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平成27年度第3四半期業務報告

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(1)

自 平成 27 年 10 月 1 日

至 平成 27 年 12 月 31 日

平成 27(2015)年度

第3四半期業務報告

平成 28 年 1 月 26 日

本書は、放送法第39条第3項(会長は3箇月に1回以上、自己の職務の執行の 状況を経営委員会に報告しなければならない)に基づき「平成27年度収支予算 と事業計画」の進捗状況を報告するもので、金融商品取引法によって上場企業等 に義務付けられている四半期財務報告とは異なります。

(2)

メディア環境が激変する中、世界から日本への注目が集まる 2020 年を見据えて、

「第一ステップ」として、「挑戦」と「改革」を進める 3 か年計画

(3)

今期の概況

3

「5つの重点方針」の達成状況を測る世論調査について

5

「5つの重点方針」の達成状況

1

7

重点方針1.判断のよりどころとなる正確な報道、

7

豊かで多彩なコンテンツを充実

重点方針2.日本を世界に、積極的に発信

11

重点方針3.新たな可能性を開く放送・サービスを創造

14

重点方針4.受信料の公平負担の徹底に向け、最大限努力

17

重点方針5.創造と効率を追求する、最適な組織に改革

20

(参考)指標による評価

22

(参考)予算の執行状況

26

(1) 収支の状況

27

(2) 受信契約状況・受信料収入

28

(3) その他の勘定

29

予算の執行状況

23

目 次

(4)

【今期の主な取り組み】

重点方針1.判断のよりどころとなる正確な報道、豊かで多彩なコンテンツを充実

・TPP大筋合意やパリ同時テロ事件については、ニュース番組で詳しく伝えるとともに、ク

ローズアップ現代やNHKスペシャルなどで緊急の特集番組を制作し、最新情報を盛り込み

ながら背景や真相を丁寧にわかりやすく伝えた。

・ノーベル賞受賞者の会見やH2Aロケット打ち上げの模様など国民的関心が高い出来事につ

いて、インターネットでニュース関連映像をリアルタイムで提供し、大きな反響があった。

・視聴者視点で事業運営を行うための指標管理の強化に向けて、新たに「地域指標」を導入し、

地域の放送やサービスが地域の視聴者にどう評価されているかを調査した。今後も定期的に

調査を行い、番組内容の改善やサービスの強化・充実に生かしていく。

重点方針2.日本を世界に、積極的に発信

・国際発信の重点地域として位置づけた北米やアジアなどの主要都市で実施した、今期の「国

際戦略調査」によれば、NHKワールドTVに接触のある人の日本への理解度は高水準を維

持し、堅調に推移している。

・11 月を北海道特集月間「So Hokkaido!」として、アジアで人気の旅行先である北海道に関

連した 70 番組を集中編成。冬の観光シーズンを前に、札幌局などとも連携し、訪日外国人

向けにプロモーション活動を行った。

・アフリカの放送局と初の共同制作を行い、フィリピンで連続テレビ小説「あまちゃん」が「お

しん」以来 25 年ぶりに放送されるなど、さまざまな地域で国際展開の可能性が広がった。

TPPの大筋合意、日本人2人のノーベル賞受賞、パリ同時テロ事件、慰安婦問題の最終的解

決で合意した日韓外相会談など、国内外で大きな出来事が相次いだ今期、NHKは放送やインタ

ーネットを通じて正確・迅速な情報提供を行うとともに、緊急の特集番組などを制作して多角的

に掘り下げて伝えた。

今年度後期の連続テレビ小説「あさが来た」は、世帯視聴率(関東地区)が最高で 27.2%とな

るなど好調を維持。放送 90 年大型企画「アジア巨大遺跡」

「新・映像の世紀」は、最新の映像技

術などを活用し、視聴者モニターなどで、NHKならではの番組として高い評価を得た。

NHKワールドTVでは、さまざまな調査をもとに大型ニュース番組「NEWSROOM TOKYO」の演

出を改善したほか、地域放送局制作の番組を英語化し放送する「Hometown Stories」を新設する

など、日本各地の魅力を世界に発信する取り組みを強化した。教育コンテンツの国際コンクール

「日本賞」は創設 50 年。

「世界制作者会議」などを開催し、その意義を積極的に発信した。

実施基準に従い、総合テレビの番組のインターネットによる同時配信(試験的提供B※)の実

験(10-11 月)

、およびスポーツイベントの生放送番組の同時配信(試験的提供A※)の実験(11

月)を初めて行った。課題を検証し、インターネットサービスの改善・向上につなげる。

営業では、受信料収入(12 月末)が前年度と比べて 93 億円増収の 4,969 億円となり、堅調に

推移している。

「クローズアップ現代 追跡“出家詐欺”

(平成 26 年放送)の報道について、BPO(放送

倫理・番組向上機構)から「重大な放送倫理違反があった」などの指摘を受けた。これまで取り

組んできた再発防止策の検証をふまえ、視聴者の期待に反する放送を繰り返さないという強い決

意のもと、再発防止に全局で取り組み、信頼される番組づくりにあたっていく。

12 月、関連団体のNHKアイテックの社員による不正行為が明らかになった。視聴者のみな

さまの信頼を損なう許しがたい行為であり、NHKは指導・監督機能を発揮し、徹底的に調査し

た上で厳正に対処する。

「創造と効率を追求する最適な組織」に向け、NHKグループ経営の抜

本的な改革に取り組む。

今 期 の 総 括

※試験的提供A…実施基準にのっとり、権利処理上の課題や配信システムへの負荷などを検証するため、インターネットでスポーツイベントの生放送番組を一般に対して試験的に提供 すること。 ※試験的提供B…実施基準にのっとり、受信契約者から募集する参加者を対象に、権利処理上の課題や配信システムへの負荷などを検証するため、インターネットでテレビ放送番組を 1日 16 時間以内で期間を限定して試験的に提供すること。

今期の概況

3

(5)

重点方針3.新たな可能性を開く放送・サービスを創造

「試験的提供B」については、受信契約者約1万人を対象に4週間、総合テレビの番組を1

日 16 時間以内で、インターネットで同時配信した。

「試験的提供A」の実験結果とあわせ、

視聴者ニーズや著作権処理、配信システムの負荷やコストなど、課題の検証を進めた。

・平成 28 年に実施予定のスーパーハイビジョン(4K・8K)の試験放送に向けて、番組制

作や送出設備の整備を進めたほか、放送衛星を使った伝送実験を実施した。

重点方針4.受信料の公平負担の徹底に向け、最大限努力

・契約総数は年間目標 51 万件に対して 48.9 万件の増加で進捗率 95.9%、衛星契約は年間目

標 60 万件に対して 62.5 万件の増加で進捗率 104.2%となった。衛星契約割合は 48.6%とな

り、26 年度末と比べ 0.9 ポイント向上した。

・若年層のNHKや受信料に対する意識を調査するグループインタビューを初めて実施した。

テレビ離れが進む若者に向け、ネット動画によるコンテンツ開発などの対策につなげていく。

[受信契約の状況(12 月末)]

重点方針5.創造と効率を追求する、最適な組織に改革

・新放送センターの建設基本計画の策定に向けて、放送機能や視聴者対応機能などの課題ご

とに設けたワーキンググループでの検討を深めた。

・NHKアイテックにおける不正行為については、アイテックとともに国税局に協力しなが

ら調査を行い、全容の解明を進め、結果を踏まえて厳正に対処する。

・NHKのグループ経営を抜本的に見直す検討・推進体制を早急に立ち上げ、改革施策を可

及的速やかに策定し順次実行に移していく。

【収支概況】

・12 月末の収支の状況は、事業収入が 5,118 億円(予算に対する進捗率 74.9%)、事業支出が

4,857 億円(進捗率 71.7%)となり、事業収支差金は 261 億円となった。

・12 月末の受信料収入は、契約収納活動の推進により受信契約件数が増加し、標準を上回る

進捗率(進捗率 75.2%)で 4,969 億円となり、前年度同期に対して 93 億円の増収を確保

する見込みとなった。

〔事業収支(一般勘定)

(単位 億円)

区 分

予算

第3四半期

(10~12 月)

第3四半期 累計(4~12 月)

進捗率

事 業 収 入

6,835

1,694

5,118

74.9%

事 業 支 出

6,773

1,689

4,857

71.7%

事 業 収 支 差 金

62

4

261

〔受信料収入〕

(単位 億円)

区 分

予算

第3四半期

(10~12 月)

第3四半期 累計(4~12 月)

進捗率

27 年度

6,608

1,653

4,969

75.2%

26 年度

6,428

1,621

4,875

75.8%

契約増加件数

26 年度 第3四半期

27 年度 第3四半期

現在数

年間増加目標 累計実績 進捗率 年間増加目標 累計実績 進捗率

契約総数

49

50.7

103.5%

51

48.9

95.9%

3,975

衛星契約

68

67.3

99.0%

60

62.5

104.2%

1,934

※ 衛星契約とは衛星系および地上系によるテレビジョン放送の受信についての放送受信契約

未収削減

(11 月末値)

△13

△9.1

69.9%

△13

△4.8

37.4%

118

(単位 万件)

4

(6)

「5つの重点方針」の達成状況を測る世論調査について

NHK経営計画(2015-2017 年度)では、視聴者のみなさまのNHKに対する期待を

的確に把握し、NHK全体で応えていくことをめざしています。

このため、2012 年度からの経営計画で導入した 14 項目の経営指標を、現経営計画の

重点方針をふまえて改善し、半期ごと(7月・1月)に世論調査を実施しています。14

の指標それぞれについて、NHKに対する期待度と実現度を尋ね、計画の進捗状況を検

証します。みなさまからのNHKへの期待度に、実現度をできるだけ近づける(期待度

と実現度の差を縮める)ことを目標に、事業運営や業務改革を進めていきます。

信頼をより確かに、未来へつなぐ創造の力

NHKビジョン

2015→2020

NHK経営計画

2015-2017 年度

5つの重点方針

判断の

より

どこ

ろと

なる

正確な

報道

、豊

かで

多彩

なコン

テン

ツを

充実

日本を

世界

に、

積極的

に発

新たな

可能

性を

開く

放送・

サー

ビス

を創

受信料

の公

平負

担の

徹底

に向け

、最

大限

努力

創造と

効率

を追

求す

る、

最適な

組織

に改

指 標

質・量両面の放送・ネットサービスの評価

(=「トータルリーチ」

海外における国際放送・国際展開の評価、地域指標 等

満足度、支払率、

衛星契約割合 等

VFM1以上、営業経費率、NHKグループ全体の業務体制改革推進 等

⑭受信

料の

公平

負担

⑬受信

料制

度の

理解

促進

⑫放送

技術

の発

⑪イン

ター

ネッ

トの

活用

⑩人に

やさ

しい

放送

⑨地域

社会

への

貢献

⑧世界

への

情報

発信

⑦新規

性・

創造

⑥多様

性を

ふま

えた

編成

⑤文化

の創

造・

発展

④記録

・伝

③多角

的論

点の

提示

②正確

・迅

速な

情報

提供

①公平

・公

5

(7)

(参考)7月に実施した世論調査の結果

・今期は世論調査を行っていませんので、参考として7月の調査結果を掲載しています(下表)

・世論調査は1月に実施し、結果は第4四半期業務報告で公表します。

※1 層化2段無作為抽出法で抽出し訪問留置法で実施。有効回答数は 1,819 件(有効回答率 50.5%)。 ※2 ③、⑧、⑨、⑩、⑪については、現経営計画の方針に沿う等の理由から、設問を変更している。 ※3 今回掲載した「差(1月)」の結果は、上記の設問変更を行った上で 27 年 1 月に実施したプレ調査結果に基づく値 指標 期待度 (%) 実現度 (%) 差 (7 月) 差 (1 月) ①公平・公正 75.8 73.8 2.0 ( 3.7) ②正確・迅速な情報提供 82.0 69.5 12.4 (10.3) ③多角的論点の提示 77.4 75.2 2.2 ( 3.1) ④記録・伝承 75.9 67.7 8.2 ( 7.6) ⑤文化の創造・発展 74.3 63.0 11.3 (11.3) ⑥多様性をふまえた編成 70.6 52.7 17.9 (17.2) ⑦新規性・創造性 64.2 41.7 22.5 (21.7) ⑧世界への情報発信 74.2 53.4 20.8 (20.4) ⑨地域社会への貢献 75.2 56.8 18.4 (19.9) ⑩人にやさしい放送 74.1 52.6 21.5 (23.0) ⑪インターネットの活用 50.1 39.8 10.3 ( 9.6) ⑫放送技術の発展 64.9 52.7 12.3 (11.0) ⑬受信料制度の理解促進 54.5 32.4 22.0 (24.0) ⑭受信料の公平負担 57.4 30.3 27.1 (28.3) ○は過去調査と比較し期待・実現差が統計的に縮まったもの ○は過去調査と比較し期待・実現差が統計的に広がったもの 今回は、○、○該当なし。 ( )は前回調査における期待度と実現度の差 0% 20% 40% 60% 80% 100%

期待度

実現度

▽全国の 16 歳以上の男女個人 3,600 人を対象に、7月4日~26 日に世論調査を実施※1 ▽各指標の設問に対し、「期待している」と「どちらかというと期待している」と回答した人の割合を「期 待度」、「実現している」と「どちらかというと実現している」と回答した人の割合を「実現度」とする。 ※2 ※2 ※2 ※2 ※2 ※3

6

(8)

「5つの重点方針」 第3四半期の達成状況

■TPP大筋合意、日韓外相会談など、国の進路に関わる動きを、多角的な視点で正確・迅

速に伝えた。

■戦後 70 年、放送 90 年関連の大型特集番組を放送し、好評を得た。

■2020 年東京オリンピック・パラリンピックを視野に入れたスポーツ番組の開発に取り組んだ。

■幅広い世代の接触の向上をめざし、開発番組の試作や、定時番組のテーマや出演者を工夫

するなど改善に取り組み、成果を上げつつある。

▽総合テレビの朝の時間帯の視聴率が伸びている。一方、リーチは若干の減少傾向が続く。

①「命と暮らしを守る」報道に全力を挙げ、東日本大震災からの復興を積極的に支援

首都直下地震や南海トラフ 巨大地震などに備え、いか なる時にも放送・サービスを 継続するため、本部や、代 替機能を担う大阪局など、 放送局の機能や運用・実施 体制を強化 ・10 月に鳥取県湯梨浜町で最大震度4の地震が続いたことを受け、鳥取局に自動監視システ ムを配備、夜間撮影に備え超高感度カメラも設置し、24 時間監視態勢をとった。12 月に震 度4の地震が発生した際は、揺れの様子を迅速に伝えた。 ・福島県小良ケ浜の原発の様子も撮影できるカメラの設置場所が9月の大雨で崩壊。暫定的 に大熊町に太陽光で稼働できる簡易カメラを設置して 24 時間監視を継続した。 ・北海道と東北で各ブロック内の放送局が参加する非常災害対策訓練を実施した。 ・放送センターの機能停止時に国際放送を発信する訓練を兼ね、代替機能を整備した大阪局 からNHKワールドTV「NEWSROOM TOKYO」を放送した。(11/2・3) ・大阪局・松山局で、災害時の停電に備えた自家発電用燃料タンクの増量整備が完了した。 スーパーハイビジョンやインタ ーネットなど、新しい技術を 活用し、正確・迅速で、多角 的な防災・減災報道を強化 ・緊急報道でより多くの情報を提供するため、ニュース速報の文字数を 18 文字に増やした。 全国放送で「特別警報」の速報スーパーを自動的に作成するシステムが完成。より速やか に放送できるようになった。 ・11 月に「IP時代の緊急報道 現場取材マニュアル」をまとめ、携帯端末やインターネッ トを活用した緊急報道を的確に実施できるようにした。 ・さまざまなデータを視覚化する「NMAPS」の活用を進めたほか、バーチャルリアリテ ィ技術を導入して東京電力福島第一原発の内部や豪雨の被害などを視覚的に伝えた。 ・ヘリコプターから8Kの高画質で各地域の映像を記録し、災害発生時の被害把握等に活用 する「8K空撮を活用した防災減災プロジェクト」で、三重県・静岡県を撮影。 東日本大震災の課題やエネ ルギー問題に向き合う番 組、防災・減災に役立つ番 組、さまざまな大規模災害 からの復興を支援する番組 や応援キャンペーンなどに 取り組み、積極的に発信 ・NHKスペシャル・シリーズ東日本大震災では、「“津波の海”を潜る」(10/31)で水中撮 影を駆使して津波のダメージと回復の兆しを伝えた。「追跡 原発事故のゴミ」(11/21)で は独自の取材で除染作業の廃棄物の実態を報じた。ETV特集「更地と風とカレーライス」 (10/3)では宮城県名取市閖上の住民の、今なお続く苦悩と復興への課題を描いた。クロ ーズアップ現代「“夢の原子炉”はどこへ」(12/8)は事故後の核燃料サイクル計画の現状 と課題を伝えた。BS1スペシャル「大水害 メガシティを襲う高潮・洪水の脅威」(12/5) は世界の大都市に迫る高潮や洪水の脅威を映像化して反響を呼んだ。 ・「ニュースウオッチ9」はキャスターが被災地を取材する企画を放送した。「おはよう日本」 などのニュースでも各放送局と連携し、被災地の現状を伝える企画を多数放送した。 ・11 月に「公開復興サポート in 多賀城」を実施。「ストレッチマンⅤ」「チャリダー★」など 9本の番組が参加し、公開収録やイベントを行った。 ・震災報道に携わった職員の持つ資料を収集・分析し、将来の震災報道のあり方を研究する プロジェクトを発足させた。 ・東日本大震災アーカイブスで公開する証言・映像は 603 本になった。被災地情報をまとめ た「地域まとめ」に大槌町、多賀城市、飯舘村を掲載した。 ・関東・東北豪雨から1か月の節目に、「あさイチ」などの番組で被害の実態や復興の課題な どについて丁寧に取り上げた。

達成状況 一覧

重点方針1.判断のよりどころとなる正確な報道、豊かで多彩なコンテンツを充実

主な取り組みと評価

7

(9)

②日本や世界の課題に向き合い、新たな手法を活用して真相に迫る報道を充実

公平・公正で、正確・迅速な 報道を堅持し、広範な取材 ネットワークを生かして、時代 を読み解く、わかりやすく丁 寧なニュース・番組を積極 的に発信 ・「週刊ニュース深読み」では「介護施設暴力」「ブラックバイト」「マタニティーハラスメン ト」などの社会の課題を深く掘り下げて伝えた。「中国人観光客爆買い」「パリ同時テロ事 件」などの背景にある海外の動きや課題を分かりやすく伝えた。 ・TPP大筋合意の直後、緊急のNHKスペシャルを放送(10/16)。担当大臣や識者による 分析・討論を行い、多角的に伝えた。安全保障関連法についてNHKスペシャル「自衛隊 はどう変わるのか」(12/19)で検証した。 ・夫婦別姓を認めない民法規定に関する最高裁判決を前に、国民の意識調査を 11 月に実施、 賛成と反対が拮抗する結果を「おはよう日本」「クローズアップ現代」などで伝えた。 少子高齢化、社会保障、い じめ、多様な働き方、紛争、 安全保障など、日本や世界 の政治、経済、社会、文化 などの課題に迫る骨太な番 組を強化 ・NHKスペシャルのシリーズ「認知症革命」(11/14・15)で早期発見と予防に役立つ最新の 知見を伝え、他のメディアで取り上げられるなど反響を呼んだ。 ・「いじめをノックアウトスペシャル」第6弾(10/10)で「100 万人の行動宣言」が目標を達 成した。今後も「いじめを防ぐ LINE スタンプ」アイディア募集やキャンペーン連動ドラマ などの新しい取り組みで学校や家庭への浸透をめざす。 ・日本社会の変化に迫る大型討論番組「私たちのこれから」を編成し、「雇用激変」「介護危 機」を放送した。介護については、一週間前に放送した「急増無届け介護ハウス」と連動 させ、番組審議会で高い評価を得たほか、視聴者からも多くの反響があった。 ビッグデータの多角的分析 を活用するデータジャーナリ ズムなど、新手法の調査報 道を強化 ・NHKスペシャル「私たちのこれから・介護危機」(12/12)で双方向システムとPC・ス マホによる生投票を実施した。(参加者約 22,000 人) ・「データなび 世界の明日を読む」では、日本人に多い名字や珍しい名字にまつわるデータ (11/28)を取り上げ、男女 50 代によく見られた。 ・ウェブサイト「データなび」で 360°バーチャル・リアリティを活用して福島第一原発や北 朝鮮軍事パレードの現場を伝えるなど新しい表現に挑戦した。 インターネットを活用した情 報の収集や発信により、報 道を強化 ・NEWS WEB の特設ページでは阿蘇山噴火、台風 23 号のほか、ノーベル賞日本人受賞会見やH 2Aロケット打ち上げなど、災害以外の関心の高いニュースの関連映像もリアルタイムで 提供した。パリ同時テロ事件、マイナンバー、軽減税率なども特集した。

③視聴者の幅広い期待に応えて、見ごたえある魅力的なコンテンツを開発・制作

戦後 70 年、放送 90 年の節 目に多彩な大型企画を制作 ・NHKスペシャル「新・映像の世紀」(全6回)の放送を開始。デジタル技術で修復した鮮 明なフィルム映像が話題となり幅広い世代に見られ、番組審議会や視聴者モニターでも高 く評価された。 ・ETV特集は多様な視点で戦後 70 年の特集を放送した。「FOUJITA と日本」(10/31)、「それ はホロコーストの“リハーサル”だった 障害者虐殺 70 年目の真実」(11/7)、「戦後 70 年 ドナルド・キーンの“日本”」(11/14・21)、「“医師の罪”を背負いて 九大生体解剖事件」 (12/12)などがよく見られ、視聴者から多くの反響があった。 ・BS1スペシャルでは「戦争を継ぐ 山田洋次・84 歳の挑戦」(11/15)、「私はどこに還るの か 中国残留孤児の歳月」(12/23)などを放送した。 ・クローズアップ現代はシリーズ戦後 70 年の締めくくりとして「若者たちへ 映画監督・岡 本喜八のメッセージ」(10/28)を放送した。 取材・制作力やスーパーハ イビジョン(8K・4K)などの表 現力を生かし、国際展開も 視野に、複数年かけて取り 組む大型コンテンツを強化 ・NHKスペシャル「アジア巨大遺跡」(全4回)を放送した。アンコール遺跡群や三内丸山 遺跡などの貴重な映像をスーパーハイビジョンで撮影し、最新の研究成果を美しい映像で 伝えた。8Kコンテンツとしての制作も進める。 ・4K制作の大型ドラマ「精霊の守り人」の第1シリーズが撮影終了。平成 28 年3月の放送 開始に向けた制作と共にプロモーションの準備を進める。 幅広い視聴者に愛される番 組、次の世代の育成に役立 つ番組など、魅力あふれる 多彩なコンテンツを開発・制 作 ・連続テレビ小説「あさが来た」は、平均視聴率 23.1%(ビデオリサーチ・関東地区 世帯視聴 率 以下同様)とよく見られた。NHKオンデマンドでは放送第1週の見逃し配信を無料にし、 視聴機会の拡大につなげた。 ・大河ドラマ「花燃ゆ」が完結(12/13)。幕末の激動を女性の視点でとらえたほか、維新後の地 方の近代化を描き、これまでにないドラマと評価された。平均視聴率は 12%だった。 ・「ためしてガッテン」(12/23)や「プロフェッショナル 仕事の流儀」(10/26)など通常の 番組時間を拡大した特集で、複数のテーマを取り入れる新しい演出を導入し、若い世代を 含め視聴を向上させた。 ・「鶴瓶の家族に乾杯」「ファミリーヒストリー」「Rの法則」「ウワサの保護者会」など多く の番組で、想定する年齢層を意識したテーマ設定や出演者選びを一層強化し、若い世代を 中心に接触を増やした。 ・BS1は平日午前の視聴者の開拓をめざしてドキュメンタリー番組を集中編成し、午前の 時間帯のリーチが向上した。

8

(10)

・BSプレミアムでは「一本の道」「2度目の○○ おこづかい5万円で充実旅」など、新番 組の開発に取り組み、新たな視聴者の開拓を進めた。 ・ラジオ第1ではメールやツイッターで参加できる特集番組「ガチゴエ 恋愛に苦しむ若者た ち」(11/23)を放送し、多くの人がWEBやアプリから訪問した。 ・「第 66 回NHK紅白歌合戦」はアニメ紅白などの企画を交え、視聴率は第1部 34.8%、第 2部 39.2%だった。若い年代も含む幅広い年齢層に視聴された。 ・第 13 回「NHK音楽祭」でロンドン交響楽団など4団体の公演を実施、EテレやFMで生 放送のほか、多彩な番組を放送し、NHKのクラシック音楽番組の評価を高めた。 2020 年の東京オリンピック・ パラリンピックに向けた情報 や番組を充実 ・体育の日(10/12)に「めざせ!2020 年のオリンピアン/パラリンピアン」の特集番組を放 送。これまでのオリンピック・パラリンピックの名場面を振り返り、2020 年をめざす若手 アスリートたちを紹介した。「スポーツ追体験ドキュメント」「アスリートの魂」などの番 組でも多くの競技や選手を紹介し、スポーツの魅力を伝える多様な演出に挑んだ。 ・「スポーツイノベーション」(12/19)は、スポーツの戦術や選手強化など多様な分野で進む データの活用に注目し、最新の映像技術で表現するなど、新しいスポーツ番組の可能性の 開拓に取り組んでいる。 ・10 月の車いすバスケットボールのアジア選手権を2日間生中継。「ハートネットTV」では視 覚障害サッカーなどの魅力を伝えた。BS1では「ドーハ障害者陸上世界選手権」を放送した。 取材・制作の過程で得られ る多くの情報を、放送やイン ターネットなど、さまざまな伝 送路を用いて効果的に発信 ・NHKスペシャルのホームページでは、「アジア巨大遺跡」で撮影した4K・8Kの素材か ら制作したインターネット配信用動画を公開し、反響を得た。「新・映像の世紀」特設サイ トでは、映像資料を公開し、番組視聴への誘導に取り組んでいる。 ・「NHKゴガク」会員が 12 月に 100 万を突破。45 歳未満が半数以上をしめ、幅広い世代か ら利用されている。 ・「NHK for School」のユーザー数が 10 月に 166 万を記録。一方でコンテンツが多く必要 なものが見つけにくいという学校現場からの要望が増え、改善に取り組んでいる。 ・「地域づくりアーカイブス」のサービスを開始(10/10)。平成 28 年4月の本格稼働に向け コンテンツを拡充していく。

④放送局は、地域の「安全・安心の拠点」となり、地域活性化に積極的に貢献

NHKの全国ネットワークを生 かし、防災・減災報道、緊急 報道などに全力を挙げるとと もに、ラジオの発信強化な ど、平時から非常災害時に 備えた取り組みを推進 ・防災・減災を目指すNHKスペシャル「メガディザスターⅡ 火山列島地下に潜むリスク」 (10/4)では、箱根、阿蘇、口之永良部島など日本各地で火山活動が続く状況を受けて、当 初の放送予定を半年繰り上げて伝え、評価を得た。 ・「おはよう日本」では、「想定外の津波にどう備える」(仙台局・高知局)、「被災地の若者移 住作戦」(仙台局)、「大槌町復興計画見直し」(盛岡局)、「震災後初の国勢調査」(福島局) など、被災地の放送局が取材した震災後の課題と復興について伝えた。 ・ラジオ「先読み!夕方ニュース」では、「横浜市のマンションデータ偽造問題」、「国際的な 地球温暖化対策」、健康や暮らしを守るための「冬場の感染症」、「PM2.5の問題」など を特集で伝えた。 地域や日本の課題にしっか りと向き合うニュースや番組 を、地域や全国に積極的に 発信 ・「おはよう日本」では「おいしい米 競争激化」(青森局)、「山口組“分裂”深まる対立」 (名古屋局)、「広がるネット上の個人取引」(松山局)、「移住の新たな動き 孫ターン」(徳 島局・松江局)など、放送局で制作した企画に新たな情報を盛り込んだり、複数局の企画 を組み合わせたりして特集として放送した。 ・「ニュースウオッチ9」では、3月開業の北海道新幹線で、地元が強く要望していた東京- 新函館北斗間“4時間未満”の運行見送りについて独自取材した(12/3)。大阪での“郵送 された骨を永代供養するビジネス”を端緒に全国的に進むお墓の無縁化についてのルポ (10/23)など地域の課題と解決策を提示した。 ・「クローズアップ現代」は、シリーズ「瀬戸際の温暖化対策」(11/25・26)としてCOP21 を特集、 視聴者の関心を喚起した。一方で、「町内会が消える?」(11/4)など身近な問題もとりあげた。 自然や文化、人や暮らし、観 光資源など、地域の魅力や 価値を、インターネットも活用 して、積極的に全国や世界 に発信 ・「クローズアップ現代」では若者の地方移住をテーマに放送(12/2)。全自治体を対象にアン ケート調査を実施して移住の実態を明らかにし、データをもとに地方再生へのアプローチ を示した。世帯視聴率は 11.9%と高い関心を集めた。 ・「ふるさとの希望を旅する」(10/12)「見せます!地方のプライド」(11/25)など、地域活性 化に向けた各地の取り組みや課題について考える特集番組を編成した。 ・沖縄局制作の「ドキュメント沖縄戦」シリーズをNHKオンデマンドで配信。NHKスペシ ャルとあわせて特集ページで展開した。 地域を舞台にしたドラマや公 開番組など、地域を応援す る放送・サービスやイベントを 効果的に実施 ・福岡局では、「ダイスキ!福岡キャンペーン」を「二都物語」(12/13BSプレミアム)や初の 前後編地域ドラマ「いとの森の家」(12/4・11 総合・管中、12/26・27BSプレミアム)等と連 動して展開。地域放送局初の試みとして地域ドラマの facebook 広告も実施した。 ・山形局制作の地域発ドラマ「私の青おに」(11/18BSプレミアム)は、地元新聞社や山形 市、大学とも協力してキャンペーンを展開。県内で収録した「BSコンシェルジュ」には

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(11)

430 人超の観客が来場した。 ・「民謡魂 ふるさとの唄」(総合)を滋賀、青森で公開収録。「民謡をたずねて」(ラジオ)は静 岡、北海道、千葉、神奈川、高知で公開収録するなど、音楽と地域の魅力を題材に展開した。 放送局のデジタルサービス は、安全・安心に役立つ情 報を中心に、選択と集中で 実施 ・仙台局ではJR東日本の東北地方鉄道運行情報をデータ放送で表示するシステムを独自開 発。ダイヤが乱れた日は7倍のアクセスがあるなど、視聴者の生活に密着したデジタルサ ービスを強化した。 ・釧路局では「北方領土プロジェクト」のサイトを全面リニューアル。元島民への大規模ア ンケートのデータなどコンテンツを充実させ、1か月のアクセス数が4倍になった。 NHKの「地域社会への貢 献」を評価する手法を開発 し、地域貢献を強化 ・10 月から 11 月にかけて地域指標の本調査を実施。結果を詳細に分析し、地域サービスを向 上するため、番組改定や放送局の目標設定に活用する。

地域を元気にする番組を充実

◇BSプレミアムでは地域放送局制作のドラマ5本を放送した。

「ガッ

タンガッタンそれでもゴー」

(岐阜局)

「私の青おに」

(山形局)

「東

京ウエストサイド物語」

(首都圏放送センター)

「農業女子“はらぺ

娘”」

(札幌局)、

「いとの森の家」(福岡局)

。地域に生きる主人公を

通じて、その土地の魅力を伝えた。

反響を呼んだ大型番組

◇放送 90 年の大型シリーズとしてNHKスペシャル「新・映像の

世紀」がスタート。25 年前の人気シリーズが最新技術によるフ

ィルム修復と新たな発掘映像で刷新され、幅広い世代から好評を

得た。NHKスペシャル「認知症革命」は最新の知見で認知症の

予防や治療の可能性に光を当て大きな反響を呼んだ。歴史の暗部

を障害者の視点から描いたETV特集「それはホロコーストの

“リハーサル”だった 障害者虐殺 70 年目の真実」

(11/7)にも

視聴者から多くの声が寄せられた。

各チャンネルの概要

◇総合テレビは平日の朝が好調。連続テレビ小説「あさが来た」が

幅広い世代から視聴されている。一方、全体では視聴率が伸び悩

み、週間リーチは4-19 歳・30 代・40 代女性が減少傾向にある。

「ためしてガッテン」などでは、スペシャル版で新しい演出や出

演者の工夫を取り入れ、成果が出始めている。

◇Eテレの週間リーチは前年同期と大きく変わらないが、30 代・40

代の女性が伸びている。データ放送連動番組「デジタルであそぼ

おかあさんといっしょ」などがよく見られた。今年度から放送時

間を 22 時台に早めた平日夜間の趣味実用教養番組の好調が続く。

【ピックアップ】

NHKスペシャル「新・映像の世紀」 「私の青おに」(山形局制作)

・東日本大震災5年に向け、本部と地域の放送局が連携して、復興や防災・減災などの課題に向

き合う番組の取材・制作を進め、公共放送の使命を果たす。

・開発番組の手ごたえ、放送関係の各指標の動きを踏まえて、50 代以下のリーチを伸ばすこと

をめざして、番組の改善や開発に引き続き取り組む。

今後に向けて

連続テレビ小説「あさが来た」

◇BS1すべての時間帯でリーチが前年同期を上回った。

「BS世界のドキュメンタリー」を視聴しやす

い 23 時に移したことなど効果が出ている。

「ATPマスターズ 1000」は錦織圭選手の試合を中心に 20

代・30 代の視聴を伸ばした。

◇BSプレミアムは世帯視聴率に変化はないが、週間リーチは 30 代・50 代女性を中心に減少している。

海外ドラマの不振の影響とみられる。一方「一本の道」などの開発番組が 50 代の視聴を獲得した。

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「5つの重点方針」 第3四半期の達成状況

■NHKワールドTVでは、大型ニュース番組「NEWSROOM TOKYO」の演出を改善したほか、

地域から世界への情報発信を強化するため、地域の番組を英語化して放送する「Hometown

Stories」を新設するなどの取り組みを進めた。

■アフリカの放送局と初めての共同制作を行い、フィリピンで連続テレビ小説「あまちゃん」

が「おしん」以来 25 年ぶりに放送されるなど、さまざまな地域で国際展開の可能性が広が

った。

■教育コンテンツの国際コンクール「日本賞」が創設 50 年を迎え、応募作品の上映会や「教

育コンテンツ世界制作者会議」などを開催し、その意義を積極的に発信した。

▽10~11 月に重点地域で実施した国際戦略調査によれば、NHKワールドTVに接触のある

人の日本への理解度は高水準を維持し、堅調に推移している。

①「信頼される国際放送」として、日本を世界に、発信を強化

英語によるテレビ国際放送「NHKワールドTV」は、 北米とアジアを重点地域と位置づけ、「見たくなる国 際放送」をめざして、視聴意向などを把握して、ニュ ース・番組や編成を充実・強化 ・大型ニュース番組や現地制作の大型討論番組 を新設 ・観光、食、ファッション、アニメ、先端技術など、 日本の文化、産業、科学技術などを多彩に発 信 ・国内で放送する番組の英語化を進め、日本の 魅力や姿を積極的に発信 ・「NHKワールドTV」の認知度向上のため、重点 地域などでのプロモーションを強化 ・国内外の取材・制作体制の強化や日本国際放 送(JIB)をはじめとする関連団体との連携の強 化などを通じて、実施体制を強化 ・大型ニュース番組「NEWSROOM TOKYO」は、グループインタビュー調 査や視聴者からの意見を踏まえて、12 月からグラフィックの改良や 新コーナーの設置、ウェブへの誘導など、演出面の改善を行った。 ・地域から世界への発信を強化するため、今年度後期から、地域放送 局制作の番組を英語化して毎月1本放送する「Hometown Stories」 を新設した。高松局や釧路局、大阪局の番組を放送。 ・11 月を北海道特集月間「So Hokkaido!」として、アジアで人気の旅 行先である北海道に関連した番組から 70 番組を集中編成した。 ・ブラジル人が人口の1割を占める群馬県大泉町で、日本とブラジル の外交関係樹立 120 年を記念し、前橋局が関連イベントを実施。ラ ジオ日本のポルトガル語放送の公開収録や、写真展などを国際放送 で発信した。 ・米国の公共放送PBS加盟局の編成担当者が集まる会議に、料理番 組「Dining with the Chef」の出演者が参加し、約 120 局の関係者 を前に番組をPR。番組配信が広がり、全米の 82%の世帯で視聴可 能になった。 ・報道局や各地の放送局と連携し、国内向けリポートを英語化したり、 大きなニュースを協力して取材するなど、制作体制を強化した。 「NHKワールド」のウェブサイトを刷新し、国際放送 の主要番組のビデオ・オン・デマンドサービスの導入 やウェブニュースの多言語化の充実など、インター ネットの発信と普及活動を強化 ・「NHKワールド・オンライン」は、11 月にトップページを刷新し、 先行してリニューアルした英語ニュースページと合わせて、ウェブ サイトの全面刷新を達成した。 ・6月に運用を開始したVODサービスは、週平均の再生回数が月を 追うごとに上昇し、前期比で約 5,000 回増えて約 17,000 回となった。 ・第2四半期に刷新したラジオ日本の 17 言語のホームページについ て、改修後の反響をまとめ、改善に向けた作業を進めた。

受信環境の整備を効果的に実施 ・Apple TV、Amazon Fire TV向けのNHKワールドTVアプリを 開発し、10 月からサービスを開始した。 重点地域での国際放送の強化の取り組みなどを評 価する指標を導入・活用 ・重点地域と位置付けた北米とアジアの主要都市などで、国際戦略調 査を実施した(10~11 月)。NHKワールドTVへの接触者の日本 への理解度は、高い水準を維持している。

・「Biz Buzz Japan」について日本国内に住む外国人を対象にグループ

達成状況 一覧

重点方針2.日本を世界に、積極的に発信

主な取り組みと評価

(13)

インタビューを実施(11 月)。テーマや演出などについての意見を 聞いた。 ・ターゲット層がどのようなニュースに関心があるのか、ニューヨー ク・ロサンゼルス・シンガポールで、関心度を測定するアンケート 調査を実施した(12 月)。 ②

国際戦略を強化し、コンテンツ展開など、さまざまな分野で世界に貢献

質の高い大型コンテンツの国際共同制作、国際版 の制作や販売、優れた放送技術の普及など、さま ざまな形での国際展開を、NHKと関連団体が連携 して積極的に推進 ・南アフリカの公共放送局SABCとEテレ「大科学実験」の共同制 作を行った。アフリカの放送局と初めての共同制作が実現した。 ・フィリピンTV5で、10 月から連続テレビ小説「あまちゃん」の現 地語吹き替えによる放送が始まった。JIBが中心となり、マニラ で関連イベントを実施し、若者をターゲットとしたプロモーション を展開した。 ・国際交流基金の協力によって、連続テレビ小説「カーネーション」 が新たにアフリカ、東ヨーロッパ、中南米など 20 か国で放送される 見込みとなった。これまでの展開先とあわせて 31 の国と地域とな り、「おしん」に次ぐ規模となる。 ・ミャンマーMNTVのNHK番組枠が 12 月から拡充。関連団体から の番組調達や現地語版の制作を行った。 ・ベトナムの新たな教育チャンネルVTV7の立ち上げのため、NH Kグループが編成案や技術整備等のコンサルティング業務を行い、 11 月に試験放送を開始。高い評価を得た。 国際マーケットを意識した制作手法の開発など、国 際展開を強化するための体制整備を推進 ・海外からの視点を取り入れたドキュメンタリー番組の公開提案会議 を実施(10/29)。海外アドバイザーなどにプレゼンし、フィードバ ックを受けたほか、評価の高い番組提案「ベスト6」を選出。うち 2本は海外の放送局などとの共同制作が決定した。 ・「ドキュメント 72 時間」では、韓国KBSとの国際共同制作を着実 に実施したほか、教育コンテンツ「ピカイア!」は、海外放送枠で もアニメ単独で放送できるよう構成を工夫して制作するなど、国際 展開を意識した番組制作に取り組んだ。 自然、科学、防災、教育などの放送ジャンルや放 送技術など、NHKの得意分野を生かし、国際会議 や研修などを通じて世界に貢献 ・創設 50 年を迎えた教育コンテンツの国際コンクール「日本賞」(10/15 ~22)は、55 の国と地域から 339 作品の応募があった。Eテレです べての受賞作品と舞台裏ドキュメント番組を放送し、日本賞の意義 を広く伝えた。 ・世界の主要な国際放送7機関の首脳が集まるDG7の年次会議(東 京・11/29~12/1)では、NHKが初めてホストを務め、国際放送機 関の共通の課題などについて意見交換したほか、表現の自由や、市民 による情報へのアクセスの保障などを訴える共同宣言をまとめた。 ・ABU(アジア太平洋放送連合)総会(イスタンブール・10/24~31) では、担当理事が「NHKの災害報道」をテーマとする講演を行っ たほか、NHKの取り組みを紹介する多くのプレゼンテーションを 行った。 ・EBU(欧州放送連合)主催の国際会議(ベルリン・10 月)では、 災害・気象等のビッグデータを可視化するNMAPSなど、NHK が開発した最新技術を紹介し、高い評価を得た。 ・「世界科学歴史プロデューサー会議」(ウィーン)では、科学・環境 番組のプロデューサーが発表し、NHKの科学番組の制作力の高さ を世界にアピールした。 世界の放送局や関係機関と連携して、映像アーカ イブの保全や利活用など、文化的な貢献を強化 ・FIAT/IFTA(国際テレビアーカイブス連盟)総会(ウィー ン・10/7~10)で、4K・8Kの映像保存について報告。またAB U技術委員会でも映像のファイル化について発表し、NHKアーカ イブスの経験とノウハウを共有した。 ・NHKアーカイブス・ポータルサイトに英語ページを開設し、NH Kの放送の歴史などを動画クリップで紹介。 NHKの国際化への対応を進め、国際情報の収集と 戦略開発への反映、国際人材の育成、NHKブラン ドの積極発信などを推進 ・海外のビジネススクールや、米国スタンフォード大学、MITメデ ィアラボへの職員派遣を継続。メディアの最先端の動きを把握し、 国際発信の戦略開発に取り組んでいる。 ・「国際共同制作・国際展開」研修を新たに実施した(10 月)。職種を 越えて多くの職員が受講し国際展開業務の最前線を学んだ。

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(14)

【ピックアップ】

・NHKワールドTVは、新年度を見据え、さまざまな調査の結果を踏まえて、番組のテ

ーマや演出など内容改善に取り組むとともに、地域からの情報発信をさらに増やすため

の体制を、各放送局と連携して構築していく。

・国際社会で通用する高品質の番組を制作するため、多くの制作者が国際展開の知識と経

験を共有できるよう取り組みを進めるとともに、アフリカなどの新たな地域やジャンル

でのNHKコンテンツの展開を継続して推進する。

今後に向けて

「NEWSROOM TOKYO」リニューアル

◇大型ニュース番組「NEWSROOM TOKYO」は、さまざまな

調査結果を参考に、番組の演出を改善した(12 月)

項目ニュースを多角的に伝えるコーナーの新設や、グ

ラフィックの改良など、より見たくなるニュース番組

をめざす。

地域の番組を世界に発信

◇年度後期の番組改定では、地域放送局制作の番組を英

語化して放送する「Hometown Stories」を新設。日本

各地の暮らしや文化、産業などを描いた、ローカル色

豊かでバラエティに富んだ番組を世界に向けて発信

している。第1回は、高松局が制作した「学校再開 過

疎 の 島 が よ み が え る ~ 瀬 戸 内 海 男 木 島 ~ 」 を

「School of Hope」として放送。瀬戸内海の小さな島

に移住してきた家族や島の住民の1年を追ったドキ

ュメンタリーに対して、「日本人の暮らしぶりを知る

ことができた」などの好意的な意見が寄せられた。

アフリカの放送局と初の共同制作

◇南アフリカの公共放送局SABCと、Eテレ「大科学

実験」を共同制作した。カラハリ砂漠などを舞台に、

身長5mのキリンを巨大なピンホールカメラで撮影

する実験や、砂漠で水を集める実験など、アフリカな

らではの内容となった。アフリカの放送局との共同制

作は初めての試み。

教育コンテンツの国際コンクール「日本賞」創設 50 年

◇各国の教育番組の向上を図り、国際理解と協力を増進す

る目的で創設された教育コンテンツの国際コンクール

「日本賞」が 50 年を迎えた。今年は 55 の国と地域から

339 作品の応募があり、NHKは「デザインあ」が幼児

向けカテゴリーで最優秀賞を受賞した。また創設 50 年を

機に、教育コンテンツの発展に尽力してきた個人や団体

に、

「NHK会長賞」を初めて贈った。

◇応募作品の上映会や、

「教育コンテンツ世界制作者会議」

などを開催し、教育コンテンツの最新トレンドやメディ

アの役割を議論するとともに、日本賞の意義を発信した。

「Hometown Stories」 「大科学実験」 「日本賞」 「NEWSROOM TOKYO」

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(15)

「5つの重点方針」 第 3 四半期の達成状況

■インターネットを活用した発信については、実施基準に基づき、10 月から 11 月にかけて、

総合テレビのインターネットでの同時配信(試験的提供B)の実験を行い、視聴ニーズ、

著作権処理、配信システムへの負荷、各種端末の対応状況、認証システムなどの課題の検

証を進めた。

■2016 年に開始予定のスーパーハイビジョン(4K・8K)試験放送に向けて、番組制作・

送出設備の整備を進めたほか、放送衛星を使った伝送実験を行い、受信した8Kコンテン

ツのパブリックビューイングを実施した。

① インターネットを活用して、より多くの人にNHKコンテンツを届ける新たなサービスを創造

放送法の改正を踏まえ、テレビだけでなく、パソ コンやスマートフォン、タブレットなどでも、NHKの 公共性の高い情報や番組などのコンテンツに積 極的に接してもらうため、「インターネット実施基 準」に則り、インターネットを活用したサービスを 強化 ・台風 23 号(10/8・9)関連の映像を、防災・減災に役立てるためインター ネットでリアルタイムで提供した。また、阿蘇山に設置した無停電ロボ ットカメラのライブ映像を放送局のホームページから提供したほか、ノ ーベル物理学賞・梶田隆章さんの会見(10/6)やH2Aロケット打ち上 げ(11/24)のニュース関連映像をリアルタイムで提供した。 ・NHKオンラインにスマートフォン用「お試し版」をリリースし、地域 の情報をトップページに反映できるしくみを導入した(11 月)。 ・「紅白歌合戦」用のスマートフォンの公式アプリで、出演者や舞台裏の 情報、視聴者投票に参加できる仕組みを提供し好評を得た。 ・平成 28 年度の導入にむけて「NHKニュース・防災アプリ」の検討を 進めた。 インターネットを活用してNHKのコンテンツをより 広く届けるため、“放送の同時再送信”の課題の 解決を図るとともに、取り組みを推進 ・実施基準に基づき1日 16 時間以内で総合テレビをインターネットで同 時配信する「試験的提供B」の検証実験を初めて行った。10 月から 11 月の4週間、受信契約者から募集した 9,898 人を対象に実施し、視聴ニ ーズや配信システムへの負荷、PCやスマートフォンをはじめとする各 種端末の対応状況、著作権処理、認証システムの機能等の課題を把握し て、実験結果の検証を進めた。 ・スポーツイベントの生放送番組を同時配信する「試験的提供A」の検証 実験を「NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」(11/27~29)で実 施し、広く一般に提供した場合の視聴ニーズ等を検証した。 放送、「NHKオンライン(NHKホームページ)」と 「NHKオンデマンド(NOD)」の連携を強化する など、利用者の利便性を向上 ・広報スポットや、「プレマップ」「とっておきサンデー」の特集などでN ODの認知度向上に取り組んだ結果、放送後の会員登録数が増加した。 ・NHKオンデマンド初の試みとして、連続テレビ小説「あさが来た」第 1週(6話分)の無料配信を実施し、NODの会員登録数の拡大など、 利用促進策として大きな効果を上げた。 ・12月にはNODサービス開始7周年を記念して「7days フェア」を開 催した。①27本の人気番組の日替わり無料配信、②「特選」ライブラリ ーの視聴を促すランキングの発表、③高画質配信の試行を実施した。 NHKオンデマンドでは、高精細映像(4K)の動 画配信など、新たなサービスを実施 ・外部プラットフォームから追加の要望が出ている4K画質コンテンツの 番組ラインナップについて、充実にむけた検討を進めている。 放送と通信の連携サービス「ハイブリッドキャス ト」は、24時間いつでも活用できるサービスを中 心に充実を図り、より効果的で魅力的なサービ スを選択して実施 ・特集番組「デジタルであそぼ!おかあさんといっしょ」では、ハイブリ ッドキャストを使った双方向機能により、視聴者がリモコンを操作して 番組キャラクターや人気の歌で遊べるサービスを試行。 ・11月に広島で実施された国際電気通信連合(ITU)主催のシンポジウ ムで、NHKが開発したハイブリッドキャストのサービス「かおテレビ」 のデモ展示などを行い、魅力を伝えた。

達成状況 一覧

重点方針3.新たな可能性を開く放送・サービスを創造

第 3 四半期の主な取り組みと評価

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放送やインターネットを通じてNHKのコンテンツ に接触する利用者の利便性を向上させるため、 認証や管理のシステムを整備 ・NHK全体の認証システムの整理にむけ、認証やIDのあり方について 引き続き検討を行った。 ・試験的提供Bにおいて、NHKネットクラブと連携した利用者認証を行 い、機能の確認を行った。

②NHKコンテンツへの多様な接触を把握する新たな評価手法“トータルリーチ”を開発し、

サービス向上に活用

放送やインターネット、録画視聴など、さまざま な形でのNHKコンテンツへの接触や質的・量的 評価を総合的に把握する手法(“トータルリー チ”)を開発し、放送・サービスの向上に活用 ・コンテンツへの質的評価と、視聴率や録画再生率、インターネットへの アクセス数などの量的評価を統合した“トータルリーチ”の新たな視覚 的表示方法の検討・開発を進めている。また、さまざまなデータを番組 制作や編成に具体的に活かす勉強会を開催した。

③技術面で先導的な役割を果たし、スーパーハイビジョンの制作・活用を戦略的に推進

民間放送局やメーカーなどとともにオールジャパ ンの体制でスーパーハイビジョンの推進に取り組 む国のロードマップなどを踏まえ、 2016 年の試 験放送、2020 年の東京オリンピック・パラリンピ ックなどを見据えて、設備や実施体制の整備、 コンテンツの開発、ノウハウの蓄積、周知広報な どを、NHKグループが連携して推進 ・スーパーハイビジョン(4K・8K)の試験放送にむけて、試験放送業 務の認定申請を行った(11 月)。 ・スーパーハイビジョンの送出設備の設置工事がほぼ終わり、システムテ ストを実施した。 ・スーパーハイビジョンの放送設備、受信機に関する標準規格や運用規定 の策定を電波産業会(ARIB)および次世代放送推進フォーラム(N exTV-F)で進めた。 ・最新の著作権保護技術を適用し、セキュリティーを強化した新たなCA S(Conditional Access System)の開発を推進するため、他の放送事 業者と共同で新CAS協議会を設立した(10 月)。 ・2016年2月のNFLスーパーボウルの収録にむけて、スーパーハイビ ジョン中継車、および22.2ch 音声中継車を使用した番組制作テストを 行い、課題を検証した。 スーパーハイビジョンでの番組制作は、ハイビジ ョンでも放送することを基本として効率的に実施 ・大河ファンタジー「精霊の守り人」は、4K実写ドラマとして制作しノ ウハウの確立を図るとともに、2Kにダウンコンバートして総合テレビ で放送する(2016 年3月予定)。 ・紅白歌合戦では、8K/4K/2K対応の中継車を運用し、5台の8Kカ メラを使って8Kコンテンツ制作を実施した。 医療、防災、芸術など、8Kの特性が発揮される 分野を開拓するなど、放送外を含めた多様な活 用法を研究・開発し、国際的な普及を推進 ・米国MITメディアラボに派遣された職員が、タッチインターフェース を活用した8Kのインタラクティブアプリの開発を進めた。メディアラ ボの研究者や関係者に、プロトタイプのデモンストレーションを行った ほか、8Kコンテンツの上映を行った。映像、音響の臨場感、没入感を 生かした医療応用、ビックデータの可視化を含む放送外展開の可能性に ついて積極的に周知した。 ・南海トラフ巨大地震や火山噴火など、日本各地で予想される災害の被害 を軽減し、甚大な被害が生じた際には、復興に役立てられるよう8Kカ メラで日本各地の空撮を進めている。今期は三重県・静岡県を撮影した。 ・国立がんセンターと協力し、超高精細の8K内視鏡映像の実験収録に成 功した。今後の腹腔鏡手術への応用が期待され高い評価を得た。 ・NHKサイエンススタジアム 2015(12 月)では、古代生物のCGや化 石の映像を8Kで展示して教育目的、博物館展示での応用例を示した。

④「人にやさしい」放送・サービスの推進

高齢者や障害者、デジタル機器が苦手な人な どが、放送・サービスを楽しむことができる技術 の開発を推進 ・手話CGサービスの実現にむけて、手の動きの軌跡から関節の角度を計 算し、より自然な動きにする手法を開発。 ・ニュースをやさしい日本語で自動的に書き換える実験では、アルゴリズ ムを改良して、正解率が約 67%から約 80%に向上した。 テレビの全国放送や地域放送への字幕付与 を、計画に基づき拡充 ・松山局(10 月)、札幌局(11 月)のニュース字幕設備の整備が完了し、 全拠点局で放送への字幕付与が可能となった。 2020 年に向け増加が予想される国内の外国 人に向け、平時・非常時の情報提供を強化 ・NHKへの各種問合せ対応の迅速化にむけて、英語メールフォームの充 実を図った。 ・国内でNHKワールドTVを視聴できるCATV/IPTV局の数は、 前期から1局増えて 29 局となった(12 月末)。

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(17)

【ピックアップ】

・今期実施したテレビ放送のインターネットを通じた同時配信(試験的提供AおよびB)

の結果をしっかりと検証し、明らかになった課題への対応を進めていく。検証結果につ

いてはホームページで公表する。

・スーパーハイビジョンについては、総務省から 12 月に公表された「衛星基幹放送による

超高精細度テレビジョン放送の実用放送に関する今後のスケジュール」をふまえ、NH

Kとしての方針を検討する。

今後に向けて

スーパーハイビジョンの試験放送にむけて

スーパーハイビジョンの新たな伝送方式を検証する実験を

アジア最大級のIT・エレクトロニク

ス総合展

CEATEC で一般公開した(10 月)。

NHK放送センター(東京都渋谷区)から放送衛星を経由して送信した信号を幕張メッセ(千葉市

美浜区)で受信し8Kコンテンツのパブリックビューイングを実施した。

(実験試験局免許(

BS17ch)を保有する㈱放送衛星システムと NHK との共同実験)

テレビ放送のインターネットを通じた同時配信の検証実験

◇放送と通信の融合時代に、放送を太い幹としつつ、インターネットも積極的に活用して、公共

性の高い情報や多彩な番組を届けていくことが重要であることをふまえて、

「実施基準」にの

っとりテレビ放送のインターネットでの同時配信「試験的提供B」の検証実験を実施した。

10 月 19 日から 11 月 15 日までの4週間、午前7時から午後 11 時まで1日 16 時間以内で、総

合テレビ(東京・神奈川・埼玉・千葉で放送)の番組を同時提供した。実験には受信契約者か

ら募集した 9,898 人が参加した。視聴ニーズ、著作権処理、配信システムへの負荷、各種端末

の対応状況、認証システムなどの課題を検証した。結果は、第4四半期に公表する予定。

字幕放送の拡充にむけた取り組み

◇NHKが開発した音声自動認識技術を使って、字幕データを作

り出すシステム「ニュース字幕システム」は、松山局(10 月)

札幌局(11 月)の整備を完了し、全ての拠点局の放送で字幕付

与が可能となった。松山局は 11 月から運用を開始した。

16

(18)

「5つの重点方針」 第3四半期の達成状況

■受信料収入(12 月末)は、前年度と比べて 93 億円増収の 4,969 億円となり、堅調に推移し

ている。

■契約総数増加については、年間増加目標に対して進捗率が 95.9%、衛星契約増加は、年間

増加目標の 60 万件を第3四半期の段階で上回ることができ、堅調に推移している。

■29 年度末に支払率 80%をめざす公平負担徹底の取り組みとして、

「ターゲット 80」活動を

展開し、大都市圏対策の強化や各地域の営業課題に全局体制で取り組んでいる。

[受信契約の状況(12 月末)]

[契約数の推移]

契約増加件数

26 年度 第3四半期

27 年度 第3四半期

現在数

年間増加目標 累計実績 進捗率 年間増加目標 累計実績 進捗率

契約総数

49

50.7

103.5%

51

48.9

95.9%

3,975

衛星契約

68

67.3

99.0%

60

62.5

104.2%

1,934

※ 衛星契約とは衛星系および地上系によるテレビジョン放送の受信についての放送受信契約

未収削減

(11 月末値)

△13

△9.1

69.9%

△13

△4.8

37.4%

118

重点方針4.受信料の公平負担の徹底に向け、最大限努力

(単位 万件) 3,618 3,640 3,662 3,685 3,731 3,766 3,815 3,873 3,926 3,975 3,400 3,500 3,600 3,700 3,800 3,900 4,000 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27.12 契約総数 1,284 1,334 1,387 1,456 1,543 1,622 1,706 1,788 1,871 1,934 1,100 1,200 1,300 1,400 1,500 1,600 1,700 1,800 1,900 2,000 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27.12 衛星契約 (万件) (万件) (年度) (年度) 0 0

主な取り組みと評価

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参照

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