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民間分譲住宅の価格と配置.階層.販売速度
等の関係についての考察
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Its巴emsthat sales element of the private residential building3 for sale in lot, is decided
accordings to the place, traffic conve旦ience,the sail, dedign and scal巴ofconstruction,
degree of fixtures, and another element, the price.
1n this study, relationship of the price and sales speed is consid巴r巴d,putting the other
elements under sam巴condition.
は じ め に 人口が大都市集中化する現象は益々過密,過疎の傾向 を助長して,大都市ではさまざまな公害の要因を生み出 していることは周知の通りであるが,大都市への通勤難 と住宅難解決の一手段として民間分譲住宅(マンション )を高層イじして平面的に拡拓する都市形態を立体化し て,職住接近の動向が大都市への人口流入を一面に於て 消化し,高層住宅化することによって緑地を増し,遊園 地,駐車場を得て,ややもすればスラム化する無秩序な 増加入口を整理して大都市の社会活動,経済活動を円滑 にし,かっ,大都市の立体化を促進する根元となりつつ ある.昭和37年法律第69号によって従来棟割長屋に通用 されていた,共宵登記の分野
l
と新たに区分所有等K
関す る法律として37カ条付則7カ条の法令が制定され鉄筋の 高層分譲住宅が本格的 lと普及しはじめたのであるが,昭 和39年をピークに,都心からの交通機関の郊外進散によ る未開発の宅地化や郊外土地投資の魅力からか,何れに しろ通勤圏(副都心までの所要時間1時間半)への住宅 地購入が一般勤労所得層の購買圏内にもあったが,郊外 地価の高騰は通勤距離をますます遠ざけ,最早一戸建住 居実現の夢は不可能なまでに追込んだが,一方国所得の 向上と,住宅ローン,高価な都心土地も高層化すること によって一戸当りの土地負担率のl経減,通勤距離短縮に よる時間,費用,被労の軽減による消極的利益が都心住 居を助成し,一方では通勤交通難と郊外土地騰貴及び近 代的生活機構に対応した住居の機能性を求める社会需要 が,都心の高層住宅へと追いやったのである.昭和30年 頃からこの程の建物は企画されていたが,東京都では39 年の62棟, 1812戸をピークに漸時減少の傾向を見せたが 昭和43年から前述の理由で急ピッチに上昇の拍車をかけ 43年度304棟, 44年度は500棟に迫って, 1日平均1棟を上 廻る誕生と言われている. 表1
年度別建築棟数,戸数マ
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913,9761 320 112,121 (不動産経済研究所資料より〕 昭和42年までの副都心近郊の民間分談マンションの累積 調査では新宿,渋谷,池袋へ出るための時間距離別戸数 分布は5分以内が27件1071戸, 5~10分以内が26件1101戸 ,合計53件2
1
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2
戸で7分がピークを示し, 副都心までの 時間距離は30分以内で100%に達していた.これはマン ションの様に一戸の投価所有物に専有の土地が付随しな い場合は仁昇率の騰増する要因がないため,投資的意識の売買が土地の分だけ削減され,むしろ消費的経費の形 で表現されてくる.だから購入者は住宅のもつ資産的価 値よりもむしろ住宅の果す可き本質的価値,機能的価値 を自然と購入対象が限られてくる.住宅一般的には成立 する条件より土地投資に関する妙味のフアクターを除い た条件下にしか成立しないζとになり.結局は機能性, 便利さが評価対照になるのであろう.その限りに於て乙 れらの既存住宅のパターンは副都心へ30分までが限度と なり,そのパターンは駅から 5分,副都心までの乗車時 間10分が典型的なスタイルとされ,当時の統計からはと の範囲をいつ脱して成立することが危ぶまれていた.然 し乙の限界は地価が上昇を続けた場合.マンション1戸 当りの占める土地負担分(通常高層の最底20nf~ 中層50
d
程度)だけ1戸当りの売価が増えるととになるので, 地価の安い所を選んで都心から益々遠ざからざるを得な くなる.住居の本質的な立地条件としては「交通に便利 な位置にある」の外に「住宅それ自体が機能的である乙 とJ
.
1"明るい静閑な住居環境J
~と固まれている ζ と. が挙げられるから.敷地負担分の地価の高騰からそれら の要因を加不足した額が,住宅市場lζ於ける購買力を超 別分協物多多額
積 立 戸建(低) 戸建(中) 普公
民 マンション 戸建(高) えない範囲内までマンション可能地は都心から効外へと 進出する訳である. 昭和43年住宅公団が公共及び民間分譲住宅需要調査か ら「分譲住宅取得者における住宅分析」によると.購買 力も漸時増加して.さきの昭和42年度までの累計調査で は家族構成は東急電鉄の調査からみて平均4人の核家族 とみてよしそれに適当な規模として85nfと考えられる が需要層からの限度は東急不物産,住宅公団の資料から 50万~150万/年収がピークとなっているととろから健全 な線としては400万円(譲渡価格〕とされていたが, 43年 調査では民間マンションの平均値 590万 円 一 戸 建 分 譲 (高級)平均630万と高騰している.図2の平均 ζれは土 地負担分及び工事費の増加と需要者の購買力の増加,及 び、銀行ローン等の利用と考えられる.因みに頭金の支払 額については7ンションの場合で, 250万から300万円が 23.4%, 300万円から400万円までが 22.9%,500万円以 上を即金で支払った人が37.9%と他の公共事業と比較す ると少ない率である.平均するとマンションの場合ロー ン利用37.7%,ローン利用なし48.7%と以後年次を追っ てローン利用率が高まって来ている.乙うした趨勢の中 平均 (m2)闇
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民間分譲住宅の価格と配置.階層.販売速度等の関係についての考察 公社積立一寸ル-~\
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にあって,民間マンションのパターンが大別して二つの タイプに別れて来た.一つは従来の区内副都心の近郊に あって交通至便なるもので住居環境は多少犠牲になっ ても機能的なるものにその価値を認めるもので住居規模 も公共の分譲住宅の様な典型的なタイプに統一されるこ とはなく小から大までほぼ均等に分布している.図
1
, 又マンションの初期時代には高級エリートのイメージが 強く入居者も当時の大会社役員,部課長級の率が減少し 以後公務員2.1~4.4% ,自由業4.2~8.7% と率が増加し ているし(不動産経済研究所資料〕仕上げ程度も大衆層 を対象としたものにまで波及していることは言う迄もな い.前者は市街地にあって住居の条件の中でも交通至便 を機能としての旗標を掲げ,営業政策として豪奪な気分 を売物にしたものであり.後者は住居条件の中でも閑 静,明るい,緑,郊外の感じ等の生活環境を主眼に於て たものであり,かつてそれだけではマンション企業とし ては成立しなかったであろうと思われる分野のものであ、
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三
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調査対象及方法 今回の民間マンションの販売価格と売れ行きの速度の 関係を考察することはより信頼出来るデーターを得たい 乙とから,統計母体を同一条件下において比較してみる ととが肝要であるので,調査対象として,同タイプ同一 団地,同一方位の戸数の多いものとした.図4.~9. 調 査 物 件 概 要 所 在 地 神奈川県相模原市鵜の森字柏木 交 通 小田急新原町田駅 徒歩19分(1,550m) 新原町田 新宿泊分(急行)横浜線原町 るが広い敷地が確保出来る乙と,厚生施設等も総合的計 画によれば,利益の裏付けがある範囲内で可能なると と,同タイフ。の住宅が大量に出来るととによってコスト ダウン出来ること,地価が安価なる乙と,等で販売価格 を引下げ,一般の購売圏内価格にまで漕ぎつけたもので ある.乙れは郊外に賃貸住宅と平衡して計画された公団 の大量分譲住宅にほぼレベルを合せたものであろう.従 って,居住者タイプも,公団普分入居者タイプと,役員 自由業の多い初期タイプとの層がある様lζ思える. 図2
乙れは年収においても公団の特別分譲住宅,積立分 譲住宅,民間戸建(低額住宅)は年収100万以下が大多 数なのに公団普通分譲,公社ヶー般,民間一般,民間戸建 (中額)の入居者は 120万円がピークなのに比して民間 マンション,民間戸建高額が170円をピークに250万円ま では減少するが, 300万以上の高額所得者も可成多いと いう結果も出ている.図3
又販売価格においてもこれを 裏付けるデーターが出ている. 図4
田 横浜33分 敷地面積 66,048nf・建築面積/64566,334nf 主要設備 東京ガス・神奈川県営水道,電気団地自 動電話・給排水衛生設備(集中海化方式 ) ・焼却炉・駐車場(有料)遊園地・ス ーパーマーケット・集会所 管 理 費 月1戸当り 3DK1,800円 3LDKA型 2,
300円 3LDKB型 2,
000円 住戸タイプ 3DK 69,785nf (21,109坪) 64戸 3LKA型 116,
228nf (35,
158坪)
40戸(去
図5
団地内配置図!(
知富山吋附加舟川町吊)﹁間設 川田剛 認調・出河川叩協同捕δ週来J一円。
rJパロ)社hw別 M品目3LDKB型 88
,
140nf (26,
662坪)480戸 4LDKA型 132,614rrf (40,115坪)15戸 4LDKB型 129,
218rrf (39,
088坪) 15戸 4LDK. A型 2,500円 4LDK・
B型 2.500円 給排水設備の共用部分,電気設備の共用動力照 明等を含む 共用階段の清掃費,芝,植木の手入れは不合. 駐 車 場 全敷地で97台駐車可 1台には使用料 月3,
000円 保 証 金6ヶ月 1階はその前の庭 (34~84nf) の専用利用権付 43年10月
6日ζl売出した団地内の25棟の建物の中, D2 棟, D3棟, 3LDKB60戸,C
1棟 ,C
2棟3LDKB70戸,3LDK-A平 面 図
116.228げ (35.158坪 ) Al棟, A2棟 (3DK) 40戸は会社へ一括販売したため販 売速度順位の測定の対象にならないから除外し, 1棟だ け4階建のA3棟, 3DK24戸は5階建の階数別特性を出す ため統計対象から除外した.結局調査対象の戸数タイプ は18棟510戸となった. 乙の18棟の中,住戸タイプ,完成時期,配置環境等か ら大別して,次の3グルーフ。l乙大別して表3.4.5各グルー プ別でその大勢を総合すると,各グJレーフ。の特性ζ多少l 変化を見るととが出来る。 表6
図1
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宅建要望 卜ー←ー トTIl I :"'n!no lRwチJ~I
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建 物 完 成 民間分譲住宅の価格と配置.階層.販売速度等の関係についての考察2
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4LDK-A平 面 図
132.614m' (40. 1 15士平) ー 由 民 . 同 バ ル コ ニ ー / │ 吻 E実 J ,655,---c---l 2,775一 一 L _
2,83ト」
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685 ー ← 一 一 l 図8
民間分譲住宅の価格と配置.階層.販売速度等の関係、についての考察
2
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徴が販売速度l乙特に顕著である.各階の縦,横の販売速 度を見たものの販売速度のタイプとしては Cグルーフ。で は売足が速く発売日の1
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日に売れたものが多いとこ ろからグラフのタイフ。は図1
2
に代表される様なものであ る.A
グループでは3
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,B4LDK
,A
,B
の各タイ プが混合している為同階中,横の売足を比較する乙とは 妥当でないかも知れないが,他のグループと相似た図相 となっている.図13 この団地で代表的特徴と思われる のは F4棟で縦号室例と縦2号室例の売行きが平均して 約1
9
日と1
0
1
日である乙とは同階中でも両端の販売価値 で調整する方も然る可きかと考察する.C
5
棟 図1
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3
棟は場所はCグループにあり乍ら, B クツレーフ。の中聞に 位置するところから現象も中間的図相である. 上下階の関係についてはあらかじめ各階の販売日数の 平均値の取りそれを一応その階の販売日数の代表値とし た.各棟毎l乙作図するとグJレーフ。的な変位地域を超えて 矢張り上下階の売足が速く中間層が遅れている.図 14. 15.16,一般には同価格の場合は, 中間が先に売れ次lζ 下階,最後に上階となり最上階は雨もり階段疲労,屋上 日射等の弊害があると乙ろから最もよくないのが通例で あるが価格のハンデイが大き過ぎた為か5階が最も早く 売れている.各棟をグJレーフ。別に集記すると図14.15.16 の様な図相となる.クツレーブ。編成の組合せにも各棟の販 売性向が最適であるかは結果論からみて問題は残るが一 応グノレーフ。特性及び階層特性が司司えるかと思う.C
グ Jレーフ。は阜く売れたため階層の差があまり見られず,図 16BグJレーフ。は階層差がある為,完売には一部分が永く 残り,図15CグJレーフ。はその中間的性向といえよう.図1
4
お わ り 販売佐向別のグループの編め方としても当を得難かっ たが,一般に,配置環境,入居可能時所,パス停からの 短離,日照,通風状況等のハクターを含む総合解釈する にE
棟, F1棟 ,F2棟, Fa棟, D4.棟, D5棟,c
a棟,4LDK-B
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129.218m2(39.088坪 ) B SCALE _3m 図9
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配 置 図 は 図5
参照 そしてこの線より南にある Dl棟は 1階は早く売れて いるが上階がやや遅れ,北にある F4棟 ,F5棟, Ds棟, D7棟, Ds棟, Dg棟 ,C5棟 ,C~i束, B2棟は総じて中階 の遅れが特に目立ち緩慢な中だるみの図相相となり図1
5
平均販売日数も77.3日と増えて米る.結局売足は価格と 相関するものであるからこの売値格差が結果的に適切を 欠いたと思われる節を見受けるが,何格は全条件を包括 する総合的価値評価であるので価格調整を理論的に行な うことにより販売速度を論理づけることは山来得なかっ たがこの調査が今後の分譲企画の参考の資に供し度いと 思うところである. ー--'['J:j 一一一D,机 一一E 棟 ー F,I~i 一一F,隙 ーザ F,N
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