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高強度鉄筋SD50を用いた鉄筋コンクリート梁・柱断面の曲げ解析

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(1)

【論  文

1

UDC :624

012

45 :524

075

23 :624

072 日本 建 築 学 会 構造 系 論文 報 告 集 第 395 号

昭和 64 年 1 月

高強度鉄 筋

SD

 

50

      柱

断 面

曲 げ

解析

正 会 員 正 会 員

男*

* *  

L

は じ め に  現在,

SD

 50は

日本工業 規 格で は鉄 筋コ ン クリ

ト 用 棒 鋼と し て規 格 化され て い る

し か し, 日本 建 築 学 会 「鉄 筋コ ンク リ

ト構 造 計 算 規 準

同 解 説 」で は実 験 デ

タ不 足な どの 理 由に よ り SD 50 は使 用 対 象 外と なっ て い る。 実 際

SD  50 を用い た鉄 筋コ ン クリ

ト構 造に関 する既 往の実 験および解 析 研 究は極 めて少ない。 高 強 度 鉄筋は 鉄 筋コ ク リ

ト構 造の設 計

施工の面 か ら, 部材強度の増 加 あるいは鉄 筋 量の節減, 配 筋 過 密 化の軽 減など使 用 上の メ リッ トは大きい

  筆 者 等は

SD

 50い た鉄 筋コ ン ク リ

ト梁

柱 部 材お よび骨 組などの実 験 を行い

主に実 験 結 果 を中 心に 報 告1)

6 )き た 。 本 報は そ れらの実 験 結 果を解 析 的に 検 討す ること を 目的とし た もの であり

筆 者等が行っ た 文 献1 )

− 3

)にお け る梁

柱 部 材の純 曲げ実験の う ち か ら,

方 向加 力試 験体

4

体 (梁

1

体, 柱

3

体 ), 正負繰 返し加 力 試 験 体2体 (梁 1体, 柱 1体 )の計6体 を抽 出 し, それ ら試験 体か ら得られた純 曲 げに関する荷 重

変 形 曲線 を解 析 的に検 討し たものである

 解 析 方 法は断 面 分 割 法に よ る弾 塑 性 解 析であり,

向加 力お よ び 正負繰返し加 力 試 験体と も同

法で 析を行っ た。 断面分割法に よ る解析方法は既往の手法で あ り新しいものでは ないが

本 報の特 徴は

解 析に用い る鉄 筋の応 カ

ひずみ曲 線の履 歴モ デル の設定にた り,

SD

 

50

の素材の正負 (引張 り, 圧縮 )繰返 し試 験を 行い

その結 果か ら本 実 験に用い た

SD

 50 鉄 筋の履 歴 ル

ル を設 定し, そ れを用い た ことである

 SD 50を 用いた梁

柱 断 面の実 験の履 歴 性 状が

本 報 で設 定し た鉄 筋の歴モ デルを用い て

あ る程 度 解 析に より追 跡可 能であ るζと が 認 め られ たの で報告 す る。  

2.

解析用試 験体と実験概要  解析は

筆 者等の既発表文献

1

− 3

)よ り表

一1

に示 す6体の試 験 体 を抽 出し行っ た

試 験 体の抽出に当たっ て は

加 力方法 (

方 向 加力

正負 繰返 し加 力)

最 大 軸方 向応力 度 等の因 子につ いて

で き る だ け広範囲の検 討がで き るよ う配 慮し た。   各 試 験 体の試 験 体 名

断面 寸 法

配 筋

使 用 材 料の性 質, 偏 心 距 離を表

1

方 向 加 力試 験 体の う ちBA は 2 点加力の単純梁 形式の試験 体, 

EA

O.

3

EA 1

64)は偏心加 力 用 試 験体で

(  )内は偏 心 率 を示し て いる。 EA (

O.

3

)はコ ンク リ

ト圧壊を, 

EA

(O

75)は ほ ぽつ り合い破 壊を

,EA

1.

 

64

)は引 張 鉄 筋 降 伏 をそ れぞ れ予 想して設計し た もの である

繰返し 加 力 試 験体の う ち

J

oは 2点 加 力の単 純 梁 形 式の試 験 体

J

o

1/8は

J

oに Fc/8の

定の軸 方 向応 力 度を加 え たもの である

1  解 析 用 試 験 体 四 鵬 (島  て彰 轟 ・弸 鋤 1 {晃} …轟  c 謡 力 吻 柱 BA

 一

幽.

E直 {o

口  ,

一一

EA

L.

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75

1一

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1

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1

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1

慧諾

 

詔 巒

゜ 櫑 P 455

i

        山 一

___

L 匡QO

__

」凹 図

1(a)

方 向加 力 試験 体の形 状

寸法

配 筋

加 力方 法(BA 試 験 体 ) # 宮 城 職業 訓練 短 期 大 学 校   工 修 # 東北工業 大 学 教授

工博   (昭和53年4 月7日原稿 受理}       呈

2

      

       暑「醜 図

1(b} 

方 向 加 力試 験 体の形 状

寸 法

配 筋

加 力 方法 (EA          (0

3)

EA (0

75)

 EA (】

64)試 験 体 )

60

(2)

§

    1FDT6     Z

06 図

2 正負繰返し加 力試験体の形状

寸 法

配筋

加 力 方 法 〔

J−

0

     

J−

0

1/8試 験 体 )  コ ン ク リ

ト強度は

Fc =195〜Z16

 

kg

cm2 主 筋は

D13 ,

 

D

 

16

SD

 50 で あ り降 伏 点は ay=

5110〜

5520

kg

cm2 である あ ば ら筋はすべ て

SR

 24 であ る。  図

一1

に は

方 向 加 力の梁

柱試 験体の形 状, 寸 法, 配 筋詳細

加 力 方 法 を

ま た 図

2には正負繰返 し加 力 のそ れ を示し た。   変形 測 定は, 図

L

一2

に示す よ う に

,一

方向加 力 試 験 体で は純 曲 げ部分中 央の 30cm 区間の コ ンク リ

トの圧縮縁お よ び引張縁の量 をダ イヤル ゲ

ジ (精 度

1

/100皿m )で測 定 し

30cm

区閭の平均 曲 率 を求め た

また正 負 繰 返し加 力 試 験 体では純 曲 げ 部 分 中 央の 40cm 区 間の相 対た わ み を ダイ ヤルゲ

ジ (精 度 1/100mm ) で

ま たコ ン ク リ

トの圧 縮 縁

引 張縁の変 形 量 をコ ン タ ク トゲ

ジ (精 度 1/100mm )で

鉄 筋の ひずみ をワ イヤ

ジ (ゲ

ジ長 2mm )で測 定し た。  破 壊 状 況は次の と お りであっ た。

BA

は引 張 鉄 筋 降伏 後の コ ン ク1丿

ト圧 壊に よ る曲げ破 壊で あっ た。

EA

(0

3)は引 張 鉄 筋 降 伏 以 前に コ ン ク リ

トが 圧壊した

最 大 荷 重 後の耐 力 低 下は急 激で脆 性 的 破 壊 性 状を示し た

。EA

(0

75)は引 張 鉄 筋 降 伏とコ

ト圧 壊 ほ ぼ同 時に生じ 最 大 荷 重 後の耐 力 低 下が比 較 的急激で あっ た。 EA (1

64)は引張 鉄 筋 降 伏に よる曲 げ破 壊で

最 大 荷 重 後の 耐力低 下は緩や かで粘り あ る性状を示し た

J

o

 

J

o

1/8は と もに曲げ 降伏 後の 正負繰 返 し載 荷でコ ン クリ

トが圧 壊し破 壊し た

 各 試 験 体の モ

メ ン ト

曲 率 曲 線 (以 後M

φ曲 線 とい う)

荷 重

変 形 曲 線 (以 後 P

δ曲 線という )な ど は解 析 値と 比較し

13

24に示し た。  

3.

解 析 方法   本報で用い た解析方法は前述 し たよ うに

断 面 分 割 法 に よ る弾 塑 性 解 析で あり

3

1に鉄 筋の応 力

ひずみ曲 線 (以 後 σ

ε曲 線とい う }の仮 定につ い て

3

2に コ ン ク リ

トの σ

ε曲 線の仮 定につ い て

3

3に計 算 方 法につ い て示し た

 3

1 鉄 筋の σ

ε曲線の仮 定  鉄 筋の σ

ε 曲 線に関しては

処女 履歴曲線お よ び 正 負 繰 返 し履 歴曲線 を 次の ように仮 定 し た

3.

1.

1

  処 女 履 歴 曲 線の仮 定   処 女 履 歴 曲 線は鉄 筋の引 張 試 験 結 果に基づい て以 下の よ うに仮 定 し た

実 験に用い た SD 50 はすべ て成分調 整 形の 高 強 度 鉄 筋で あ る

一3

は BA

 EA 0

3

EA

0,

75 ) , 

EA

1.

64

)試験体に用い た

Dl3

方 向 加 力 試 験に よ る σ

ε曲線を破線で

ま た繰 返し加 力 試 験 体

J

o

J

o

1/8に用い

Dl6

の そ れ を実 線で示 し た もの である

試 験 片の機 械 的 性 質を表

一2

に 示 し た。 図

3の ひみ は 2% まで は イ ヤ

2mm >に よ る測 定であ り

2%以 上の範 囲は試 験 体 中 央 部の 10cm 区 間にお ける伸び量 を ダ イヤル ゲ

ジ (精 度

1

1000mm

)で測 定 し た値で ある

3か ら分か る よ うに

降 伏 点 付 近で σ

ε曲線が直 線か ら曲 線へ 変化す る弾 性 限 界 点が存 在 する。 降 伏 点 以 降は ひずみ硬 化を示し

普通 強 度 鉄 筋の性 質と類 似している

そこ で 実験に用い た

SD

 50の ひずみ棚の長さ と文 献よ り

一t

例 と して SD 307} そ れを 比 較 し て表

一3

に示

し た

文献 7)によ る と

,SD

 30の ひずみ硬 化 開 始ひずみ (εh)は か なり変動するが

お お よ そ 1

5

2

5% の範囲にある と してい る。 表

3から分かるよ うに

SD50 の

Dl3

では

SD

 

30

降 伏 棚の長さ の平 均 値 (

1.

857

)より短く

,SD

50の D16 で は

SD

 30 の 降 伏 棚の長 さの囲 より短い。 以 上よ り本 実 験で用 い た

SD

 50の降 伏 棚さ は SD 30の それ よ り短い と言え る

6(ゆo 5伽 4(X)Q 3    2000   σ (k9’  り

i

’°°°

一 一■

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一一

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一一

D13 ’ ’ ’ D16 ’

H

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1  02  03   0

4  0

5  0

6  0

7        

εc

°

ノ。) 図

3 SD 50D13

 D16応 力

曲 線

2 試 験 体に用い たD】3

D16 の機械 的性 質

D13D16 (、

(、

 

kk

詳) 1 (% )e 2

13 ×106  5520       0

285i704 罵  16 L 需 苅 0・ 5110

δ:斫 τ「哈 百言

7

i

ぢ Es :弾性係数 ev :降伏ひ ずみ σ 。 。x :引 張 強 度 ε:σ。。 ,時ひ ず み 表

3 降 伏棚の長さの比較 鉄 開 顕      

 

  

  

 

  

  

 

  

  

 

  

  

 

  

1 〔轟 り i (驫f)  1 醜)  醜〉  鰹 響

9

瀦 DI35520   

2

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  io

2B5  1   L

35       1

56 肩 SO50DI651 , 。 1、

95Xl ♂ †U:燃

1

i:面   、

225 SD303000 塞  2

且OX105 零  0

L43  ; L5

2

5 

1

357

2

357 零:仮 定   ε h :ひ ずみ 硬化 開 哈ひ ずみ

61

(3)

a

D BA C         o       ε 図

4  鉄 筋の応 力

ひずみ曲 線に関 す る処女履 歴 曲 線 の 仮 定 表

4 鉄 筋の応 力

ひずみ曲 線にお けるA

D各点お よ び弾性       係 数の諸 数値の仮 定 A

D 蠱齠 嬲 蘊

1

・轟 ・

lAiB

 

C

 

D

1

Di32

13X }び 匿:罌

i

琶:櫑

i

ε:謝 ・ 」  

0  

o

匚/6DI6L95Xlo51 ,

3

黜 ,き:

鼎 ・

i

離 ・ a;応力 (唾!ti》

ε

;ひth (% ,  本 解 析で は 処女履歴曲線を以 上の験結果の性状を も と に, 図

4 よ う 5 直 線仮 定 し た 。 A点は 弾 性 限 界 点

B点は降 伏 点

 

C

は ひずみ硬 化 点

  D は ひずみ硬 化がほ ぽ終 了し た点を想 定し た もの である。 A

D の諸 数 値は図

一3

実 験 結 果をもと に表

4の よ うに決 定し

解 析に用い た。  3

1

2 正負 繰 返し履 歴 曲 線  鉄 筋の σ

ε曲 線の正 負 繰 返 し履 歴 曲 線に関 する既往 の実 験な ら びに履 歴 曲 線の ル

ル の提 案8,

Ll)多 数 報 告 され て い る

し か し 履 歴 曲 線の ル

ル に関し て は提 案 も多 岐に わた り, まだ定 量 化され て いない

その よ うな こ とか ら本 報で は既 往の研 究が主に

SD

 40以 下の鉄 筋 につ い て のもの である こ と

また

履歴曲 線の ル

ル に つ い て は ま だ定 量 化さ れて いない こ と か ら

解析に用い る履歴曲 線は実験 に使用 し た鉄 筋その ものの 正負 繰返 し 実 験を行い

それか ら得ら れ た履 歴 曲 線をもとに解 析用 の履 歴

ル を仮 定 するの がよい と考え

以 下の実 験と 履歴ル

ルのを行っ た

  (1 ) 鉄筋の正負繰返 し実験   実験はの 2 種につ い て行っ た。     両 振幅型

正負に等ひずみ を漸増さ せ る実験     片振 幅型

引張 側に のみひずみ を 漸増さ せ る実 験  両 振 幅 型は σ

ε 曲線の

般 的な履 歴ル

ー鹽

ル を決め る ために行っ たもの であり

片振幅型は正負繰 返し加力の 梁, 柱の主 筋の ひずみが比 較 的 片 振 幅に偏る こと か ら

それ らの性 状を把 握す る た めに行っ たもの であ る。 各実 験と も

2

試験片につ い て行い

実験値は そ れ ら の平均 値 を 採 用 し た

  試 験 片は

SD

 50 の D16 を 切削し作 成し た

試 験 片 製 作に用いた鉄 筋は梁, 柱 に用いた鉄 筋 (図

3D13

D16

の平 均 的な σ

ε曲 線 を 示す性 状 を持っ た鉄 筋 を用 い た

試 験 片の形 状, 寸 法を図

5し た

試 験 部 分

62

は 直 径 10mm

長 さ15 mm であ る

試 験 片両端 部に は 引張お よび圧縮加 力 用の治具を取り付け る た め

Ml4

の ネジを長さ 30mm 切っ て ある。  加 力 方 法を 図

6(a)

b

)に

そ の写真を図

6(c に示した

加 力は ア ム ス ラ

形 30t 試 験 機 を用い

引 張および圧 縮 加 力を交 互に加え

変 形 制 御で行っ た。 ひ ずみ の測 定は試 験片中央部に塑性ゲ

ジ (ひ ずみ 限 度 10

15%

ジ長さ 2mm )を4枚 貼 付け

4枚の 均 値 を実 験 値と して用い た。  試 験 片お よ び使 用し た元の鉄 筋 (原鉄筋 )の機械 的性 質 を表

5に示し た。 表

5の諸 数 値は

試 験 片につ い て は実 測 断 面 積 (0

79 cmZ

原 鉄 筋 い ては 公断 面 積 (1

99cm2 ) を 用い て求めたもの である

試験 片

P

      

9P

5 試 験 片の形 状,  図

一6

(a) 引 張 試     寸 法         験 加 力 方

 

6(1,)圧縮   試 験 加 力 方 法 図

6(c) 圧縮試 験 状 況 麦

5 切削 試 験 片と原 鉄 筋の機 械 的 性 質

切 削試験 片 原鉄 筋 (keP9,i) ・( 

)・

eSl

丑 £ 墜 璽

⊥−

EIAO

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9

3

ヱ龕

i

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L

L9

1

95XlO5   5400  

iO .

285  

i

 1

17

(4)

弾性係 数 (

E

。)

降伏点(σ。)は原 鉄 筋の そ れ よ り上昇 し て

い る が

これ は実 測 断 面と公 称 断 面の相 違および切 削 加 工 な どの影 響に よ る もの と思わ れ る。  正 負 繰返 しの実 験 結果 を 図

7(a

b

に示し た。 図

7 (a振 幅加 力の もの であ り

7(

b

)は片 振 幅 加 力の もの で あ る

一7

(aよ り,

SD

 

50

の試験片 の正 負 繰 返 し履 歴 曲 線に は弾 性 係 数にしい 剛性を もつ 除 荷 部分, 剛性が低 下す る バ ウ シン ガ

部 分

お よ び ひ ずみ硬 化 部 分 が存在 し, 正負繰返し ひずみ が大き く な る につ れ て ひずみ硬 化 部 分の応 力が上昇し

そ れ が初期

あるい は処女 降伏点 強 度よ

り高く な るこ と が分か る。 ま た, 図

一7

b

)よ り

引張 側に の み ひずみ を漸 増さ せ る と処 女履歴 曲線上に帰す る傾 向が あ るこ と が分か る。 こ れ らの性 状通 強 度 鉄 筋お よ び普 通 強 度 鋼 材]M

13〕の そ れ と類 似 し てい る

 

(2) 正 負 繰 返し履 歴 曲 線の仮 定  本 解 析で は

7(a

b

)で示し た

SD

 50の正負繰 返し履 歴 曲 線の性 状が普 通 強 度 鉄 筋の それ と類 似して い ること か ら

正負繰返 し履歴曲線の モデル化に当た り

以 下の よ うにえ た

普通 強 度 鋼 材につ い て提 案し て い る若林 等t‘)の モ デル を参考に

一8

の ように 仮 定し た。

す な わ ち

履 歴ル

ル は直線の連結ですこと と し

各 σ 〔kg n2)   8000

 一

 

 

r

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ’

 

_

r一

                 1

 

 

 

 

 ’

 

 

 

 

 

 

 

’.

 

 

 

三       

一 .

一.

1

r

        

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σ

 

 

 

 

    

               1

I    I         

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一.

 

 

一」

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一 齟

 

 

 

 

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       1

 

 

 

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一.

 

 

 

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 ’

 

 

 

 

 ’

 

 

 

 ’

 

 

 ’

 

 

 

         

80DD  

          1

一 ・

一.

 

 

 

一 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P

 

一一一

履 雁 モ デ ル         実 験 結 里 図

ア(a) 両 振 幅 型の実 験 結 果と履歴モ デル   σ 〔kg’  ) 8000

 

F

_.

σy

唖F

一 .  

 

 

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40001

 

 

 

 

一 

 

 一.

一.

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     1 11 1

    1 1 F1

 

 

I    I

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 卩

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一」

 

 

 

一.

一」

 

7一一 〆

1

 

 齟

r

4000

 

 」

一一

一』

 r

ヒン

!一」

一 厂

履 歴 モ デ ル 実 験 砧 果

8000 図

7(b)  片 振 幅型の実 験結果 と 履 歴モデル 直 線の剛 性は

Es

を 基 準に して

除 荷 時の 剛 性 を

E

シンガ

を表 現する分の剛性を

E

。/m2 , ひずみ 硬 化 部 分の剛 性 を

E 。

/m3 と し た

ま た, 正 負 繰 返 し履 歴に よる応 力 上 昇 を規 定する降 伏 線 と

バ ウ シン ガ

部 分の 剛 性 低 下を規 定する剛 性 変 化 線の 勾 配は E/nπ Lと し た。 降 伏 線

剛 性 変 化 線の 偽 軸 上の切 片は それ ぞれ ± ay

±nay と し た。   図

8の 正負 繰 返し履 歴 曲 線の ル

ル の詳 細は次の と お りで ある。  1) 処 女 履 歴 曲 線は

OABCD

0 ’

A

B ’

C ’

D

) を通る

  2) AB (A

B ’

}内で 除 荷される とき 

E ’

E

まで の 剛 性は

Es

とし,  EBE

B

内で平 行四辺 形ル

プ を描 く

  3) BC

 

CD

で除 荷さ れ る と き 剛 性 変 化 線 (切 片

nay

傾きEs/Ml )に達 するまで の剛 性は Es とし

その後は

E

。/m2 の剛 性とする

 

B

℃ ’

 

C

’D

で除 荷さ れ る場 合も 同様宕あ る

  4 ) 剛 性

E

。/Mz の 直線 (2

− 5

)上で除 荷さ れ る場 合 (

3

,2

3

4

1

の平行四 辺形

プ を描く

  5) 降 伏 線 (切片

ay

傾き

E 。

/mi >を超え た と き

点 6か ら E。/m3 の剛性を もつ 6→ 5と E。/m :の 剛性 を もつ 2

5の交 点5を起 点に

E 。

/ms の剛 性 を もつ

 図

8の ル

ル を解 析に用い る 場合

Ml

 Me

 M3

 n の係数を決める必要がり, 本報で はそれ らの係数 を図

7験 値 をも とに

一6

の よ うにEl) 仮 定し た

ま た表

6には既往の文献thZ) で用い られて い る各係 数の範

囲 を比 較の た め示し た

6よ り 分か る よ うに 既 往 の係 数は多 岐にわ たっ てお り

その中で特に本 報で仮 定 した係 数 Ms

50 は

SD

 50の ひずみ硬 化 部分の剛性が 普 通 強 度に対す る設 定よ り高い こと を意 味し て い る

6係 数 場 合計 算 値

7破 線

8 鉄 筋の応カ

ひずみ曲 線の履 歴 曲 線の仮定 注1> 前 述し た よ うに

7の実 験 結 果に は切 削 加工など    の影 響も 入っ てい る と考え ら れ る

本 報で は

7の    実験 値を基に仮定し た Ml

 M2

 ms

 n の係 数に は それ    ら の影 響 も含ま れて い ると考え て い る

注2} 日本建 築 学 会 東 北 支部研究報告集

日本建築学 会 大 会     学 術 講 演 梗 概 集

日本 建 築 学 会 論 文 報 告 集の昭 和47年    よ り昭和62年まで の既 往の文 献

例えば

文 献8

11)

一 63 一

(5)

6 履 歴ル

ル の係 数の比 較 皿1 m2 m3 n 本 実 験

150

10

50

0 .6

既 往

一200

    〜  

20010

:00   〜

125

0 .

5

〜 0

7   性   剛   の   分 配 部 勾 る

変 を 分 σ 性

部 の 剛 ガ 化 線

ン 硬 化 線 シ み 変 伏 ウ ず 性 降 バ ひ 剛  

/ / / n ミ   ミ   ミ

EEE

数 係 る め 決 を 片 切 の た

7よ り本実験で仮 定し た 履歴ル

ル は大 略

実 験 値を再 現で き る と考え る。  

3.

2

 コ ン ク リ

トの σ

ε曲 線の仮 定  コ ンク リ

トの σ

ε曲 線は図

9の よ うに仮 定し た

 最大 強 度 時ま で は黒 正等の モデル1η を用い た

す なわ ち, σ

ε曲線が

A

点 (OA

O

 5 Fc

εA

σA/

Ec

 B点 (aB

O

 9 F

eB

O

6ε。)

  C 点 (σ

Fc

εc

εo)をそ れ ぞれ直 線で結んで得 られ る と し

初 期 弾 性 係 数 

Ec

(ユ〉式と し た。 こ こ で ε。はコ ンク リ

トの シ リンダ

試験に お け る最大 強度 時ひずみで あ る。 図

10は上記 の仮 定に よ る σ

ε曲 線と

EA

O.

3 )

 

EA

0.

75 )

 

EA

1.64

)試験 体に用い たコンク リ

トの実験 値と を比較 し た

例で あ る が

両者が よ く

致してい るこ と が 分 か る。  最大 強度時以後の処女履歴曲線の負 勾配は

Kent−PaTk

等15}

16 )O 提案を用い た。 す な わ ち

,CD

は拘 束 無し (か ぶ りコ ン ク リ

ト部 分に適 用 )

,CE ,

 EF は拘 束 有り(コ アコ ン ク リ

ト部分 に適用)の もの であ る。 各直線の式 を (

2

4

)式に示 し た

また

引 張 強 度 も

Kent−

Park 等 提 案(5 )式に よっ た

  履 歴の ル

ル も黒 正 等の モ デル1 ηを用い た

す なわ ち

除 荷 時お よ び再 負 荷 時の繰 返し時の履 歴 曲 線は剛 性 低 下 を考 慮せず弾 性 係 数と同じ剛 性で繰 返すものとし

ま た 引 張 時の剛 性は圧 縮 強 度の 弾 性 係 数と同 じと し た。  コ ンク リ

ト要 素の ひび割れ発 生は引 張 強 度

F

,に達 し たと き と し

度ひび割れ が発 生した要 素で は応 力が 零になっ た ときひび割れ が開 き (

G

点 )

圧 縮ひずみ が 増 大して再 度

G

点の ひずみ になっ たと き (

H

G

ひ び割れが閉じ る もの とし た

   

E

_

2

_.

_.

__.

___ _ .

_.

__.

(1)       εO

 

 

 

s・・u

°21

…・

……・

…・

……・

……

 

 

 

e・・h

ipn

κ

…・

……・

…・

………

 

(・)      ε50c

εSOu 十ε50h

一・

 

7

 

r・

 

r・

(4)

 

 

 

F

……・

……・

………・

……・

…・

(・〉 こ こ で

64

  σ 0

9Fこ O

5Fc 0

2Fこ

簿

匝  

 

1

°

ー ー

」 −

1

L「

1

I

I

°

°

1

1

LIm

ld

」 darqrete

1

I

      

11 

・  

_

_一一

      7广    

l

     

l

  

R 彑堕

_

_

_ .

L

・ 図

9 コ ク リ

トの応 カ

ひずみ曲線の履歴曲 線の仮定 200   cr (kgviCmZ )

1

… 7 ン

A       B     

モ デ

γ 窮       z   

超 駿

   

゜ 0

   

0.

1

   

0

2

   

3        一 ε〔

°

1

) 図

10 最大強 度時まで の シ リンダ

試 験 とモデルとの比 較の      

例 (EA (0

3)

EA 〔1

64)試 験 体の場 合 ) 『

− ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー −

7 解析で用い たコ ンク リ

ト最 大 強 度

     最大強 度時ひずみ 試験 体 名 (、

i

) BA

−一

L.

一一.

EA (0

3>

      「

广

EA (0

75 )

      一

 195  

io

20

”一

一’

”……

    

i

 200   iO

21         i         ヨ EA (1

64 ) 」

011

一.

21610 丁

2 且       1

J −

0

−’

1/8  

F

。 :コ ン クリ

トの最 大 強 度 (kg/cm2 )  瓦 :コ ン クリ

トの引 張 強 度 (

kg

/cm2)   ε。: シリンダ

試 験の最 大 強 度 時ひずみ P

櫞 筋 比一 2(

留 笋

 

b”

帯 筋で囲ま れ たコアコン ク リ

トの幅 (cm  

d ”

筋で 囲 ま れ たコアコンク リ

トの高さ (cm )   s :帯筋の ピッチ (cm )  A

:帯 筋の断 面 積 (cm ) 表

7に は 解 析に用いた各 試 験 体の コ ンクリ

トの 最 大 強 度

最 大 強 度 時ひずみ を示 した

 3

3 計算式

(6)

D

L

一 ,

一 .

1

n         下        

Xi

t_ .

_ ,

酌 ε φ 図

11 断 面 分 割と平 面 保持の仮 定  図

11に示 すように

断 面をn 個の水 平 要素に等分 割す る。 断 面の平 面 保 持を仮 定 し断 面中 央の ひずみ を εv とすれ ば

曲率 φ時の断 面 内の任 意点で の ひずみ εt は (

6

)式で求め ら れ る。

   

ε t

εv+

X

φ

…一 …・

…・

……・

…・

…・

……

6

 

曲 率が △φ増 分し た場 合の各 要素の ひずみ増 分は(

7

) 式とな る

ま たコ ンク リ

鉄筋の応力増分 は (

8

(9)式とな る

   

△εt

△εり十XI

△φ

 

 

7・

 

9・

 

77・

 

(7 )

   

A。σ、

=,E

A、

1

…・

…・

…・

…・

……・

……

8

)     ∠lsσ t

sEL

A

ε‘

 

一・

….

t・

 ∵

 (

9

)   △φ:曲率 増分   △εz :

its

目要 素の ひずみ増 分

 

Aεv :断 面 中央の ひずみ増分

  Xi

:断 面 中央か ら ‘番目要 素 中 央まで の距離

 

cEt :コ ン クリ

トの接線剛性   sEt :鉄 筋の接線剛性

 

断 面の軸 方 向 力 増分 と曲 げモ

メ ン ト増 分は (

10

)式 で表さ れ る。

 

 

 

螂 為

             

….

…一 一 ・

t・

………・

……

10

 A

Af

:コ ン ク リ

の断 面 積。

    

ただし 鉄筋のあ要 素で は鉄 筋の断 面 積分を         減 ずる。   sAi :鉄 筋の断 面 積

 

(10)式に (7

(8)

(9 )式を代入 して整 理 する と (11)式と な る

。.

 

 

 

鵬卜

K,,

KnK21

 

Kn

隠}

…・

…・

tt・

11 こ こで

    Ku

Σ

A

A

E

‘+Σ

ε

At

sE 、 κ12

Σ△。ん

E

Xc+Σ。ん

E

x‘ K21

=K12

    K2,

ΣAcA,

cEi

Xl

Z

]sAi

8E ‘

xi

 一

方 向 加 力の梁

BA ,

繰返 し加 力の梁

J−o,

J

D

1/

8

で は軸 力 変 動が ないの で

(11>式で

AIV=0

と する と曲 げモ

メ ン ト増 分は (12)式で求め ら れる

   AM =

IKn

K1ゼ K蠱 1

K2

1

∠玉φ

 

一・

一…

 

r・

(12) (12)式 か ら

断 面 中 央の ひずみ増分は (13}式で求め ら れ る

1

コアπン クPJ

12 コ アコ ンク リ

ト部 分の仮 定     △ε。

=一

κ

i21

κ、 、

△φ

一…・

………・

…………

(13) (7 )式よ り ‘番目要素の ひずみ増分が

8

9

)式 よ りコ ン ク リ

鉄 筋の応 力 増分 が求め ら れ る

。EA

解 析たっ て は偏心率が

定で あ るので, (11 式 に △

M =AN ・

e を代入 し て (

14

)式よ り軸 力増分

AN ,

断面中央の ひずみ増分 △εv を求め た。

 

 

 

1

1

H

1

 

・・・

… 4・  解 析に際し て は, コ アコ ン クリ

ト部 分 を 図

一12

の 斜 線 部 分と仮 定し た

 4

解 析 結 果と実 験 結 果の比 較  4

1

方 向 加 力 試 験 体  

方 向 加 力 試 験 体では

全 丈を50分 割して解 析を行っ た。   (a ) 梁  解析は曲 率 増分を

0.2

×

10

7cm

1と し

曲率φ

399   23eM (量

  ⊃ 旧 a ^ 伊

日A

−…一

解析

実 験

E

Eゼ T

Tv   

−一

_一

1

31i

驪 雛

贓 直

講欝網

黼     e           

1           

 

2           

 

ヨ           

 

9       Φ 〔x10舵m

1) 図

13 曲 げモ

メ ン ト

曲率 曲 線の比較 (BA 試験体 ) 3日   2臼 M く量

  ) 1臼 BA   κ       筋 E ト 湾

 

ノ  

張 リ   ノ  

引 ク     ∠

ン       ∠ コ         z6 脇 ゐ

〃 Tv

 J 臼cr       山

−匿

−’

1

騰 鏤

限 界点

解 析

実 験

14 e      

1      

2     

3       

4       εc

1

) 曲 げモ

メ ン ト

引 張 鉄 筋

圧 縮コ ンクリ

トひずみ 曲線の比較 〔BA 試験 体}        

65

(7)

0

46×10

3cm

1 まで行っ た

13は, 

BA

試 験 体の 曲 げモ

メ ン ト

検 長 間の均 曲率曲線 (M

φ曲 線 ) の実 験 値と解 析結果を 比較し た もの である

14 は

検長 間の圧 縮 縁 コ ン クリ

トひずみ (

M 〜。

ε

曲 線)

お よ び引張鉄 筋ひずみth3] (M

。εt曲 線 )の実 験 値と解 析結果を比 較し たもの である。  図

13

14の解 析の M

φ曲線

,M −

c εc 曲 線

M 〜

。εt曲 線の初 期 剛 性に関 して は実 験 値と よ く

たが, 曲 げひ び割れ近 傍で は解 析の剛 性が高く

し な い

これ は

解 析で は図

一13

A

点でコ ンク リ

ト引 張 縁か ら ひび割れ が開 始し

A

− B

間で連 続 的にひ び割 れ が 発 生 する ためで ある。 曲げ ひび割れ後は M

φ曲 線, M

− ,

E.曲 線

 

M 〜

。εt曲線と も

解析 値は全 般 的に 実験値とよく

致し た。 この こ と は

仮 定 し た材 料の σ

ε 曲 線の モ デル化が適 切で あっ たこ と を示 し てい る と 考え る

特に

鉄 筋の σ

ε曲線に おいて

弾性限界点 と降 伏 点を直 線で結びモ デル化 し た 方 法は

14の M 

 εt曲 線の実 験 値と解析値の比較か ら弾性 限 界 点を 超え る と

実 験でもや や剛 性 低 下して い く点が解 析と

致 して いる

 降 伏 時の曲 げモ

メ ン ト 曲 率

圧縮 縁コン ク リ

ト 表

8 実 験 値と解 析 値の 比較 (BA 試 験体 ) M り (tm ) 、 (×18  

1

1

〉 実験 270 0

308    0

194  i 279 解析 268 ・

f

薪 至

靆 噺 1

01          「     

1

 

0

99      1

03    1 1

03

暫溝 囎 躍 糲 諺 汾

留讎 囎

メ ン ト ひずみ

お よ び最大モ

メン トU4) 関し て

実 験 値と 解 析 値を 比較し 示 し たのが表

8 である

表よ り

実 験 値と解 析値は よ く

致した

最 大モ

メ ン ト時の圧 縮 縁 コンク リ

ト ひずみ

引 張 鉄 筋ひずみ の解 析 値は

,0.

25

お よび0

44%で あっ た

  (b) 柱  全 試 験 体 と も 曲 率 増 分 を0

10

アcm

1 と し て解析 を行っ た

ユ5は

各 試 験 体 (

EA

(0

3)

 

EA

0.

75 ), EA (1

64))の荷重

曲率曲線 (

P 〜

φ 曲 線 )の実 験 結 果と解 析 結 果を比 較 し た も ので あ る。 図

一16

(a)

(c) は各試験体の引張鉄 筋

圧縮縁コ ン ク リ

トの荷

Pt

 

ひ ずみ曲 線 (P

ε曲線 )の実験 値 と 解 析 値 を 比較したも 5 4 3 2 P

t ( 1

一一一

解 析

実 験        

    

篇 ト

 

EA(・3 :・

1

騨廴

       EA〔Q7S,       Ue

           

苞囎 }

      監 E■         EACI

64〕     be 了y U己 図

15

1

2

 .

3

 .

9

 .

5

 .

  .

7

 .

ポ       ¢ (刈0ヨ 

り  EA 試 験体の荷 重

曲 率 曲線の比 較 5 4 1 2P

t 1 EA(O

3}   い      ua

      

備 丶

     

ti

  

         

tt

  引 張鉄 筋        ノ圧 縮コン ク リ

解 析

案 験 ?5 ? 15 1P 宦 5    

1     

3  

  

5  

  

7       e(

t

) 図

16(a) 荷 重

ひずみ曲 線の比 較         (EA 〔0

3)試 験 体 ) EA〔0

75} El 引    

1      

1  

『   

5  

  

7       [〔v

1 図

16(b) 荷 重

ひずみ曲 線の比 較         (EA 〔0

75) 試験 体 )

…  

解 析  

一一

実 験

rm

16(c)  荷 重

ひずみ曲 線の比較          (EA {1

64)試験 体 ) 注 3>引 張鉄筋ひずみ は

断 面の平 面 保 持を仮 定し測 定した     引 張 縁

圧 縮 縁コ ン ク

み か ら求め た もので あ     る

注4) 実 験は加力装置の都合 上

曲率φ

O

36Xlor3cmrr1    で終 了し て い る

こ こ で の実 験の最 大 荷 重は実験の終 了     時である

66

(8)

の であ る

た だ し

圧 縮 縁 コ ン ク リ

トひずみは0

2% を原点に描いている。  

EA

0.

3

)試験体

 

解 析 は曲率

iP

! O

55×10

3 cm

1 まで行っ た。 図

15

一16

(a

P 〜

φ

,P −

εc 曲 線

 

P 〜

sEt 曲 線と も

最 大荷重 時 (解析 値 )まで は実験値と解 析結果が よ く合 致してい る

しか し, い すれ の曲 線におい て も最 大 荷 重 時 (解 析 値 )以 降, 解 析 値は実験値と

致し な く な る。 たとえ ば

P 〜

φ曲 線におい て解 析 値の 方が実 験 値 より小さ い曲 率で負 勾 配に な る

そ の理由は 圧 縮 鉄 筋 が降 伏 する と同 時に最 大 荷 重に達 し, そ れ以 降, 圧 縮 鉄 筋は降 伏 強 度の ま ま

定の応 力 を保 ち, その間

引 張 鉄 筋が弾 性 範 囲にあっ て応 力が上 昇するた め 圧 縮 力 を 負 担 するコ ンクリ

トの合 力 が 曲 率の加に伴い減少す る ためと考え ら れる。 図

16(a>に示す よ うに

引 張 鉄 筋 は実 験 値お よ び解 析 値とも弾 性 範囲であっ た

 最 大 荷 重の生じ る曲 率は実 験 値と解析 値で多少異な る が 最 大 荷 重の実 験 値 と解 析 値の比は 48

lt/46

6t=

1

03と な り

両 者は よ く合 致し た

 EA (O

 75) 試 験 体   解 析は曲 率

il・

O

7×10

3 cm

1 で行っ た。 図

15

ユ6(

b

)の P

φ曲 線

P

。ε、曲 線

 P

。εt曲 線と も最 大 荷 重 時 (解 析 値 )までは実 験 値と解 析 結 果が よ く 合致 し てい る

し か し

最大 荷重 時 (解 析 値)以 降は

EA

0.

3 )試験体の 場 合と同様

解 析 値のが実験 値 よ り も小 さい曲 率

P 〜

φ 曲 線が負 勾 配に な り

両 者 は

致し な く な る。 そ の 理由は

EA

O.

3

)と同じで あ る。 す な わ ち 図

15に 示す よ う に

曲率φ

O

 53×10

3 cm

且 で圧 縮 鉄 筋 降 伏と同 時に最 大 荷 重に達し

づ い て引 張 鉄 筋が降 伏して最 大 荷 重 以 降

降 伏 強 度の ま ま

定の応 力を保つ ことか ら

圧縮力 を負担 する コ ン ク リ

ト合 力 が曲率の加にい減少す る た め と考え ら れ る。   解析の大荷重は圧縮鉄 筋降伏時に生じ, その大き さ は P

24

 7t であっ た

最 大 荷 重の生 じ る曲 率は実 験 と解析で多 少 異な るが

最 大 荷 重の実 験 値と解 析 値の比 は 25

3t/24

7t

1

02 と な り

両 者はよく合 致 した。 曲 率 φ

0

57×10

3cm

1で引 張 鉄 筋が降 伏 し

引 張 鉄 筋降 伏 後の P

φ 曲負 勾配は圧縮コ ン クリ

ト合 力のき さ と

致す る。 解 析の最 大 荷 重 後の耐 力 低 下は 比較 的急 激であ り

負勾配の大き さ は実験 値の そ れ と近 似し て い た。  EA (1

64)試 験 体   解析は曲 率φ

0

75×10

3cm

1 まで行っ た

15

16(cの P

φ曲 線

P

− 。

ε

曲 線

  P

− 。

εt曲 線 も全 般 的に実 験 値と解 析 値がよく

致し た。 解 析では

曲 率 φ

=0.39

×10

3cm

1で引 張 鉄 筋が降 伏 し

圧縮 鉄 筋 が弾性 範 囲で その合 力 が 増 大 す る た め

圧 縮 コ ン ク リ

ト合 力が減少し て 曲 率 φ

O

455×10

3 cmJi で 大荷重と なっ た  降 伏 時の荷 重お よび 曲率に関す る実験値と解析 値の 比 は

10

4t/10

3t

  =

1.

Ol

お よ び

0.

39XlO

scm

1O

385 ×10

3CM

」 1

Olと な り

両 者は よ く

し た 。 ま た

16(cよ り

最 大 荷 重 時にお け る 圧縮縁コ ン ク リ

トひ ずみ の 実 験 値と 解 析値の 比 は

0,

34 % /

Q

31%ti L10 とな り また引 張 鉄 筋ひずみ の

験値と解析 値の 比は o

37 %/0

35%

1

06とな り, い ずれ も多少実 験 値が大き い値を示 し た

 4

2  繰返 し加 力 試 験 体   繰 返

し試 験 体で は全 丈を50分 割し

曲 率 増 分 を0

2 ×10

5cm

1とし て解 析を行っ た

  図

17

21 は

梁 型 試 験 体

J

0お よ び柱 型 試 験 体

J

o

1/

8

に つ い て

曲 げモ

メ ン ト

検 長 区 間の相 対た わみ曲線 (M

δ曲線 )の実 験 結 果に

解 析によっ て得 られた曲率が検 長 区 間 内で

定で ある と仮 定し て求め た 相 対た わ み を比 較 した もの であ る。

J

o

1/8の実 験 値は 軸 力によ る付 加モ

メ ン トを考慮し て ある

実 験は梁

柱と も降 伏 変 位 (δ,〉

降 伏変位の 2倍 (δ,)

4倍 (δ,)

,8

倍 〔δe)と δ,を 除いて正 負

3

回の繰返 し実 験を変形 制 御 で行っ たもの であり

解 析で は実 験の正 負 各 3回繰 返し の う ち各 1回 目の変 位に合わ せ た もの であ る

  図

18

22は

17お よ び 図

21に示し た解 析結果を取り出し た もの で あ る。 実 線 部 分は断 面 内で鉄 B2 巳 500616264 6巳 Mlt

・m

 

四 1      [

 一

1 ノ

ー一

1

’ ’

 rF

    ! ‘ ’ ’ ’ ’ ’ ’ ‘ ’

2        L       ノ 12345 1 6(  ) ’ ノ

 

 

 

  

 

_一

 

 

γ

 

 

4目Z P

解析     実 験 I     l 曇

辱 

6・

61

6日図

一’

日口目 6 図

17 曲げ モ

メ ン ト

相 対た わ み曲線の比較 (

J−

0試 験 体

1

M (t

cm )     400            

 

  @

 

    ◎  

  θ

        

’       

1

”    ,

   ‘

6

  rF

 − 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      厂          ノ ◎               /

     

r

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F

   

        

   

      

2   /

1 ”    

       /        ” 。

1

            〆

F

    !1  /2    3    4

6

− .

     

6圃

 

   

上撒       o 下端鉄筋 5 図

18 曲 げモ

メ ン ト

相 対たわ み 曲 線解 析 結 果 {

J−

0試       験 体 )

67

(9)

o 筋とコ ン ク リ

トが働いてい る部 分 を, 破 線 部 分は鉄 筋 のみ が働い ている部 分 を示し た。 図 中の記 号は

後で述 べ 解 析よ りれ た鉄 筋の σ

ε曲 線上の記 号と対 応 し てい る

 図

19(a)

b

23(a)

b

)は

J

−0

お よ び

J

−O−

1/8につ い て

解 析よりら れ た上端鉄筋 〔負モ

メン トの時

引張 応 力を受 ける鉄 筋と定 義)

下 端 鉄 筋(正モ

メ ン トの時

引 張 応 力を受け る鉄 筋と定義 )の σ

ε曲 線を示 し た もの であ る

図 中の記 号は

剛 性の変 化 する 点を示 し たもの であ り

そ れ ぞれ図

18, 図

22に示 し た記 号と対応し てい る

o

ε曲 線の う ち, 実 線 部 分 は断 面内で鉄 筋 とコ ン クリ

トが働いて い る部 分 を

破 線 部 分は鉄 筋のみ が働い てい る部分を示し た

 図

一20,

一24

J

−o

お よび

J

−o−1

8

につ いて,

と して梁

柱 部材下 端の コ ン タ ク トゲ

ジよ り得 られた コ ン ク リ

ト平 均ひずみの3回繰返 し実験の う ち各 1 回目 の モ

メン ト

ひずみ曲 線 (

M 〜

ε曲 線 ) を取り出 し解 析 値 と 比 較した もの で ある

 表

9,表

10は,

J

oお よ

J

o

18

い て

3回 繰 返し実 験のうち各1回 目の正負 最 大モ

メン ト と 解析 値を比 較し た も ので あ る。   (a ) 梁試験 体 (

J−0

)  図

17

一18

M 一

δ曲線の曲 げひび割れ 近 傍では

剛性が高く実験値と

致し ない

これ は

13説 明し た

BA

試 験と 同の 理由か ら で ある

曲 げひ び割れ か ら下 端 鉄 筋が引張降伏す る解析の伏 モ

メ ン ト  までの 剛性は よ く

致し た

点  以 降, 図

17 , 図

20解 析

M 一

δ

,M 〜

εよ り

正モ

メ ン ト側の包 絡 線は実 験値の そ れ と よ く

致し た

最 大モ

メ ン トで比較す る と

一9

よ り実験 値 / 解 析 値の 比は

1

05

1

08

と よ く

致し た

特に図

18の

M 一

δ曲線上の点 

  は図

工9(

b

〕より鉄 筋の ひずみ硬 化 域の剛 性 をE。/50と仮 定し た σ

ε曲線上 に あ り

こ れ らの点に対 応する解 析の M

δ曲線の剛 性 は図

17より実 験 値と よ く

致す るこ と か ら

鉄 筋 の ひずみ硬 化 域の剛 性を

E

。/

50

と仮定し たこと が妥当で あっ た と考え る。  負モ

メ ン ト側で は

18の

M 一

δ曲線 よ り点   で上 端 鉄 筋が引 張 降 伏し

そ れ以降

一17

M 一

δ 曲 線より負モ

メ ン ト側の包 絡 線で比較す る と

解析の モ

メ ン トお よ び剛 性は実 験 値よ り低い値と なっ た

負 の最大モ

メ ン トで比 較すると 表

9より

実 験 値 /解 析 値の 比 は1

12

1

28とな り

解 析 値は実 験 値より低 いに なっ た

とく に,

δ 、の 時の実 験 値 /解 析 値が 1

28と その比が大きい の は

18

19(a の M

δ曲 線

σ

ε曲 線上に破 線で示 し た よ うに , さ らに図

20の解 析の M

e 曲 線上で

,一

δ

時の コ ン ク 1丿

み が引 張 こと か ら, 解 析で は鉄

68

筋の みが断 面 内で働い て い る ため と思わ れ る。   除荷重 時 (図

一18

よ り

例え ば点 

  あるいは点 

 

  か らモ

メ ン ト零まで)の 剛 性

一一

17の M

δ曲 線 よ実 験 値と よ く

。 こ の 範 囲は

19 (a

b

よ り鉄 筋の σ

ε曲線 上でそ の剛 性を

Es

と 仮定し た除荷部分にた り

仮 定が妥 当であっ た と思わ れる。 再 負 荷 時 (図

18 よ り, 例え ばモ

メ ン ト零よ り点  ,   あ るい は点  ,  ま で)の剛 性は, 図

17の

M 〜

δ曲 線よ り解 析 値 が実 験 値 より高い結 果 となっ た

19(a) 上端鉄筋の応 カ

ひずみ曲 線の解 析結果 (

J−

0試 験 体) 図

19(b 下端 鉄 筋の応 カ

ひずみ曲線の解 析 結 果 (

J−

o試 験

体 )     6日zM (t

  ) 61    62     64             68

11

i

4

_−

5

         一一一

     

   } , ’

       

    ’

       ’   ” F       ∫ ” ” ”

1 (compj

§・ ・

・・

・ 5

  ’

      

r

   ’

’       

 

r ’

     

一一一一

解 析

_

61

62

__

:」    

629       実験

64 図

20 下 端コ ン クリ

トの曲げモ

メ ン ト

ひずみ曲線の比       較 (J

0試 験 体)

表 一 一 一 9   J− o 試 験体 の 最 大 モ ー メ ン ト の 比 較                         単 位 : い cm 正 負く り返 し 回数 谿 解析   実 / 解 実 験 「 噺 丁 棄弄師 δ 14083861LO64341388   1 . 12 δ 2404386 且 . 05 。 。 6 瞳 ぼ r 苻 ♂ ’ δ 4438   4061 . 08 。 97 腕 ラ † ヨ蕊 〒 δ 8519 . 4861 . 07 … { _ i _ ・ こ れ ら

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