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化学修飾ナタデココの会合を基にしたタンパク質検出システム 利用統計を見る

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Academic year: 2021

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化学修飾ナタデココの会合を基にしたタンパク質検

出システム

著者

長谷川 輝明

著者別名

Teruaki Hasegawa

雑誌名

東洋大学研究シーズ集2019-2020

ページ

42-42

発行年

2019-08-29

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00011090/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

ライフサイエンス 42 東洋大学研究シーズ集2019-2020 特願 2019-58831「修飾された多糖類ヒドロゲルおよびそれを用いたアッセイ方法」

化学修飾ナタデココの会合を基にした

タンパク質検出システム

生命科学部 生命科学科

長谷川 輝明

教授 Teruaki Hasegawa 研究 概要 ナタデココの表面に各種の分子を自在かつ安定的に導入する方法を開発した。表面に導入し た各種分子間の相互作用を、ナタデココの会合現象を介して、裸眼での目視にて評価すること ができた。 研究シーズの内容 溶液中の特定のタンパク質の検知は、各種疾患の早期発見にとって極めて重要ですが、従来型の検 出法では比較的高価な試薬や高額な測定器具が必要なものがほとんどでした。一方で、今回我々が 開発した手法は、食品として流通しているナタデココ(NDC)を基盤素材に用いており、材料費が非常に 安価です。 我々はまず、NDC に対して数段階の化学修飾を行うことで、末端アルキン部位を複数導入した NDC (NDC-yn)を調製しました。末端アルキン部位は、アジド基(N3-)を有する各種の有機化合物(有機アジ ド)と効果的に反応し、任意の化学構造を NDC へと導入することができます。例えば我々は、アジド基 を有するラクトース(LacN3)や、アジド基を有するシアリルラクトース(SLacN3)を NDC-yn と反応させる、

ラクトースやシアリルラクトースを導入した NDC (NDC-Lac および NDC-SLac)を簡便に調整することに 成功しました。末端アルキンと有機アジドとの間の反応は普遍的であるため、他の化学構造でも同様に NDC へと導入することができます。 この NDC 誘導体(例:NDC-Lac や NDC-SLac)は水に浮きますが、 NDC 同士の間に引力が働けば NDC 同士は水面にて会合し、引力が働かなければ分散します。 NDC はその大きさが直径 1cm 程度 の立方体であるため、会合・分散の様子 は目視で確認することができます。例え ば、今回 NDC に導入したラクトースおよ び シ ア リ ル ラ ク ト ー ス は 、 RCA120お よ び MAL-II によって特異的に認識される糖鎖 です。つまり、もし水溶液中に RCA120また は MAL-II が存在すれば、 ナタデココ上に 存在するラクトースまたはシアリルラクトー スをこれらのタンパク質が認識して NDC 間を物理的に架橋することで、NDC-Lac および NDC-SLac の会合を引き起こしま す。実際に、水溶液中に RCA120または MAL-II が存在することで、 NDC 誘導体 が特異的に会合することが目視にて確認 できました。 研究シーズの応用例・産業界へのアピールポイント 各種疾患の早期発見を目指した安価かつ簡便な診断方法の開発 特記事項(関連する発表論文・特許名称・出願番号等) 0684793 v01 ●_東洋大学_研究シーズ集2019~2020.indb 42 2019/08/20 9:46:05

参照

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