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病害虫については 収穫時に紅色根腐病が確認されたが 収量等への影響はなかった (9 月どり :5/18 定植 ~9/29 収獲 ) 定植後から梅雨開けまでは順調な生育であったが 8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し 最終的には当初計画より半月ほど収穫が遅れた また 9 月には台風による葉折れの

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(1)

2-3 調査成績(露地野菜)

露地野菜の部 №1 項目:品種比較調査 調査名:ねぎの品種比較調査(新規:平成 29 年度~平成 31 年度) 1目的 当地域におけるねぎの作型別適応品種について調査し、栽培上の資料とする。 2調査方法 (1) 調 査 場 所 露地ほ場 (2) 耕 種 概 要 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 育 苗 方 法 は種及び定植月日 栽 植 距 離 定 植 本 数 施 肥 量 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 チェーンポット CP-303(264 穴)2 粒播き 〈は 種〉 〈定 植〉 7 月どり :平成 29 年 1 月 5 日 平成 29 年 3 月 28 日 9 月どり :平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 5 月 18 日 10 月どり:平成 29 年 5 月 19 日 平成 29 年 6 月 21 日 うね幅 100 ㎝、株間 5 ㎝(2 粒播き) 40,000 本/10a N-P-K=18.0-18.0-18.0 ㎏/10a 【基肥】ハイパーCDU555(中期)(15-15-15):40 ㎏/10a 【追肥】ハイパーCDU555(中期)(15-15-15):40 ㎏/10a×2 回 7 月どり :平成 29 年 7 月 20 日 9 月どり :平成 29 年 9 月 29 日 10 月どり:平成 29 年 11 月 1 日 7 月どり :16 回(成分回数) 9 月どり :16 回(成分回数) 10 月どり:15 回(成分回数) (3) 調 査 区 の 構 成 1) 2) 調 査 区 供 試 品 種 31 区(1区 40 本(1.0m) 、1 区制) 7 月どり 9 月どり 10 月どり メーカー名 夏扇パワー 夏扇パワー 夏扇パワー ㈱サカタ のタネ 初夏扇 初夏扇 初夏扇 SK2-038 SK2-038 龍まさり 龍まさり 龍まさり 横浜植木㈱ UE-113 UE-113 UE-113

UE-111 UE-111 夏秋白扇 5 号 夏秋白扇 5 号 夏秋白扇 5 号 吉田種苗㈱ みちのく 701 みちのく 701 みちのく 701 ㈱パセリー菜 №エイト №エイト 夏の宝山 夏の宝山 夏の宝山 みかど協和㈱ 森の奏で 森の奏で トキタ種苗㈱ 関羽一本太 関羽一本太 ㈱トーホク (4) 調 査 項 目 生育、収量、品質 3結果の概要 (1) 本年度の結果 1) 生育 (7月どり:3/28 定植~7/20 収獲) 春先から収穫時までおおむね好天に恵まれたため生育は順調であった。

(2)

2) 病害虫については、収穫時に紅色根腐病が確認されたが、収量等への影響はなかっ た。 (9 月どり:5/18 定植~9/29 収獲) 定植後から梅雨開けまでは順調な生育であったが、8 月の低温及び日照不足により 生育が停滞し、最終的には当初計画より半月ほど収穫が遅れた。また、9 月には台風 による葉折れの被害が見られた。 病害虫については、べと病、黒斑病、葉枯病、さび病が発生し、収穫時には紅色根 腐病が確認された。虫害ではネギアザミウマが散見された。 (10 月どり:6/21 定植~11/1 収獲) 本作型も、9 月どりの作型と同様、8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し、9 月には台風による葉折れの被害が見られた。 病害虫については、べと病のほか、黒斑病、葉枯病が発生し、収穫時には紅色根腐 病が確認された。虫害ではハモグリバエの食害が見られた。 収量及び品質 (7 月どり:3/28 定植~7/20 収獲) 調整後 1 本重では「初夏扇」、「みちのく 701」で、10a 換算販売箱数では「初夏扇」、 「夏秋白扇 5 号」、「みちのく 701」で良い結果となった。 A品率は「夏扇パワー」、「初夏扇」で 80%を超え、高い傾向だった。 (9 月どり:5/18 定植~9/29 収獲) 調整後 1 本重及び 10a 換算販売箱数では「初夏扇」、「№エイト」で良い結果となっ た。 A品率は「№エイト」で最も高く、唯一 80%を超えた。全体的に葉折れや曲がり による落等が多く、特に「龍まさり」、「UE-113」、「UE-111」では葉折れが多かった。 「№エイト」、「夏の宝山」、「森の奏で」、「関羽一本太」は他の品種と比較し、全長 や分枝点長が短く、調製時の葉折れ等の発生が少なかった。 (10 月どり:6/21 定植~11/1 収獲) 調整後 1 本重では「みちのく 701」、「№エイト」で重い傾向が見られたが、10a 換 算販売箱数では「夏秋白扇 5 号」、「№エイト」が多くなった。 A品率では「№エイト」が最も高く、唯一 90%を超えた。 9 月どりの作型と同様、「№エイト」、「夏の宝山」、「森の奏で」、「関羽一本太」は 全長や分枝点長が短い傾向が見られた。 以上より、今年度の調査で、作型別に有望と考えられる品種は次のとおりであった。 7 月どり ・・・「初夏扇」 9 月どり ・・・「初夏扇」、「№エイト」 10 月どり・・・「夏秋白扇 5 号」、「№エイト」 (2) 次年度以降の計画 継続

(3)

表 1 収量調査 ※10a 換算収量=調整後 1 本重×調査本数×1000。10a 換算販売箱数は表 2 参照。 は種 定植 収穫 品種名 全長 (cm) 調整重 (g) 分枝点長 (cm) 軟白長 (cm) 軟白径 (mm) 2L,L品 率(%) A品 率(%) 10a換算 収量(kg) 調査 本数 夏扇パワー 96.2 140.2 43.0 27.2 17.9 80.3 80.1 4,486 0 855 32 初夏扇 96.8 143.2 42.1 27.9 17.6 82.4 82.6 4,869 0 927 34 龍まさり 94.1 135.5 41.1 28.1 16.2 70.6 64.3 4,201 0 800 31 UE-113 96.1 136.2 43.3 26.6 15.9 75.5 62.3 4,631 0 882 34 夏秋白扇5号 95.3 138.5 41.5 27.6 15.9 79.3 62.2 4,848 0 923 35 みちのく701 94.2 143.3 42.2 27.8 17.5 73.5 70.4 4,872 0 928 34 夏の宝山 89.0 136.6 38.2 26.8 16.9 73.2 70.4 4,781 0 911 35 夏扇パワー 99.2 145.5 44.3 32.0 18.9 77.5 79.7 5,093 34 970 35 初夏扇 99.1 140.9 43.1 32.1 18.8 77.2 78.9 5,354 47 1,020 38 SK2-038 96.3 140.2 43.9 31.1 17.8 77.6 78.1 4,486 55 855 32 龍まさり 93.2 130.2 42.2 32.2 17.9 70.1 65.5 4,166 288 794 32 UE-113 92.2 134.4 43.1 32.2 17.7 72.1 64.3 4,301 322 819 32 UE-111 94.2 139.8 41.1 30.5 18.5 73.3 65.5 4,753 343 905 34 夏秋白扇5号 99.4 141.1 42.2 31.2 19.1 72.2 78.5 4,797 130 914 34 みちのく701 98.1 138.9 40.9 31.1 19.0 74.2 75.5 5,139 25 979 37 №エイト 89.2 145.1 38.1 30.9 19.5 78.8 80.3 5,514 96 1,050 38 夏の宝山 92.1 139.9 39.1 31.1 19.2 74.2 72.2 4,897 89 933 35 森の奏で 89.1 135.5 40.0 30.8 17.5 68.3 69.9 4,743 322 903 35 関羽一本太 89.9 131.1 39.5 31.2 17.0 67.4 64.5 4,457 353 849 34 夏扇パワー 97.2 145.1 44.4 32.2 18.9 77.2 88.3 5,079 44 967 35 初夏扇 97.7 143.2 45.1 31.1 17.1 71.9 83.3 4,726 48 900 33 SK2-038 96.6 143.3 43.3 30.9 17.5 73.3 84.5 4,872 88 928 34 龍まさり 95.5 140.2 43.2 30.9 16.9 72.1 72.2 4,627 140 881 33 UE-113 95.4 138.8 41.5 30.8 16.5 69.7 75.5 4,858 145 925 35 UE-111 97.6 133.4 41.2 30.8 17.1 70.1 80.1 4,802 180 915 36 夏秋白扇5号 97.4 149.8 43.3 30.5 18.0 72.3 89.3 5,543 50 1,056 37 みちのく701 96.9 153.2 44.5 30.9 18.8 78.8 88.4 5,056 89 963 33 №エイト 88.8 155.6 39.9 31.1 19.0 79.9 92.4 5,602 41 1,067 36 夏の宝山 89.3 140.1 40.1 31.1 17.7 73.2 87.7 4,763 93 907 34 森の奏で 89.2 138.7 42.1 30.1 16.2 69.2 84.3 4,993 133 951 36 関羽一本太 87.3 130.9 38.5 29.6 16.4 68.3 70.9 4,712 250 898 36 5/19 6/21 11/1 10a換算 販売箱数 1/5 3/28 7/20 3/31 5/18 9/29 外品 (kg/10a)

(4)

表 2 等級規格別割合及び 10a 換算出荷箱数 ○等級規格別割合(%) ※重量ベースで積算。割合の合計が 100 とならないのはラウンドのため。 2L L M S 2L L M

夏扇パワー

0.0 76.6 3.5 0.0 0.0 3.7 16.2

初夏扇

0.0 75.5 7.1 0.0 0.0 6.9 10.5

龍まさり

0.0 55.2 9.1 0.0 0.0 15.4 20.3

UE-113

0.0 55.4 6.9 0.0 0.0 20.1 17.6

夏秋白扇5号

0.0 60.1 2.1 0.0 0.0 19.2 18.6

みちのく701

0.0 63.3 7.1 0.0 0.0 10.2 19.4

夏の宝山

0.0 62.2 8.2 0.0 0.0 11.0 18.6

夏扇パワー

11.7 48.9 19.1 0.0 0.0 16.9 3.4

初夏扇

10.8 49.1 19.0 0.0 0.0 17.3 3.8

SK2-038

2.4 56.4 19.3 0.0 0.0 18.8 3.1

龍まさり

0.0 44.9 20.6 0.0 0.0 25.2 9.3

UE-113

0.0 46.8 16.4 1.1 0.0 25.3 10.4

UE-111

0.0 48.8 14.0 2.7 0.0 24.5 10.0

夏秋白扇5号

7.7 51.3 19.5 0.0 0.0 13.2 8.3

みちのく701

0.0 60.2 15.3 0.0 0.0 14.0 10.5

№エイト

12.8 48.7 18.8 0.0 0.0 17.3 2.4

夏の宝山

0.0 54.4 15.6 2.2 0.0 19.8 8.0

森の奏で

0.0 48.9 19.5 1.5 0.0 19.4 10.7

関羽一本太

0.0 44.5 13.0 7.0 0.0 22.9 12.6

夏扇パワー

12.8 55.3 10.9 9.3 0 9.1 2.6

初夏扇

12.2 50.1 17.5 3.6 0 9.7 6.9

SK2-038

5.0 55.4 18.8 5.3 0 12.9 2.6

龍まさり

3.4 52.2 14.4 2.2 0 16.5 11.3

UE-113

4.9 45.2 15.5 9.9 0 19.6 4.9

UE-111

8.2 50.3 18.3 3.3 0 11.6 8.3

夏秋白扇5号

5.8 64.4 15.4 3.7 0 2.1 8.6

みちのく701

6.9 62.2 14.4 4.9 0 9.7 1.9

№エイト

14.4 60.2 16.5 1.3 0 5.3 2.3

夏の宝山

4.6 58.2 16.9 7.9 0 10.3 2.1

森の奏で

0.0 60.3 23.1 0.9 0 8.9 6.8

関羽一本太

0.0 55.4 11.1 4.4 0 12.9 16.2

9/29

11/1

7/20

収穫日 品種名 A B

(5)

○等級規格別 10a 換算出荷箱数 ※出荷箱数=10a 換算収量×等級規格別割合/5.25(kg/箱)。各項目の合計と 10a 換算販売箱数が一致しないのはラウンドによる。 2L L M S 2L L M

夏扇パワー

0 655 30 0 0 32 138 855

初夏扇

0 700 66 0 0 64 97 927

龍まさり

0 442 73 0 0 123 162 800

UE-113

0 489 61 0 0 177 155 882

夏秋白扇5号

0 555 19 0 0 177 172 923

みちのく701

0 587 66 0 0 95 180 928

夏の宝山

0 566 75 0 0 100 169 911

夏扇パワー

113 474 185 0 0 164 33 970

初夏扇

110 501 194 0 0 176 39 1,020

SK2-038

21 482 165 0 0 161 26 855

龍まさり

0 356 163 0 0 200 74 794

UE-113

63 420 160 0 0 108 68 819

UE-111

0 545 139 0 0 127 95 905

夏秋白扇5号

117 445 172 0 0 158 22 914

みちのく701

0 589 150 0 0 137 103 979

№エイト

134 511 197 0 0 182 25 1,050

夏の宝山

0 507 145 21 0 185 75 933

森の奏で

0 442 176 14 0 175 97 903

関羽一本太

0 378 110 59 0 194 107 849

夏扇パワー

124 535 105 90 0 88 25 967

初夏扇

110 451 158 32 0 87 62 900

SK2-038

46 514 174 49 0 120 24 928

龍まさり

30 460 127 19 0 145 100 881

UE-113

45 418 143 92 0 181 45 925

UE-111

75 460 167 30 0 106 76 915

夏秋白扇5号

61 680 163 39 0 22 91 1,056

みちのく701

66 599 139 47 0 93 18 963

№エイト

154 642 176 14 0 57 25 1,067

夏の宝山

42 528 153 72 0 93 19 907

森の奏で

0 574 220 9 0 85 65 951

関羽一本太

0 497 100 39 0 116 145 898

11/1

収穫日 品種名 A B 10a換算 販売箱数

7/20

9/29

(6)

露地野菜の部 №2 項目:栽培技術調査 調査名:ねぎのリン酸減肥技術調査(継続:平成 28 年度~平成 29 年度) 1目的 (独)農研機構にて、定植前に苗をリン酸カリ溶液(リン酸濃度 1.15%)に浸漬す ることで、本圃へのリン酸施用量を削減できる技術が開発されたことから、当地域 における実用性について調査し、栽培上の資料とする。 2調査方法 (1) 調 査 場 所 露地ほ場 (2) 耕 種 概 要 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 育 苗 方 法 は種及び定植月日 栽 植 距 離 定 植 本 数 施 肥 量 使 用 資 材 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 チェーンポット CP-303(264 穴)2 粒播き 〈は 種〉 〈定 植〉 7 月どり:平成 29 年 1 月 10 日 平成 29 年 3 月 28 日 9 月どり:平成 29 年 3 月 31 日 平成 29 年 5 月 19 日 うね幅 100 ㎝、株間 5 ㎝(2 粒播き) 40,000 本/10a N-P-K=18.0-18.0-18.0 ㎏/10a 【基肥】ハイパーCDU555(中期)(15-15-15):40 ㎏/10a 【追肥】ハイパーCDU555(中期)(15-15-15):40 ㎏/10a×2 回 ※基肥及び追肥は全調査区共通。 ※リン酸カリ溶液はリン酸濃度 1.15%に調整し、浸漬区は定植当日 に溶液へ浸漬、潅注区は定植 1 週間前及び定植当日にトレイ毎に 1L の潅注を実施。 パワーリンは植付前に全面施用。 過リン酸石灰は植付時及び 1 回目追肥時に植え溝施用。 7 月どり:平成 29 年 7 月 10 日、20 日 9 月どり:平成 29 年 9 月 29 日 7 月どり:16 回(成分回数) 9 月どり:16 回(成分回数) (3) 調 査 区 の 構 成 調 査 区 供 試 品 種 5 区(1区 40 本(1.0m) 、1 区制) 夏扇パワー (㈱サカタのタネ) (4) 調 査 項 目 生育、収量、品質 3結果の概要 (1) 昨年度の結果 7 月どりの作型において、収量、品質とも同程度以上であったことから、本技術の 有効性が確認された。 また、苗へのリン酸カリ溶液の施用方法は、浸漬より潅注で行う方が効果的である 傾向が見られた。 (2) 本年度の結果 1) 生育 (7 月どり:3/28 定植~7/10、7/20 収獲) 春先から収穫時までおおむね好天にめぐまれたため生育は順調であった。生育調査 では、調査期間を通して、リン酸カリ溶液施用区の方が慣行区と比較して同等かそれ リン酸カリ溶液 パワーリン 過リン酸石灰 慣行区 - 120kg/10a 2回 調査区① 定植前浸漬 調査区② 定植前潅注 調査区③ 定植前浸漬 調査区④ 定植前潅注 60kg/10a -0回 使用資材 調査区名

(7)

2) 以上の生育であった。 (9 月どり:5/19 定植~9/29 収獲) 定植後の生育は順調であったが、8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し、最 終的に当初計画より半月ほど収穫が遅れ、また、9 月には台風により葉折れの被害が 見られた。生育調査では、調査期間を通して、リン酸カリ溶液施用区と慣行区での差 異は判然としなかった。 病害虫については、べと病、黒斑病、葉枯病、さび病が発生し、ネギアザミウマが 散見された。 両作型とも収穫時に紅色根腐病が確認されたが、収量等には影響はなかった。 収量及び品質 (7 月どり:3/28 定植~7/10、7/20 収獲) 7/10、7/20 収獲とも「調査区②」が調整後 1 本重、10a 換算収量及び箱数で良い結 果となった。7/10 収穫の慣行区では軟白長が不足しているものが多かった。また、 一部の調査区で抽台が確認された。 リン酸カリ溶液の施用方法の違いで比較すると、浸漬より潅注の方の収量が多くな った。 (9 月どり:5/19 定植~9/29 収獲) 調整後 1 本重は「慣行区」で最も良い結果となった。10a 換算収量及び箱数では「調 査区②」が最も良い結果となった。A品率は「調査区③」が最も高かった。 リン酸カリ溶液の施用方法を比較すると、浸漬よりも潅注の方で収量が多くなっ た。 以上より、今年度の調査では、7 月どりの作型において、慣行区よりリン酸カリ溶 液施用区の収量及び品質が同等以上であった。 9 月どりの作型では、気象等の影響もあり効果が判然としなかった。 (3) 調査期間 2 箇年の結果 昨年度の結果では判然としなかったが、今年度の結果では 7 月どりの作型におい て、リン酸カリ溶液施用区(特に潅注)の生育の方が早く推移し、最終的な収量及び 品質も慣行区と同等以上であったことから、7 月どりの作型における本技術の有効性 が示唆された。ただし、抽台が確認された調査区もあっため、リン酸カリ溶液の施用 時期や品種を含めて再度検証する必要がある。 9 月どりの作型では、2 箇年とも効果が判然としなかった。 (4) 次年度以降の計画 本年度で完了

(8)

表 1 生育調査 ①3/28 定植~7/10、7/20 収穫 ②5/19 定植~9/29 収穫 表 2 収量調査 ※10a 換算収量=調整後 1 本重×調査本数×1000。10a 換算販売箱数は表 2 参照。 リン酸 カリ溶液 パワー リン 過リン酸 石灰 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 慣行区 - 120kg/10a 2回 32.4 5.4 2.2 50.1 10.1 3.9 85.5 17.5 5.2 調査区① 定植前浸漬 34.7 6.5 2.2 50.1 11.2 3.8 86.5 18.2 5.4 調査区② 定植前潅注 36.4 6.4 2.2 55.3 10.9 4.1 89.3 18.4 6.2 調査区③ 定植前浸漬 32.5 5.8 2.1 53.3 10.4 4.1 87.7 18.4 5.3 調査区④ 定植前潅注 36.7 6.5 2.2 53.3 10.5 3.9 92.1 18.4 5.7 調査区名 使用資材 5月1日 6月1日 7月3日 60kg/10a 0回 -リン酸 カリ溶液 パワー リン 過リン酸 石灰 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 慣行区 - 120kg/10a 2回 41.2 7.5 4.0 77.6 19.2 5.2 87.3 22.3 5.6 調査区① 定植前浸漬 42.6 7.5 3.7 76.1 18.5 5.2 82.5 21.2 5.4 調査区② 定植前潅注 42.4 7.6 3.7 77.2 19.2 5.5 86.3 22.3 5.9 調査区③ 定植前浸漬 43.4 7.6 3.5 71.4 17.4 5.2 84.6 20.9 5.7 調査区④ 定植前潅注 42.1 7.8 4.1 73.6 17.6 5.3 82.1 22.1 5.3 9月1日 60kg/10a 0回 -調査区名 使用資材 7月3日 8月1日

は種 定植 収穫 調査区名 全長(cm) 調整重(g) 分枝点長(cm) 軟白長(cm) 軟白径(mm) 2L,L品率(%) 率(%)A品 収量(kg)10a換算 (kg/10a)外品 販売箱数10a換算 調査本数

慣行区 94.2 140.1 40.1 25.1 17.9 77.3 82.1 4,763 0 907 34 調査区① 95.1 142.2 40.2 25.7 17.7 62.4 84.1 4,550 0 867 32 調査区② 98.7 149.8 43.4 28.5 18.0 75.7 83.4 5,243 0 999 35 調査区③ 93.9 130.9 39.3 25.9 16.4 63.4 84.4 4,418 0 809 36 調査区④ 97.7 139.2 42.2 27.3 17.4 71.0 85.5 5,150 0 981 37 慣行区 99.3 144.2 42.9 28.2 18.8 80.3 83.3 5,047 0 961 35 調査区① 95.4 144.2 41.2 25.9 19.4 78.9 83.3 5,191 0 989 36 調査区② 97.2 147.5 44.3 28.8 19.5 80.4 90.1 5,458 0 1,040 37 調査区③ 94.3 132.2 40.9 26.0 19.0 73.4 85.5 4,627 0 881 35 調査区④ 98.1 138.5 41.9 26.3 18.5 75.5 85.5 5,263 0 1,002 38 慣行区 99.2 145.5 44.3 32.0 18.9 77.5 79.7 5,093 34 970 35 調査区① 95.4 132.2 42.1 31.1 18.4 68.9 74.5 4,759 22 907 36 調査区② 96.6 134.4 42.4 30.9 19.1 71.1 78.8 5,107 13 973 38 調査区③ 94.6 130.1 43.5 31.4 18.5 66.2 80.3 4,554 40 867 35 調査区④ 94.4 132.9 41.3 30.9 18.7 67.0 76.6 4,784 13 911 36 3/31 5/19 9/29 7/10 7/20 1/10 3/28

(9)

表 3 等級規格別割合及び 10a 換算出荷箱数 ○等級規格別割合 ※重量ベースで積算。 2L L M S 2L L M

慣行区

0.0 63.2 18.9 0.0 0.0 14.1 3.8

調査区①

0.0 55.3 28.8 0.0 0.0 7.1 8.8

調査区②

0.0 65.3 18.1 0.0 0.0 10.4 6.2

調査区③

0.0 57.6 26.8 0.0 0.0 5.8 9.8

調査区④

0.0 62.2 23.3 0.0 0.0 8.8 5.7

慣行区

0.0 69.3 14.0 0.0 0.0 11.0 5.7

調査区①

0.0 67.7 15.6 0.0 0.0 11.2 5.5

調査区②

6.7 65.5 17.9 0.0 0.0 8.2 1.7

調査区③

0.0 68.8 16.7 0.0 0.0 4.6 9.9

調査区④

8.3 63.2 14.0 0.0 0.0 4.0 10.5

慣行区

11.7 48.9 19.1 0.0 0.0 16.9 3.4

調査区①

3.8 55.4 10.1 5.2 0.0 9.7 15.8

調査区②

0.0 57.7 21.1 0.0 0.0 13.4 7.8

調査区③

0.0 53.2 17.2 9.9 0.0 13.0 6.7

調査区④

3.5 53.1 10.3 9.7 0.0 10.4 13.0

9/29

収穫日 調査区名 A B

7/10

7/20

(10)

○等級規格別 10a 換算出荷箱数 ※出荷箱数=10a 換算収量×等級規格別割合/5.25(kg/箱)。 各項目の合計と 10a 換算販売箱数が一致しないのはラウンドによる。 2L L M S 2L L M

慣行区

0

573

171

0

0

128

34

907

調査区①

0

479

250

0

0

62

76

867

調査区②

0

652

181

0

0

104

62

999

調査区③

0

466

217

0

0

47

79

809

調査区④

0

610

229

0

0

86

56

981

慣行区

0

666

135

0

0

106

55

961

調査区①

0

669

154

0

0

111

54

989

調査区②

70

681

186

0

0

85

18

1,040

調査区③

0

606

147

0

0

41

87

881

調査区④

83

634

140

0

0

40

105

1,002

慣行区

113

474

185

0

0

164

33

970

調査区①

34

502

92

47

0

88

143

907

調査区②

0

561

205

0

0

130

76

973

調査区③

0

461

149

86

0

113

58

867

調査区④

32

484

94

88

0

95

118

911

10a換算 販売箱数

7/10

7/20

9/29

収穫日 調査区名 A

(11)

表 4 平成 28 年度調査結果 ○生育調査 ①3/24 定植~7/25 収獲 ②5/18 定植~10/11 収獲 ※②の作型の 9 月 1 日の生育調査は、台風の影響により実施せず。 ○収量調査 ※10a 換算収量=調整後 1 本重×調査本数×1000。10a 換算販売箱数は別表参照。 リン酸 カリ溶液 パワー リン 過リン酸 石灰 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 慣行区 - 120kg/10a 2回 34.1 5.8 2.2 52.1 9.9 3.7 71.7 19.1 4.9 調査区① 定植前浸漬 35.7 6.5 2.2 52.0 10.8 3.9 65.1 18.1 5.4 調査区② 定植前潅注 37.4 6.0 2.2 56.3 11.1 3.9 74.3 18.2 5.2 調査区③ 定植前浸漬 36.5 6.0 2.1 53.0 11.3 4.1 67.7 18.5 5.3 調査区④ 定植前潅注 36.7 6.8 2.2 56.3 10.9 3.8 72.8 18.4 4.9 60kg/10a 0回 -調査区名 使用資材 5月2日 6月1日 7月1日 リン酸 カリ溶液 パワー リン 過リン酸 石灰 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 草丈 (cm) 茎径 (mm) 葉数 (枚) 慣行区 - 120kg/10a 2回 43.1 7.4 4.0 75.6 19.1 5.1 調査区① 定植前浸漬 42.4 7.4 3.8 74.2 18.9 5.2 調査区② 定植前潅注 44.3 7.6 3.7 77.2 19.1 5.5 調査区③ 定植前浸漬 44.1 7.4 4.1 74.1 17.9 5.2 調査区④ 定植前潅注 44.3 7.5 3.7 75.3 18.3 5.1 7月1日 8月1日 60kg/10a 0回 -調査区名 使用資材 は種 定植 収穫 調査区名 全長 (cm) 調整重 (g) 分枝点長 (cm) 軟白長 (cm) 軟白径 (mm) 2L,L品 率(%) A品 率(%) 10a換算 収量(kg) 外品 (kg/10a) 10a換算 販売箱数 調査 本数 慣行区 98.2 160.1 43.4 31.3 18.9 77.3 88.1 5,604 0 1,067 35 調査区① 94.3 152.3 40.2 30.1 17.7 62.4 87.1 4,874 0 928 32 調査区② 96.7 157.5 44.2 31.5 17.4 75.7 83.2 5,513 0 1,050 35 調査区③ 94.8 122.7 41.0 29.8 16.4 63.4 80.6 4,418 0 809 36 調査区④ 97.2 143.1 41.2 28.9 18.2 71.0 84.2 5,009 0 954 35 慣行区 99.1 145.5 43.9 33.2 20.1 77.6 88.1 5,529 55 1,053 38 調査区① 98.2 132.4 44.3 31.7 19.2 67.8 80.5 4,766 33 908 36 調査区② 97.2 135.3 44.3 31.3 19.4 76.1 78.7 5,006 0 954 37 調査区③ 96.3 131.4 44.5 31.8 18.7 69.4 81.0 4,599 46 876 35 調査区④ 96.4 135.7 44.5 30.9 19.1 75.1 80.4 5,021 60 956 37 1/6 3/24 7/25 4/1 5/18 10/11

(12)

○等級規格別割合(%) 収穫日 調査区名 A B 2L L M S 2L L M 7/25 慣行区 0.0 67.2 20.9 0.0 0.0 10.1 1.8 調査区① 0.0 61.2 25.9 0.0 0.0 1.2 11.7 調査区② 0.0 65.3 17.9 0.0 0.0 10.4 6.4 調査区③ 0.0 55.9 24.7 0.0 0.0 7.5 11.9 調査区④ 0.0 63.5 20.7 0.0 0.0 7.5 8.3 10/11 慣行区 6.0 61.1 21.0 0.0 0.0 10.5 1.4 調査区① 0.0 59.2 21.3 0.0 0.0 8.6 10.9 調査区② 2.9 56.2 19.6 0.0 0.0 17.0 4.3 調査区③ 0.0 55.3 25.7 0.0 0.0 14.1 4.9 調査区④ 0.0 58.1 22.3 0.0 0.0 17.0 2.6 ※重量ベースで積算。割合の合計が 100 とならないのはラウンドのため。 ○等級規格別 10a 換算出荷箱数 収穫日 調査区名 A B 10a 換算 販売箱数 2L L M S 2L L M 7/25 慣行区 0 717 223 0 0 108 19 1,067 調査区① 0 568 240 0 0 11 109 928 調査区② 0 686 188 0 0 109 67 1,050 調査区③ 0 452 200 0 0 61 96 809 調査区④ 0 606 197 0 0 72 79 954 10/11 慣行区 63 643 221 0 0 111 15 1,053 調査区① 0 537 193 0 0 78 99 908 調査区② 28 536 187 0 0 162 41 954 調査区③ 0 484 225 0 0 124 43 876 調査区④ 0 556 213 0 0 163 25 956 ※出荷箱数=10a 換算収量×等級規格別割合/5.25(kg/箱)。 各項目の合計と 10a 換算販売箱数が一致しないのはラウンドによる。

(13)

露地野菜の部 №3 項目:品種比較調査 調査名:ピーマンの品種比較調査(継続:平成 28 年度~平成 29 年度) 1目的 当地域におけるピーマン露地栽培に適応する品種について調査し、栽培上の資料とす る。 2調査方法 (1) 調 査 場 所 露地ほ場 (2) 耕 種 概 要 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 栽 培 方 法 は種及び定植月日 育 苗 日 数 栽 植 距 離 定 植 株 数 施 肥 量 収 穫 期 間 薬 剤 散 布 マルチ栽培(あったかマルチ) 〈は 種〉 〈定 植〉 4 月定植:平成 29 年 2 月 16 日 平成 29 年 4 月 25 日 (定植直後アイホッカ1 枚トンネル被覆) 5 月定植:平成 29 年 3 月 17 日 平成 29 年 5 月 15 日 (定植直後パスライト1 枚トンネル被覆) 4 月定植:68 日 5 月定植:59 日 うね幅 150 ㎝、株間 50 ㎝ 1,300 株/10a N-P-K=44.4-23.6-34.4 ㎏/10a 【基肥】八戸果菜専用(15-10-10):200 ㎏/10a 【追肥】くみあい燐硝安加里 S646(16-4-16):30 ㎏/10a×3 回 平成 29 年 6 月 16 日~平成 29 年 10 月 31 日 26 回(成分回数) (3) 調 査 区 の 構 成 1) 2) 調 査 区 供 試 品 種 5 区(1 区 5 株、1 区制) <1>Kira 気楽ピーマン (㈱パセリー菜) <2>京ひかり (タキイ種苗㈱) <3>TPE-094 (タキイ種苗㈱) <4>ピクシー (横浜植木㈱) <5>UN-607 (横浜植木㈱) (4) 調 査 項 目 生育、収量、品質 3結果の概要 (1) 前年度の結果 両作型ともA品収量で「ピクシー」が優れた結果となった。 (2) 本年度の結果 1) 2) 3) 生育 両作型とも 4 月から 5 月の地温が上がらなかったことや、6 月の不安定な天候の影響 で、生育は昨年に比べるとやや遅れ気味であった。4 月定植は 6 月 16 日から、5 月定 植は 6 月 30 日から収穫が始まった。 8 月の低温及び日照不足の影響で平年より株が小さく、花数が少ない時期が続き、9 月の台風の際には枝折れ等が発生した。 病害虫の発生については、7 月に斑点細菌病が見られたものの、その後は特に発生し なかった。 収量 両作型とも「ピクシー」の 10a 換算収量が多くなった。4 月定植の作型の月別収量で は「ピクシー」が 6 月、7 月において他品種より多い傾向にあった。 品質 A品率は 4 月定植では「京ひかり」、「ピクシー」、「TPE-094」が、5 月定植では「ピ クシー」、「TPE-094」が高かった。主な落等要因として各品種、両作型とも、傷果によ るものが多かった。10a 換算A品収量は両作型とも「ピクシー」が最も高くなった。 以上より、今年度の調査では両作型とも「ピクシー」で優れた結果となった。

(14)

(3) 調査期間 2 箇年の結果 「ピクシー」が両作型を通じて 10a 換算収量、A品率等が高く、当地域に適した品 種であると考えられる。 (4) 次年度以降の計画 本年度で完了 表 1 収量調査 ※調査区は連続 5 株調査した 1 株当たりの平均。 ※総収量=A品収量+B品収量。総果数=A品果数+B品果数。A品率=A品収量/総収量。 10a 換算収量=総収量×1300 株/10a。10a 換算 A 品収量=10a 換算収量×A品率。

kira 気 楽 ピーマン 4,846 167 1,846 63 6,692 230 72.4 29.1 8.7 6.3 京ひかり 5,462 197 1,462 53 6,923 250 78.9 27.7 9.0 7.1 TPE-094 5,538 190 1,538 53 7,077 243 78.3 29.1 9.2 7.2 ピクシー 5,769 201 1,538 54 7,308 255 78.9 28.7 9.5 7.5 UN-607 4,308 149 1,692 58 6,000 207 71.8 29.0 7.8 5.6 kira 気 楽 ピーマン 4,462 154 2,077 72 6,538 226 68.2 28.9 8.5 5.8 京ひかり 4,308 160 2,154 80 6,462 240 66.7 26.9 8.4 5.6 TPE-094 5,308 178 1,538 52 6,846 230 77.5 29.8 8.9 6.9 ピクシー 5,385 188 1,538 54 6,923 242 77.8 28.6 9.0 7.0 UN-607 4,462 140 1,923 61 6,385 201 69.9 31.8 8.3 5.8 4月 定植 5月 定植 10a換算 A品収量 (t) A品 果数 B品 果数 平均1果 重(g) A品率 (%) 総収量 (g) 作型 品種 A品 収量 (g) B品 収量 (g) 総果数 10a換算収量(t)

(15)

図 1 品種別収量(t/10a) 図 2 月別収量(t/10a)(上段:4 月定植、下段:5 月定植) 6.3 7.1 7.2 7.5 5.6 5.8 5.6 6.9 7.0 5.8 2.4 1.9 2.0 2.0 2.2 2.7 2.8 2.0 2.0 2.5 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 k ira 気 楽ヒ ゚ー マ ン 京 ひ か り T P E -094 ピ ク シ ー UN -607 k ira 気 楽ヒ ゚ー マ ン 京 ひ か り T P E -094 ピ ク シ ー UN -607 4月定植 5月定植 B品収量(t/10a) A品収量(t/10a) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 6月 7月 8月 9月 10月 kira気楽ピーマン 京ひかり TPE-094 ピクシー UN-607 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 6月 7月 8月 9月 10月 kira気楽ピーマン 京ひかり TPE-094 ピクシー UN-607

(16)

表 2 平成 28 年度調査結果(収量調査)

※調査区は連続 5 株調査した 1 株当たりの平均。

※総収量=A品収量+B品収量。総果数=A品果数+B品果数。A品率=B品収量/総収量。 10a 換算収量=総収量×1300 株/10a。10a 換算A品収量=10a 換算収量×A品率。

かがやき 5,538 157 2,692 78 8,231 235 67.3 35.0 10.7 7.2 kira気楽 ピーマン 6,154 181 2,308 67 8,462 248 72.7 34.1 11.0 8.0 京ひかり 6,077 179 2,769 81 8,846 260 68.7 34.0 11.5 7.9 TPE-094 6,231 184 2,385 71 8,615 255 72.3 33.8 11.2 8.1 ピクシー 7,846 217 2,077 58 9,923 275 79.1 36.1 12.9 10.2 UN-607 5,462 155 2,692 76 8,154 231 67.0 35.3 10.6 7.1 かがやき 4,996 155 2,004 63 7,000 218 71.4 32.1 9.1 6.5 kira気楽 ピーマン 4,923 156 2,231 70 7,154 226 68.8 31.7 9.3 6.4 京ひかり 5,308 168 2,154 69 7,462 237 71.1 31.5 9.7 6.9 TPE-094 5,308 163 2,154 67 7,462 230 71.1 32.4 9.7 6.9 ピクシー 6,000 176 1,846 52 7,846 228 76.5 34.4 10.2 7.8 UN-607 5,385 149 2,154 61 7,538 210 71.4 35.9 9.8 7.0 平均1果 重(g) 10a換算 収量(t) 10a換算 A品収量 (t) 作型 品種 A品 収量 (g) A品 果数 B品 収量 (g) B品 果数 4月 定植 5月 定植 総収量 (g) 総果数 A品率 (%)

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露地野菜の部 №4 項目:栽培技術調査 調査名:ながいもの緩効性肥料における施肥効果の調査(継続:平成 28 年度~平成 29 年度) 1目的 追肥の遅れによる秀品率低下の解消及び追肥作業の省略化を図るため、緩効性肥料 が品質・収量に及ぼす影響について調査し、栽培上の資料とする。 2調査方法 (1) 調 査 場 所 露地ほ場 (2) 耕 種 概 要 1) 2) 3) 4) 5) 6) 定 植 年 月 日 植 付 距 離 採 植 株 数 使 用 資 材 及 び 施 肥 量 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 平成 29 年 6 月 5 日 うね幅 120 ㎝、株間 21 ㎝ 3,968 本/10a ①【基肥】パワーアップながいも(15-12-10):160 ㎏/10a N-P-K=24.0-19.2-16.0 ㎏/10a ②【基肥】ハイパーCDU555(中期)(15-15-15):160 ㎏/10a N-P-K=24.0-24.0-24.0 ㎏/10a ③【基肥】サングルメ有機 40(10-18-10):240 ㎏/10a N-P-K=24.0-43.2-24.0 ㎏/10a 平成 29 年 12 月 7 日 11 回(成分回数) (3) 調 査 区 の 構 成 1) 2) 調 査 区 供 試 品 種 6 区(1 区 6.3m(30 本)、1 区制) <1>園試系 6(切片子):81~100g(頂芽付) <2>庄司系(切片子):81~100g(頂芽付) (4) 調 査 項 目 生育、収量、品質 3結果の概要 (1) 昨年度の結果 両系統とも肥料③を使用した調査区の 10a 換算収量が多い傾向であった。 しかし、6 月及び 8 月の大雨、強風の影響も大きく、肥料の効果は判然としなかっ た。 (2) 本年度の結果 1) 2) 3) 生育 萌芽揃期は 6 月 23 日であった。 7 月までの生育は順調であったが、8 月の低温及び日照不足の影響で生育が緩慢と なり、また、その後の台風等により葉落ちやツル切れが発生した。 病害虫については、9 月に入り、葉渋病、炭そ病が散見された。害虫についてはナ ガイモコガが見られた。 収量 いも重、10a 換算収量とも「庄司系③」で最も多くなった。 品質 A品率は「園試系 6②」で最も高くなった。各調査区ともコブやリングの発生は少 なかったものの、曲がりや肌の着色が確認され、A品率低下の要因となった。 (3) 調査期間 2 箇年の結果 2 箇年の調査では、両系統とも「肥料③」を使用した調査区にて 10a 換算収量が高 い傾向であったが、大雨や強風等の天候の影響を大きく受けていることもあり、肥料 の効果は判然としなかった。 (4) 次年度以降の計画 本年度で完了

(18)

表 1 収量調査

※10a 換算収量=いも重×植付数(3,968 本/10)。10a 換算販売収量=10a 換算収量-外品。 ※計算式と数字が一致しないのはラウンドのため。 表 2 規格別収量(kg/10a) 調査区名 4L 3L 2L L M S 2S 規格外 園試系 6 ① 300 1,322 559 1,185 132 0 0 0 ② 0 562 1,433 774 154 123 95 0 ③ 679 594 1,432 366 148 56 46 71 庄司系 ④ 353 431 1,146 1,111 75 107 0 0 ⑤ 0 553 1,406 896 144 0 0 78 ⑥ 777 871 854 751 290 0 44 0 ※各項目の合計と表 1 の 10a 換算収量が一致しないのはラウンドのため。 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 ① ② ③ ① ② ③ 園試系6 庄司系 規格外 2S S M L 2L 3L 4L 図 1 規格別収量(kg/10a) ① 70.8 914.3 50.0 881.4 55.7 3,497.4 0.0 3,497.4 ② 70.4 829.5 47.6 791.3 54.7 3,139.9 0.0 3,139.9 ③ 71.2 850.9 49.3 854.9 56.0 3,190.3 202.1 3,392.4 ① 71.5 846.8 50.2 812.4 55.0 3,223.6 0.0 3,223.6 ② 72.7 803.3 51.4 775.4 52.9 2,998.8 78.0 3,076.8 ③ 71.7 938.5 51.0 903.9 56.6 3,542.9 43.8 3,586.7 園試系6 調査区名 庄司系 10a換算 収量(kg) 全長 (cm) 全重 (g) いも長 (cm) いも重 (g) 長径 (mm) 10a換算販売 収量(kg) 外品 (kg/10a)

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表 2 等級割合(%) 調査区名 A B C A平 B平 D 等級外 園試系 6 ① 39.3 30.9 22.8 0.0 0.0 7.1 0.0 ② 52.6 21.2 17.0 0.0 0.0 9.2 0.0 ③ 43.4 21.2 26.5 0.0 0.0 5.1 3.9 庄司系 ④ 31.1 48.9 16.7 0.0 0.0 3.1 0.0 ⑤ 34.5 41.3 20.8 3.4 0.0 0.0 0.0 ⑥ 46.9 20.9 16.2 0.0 0.0 14.9 1.2 ※各項目の合計が 100 とならないのはラウンドのため。 図 2 等級割合 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ① ② ③ ① ② ③ 園試系6 庄司系 等級外 D B平 A平 C B A

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表 4 平成 28 年度調査結果 ○収量調査

※10a 換算総収量=いも重×植付数(3,968 本/10a)。10a 換算販売収量=10a 換算収量-外品。 ※計算式と数字が一致しないのはラウンドのため。 ○規格別収量(kg/10a) 調査区名 4L 3L 2L L M S 2S 規格外 合計 園試系 6 ① 0 0 0 134 838 663 531 0 2,167 ② 0 0 0 64 604 988 321 0 2,062 ③ 0 0 153 500 912 702 223 0 2,533 庄司系 ④ 0 0 0 137 802 602 456 0 2,038 ⑤ 0 0 0 385 734 856 328 0 2,303 ⑥ 0 0 126 390 907 756 279 0 2,544 ※各項目の合計と上表の 10a 換算収量が一致しないのはラウンドのため。 ○等級割合(%) 調査区名 A B C A平 B平 D 等級外 園試系 6 ① 34.4 34.4 12.5 0.0 0.0 18.8 0.0 ② 28.1 6.3 28.1 0.0 0.0 37.5 0.0 ③ 58.1 9.7 22.6 0.0 0.0 9.7 0.0 庄司系 ④ 10.0 16.7 33.3 0.0 0.0 23.3 16.7 ⑤ 13.3 16.7 36.7 0.0 0.0 33.3 0.0 ⑥ 20.0 36.7 26.7 0.0 0.0 13.3 3.3 ※各項目の合計が 100 とならないのはラウンドのため。 ① 62.1 584.0 39.8 546.2 46.6 2,167.3 0.0 2,167.3 ② 59.8 548.5 36.3 519.7 48.1 2,062.2 0.0 2,062.2 ③ 70.2 781.1 44.7 638.3 55.2 2,532.8 0.0 2,532.8 ① 67.7 552.1 40.1 513.5 42.2 1,969.7 67.9 2,037.6 ② 63.3 610.2 40.3 580.3 53.2 2,302.6 0.0 2,302.6 ③ 69.9 694.8 48.7 641.1 48.7 2,459.1 84.8 2,543.9 10a換算販売 収量(kg) 外品 (kg/10a) 10a換算 換算(kg) 園試系6 庄司系 調査区名 全長 (cm) 全重 (g) いも長 (cm) いも重 (g) 長径 (mm)

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露地野菜の部 No.5 項目:栽培技術調査 調査名:にんにく種子植付時期比較調査(新規:平成 29 年度~平成 30 年度) 1目的 新たに供給が始まった系統「畑園系」の特性を把握するため、植付時期の違いが収量・ 品質に及ぼす影響ついて調査し、栽培上の資料とする。 2調査方法 (1) 調 査 場 所 露地ほ場 (2) 耕 種 概 要 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 栽 培 方 法 植 付 年 月 日 栽 植 距 離 及 び 植 付 片 数 施 肥 量 使 用 資 材 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 マルチ栽培(コーテーコンビ・グリーン) ①平成 28 年 9 月 30 日 ②平成 28 年 10 月 7 日 ③平成 28 年 10 月 14 日 うね幅 150 ㎝、株間 15 ㎝、条間 25 ㎝、4 条植え 17,778 片/10a N-P-K=33.3-78.6-24.8kg/10a 【基肥】BB にんにく一発(15-18-10):170kg/10a 豚ぷん堆肥(ナチュラルパワー)(2.6-6.0-2.6):300 ㎏/10a、 パワーリン(P:30):100kg/10a、 マググリーン(Mg:25):60kg/10a 平成 29 年 6 月 27 日(白玉王)、7 月 4 日(畑園系) 16 回(成分回数) (3) 調 査 区 の 構 成 1) 2) 調 査 区 供 試 品 種 6 区(1区 50 株、1区制) <1>白玉王① <2>白玉王② <3>白玉王③ <4>畑園系① <5>畑園系② <6>畑園系③ (4) 調 査 項 目 生育、収量、品質 3結果の概要 (1) 本年度の結果 1) 2) 3) 生育 9 月 30 日、10 月 7 日植付の調査区では 12 月時点でほぼ全ての株で萌芽したが、10 月 14 日植付の調査区では未萌芽の株が多く見られた。4 月 10 日では全ての調査区で萌 芽が確認された。 6 月上中旬の低温と乾燥により地上部では、葉先の黄化、出蕾数が少ない等の影響が り、また、地上部の生育に比べて地下部の生育が遅れる傾向が見られた。 りん片分化期は、植付時期に関わらず 4 月 19 日であった。 病害虫について、春腐病が少し見られ、6 月に入るとさび病が散見された。害虫の発 生は見られなかった。 収量 白玉王、畑園系とも 9 月 30 日植付の調査区が最も 10a 換算収量が多く、植付時期が 早くなるにつれて 10a 換算収量も多くなる結果となった。 品質 A品率は白玉王③が最も高くなった。主な落等要因は片突出、奇形、皮の着色等で あった。2L,L 品率は植付時期が早くなるにつれて高くなる傾向が見られ、白玉王、畑 園系とも 9 月 30 日植付の調査区が最も高い結果であった。10a 換算A品収量について は、白玉王①が最も多かった。 (2) 次年度以降の計画 継続

(22)

表 1 萌芽状況調査(100 株調査) 調査区名 植付日 萌芽株数 11 月 10 日 12 月 10 日 4 月 10 日 白玉王 ① 9/30 79 100 100 ② 10/7 55 96 100 ③ 10/14 3 32 100 畑園系 ① 9/30 83 100 100 ② 10/7 48 99 100 ③ 10/14 5 40 100 表 2 収量調査 調査区名 植付日 球重 (g) 球径 (mm) A品率 (%) 2L,L 品 率(%) 10a 換算 収量(kg) 10a 換算 A品収量(kg) 白玉王 ① 9/30 101.8 70.5 78.9 100.0 1,809 1,427 ② 10/7 92.1 67.9 65.3 97.6 1,638 1,070 ③ 10/14 77.5 64.9 85.5 91.5 1,379 1,179 畑園系 ① 9/30 99.0 70.1 64.0 98.7 1,761 1,127 ② 10/7 86.8 65.4 76.8 93.0 1,542 1,184 ③ 10/14 82.3 64.8 75.8 93.2 1,463 1,109 ※調査は、乾燥終了後に実施。

※10a 換算収量=球重×植付片数。10a 換算A品収量=10a 換算収量×A品率。計算式と数字が一致しないのはラウンドのため。

表 3 規格別収量及び品質割合 調査区名 規格別収量(kg/10a) 品質割合(%) 2L L M S 規格外 A B C 等級外 白玉王 ① 1,207 603 0 0 0 78.7 16.9 4.3 0 ② 521 1,080 38 0 0 65.3 14.3 18.7 1.8 ③ 278 983 119 0 0 85.5 14.4 0.0 0 畑園系 ① 1,092 647 22 0 0 64.0 16.1 19.9 0 ② 270 1,164 108 0 0 76.8 14.4 6.9 1.9 ③ 150 1,214 99 0 0 75.8 19.5 4.8 0 ※規格別収量の合計と表 2 の 10a 換算収量が合計が一致しない、品質割合の合計が 100 とならないのはラウンドのため。

(23)

1,207 521 278 1,092 270 150 603 1,080 983 647 1,164 1,214 0 38 119 22 108 99 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 ① ② ③ ① ② ③ 白玉王 畑園系 M L 2L 図 1 規格別収量(kg/10a) 78.7 65.3 85.5 64.0 76.8 75.8 16.9 14.3 14.4 16.1 14.4 19.5 4.3 18.7 0.0 19.9 6.9 4.8 0.0 1.8 0.0 0.0 1.9 0.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ① ② ③ ① ② ③ 白玉王 畑園系 等級外 C B A 図 2 等級割合

(24)

露地野菜の部 №6 項目:栽培技術調査 調査名:糠塚きゅうりの栽培法比較調査(新規:平成 29 年度~平成 30 年度) 1目的 当市の伝統野菜である糠塚きゅうりについて、栽培方法の違いが収量、品質に及ぼ す影響について調査し、栽培上の資料とする。 2調査方法 (1) 調 査 場 所 露地ほ場 (2) 耕 種 概 要 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 栽 培 方 法 は種及び定植月日 育 苗 日 数 栽 植 距 離 定 植 株 数 施 肥 量 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 マルチ栽培(あったかマルチ) 〈は 種〉 〈定 植〉 平成 29 年 4 月 18 日 平成 29 年 5 月 16 日 (定植直後パスライト 1 枚トンネル被覆) 28 日 うね幅 220 ㎝、株間 50 ㎝ アーチ幅 140cm、アーチ間 80cm 1,818 株/10a N-P-K=24.4-13.6-18.4 ㎏/10a 【基肥】八戸果菜専用(15-10-10):120 ㎏/10a 【追肥】くみあい燐硝安加里S646(16-4-16):8 ㎏/10a×5 回 平成 29 年 6 月 19 日~平成 29 年 8 月 25 日 27 回(成分回数) (3) 調 査 区 の 構 成 1) 調 査 区 2 区(1 区 5 株、1 区制) <1>放任区 <2>整枝区(3 節で摘心し、2 本仕立てにして放任) ※各区共通で 6 節までは側枝は除去、親づる、子づるはネット頂 上で摘心。 (4) 調 査 項 目 生育、収量、品質 3結果の概要 (1) 本年度の結果 1) 2) 3) 生育 定植後の 6 月の天候が安定せず、生育が平年よりも遅れていたため、収穫開始も去 年よりも半月程度遅くなった。7 月に入ると天候にも恵まれ、収穫は順調に進んだが、 8 月に入ると低温及び日照不足によって株が急速に痛み、花落ちも多く見られた。 収穫開始は放任区が 6 月 19 日、整枝区が 6 月 26 日となり、7 日程度差が見られた。 病害虫については、6 月上旬から斑点細菌病が確認され、8 月に入るとうどんこ病、 べと病が散見された。 収量 総本数、総収量とも放任区の方が多くなった。 品質 上物率は放任区の方が高くなった。どちらの調査区においても風によるキズが多く 確認され、上物率を下げる要因となった。 以上より、今年度の調査では、放任区が総収量、上物率とも整枝区を上回った。

(25)

(2) 次年度以降の計画 継続 表 1 収量調査 調査区名 上物 本数 上物 収量 (g) 下物 本数 下物 収量 (g) 外品 本数 外品 収量 (g) 総本数 総収 量(g) 平均 1 本 重(g) 上物 率(%) 放任区 19.2 6,688 4.0 1,198 3.0 1,012 26.2 8,898 339.6 75.2 整枝区 16.4 5,121 5.6 1,502 1.4 402 23.4 7,025 300.2 72.9 ※各調査区連続 5 株を調査した 1 株当たりの平均。 ※総本数=上物本数+下物本数+外品本数。総収量=上物収量+下物収量+外品収量。 平均 1 本重=総収量/総本数。上物率=上物収量/総収量。 0 0.5 1 1.5 2 2.5 6 月 中 旬 6 月 下 旬 7 月 上 旬 7 月 中 旬 7 月 下 旬 8 月 上 旬 8 月 中 旬 8 月 下 旬 放任区 整枝区 図 1 月旬別収量(t/10a)

表 1  収量調査 ※10a 換算収量=調整後 1 本重×調査本数×1000。10a 換算販売箱数は表 2 参照。 は種 定植収穫品種名全長(cm)調整重(g)分枝点長(cm)軟白長(cm)軟白径(mm)2L,L品率(%) A品 率(%) 10a換算 収量(kg) 調査本数夏扇パワー96.2140.243.027.217.980.380.14,486085532初夏扇96.8143.242.127.917.682.482.64,869092734龍まさり94.1135.541.128.116.270.664
表 2  等級規格別割合及び 10a 換算出荷箱数  ○等級規格別割合(%)  ※重量ベースで積算。割合の合計が 100 とならないのはラウンドのため。 2L L M  S  2L  L  M 夏扇パワー0.076.63.50.00.03.716.2初夏扇0.075.57.10.00.06.910.5龍まさり0.055.29.10.00.015.420.3UE-1130.055.46.90.00.020.117.6夏秋白扇5号0.060.12.10.00.019.218.6みちのく7010.063.37.1
表 1  生育調査  ①3/28 定植~7/10、7/20 収穫  ②5/19 定植~9/29 収穫  表 2  収量調査  ※10a 換算収量=調整後 1 本重×調査本数×1000。10a 換算販売箱数は表 2 参照。 リン酸カリ溶液パワーリン過リン酸石灰草丈(cm)茎径(mm)葉数(枚) 草丈(cm) 茎径(mm) 葉数(枚) 草丈(cm) 茎径(mm) 葉数(枚)慣行区-120kg/10a2回32.45.42.250.1 10.13.985.5 17.55.2調査区① 定植前浸漬34.76.52.25
表 3  等級規格別割合及び 10a 換算出荷箱数  ○等級規格別割合  ※重量ベースで積算。  2L  L  M  S  2L  L  M 慣行区0.063.218.90.00.014.13.8調査区①0.055.328.80.00.07.18.8調査区②0.065.318.10.00.010.46.2調査区③0.057.626.80.00.05.89.8調査区④0.062.223.30.00.08.85.7慣行区0.069.314.00.00.011.05.7調査区①0.067.715.60.00.01
+7

参照

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