために現在県央設置の県立聴覚障害者センターと同様

の機能を県北地区及び県南地区にも常勤職員を配置した地方分室設置の予算化をお

願いします。

・常勤嘱託職員の配置、光熱費等 一ヶ所 2,500,000 円×二ヶ所

5.

テレビの 県政番組への手話通訳導入について

現在字幕対応となっている県政番組に「手話」言語として定義された障害者権利条

約の趣旨に添い手話導入を行ってください。

平成 26 年 1 月 20 日に批准し 2 月 19 日に発効した国連・障害者権利条約第三十

条 文化的な生活、レクリエーション、余暇及びスポーツへの参加では、

「(b) 障害者

が、利用しやすい様式を通じて、テレビジョン番組、映画、演劇その他の文化的な活

動を享受する機会を有すること。

」とあります。

【回答及び今後の方針について】

手話言語条例の早期制定については、障がい者差別解消条例の枠内で取り組みたいと

のことだが、手話言語法・手話言語条例の趣旨は「権利」であり「差別」とはなじまな

い。今後も全国の最新情報を県に提供しながら、引き続き強く働きかけていく。

聴覚障害者センターの地方分室設置については、県北地区(延岡)

、県南地区(都城)

の会員に改めて分室の必要性を確認し、意見を県に伝えるなど、働きかけの方法につい

て検討しているところである。

(12)

労働対策部

ふれあい合同面接会

①ふれあい合同面接会開催の情報提供

(県北地区(延岡市)

・宮崎地区(宮崎市)

・県西地区(都城市)開催を「みやざき聴障

協ニュース 413 号」に掲載して情報提供を行った。

②ふれあい合同面接会(宮崎地区会)に対する手話通訳派遣・職員視察等の支援をおこ

なった。

③ふれあい合同面接会の状況(3 会場の参加障害者数及び参加企業数)及び本県の障害

者の雇用状況を「みやざき聴障協ニュース 414 号」に掲載した。

高齢部

(1)宮崎県高齢部会議

5月 7 日

県聴障者センター 8名

(2)第63 回全国ろうあ者大会・高齢者の集い

6月 11 日~12 日 徳島県

4 名

(3)第 22 回九聴連高齢部幹部研修会・観光会

7月 2 日~3 日 沖縄県

2名

テーマ「私の人生~半分、ろうあ者と共に~」講師 石川 陽子 氏

(4)第65 回全九州ろうあ者大会高齢者研修分科会

9月 3 日~4 日 大分県 台風のため全面中止

(5)第28 回全国ろうあ高齢者大会

第 30 回全国ろうあ高齢者ゲートボール競技大会

第 7 回全国ろうあ高齢者グラウンドゴルフ大会

9月 21 日~25 日 新潟県

4 名

テーマ「連盟の 70 周年と今後の高齢部活動の在り方」講師 長谷川 芳弘 氏

(6)宮崎県高齢部総会

9 月 18 日

県聴障者センター 31 名

(7)九聴連高齢部委員会・代議員会

11 月 19 日

大分県聴障者センター 4 名

(8)宮崎県高齢部反省会

平成 29 年3月 4 日

県聴障者センター 6 名

女性部

(1)県女性部役員会

4月 3 日

県聴障者センター 7 名

(2)第32 回県女性部定期総会

4月 24 日

県聴障者センター 20名

午後から「心身と共に健康であるために」と題して体操の指導をしていただきました。

(3)第 38 回九聴連女性部幹部研修会

7月 9 日~10 日 長崎県

1 名

(4)第 65 回全九州ろうあ者大会・女性研修会

9月 3 日

大分県 台風のため中止

(5)第 15 回手話フェスティバル

10 月 10 日

県聴障者センター 10名

コーヒー販売の担当をしました。

(6)第 46 回全国ろうあ女性集会

10 月 28 日~30 日

鹿児島県 39名

ろう者・手話サークル含めて39名が参加しました。

(7)第 44 回九聴連女性部委員会

11 月 12 日

福岡県

3名

各県事業報告などがありました。

(8)県女性部研修会

11 月 27 日

県聴障者センター 21名

生活習慣病予防について講演していただきました。

(13)

青年部

(1)平成 28 年度県青年部定期総会

4月5日 宮崎市総合福祉保健センター

16名

(2)第 64 回全国ろうあ者大会青年のつどい 6月 11 日

徳島県

4名

(3)第 46 回九州ろうあ青年研究討論会

7月 9 日~10 日

沖縄県

9名

(4)第 35 回全国ろうあ青年部活動者会議

7月 16 日~18 日

埼玉県

1名

(5)ビアガーデン

8月 13 日

宮崎市

27名

(6)第 65 回全九州ろうあ者大会青年研修会 9月 3 日

大分県

台風で中止

(7)第 15 回手話フェスティバルへの参加協力 10 月 10 日

県立聴覚障害者センター

2名

(8)第 50 回全国ろうあ青年研究討論会 11 月 18 日~20 日

大分県

6名

(9)忘年会

12 月 10 日

宮崎市

38名

(10)第 4 回九聾魂スポーツフェスタ

平成29 年1月 28 日 福岡県

3名

(11)第7回西日本エリア幹部研修会

平成 29 年2月 25 日~26 日 鳥取県

1名

(14)

平成28年度県立聴覚障害者センター業務実績報告書(4 月~3 月)

1.センター利用に関する業務 1) 研修室・試写室・交流ホール・談話室の利用状況 利用者数 6,563 人 (前年度同月比 87.7%) ① 研修室 1,895 人 (前年度比 117.8%) ② 試写室 1,902 人 (前年度比 87.0%) ③ 交流ホール 2,517 人 (前年度比 72.5%) ④ 談話コーナー 249 人 (前年度比 111.7%) ●談話コーナーの利用については、利用申請を必要としていなく、大体の利用者数を 把握するために任意記入の利用簿を備えて利用者の把握に努めています。 ただ、キチンと記入する人もいれば無記入の利用者もいるので、上記の数字が利用 者総数を正確に表わしているものではありません。 〔月別利用実績〕 研修室 試写室 交流 ホール 談話 コーナー 合計 前年度 実績 前年度 比較 4 月 119 167 85 26 397 471 84.3% 5 月 191 181 82 24 478 666 71.8% 6 月 156 190 299 5 650 554 117.3% 7 月 143 159 255 14 571 695 82.2% 8 月 220 130 279 31 660 400 165.0% 9月 216 194 162 23 595 498 119.5% 10月 226 161 597 46 1030 785 131.2% 11月 150 165 249 14 578 722 80.1% 12月 175 95 138 24 432 546 79.1% 1月 116 89 152 21 378 598 63.2% 2 月 87 173 113 12 385 945 40.7% 3 月 96 198 106 9 409 607 67.4% 合計 1895 1902 2517 249 6563 7487 87.7% 〔曜日別利用実績〕 研修室 試写室 交流ホール 談話コーナー 合計 日 273 106 956 78 1413 月 563 500 238 58 1359 火 317 298 375 7 997 水 0 195 0 0 195 木 25 3 387 27 442 金 410 622 48 42 1122 土 307 178 513 37 1035 合 計 1895 1902 2517 249 6563

(15)

(使用目的別実績)

聴覚障害者

団体文化・

学習等

聴覚障害者

団体の活動

の援助

手話通訳

者等の養

要約筆記

者等の養

手話・要約筆記

ボランティア活動

の援助

聴覚障害教

育関係団体

その他 合 計 研修室 16 198 664 63 515 0 439 1895 試写室 131 36 55 7 1162 195 316 1902 交流ホール 0 237 803 283 87 0 1107 2517 談話コーナー 0 23 55 8 80 0 83 249 合 計 147 494 1577 361 1844 195 1945 6563 平成 28 年度は特に大きな行事がなく、通常の年度利用に落ち着いた感じです。研修室の利用人数 が多くなったのは、手話通訳者養成講座に進んだ受講生の人数が昨年度と比較して多かったことが 理由と考えられます。 2)センターへの来訪者数 611名 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 来所者数 68 63 68 47 42 39 50 44 51 48 48 43 611 3)センター機器等貸出状況 要約筆記講習会等の行事、講習会等への機器貸出しを行いました。 機器名 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 OHC 0 0 0 1 0 0 2 0 1 2 6 0 12 OHC 台 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 プロジェクター 0 0 2 1 4 0 2 1 3 3 3 2 21 接続ケーブル 0 0 0 1 2 0 2 1 2 1 1 0 10 スクリーン 0 0 0 2 1 0 2 0 2 3 1 0 11 補聴器 15 18 0 0 0 30 5 0 0 0 0 2 70 携帯磁気ループ 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 延長コード 0 0 5 0 0 0 0 0 0 4 0 0 9 HUB 0 0 5 0 0 0 0 0 0 2 0 0 7 LAN ケーブル 0 0 17 0 0 0 0 0 8 16 20 0 61 貸出用パソコン 0 0 2 0 1 0 0 0 2 2 0 0 7 コミューン 0 4 0 4 3 3 3 4 2 3 2 0 28 要約筆記の情報保障としてOHC機器、プロジェクターやスクリーンを貸しだすことが主。演劇鑑賞 や講演で、難聴者への情報保障として携帯磁気ループや補聴器を貸しだすこと、また小学校の福祉 体験会で補聴器を貸しだすことも多い。

2.センターの維持及び保全に関する業務

1)県立聴覚障害者センターの安全衛生管理表をもとに各部屋の担当者ごとに①建物・備品等② 消防設備③電気設備④整理整頓・衛生維持の点検とともにセンター内の大掃除を12 月27 日に

(16)

○毎朝、担当部屋の机上等の清掃を行っています。 2)1 週間の業務及びセンターの安全の確認のため毎週月曜日に職員の朝礼を行いました。 3) 外部委託業務業者によるセンターのワックス塗布(8 月 18 日、2 月 27 日) 4) 消費生活センターにより 11 月 4 日に廊下のワックス清掃 5) 県によるセンターの電話設備工事(3 月 25 日) 6) 電光掲示板の活用 ① センターで開催の手話講習会、要約筆記養成講座、聴覚障害者社会参加促進事業、県手 話学習会開講式において館内案内と合わせて電光掲示板の説明を行いました。 ② 駐車場の車の移動等の案内を随時行いました。

3.聴覚障害者用字幕(手話)入りビデオカセットテープ・DVD の製作に関する業務

(1) 手話ビデオ作製 作製中 № 題 名 備 考 1 「聞こえない」ろうあ者の人生 久永正信編 作成中 合計

(2)聴覚障害者用字幕(手話)入りビデオカセットテープの貸出に関する業務

1)貸出利用者数 56人 2)貸出本数 409本 3)月別貸出利用状況 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3 月 合計 前年度 実 績 前年度 比較 センター 利用者数 7 7 2 6 5 2 6 2 7 5 2 2 53 78 67.9% 本 数 47 54 16 59 36 10 46 18 50 40 20 4 400 422 94.8% 延 岡 利用者数 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 3 25 12.0% 本 数 0 3 0 0 0 0 0 0 3 3 0 0 9 51 17.6% 日 向 利用者数 0 0 0.0% 本 数 0 0 0.0% 合 計 利用者数 7 8 2 6 5 2 6 2 8 6 2 2 56 103 54.4% 本 数 47 57 16 59 36 10 46 18 53 43 20 4 409 473 86.5% 4)県立聴覚障害者センター貸出利用状況 分類 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2 月 3 月 合計 前年度 実績 前年度 比較 利用 者数 ろう者 4 2 1 1 2 1 0 0 1 1 1 0 14 18 77.8% 聴者 3 5 1 5 3 1 6 2 6 3 1 1 37 53 69.8% 団体 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2 7 28.6% 合計 7 7 2 6 5 2 6 2 7 5 2 2 53 78 67.9% 貸出 本数 ろう者 19 10 11 6 10 5 0 0 14 5 7 0 87 88 98.9% 聴者 28 44 5 53 26 5 46 18 36 20 13 3 297 297 100.0 % 団体 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 0 1 16 37 43.2% 合計 47 54 16 59 36 10 46 18 50 40 20 4 400 422 94.8%

(17)

4.手話奉仕員、要約筆記奉仕員等の育成及び派遣に関する業務

県立聴覚障害者センターにおいて下記の養成講座を実施しました。

【1】手話奉仕員 ① 実施期間 5 月 19 日(木)~3 月 16 日(木) ② 修了者 11 名 ③ センター手話交流会 24 名 【2】手話通訳Ⅰ ① 実施期間 4 月 4 日(月)~10 月 4 日(月) ② 修了者 13 名(宮崎市 12 名、宮崎県 1 名) 【3】手話通訳Ⅱ ① 実施期間 10 月 18 日(月)~3 月 28 日(月) ② 修了者 12 名 【4】手話通訳Ⅲ ① 実施期間 4 月 22 日(金)~11 月 4 日(金) ② 修了者 7 名(宮崎市 6 名、宮崎県 1 名) 【5】要約筆記者養成講座(前期) 要約筆記者養成カリキュラムに沿い講座を実施しました。 ◎宮崎会場(手書きコース及び PC コースの両クラスを実施) ◎日向会場(手書きコース) 要約筆記者養成カリキュラムに沿い講座を実施しました。 【6】要約筆記者のための研修 要約筆記者養成カリキュラムをもとに、下記の研修及び講習を実施しました。 1) 要約筆記者講師研修会 2) 要約筆記者スキルアップ研修会

5.聴覚障害者に対する相談業務 (2016 年度の相談件数 件)

相談種別 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 1 職業 1 0 0 0 0 0 3 2 2 0 0 2 10 2 医療 0 1 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 6 3 年金 1 0 0 3 1 0 1 0 0 0 0 0 6 4 教育 0 0 2 0 0 0 0 1 0 0 1 0 4 5 住宅 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2 6 生活 1 4 1 1 1 1 1 0 1 1 0 1 13 7 人間関係 0 0 0 0 0 0 1 1 0 3 1 1 7 8 保育・育児 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 情報・コミュニケーション 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 5 10 交通事故等 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 11 手話通訳者派遣 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 3 12 要約筆記者派遣 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 13 法律 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 4 14 手続き 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 15 その他 4 5 1 4 5 7 2 3 1 1 3 2 38 計 8 12 10 11 8 9 8 9 4 6 5 11 101

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4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 経 路 来所 7 10 4 7 7 5 6 6 2 4 3 8 69 FAX 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 3 TEL 0 2 4 2 1 4 2 3 2 1 2 1 24 家族 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 関係者 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 訪問 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 1 3 計 8 12 10 11 8 9 8 9 4 6 5 11 101 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 聴覚障害者 7 9 5 7 8 7 6 4 2 5 2 3 65 健聴者 1 3 5 4 1 2 2 6 2 1 3 9 39 計 8 12 10 11 9 9 8 10 4 6 5 12 104 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 性 別 男 6 9 2 5 6 7 5 8 3 5 4 3 63 女 2 3 8 6 3 2 3 2 1 1 1 9 41 計 8 12 10 11 9 9 8 10 4 6 5 12 104 ※相談数に比べ、聴覚障害者、健聴者、性別の数が多いのは、1件につき複数の相談があったた め。 6.聴覚障害者に対する手話講習、技術訓練その他の教養講習の実施に関する業務 (1)耳の聞こえにくい方のための手話講習会 毎週火曜日14:00~15:30に手話を学びたい聴覚障害者の方々を対象にした講習会を開催しました。 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 参加者数 8 10 7 8 5 6 4 11 4 4 3 0 70 協力者数 14 24 25 22 16 16 12 23 9 14 8 4 187 難聴者・協 力者合同 30 45 75 332 (2)「楽しもう会」 開催 毎月第 2、4 火曜日 10:00~15:00 ① 実施内容 ゲーム、手芸、食事会、新年会、映画「段また段を成して」鑑賞

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4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 楽しもう会 18 14 15 14 14 14 7 7 0 12 11 9 135 8.その他知事が必要と認める業務 1)ホームページ等の運用 (2016 年度分) ホームページ 2001 年 8 月 22 日開設 アドレス変更 http://msen.sakura.ne.jp/ 2015 年 6 月 1 日付 リニューアル 9月23日にホームページをリニューアルした(7月24日停止~) 年 月 当月開始カウント 当月終了カウント 当月カウント 備考 2016 年 4 月 21776 22564 788 2016 年 5 月 22564 23106 542 2016 年 6 月 23106 23777 671 2016 年 7 月 23777 24263 486 2016 年 8 月 24263 24843 580 2016 年 9 月 24843 25774 931 リニューアル 2016 年 10 月 25774 26321 547 2016 年 11 月 26321 26646 325 2016 年 12 月 26646 26894 248 2017 年 1 月 26894 27234 340 2017 年 2 月 27234 27510 276 2017 年 3 月 27510 28028 518 累 計 6252

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2)職員の能力育成(研修体制) 「聴覚障害者センター」の適正な業務推進のために、組織内でのコミュニケーションの促進と自己研鑽を促す職場体制を確立させるとともに、職 員一人ひとりの社会的、組織的な能力と、知識・技術等の専門的な能力育成のために、次のような研修を実施しました。 氏名 役職 期日 場所 研修内容 田中順子 所長兼総務課長 6月27日(月) 県福祉総合センター 社会福祉制度説明会 7月29日(金) 県福祉総合センター 地域における公益的な取り組みに係る研修会 11月18日(金) 日建学院宮崎校 社会福祉法人定款変更セミナー 12月6日(火)~7日(水) 県立聴覚障害者センター 全国聴覚障害者情報提供施設協議会九州ブロック施設長会議 平成29年1月11日(水) 県庁 社会福祉法人制度改革説明会 満平一夫 副所長兼事業課長 6月23日(木)~6月24日(金) 大阪市 全国聴覚障害者情報提供施設協議会総会及び施設大会 7月29日(金) 県福祉総合センター 地域における公益的な取り組みに係る研修会 11月18日(金) 日建学院宮崎校 社会福祉法人定款変更セミナー 平成29年1月11日(水) 県庁 社会福祉法人制度改革説明会 中玉利辰美 情報・企画課長 10/29(土)~11/1(火) 東京都 盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会指導者養成研修会 山下和正 財務主任 平成29年1月11日(水) 県庁 社会福祉法人制度改革説明会 堀田享志 事業主任 7月26日(火) 宮崎市民プラザ 宮崎県障がい者差別解消シンポジウム

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平成28年度手話奉仕員等養成事業実績報告

1.目的 手話奉仕員等養成事業実施要綱に基づき下記の内容で手話奉仕員及び手話通訳者、手話通訳士の 養成講座を実施し、聴覚障がい者等の福祉の増進に資することを目的とし実施しました。 2.手話奉仕員養成講座 (1) 実施会場 県内9市町で実施しました。別添1参照 市独自実施:宮崎市 市町村独自実施:日向市・都城市・小林市・西都市・高原町・三股町 (2) 使用教材 『新手話教室入門』と『手話教室基礎』の内容が 1 冊に盛り込まれた厚生労働省手話奉仕員 養成カリキュラム対応の「手話奉仕員養成テキスト 手話を学ぼう 手話で話そう」をテキ ストとして使用し実施しました。 (3) 養成時間 70 時間 実技編 入門課程(27 時間)基礎課程(33 時間) 講義編 10 時間 (4) 養成講師研修会 講座実施に向けた指導内容、指導方法についての学習会を実施し、講座の充実につなげ ました。 期 日 平成28年6月19日(日) 会 場 県立聴覚障害者センター 参加者数 94名 (5)手話体験会 手話講習会を実施できない下記の地域で、手話の体験会を開き手話の普及に努めました。

【手話体験会実績一覧表】

番号 地 域 会 場 実施日 参加人数 1 串間市 串間市総合保健福祉センター 11月17日 21人 11月22日 24人 2 都農町 実施できませんでした。 ― ― 3 日之影町 日之影町保健センター 3月 3日 15人 4 美郷町 美郷町健康管理センター 3月14日 11人 5 五ヶ瀬町 五ヶ瀬町福祉保健センター 3月 9日 9人 6 椎葉村 椎葉中学校・椎葉村役場 3月 7日 71人 21人

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7 西米良村 村所小学校 西米良村福祉センター 10月31日 15人 17人 8 諸塚村 諸塚村役場 大会議室 2月24日 13人 9 国富町 国富町社会福祉協議会 10月 7日 10月14日 10月21日 4人 2人 3人 10 綾町 綾町公民館 2階会議室 10月26日 11月 2日 11月 9日 5人 6人 3人 3.手話通訳者養成講座 (1) 実施会場 別添1参照 県内の手話通訳者派遣事業の充実につなげるために下記の6地域において実施しました。 ①延岡地区 ②日向地区 ③児湯地区 ④都城地区 ⑤西諸地区 ⑥高千穂地区 (2) 使用教材 手話通訳Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで下記の教材を使用して講座を実施しました。 ① 手話通訳Ⅰ 「手話通訳Ⅰ ホップ ステップ ジャンプ」 ② 手話通訳Ⅱ 「手話通訳Ⅱ ホップ ステップ ジャンプ」 ③ 手話通訳Ⅲ 「手話通訳者養成講座実践課程テキスト」 ④ 講義編 (3) 養成時間 120 時間 実技編 手話通訳Ⅰ(48 時間) 手話通訳Ⅱ(45 時間) 手話通訳Ⅲ(15 時間) 講義編 12 時間 (4) 養成講師研修会 講座実施に向けた指導内容、指導方法についての学習会を実施し、講座の充実につなげた。 【1】手話通訳者Ⅰ・Ⅱ養成講師研修会 期 日 平成28年7月3日(日) 会 場 県立聴覚障害者センター 参加者数 40名 【2】手話通訳者Ⅲ・ろう講師研修会 期 日 平成28年11月20日(日) 会 場 県立聴覚障害者センター 参加者数 29名(午前22名・午後17名)

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(5)現任手話通訳者研修会 期 日 10月30日(日) 会 場 県立聴覚障害者センター 参加者数 31名 (6)手話通訳者全国統一試験対策学習会 期 日 11月6日(日) 会 場 県立聴覚障害者センター 参加者数 48名 (7)手話通訳者全国統一試験 期 日 12 月3日(土) 会 場 県立聴覚障害者センター 受験者数 43名 合格者数 6名(平成29年 3 月10日結果発表) 井口朋子・田上雄太(延岡市)、田中照代(高鍋町)、 満平真心人・立元靖子・新町佑衣子(宮崎市) 4. 手話通訳士養成講座 手話通訳技能認定試験(手話通訳士)合格を目指す手話通訳者を対象に養成研修会を実施しま た。6月の研修は公開講座とし、受験の予定のない方でも受講可能にした筆記試験対策と実技 試験対策を行い、8月は実技試験対策中心の研修を実施しました。 月 日 内 容 科目 講師 参加者 6/4 (土) 13:00-17:00 国語 日章学園中学校 小檜山聡子氏 14 名 6/5 (日) 10:00-12:00 聴覚障害者の基礎知識及び障害者 福祉の基礎知識・手話通訳のあり方 センター職員 17 名 13:00-16:00 実技試験学習・読み取り通訳① センター職員 大澤裕貴子氏 田中 陽子氏 8/6 (土) 13:00-17:00 実技試験学習・読み取り通訳② 嶋田 智子氏 満平 美幸氏 4名 8/7 (日) 10:00-16:00 実技試験学習・聞き取り通訳 センター職員 前山 玲子氏 松下 房子氏 5 名 ◎第28回手話通訳技能認定試験(手話通訳士)結果(本県関係) 期 日 平成28年 10 月1日(土)~2日(日) 試験会場 熊本市他 受験者数 9名 合格者数 1名 稲倉里衣子(宮崎市)

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【手話奉仕員及び手話通訳者養成講座実績】

別表1 地域 会 場 実施日 時間・内容 修了者数 手話 奉仕員 通訳Ⅰ 通訳Ⅱ 通訳Ⅲ 高千穂町 高千穂中央公民館 毎週水曜日 20:00-22:00 6 2 4 月~3 月 奉仕員・通訳Ⅱ 延岡市 延岡社会福祉センター 毎週火曜日 19:00-20:30 25 11 3 4 月~3 月 奉仕員・ 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 門川町 門川町総合福祉センタ- 毎週月曜日 19:30-21:00 11 4 月~3 月 奉仕員 日向市 日向市総合福祉センタ- 毎週木曜日 19:00-21:00 3 6 1 4 月~3 月 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 新富町 新富町総合交流センター 毎週火曜日 19:30-21:30 8 4 月~3 月 奉仕員 新富町中央公民館 毎週金曜日 19:30-21:00 2 4 月~3 月 通訳Ⅰ・Ⅱ 木城町 木城町福祉センター 毎週木曜日 19:30-21:30 2年間 で実施 4 月~3 月 奉仕員 川南町 川南町公民館 毎週水曜日 19:30-21:00 2年間 で実施 4 月~3 月 奉仕員 高鍋町 高鍋老人福祉会館 毎週火曜日 19:30-21:00 2年間 で実施 4 月~3 月 奉仕員 都城市 都城市総合社会福祉 センタ- 毎週火曜日 19:00-21:00 9 6 5月~3 月 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 日南市 日南保健福祉センター 毎週水曜日 19:00-21:00 2 4 月~3 月 奉仕員 小林市 小林社会福祉センター 毎週水曜日 19:00-21:00 14 2 4 月~3 月 通訳Ⅰ・通訳Ⅱ えびの市 えびの市文化センター 毎週火曜日 19:30-21:00 4 4 月~3 月 奉仕員 宮崎市 花山手・聴障センター 毎週月・金 通訳Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 4 3 2 4月~3月 合 計 56 43 16 9

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平成 28 年度手話通訳設置事業報告書

1. 実施の方法 専任者を採用し、社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会事務所に常駐させ、下記の内容の業務に 当たりました。 2. 業務内容は次のとおり。 (1) 県関係の手話通訳全般 (2) 意志疎通支援事業の推進と指導 (3) 関係機関からの依頼に応える手話通訳および手話通訳者に対する情報提供(28 件) ① 聴覚障害者が利用する相談支援事業所、就労継続支援事業所等からの相談 ② 県関係機関及びからの相談 ③ 盲ろう者通訳・介助員についての相談 (4) ろう者に対する相談支援(19件) 職業、生活場面等についての相談を行いました。 (5) 手話関係事業の事務整理・連絡 (6) その他 3. 通訳実績 種別 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計 1 職業・労働 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 手続き 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 3 縁談・結婚 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 家族関係 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 育児・保育 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 教育 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 住宅・住居 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 8 保健・医療 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 9 集会 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4 10 選挙 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11 警察 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 12 裁判 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 13 会議 0 1 1 1 0 0 0 3 2 1 1 0 10 14 講習会 2 5 4 3 2 5 4 2 1 0 1 0 29 15 その他 1 0 1 3 1 0 0 0 1 0 1 4 12 計 3 7 7 9 5 5 4 5 4 1 8 4 62

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平成28年度要約筆記者養成事業実績報告

(1) 要約筆記者養成目標 聴覚障害者、とりわけ中途失聴・難聴者の生活及び関連する福祉制度や権利擁護、対人援助 等についての理解と認識を深めるとともに、難聴者等の多様なニーズに対応できる要約筆記 を行うに必要な知識及び技術の習得を目標に実施しました。 (2) 要約筆記者養成カリキュラム時間数(前期・後期) 84時間以上:必修科目74時間+選択必修科目10時間以上 必修科目74時間(講義44時間+実技30時間) 選択必修科目28時間(講義10時間+実技18時間) (3) 要約筆記者養成講座(前期) 要約筆記者養成カリキュラムに沿い講座を実施しました。 ◎宮崎会場(手書きコース及び PC コースの両クラスを実施) 平成28年9月~平成29年3月 手書きコース 7名 パソコンコース 7名 ◎日向会場(手書きコース)日向市障がい者センターあいとぴあ 会議室2 平成28年9月~平成29年2月 手書きコース 7名 (4) 要約筆記者のための研修 要約筆記者養成カリキュラムをもとに、下記の研修及び講習を実施しました。 1)要約筆記者講師研修会 月 日 内 容 講 師 参加者数 7月16日 (土) ≪共通≫手書きコース・パソコンコース 第4講・第5講 要約筆記の基礎知識等 (特非)全要研 山岡千惠子氏 15名 7月17日 (日) 手書きコース:第4講・第5講 実技指導 9名 パソコンコース:第4講・第5講 実技指導 6名 2)要約筆記者スキルアップ研修会 要約筆記者に必要な技術、知識を習得するためにスキルアップ学習会を開催し、 本県、要約筆記者の充実を図ることを目的に下記の学習会を実施しました。 月 日 内 容 講 師 参加者数 10月 1 日 (土) ≪共通≫手書きコース・パソコンコース 要約筆記のあり方~対人援助の考え方を中心に~ (特非)全要研 山岡千惠子氏 17名 10月 2 日 (日) 手書きコース:第 11 講チームワークの技術 14名 PCコース:第 11 講 チームワークの技術 5名 11月12日 (土) ≪共通≫手書きコース・パソコンコース 「事例検討」~論理的思考力を高める~ (特非)全要研 松井美智子氏 18名 11月13日 (日) 手書きコース:第 12 講ノートテイクの技術 15名 PCコース:第 12 講ノートテイクの技術 6名

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3)全国統一要約筆記者認定試験を下記のとおり実施しました。 期 日 平成29年 2 月19日(日) 会 場 県立聴覚障害者センター 受験者 手書き:3名 パソコン:3名 合格者 手書き:2名 パソコン:2名 4)要約筆記者指導者養成研修会 西日本会場(大阪市)と東日本会場(東京)で開催された「平成28年度要約筆記者 指導者養成研修」に県内の要約筆記者1名が参加し、要約筆記者養成の目的や指導方法を 学びました。今年度より研修会の費用を全額助成しました。 (5)要約筆記体験会 要約筆記体験会を下記の地域で開き、講座の呼びかけと要約筆記の普及に努めました。

【要約筆記体験会実績】

地域 会 場 実施日 参加人数 1 宮崎会場 県立聴覚障害者センター 交流ホール 7月 2日(土) 手書きコース 30名 パソコンコース18名 2 児湯会場 高鍋町総合福祉センター 老人福祉館 大会議室 7月 9日(土) 手書きコース 5名 3 日南会場 日南市保健福祉総合センター 5階 大会議室 7月23日(土) 手書きコース 9名 4 日向会場 日向市障がい者センター あいとぴあ 会議室2 7月30日(土) 手書きコース 7名 5 延岡会場 延岡市民協働まちづくりセンター 3階 小会議室① 8月 6日(土) 手書きコース 7名

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平成 28 年度盲ろう者向け通訳・介助員養成事業実績報告書

1. 盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会指導者養成研修会受講 (1) 代表派遣 盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会の指導者養成のために県立聴覚障害者センター職員 1 名 を派遣しました。 (2) 参加者 全国から25名 (盲ろう受講者 5 名、非盲ろう受講者 20 名) (3) 主催 社会福祉法人 全国盲ろう者協会 (4) 日程 平成 28 年 10 月29日(土)12:30~ 11 月1日(水)16:40 (4 日間) (5) 場所 全国障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)東京都新宿区戸山 1-22-1 2. 養成講座 (1) 都城市総合社会福祉センター(都城市松元町 4-17) ① 盲ろう者向け通訳・介助員養成カリキュラムの必須科目を中心に盲ろう者との交流も加え 実施しました。 ② 講座カリキュラム 日程 9 月 17 日(土)、18 日(日)10 月 23 日(日) 11 月 20 日(日)27 日(日) 講座回数 5回 時間数 24 時間 修了者数 19 名 盲ろう者の参加数 延べ6名(講師は延べ4名む) ③ 講師体制 1) 盲ろう者の参加 「盲ろう者の日常生活とニーズ」 1名 「盲ろうコミュニケーション実習」 3名 2) 外部講師 盲ろう者友の会、都城市手話通訳者等派遣センター、都城視覚障害者福祉協会、 都城市点字図書館、歩行訓練士 三村 直樹氏、 3) 補助講師 円滑な講座運営のために養成講座の「盲ろう疑似体験」、「通訳・介助実習Ⅰ」、「通訳・ 介助実習Ⅱ」、「盲ろうコミュニケーション実習」及びスキルアップ研修会の際に、平成 26 年度修了者に補助講師をお願いしました。

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④ 指導内容の工夫 1) 「県内における盲ろう者の実態把握に関する調査結果分析」の活用 2) 通訳・介助実習の実施 3) グループワークの実施 4) 盲ろう者友の会との連携強化 「通訳・介助員派遣事業と通訳・介助員の業務」の講義では盲ろう者友の会の協力を得て実 施しました。 2. 盲ろう者向け通訳・介助員スキルアップ研修会の開催 (1) 目的 平成 28 年度盲ろう者向け通訳・介助員養成講座修了者を対象に盲ろう者のコミュニケーション手 段と移動介助についての知識と技術等の講習を行うことにより、通訳・介助員を養成し、本県盲ろ う者の福祉の増進に資することを目的とし研修会を開催しました。 (2) 期日 平成 29 年 2 月 12 日(日)10:00~15:30 (3) 会場 都城市総合社会福祉センター・研修室2(都城市松元町 4-17) (4) 参加者 8名(平成 28 年度 盲ろう者向け通訳・介助員養成講座修了者) (5) 研修内容 月日 時間 内容 2月12日(日) 10:00~12:00 盲ろう通訳・介助技術の基本 12:00~13:00 昼食・休憩 13:00~14:30 盲ろう通訳・介助実習 14:30~14:45 休憩 14:45~15:15 振り返り 15:15~15:30 まとめ

参照

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