別紙標準様式(第6条関係)
会 議 録
会 議 の 名 称 第3回枚方市社会福祉審議会地域専門分科会 開 催 日 時 令和元年9年6日(金) 開始時刻 3 時 00 分 終了時刻 5 時 00 分 開 催 場 所 市役所別館4階 第2委員会室 出 席 者 浦上委員、岡﨑委員、神野委員、末岡委員、所委員、肥田委員 欠 席 者 田中委員、永田委員 案 件 名 1.市民意識調査等の結果について 2.第3期計画の総括と、それを踏まえた第4期計画の構成について 3.その他 提出された資料等の 名 称 枚方市「地域福祉」に関する市民アンケート調査結果(速報値) 資 料1-1 地域福祉計画策定にかかる民生委員・児童委員向け調査結果(速報 値) 資料1-2 第3期計画の総括(まとめ版) 資料2-1 第3期計画の総括(詳細版) 資料2-2 枚方市地域福祉計画(第4期)のイメージ 資料3 決 定 事 項 会議の公開、非公開の別 及 び 非 公 開 の 理 由 公開 会議録の公表、非公表 の別及び非公表の理 由 公表 傍 聴 者 の 数 2 人 所 管 部 署 ( 事 務 局 ) 福祉部 福祉総務課議 事 の 経 過 発 言 者 発 言 内 容 会長 皆さん、こんにちは。定刻になりましたので、ただいまから令和元年(2019 年) 第3回社会福祉審議会地域専門分科会を開催いたします。本日の審議会の開催にあ たり、委員の出席状況について事務局から報告をお願いします。 事務局 ただいまの出席委員は6名です。委員定数8名のうち2分の1以上の出席をいた だいていますので、枚方市社会福祉審議会条例第10 条第5項の規定により、同条 例の第7条第3項の規定が準用され、本分科会が成立していることをご報告いたし ます。 会長 では続きまして本日の傍聴者について事務局から報告をお願いします。 事務局 傍聴者は社会福祉協議会から2名来られています。このまま入室いただいてよろ しいでしょうか。 会長 はい、お願いします。 <傍聴者入室> 会長 それでは早速ですが、本日予定しております案件を進めてまいりたいと思いま す。本日は2件の案件を予定しています。案件1.市民意識調査等の結果について、 事務局から説明をお願いします。 事務局 資料確認 事務局 案件(1)市民意識調査等の結果について説明 会長 速報値ということですが、2つの調査の結果に基づき、次の計画を策定するにあ たって課題整理につながるようなことについて事務局より補足というかたちでお 話をいただきました。委員の皆さまからご意見、ご質問をいただければと思います。 いかがでしょうか。 委員 防災に興味があるのですが、問26 の結果で「日頃からあいさつ、声かけやお付
き合い」をしているという回答が50 パーセントあるのは素晴らしいと思いました。 当然、食料の備蓄も頑張ってやろうとしているのだなと思いましたが、問 12「地 域の関わり合いが必要と感じるときはどんなときですか。」の答えに、「災害が発生 した被災地のニュースなどを見聞きしたとき」が67.4 パーセントに対して、食料 の備蓄も6 割はいてほしいところですが、それが6割に届かないということは、や はり一過性で終わってしまっているということです。災害は年に2 回、3 回はあり ますから、その都度思うはずです。その時に5 割の人が日頃からのあいさつ、声か けをしているというのは、ある意味希望が持てるような気がしましたが、一過性で すませずに、どのように活かしていけばいいのだろうかと思いました。 上手なクロス集計で、いろいろ面白いデータを引っ張り出してもらえたらいいな と思いました。 会長 先ほど事務局からもいくつかポイントを拾っていただきましたが、その中に災害 に関するところがありましたが、どうしていくかというところでなかなか段階とい うか、レベルのようなものがあるのでしょうか。本当によし分かったという。知る、 気付くから動くというところまでの。 委員 去年、あれだけのことがあって、去年も現実に自分たちが味わったはずなんです が、それでまだこれかという気持ちがあります。おととしなら台風も枚方にはそん なにこないし、地震なんか大したことないで終わっていたと思うんです。でも去年、 実際に被害がありました。それでまだこんなもんだということがびっくりしまし た。 会長 その辺りも具体的にどうしたらいいかというところを考える必要があると思い ます。先ほどもう少しクロス集計を掛けていただいたらいいなというところもご意 見いただいていますが、同じような方で、ここをもう少し深掘りしてみたいなとい うところがありましたらご意見いただければと思います。 委員 問 28 の地域福祉に関する行政と協働に対する考えで、「行政と住民が協力しあ い、ともに問題解決に取り組むべきである」という回答がありますが、これは自分 のことだと思っているのか、住民というのはどこかの自治会とかコミュニティとか 別物であって、「住民」の中に本当に自分をイメージしているのかどうか、それが 分かるような集計の採り方はありますか。 会長 もともとの問いはどんな文章でしたか。
事務局 「問28 地域福祉に関する行政と住民の協働(パートナーシップ)について、あ なたの考えにもっとも近いものを選んでください」という問いです。 委員 住民というのは自分ということですね。 会長 ちょっと微妙ですね。 委員 イメージと本当に動くところのこの距離が結構隔たりがあるんです。そこをどう つついたらいいのかが分かるような何かが欲しいですね。 会長 先ほどの災害のところにも通じているというか、気付く、知るのと実際に動き出 すというところで、知ってもらうというところの取り組みの必要性が分かります し、読み解いていただいたご意見からすると、さらにもう一歩というところでもや はり課題が見えるといったご指摘かなと思います。 2つの調査のどちらについてでも結構ですし、両方に関係のあるところでも結構 ですのでご意見をお願いします。 委員 調査、報告をありがとうございました。私は市民向けの地域福祉に関するアンケ ートの属性のところで性別の記載順について申し上げて、女性を先にしていただい たので、とてもびっくりしました。それで民生委員のほうにも同じ配慮があっても いいのかなと思いました。 事務局 民生委員のほうについては、民生委員になられる方は地域からの推薦が上がって くるわけですが、その推薦の調書の中で男性、女性の別があります。その中で民生 委員になられたので、このアンケート調査についても民生委員・児童委員協議会と 枚方市が協働で行った部分で、この部分については男性、女性の区分が必要かなと いうことでこの項目はこのまま入れさせていただきました。 委員 区分はいらないということではなく、民生委員は女性が圧倒的に多いので、女性 を先にしていただいてもいいかなと思いました。 事務局 実際の調査票においては、民生委員さんの性別は、括弧書きにして、ご自分で書 いていただく形式で実施しました。
会長 自分で記入いただいたということで、無回答の中には回答しないということを選 んだという解釈でいいですね。 その他、何かございませんか。事務局からは前回の平成17 年度に実施した調査 からの変化のお話がありましたが、何か気になる点はございませんか。こういうと ころは見ておきたいというご意見でも結構です。 今日は3回目の会議になりますが、具体的な議論の中で、地域の中での福祉課題 に取り組んでいく、ここでは担い手という言葉がよく使われていますが、そういう 方々の変化についてもお話に出てきていたかと思います。それは今、担っている方 もそうですし、今後というところでは、同じ方が答えているわけではないとはいえ、 無作為で聞いているという辺りで、関心を持っていらっしゃる方の傾向を見た時に 少し変化があるというか、関心度が減っているように若干読み取れるようなところ があるという話がありました。ではこれからどうしていったらいいのかということ を考えた時に取り組みを考えていく上でもう少し知っておきたいなと思うところ はありませんか。あるいはお気付きになったことがあればぜひご意見いただければ と思います。 委員 問 14-5、活動に参加していない理由について、「仕事があり時間が取れない」 という回答が多くありましたが、この回答が前回と比較して増えたのかどうか。そ れによって自分が手助けできることが減ったのか、高齢化して手助けできることが 減ったのかどちらでしょうか。 そのほか「地域での活動に興味がない」という方もいらっしゃいます。減った理 由を掘り下げて調べてもいいかもしれません。手助けできるという回答が大幅に減 ったということですが、活動に参加しない理由とクロスしてもらっても。 事務局 前回調査では直接的には参加していない理由というのは尋ねていませんでした。 委員 では比較できないということですね。分かりました。 委員 無回答という方の数がかなり多くなっています。民生委員さんは特に多くて、特 に負担に思っている方もいらっしゃるということですが、できるからお受けになっ てるわけですよね。 委員 性別についての質問も無回答という方もおられます。自分の年齢が分からない方 はいないと思いますが、無回答の方がおられます。これは申し訳ありませんが、私 もいかばかりかと感じています。それ以上申し上げることはございません。
ただ、問5の日常生活の中で民生委員活動が占める割合は、これが民生委員だ、 これは隣のおばあちゃんと喋ったんだというようなきっちりとした区分けができ ないので、どこまでかなというところもありました。 民生委員活動なのか、福祉委員会活動なのかの区別がついていない民生委員も非 常に多いです。活動表を毎月作成しているのですが、その校区や校区委員長さんに よって、これは福祉委員会活動です、これは民児協の活動ですというようにおっし ゃる場合もありますが、ごっちゃになっているという委員が多いです。特に民生委 員歴が新しい方が増えていますので、そうなってくるとどっちの活動か分からない ということがあるかなと。 特に校区福祉委員さんから民生委員さんになられた方などは、以前からずっとさ れている活動とあまり変わらないというか、自分自身でどちらかなというのが分か らないというのがおありなので、こういうことになっているのかなとは思います。 委員 民生委員さんは常にアンテナを張っておられると思うんです。人を見た時に大丈 夫かなということも含めて、いろんな状況に対して。そういう意味で8割はかなり 多いなとは思いましたが、地域を歩く時、ずっと見ていらっしゃる気持ちが民生委 員としてやっているという表れだろうなと私は見ました。 委員 確かにそのお気持ちはあると思いますし、例えば、お買い物の際にちょっと回り 道をすれば、わざわざ見守りに行かなくても、窓が閉まっているとか、洗濯物の様 子とかで安否確認ができるとか、確かにそういうこともありますので、そういう意 味ではそれが民生委員活動だと言えば割合が高くなると思います。先ほどのものと 合わせて、ボーダーラインがはっきりしないというところはあろうかと思います。 会長 一般のほうは2,600 人対象で回答数が 794 人、民生委員は 453 人対象で回答数 が 362 人ということで、民生委員さんは多くの方が回答してくださっていていま す。回答中、無回答が出てきていているのですが、今のお話を聞いてなるほどなと 思いました。本当に普段の生活の一部になっていると。密着していろいろな活動を されている中で、答えにくさとか新規になられた方たちはまだ分からないとか、そ こまで経験されていない中で答えにくさがあったのかなと思いました。 例えば、民生委員の調査の問11、問 11-1 の民生委員をサポートする協力員制 度についての辺りは結構、無回答の方がいらっしゃいます。無回答の方は、必ずし も必要ないと言っているわけではなく、よく分からないということかもしれませ ん。他の質問の無回答の数よりは少し多いのかなと思って見ていました。
委員 どのように答えていいか分からないという部分と、もう一つは守秘義務の問題が 伴ってまいります。一緒に手助けをしていただくのはとてもうれしいですが、例え ば、訪問の時に対象者の方がどこまでお話しされるかによってもかなり違ってきま すが、もしこれはよそに言うべきことではないということがあった場合、民生委員 は守秘義務があります。その部分も引っ掛かるし、ここってどうなんだろうという こともあったのかなと思います。 また、ここに書いてあることが全部の民生委員に当てはまることでもありませ ん。校区差と個人差が大きいので、そこの辺りで無回答が多くなったのではないか なと思います。 希望するサポート役というのも、それに連動しているのかなとは思っています。 会長 民児協と一緒に実施ということでしたので、これはまた実際に民児協さんのほう でも今のようなかたちで実際に読み解くというか、その辺りのことも個々の民生委 員さんにご協力いただいてご回答いただいていますが、それをご覧になってどのよ うに分析するというか、どのように読み取るかというところもとても重要なところ かなと思います。 この計画のためだけではなく、本当に枚方の地域福祉活動の中で重要な、要の活 動であり、民生委員さんの活動の中でもですし、地域福祉活動全体を見た時にも非 常に貴重なデータになります。そこからの気付き、分かることなども共有させてい ただければと思っています。 委員 民生委員の方はすごく大変で、重要な役目を担っておられるのですが、比較的多 くの方が問4にあるようなポジティブな気持ちで取り組んでいらっしゃることを 知って驚きました。こういったことを皆さんにお伝えするといいと思います。民生 委員は大変だと思っていましたが、担ってくださっている方がこういう気持ちを持 てるということを宣伝することができるとよいと思いました。 それから住民のアンケートで問16 が引っ掛かりました。コメントにもあったと 思いますが、気軽に相談できる窓口が欲しいといった回答がありました。また問 29 にも相談支援体制の充実を求める意見が多く出ています。相談もされていると 思いますので、住民の方が気軽に相談できる、あるいは安心して相談できるという ところを民生委員の方が全て聞き手になるかどうかも含めて、そういう方向も少し 考えられたらいいかなとは思います。 会長 先ほど問4民生委員さんのやりがいのところと合わせて問9の民生委員さん自 身が担い手不足をどのように見ているかというところで、大変忙しいというイメー
ジがあるだろうなと。これは非常に高い率となっています。 もう一つは、活動内容が地域住民に理解されていないということもあって、聞い ている内容が「活動内容」となっていますが、問4のやりがいの質問に合わせて、 内容だけではなく、活動のやりがいが理解されていないところがもしかしたらある のかなと思って見ていました。 相談窓口については、包括的というところの課題とも重なるところかなと思いま すが、ご指摘のあった最初のほうの問いは、どちらかというと活動する上での相談 窓口になるのかなと思います。もう一つは困りごとやいろいろな相談で、まさに体 制、窓口というようなところで、これもやはり委員のアンケートからも非常に関心 というか、表現されたニーズが高いというところは私たちも必要性といったところ をこれから議論していく中でも声としてはあるというところがくみ取れるかなと 思います。 今日、言えなかったということがあれば、またご指摘いただければと思います。 それでは案件2.第3期計画の総括と、それを踏まえた第4期計画の構成につい て説明願います。 事務局 案件2.第3期計画の総括と、それを踏まえた第4期計画の構成について説明 会長 特に最後のところでA3でお示しいただいているものが今の第3期の計画の取 り組みがあって、そこから見えた課題を整理したものと、この間にあった法の改正、 施策を踏まえて、かつA3の下のほうにもまとめていただいていますが、この部会 での委員の皆さま方からのご意見もかなり反映していただいていると思います。そ れで、第4期計画の施策体系を整理するとこんな枠組みになるのではないかという ことで、皆さまからご意見をいただくためのたたき台ということでご質問、ご意見 ございませんか。 委員 意味を説明していただきたいことがいくつかあります。まず権利擁護の推進の担 い手の充実のところ、これは成年後見制度のセンターを作らなければならないとい う前提の下に入ってきたのかなという気がしています。成年後見人となれるような 方々の育成という意味なのでしょうか。民生委員さんでちゃんと裁判所まで研修に 行かれた方がいらっしゃいましたので、そういう人をもっと地域でたくさん作って いきたいという意味合いなのか、センターと地域を上手につなぎの役割をするよう なものを作っていかれるのか教えてください。 もう一点、地域福祉活動の担い手づくりのところの「受け手も担い手となるよう な地域づくりの促進」という表現は分かるような分からないような感じです。最終
的に校区コミュニティや自治会などでいろいろなことを考えていかなければなら ないようなことなのか、もう少しどんなことをイメージされているのか教えていた だきたいと思います。 会長 まず権利擁護について、担い手の充実というところは、資料2-1の3ページ、 第4期計画に向けた課題というところからきているのでしょうか。 事務局 そうですね。現状の、ということであれば、市民後見人さんが代表的かなと思い ます。いろいろな可能性を踏まえて担い手の充実というところで広い意味で書かせ ていただいています。 委員 「権利擁護の担い手」でいうところの権利擁護は、後見人といった限定的なもの ではなく、かなり広い意味の権利擁護ということですか。何を充実させるのかがよ く分かりませんでした。市民後見人をたくさん増やしましょうという意味合いなの でしょうか。 委員 後見センターができるのでしょうか。 事務局 成年後見利用制度促進法の中では「中核機関」と呼ばれています。法律では中核 機関を設置するようにと言われています。地域福祉計画の中ではそこまでの議論は ここには入っていませんが、基本的に今後そういうことも進められるということも あり、加えて市民後見人のお話があったかと思いますが、そういったことも含めて この点については充実の方向性は必要なのではないかという書き方にはさせてい ただいています。 委員 制度が使いにくいので、もう少し周知徹底しなければなりませんし、アンケート の中でも知らないと回答される方もおられました。その辺も含めて、やはりまんべ んなく周知してもらって、利用される方に対してもう少し理解を高めていただい て、使いやすさという部分をもうちょっと取り込んでもらったほうがいいと思いま す。障害者の親も高齢化していく中で、高齢者の方も使っていくのでしょうが、障 害のある方も使っていくわけですから、その辺もう少し分かりやすい何かがあれ ば。 委員 成年後見を付けたらやめるということができないということを何かで見た気が します。その辺もちょっとどうなのかなと。市民後見人さんというのは、研修を受
けられて、資格を取るのかどうか分かりませんが、市民後見人になられて、それと 行政とがタイアップされて担い手を充実するという意味なのか、ここが分かりませ ん。 委員 今後5年間の計画になりますので、高齢化がどんどん進みますから、ますます後 見人を必要な方々が増えていくと思います。もう少し分かりやすい書き方をしてい ただければと思います。 会長 ご質問等ございませんか。 委員 「受け手」というのは利用する側ですか。「受け手」というと、表現として、さ れる側というイメージです。 委員 要するに、支援する側とされる側ということではなくて、例えば、高齢者の方が ご自分ができないところは支援されています。だけど、ご近所の方が同じく高齢者 であっても昨日は元気だったのに、今日は何かお隣の様子がおかしいと。老人会さ んとかだったらグループに入っておられて、そうしたら情報網ができますから、私 の取り方はそういう意味なのかなと思ったのですが、それをどのように情報発信し ていくかというところなのかなと思いました。 委員 誰もが担い手になれるということですね。受け手というのが何となく、ひっかか りました。 委員 自分も支援されている側だけれども、これならできるわといってやると。だから やってもらうばかりではないかもしれませんから、あなたも担い手、誰かに声を掛 ける存在になれますよ、なりましょう、その意識を持ちましょうということなのか なと。その表現が、受け手というのが何か抵抗感があるかなと思います。 会長 この部会の中でも、普段どちらかというと支援の対象になりがちな方が、実は、 地域の中でいろんな活動の中でいろんな力を発揮してくださっているという具体 的なお話を確かしていただいたかなと思います。例えば、作業があって、人が足り ないからあんたもやってという発想ではなく、ちょっと違う見方も持ってきて、い ろんなかたちでよりよい地域のためにとか、支え合えるというような発想という か、考え方のようなところかなと思います。
委員 行政側もポジティブ発信をされたら、分けなくてもこうしましょう、こう考えま しょうという宣伝もいいかもしれません。 会長 どなたかいいコピーライターさんはいませんか。そういったところを伝えられる ように。言葉は大事ですから。 委員 事業所の中で障害のある人、高齢の方、認知症にかかっている方が施設内で給食 のお仕事の担い手になっているところもあるということを聞きました。これは私の 勝手な考えかも知れませんが、担い手という言い方が担わされているような感じも します。地域の中ではより主体的に、もちろん大変なことはありますが、これを自 分がやりたい、やるんだということでされているかどうかで、そういった関わり方 ができるような展開を目指せないのかなと。あるいはそういった活動の展開をされ ているところに着目できないかなというところはあります。 今日もずっと担い手という言葉を使っていますが、民生委員の調査や委員からも ご指摘いただいていましたが、実際、大変だと思うんですが、こんなにやりがいを 感じてくださっているわけです。確かに大変ではありますが、ここは自分事として やってくださっている主体的なところもあるのではないかなと。でもそれはやっぱ りみんなで認め合えたらいいなと。 委員 実際、ご高齢で、いわゆる災害時要援護者名簿に名前が載っている方ですが、そ ういう方も、自分で動いておられる方もいます。横に認知症の方がいて、お体は元 気だけれども行動がしんどい部分があったら、その方と一緒に、いわゆる外出サポ ーターというか、ずっと家にいるより外に出たほうがいいということで、自分が出 る時に一緒に行かないかと声を掛けて一緒に行ってくださるとか、そうなると片方 ではその方も言葉の表現通りでいくと、ある意味、受け手なんです。だけどそうい う方のお世話もできているから、そうしたら担い手だから、今、会長が言われたよ うにもう少しスマートな言葉があればいいなと思います。 委員 どうしても基本方向が担い手づくりですから。先ほど、我が事としてという言葉 があって、私もいかに一歩を踏み出すか、自分のこととして動けるような人たちが 暮らす地域にするかという、本来はそういうつながりだと思うんですね。ここでの 生活を我が事として受け止めて、自分が暮らすところをよくしようという気持ち、 みんなで幸せになろうよという気持ちで動ける人づくりですよね。何でしょうね。 委員 横文字になりますがサポーターというのはどうでしょうか。サポートするという
言い方もできると思います。 委員 校区内で文章を書く時はサポーターさんとしていますが、そういう感覚で各校区 が取り組んでおられるか把握できていません。民生委員としては全部を把握してい るわけではありませんが、やはり自分1人で動けるものではなく、普段のお付き合 いの中でいろんな情報もいただき、その方たちが見守りや、声掛けしてくださって いるというようなところで、すごく救われていますし、そこでいろいろな方とお知 り合いにもなり、家の中にいたのではこれだけの輪が広がらなかったというのが民 生委員のやりがいにつながっているのかなと思います。 外から見たら、いつも忙しいよねと言われるんです。ただ、暇してるって答える 時もあるんです。やっぱりそのように忙しいというふうに見られると、忙しいね、 とてもできないわというところにつながって担い手不足にちょっとは引っ掛かる のかなと思います。 委員 「サポーター」とすることの危険性というのでしょうか、本当にちょっとお手伝 いだけさせてもらいますというのは、無責任な場合があるんですね。それはきっち りとした担い手としての民生委員が活動していて、ちゃんとしたことをやっている 中でもお手伝いのサポーターさんの話になってしまいますので、多分ここは意識展 開しましょうの話だと思いますので、先ほどの高齢者の話もそうですし、高齢者だ から、障害者だから何もできないわけではないんだよという話を上手にここで組み 立てましょうということなんですよね。 事務局 そうです。その通りです。 委員 そもそも基本方向のところ、大元になるところに担い手作りという文言を入れて いるので、もしかしたらここから変えたほうがいいかもしれません。 委員 例えばですが、地域福祉活動への多様な関わり方の促進とか、要は、従来、こう だというものに当てはめるのではないような、いろんな関わり方があるよというよ うなことでしょうか。 委員 漢字やカタカナがたくさん並ぶと拒否反応を示しますから、易しい言葉があれば いいですね。 委員 基本方向は全部「~づくり」でそろっていますが、「担い手づくり」というのが、
なんだか大変だというイメージがあります。 委員 担い手、受け手のところですが、何となくイメージですが、昔であれば向こう三 軒両隣といったことがありました。それが今、言われたサポーターは無責任である と。無責任と言ってしまえばそうかもしれませんが、責任を最後まで問いかけると 誰もしないというところがあって、やはり向こう三軒両隣的なものが今、消えてき て、それが地域のつながりの希薄化というところにつながっていると思うんです ね。 以前、民生委員同士で話していたんですが、例えば近所のお母さんがちょっと何 かする間、赤ちゃんを見ていてもいいんですよ。でももしも何かあった時に親切が あだになるというか、訴えられたりした時にどうなるんだろうみたいなところもあ ります。今はそういう意味では怖くてできないねというようなところもあって、個 別支援の難しさというのも片方ではやっぱりあるんです。 サロンとかカフェというのは割に取り組みやすいですが、個別に対応するのは難 しい。無責任と言ってしまえば無責任かもしれませんが、そこをあまり追求すると これもうまくいかなくなってぎくしゃくするかなと。そのせめぎ合いです。 こういうことを手伝ってほしい、それなら私、できるよ。私でよかったらしよう かということを気軽にできない。したい気持ちは皆さんあるんでしょうが、だけど 何かなったらどうするのみたいなのが片方で出てきて二の足を踏むとか、そういう ところもこの中には含まれているような気がしました。 実際私たちが仲間と動いている中で、そういうことがよく聞かれるものかなと思 います。 委員 実際、担い手づくりというのは多分、無理なんだと思います。民生委員になって もらおうと思ったら大変です。ここで掲げるのはそこまでのものではない。担い手 は本当に責任のある、本気の人じゃないと無理だと思います。 案外、ちょっとした助け合いの場づくりであり、知り合いになれる場づくりであ る。先ほどもアンケートの中にも、まずは隣近所にあいさつしたり、声掛けするよ うにしているというのがあったと思うんです。そんなレベルで支え合いができるよ うになるのではないかと、本当のところちょっと知っていたらできるようになるん じゃないかなという気がします。担い手づくりは、ある意味あきらめて、そうじゃ ない、少なくとも知り合う場づくりであるとか、サポーターの輪を広げるとか、仕 組みづくりであるとか、そういう部分のほうがいいのではないかと思います。それ を大きく広げたら 100 人の人が力を貸してくれる可能性があると。1人がすごく 頑張るよりも、そのほうが効果を発揮しますよね。それが地域福祉活動を広げると
いうことなんだということで、担い手づくりもいかに深めて広げるかという項目な だと思います。 委員 災害ボランティアの充実と書いてありますが、これは河川レンジャーとのリンク は想定しておられますか。例えば、うちでは1年に1回防災訓練をするんですが、 河川レンジャーの方に来てもらってお話をしてもらったり、非常食の紹介をしても らいます。避難の時に河川レンジャーの方たちはいろんな資料を持っておられて、 結構、活動されているかもしれませんので、その辺の可能性があるかなと思います。 もう一点、SDGsが最近すごく話題になっていて、内容的にかぶるところがあ れば、そういうのを使ってもいいかなと思いました。SDGsのことを市民のいろ んな方々に知ってもらう機会になるかもしれません。検討していただいて、そうい う概念とか国連の動きにつなげてされていると思いますが、そういう表現もいいか もしれません。 会長 SDGsは17 の目標がありますので、結構、実は地域福祉と親和性は高いので すが、どうするかですね。 委員 使うことでうまくアピールできるなら使われたらどうかなと思います。 会長 戻りますが、先ほどの担い手づくりのところについてもう少しご意見いただいた ほうがいいのではないかと思いますが、他の委員の方、よろしいでしょうか。今、 皆さんがおっしゃってくださった中で表現はもう少し考えられないかということ と、議論が深まる中で、もしかしたらある程度の人たちに焦点を当てて担い手づく りと言っていて、そこの課題として集約していって、一方でもう少し裾野を広げて いくみたいな話も必要で、その辺を例えば、今、ネットワークづくりのほうに入れ るのか、あるいは担い手づくりのところに裾野の話とリーダー的な方たちの話をと 合わせて入れていくのか、その辺いかがでしょうか。 委員 人に関わるところと、箱物や、機関であるとか、場づくり、仕組みづくりの話と 分けておくとどうでしょうか。 自治会館があるのとないのとでは活動が相当変わってきます。近場でちゃんと集 まれる場所があるかどうかというのは非常に大事だと思います。今、長寿社会部の 方で高齢者の居場所づくりをするということで、2年に 100 カ所つくりたいとい うことで、ああいったこともそれなりに機能しているのではないかと思います。場 づくりというのはとても大事です。そこで受け手、担い手、お互いに助け合えるよ
うな関係はきっとつくれると思います。場があれば、それはつくれるのではないか と思います。 もう一つよろしいでしょうか。福祉という時、障害者福祉、高齢者福祉そして児 童福祉と大きく3つあると思いますが、子どもに対して子どもを即戦力にするため の「子どもの」福祉教育とありますが、これは「子どもへの」福祉教育だと思いま す。子どもに福祉教育をして、いろいろな経験をさせる。例えば、認知症サポータ ー養成講座を小学生が受けて理解をして、徘徊している人を見つけた時に警察に連 絡できるようになったりもするでしょう。これは子どもへの福祉教育だと思いま す。 実際に児童の福祉に関しては、特に切り分けてやっているわけではありませんよ ね。児童に関して、特に充実を図るといったことは項目では出てきませんね。 事務局 そうですね。基本的に意識づくりが目指すべきところの中での一貫としての福祉 教育という位置付けの体系にはなっています。 委員 すごく細かい話になるかもしれませんが、もちろん学校教育の中でされていると は思いますが、昔に比べて支援学級のお子さんがものすごく増えているはずです。 支援学級にいるお子さんにもいろんなタイプがいます。お互いに障害者や高齢者に 対しての理解と共にいじめはいけないよといった教育の中で、いろいろな個性を持 つ子がいるんだということを教えているのですが、私が目の当たりにしているの は、やはり子ども食堂の中でも登校中でも支援学級のお子さんだったりする場合に なかなか理解できない。あれはおかしい、嫌だというようにすごく反応されている 子がいて難しいなと思います。 介護施設での体験実習といったことを入れていくのなら、福祉という視点でさま ざまな状況の人が自分のすぐそばにいるんだよというような教育をもう少し深め てやっていただけるといいと思います。 委員 枚方市は学校教育の中で、「ともに学び、ともに育つ」という教育を実践して来 ています。 会長 一つ地域福祉のところで議論になるのが、子どもの福祉教育の推進というのは、 第3期の計画の時から引き続きになっていますが、背景には子どものうちから関心 を持ってもらおうとか、理解してもらいたいということがあったかなと思います。 子どもたちにそういったことへの理解を深めてもらうためにも、それから子どもだ けでいいのかなということもあって、子ども以外というところでは、福祉意識の向
上というところで、子ども以外というよりは子どもを含むということになるかもし れませんが、ここを枚方市でどうするかだと思います。 ちょうど昨日もやっていたところなんですが、こういった福祉教育というのも学 校の中だけでは無理だということで、やっぱり地域と一緒にやっていく。それは居 場所づくりなど、さまざまなところに機会があって、そこが学校教育だけではない ところですし、必要なのは子どもたちだけではなくて、子どもたちから大人たちが 学ぶことも非常に多くあります。 今、この枠組みであっても、具体のところや根底に起こる考え方についてもう一 度検討を続ける、やりながら考えていくと。そういったことは前回の時にもありま したが、これから本当にどうやって地域で支え合っていこうかといった時に恐らく 従来のままの考え方、従来のやり方を続けていても、先ほどSDGsについてご発 言いただきましたが、持続可能ではなくなってしまうと思うんです。 そういう時に、どういう枠組みで、どういう見方でやっていくかというところが、 一見同じ言葉を使っているようには見えますが、今日も先ほど受け手、担い手のと ころでいい議論ができたのではないかと思いますので、もう少し深めたいなとは思 います。 進行がまずくて申し訳ありませんが、結構、時間がきております。今日、事務局 から示していただきました現行の3期計画を振り返って課題整理しつつ、委員の皆 さんのご意見、それから国の施策も含めて、ここに第4期の施策体系を示していた だき、それを皆さんからご意見をいただいたものを元にこれから素案を固めていく という作業になるかと思います。 今後について事務局から説明願います。 事務局 3.その他について説明 委員 理解をしなければいけないとなっても理解できないことがたくさんあるんです。 例えば、家庭的に困難を抱えていて、朝から荒れている子どもがいますね。そうい う子どもに対してものすごく責任感を持ってあたる子がいて、いやいや、今はちょ っと放っておいてあげようよということを私はそういう子には言っているんです。 理解できないこともあるし、向こうができないこともある。 そもそも経験もなければ、自分自身がそうでもありませんから、理解できないと いう前提で、それでも受け止めよう・尊重しようくらいの、せめていじめはやめよ うねとか、そんな感じでうまくもっていければと思います。そういう教育になって いるのかなと。そこが子どもたちを見ていてちょっと気になる時があります。
会長 お互いそれぞれ尊重するということですね。 委員 今、そういう教育はされていないのではありませんか。そういう時間がないと思 います。疑似体験もだんだんと減ってきている状態です。 会長 実を言うと密接なんです。それをぽんと福祉教育のところだけに入れることなん か、もうちょっと他の。先ほど狭い意味の権利擁護か広い意味の権利擁護かと言い ましたが、実は自分たちで権利をお互いに守っていくということとか、そもそも共 生社会をつくるといったことに関係してくることかなと思います。 十分ではありませんが、ということで宿題になってしまっていますが、その辺り も知恵をそれぞれお借りして本当に枚方市民がよしと思っていただけるようなと ころにしていきたいなと思います。 予定していた案件は以上となります。最後に事務局から何かございませんか。 事務局 ご審議いただきましてありがとうございました。繰り返しになりますが、次回の 日程も近日中に、ご欠席の委員の方の確認の上でお示ししたいと思います。 次回は11 月8日の午前、11 月 15 日の午前ということでよろしくお願いします。 以上です。 会長 ありがとうございました。それではこれをもちまして令和元年第3回地域福祉専 門分科会を修了します。どうもありがとうございました。 (終了)