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タフィンラー 「使用上の注意」の解説_2018年7月改訂

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(1)

― 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。使用前に必ずお読み下さい。―

新医薬品の「使用上の注意」の解説

抗悪性腫瘍剤

BRAF 阻害剤

劇薬、処方箋医薬品

(注意 - 医師等の処方箋により使用すること)

ダブラフェニブメシル酸塩カプセル

【警告】

本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持

つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療

開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与す

ること。

【禁忌(次の患者には投与しないこと)】

1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)

(2)

 タフィンラーカプセル〔一般名:ダブラフェニブメシル酸塩〕はグラクソ・スミスクライン社

において創 製され、RAS/RAF/MEK/ERK(MAPK:Mitogen-activated protein

kinase、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ)シグナル伝達経路における変異型 BRAF

(V600E、V600K 及び V600D 変異陽性)のキナーゼ活性を阻害する BRAF 阻害剤

です。

 腫瘍の進行時には MAPK シグナル伝達経路の再活性化が認められており、これは

RAF の BRAF V600 遺伝子変異が BRAF 活性を亢進させ、MAPK シグナル伝達経

路を恒常的に活性化させるためと考えられています。一方、BRAF 阻害剤の耐性獲得

に MAPK 経路の再活性化の関与が示唆されていることから、MEK 阻害剤との併用に

より、BRAF 阻害剤の耐性獲得抑制による抗腫瘍効果の持続が期待されます。また、

BRAF 阻害剤とMEK 阻害剤を併用すると単剤投与に比較してより強力な腫瘍縮小効

果を示すことから、併用療法は単剤療法に比較して強力な抗腫瘍効果が期待されます。

 悪性黒色腫では高頻度に BRAF V600 遺伝子変異が確認されており、MAPK 経路

の恒常的な活性化が腫瘍増殖に影響していると考えられることから、海外では、BRAF

V600 遺伝子変異を有する切除不能又は転移性悪性黒色腫を対象としてタフィンラーの

単剤療法及び MEK 阻害剤であるトラメチニブ(製品名:メキニスト)

との併用療法の開発

が行われ、タフィンラー単剤療法が米国では 2013 年 5 月に、欧州では 2013 年 8 月に

承認されました。その後、タフィンラー・メキニスト併用療法が米国では 2014 年 1 月に、

欧州では 2015 年 8 月に承認されました。国内では、

タフィンラー単剤療法及びタフィンラー・

メキニスト併用療法について「BRAF 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫」

を効能又は効果として、2016 年 3 月に製造販売承認を取得しました。

 悪性黒色腫に対する術後補助療法については、BRAF V600 遺伝子変異を有する

再発ハイリスクの悪性黒色腫に対する術後補助療法としてのタフィンラー・メキニスト併用

療法の有効性及び安全性が確認されたことから、米国では「BRAF V600E/K 遺伝子

変異並びにリンパ節転移を有する悪性黒色腫に対する術後補助療法」を適応症として

2018 年 4 月に承認されました。国内では 2018 年 7 月に「BRAF 遺伝子変異を有する根

治切除不能な悪性黒色腫」を「BRAF 遺伝子変異を有する悪性黒色腫」とする効能又

は効果の一部変更が承認されました。

 また、

「BRAF V600 遺伝子変異を有する進行非小細胞肺癌」を効能又は効果として、

米国では 2017 年 6 月に、欧州では 2017 年 3 月にタフィンラー・メキニスト併用療法が承

認されました。国内では 2018 年 3 月に「BRAF 遺伝子変異を有する切除不能な進行・

再発の非小細胞肺癌」を効能又は効果としてタフィンラー・メキニスト併用療法が承認され

ました。

 本冊子では、本剤のご使用に際しての注意事項を項目毎に解説いたしました。つきま

しては、本剤をご使用いただく前に必ず本冊子をご精読の上、本剤の適正使用にご留

意くださいますようお願い申し上げます。

(3)

効能又は効果  ������������������������� 1

<効能又は効果に関連する使用上の注意>  ����������� 2

用法及び用量  ������������������������� 3

<用法及び用量に関連する使用上の注意>  ����������� 5

告��������������������������� 6

忌(次の患者には投与しないこと)������������ 6

使用上の注意  ������������������������� 6

1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)�������� 6

2.重要な基本的注意  �������������������� 7

3.相互作用  ������������������������ 8

4.副 作 用  ����������������������� 10

(1)重大な副作用  �������������������� 11

(2)その他の副作用  ������������������� 13

5.高齢者への投与  �������������������� 38

6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与  ������������� 38

7.小児等への投与  �������������������� 38

8.過量投与  ����������������������� 39

9.その他の注意  ��������������������� 39

(4)

1.BRAF 遺伝子変異を有する悪性黒色腫

2.BRAF 遺伝子変異を有する切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

1. BRAF 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫に対するダブラフェニブ単独投与時の有

効性は主に海外第Ⅲ相試験(BRF113683 試験)の成績に、ダブラフェニブ・トラメチニブ併用療法

の有効性は、海外第Ⅲ相試験(MEK116513 試験及び MEK115306 試験)及び国内第Ⅰ/Ⅱ相試験

(MEK116885 試験)の成績に基づいて評価しました。また、BRAF 遺伝子変異を有する悪性黒

色腫の術後補助療法としてのダブラフェニブ・トラメチニブ併用療法の有効性は、国際共同第Ⅲ相

試験(F2301 試験)の成績に基づいて評価しました。

<本剤単独投与時>

• 海外第Ⅲ相試験(BRF113683 試験)

:BRAF V600E 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒

色腫患者 250 例を対象に、ダブラフェニブ(1 回 150 mg を 1 日 2 回連日投与)を投与する群とダカ

ルバジン 1000 mg/m

2

を 3 週毎に静脈内投与する群を比較した結果、ダブラフェニブ投与群で有

意な無増悪生存期間(PFS)の延長が認められました。

<トラメチニブとの併用時>

• 海外第Ⅲ相試験(MEK116513 試験)

:BRAF V600E/K 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪

性黒色腫患者704例を対象に、ダブラフェニブ(1回150 mgを1日2回連日投与)

とトラメチニブ(2 mg

を 1 日 1 回連日投与)を併用する群とベムラフェニブ(1 回 960 mg を 1 日 2 回連日投与)を投与する

群を比較した結果、併用療法群で有意な全生存期間(OS)の延長が認められました。

• 海外第Ⅲ相試験(MEK115306 試験)

:BRAF V600E/K 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪

性黒色腫患者423例を対象に、ダブラフェニブ(1回150 mgを1日2回連日投与)

とトラメチニブ(2 mg

を 1日1 回連日投与)を併用する群と、ダブラフェニブ(1 回 150 mg を 1日2 回連日投与)を投与す

る群を比較した結果、併用療法群で有意な PFS の延長が認められました。

• 国内第Ⅰ/Ⅱ相試験(MEK116885 試験)

:BRAF V600E/K 遺伝子変異を有する①進行固形癌患者

(第Ⅰ相パート)及び②根治切除不能な悪性黒色腫患者(第Ⅱ相パート)

(症例数:① 6 例及び② 6 例)

を対象に、ダブラフェニブ(1 回 150 mgを1日2 回連日投与)

とトラメチニブ(2 mgを1日1 回連日投与)

を併用した結果、第Ⅱ相パートにおける奏効率

注)

は 83 %(5/6 例)でした。

• 国際共同第Ⅲ相試験(F2301 試験)

:BRAF V600E/K 変異を有する再発ハイリスクの悪性黒色腫

の術後患者 870 例(日本人患者 5 例を含む)を対象に、ダブラフェニブ(1 回 150 mg を 1日2 回連

日投与)とトラメチニブ(2 mg を 1日1 回連日投与)を併用する群(併用療法群)とプラセボ群を比較し

た結果、併用療法群で有意な無再発生存期間(RFS)の延長が認められました。

2. BRAF 遺伝子変異を有する切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者に対するダブラフェニブ・

トラメチニブ併用療法の有効性は、国際共同第Ⅱ相試験(E2201 試験)の結果に基づいて評価しま

した。

• 国際共同第Ⅱ相試験(E2201 試験)

:BRAF V600E 変異を有する切除不能な進行・再発の非小

細胞肺癌患者を対象に、ダブラフェニブ(1 回 150 mg を 1日2 回連日投与)とトラメチニブ(2 mg を

1 日 1 回連日投与)を併用投与(①白金系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法歴のある患者 57 例、②

化学療法歴のない患者 36 例)

した結果、奏効率

注)

はそれぞれ① 63.2 %、② 61.1 %でした。

(5)

<効能又は効果に関連する使用上の注意>

1. 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF 遺伝子変異が確認された患

者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断薬等を用いること。

2.

【臨床成績】の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選

択を行うこと。

3. 非小細胞肺癌の場合、本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

1. 本剤の作用機序及び臨床試験成績から、本剤により期待される効果を得るためには、BRAF 遺伝

子変異を適切な検査により確認することが必要であるため設定しました。

2. 本剤の「BRAF 遺伝子変異を有する悪性黒色腫」の効能又は効果は、国内第Ⅰ/Ⅱ相試験

(MEK116885 試験)、海外第Ⅲ相試験(MEK116513 試験、MEK115306 試験、BRF113683

試験)及び国際共同第Ⅲ相試験(F2301 試験)の結果に基づき設定しました。また、

「BRAF 遺伝子

変異を有する切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」の効能又は効果は、国際共同第Ⅱ相臨床

試験(E2201 試験)の結果に基づき設定しました。これらを踏まえ、本剤の適応患者の選択に際し、

これらの臨床試験の結果を熟知し、本剤の対象集団、有効性及び安全性を十分理解する必要が

あると考え、使用上の注意として設定しました。

3. 非小細胞肺癌での術後補助療法における有効性及び安全性に関するデータが得られていないこと

から設定しました。

(6)

悪性黒色腫の場合

通常、成人にはダブラフェニブとして 1 回 150 mg を 1 日 2 回、空腹時に経口投与する。ただし、術

後補助療法の場合には、トラメチニブと併用し、投与期間は 12ヵ月間までとする。なお、患者の状態

により適宜減量する。

非小細胞肺癌の場合

トラメチニブとの併用において、通常、成人にはダブラフェニブとして 1 回 150 mg を 1 日 2 回、空腹

時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

<本剤単独投与時>

海外第Ⅰ相試験(BRF112680 試験)において、BRAF 遺伝子変異を有する進行固形癌患者 184 例を

対象にダブラフェニブを反復経口投与(12 ~35 mgを1日1 回投与、1 回 35 ~300 mgを1日2 回投与、

1 回 100 mg を 1日3 回投与)

したときの安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価しました。その

結果、最大耐量(MTD)には到達しませんでしたが、1 回 200 mg を 1 日 2 回反復は 1 回 150 mg を

1日2 回反復投与と比べて曝露量に明確な増加が認められなかったこと、腫瘍バイオマーカー(pERK)

の解析では、1 回 150 mg を 1 日 2 回投与で目標阻害率(>80 %)に達し、その際の阻害率は高用量

投与時と同程度であったこと、1 回 150 mg を 1 日 2 回投与の奏効率は投与 9 週目(用量漸増前)で

50 %で、1 回 200 mg を 1日2 回投与の奏効率は 38 %であったこと、グレード 3 及び 4 の有害事象の

発現率は 1 回 100 mg を 1日3 回、1 回 150 mg、200 mg 及び 300 mg を 1日2 回投与の各コホート

では、低用量コホートと比べて高かったものの、これら各用量間でグレード 3 及び 4 の有害事象の発現

率に明らかな差はみられなかったこと等から、ダブラフェニブとして 1 回 150 mg を 1日2 回経口投与が

ダブラフェニブの推奨用量として決定されました。その後、海外第Ⅲ相試験(BRF113683 試験)におい

て、BRAF V600E 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象に、ダブラフェニブ

1 回 150 mgを1日2 回投与の有効性及び忍容性が確認されました。また、国内第Ⅰ相試験(BRF116056

試験)では、ダブラフェニブ 1 回 150 mg を 1日2 回経口投与したときの忍容性が確認されました。

<トラメチニブとの併用時>

海外第Ⅰ/Ⅱ相試験(BRF113220 試験)の用量漸増試験パートでは、BRAF V600 遺伝子変異を有

する悪性黒色腫患者、結腸直腸癌患者又は他の悪性腫瘍患者 135 例を対象に、ダブラフェニブ 1

回 75 mg の 1 日 2 回経口投与とトラメチニブ 1 mg の 1 日 1 回経口投与、又はダブラフェニブ 1 回

150 mg の 1 日 2 回経口投与とトラメチニブ 1 mg、1.5 mg 又は 2 mg の 1 日 1 回経口投与の 4 つの

用法・用量の組合わせにおける安全性及び忍容性が評価されました。その結果、ダブラフェニブ 1 回

150 mg の 1 日 2 回経口投与とトラメチニブ 1 日 1 回 2 mg の併用において良好な忍容性が確認されま

した。更に本試験の第Ⅱ相無作為化比較試験パートにおいて、BRAF V600E/K/D 遺伝子変異を

有する転移性悪性黒色腫患者を対象に 2レジメンの併用療法(ダブラフェニブ 1 回 150 mg の 1 日 2

回経口投与とトラメチニブ 1日1 回 1 mg 又は 2 mg の経口投与との併用)の有効性についてダブラフェ

ニブ単剤療法(ダブラフェニブ 1 回 150 mg の 1 日 2 回経口投与)と比較した結果、ダブラフェニブ単

剤療法と比較してトラメチニブとの併用療法はいずれのレジメンにおいても統計学的に有意な PFS の延

長が認められましたが、ダブラフェニブ 1 回 150 mg の 1日2 回経口投与にトラメチニブ 1日1 回 1 mg

を併用したときと比べ、トラメチニブ 1 日 1 回 2 mg を併用したときの方が、総じて有効性が優れている

傾向が認められました。

(7)

海外第Ⅲ相試験(MEK116513 試験及び MEK115306 試験)において、トラメチニブとの併用療法(ダ

ブラフェニブ 1 回 150 mg の 1 日 2 回経口投与とトラメチニブ 2 mg の 1 日 1 回経口投与との併用)は

ベムラフェニブ又はダブラフェニブ単独投与と比較して優れた有効性を示し、管理可能な安全性プロファ

イルが確認されたことから、ダブラフェニブ 1 回 150 mg の 1 日 2 回経口投与は、トラメチニブとの併用

においても推奨される用法・用量と確認されました。国内第Ⅰ/Ⅱ相試験(MEK116885 試験)では、ダブ

ラフェニブ 1 回 150 mg の 1 日 2 回経口投与とトラメチニブ 2 mg の 1 日 1 回経口投与の併用の良好

な忍容性と管理可能な安全性プロファイル及び有効性が確認され、薬物動態に日本人と外国人の間

に明らかな民族差は確認されませんでした。

国際共同第Ⅲ相試験(F2301 試験)では、BRAF V600 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患

者に対するダブラフェニブ・トラメチニブ併用療法と同一の用法・用量を用いて、BRAF V600 変異を

有する悪性黒色腫の術後補助療法としてダブラフェニブ・トラメチニブ併用療法を 12ヵ月間投与した際

の有効性・安全性を検討しました。F2301 試験の結果、ダブラフェニブ・トラメチニブ併用療法の有効

性が示され、安全性プロファイルも根治切除不能な悪性黒色腫を対象とした臨床試験成績と同様であ

り、悪性黒色腫の術後補助療法に特有の安全性上の懸念は認められなかったことから、根治切除不

能な悪性黒色腫の用法・用量と同一としました。

また、国際共同第Ⅱ相試験(E2201 試験)の結果、BRAF V600E 遺伝子変異を有する切除不能な

進行・再発の非小細胞肺癌患者に対するダブラフェニブ・トラメチニブの有効性が示され、安全性プロ

ファイルも悪性黒色腫を対象とした臨床試験成績と同様であり、非小細胞肺癌患者に特有の安全性上

の懸念は認められなかったことから、悪性黒色腫におけるトラメチニブとの併用療法の用法及び用量と

同一としました。

(8)

<用法及び用量に関連する使用上の注意>

1. トラメチニブ以外の抗悪性腫瘍剤との併用における有効性及び安全性は確立していない。

2. 食後に本剤を投与した場合、Cmax 及び AUC が低下するとの報告がある。食事の影響を避けるた

め、食事の 1 時間前から食後 2 時間までの間の服用は避けること。

(【薬物動態】の項参照)

3. 本剤投与により副作用が発現した場合には、下記の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止す

ること。ただし、有棘細胞癌(皮膚の扁平上皮癌)又は新たな原発性悪性黒色腫が発現した場合に

は、外科的切除等の適切な処置を行った上で、休薬、減量することなく治療を継続することができる。

休薬、減量及び中止基準

NCI-CTCAE

注 1)

による Grade 判定

処置

忍容不能な Grade 2

又は Grade 3

休薬

Grade 1 以下まで軽快後、1 段階減量して投与を再開

Grade 4

原則投与中止

治療継続が患者にとって望ましいと判断された場合には、

Grade 1 以下まで軽快後、1 段階減量して投与を再開

注 1)NCI-CTCAE v4.0 によりGrade を判定

用量調節の目安

用量調節段階

注 2)

投与量

通常投与量

1 回 150 mg(1日2 回)

1 段階減量

1 回 100 mg(1日2 回)

2 段階減量

1 回 75 mg(1日2 回)

3 段階減量

1 回 50 mg(1日2 回)

4 段階減量

投与中止

注 2)適切な処置により副作用が管理できた場合には、減量時と逆の段階を経て増量可

1. トラメチニブ以外の抗悪性腫瘍剤との併用療法についての臨床試験は実施しておらず、他の抗悪

性腫瘍剤との併用における有効性及び安全性は確立していません。

2. 食事の影響を検討した海外第Ⅰ相試験(BRF113468 試験)において、本剤の曝露量は摂食により

低下したことから、それ以降に実施した臨床試験では、本剤を食事の 1 時間前又は食後 2 時間以

降に投与しました。食事の影響を避けるため、食事の 1 時間前から食後 2 時間までの間の服用は

避ける必要があるため設定しました。

3. 臨床試験では、治験薬との因果関係が示唆される有害事象が認められた場合、必要に応じて治

験薬の休薬又は減量を段階的に行いました。これらの段階的な用量調整により有害事象が管理可

能であったことから、副作用により本剤を休薬、減量又は中止する場合に参考とすべき基準、用量

調節の目安を設定しました。

ただし、有棘細胞癌(皮膚の扁平上皮癌)又は新たな原発性悪性黒色腫が認められた場合、これ

までの臨床試験における経験から、休薬又は減量することなく、主に外科的切除による治療で管理

可能であることから、休薬、減量することなく治療継続可能としました。

(9)

【警告】

本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師

のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、

患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。

本剤の投与は、患者の安全性確保並びに適正使用の観点から、緊急時に十分対応できる医療施設

で、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される症例

にのみ投与を行ってください。また、本剤の投与にあたっては、患者又はその家族に対し有効性及び

危険性について十分に説明し、同意を得てから投与を開始してください。

【禁忌(次の患者には投与しないこと)】

1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)

1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者に本剤を投与した場合、重篤な過敏症症状が発現

する可能性が考えられることから、一般的な注意として設定しました。本剤の投与に際しては問診を

十分に行い、本剤の成分に対して過敏症の既往歴が判明した場合には、投与しないでください。

2. 動物実験で催奇形性が報告されているため、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与し

ないでください。

(38 ページ「6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)

使用上の注意



1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)

(1) 中等度以上の肝機能障害患者〔本剤の曝露量が増加する可能性がある。〕

(2) 心疾患又はその既往歴のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕

(「2.重要な基本的注意」の

項参照)

説 (1) 本剤の主な消失経路は肝臓での代謝と胆汁排泄です。また、本剤の臨床試験には軽度肝機能

障害患者(総ビリルビン値≦正常値上限×1.5)しか含まれておらず、中等度及び重度肝機能障害

患者における成績は得られていません。これらの患者では、本剤の曝露量が増加する可能性が

あるため十分注意してください。

(2) 臨床試験において、心障害(心不全、左室機能不全、駆出率減少等)が認められています。心

疾患又はその既往歴のある患者では症状が悪化する可能性があるため十分注意してください。

(10)

2.重要な基本的注意

(1) 発熱が高頻度に認められ、重度の脱水、低血圧を伴う例も報告されているので、患者の状態を十

分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬や解熱剤の投与など適切な処置を行うこと。

(2) 有棘細胞癌(皮膚の扁平上皮癌)、新たな原発性悪性黒色腫があらわれることがあるので、定期

的に皮膚の状態を確認すること。また、皮膚の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を

受診するよう患者を指導すること。

(「4.副作用(1)重大な副作用」の項参照)

(3) 皮膚以外の部位に悪性腫瘍があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた

場合には、適切な処置を行うこと。

(「4.副作用(1)重大な副作用」の項参照)

(4) 心不全等の重篤な心障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前には、患者の心機能

を確認すること。本剤投与中は適宜心機能検査(心エコー等)を行い、患者の状態(左室駆出率

(LVEF)の変動を含む)を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中

止するなど、適切な処置を行うこと。

(「4.副作用(1)重大な副作用」の項参照)

(5) ぶどう膜炎(虹彩炎を含む)等の重篤な眼障害が報告されているので、定期的に眼の異常の有無を

確認すること。また、眼の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指

導すること。

(6) ALT(GPT)、AST(GOT)等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与中

は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。

(「4.副作用(1)重大な副作用」

の項参照)

説 (1) 臨床試験において、発熱が高頻度に認められました。発熱が認められた患者の約半数で投与開

始 1ヵ月以内に初回の発熱がみられ、その発現頻度と重症度はトラメチニブとの併用により増加す

る傾向が認められました。重度の脱水、低血圧を伴う場合もあるので、観察を十分に行い、異常

が認められた場合には、減量、休薬や解熱剤を投与するなど適切な処置を行ってください。

(2) 臨床試験において、有棘細胞癌及び新たな原発性悪性黒色腫が認められました。定期的に皮

膚の状態を観察し、皮膚の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者

を指導してください。

(11 ページ「4.副作用(1)重大な副作用 1)2)」の項参照)

(3) 臨床試験において、皮膚以外の部位に悪性腫瘍が認められました。観察を十分に行い、異常が

認められた場合には適切な処置を行ってください。

(11 ページ「4.副作用(1)重大な副作用 2)」の

項参照)

(4) 臨床試験において、心障害(心不全、左室機能不全、駆出率減少等)が認められました。投与

開始前に患者の心機能を確認してください。投与中は適宜心エコー等の心機能検査を行い、異

常が認められた場合には適切な処置を行ってください。

(11ページ「4.

副作用(1)重大な副作用 3)」

の項参照)

(5) 臨床試験において、ぶどう膜炎等の眼障害が認められました。投与中は定期的に眼科検査を行い、

視野の変化、羞明、眼痛等の眼の異常が認められた場合には速やかに医療機関を受診するよう

患者を指導してください。

(6) 臨床試験において、肝酵素上昇を伴う肝機能障害が認められました。投与中は定期的に肝機能

検査を行い、患者の状態を確認してください。

(11 ページ「4.副作用(1)重大な副作用 4)」の項

参照)

(11)

3.相互作用

本剤はCYP2C8 及び3A4の基質となる。また、本剤はCYP2C9 及び 3A4を誘導することが示されている。

併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

CYP3A 阻害剤

ケトコナゾール(経口

剤は国内未承認)

クラリスロマイシン

リトナビル等

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるの

で、CYP3A 阻害作用のない薬剤への代替

を考慮すること。やむを得ず CYP3A 阻害

剤と本剤を併用投与する場合には、患者の

状態を慎重に観察し、副作用の発現・増強

に注意すること。

(【薬物動態】の項参照)

これらの薬剤が CYP3A を

阻害することにより、本剤の

代謝が阻害され、血中濃度

が上昇するおそれがある。

CYP2C8 阻害剤

ゲムフィブロジル(国

内未承認)等

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるの

で、CYP2C8 阻害作用のない薬剤への代

替を考慮すること。やむを得ず CYP2C8 阻

害剤と本剤を併用投与する場合には、患者

の状態を慎重に観察し、副作用の発現・増

強に注意すること。

(【薬物動態】の項参照)

これらの薬剤が CYP2C8 を

阻害することにより、本剤の

代謝が阻害され、血中濃度

が上昇するおそれがある。

CYP3A 及び CYP2C8

誘導剤

リファンピシン等

本剤の血中濃度が低下するおそれがあるの

で、CYP3A 及び CYP2C8 誘導作用のな

い薬剤への代替を考慮すること。

(【薬物動

態】の項参照)

これらの薬剤が CYP3A 及

び CYP2C8 を誘導すること

により、本剤の代謝が促進

され、血中濃度が低下する

可能性がある。

CYP3A 基質

ミダゾラム

経口避妊薬(ノルエ

チステロン・エチニル

エストラジオール等)

デキサメタゾン等

CYP3A により代謝される薬剤と併用する場

合は、これらの薬剤の血中濃度が低下し、

有効性が減弱する可能性がある。

(【薬物動

態】の項参照)

本剤が CYP3A を誘導する

ことにより、これらの薬剤の

血中濃度が低下する可能

性がある。

CYP2C9 基質

ワルファリン等

CYP2C9 により代謝される薬剤と併用する場

合は、これらの薬剤の血中濃度が低下し、

有効性が減弱する可能性がある。

(【薬物動

態】の項参照)

本剤が CYP2C9 を誘導す

ることにより、これらの薬剤

の血中濃度が低下する可

能性がある。

O A T P 1 B 1 及 び

OATP1B3 基質

HMG-CoA 還 元 酵

素阻害剤(ロスバスタ

チン)等

OATP1B1 及び OATP1B3 の基質となる

薬剤と併用する場合は、これらの薬剤の血

中濃度が上昇するおそれがある。

(【薬物動

態】の項参照)

本 剤 が OATP1B1 及 び

OATP1B3 を阻害すること

により、これらの薬剤の血中

濃度が上昇するおそれがあ

る。

(12)

3.相互作用

● CYP3A 阻害剤(ケトコナゾール)

固形癌患者(16 例)を対象とした試験において、ケトコナゾール(経口剤は国内未承認)400 mg の

1 日 1 回反復経口投与をダブラフェニブ 75 mg の 1 日 2 回反復経口投与と併用したときのダブラフェニ

ブの AUC 及び Cmax は、ダブラフェニブ単独投与に比べてそれぞれ約 71 及び 33 %増加しました。

● CYP2C8 阻害剤(ゲムフィブロジル)

固形癌患者(17 例)を対象とした試験において、ゲムフィブロジル(国内未承認)600 mg の 1日2 回反

復経口投与をダブラフェニブ 75 mg の 1 日 2 回反復経口投与と併用したとき、ダブラフェニブ単独投

与に比べてダブラフェニブの AUC は約 47 %増加したものの、Cmax は変化しませんでした。

● CYP3A4 又は CYP2C8 誘導剤(リファンピシン)

固形癌患者(17 例)を対象とした試験において、リファンピシン 600 mg の 1日1 回反復経口投与をダブ

ラフェニブ 150 mg の 1日2 回反復投与と併用したとき、ダブラフェニブ単独投与に比べて、ダブラフェ

ニブの Cmax は 27 %、AUC は 34 %減少しました。

● CYP3A 基質(ミダゾラム)

固形癌患者(12 例)を対象とした試験において、ダブラフェニブ 150 mg の 1 日 2 回反復経口投与とミ

ダゾラム 3 mg の単回経口投与を併用したときのミダゾラムの AUC 及び Cmax は、ミダゾラム単独投

与に比べてそれぞれ約 74 及び 61 %減少しました。

● CYP2C9 基質(ワルファリン)

固形癌患者(14 例)を対象とした試験において、ダブラフェニブ 150 mg の 1 日 2 回反復経口投与と

ワルファリン(S 体:CYP2C9 の基質、R 体:CYP3A4 及び CYP1A2 の基質)15 mg 単回経口投与

を併用したときのワルファリンの AUC は、ワルファリン単独投与に比べて、S 体で約 37 %、R 体で

約 33 %減少しました。また、ワルファリンの Cmax はワルファリン単独投与に比べて、S 体で約 18 %、

R 体で約 19 %増加しました。

● OATP1B1 及び OATP1B3 基質(ロスバスタチン)

固形癌患者(16 例)にロスバスタチン 10 mg の単回経口投与をダブラフェニブ 150 mg の 1 日 2 回経

口投与と併用したとき、ダブラフェニブ非併用投与に比べて、ロスバスタチンの Cmax は 94 %、AUC

は 22 %増加しました。また、ダブラフェニブ 150 mg を 1日2 回 14日間反復投与した後にロスバスタチ

ン 10 mg を単回経口投与したとき、ダブラフェニブ非併用投与に比べて、ロスバスタチンの Cmax は

156 %増加、AUC は 7 %増加しました。

(13)

4.副 作 用

〈トラメチニブとの併用時の成績〉

BRAF V600E/K 変異を有する進行固形癌患者及び根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした本

剤とトラメチニブとの併用投与による国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験(MEK116885 試験)において、12 例中 12 例

(100 %)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、発熱 8 例(66.7 %)、AST

(GOT)増加、末梢性浮腫各 6 例(50.0 %)であった。

BRAF V600E/K 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第Ⅲ相臨床試験

(MEK115306 試験及び MEK116513 試験)のトラメチニブとの併用投与群において、559 例中 501 例

(89.6 %)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、発熱 271 例(48.5 %)、悪

寒 156 例(27.9 %)、疲労 126 例(22.5 %)であった。

(承認時までの集計)

BRAF V600E/K 変異を有する再発ハイリスクの悪性黒色腫の術後患者を対象とした国際共同第Ⅲ相

臨床試験(F2301 試験)のトラメチニブとの併用投与群において、435 例(日本人患者 3 例を含む)中

398 例(91.5 %)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、発熱 244 例(56.1 %)、

疲労 170 例(39.1 %)、悪寒 155 例(35.6 %)であった。 (効能又は効果の一変承認時までの集計)

BRAF V600E 変異を有する切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者を対象とした国際共同第Ⅱ相

臨床試験(E2201 試験)のトラメチニブとの併用投与群において、93 例(日本人患者 1 例を含む)中 83 例

(89.2 %)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、発熱 46 例(49.5 %)、悪

心 36 例(38.7 %)、嘔吐 25 例(26.9 %)、皮膚乾燥 25 例(26.9 %)であった。

(効能又は効果の一変承認時までの集計)

〈本剤単独投与時の成績〉

国内第Ⅰ相臨床試験(BRF116056 試験)において、12 例中 12 例(100 %)に臨床検査値異常を含む副

作用が報告された。その主なものは、脱毛症、発熱、関節痛各 6 例(50.0 %)であった。

BRAF V600E 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第Ⅲ相臨床試験

(BRF113683 試験)の本剤単独投与群において、187 例中 164 例(87.7 %)に臨床検査値異常を含む

副作用が報告された。その主なものは、過角化 63 例(33.7 %)、皮膚乳頭腫 40 例(21.4 %)、脱毛症

37 例(19.8 %)であった。

(承認時までの集計)

重大な副作用及びその他の副作用の頻度については、トラメチニブとの併用時の副作用は臨床試験

(MEK115306 試験、MEK116513 試験、F2301 試験及び E2201 試験)に基づき、本剤単独投与時

の副作用は海外臨床試験(BRF113683 試験)に基づき記載した。また、これらの臨床試験で認められ

ていない副作用は頻度不明とした。なお、重大な副作用の発現頻度は、トラメチニブとの併用時、本剤

単独投与時の順に記載した。

悪性黒色腫患者及び非小細胞肺癌患者を対象とした各臨床試験において報告された臨床検査値異

常を含む副作用のうち、主なものをそれぞれ記載しました。

重大な副作用及びその他の副作用は、本剤との関連性が疑われ、臨床上重要と考えられる事象を臨

床試験における発現頻度に基づき記載しました。これらの試験で認められていない副作用は頻度不明

としました。

(14)

4.副 作 用

(1)重大な副作用

1) 有棘細胞癌:皮膚有棘細胞癌(0.5 %、1.6 %)、ケラトアカントーマ(0.3 %、3.7 %)、ボーエン病(0.5 %、

頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な

処置を行うこと。

(「2.重要な基本的注意」の項参照)

2) 悪性腫瘍(二次発癌)

:原発性悪性黒色腫(0.1 %、1.1 %)等の悪性腫瘍(二次発癌)があらわれるこ

とがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。

(「2.重要

な基本的注意」の項参照)

3) 心障害:心不全(0.1 %、0.5 %)、左室機能不全(0.2 %、1.4 %)、駆出率減少(5.7 %、4.7 %)等

の心障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休

薬又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

(「2.重要な基本的注意」の項参照)

4) 肝機能障害:ALT(GPT)

(10.9 %、1.6 %)、AST(GOT)

(10.2 %、0.5 %)等の上昇を伴う肝機能

障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又

は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

(「2.重要な基本的注意」の項参照)

5) 深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)、肺塞栓症(0.3 %、頻度不明):深部静脈血栓症、肺塞栓

症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど

適切な処置を行うこと。

6) 脳血管障害:脳出血(いずれも頻度不明)、脳血管発作(いずれも頻度不明)等の脳血管障害があ

らわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処

置を行うこと。

(重大な副作用の発現頻度は、トラメチニブとの併用時、本剤単独投与時の順に記載した。)

1)有棘細胞癌

臨床試験において有棘細胞癌が報告されており、発現時期(中央値)は本剤/トラメチニブ併用投

与群で 22 週、本剤単剤投与群で 8 週でした(MEK115306 試験)。

本剤投与開始前、投与中及び投与終了後は、定期的に皮膚の状態を確認するなど、観察を十

分に行ってください。皮膚の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を

指導してください。なお、有棘細胞癌が発現した場合には、外科的切除等の適切な処置を行った

上で、休薬、減量することなく治療を継続することができます。

(5 ページ「用法及び用量に関連する

使用上の注意 3.

」、7 ページ「2.重要な基本的注意(2)」の項参照)

2)悪性腫瘍(二次発癌)

臨床試験において有棘細胞癌以外の二次性悪性腫瘍が報告されており、新たな原発性悪性黒色

腫は本剤投与開始 5ヵ月以内に認められました。

本剤投与中及び投与終了後は、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行っ

てください。新たな原発性悪性黒色腫が発現した場合には、外科的切除等の適切な処置を行っ

た上で、休薬、減量することなく治療を継続することができます。

(5 ページ「用法及び用量に関連す

る使用上の注意 3.

」、7 ページ「2.重要な基本的注意(2)

(3)」の項参照)

3)心障害

臨床試験において、心不全、左室機能不全、駆出率減少等の心障害が報告されています。

本剤投与開始前に患者の心機能を確認し、心疾患又はその既往歴のある患者では、症状が悪

化するおそれがあるため、慎重に投与してください。また、本剤投与中は適宜心機能検査(心エコー

等)を行い、左室駆出率(LVEF)の変動を含む患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場

合には適切な処置を行ってください。減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行ってくだ

さい。

(7 ページ「2.重要な基本的注意(4)」の項参照)

(15)

4.副 作 用

(1)重大な副作用

4)肝機能障害

臨床試験において、ALT(GPT)、AST(GOT)等の上昇を伴う肝機能障害が報告されています。

本剤投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察してください。異常が認めら

れた場合には減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行ってください。

(7 ページ「2.重要

な基本的注意(6)」の項参照)

5)深部静脈血栓症、肺塞栓症

臨床試験において深部静脈血栓症が報告されています。

本剤投与中は患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切

な処置を行ってください。

6)脳血管障害

臨床試験において、脳出血、脳血管発作等の脳血管障害が報告されています。

本剤投与中は患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処

置を行ってください。

(16)

4.副 作 用

(2)その他の副作用

次のような症状があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処

置を行うこと。

トラメチニブとの併用時

頻度不明

10 %以上

1 %~10 %未満

1 %未満

感染症

毛包炎、膿疱性皮疹

蜂 巣 炎、尿 路 感 染、

鼻咽頭炎、爪囲炎

血液

好中球減少症、貧血、血小

板減少症、白血球減少症

代謝

ム血症、低リン酸血症

食欲減退、脱水、低ナトリウ

高血糖

神経系

頭痛

浮動性めまい

霧視、ぶどう膜炎

視力障害、網膜色素

上皮剥離、網脈絡膜

症、網膜剥離、眼窩

周囲浮腫

心・血管

心拍数減少

高血圧、低血圧、出血(鼻

出血、歯肉出血等)

リンパ 浮 腫、 徐 脈、

QT/QTc 間隔延長

呼吸器

間質性肺炎

咳嗽、呼吸困難

肺臓炎

消化器

悪心、下痢、嘔

便秘、腹痛、口内乾燥、口

内炎

膵炎

肝胆道系

ALP 増加、γ-GTP 増加

皮膚

発疹、皮膚乾燥 そう痒症、ざ瘡様皮膚炎、紅

斑、日光角化症、寝汗、過

角化、脱毛症、手掌・足底

発赤知覚不全症候群、皮膚

病変、多汗症、脂肪織炎、

皮膚亀裂、光線過敏症

筋骨格系

関節痛、筋肉痛 四肢痛、筋痙縮、血中 CK

(CPK)増加

横紋筋融解症

腎炎、腎不全、尿細

管間質性腎炎、急性

腎障害

全身

発熱、疲労、悪

寒、無力症

末梢性浮腫、インフルエンザ

様疾患、粘膜の炎症

顔面浮腫

その他

過敏症

脂漏性角化症

乳頭腫、アクロコルド

(17)

4.副 作 用

(2)その他の副作用

本剤単独投与時

頻度不明

10 %以上

1 %~10 %未満

1 %未満

感染症

鼻咽頭炎

代謝

高血糖、食欲減退、低リン

酸血症

神経系

頭痛

心・血管

QT/QTc 間

隔延長

ぶどう膜炎

呼吸器

咳嗽

消化器

悪心、嘔吐、下痢、便秘

膵炎

皮膚

脂肪織炎

発疹、過角化、

脱毛症、手掌・

足 底 発 赤 知 覚

不全症候群

そう痒症、皮膚乾燥、日光

角化症、皮膚病変、紅斑、

光線過敏症

筋骨格系

関節痛

筋肉痛、四肢痛

腎不全、急

性 腎 障 害、

尿細管間質

性腎炎

全身

疲労、発熱、無

力症

悪寒、インフルエンザ様疾患

その他

過敏症

乳頭腫、アクロコルドン、脂

漏性角化症

悪性黒色腫患者及び非小細胞肺癌患者を対象とした以下の臨床試験における副作用の種類別発現

状況一覧を次頁以降に示します。

<トラメチニブとの併用時の副作用>

1) BRAF V600E/K 変異を有する進行固形癌患者及び根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とし

た国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験(MEK116885 試験、n=12)

2) BRAF V600E/K 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第Ⅲ相試験

MEK116513 試験及び MEK115306 試験、n=559)

3) BRAF V600E/K 変異を有する再発ハイリスクの悪性黒色腫の術後患者を対象とした国際共同第

Ⅲ相臨床試験(F2301 試験、n=435)

4) BRAF V600E 変異を有する切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者を対象とした国際共同

第Ⅱ相臨床試験(E2201 試験、n=93)

<本剤単独投与時の副作用>

1) BRAF V600E/K 遺伝子変異を有する進行固形癌患者を対象とした国内第Ⅰ相臨床試験

(BRF116056 試験、n=12)

(18)

4.副 作 用

(2)その他の副作用

<トラメチニブとの併用時の副作用>

1) BRAF V600E/K 変異を有する進行固形癌患者及び根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象と

した国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験(MEK116885 試験、n=12)における副作用の発現状況一覧

副作用 第Ⅰ相パート n(%) (N=6) 第Ⅱ相パート(N=6) (N=12)合計 発現例数 6(100) 6(100) 12(100) 一般・全身障害およ び投与部位の状態 6(100) 4(67) 10(83) 発熱 5(83) 3(50) 8(67) 末梢性浮腫 2(33) 4(67) 6(50) 悪寒 1(17) 1(17) 2(17) 倦怠感 1(17) 1(17) 2(17) 浮腫 1(17) 0 1(8) 臨床検査 4(67) 5(83) 9(75) アスパラギン酸 アミノトランスフェ ラーゼ増加 3(50) 3(50) 6(50) 血中アルカリホス ファターゼ増加 2(33) 2(33) 4(33) 血中リン減少 1(17) 1(17) 2(17) 好中球数減少 2(33) 0 2(17) アラニンアミノトラン スフェラーゼ増加 1(17) 0 1(8) 血中アルブミン減 少 0 1(17) 1(8) 血中ブドウ糖増加 1(17) 0 1(8) 血中乳酸脱水素 酵素増加 0 1(17) 1(8) 血圧上昇 0 1(17) 1(8) 駆出率減少 0 1(17) 1(8) ヘモグロビン減少 1(17) 0 1(8) 血小板数減少 0 1(17) 1(8) 白血球数減少 1(17) 0 1(8) 筋骨格系および結 合組織障害 4(67) 4(67) 8(67) 関節痛 1(17) 2(33) 3(25) 筋肉痛 2(33) 1(17) 3(25) 筋痙縮 1(17) 0 1(8) 筋力低下 1(17) 0 1(8) 四肢痛 0 1(17) 1(8) 胃腸障害 3(50) 4(67) 7(58) 口内炎 2(33) 3(50) 5(42) 悪心 1(17) 1(17) 2(17) 嘔吐 1(17) 1(17) 2(17) 口唇炎 1(17) 0 1(8) 便秘 0 1(17) 1(8) 副作用 第Ⅰ相パート n(%) (N=6) 第Ⅱ相パート(N=6) (N=12)合計 皮膚および皮下組 織障害 6(100) 1(17) 7(58) ざ瘡様皮膚炎 3(50) 1(17) 4(33) 紅斑 4(67) 0 4(33) 斑状丘疹状皮疹 4(67) 0 4(33) 脱毛症 3(50) 0 3(25) 水疱性皮膚炎 1(17) 0 1(8) 皮膚乾燥 1(17) 0 1(8) そう痒症 1(17) 0 1(8) 発疹 1(17) 0 1(8) 神経系障害 3(50) 3(50) 6(50) 頭痛 3(50) 2(33) 5(42) 末梢性ニューロ パチー 0 1(17) 1(8) 血液およびリンパ 系障害 0 3(50) 3(25) 貧血 0 2(33) 2(17) 好中球減少症 0 2(33) 2(17) 白血球減少症 0 1(17) 1(8) 眼障害 1(17) 2(33) 3(25) 網膜剥離 0 1(17) 1(8) ブドウ膜炎 0 1(17) 1(8) 視力障害 1(17) 0 1(8) 代謝および栄養障 3(50) 0 3(25) 食欲減退 3(50) 0 3(25) 呼吸器、胸郭およ び縦隔障害 2(33) 0 2(17) 鼻の炎症 1(17) 0 1(8) 肺臓炎 1(17) 0 1(8) 心臓障害 0 1(17) 1(8) 僧帽弁閉鎖不全症 0 1(17) 1(8) 耳および迷路障害 0 1(17) 1(8) 感音性難聴 0 1(17) 1(8) 肝胆道系障害 1(17) 0 1(8) 肝機能異常 1(17) 0 1(8) 感染症および寄生 虫症 1(17) 0 1(8) 爪囲炎 1(17) 0 1(8) 良性、悪性および 詳 細 不 明 の 新 生 物( 嚢胞およびポ リープを含む) 1(17) 0 1(8) 脂漏性角化症 1(17) 0 1(8)

(19)

4.副 作 用

(2)その他の副作用

2) BRAF V600E/K 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第Ⅲ相試験

(MEK116513 試験及び MEK115306 試験、n=559)における副作用の発現状況一覧

対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) 発現例数 501(90 %) 190(34 %) 一般・全身障害および投 与部位の状態 374(67 %) 50(9 %) 発熱 271(48 %) 30(5 %) 悪寒 156(28 %) 2(<1 %) 疲労 126(23 %) 6(1 %) 無力症 62(11 %) 5(<1 %) 末梢性浮腫 46(8 %) 2(<1 %) インフルエンザ様疾患 23(4 %) 4(<1 %) 疼痛 11(2 %) 0 局所腫脹 9(2 %) 0 倦怠感 9(2 %) 0 高熱 6(1 %) 1(<1 %) 冷感 5(<1 %) 0 粘膜の炎症 5(<1 %) 0 浮腫 5(<1 %) 1(<1 %) 胸痛 4(<1 %) 1(<1 %) 全身健康状態低下 4(<1 %) 1(<1 %) 小結節 4(<1 %) 0 乾燥症 4(<1 %) 0 顔面浮腫 3(<1 %) 0 限局性浮腫 3(<1 %) 0 全身性浮腫 2(<1 %) 0 口渇 2(<1 %) 0 嚢胞 1(<1 %) 0 脂肪壊死 1(<1 %) 0 体温変動感 1(<1 %) 0 低体温 1(<1 %) 0 炎症 1(<1 %) 0 注射部位反応 1(<1 %) 0 粘膜乾燥 1(<1 %) 0 末梢腫脹 1(<1 %) 0 温度変化不耐症 1(<1 %) 0 皮膚および皮下組織障害 307(55 %) 6(1 %) 発疹 118(21 %) 4(<1 %) 皮膚乾燥 40(7 %) 0 ざ瘡様皮膚炎 38(7 %) 0 そう痒症 37(7 %) 0 寝汗 29(5 %) 0 脱毛症 28(5 %) 0 紅斑 28(5 %) 0 対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) 手掌・足底発赤知覚 不全症候群 19(3 %) 1(<1 %) 日光角化症 15(3 %) 0 湿疹 15(3 %) 0 光線過敏性反応 15(3 %) 0 斑状皮疹 12(2 %) 0 ざ瘡 11(2 %) 0 紅斑性皮疹 9(2 %) 0 結節性紅斑 8(1 %) 0 掌蹠角皮症 8(1 %) 0 脂肪織炎 8(1 %) 0 皮膚病変 8(1 %) 0 丘疹性皮疹 6(1 %) 0 そう痒性皮疹 6(1 %) 0 丘疹 5(<1 %) 0 皮膚亀裂 5(<1 %) 0 毛孔性角化症 4(<1 %) 0 皮膚疼痛 4(<1 %) 0 色素沈着障害 4(<1 %) 0 皮膚剥脱 4(<1 %) 0 蕁麻疹 4(<1 %) 0 皮膚炎 3(<1 %) 0 斑 3(<1 %) 0 睫毛眉毛脱落症 3(<1 %) 0 全身性皮疹 3(<1 %) 0 顔面腫脹 3(<1 %) 0 水疱 2(<1 %) 0 剥脱性皮膚炎 2(<1 %) 0 稗粒腫 2(<1 %) 0 爪破損 2(<1 %) 0 乾癬 2(<1 %) 0 紫斑 2(<1 %) 0 脂漏性皮膚炎 2(<1 %) 0 皮膚障害 2(<1 %) 0 皮膚刺激 2(<1 %) 0 皮膚腫瘤 2(<1 %) 0 皮膚局面 2(<1 %) 0 尋常性白斑 2(<1 %) 0 接触性皮膚炎 1(<1 %) 0 斑状出血 1(<1 %) 0 皮脂欠乏性湿疹 1(<1 %) 0

(20)

4.副 作 用

(2)その他の副作用

2) BRAF V600E/K 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第Ⅲ相試験

(MEK116513 試験及び MEK115306 試験、n=559)における副作用の発現状況一覧(2)

対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) 嵌入爪 1(<1 %) 0 爪変色 1(<1 %) 0 爪の障害 1(<1 %) 0 爪線状隆起 1(<1 %) 0 爪甲脱落症 1(<1 %) 0 類天疱瘡 1(<1 %) 0 足底紅斑 1(<1 %) 0 全身性そう痒症 1(<1 %) 0 酒さ 1(<1 %) 0 痂皮 1(<1 %) 0 皮膚変色 1(<1 %) 0 皮膚肥厚 1(<1 %) 0 皮膚硬結 1(<1 %) 0 皮膚潰瘍 1(<1 %) 0 皮膚色素過剰 1(<1 %) 0 日光皮膚炎 1(<1 %) 0 胃腸障害 246(44 %) 9(2 %) 悪心 122(22 %) 0 下痢 109(19 %) 4(<1 %) 嘔吐 89(16 %) 4(<1 %) 口内乾燥 28(5 %) 0 便秘 24(4 %) 0 腹痛 20(4 %) 1(<1 %) 上腹部痛 19(3 %) 1(<1 %) 消化不良 11(2 %) 0 口腔内潰瘍形成 9(2 %) 0 アフタ性口内炎 7(1 %) 0 口内炎 7(1 %) 1(<1 %) 腹部膨満 6(1 %) 0 胃食道逆流性疾患 6(1 %) 0 放屁 5(<1 %) 0 嚥下障害 4(<1 %) 0 腹部不快感 3(<1 %) 0 口唇炎 3(<1 %) 0 心窩部不快感 3(<1 %) 0 下腹部痛 2(<1 %) 0 軟便 2(<1 %) 0 歯肉出血 2(<1 %) 0 歯肉痛 2(<1 %) 0 口腔内不快感 2(<1 %) 0 空気嚥下 1(<1 %) 0 肛門出血 1(<1 %) 0 口唇のひび割れ 1(<1 %) 0 大腸炎 1(<1 %) 1(<1 %) 対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) おくび 1(<1 %) 0 変色便 1(<1 %) 0 胃炎 1(<1 %) 0 胃腸毒性 1(<1 %) 0 舌痛 1(<1 %) 0 大腸ポリープ 1(<1 %) 0 口唇浮腫 1(<1 %) 0 嚥下痛 1(<1 %) 0 口腔知覚不全 1(<1 %) 0 口の錯感覚 1(<1 %) 0 耳下腺腫大 1(<1 %) 0 肛門周囲痛 1(<1 %) 0 唾液腺痛 1(<1 %) 0 舌乾燥 1(<1 %) 0 歯の障害 1(<1 %) 0 筋骨格系および結合組 織障害 174(31 %) 10(2 %) 関節痛 92(16 %) 4(<1 %) 筋肉痛 64(11 %) 1(<1 %) 四肢痛 33(6 %) 2(<1 %) 筋痙縮 27(5 %) 1(<1 %) 背部痛 11(2 %) 1(<1 %) 関節腫脹 7(1 %) 0 筋力低下 5(<1 %) 1(<1 %) 筋骨格痛 5(<1 %) 0 筋骨格系胸痛 4(<1 %) 0 頚部痛 4(<1 %) 0 関節炎 3(<1 %) 1(<1 %) 関節硬直 3(<1 %) 0 筋骨格硬直 3(<1 %) 0 リウマチ性障害 2(<1 %) 0 重感 2(<1 %) 0 骨痛 1(<1 %) 0 高クレアチン血症 1(<1 %) 0 関節強直 1(<1 %) 0 四肢不快感 1(<1 %) 0 運動性低下 1(<1 %) 0 単関節炎 1(<1 %) 0 筋肉内出血 1(<1 %) 1(<1 %) 筋炎 1(<1 %) 1(<1 %) 横紋筋融解症 1(<1 %) 1(<1 %) 腱痛 1(<1 %) 0 腱鞘炎 1(<1 %) 1(<1 %)

(21)

4.副 作 用

(2)その他の副作用

2) BRAF V600E/K 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第Ⅲ相試験

(MEK116513 試験及び MEK115306 試験、n=559)における副作用の発現状況一覧(3)

対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) 臨床検査 171(31 %) 62(11 %) アラニンアミノトランスフェ ラーゼ増加 55(10 %) 11(2 %) アスパラギン酸アミノトラ ンスフェラーゼ増加 54(10 %) 10(2 %) 駆出率減少 34(6 %) 13(2 %) 血 中アルカリホスファ ターゼ増加 26(5 %) 4(<1 %) γ-グルタミルトランスフェ ラーゼ増加 25(4 %) 15(3 %) 体重減少 16(3 %) 0 白血球数減少 13(2 %) 3(<1 %) 血中クレアチニン増加 11(2 %) 1(<1 %) 血中クレアチンホスホキ ナーゼ増加 10(2 %) 3(<1 %) 好中球数減少 10(2 %) 3(<1 %) 血小板数減少 9(2 %) 1(<1 %) 体温上昇 8(1 %) 1(<1 %) C-反応性蛋白増加 8(1 %) 2(<1 %) 肝酵素上昇 8(1 %) 5(<1 %) リンパ球数減少 8(1 %) 5(<1 %) 血中乳酸脱水素酵素 増加 7(1 %) 0 血中アルブミン減少 4(<1 %) 0 血中尿素増加 4(<1 %) 0 心電図QT延長 3(<1 %) 2(<1 %) ヘモグロビン減少 3(<1 %) 0 トランスアミナーゼ上昇 3(<1 %) 1(<1 %) 体重増加 3(<1 %) 0 拡張期血圧上昇 2(<1 %) 0 収縮期血圧上昇 2(<1 %) 1(<1 %) 活性化部分トロンボプラ スチン時間延長 1(<1 %) 0 アニオンギャップ減少 1(<1 %) 0 アスパラギン酸アミノトラ ンスフェラーゼ 1(<1 %) 0 抱合ビリルビン増加 1(<1 %) 0 血中ビリルビン増加 1(<1 %) 0 血中クロール減少 1(<1 %) 0 血中ブドウ糖減少 1(<1 %) 0 血中ブドウ糖増加 1(<1 %) 0 血中カリウム減少 1(<1 %) 0 対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) 血中トリグリセリド増加 1(<1 %) 0 心電図再分極異常 1(<1 %) 0 フィブリンDダイマー増 加 1(<1 %) 0 ヘマトクリット減少 1(<1 %) 0 国際標準比増加 1(<1 %) 0 眼圧上昇 1(<1 %) 0 総蛋白減少 1(<1 %) 0 赤血球数減少 1(<1 %) 0 血沈亢進 1(<1 %) 0 トロポニンI増加 1(<1 %) 0 尿円柱 1(<1 %) 0 神経系障害 170(30 %) 9(2 %) 頭痛 90(16 %) 1(<1 %) 浮動性めまい 26(5 %) 1(<1 %) 味覚異常 25(4 %) 0 振戦 12(2 %) 0 知覚過敏 8(1 %) 0 錯感覚 8(1 %) 0 嗜眠 7(1 %) 1(<1 %) 失神 7(1 %) 4(<1 %) 末梢性感覚ニューロパ チー 5(<1 %) 0 傾眠 5(<1 %) 0 異常感覚 3(<1 %) 0 記憶障害 3(<1 %) 0 片頭痛 3(<1 %) 1(<1 %) 平衡障害 2(<1 %) 0 不随意性筋収縮 2(<1 %) 0 末梢性ニューロパチー 2(<1 %) 0 下肢静止不能症候群 2(<1 %) 0 味覚消失 1(<1 %) 0 運動失調 1(<1 %) 0 認知障害 1(<1 %) 0 痙攣 1(<1 %) 0 脱髄性多発ニューロパ チー 1(<1 %) 0 糖 尿 病 性ニューロパ チー 1(<1 %) 0 ジスキネジア 1(<1 %) 0 痙性歩行 1(<1 %) 0 肝性脳症 1(<1 %) 0

(22)

4.副 作 用

(2)その他の副作用

2) BRAF V600E/K 変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者を対象とした海外第Ⅲ相試験

(MEK116513 試験及び MEK115306 試験、n=559)における副作用の発現状況一覧(4)

対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) 神経痛 1(<1 %) 0 視神経炎 1(<1 %) 0 麻痺 1(<1 %) 0 失神寸前の状態 1(<1 %) 0 視野欠損 1(<1 %) 0 血管障害 106(19 %) 30(5 %) 高血圧 62(11 %) 27(5 %) 低血圧 16(3 %) 4(<1 %) ほてり 12(2 %) 0 潮紅 11(2 %) 0 リンパ浮腫 4(<1 %) 0 末梢冷感 4(<1 %) 0 拡張期高血圧 2(<1 %) 0 血腫 1(<1 %) 0 静脈炎 1(<1 %) 0 レイノー現象 1(<1 %) 0 感染症および寄生虫症 87(16 %) 6(1 %) 毛包炎 15(3 %) 0 膿疱性皮疹 13(2 %) 0 口腔カンジダ症 6(1 %) 0 インフルエンザ 5(<1 %) 0 尿路感染 5(<1 %) 1(<1 %) カンジダ感染 4(<1 %) 0 結膜炎 4(<1 %) 0 鼻咽頭炎 4(<1 %) 0 胃腸炎 3(<1 %) 0 爪囲炎 3(<1 %) 0 発汗熱 3(<1 %) 0 上気道感染 3(<1 %) 0 感染 2(<1 %) 2(<1 %) 腎盂腎炎 2(<1 %) 0 鼻炎 2(<1 %) 0 敗血症 2(<1 %) 2(<1 %) 副鼻腔炎 2(<1 %) 0 腟感染 2(<1 %) 0 胆道性敗血症 1(<1 %) 0 気管支炎 1(<1 %) 0 膀胱炎 1(<1 %) 0 大腸菌性膀胱炎 1(<1 %) 0 エプスタイン・バーウイ ルス感染 1(<1 %) 0 大腸菌性尿路感染 1(<1 %) 0 真菌感染 1(<1 %) 0 せつ 1(<1 %) 0 対象例数 N=559 グレード 全グレードの合計 グレード 3,4,5n(%) n(%) ウイルス性胃腸炎 1(<1 %) 0 消化管感染 1(<1 %) 1(<1 %) 単純ヘルペス 1(<1 %) 0 帯状疱疹 1(<1 %) 0 限局性感染 1(<1 %) 0 下気道感染 1(<1 %) 0 好中球減少性敗血症 1(<1 %) 1(<1 %) 口腔真菌感染 1(<1 %) 0 化膿性分泌物 1(<1 %) 0 ウイルス性気道感染 1(<1 %) 0 ウイルス性上気道感染 1(<1 %) 0 ウイルス性ぶどう膜炎 1(<1 %) 0 外陰腟真菌感染 1(<1 %) 0 眼障害 79(14 %) 5(<1 %) 霧視 15(3 %) 0 眼乾燥 12(2 %) 0 羞明 9(2 %) 0 眼痛 6(1 %) 0 流涙増加 6(1 %) 0 ぶどう膜炎 5(<1 %) 2(<1 %) 視力障害 5(<1 %) 0 硝子体浮遊物 5(<1 %) 0 眼瞼浮腫 4(<1 %) 0 虹彩毛様体炎 4(<1 %) 2(<1 %) 網脈絡膜症 3(<1 %) 0 眼瞼痛 2(<1 %) 0 光視症 2(<1 %) 0 網膜症 2(<1 %) 0 視力低下 2(<1 %) 0 眼球乾燥症 2(<1 %) 0 眼瞼炎 1(<1 %) 0 白内障 1(<1 %) 0 脈絡網膜障害 1(<1 %) 0 結膜出血 1(<1 %) 0 角膜沈着物 1(<1 %) 0 嚢胞様黄斑浮腫 1(<1 %) 0 上強膜炎 1(<1 %) 0 眼刺激 1(<1 %) 0 眼そう痒症 1(<1 %) 0 グレア 1(<1 %) 0 角膜炎 1(<1 %) 0 水晶体混濁 1(<1 %) 0 眼部不快感 1(<1 %) 0 眼充血 1(<1 %) 0

参照

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