スポーツ医学研究室 指導教員 入江 一憲 教授 学籍番号 09A0453
学生氏名 佐藤 新
【緒言】 アメリカンフットボールは非常に激しいコンタクトスポ ーツで、多くのスポーツ外傷・障害が発生する。本研究の 目的は、大学アメリカンフットボール選手の ACL 損傷の発生状 況を調査し、大学アメリカンフットボールにおける ACL 損傷発 生の傾向、特徴を明らかにすることにある。 【対象と方法】 日本体育大学アメリカンフットボール部(関東1部リーグ)所 属、2006年11月~2013年11月の間の ACL 損傷者15名16 例に対して、受傷状況の調査を実施した。 【結果】 学年別にみると、3年次の受傷が最も多く、続いて2年、1 年、4年の順で多かった。ポジション別ではディフェンスバックが 最も多かった(図1)。また、オフェンスとディフェンスの割合は同 率であった。受傷年は、2007年と、人工芝を張り替えた2011 年が最も多かった。時期は、試合期終盤の11月が最も多く、練 習や試合の頻度に対しては3月の受傷も多く見られた。受傷時 の状況については、コンタクトによる受傷が8件53%、ノンコン タクトによるものが7件47%(1件は不明)となった(図2)。また 受傷要因別にみると、タックルを受けての受傷が最も多く、続い て自分自身でバランスを崩しての受傷が多かった。 【考察】 3年次の受傷が最も多いのは、主力としてチームから扱わ れ、試合や試合形式の練習への参加が増える一方、同じように 主力の4年生と比べると授業が多く、授業後の練習前に十分な 準備ができない事などが考えられる。 受傷年別では、2007年と2011年が多い。2011年は練習 場の人工芝の張替を行った直後の4月に、カット動作時の受傷 が2件あった。以前の人工芝よりもストップや方向転換が急激に 行えるようになったので、関節へのストレスが増し、受傷につな がったと考えられる。サーフェイスが変化した時には、それに合 ったスパイクを使用することや、いきなり100%の動きをするの ではなく身体を慣らす期間を設けることが必要と考えられる。 受傷月別にみると11月の受傷が最も多い。これは、試合期 序盤では下位のチームとの試合が多いが、試合期終盤の11月 になると実力が拮抗したチームとの試合になるため、より激しい プレーが多くなることに関係していると考えられる。また3月も練 習や試合の頻度に対して発生が多いが、冬のトレーニング期間 明けで身体がアメリカンフットボールの動きに順応できていないこ とが考えられる。 受傷時の状況別にみると、コンタクトによる受傷8件、ノンコンタ クトの受傷7件と、ほぼ同数発生している。NFL での ACL 損傷発 生状況は、コンタクトによる受傷が78.2%、ノンコンタクトは21. 8%であるように、アメリカンフットボールのようなコンタクトスポー ツでは、コンタクトによる ACL 損傷が多いとされてきたが、今回の 調査で大学アメリカンフットボールでは、ノンコンタクトによる受傷 もコンタクトと同程度に多いことがわかった。 【結論】 ①ACL 損傷は3年生が最も多かった。 ②ポジション別にみると、DB の受傷が最も多かった。 ③フィールドのサーフェイスが変化した時に多く発生していた。 ④受傷時期は試合期終盤の11月と、グラウンドでの練習が始ま る3月が多かった。 ⑤コンタクトによる受傷とノンコンタクトによる受傷はほぼ同率であ った。 (人) QB WR RB OL DL LB DB 1 3 3 1 3 1 4 (人) 6.3 18.8 18.8 6.3 18.8 6.3 25.0 (%) オフェンス ディフェンス 図1 ポジション別比較 50% 50% 0 1 2 3 4 5 QB WR RB OL DL LB DB (人) タックルを受けて 受傷 タックルをした際 受傷 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 コンタクトによる受傷 ノンコンタクトによる受傷大学アメリカンフットボール選手の
膝前十字靱帯損傷状況について
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10A356
学生氏名 池川 望 髙橋 誠 長尾 健 山下 裕大
【緒言】
アメリカンフットボールにおいて、ベンチプレス(以 降 BP)、スクワット(以降 SQ)の1RM の 4 年間の上 昇率が勝利数と関係していると考えられる。【目的】
本研究の目的は、BP、SQ の1RM の上昇率の差が大き れば、順位がじょういであるか。 上昇が著しいチームが多く、勝利しているか。この 2 点を明確にすることである。【対象】
来年度の関東学生アメリカンフットボール TOP8、8 校の中で 4 年間の成長を確認する事が出来た選手が いた、日本大学、立教大学、中央大学、明治大学と日 本体育大学の BP、SQ の現4年生の代表3~4名の4 年間の1RM の上昇率とチームの勝利数との関係性を 対象とする。【方法】
対象となるチームの各代表の3~4名の1RM の上 昇率と日本体育大学の4年間の1RM の上昇率を比 較し、関係性をグラフで表し比較する。 勝利数と上昇率の比較は各チームの平均をとり、勝利 数との関係をグラフで表し比較する。 【結果】 上昇率と順位との関係性は見られなかったが、対象と なるチームと日本体育大学の上昇率の結果から、BP に関しては、例外はいるが1位に近いほど上昇率に大 きく差が開いていることがわかった。SQ に関しては 順位に関係なく上昇していた、日本体育大学の順位に 近いほど、上昇率に差に関係性はなかった。 勝利数との関係は関係性が見られなかった、勝利数が 多いチームは、BP は 40 ㎏以上の上昇、SQ は最大で 日本体育大学の 2 倍以上の上昇、80 ㎏以上の上昇が 見られた。 【考察】 以上の結果により、上昇率と勝利数に関係性は見ら れなかったが、成長率から見える特徴がありました。 1年生~2年生の期間がどの大学も成長が著しく BP の上昇が最大で45 ㎏の成長が見えてきた、その中で日 本体育大学はその時期の成長が平均して約 15 ㎏であ った。SQ に関しても最大で 100 ㎏の成長をしている 中日本体育大学は30 ㎏以下という結果がみられた。 来季からさらなる成長をするためにも①下級生と上 級生の意識の統一(目標に対する取り組みの仕方の違 い)②ウエイトに関して上級生の下級生に対する指導 力③スポーツ推薦者との早期合流。④BP は4年間で最 低でも 40~50Kgup、SQ は 4 年間で 70~80Kgup が 必要。以上の4点が挙げられる。【結論】
上昇率と勝利数には関係性はなかったため1RM の上 昇率が勝利数に影響が少ないと言える。上昇率が大き いチームがより多くの勝利を獲得しているかの関係性 もなかった。 【参考文献】 Touchdown 選手名鑑 2010 年~2013 年アメリカンフットボールにおける 1RM の上昇率と勝利数の関係性に
ついて
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10A0368
学生氏名
井上進 増山純季 上杉虎正 山口浩紀 【諸言】 アメリカンフットボールにおけるオフェンスのプレー数は 獲得ヤード数に大きな影響を与えられると考えられる。 【目的】 オフェンスのプレー数は獲得ヤードに影響するのかを調 べ、2014 年度のシーズンに活かしてもらいたいと考え 2013 年度関東学生 1 部リーグ A ブロックの上位 4 チーム を対象にオフェンスのプレー数と獲得ヤードは関係がある のかを明確にすることである。 【対象】 関東学生アメリカンフットボール連盟加盟校1 部 A ブロッ ク上位4 校。 【方法】 法政大学、立教大学、早稲田大学、日本体育大学の試合全 7 試合を対象とする。対象となる試合それぞれのプレー数 を数え、獲得ヤード(ラン、パス、総獲得ヤード)と比べ グラフにし関係があるのか明確にする。 【結果】 アメリカンフットボールの試合の勝敗に大きな影響を与え ると考えられる、オフェンスのプレー数を下の表に示す 法政大学 立教大学 早大 日体大 総獲得ヤード 1264 924 836 651 一試合平均 421 308 275 212 平均プレー数 65 57 51 50 平均ランプレー数 43 35 27 30 平均パスプレー数 22 21 27 19 平均variation 数 48 35 30 26 平均variation 数 22 16 14 12 平均パスvariation 数 26 19 17 14 オフェンスのプレー数、バリエーションが多いチームほど 総獲得ヤードは多く。オフェンスのプレー数、バリエーシ ョンが少ないチームほど獲得ヤードが少なかった。 【考察】 オフェンスのプレー数が多ければ多いほどディフェンスは プレーを絞り辛く、守り辛いと考えられる。そしてこの結果 を見る限り日本体育大学のオフェンスはプレー数及びバリ エーションが少なくヤードを獲得できないと考えられる。し かしただプレー数を増やせばいいのではなく、プレーのタイ ミングや一人一人が役割を遂行できているか、アサイメント の理解度も関係している。 【結論】 プレーのタイミングや役割、アサイメントの理解度などがあ るが、獲得ヤードを多くする為にはプレー数、バリエーショ ンが多く必要と言える。 1264 924 836 651 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 獲 得 ヤ ー ド総獲得ヤード
日体 早大 立教 法政 0 100 200 300 400 500 0 20 40 60ヤード数
ヤード数 【参考文献】 関東学生連盟スタッツオフェンスのプレー数、バリエーションは
獲得ヤードに影響を与えるのか
スポーツ医学研究室 指導教員 入江 一憲 教授 学籍番号 10A0373
学生氏名 岩渕 賢人 古河 鉄馬 山崎 克也
【緒言】 アメリカンフットボールにおけるオフェンスライン(以 下 OL と記述)の身体能力は、チームのプレー傾向と関係 していると考えられる。 本研究の目的は、アメリカンフットボールにおいて、OL の身体能力とチームのプレー傾向に関係があるのかを明確 にすることである。 【対象と方法】 1.対象 関東学生アメリカンフットボール連盟加盟校1 部 A ブロ ック上位4 校。および B ブロック上位 4 校。(来年度TOP8 リーグに加入する8 校) 2.比較方法 それぞれの秋季リーグにおけるラン・パスの回数比率と 2013 年度の OL5 名の身体能力(身長・体重・BP・SQ・ 40yd 走)を対象とする。 対象となるチームのそれぞれのラン・パスの回数比率と 各身体能力をグラフで表し比較をする。 3.測定と分析の方法 始めに、各チームの総プレー数とラン・パスの回数を使 い回数比率を出す。次に、それぞれの各身体能力と回数比 率で作成したグラフを使い、比較をすることで分析を行う。 【結果】 アメリカンフットボールにおけるチームのプレー傾向と OL の身体能力に明らかな関係性は見られなかった。 ランプレー重視の日本体育大学とその他の大学を比較し たところ、関係性が見られた。 【考察】 比較的ランプレーが多かったのは法政大学、立教大学、 中央大学、明治大学、日本体育大学の5 校。パスプレーの 多かった大学は日本大学、慶應大学、早稲田大学の3 校で あった。 ランプレーの多かった大学とパスプレーの多かった大学 に分け、身体能力に関係性はないか比較したところ関係性 は見られなかった。 次に、日本体育大学とその他のランプレーの多かった法 政大学、立教大学、中央大学、明治大学の4 校の身長と体重 のグラフを比較したところ、大きな差が見られた。この差か ら、ひとつのプレーが安定して出るかどうかは、体格に依存 しているのではないかと考えた。よって、体格の能力値が低 い日本体育大学はそれをカバーするために、プレーの回数を 増やさなければいけないのではないかと考える。 つまり、グラフからの考察によって日本体育大学が安定し てプレーを出すためには、体格を増やしていくことが必要な のではないかと考える。 【結語】 アメリカンフットボールにおけるチームのプレー傾向とOL の身体能力を比較した。その結果、明らかな関係性は見られ なかったものの日本体育大学のランの多い理由のひとつが 明らかになったのではないかと考える。それは、体格が小さ いためにプレーが安定しないため回数を増やしてそれを補 っているのではないかということである。これを改善するた めに、冬のトレーニング期間でしっかりとウエイトトレーニ ングをすることが秋季大会で安定した勝利を得られるかど うかの鍵となってくると考える。 図 プレー数比率と体重の散布図 【参考文献】Touch down 2014 college football team guide
関東学生アメリカンフットボール連盟公式ホームページ:1 部リーグ記録(チーム)
http://www.kcfa.jp/
オフェンスラインの身体能力とチームのプレー傾向の関連性につい
て
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10A0374
学生氏名 上杉虎正 山口浩紀 井上進 増山純季
【諸言】 アメリカンフットボールにおけるオフェンスのプレー数は 獲得ヤード数に大きな影響を与えられると考えられる。 【目的】 オフェンスのプレー数は獲得ヤードに影響するのかを調 べ、2014 年度のシーズンに活かしてもらいたいと考え 2013 年度関東学生 1 部リーグ A ブロックの上位 4 チーム を対象にオフェンスのプレー数と獲得ヤードは関係がある のかを明確にすることである。 【対象】 関東学生アメリカンフットボール連盟加盟校1 部 A ブロッ ク上位4 校。 【方法】 法政大学、立教大学、早稲田大学、日本体育大学の試合全 7 試合を対象とする。対象となる試合それぞれのプレー数 を数え、獲得ヤード(ラン、パス、総獲得ヤード)と比べ グラフにし関係があるのか明確にする。 【結果】 アメリカンフットボールの試合の勝敗に大きな影響を与え ると考えられる、オフェンスのプレー数を下の表に示す 法政大学 立教大学 早大 日体大 総獲得ヤード 1264 924 836 651 一試合平均 421 308 275 212 平均プレー数 65 57 51 50 平均ランプレー数 43 35 27 30 平均パスプレー数 22 21 27 19 平均variation 数 48 35 30 26 平均variation 数 22 16 14 12 平均パスvariation 数 26 19 17 14 オフェンスのプレー数、バリエーションが多いチームほど 総獲得ヤードは多く。オフェンスのプレー数、バリエーシ ョンが少ないチームほど獲得ヤードが少なかった。 【考察】 オフェンスのプレー数が多ければ多いほどディフェンスは プレーを絞り辛く、守り辛いと考えられる。そしてこの結果 を見る限り日本体育大学のオフェンスはプレー数及びバリ エーションが少なくヤードを獲得できないと考えられる。し かしただプレー数を増やせばいいのではなく、プレーのタイ ミングや一人一人が役割を遂行できているか、アサイメント の理解度も関係している。 【結論】 プレーのタイミングや役割、アサイメントの理解度などがあ るが、獲得ヤードを多くする為にはプレー数、バリエーショ ンが多く必要と言える。 1264 924 836 651 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 獲 得 ヤ ー ド
総獲得ヤード
日体 早大 立教 法政 0 100 200 300 400 500 0 20 40 60ヤード数
ヤード数 【参考文献】 関東学生連盟スタッツオフェンスのプレー数、バリエーションは
獲得ヤードに影響を与えるのか
スポーツ医学研究室 指導教員 入江 一憲 教授 学籍番号 10A0411
学生氏名 倉本 隆之介 森田 玲大 小倉 和也
第一章 ワイドレシーバーのスプリントトレーニング シーズンが終わり現在春に向けてのトレーニング期間で ある。春、そして秋の本シーズンを良い形で終わらすには 一人ひとりのスキル向上が必要であり、レベルアップでき る期間が今の時期だろう。 第二章 ワイドレシーバーとメンタルトレーニグ <第一節 はじめに> わが国では、1984年のロサンゼルスオリンピック以 降、競技現場に様々な指導法を持ったメンタルコーチが活 躍し、社会人アメフトや学生アメフトにも取り入れられて いる。 <第二節 メンタルトレーニングの意義> スポーツの世界には、「心・技・体」という言葉がある。 一流になり、頂点を極めるためには三つの要素を鍛え、総 合的な強さを身につける事が必要だ。現在のメンタルトレ ーニングは選手の身体作りや技術力の向上に欠かせない要 素であり、甲子園やX リーグで活躍した選手も、自らの競 技向上に活用している。 <第3節 具体的には何があるのか> 試合や日頃の練習目標を具体的に決めることでやる気を 高める。「メージで3本キャッチする」など具体的な数値を 置くとよい。そうすることで、自分の進むべき道筋がはっ きりする。さらに、どのような場面でも気持ちをコントロ ールできるようにリラクセーショントレーニングが重要に なる。競技直前に起こる過緊張や不安を軽減し、リラック スして競技に臨めるものだ。最後はイメージトレーニング であり、イメージを用いて新しい技を習得したり、試合で の心の準備を作ったりする方法である。またイメージの効 果を最大限に発揮するために、どれだけイメージにリアリ ティーを持たせ、鮮明度を高めていけるかが大きなポイン トになる。脳に描くことで体にイメージさせること。それ が技術向上の一つの手段でもある。 レシーバーにおいて上記の他重要なことは、対象物一点 に全神経を集中していく一点集中があり、一点にだけ集中 を傾ける作業である。 第三章 ワイドレシーバーと体幹トレーニング <第一節 はじめに> 後輩の役に少しでも立てればと思い体幹トレーニングに ついての論文を書こうと思った。 <第二節 体幹トレーニングの重要性> 強く安定した体幹は、力の出力の増加,神経-筋効率の向 上,傷害の減少に大きく関与している。すべての動作におい て体幹が軸,土台の役割を果たしている。 <第三節 体幹トレーニング> 体幹トレーニングでもっとも認知されているのがスタビ ライゼーショントレーニングであると考える。 トレーニングは基本的に特別な器具を必要としない。少な いスペースでトレーニングをすることができる。対象者が広 い。安全性が高い。 スタビライゼーショントレーニングの効果・関節支持力の 向上・関節可動性の向上・関節可動域の拡大・動的柔軟性の 向上・重心や軸の把握と安定性の向上・バランス能力の向 上・姿勢反射を活かす・膝障害の予防と脚筋力強化 <第四節 ワイドレシーバーと体幹トレーニング> 高いジャンプができる 空中での競り合いでバランスが 崩れない 着地が正確 次の動作への移行が早くなる。 最大限にねじれの力を利用する動きが多い。その利用する 為にも体幹の筋力は必要である。 <第五節 スプリングトレーニング> 春に体幹トレーニングを行いけがのリスクを下げる。 動きを確立する前に体幹トレーニングを行っておくことで より正確な動きを習得できる。技術、戦術重視の練習に集中 できる。複雑な動きを必要とするパスコースなどが可能にな りプレーの幅が広げることができる。 第四章 まとめ メンタルトレーニングは1vs1の勝負が多いレシーバー にとってプラスになるものである。 体幹トレーニングはワイドレシーバーにとってスキルの向 上、怪我の予防の点から見て欠かせないものである。 以上のメンタルトレーニングと体幹トレーニングを参考に し、今後の練習に活かし少しでも身体的にも精神的にも向上 し、日本一になるための役に立てれば良いと思う。ワイドレシーバーにおけるスプリントトレーニング
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10A0469
学生氏名 髙橋 誠 長尾 健 山下 裕大 池川 望
【緒言】
アメリカンフットボールにおいて、ベンチプレス(以 降 BP)、スクワット(以降 SQ)の1RM の 4 年間の上 昇率が勝利数と関係していると考えられる。【目的】
本研究の目的は、BP、SQ の1RM の上昇率の差が大き れば、順位がじょういであるか。 上昇が著しいチームが多く、勝利しているか。この 2 点を明確にすることである。【対象】
来年度の関東学生アメリカンフットボール TOP8、8 校の中で 4 年間の成長を確認する事が出来た選手が いた、日本大学、立教大学、中央大学、明治大学と日 本体育大学の BP、SQ の現4年生の代表3~4名の4 年間の1RM の上昇率とチームの勝利数との関係性を 対象とする。【方法】
対象となるチームの各代表の3~4名の1RM の上 昇率と日本体育大学の4年間の1RM の上昇率を比 較し、関係性をグラフで表し比較する。 勝利数と上昇率の比較は各チームの平均をとり、勝利 数との関係をグラフで表し比較する。 【結果】 上昇率と順位との関係性は見られなかったが、対象と なるチームと日本体育大学の上昇率の結果から、BP に関しては、例外はいるが1位に近いほど上昇率に大 きく差が開いていることがわかった。SQ に関しては 順位に関係なく上昇していた、日本体育大学の順位に 近いほど、上昇率に差に関係性はなかった。 勝利数との関係は関係性が見られなかった、勝利数が 多いチームは、BP は 40 ㎏以上の上昇、SQ は最大で 日本体育大学の 2 倍以上の上昇、80 ㎏以上の上昇が 見られた。 【考察】 以上の結果により、上昇率と勝利数に関係性は見ら れなかったが、成長率から見える特徴がありました。 1年生~2年生の期間がどの大学も成長が著しく BP の上昇が最大で45 ㎏の成長が見えてきた、その中で日 本体育大学はその時期の成長が平均して約 15 ㎏であ った。SQ に関しても最大で 100 ㎏の成長をしている 中日本体育大学は30 ㎏以下という結果がみられた。 来季からさらなる成長をするためにも①下級生と上 級生の意識の統一(目標に対する取り組みの仕方の違 い)②ウエイトに関して上級生の下級生に対する指導 力③スポーツ推薦者との早期合流。④BP は4年間で最 低でも 40~50Kgup、SQ は 4 年間で 70~80Kgup が 必要。以上の4点が挙げられる。【結論】
上昇率と勝利数には関係性はなかったため1RM の上 昇率が勝利数に影響が少ないと言える。上昇率が大き いチームがより多くの勝利を獲得しているかの関係性 もなかった。 【参考文献】 Touchdown 選手名鑑 2010 年~2013 年アメリカンフットボールにおける 1RM の上昇率と勝利数の関係性に
ついて
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10A0504
学生氏名 長尾 健 山下 裕大 池川 望 髙橋 誠
【緒言】
アメリカンフットボールにおいて、ベンチプレス(以 降 BP)、スクワット(以降 SQ)の1RM の 4 年間の上 昇率が勝利数と関係していると考えられる。【目的】
本研究の目的は、BP、SQ の1RM の上昇率の差が大き れば、順位がじょういであるか。 上昇が著しいチームが多く、勝利しているか。この 2 点を明確にすることである。【対象】
来年度の関東学生アメリカンフットボール TOP8、8 校の中で 4 年間の成長を確認する事が出来た選手が いた、日本大学、立教大学、中央大学、明治大学と日 本体育大学の BP、SQ の現4年生の代表3~4名の4 年間の1RM の上昇率とチームの勝利数との関係性を 対象とする。【方法】
対象となるチームの各代表の3~4名の1RM の上 昇率と日本体育大学の4年間の1RM の上昇率を比 較し、関係性をグラフで表し比較する。 勝利数と上昇率の比較は各チームの平均をとり、勝利 数との関係をグラフで表し比較する。 【結果】 上昇率と順位との関係性は見られなかったが、対象と なるチームと日本体育大学の上昇率の結果から、BP に関しては、例外はいるが1位に近いほど上昇率に大 きく差が開いていることがわかった。SQ に関しては 順位に関係なく上昇していた、日本体育大学の順位に 近いほど、上昇率に差に関係性はなかった。 勝利数との関係は関係性が見られなかった、勝利数が 多いチームは、BP は 40 ㎏以上の上昇、SQ は最大で 日本体育大学の 2 倍以上の上昇、80 ㎏以上の上昇が 見られた。 【考察】 以上の結果により、上昇率と勝利数に関係性は見ら れなかったが、成長率から見える特徴がありました。 1年生~2年生の期間がどの大学も成長が著しく BP の上昇が最大で45 ㎏の成長が見えてきた、その中で日 本体育大学はその時期の成長が平均して約 15 ㎏であ った。SQ に関しても最大で 100 ㎏の成長をしている 中日本体育大学は30 ㎏以下という結果がみられた。 来季からさらなる成長をするためにも①下級生と上 級生の意識の統一(目標に対する取り組みの仕方の違 い)②ウエイトに関して上級生の下級生に対する指導 力③スポーツ推薦者との早期合流。④BP は4年間で最 低でも 40~50Kgup、SQ は 4 年間で 70~80Kgup が 必要。以上の4点が挙げられる。【結論】
上昇率と勝利数には関係性はなかったため1RM の上 昇率が勝利数に影響が少ないと言える。上昇率が大き いチームがより多くの勝利を獲得しているかの関係性 もなかった。 【参考文献】 Touchdown 選手名鑑 2010 年~2013 年アメリカンフットボールにおける 1RM の上昇率と勝利数の関係性に
ついて
スポーツ医学研究室 指導教員 入江 一憲 教授 学籍番号 10A0535
学生氏名 古河 鉄馬 山崎 克也 岩渕 賢人
【緒言】 アメリカンフットボールにおけるオフェンスライン(以 下 OL と記述)の身体能力は、チームのプレー傾向と関係 していると考えられる。 本研究の目的は、アメリカンフットボールにおいて、OL の身体能力とチームのプレー傾向に関係があるのかを明確 にすることである。 【対象と方法】 1.対象 関東学生アメリカンフットボール連盟加盟校1 部 A ブロ ック上位4 校。および B ブロック上位 4 校。(来年度TOP8 リーグに加入する8 校) 2.比較方法 それぞれの秋季リーグにおけるラン・パスの回数比率と 2013 年度の OL5 名の身体能力(身長・体重・BP・SQ・ 40yd 走)を対象とする。 対象となるチームのそれぞれのラン・パスの回数比率と 各身体能力をグラフで表し比較をする。 3.測定と分析の方法 始めに、各チームの総プレー数とラン・パスの回数を使 い回数比率を出す。次に、それぞれの各身体能力と回数比 率で作成したグラフを使い、比較をすることで分析を行う。 【結果】 アメリカンフットボールにおけるチームのプレー傾向と OL の身体能力に明らかな関係性は見られなかった。 ランプレー重視の日本体育大学とその他の大学を比較し たところ、関係性が見られた。 【考察】 比較的ランプレーが多かったのは法政大学、立教大学、 中央大学、明治大学、日本体育大学の5 校。パスプレーの 多かった大学は日本大学、慶應大学、早稲田大学の3 校で あった。 ランプレーの多かった大学とパスプレーの多かった大学 に分け、身体能力に関係性はないか比較したところ関係性 は見られなかった。 次に、日本体育大学とその他のランプレーの多かった法 政大学、立教大学、中央大学、明治大学の4 校の身長と体重 のグラフを比較したところ、大きな差が見られた。この差か ら、ひとつのプレーが安定して出るかどうかは、体格に依存 しているのではないかと考えた。よって、体格の能力値が低 い日本体育大学はそれをカバーするために、プレーの回数を 増やさなければいけないのではないかと考える。 つまり、グラフからの考察によって日本体育大学が安定し てプレーを出すためには、体格を増やしていくことが必要な のではないかと考える。 【結語】 アメリカンフットボールにおけるチームのプレー傾向とOL の身体能力を比較した。その結果、明らかな関係性は見られ なかったものの日本体育大学のランの多い理由のひとつが 明らかになったのではないかと考える。それは、体格が小さ いためにプレーが安定しないため回数を増やしてそれを補 っているのではないかということである。これを改善するた めに、冬のトレーニング期間でしっかりとウエイトトレーニ ングをすることが秋季大会で安定した勝利を得られるかど うかの鍵となってくると考える。 図 プレー数比率と体重の散布図 【参考文献】Touch down 2014 college football team guide
関東学生アメリカンフットボール連盟公式ホームページ:1 部リーグ記録(チーム)
http://www.kcfa.jp/
オフェンスラインの身体能力とチームのプレー傾向の関連性につい
て
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10A0539
学生氏名
増山純季 上杉虎正 山口浩紀 井上進 【諸言】 アメリカンフットボールにおけるオフェンスのプレー数は 獲得ヤード数に大きな影響を与えられると考えられる。 【目的】 オフェンスのプレー数は獲得ヤードに影響するのかを調 べ、2014 年度のシーズンに活かしてもらいたいと考え 2013 年度関東学生 1 部リーグ A ブロックの上位 4 チーム を対象にオフェンスのプレー数と獲得ヤードは関係がある のかを明確にすることである。 【対象】 関東学生アメリカンフットボール連盟加盟校1 部 A ブロッ ク上位4 校。 【方法】 法政大学、立教大学、早稲田大学、日本体育大学の試合全 7 試合を対象とする。対象となる試合それぞれのプレー数 を数え、獲得ヤード(ラン、パス、総獲得ヤード)と比べ グラフにし関係があるのか明確にする。 【結果】 アメリカンフットボールの試合の勝敗に大きな影響を与え ると考えられる、オフェンスのプレー数を下の表に示す 法政大学 立教大学 早大 日体大 総獲得ヤード 1264 924 836 651 一試合平均 421 308 275 212 平均プレー数 65 57 51 50 平均ランプレー数 43 35 27 30 平均パスプレー数 22 21 27 19 平均variation 数 48 35 30 26 平均variation 数 22 16 14 12 平均パスvariation 数 26 19 17 14 オフェンスのプレー数、バリエーションが多いチームほど 総獲得ヤードは多く。オフェンスのプレー数、バリエーシ ョンが少ないチームほど獲得ヤードが少なかった。 【考察】 オフェンスのプレー数が多ければ多いほどディフェンスは プレーを絞り辛く、守り辛いと考えられる。そしてこの結果 を見る限り日本体育大学のオフェンスはプレー数及びバリ エーションが少なくヤードを獲得できないと考えられる。し かしただプレー数を増やせばいいのではなく、プレーのタイ ミングや一人一人が役割を遂行できているか、アサイメント の理解度も関係している。 【結論】 プレーのタイミングや役割、アサイメントの理解度などがあ るが、獲得ヤードを多くする為にはプレー数、バリエーショ ンが多く必要と言える。 1264 924 836 651 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 獲 得 ヤ ー ド総獲得ヤード
日体 早大 立教 法政 0 100 200 300 400 500 0 20 40 60ヤード数
ヤード数 【参考文献】 関東学生連盟スタッツオフェンスのプレー数、バリエーションは
獲得ヤードに影響を与えるのか
スポーツ医学研究室 指導教員 入江 一憲 教授 学籍番号 10A0557
学生氏名 森田 玲大 倉本 隆之介 小倉 和也
第一章 ワイドレシーバーのスプリントトレーニング シーズンが終わり現在春に向けてのトレーニング期間で ある。春、そして秋の本シーズンを良い形で終わらすには 一人ひとりのスキル向上が必要であり、レベルアップでき る期間が今の時期だろう。 第二章 ワイドレシーバーとメンタルトレーニグ <第一節 はじめに> わが国では、1984年のロサンゼルスオリンピック以 降、競技現場に様々な指導法を持ったメンタルコーチが活 躍し、社会人アメフトや学生アメフトにも取り入れられて いる。 <第二節 メンタルトレーニングの意義> スポーツの世界には、「心・技・体」という言葉がある。 一流になり、頂点を極めるためには三つの要素を鍛え、総 合的な強さを身につける事が必要だ。現在のメンタルトレ ーニングは選手の身体作りや技術力の向上に欠かせない要 素であり、甲子園やX リーグで活躍した選手も、自らの競 技向上に活用している。 <第3節 具体的には何があるのか> 試合や日頃の練習目標を具体的に決めることでやる気を 高める。「メージで3本キャッチする」など具体的な数値を 置くとよい。そうすることで、自分の進むべき道筋がはっ きりする。さらに、どのような場面でも気持ちをコントロ ールできるようにリラクセーショントレーニングが重要に なる。競技直前に起こる過緊張や不安を軽減し、リラック スして競技に臨めるものだ。最後はイメージトレーニング であり、イメージを用いて新しい技を習得したり、試合で の心の準備を作ったりする方法である。またイメージの効 果を最大限に発揮するために、どれだけイメージにリアリ ティーを持たせ、鮮明度を高めていけるかが大きなポイン トになる。脳に描くことで体にイメージさせること。それ が技術向上の一つの手段でもある。 レシーバーにおいて上記の他重要なことは、対象物一点 に全神経を集中していく一点集中があり、一点にだけ集中 を傾ける作業である。 第三章 ワイドレシーバーと体幹トレーニング <第一節 はじめに> 後輩の役に少しでも立てればと思い体幹トレーニングに ついての論文を書こうと思った。 <第二節 体幹トレーニングの重要性> 強く安定した体幹は、力の出力の増加,神経-筋効率の向 上,傷害の減少に大きく関与している。すべての動作におい て体幹が軸,土台の役割を果たしている。 <第三節 体幹トレーニング> 体幹トレーニングでもっとも認知されているのがスタビ ライゼーショントレーニングであると考える。 トレーニングは基本的に特別な器具を必要としない。少な いスペースでトレーニングをすることができる。対象者が広 い。安全性が高い。 スタビライゼーショントレーニングの効果・関節支持力の 向上・関節可動性の向上・関節可動域の拡大・動的柔軟性の 向上・重心や軸の把握と安定性の向上・バランス能力の向 上・姿勢反射を活かす・膝障害の予防と脚筋力強化 <第四節 ワイドレシーバーと体幹トレーニング> 高いジャンプができる 空中での競り合いでバランスが 崩れない 着地が正確 次の動作への移行が早くなる。 最大限にねじれの力を利用する動きが多い。その利用する 為にも体幹の筋力は必要である。 <第五節 スプリングトレーニング> 春に体幹トレーニングを行いけがのリスクを下げる。 動きを確立する前に体幹トレーニングを行っておくことで より正確な動きを習得できる。技術、戦術重視の練習に集中 できる。複雑な動きを必要とするパスコースなどが可能にな りプレーの幅が広げることができる。 第四章 まとめ メンタルトレーニングは1vs1の勝負が多いレシーバー にとってプラスになるものである。 体幹トレーニングはワイドレシーバーにとってスキルの向 上、怪我の予防の点から見て欠かせないものである。 以上のメンタルトレーニングと体幹トレーニングを参考に し、今後の練習に活かし少しでも身体的にも精神的にも向上 し、日本一になるための役に立てれば良いと思う。ワイドレシーバーにおけるスプリントトレーニング
スポーツ医学研究室 指導教員 入江 一憲 教授 学籍番号 10A0567
学生氏名 山崎 克也 岩渕 賢人 古河 鉄馬
【緒言】 アメリカンフットボールにおけるオフェンスライン(以 下 OL と記述)の身体能力は、チームのプレー傾向と関係 していると考えられる。 本研究の目的は、アメリカンフットボールにおいて、OL の身体能力とチームのプレー傾向に関係があるのかを明確 にすることである。 【対象と方法】 1.対象 関東学生アメリカンフットボール連盟加盟校1 部 A ブロ ック上位4 校。および B ブロック上位 4 校。(来年度TOP8 リーグに加入する8 校) 2.比較方法 それぞれの秋季リーグにおけるラン・パスの回数比率と 2013 年度の OL5 名の身体能力(身長・体重・BP・SQ・ 40yd 走)を対象とする。 対象となるチームのそれぞれのラン・パスの回数比率と 各身体能力をグラフで表し比較をする。 3.測定と分析の方法 始めに、各チームの総プレー数とラン・パスの回数を使 い回数比率を出す。次に、それぞれの各身体能力と回数比 率で作成したグラフを使い、比較をすることで分析を行う。 【結果】 アメリカンフットボールにおけるチームのプレー傾向と OL の身体能力に明らかな関係性は見られなかった。 ランプレー重視の日本体育大学とその他の大学を比較し たところ、関係性が見られた。 【考察】 比較的ランプレーが多かったのは法政大学、立教大学、 中央大学、明治大学、日本体育大学の5 校。パスプレーの 多かった大学は日本大学、慶應大学、早稲田大学の3 校で あった。 ランプレーの多かった大学とパスプレーの多かった大学 に分け、身体能力に関係性はないか比較したところ関係性 は見られなかった。 次に、日本体育大学とその他のランプレーの多かった法 政大学、立教大学、中央大学、明治大学の4 校の身長と体重 のグラフを比較したところ、大きな差が見られた。この差か ら、ひとつのプレーが安定して出るかどうかは、体格に依存 しているのではないかと考えた。よって、体格の能力値が低 い日本体育大学はそれをカバーするために、プレーの回数を 増やさなければいけないのではないかと考える。 つまり、グラフからの考察によって日本体育大学が安定し てプレーを出すためには、体格を増やしていくことが必要な のではないかと考える。 【結語】 アメリカンフットボールにおけるチームのプレー傾向とOL の身体能力を比較した。その結果、明らかな関係性は見られ なかったものの日本体育大学のランの多い理由のひとつが 明らかになったのではないかと考える。それは、体格が小さ いためにプレーが安定しないため回数を増やしてそれを補 っているのではないかということである。これを改善するた めに、冬のトレーニング期間でしっかりとウエイトトレーニ ングをすることが秋季大会で安定した勝利を得られるかど うかの鍵となってくると考える。 図 プレー数比率と体重の散布図 【参考文献】Touch down 2014 college football team guide
関東学生アメリカンフットボール連盟公式ホームページ:1 部リーグ記録(チーム)
http://www.kcfa.jp/
オフェンスラインの身体能力とチームのプレー傾向の関連性につい
て
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10A0572
学生氏名 山下 裕大 池川 望 髙橋 誠 長尾 健
【緒言】
アメリカンフットボールにおいて、ベンチプレス(以 降 BP)、スクワット(以降 SQ)の1RM の 4 年間の上 昇率が勝利数と関係していると考えられる。【目的】
本研究の目的は、BP、SQ の1RM の上昇率の差が大き れば、順位がじょういであるか。 上昇が著しいチームが多く、勝利しているか。この 2 点を明確にすることである。【対象】
来年度の関東学生アメリカンフットボール TOP8、8 校の中で 4 年間の成長を確認する事が出来た選手が いた、日本大学、立教大学、中央大学、明治大学と日 本体育大学の BP、SQ の現4年生の代表3~4名の4 年間の1RM の上昇率とチームの勝利数との関係性を 対象とする。【方法】
対象となるチームの各代表の3~4名の1RM の上 昇率と日本体育大学の4年間の1RM の上昇率を比 較し、関係性をグラフで表し比較する。 勝利数と上昇率の比較は各チームの平均をとり、勝利 数との関係をグラフで表し比較する。 【結果】 上昇率と順位との関係性は見られなかったが、対象と なるチームと日本体育大学の上昇率の結果から、BP に関しては、例外はいるが1位に近いほど上昇率に大 きく差が開いていることがわかった。SQ に関しては 順位に関係なく上昇していた、日本体育大学の順位に 近いほど、上昇率に差に関係性はなかった。 勝利数との関係は関係性が見られなかった、勝利数が 多いチームは、BP は 40 ㎏以上の上昇、SQ は最大で 日本体育大学の 2 倍以上の上昇、80 ㎏以上の上昇が 見られた。 【考察】 以上の結果により、上昇率と勝利数に関係性は見ら れなかったが、成長率から見える特徴がありました。 1年生~2年生の期間がどの大学も成長が著しく BP の上昇が最大で45 ㎏の成長が見えてきた、その中で日 本体育大学はその時期の成長が平均して約 15 ㎏であ った。SQ に関しても最大で 100 ㎏の成長をしている 中日本体育大学は30 ㎏以下という結果がみられた。 来季からさらなる成長をするためにも①下級生と上 級生の意識の統一(目標に対する取り組みの仕方の違 い)②ウエイトに関して上級生の下級生に対する指導 力③スポーツ推薦者との早期合流。④BP は4年間で最 低でも 40~50Kgup、SQ は 4 年間で 70~80Kgup が 必要。以上の4点が挙げられる。【結論】
上昇率と勝利数には関係性はなかったため1RM の上 昇率が勝利数に影響が少ないと言える。上昇率が大き いチームがより多くの勝利を獲得しているかの関係性 もなかった。 【参考文献】 Touchdown 選手名鑑 2010 年~2013 年アメリカンフットボールにおける 1RM の上昇率と勝利数の関係性に
ついて
スポーツ医学研究室 指導教員 入江 一憲 教授 学籍番号 10B0026
学生氏名 小倉 和也 倉本 隆之介 森田 玲大
第一章 ワイドレシーバーのスプリントトレーニング シーズンが終わり現在春に向けてのトレーニング期間で ある。春、そして秋の本シーズンを良い形で終わらすには 一人ひとりのスキル向上が必要であり、レベルアップでき る期間が今の時期だろう。 第二章 ワイドレシーバーとメンタルトレーニグ <第一節 はじめに> わが国では、1984年のロサンゼルスオリンピック以 降、競技現場に様々な指導法を持ったメンタルコーチが活 躍し、社会人アメフトや学生アメフトにも取り入れられて いる。 <第二節 メンタルトレーニングの意義> スポーツの世界には、「心・技・体」という言葉がある。 一流になり、頂点を極めるためには三つの要素を鍛え、総 合的な強さを身につける事が必要だ。現在のメンタルトレ ーニングは選手の身体作りや技術力の向上に欠かせない要 素であり、甲子園やX リーグで活躍した選手も、自らの競 技向上に活用している。 <第3節 具体的には何があるのか> 試合や日頃の練習目標を具体的に決めることでやる気を 高める。「メージで3本キャッチする」など具体的な数値を 置くとよい。そうすることで、自分の進むべき道筋がはっ きりする。さらに、どのような場面でも気持ちをコントロ ールできるようにリラクセーショントレーニングが重要に なる。競技直前に起こる過緊張や不安を軽減し、リラック スして競技に臨めるものだ。最後はイメージトレーニング であり、イメージを用いて新しい技を習得したり、試合で の心の準備を作ったりする方法である。またイメージの効 果を最大限に発揮するために、どれだけイメージにリアリ ティーを持たせ、鮮明度を高めていけるかが大きなポイン トになる。脳に描くことで体にイメージさせること。それ が技術向上の一つの手段でもある。 レシーバーにおいて上記の他重要なことは、対象物一点 に全神経を集中していく一点集中があり、一点にだけ集中 を傾ける作業である。 第三章 ワイドレシーバーと体幹トレーニング <第一節 はじめに> 後輩の役に少しでも立てればと思い体幹トレーニングに ついての論文を書こうと思った。 <第二節 体幹トレーニングの重要性> 強く安定した体幹は、力の出力の増加,神経-筋効率の向 上,傷害の減少に大きく関与している。すべての動作におい て体幹が軸,土台の役割を果たしている。 <第三節 体幹トレーニング> 体幹トレーニングでもっとも認知されているのがスタビ ライゼーショントレーニングであると考える。 トレーニングは基本的に特別な器具を必要としない。少な いスペースでトレーニングをすることができる。対象者が広 い。安全性が高い。 スタビライゼーショントレーニングの効果・関節支持力の 向上・関節可動性の向上・関節可動域の拡大・動的柔軟性の 向上・重心や軸の把握と安定性の向上・バランス能力の向 上・姿勢反射を活かす・膝障害の予防と脚筋力強化 <第四節 ワイドレシーバーと体幹トレーニング> 高いジャンプができる 空中での競り合いでバランスが 崩れない 着地が正確 次の動作への移行が早くなる。 最大限にねじれの力を利用する動きが多い。その利用する 為にも体幹の筋力は必要である。 <第五節 スプリングトレーニング> 春に体幹トレーニングを行いけがのリスクを下げる。 動きを確立する前に体幹トレーニングを行っておくことで より正確な動きを習得できる。技術、戦術重視の練習に集中 できる。複雑な動きを必要とするパスコースなどが可能にな りプレーの幅が広げることができる。 第四章 まとめ メンタルトレーニングは1vs1の勝負が多いレシーバー にとってプラスになるものである。 体幹トレーニングはワイドレシーバーにとってスキルの向 上、怪我の予防の点から見て欠かせないものである。 以上のメンタルトレーニングと体幹トレーニングを参考に し、今後の練習に活かし少しでも身体的にも精神的にも向上 し、日本一になるための役に立てれば良いと思う。ワイドレシーバーにおけるスプリントトレーニング
スポーツ医学研究室 指導教員 入江一憲 教授 学籍番号 10B0109