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傾斜地果樹の生理, 生態に関する研究 I. 傾斜地の環境要素と果樹の生長について (3)-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

206 香川県立農科大学学術報告

傾斜地果樹の生理生態に関する研究

l 傾斜地の環境要素と果棉の生長について(3)

黒土 泰治・聾沢 正義・森 正 義 斉 藤 実・曾我部 哲・金 辺 正

Physiologicalandecologicalstudi占soオfru主thtree!in,Slopin写OrChaノrds・

IRelationbetween theenvironm占ntalfactorsofsloping

OrChards and theg・rOWthoffruit ti・eeS(3)

ByTaijiKUROKAMI,MasayoshiASHIZAWA,Ma≒ayoshiMORI,

MinoruSAITO,TetsuSOGABE andTadえ占hiKANABE

(Labolatory of Pomology)

(Received November30,1953)

〔Ⅱ〕実 験 成 贋

〔C〕気温及び地温の日変化

本調査は各月別に・ほサー・箇月毎に贋施したが,此処では上述甲成繚より見て\

樹の発育に・当り比較的重要である美風われる夏季の高温乾燥期を中心としキ6∼9月の・ものと, の最厳寒親(1月)のものとについて述べる寄にする。

l 本調査ほ晴天の日を選んで行なったが,第29衷に示す如く,調査時刻の進むとともむキ葬儀状態に多

少の変化を生じた. 〔解か表〕調査時の天候状態 (わ 気温の日変化 気温の垂直的分布についてほ地上10cm−2mの各部位の調査を行なったが,ほゞ前述の旬別変化と 何棟の傾向を示しているので之を省暑し,こゝでほ.樹冠周辺部中央に・相当する地上2mのものについ て述べることにする。 6∼9月の夏季間調査結果は8月調査(以下調査日を暑する)のものが,各調査時と・も気鱒が最も 高く,昼間の最高気温.頂部区32.60c,低部区34い40c,夜間の最低気温,頂部区27小5Oc,低部区27い00cを示 しており,6.7月は之に、つぎ,9月ほ最も低く,昼間の最高25.0−26り00c,夜間の最低15..0一−16.00c を示した.

(2)

l「第5巻第3す(1954) (第29図)6月調査に凝ける気温の日変化状態

207

頂,低両区間ではり各月とも昼間は頂部区に此 して低部区の方がいづれも高く,夜間はこの逆の 傾向を示しているが.,その開きはいちゞるしくな い・即ち昼間に於ける両区の温度差は8月最も大 きく,約2.00cに・達しており,6,9月ほ之につぎ,7 月げ最も少なく,僅かに.約0..40cに.過ぎない.また 疲間では9月の開きが最も大きく,査問の場合と は避に償却の方が約1.00c高かった.吹いiで8,7, 6月の順を示しているが,そめ開きほ僅少である. 最厳寒期の を■示しているが,そり開き揉僅少で両区間に殆ん ど差異を認め難い.(痍33図姦鹿) A一Mい P一M・. 調査時閥 ÅM (第3咽)フ月調査に於ける気温の日夏花房窟 ̄‘ P九41‘調査時問 AM

んM−・P小M調査時問 A…M

〔■第33園〕・−一月詞査に放ける気温の臼変化状態 (第31図) 8月調査軋於ける気温の日変化状態 6月27−28日(相棒嚢り) 気 温 AIM“ P.M.調査時間 A,M 次に.1月の最高温度と最低温度との較差は,9 月が最も大きく10一.0−11..00cを示し7,6月の順 に減少しており,8月ほ.6.0∼7.00cで革も少なか った.く第29∼32図参照) 10h12 2 4 6 81012 2 4 6 810 ふM=√f乱 細 調査時町

(3)

香川県立顔料大学学術報琶

208

(め 地温の日東柁

地表一塊下1.2mにおける6∼9月の地温の日変化ほ,第34「3咽に示す如くである・′一般的な傾向

ほ各深さとノも,6月より,7−8月と気温の上昇するにともない,地温も上昇する傾向を示している

が,9月は逆にいちゞるしい低下を示している・

即ち一腰に果樹根部の多く分布している城下30cm部の地温ほ,6月19∼2lOc・7月′24∼260c,8月2

7⊥290。と一逐次高温を示しており,9月は逆に18∼200cを低下して,8月に比し約9・00cの差を示し,6

月よりもやゝ低い状態である.

√地温の垂直的な傾向は,6∼9月とも地表部の温度変化が最も甚だしく,′最高と最低の温度較差の

−〔第3咽〕六月調査の処理各区た廉ける地温の日変化状態個表中の15∼ユ20cmは地表よりの各深さを示す) 【第3自国.】 七月調査の処理各欧於ける地温卵変イ状態(図表申の15∼120cmは地表よりの各深さを示す) 用頭一針庖(快晴)

(4)

第5巻簾3骨(1954)

209

〔廃咽〕八月調査の処理各区に戯ける地湿の日変化状態(図表中の15∼ユ20cmは地表よりの各深さを表す)

煩 部 琶

三L

㌔ 11135791113579 tP11135791113579㌔1113579

Cる 111 3879㌔11135791113579 ㌔1113579111357、9

AM F11 AM、 71M PM AM AM PM A払 AAf PlI AM AM PM. A.M 調査藤間 調査時閥 調て査時間 調速時間 溺盃、時闇

(5)

香川県立農科大学学術報告 〔第3咽〕・一月調査の処理各区鞋於ける地温の日変化(攣苧霧誓諾㌢は地表)

210

最高は15.00cに.達し ており,地下15cm 部位之.についで少な く6∼70cを示し, 30cm部位は更に減 少して2∼30cを示 している.堵下60・→ 120cmの部位の湿度 1月製卜地目葎綱 領部臨 14 1j 】2 11 10 9 り,年間を通じ地温 変化ほ更に僅少であ 地8 7 の変化が最も少ない 闘6 部位に相当するもの 5 と思われる.暮夜に よる地温の変化ほ., 笠間ほ.6∼8月と も地表部最も高く, 地下深層に至るに従 い,探さに.ほゞ比例 して逐次温度の低下 を示しており,夜間 4 3 2 1 0 ・−1 CO ■ ■ l J ■ ■ ■ l 」 681012246810 11 17 AM A・Mr・P M 義時

論MI AM訝義時爵M

査時 は地下15cm部位.最も高く,30cm部位之K.つぎ,60cm部位と地表部ほほゞ等しいか,時によってほ 60cm部位の方が低温を示しており,120cm部位は最も低い.然るに9月に至ると,むしろ之と辿に近 い傾向を示し,夜間の地温ほ.地下120cm部位最も高くi浅層となるに従い低満となり地表部ほ最も低 い.昼間においても地表及び鱒下15cm部位を除くと,ほゞ夜間と同様の傾向を示している. 次に各調査区別による観察結果を示すこととする. (a)頂部及び低部棟準区 6′・■8月の地表及び地下15cm部位の地温ほ各片とも,審問ほ低部区の方が1∼30c高く,夜間ほ.両 区ともほゞ等しい.地下30cm部位でほ賽夜と.も両区ほゞ等しい倦を示して差異を認め欺く,地下 60∼120cm部位でほ,地表∼15cm部位と.は道に頂部区の■方が約1..OOc高く,地下30cm部位附近を中心 として両区間に地温の追懐向が絡めやれる・ 9月に.於ける地表部の地温は,■前岡横倍部区の方が旗部区よりやゝ高く,15cm部位けこ至ると相模 近し,30−120cm部位でほ迫に頂部区の方が約20c高い. (b)激 賞 区 数寄区の地温変化の幅は他の4区に比して最も少なく,高温乾燥期(8月)に於てわずかに地表部 位2.50cを示すに過ぎない.叉各調査月により地表部温度はある程度の変異を示し,気温の高騰に伴 ない地温も上昇卑示す傾向が認められるが,6∼9月とも低部模準区に比し6∼1lOc低い.地表∼地 下30cmの各部隠宅は,各月とも他の4区に較べ相当な低温を示しているが,60cm部位では,8月の やや低い場合を除きほゞ等しぐ,120cm部位では相接近し,各区間に.一定の傾向を認め難かった. (c)土管濯水区及び表面擢水区 表面湛水区は調査各月とも,土管湛水区に比し相当の高塩を示し,低部棟準区に近し\か叉ほ時によ りやゝ高い傾向を示している.土管に.よる土壌深層溢水に当り,時期的に比較的重要な高温乾燥期 (7∼8月)の地温変化は,低部標準区に.比し,地下15∼30cm部位に於ていちゞるしい地温の低下を示

(6)

11 夢5巻第3骨(1954) している.

最厳寒期(i月)に於ける地温ほ第胡周東摩す如く,頂,低両部ともほ′ゞ相似た傾向を示し■そおり,

各深さとも低部?方が頂部よりや■ゝ高い耽態セあるが,そ・の開きは僅少である・

敷革区の地表部地温が地下120cm部陪を除き,低部標準区とほ、とんど同棲の傾向を示していること

は,11月中旬に凝草を土壌中に働き込んだため1そあり,従がって冬季の調査結廉ほ夏季に数奇せ行な

った影響が,冬季に.まで如何に影響を及ぼして慮るかを示すものである.なお薮草区の120em部位

の地温は,頂,俄雨標準区に比し約1“0∼1川5bc低く,また60−120血の両部位の地温の差は紛1:00と

にすぎず,頂∴低両棲準区に.於ける両部位の差の約2分1に過ぎなかった.

地表部地温についてほ風にごよる痩褒の動格及び朝,夕の低角度方向よりする日射等のため,∵親潮時

に.よってほ寒暖計に散光が当って居り,しかも各区によりその状態が区々であったので,そめ辞細軋

つき述べること努智者する.

〔ⅠⅤ.〕考

本調査地に.おいて行なった夏季及び冬季間における土壌管理に関する各処理区の気象学的,土壌学

的諸調査と果樹の発育について比較瞼討する.

本調査地は梅雨期に甚だ多盈の降雨を見ているが,その後の7月下旬より8月中旬・までほ殆んど降

雨を見ず,この野間ほ気温最も高く,平均最高気温360cを憩え,平均気温31∼330cに達し,水面蒸発 量は1日4.5−5mmを示して異常な高温乾嘩状態を呈している. ′ノ も多凰の水分を要塞する時期であり,更に傾斜矧ま.⊥戯的に乾燥し易い状態を呈しでいる場合か多い

ので,この7月中旬より8月中旬に.至る寡雨,高温による乾燥状態ほ,果低の発育に瀞し岬一般的に恵

影響を及ばす状態にあるものと思われる.

果樹園内に.おける気温,漁度,土面蒸発量等の気象的諸要・因に・ういて各処理法の現わす反恵並㌢こ各処

琴潅?聞の差異についてほ,卿こ上臥(6;∼†⊥)安藤(5)森田(37)千野(62)等が報告している進数,草吏(5)敷革

(研)

申軌被覆作物(62)等の各処理の場合のものとほゞ一致した傾向を示しているが,本傾斜姐の場合

に於いてほ,そ申変化の幅が比較的小さい.こ.のことは本調査地にぬける頂,俄雨部の標高差がわず

かに.8mに.して,その水平距離も約20間に過ぎ・ず,地域的に小感囲であるためと思われる一.従ってこ

のネニうに気象的に変異の小さい場所に栽嶺サる果樹に対して,気象条件がその発育に及ぼす影療は,

森田等(釘)の350c以上の高温を示す裸地籍区に於ける実験のように地下部の発育に対七て余り大きな 影響を及ぼさないものと思われる.

更に森田等(耶)は早期の敷革は地温の上昇を防止し,都期の発育を抑制することを認めているやミ,本

調査でほ.相当温度の上昇した6月中旬に.敷革を行なっているので,地温の上昇防止による発育の抑制 は殆んど認められない.

土壌及び地質学的調査によると,傾斜地の低部区に比し,頂部区は各調査期とも土壌含水塵が多

い.これはこの地区の頂部区が平坦状を呈しており,気温,地温ともやゝ低く,土面蒸発量が少ない 上に,土壌の組成及び母岩の構成並にその風化状態を異にしておるため,高い保永性を有しているこ とに.基づくものと思われる,この点において本調査地は一h肢の傾斜地と事情を異にしていることに注 意せねばならない.

各線土壌管理法が土壌水分に及ぼす影静こついては,STEWART,LANGORD(28),LYON,HE」 (3(〉) (5i) (53) (ま7) (2′り (44S7) (6ヱ) 王NIKE,WILSON, S打AW,SCHUSTER,野呂,岩崎,森田,千野,大野等比較的多くの業

績が発表せられている.之等の研究によると,敷革法は土壌水分の減少を防ぐため.土壌含永畳最も 高く,裸地中排法,中耕被覆作物港これにつぎ,草生掛ま最も低いことが認められており,今回本報

(7)

香川県立顔料大学学術報普 く1こミ)

212

において報告した結果と完全に一・致している.

土面蒸発による土壌中の水分低下に、ついては.ALDRICH,LEWIS(2),CONRAD,VEIfiMEYE療

.森軋小黒(叫等の研軍の結果によると,比較由轟層(20cm・臥上)に限られるとし,

野(竺2)等は地下30cI準おいても之を認めているが,著者専の観察によノると教卓区は地下6bcmにおいて

もなお水分保持の効果を認めることが出来た.更に本調査では敷革区は他の各区より最も高い含水盈 を示しているが,これほ本年度における敷革による償接的彪響の外に,前年度に蘭した敷革による土 琴含永盈の増加のため,土壌の風化(礫)が促進されキ繹泉,㌻一層そ・の効果を厳春にしている;とを 併せ考え.ねばならないであろう (11) (63)

濯水が果樹の発育に及ぼす影響については,CULLINAN,MAGNESS,BOYNTON,尊兄・岩

2)

崎ミ?佐鹿;ら2’三輪(32,S3’小林:2S坂田及び井上(18)等多,くの柴蹟があり,と.組濯水によ鳩即発育を良

好にすることを認めているが,今回の実験において行なった表面濯永では,土壌含水量に孝嫁す効果を

認め得なかった〃 これほ昇季の高温乾燥卿こは,1週間に.10mm以上の降雨を見ない場合に二10mm

相当量の表面濯水を行なったが,この程庶でほ1日申に4.5∼5mmの蒸発量を示しているため,果樹

の発育に有効な影静を及ぼす有効水分量を土琴申に保持し得な牢、つたことに皐るものと考えられろ

然るに土管濯水区ではその効果が顕著に認めちれており二従って濯水量が比額的少量の場合にほ,寧

ろ土管による下層湛水を行なうことが,永分準済上進かに効琴約であるものと思われろ・

畢笑,■枚,菓等は土壌含水盈の釦、処理区に・率いて良好な発育を示しており,濯氷の項において引

用した諸氏の櫨水による土壌含水量増加の樹体に及ぼす結果と,ほゞ・一風した傾向カモ認吟らわ寧.

之.を要するに.今回の調査は圃場試験であるため,兵髄の弊青に及ぼす痍境質素が甚だ多く.しかも

これ等各穿素の各処理区間差異が,余り顕著に認められなかったため,その成果につき確実な緒論を

遠くことほ容易で年いが,高温乾燥期に於ける土壌含永盈の処理各区間におけ声傾向と,呆鱒の発育

との間に,ほゞ・】一・致した傾向が認められるので,この期の土壌含水量の多少が 果樹の発育に比較的

大きな影響を及ぼしているこ.とが考えられる

土壌含水量を増加せしめ,果樹の発育を良好とする声めには,本調査の範囲内においてほ薬草誌が

最も郊果坤であり,土管海水法主れに.?ぎ,麿革温水韓は標準区と嘩とんど同株で発育最も不良であ

った.但しこの場合濫10ふm以上の多盈濾永を行なぅならば,土管溜水法,表面濯水法の効果が寧結

果とは相当異なって来るであらうと思われる.

また敵軍港においてほ土壌含水畳の増加に.よる直接的影響とゝもに,BAKERく78),WANDER:

douRLEY(72),STEPHENSON(53),森田(3741)等の認めているごとく,加畳,燐酸,椰索及び有機

物等の増加による肥料的効果をも同時に考えねばならないであらう 本調査においては土壌水分の多少が柿餅の琴育に大きな影響を及ぼしで屠るこ

る.,果樹と水に関してほHENDRICKSON.VEIHMEYER,尊見(63),′ト林(23.叫森田(朗 ̄‘45)等の研究が

あり,各種果樹の土壌穿水魚,耐水性.耐乾性.酸素要求度,呼吸弓金変等に関する・一連の蝮蓼が甲か

にざれているが,之等の報告によると,柿は各線果樹中水分要求度の大なるものに属して屠り・かつ

耐水性の強いことから考えて,上述ゐ結果が得られたことほ当然と云うことが出来るであろう.

同一花崗岩の風化崩壊によって生成された傾斜地に・あっても,その部位により花崗岩の性質と風化

の状態を異に.するものであり,木精果の如く果樹の為育状態が傾斜地の頂部と低部とによって異なる

ことが認められるのは,かゝる原因に基づく点が大きいものと考えられる∴従って傾斜地において英

傑の栽培を行うにあたっては,この点に深い注意を払うことが肝嬰であると思われる

(8)

213 第5巻第3号(1954) 要 「Ⅴ〕摘

花崗岩の風化崩壊土壌により形成された帝々西方碑,勾配15度の官有柿園(16年年1にギヤ、て・頂

部及び低部標準区,敷革,土壌濯水,表面濯水,草生,深耕,草深研の8種の管理潅がi衆多及び土

壌等の環境要素並に展樹の発育に及ぼす影執こついて,昭和26年の泉季(6∼10月),冬季(11・}3

月)の両期間に亘り比較検討した“その練熟を次に要約する.

(1)一・般的気象状態

本調査地の降雨状態は6月上旬から7月下旬までの期間に,夏季問総降雨盈の75%(43飢血m)わ

降雨を見ており,、7月下旬から8月中旬までの間は殆んど降雨を見ず,その後の8月下旬以降及び冬

季間むこ.は適度の降雨量如こ頻度を示している.

この寡雨期問には気温最も高く,平均最高気温360c,平海気温3ト330cを示し,異常な帝乱乾燥

状態を呈〔た・ (2)気象的調査

平均気温注低部峰頂部に鱒㌧,夏季開平均約1い町C,冬季間平均的0・芦Oc高く,中腹部は羊?中間を

示している.気温の垂直的分布の振幅は両部とも0り8cOを示すに過ぎない

地表部の地温ほ低部区が夏季問平均的28Pcを示して,頂部区より約2.00c高く,土管擢永区は約250c,

表面濯水区,末深耕革,深排区ほ約29∼300cを示し,敷革区,草生区ほ約220cで最も低い・

地下60cm部位濫於ける地温の各区間差ほ相接近・し,約2小00cを示すに過ぎない

冬季間の気温,▲地温もこれとほゞ同線の傾向を示しているが,√その差は僅少である∴

線度は頂部より低部がやや低く,土面蒸発量ほ低部の方が旺.盛である.

担)土壌的調査

土壌含水量ほ7月下旬から8月中旬にわたる高温,乾燥期には,各区とも相当の低下を示してお

り,激昔区最も高く,土管濯水区,頂部礫準区の順むこ低下し,表面廃水区と低部標準区とは鼓も低か

つ・ 顛ゐ勉ゐ調査期間ほ地表部を除いて,比較的高い含永畳を示している・

土壌の組成状襲畔低部より頂部が浅層土壌に比較的多くの扱を含み,6Ccm卑下の‘下層士・では・追

に昔占土分を多く含んでいる 土壌全酸度は両部問に顕著な差を認め難い

土壌の地質学的調査では頂,低両部で母岩の性質及び風化の過程を異にしており,頂部は風化の進

度大きく,Soda,Lime等の挽失少なく,保水性の高い状態を示している.

㈲∵簡体に関する調査

枝,衰の成長,枝,根の乾物重,灰分重は低部より頂部がやや高く,土壌下層に対する純銀の分布

も頂部の ̄方が多い.

果実の発育ほ,数寄区一〉頂部標準区>土管濯水区〉低部標準区及び表面濯水区の順に良好である

が,各区間に.於ける開きは余りいちじるしくはない.

〔Ⅶ〕主要参考文献

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(9)

香川県立典科大学学術報告

214

湛水試験成摂)農及園ユ.1∴2609∼2621,1936

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(10)

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芸学会雑誌1フ(1,2)ミ92∼99,1948. (3り∴ニ⊥ニ⊥・エ :牒樹¢生育に及ぼす土壌の物矧〕勺組成の研究Ⅰ凍閉園土壌の諸調査(第二義)園 芸学会雑誌19(1):13′−22,1950

(36)ェ

:果樹如琴に動ぎす士如物理的組成の研究Ⅰ果樹園土堺の帯調査(第三如園芸学会雑 誌19(2):■134−エ42,195b巾 (3フ)+ ・校倉 勉;岩田正利:果樹の巷育に及ぼすま壌の物理的組成の研究Ⅰ果樹園土壌の諸調査 (第四報)園芸学会雄琴21(3):129∼146,1952・ (38)−−− ・石原正義:果樹の生育に及ぼす土壌の物理的組成の新党 ∬土壌寒気と海生との関係(革1報) 園芸学会雑誌ユ7(3,4):188−194,19畢 (39)山ニニw・米山鷺山・:’男樹の生育に及ぼす土壌の物理的組成の研究Ⅰ土欒虫気と植生との関係(第3報) 園芸学会雑誌20(2):188∼194ト1951. (40)−−−・西田光夫‥果樹の生育に及ぼす土壌の物理的組成の研究 園芸学会雑誌20(3,4):13フー・′150,1951 (・41}【−⊥⊥⊥・ 園芸学会雑誌21(4):209−うユ5,1952 (42)鵬・米比掛】■‥果樹の生育に及ぼす土壌の物理紳組成の研究 Ⅶ水分と植生との関係(凱報) 園芸学会雑器18(3,4):155∼165,1949,

(43)−−・−−

‥果樹の生育に及ぼす土壌の物理的組成の研究 甘土壌水分と鹿生との関係(第2観) 園芸学会雑誌ユ9(3,4):ユ85∼194,1950 (44)−− ・小県英十・:果樹の生育に及ぼす土壌の物理的組成の研究過土壌水分と植生との関係(第3報) 園芸学会雑誌20(1):11∼18,1951.

(45)一−

・米山寛一・・西田光夫・小黒英叫・:果樹の生育に及ぼす土壌の物理的組成の研究 Ⅱ土壌水分と 植生との関係(第4,5報)ノ園芸学会雑誌20(3,4):153”165,1951. (46)−一ニ・ 西田光夫:風樹の生育に及ぼす土壌の物理的組成の研究 祖土壌水分と植生、との関係(弟6報) 園芸学会雑認22(1):6−8,1953 (47)野呂券…己次郎:緑肥の土壌永分並に地温に及ぼす影響 蟄及園ユ2(12):ニ3p享4∼3q48,193フ (48)大畑穂綿:釈教,軋奥義痍生の生育に及ぼす土壌水分の影響園芸学会轡18(ユ・,2)テ.95−100,1949 (49)大崎 守=罪樹園早害防止喧就て 果実日本3(6)‥4・−6,1948

(50)PAI2(LrER,JlH,and PoiTER,G・F‖:Mulch veISuS Cultivationin young tung orch甲ヰ Proc

Amer.Soc。HortSci.42:17∼20,1943

(51)PROE邦TI衰¢,E′L:鮎otdistributionofsomedeciduousfruittreesina(:aliforni姦0叫ar、d

PIOC.Amer、Soc.HortいSci.‖ 43:l・−4,1943

(52)佐藤敏夫:契験上より見たる男樹園慣水による効果に就て 靡及固6:フ0−78,1幻土.

(5j)′ScEUS王ER,CいE.,andR丘、Stephensoil:Soilmoisture,rOOtdistr王butibnahdaerationa占factor・S in nutproductionin Western OregonOregollAgr.Exp小Star Bull‖372,194O.

(g4)SⅡ.AW.J.K.‥fray加ulchesinappleorchardsProc.Amer。SocHortSci42:30ヶ32,1943 (55)波川光一・:リソゴの草生赦培 新園芸3(4):16∼21,.1950

(56)∴

:リ)/ゴの草生卦培 青森県リンゴ協会 (5フ)草 書隣:リンチ剋培の率卿L窮察 典及園23(ユ):49−52,1948

(58)韓司満書:摘葉隠前に於ける茶園の気象状態に就て 農及鼠13(7):1613∼1621,ユ938

(59)鈴木清水郎: (60)SuDDS,R.H.:Rらshlswith’m占thoa;ofdeep−SOilcultureinwestviriiniad;chaids‖≠Irムら.Amer

(11)

216 香川県轟贋野大学学術撃奇 Soc Hort、Sci..35(193フ):295∼30l,1936. (61)玉井虎太郎・岩隈翠:煙草の農兵皐土壌水分との関係 特に水分故乏時に於蛛る卑頗現象に就て 農及園 18(2):155一・′161,1943 £ :〕_93・−201,1953, (β3)寺見鱒嘩;キ卓壌中の有効水分の多妙が挑登賽や発育に及ぼす一撃響 園芸学研究集録3:9弓→′108,1946・

(64)上原勝樹‥傾斜地に於ける微細気象に就いて(第1報)香川蟄尊研究報告1(ユ)・∴ト・・ユ.2,ユ=949.

(65一)√T:傾斜地に於け各御幌泉に就いて(第2卿香川凝琴研究敢翫(3):・1′・・・13,1949, (66一) く多汁ニー「誉T㌣轡嘩開発剥用曙関する研究 V.傾斜地鱒於ける秋期の微細気象林学に就いて香川農大早場 報告2(3):1フ8・・−′185,1951”

(呵TT

:僻斜鞄開発利脚こ関す菌研究、町解斜鞄匿於ける冬季の聯田気象状態に掛、て 香川戯大学術 報告3(1)‥土こユ0,1由 (6?)手下て丁:傾斜鞄開発利鞘閲すj輝究W輝野砲に於ける春期の微細気象堺断就いて香川鹿大学術 報岱3(2):フ2【′79,1由1 (70)。㌃耳三㌻、;岬僻嘩萄園におけき轡和気象に卿、て香川戯藩研究報告1(2)こ:1〔仏モ弧 (フ1)−,磯昭義政‥蛮紺の防寒設備にらいての徴気象的考察(1)香川戯大学術琴告4(1)‥56→′60,1952・ (フ孝)

soilconstituent占andthemineralcontentof foliage andfruitProc..AmerSqct Hort.Sci.

42−;1T′6,ユ943小

(ね)

(74′).山賽鍵葬:大泉久「■・:傾斜噂利鱒騒関する研窄 爵各園23(5):23ト・′2鈷ユ9年8・

(フ5)「東田良雄:栽培学汎論(1占36)

R e s u m e

Some ecologicalobservations were made on sloping College farm at、Omiya,

Hi無慮Chp,neai・Takama■tstlCity;.The e悪perimental,plotsliedon the top and base of

the southwestern side of the fifteen per・Cent Slope and each consisted、oflthe six

Culturalsystems and the two contrioIs.

Thもr由ultsえr・e Sdmmalized as follLOWS:

Ⅰ.Gener・alview of weather conditions

−\′ 1.:S6ventyfi、veper・Cent6f rainfallduring sumlnerperiodpretipitatedfi・Om the

り鰭ipn軸OfJuTletOthe頑d:July,andaimostnorainfrom the

mid−August.

2.Thereoc9uredmoder・atequantitiesofprecipitations fr・Om theend of August

現車ter・W?rds叩d d・uring wint9r・time,and their distr・ibution wasl,also ad9quate・

Insummer season,themeantemperatur・erised frqm3lOC to 330C and maximum

average temper・aturIeeXCeeded360C.1Suchabnormalhightemepatureaccompanied

by strong atmospheric dr・ying naturally checked the grOWth of the fruit trees

ⅠⅠ.Weather conditionsin the or・Chard

1。Insummerperiod,themean temperatureof th畠base plotwashigherbyl.00C

thanthatbf thetopplot,andin winter・f・らi,iod byO.30CいThe me車Valu占of

(12)

第薫蒸第鼠熱ノ・脾軌=一;

2.The amplitude of verticaldistributionof the air temperatur・ein topandbase

1一

∴’

3.。e1fthebase。1。ta。P_ ・

roximated280C and was higher by200C than that of the top plot;the mean

temperature6筆養h吏・fac鎧Sq勘威祭冊aTi¢uSploよS・Wer号:融ri酔紗n也roughdrainpipe

plot,about250C;the surface soilirrigation,nOn−tilled,and deep,tilled plots,

29−300C;mulchandsod−Culturep16tsapproxirD卑tely220C・・

4・Insummerperiod,thesoiltemperatureofeachplotlocated60cmbelowthe

SurfaceofthesoilwaLSYe里∵即0Ⅹim?t寧?nd−thedifferI号PCedidnotexceed20C・ : ■ ‘∵∴∴

∴∴、、_二∵、・: 5小Inwinterperi。d,the左ii<and昌説i’浣㌫p占i7at。fesb品aセedalmost similarlyas

insummerperpio亘りbut・t憂享ei机埴熊哨照拍叩鴎潮岬119r・,〕一二

6.Theair humidityof the軸璧・汐lot′弼a学・rathe苫,lower than that of the top

plot,butthequantity

er was rather higher than

that of thelatter.

王II.Soilconditionsin the

1..The soilmoisture wa

lateJune to mid−Augustin

eachplot,Whenair temperat壷erised aBdpr&ipilationwaslittlelBy this time,

moistur苧COnt$ntDfsoilwashigheri誓mulchedplot,thenfollowsthemoi紳re

タO醸nちQf凍・如rLir・rigatedplotandthatQftop$OnttO′1plotサSurfaceirrig?tEion

and basecqn輝01plots had thelowe?tmOistu捕COnterlt・

2小一4軸hcontept、qfgI早Velwas foundin fhe?uIfac卑S6ilo

路 SOil′located60cm坤OYthesurfac苧a1年f.gequantityofclayYaSObserYed・ \\ヽ−

3・Very】ittledif如enceofacid担W?Sfoundin〉thesoilbetween the top and 〉

the base plots.

4.From geographicalsta

henatureofrocksforming top

lots

and their degener・erative process were much different.hニtOPさplot,the>degree

Ofdeg6nererationwas叩1Chad才anced,thelossofsodaandlimewas sma11and

‰左tercontentof soil両名s}mu6拡higher.

ⅠⅤ.Growth of fruits and vegetative organs.

工.Thelengthgrvwth6fshoots andleaveswas f6tlnd muchlargerin the top \

plotcompared with the、base.The pefcehtageof dry mattersand ash weights

\ヽ of theleaves,Shoots and rootswas alsohigher王n th占▼topplot

2 Thefinerootpenetrationofper苧immon treesinthesoillocated30to90cm

below the surface was much greaterin the upper plot.

31Thegrowthofpersimmonfruitswas野里Chlargerin m也7chplot The bther

plots showed the following order;upper COntrOl,drainirrigation,base control,

and suriaceirT・igationくThe difference betweeneach blot,ho壷ever,WaSnOtSO

recognizable

参照

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