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新版にあたって
今回の新版にあたり,本書は執筆者らにとって大学時代に自らが学び,そして応用力学を教える 立場となったときに選んだ教科書でもあります.本書は力学の初学者に対して大変わかりやすく プロセスを踏んで解説されており,学ぶ側そして教える側にとって有益な教科書と考えています. しかし初版が1949年で,その後の改訂が1960年と既に50年以上が経過し,文体も旧仮名遣 いや旧漢字の使用により,残念ながら現代の学生には馴染みづらくまた読みづらい教科書となっ ていました.今回,共立出版(株)より新版執筆のお話をいただき,本書を教科書として使用して いる教員が集まり,できる限り原版の内容を変更せずに今後も教科書として使用していけるよう に修正をいたしました. 本書が応用力学を学ぶ初学者にとって,一助となれば幸いです.最後に本書の改訂にあたりご 尽力をいただきました共立出版(株)に対して御礼を申し上げます. 平成30年2月 建築応用力学研究会 代表 小 松 博 新版 建築応用力学 小野 薫・加藤 渉共著・福島 曉男新版監修・建築応用力学研究会 新版編集 http://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320077195main : 2018/2/17(12:17)
改訂に際して
本書を出版してより早くも10年あまりになり,もう一昔のこととなりました.その間におけ る諸学問の進歩は実に目ざましいものがあります.本書中にも書かれてある土質力学はそれ自身 いまだ若い学問であるため,特にその感が深く,それで今回特にこの部分を私の研究室の金平八 郎君の協力を得て全面的に書き直しました.非常にわずかな頁数でまとめたため簡に過ぎて誤解 を招く所があるかも知れませんが,土質力学の入門書ということでおゆるしをお願い致したいと 思っております.なお,さらに詳しく勉強したい人は,石井訳チエボタリオフの土質力学(上・ 下巻),小野,星野,加藤,三木共訳テルツアギ・ペツク著土質力学(上・下巻)等を読まれるこ とをおすすめ致します. なお材料力学編の所の破壊の章は特に最近進み加筆する必要がありますが,また次の機会に書 き改めたいと思っております. 昭和35年6月1日 加 藤 渉 新版 建築応用力学 小野 薫・加藤 渉共著・福島 曉男新版監修・建築応用力学研究会 新版編集 http://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320077195main : 2018/2/17(12:17)