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IRUCAA@TDC : 根管象牙質に応用した水酸化カルシウム製剤がポストの維持力に与える影響

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

根管象牙質に応用した水酸化カルシウム製剤がポストの

維持力に与える影響

Author(s)

染屋, 智子; 田中, 健介; 原田, 麗乃; 木下, 英明; 河

田, 英司; 武本, 真治

Journal

歯科学報, 116(5): 388-388

URL

http://hdl.handle.net/10130/4091

Right

Description

(2)

388 学 会 講 演 抄 録

№11:根管象牙質に応用した水酸化カルシウム製剤がポストの維持力に与える影響

2) 2) 1) 染屋智子1),田中健介1),原田麗乃1),木下英明1),河田英司3),武本真治1)(東歯大・理工) 2) 3) (東歯大・口科研)(東歯大・歯科医学教育開発センター) 目的:根管処置後にファイバー強化型コンポジット (UNA:3M ESPE),クリアフィル Ⓡ SA ルーティ レジンポスト(FRC ポスト)を使用した支台築造 ング(CSA:クラレノリタケデンタル),ジーセム 法が用いられることが多くなってきた。しかし根管 (GCM : GC)でポスト孔に合着した。試料は37 ℃ 処置時に使用した薬剤によってポストの接着力が低 の湿潤環境下で1週間静置した後,万能材料試験機 下し,脱離する報告が散見される。本研究では根管 でポストを引き抜き,その最大破断荷重をポストの 象牙質に応用した水酸化カルシウム製剤がポストの 維持に与える影響を明らかにすることを目的とし 維持力とした。試験後,実体顕微鏡で破断面を観察した。 て,水酸化カルシウム製剤で処理した根管象牙質と 結果および考察:各セメントで合着したポストの維 ポストを接着性レジンセメントで合着した場合のポ 持力は水酸化カルシウム製剤を応用した群としてい ストの維持力を調査した。 ない群の間に有意差は認められなかった。その維 方法:根管象牙質に直径3.0mm のドリルで深さ4 mm のポスト孔を形成し,半数の試料に水酸化カル 持力は,ULR で400~450N,PAF で250~350N, シウム製剤(カルビタール Ⓡ ,ネオ製薬)を充填し UNA で200~300N,CSA と GCM で100~200N で あった。また水酸化カルシウム製剤の応用に関わら た。一週間後,蒸留水中で超音波洗浄した。ポスト ず,破壊様式は ULR と PAF の試料を除いてレジ は FRC ポスト(ファイバーポスト,GC)と支台築 造用レジン(クリアフィル Ⓡ DC コア オートミック ンセメントと根管象牙質間での界面破壊が多く見ら

スⓇONE,クラレノリタケデンタル)を用いて作製 れた。ULR と PAF では FRC ポストと支台築造用

した。作製したポストはパナビア Ⓡ F2.0(PAF:ク レジンとの間で破壊や支台築造用レジンの凝集破壊 ラレノリタケデンタル),リライエックス™ アル がみられた。根管象牙質へ応用した水酸化カルシウ ティメットレジンセメント(ULR:3M ESPE), ム製剤は接着性レジンセメントの種類によらずポス リ ラ イ エ ッ ク ス™ ユ ニ セ ム2オ ー ト ミ ッ ク ス トの維持力に影響しないことが明らかになった。

№12:ヒト無歯下顎骨前歯部皮質骨における生体アパタイト(BAp)結晶配向性

古川丈博1)2),松永 智3),岩田優行1)2),森岡俊行1)2),𠮷成正雄2),阿部伸一3),矢島安朝1)2) 1) 2) 3) (東歯大・口腔インプラント)(東歯大・口科研)(東歯大・解剖) 目的:骨強度は,骨量(骨密度:BMD)と骨質で 皮質骨の歯槽相当部および下顎底部とし,骨吸収状 構成されていることはよく知られている。中でも骨 態 に よ り 形 態 分 類 し た。計 測 は μCT(HMX225 質の指標である生体アパタイト(BAp)結晶は,負 Actis4,Tesco)にて内部構造確認後,BAp 結晶 荷を鋭敏に反映する因子として重要視されている。 配向性は微小領域 X 線回折装置(RINTRARIDⅡ, BAp 結晶は六方晶を呈する異方性の高いイオン結 Rigaku)を使用し,頬舌方向・咀嚼荷重方向の回折 晶であり,周囲の局所応力に反応し,その配向方向 強度比を算出した。BMD は μCT にて得られたデー を変化させる。これまでに,我々はヒト有歯下顎骨 タ を TRI/3D-BON(Ratoc system)に て BMD 値 とヒト無歯下顎骨臼歯部の皮質骨における BAp 結 に変換し計測を行い,BAp 結晶配向性と比較・評 晶配向性の方向変化を解明したが,ヒト無歯下顎骨 価を行った。 前歯部皮質骨についてはいまだ不明な点が多い。ま 結果:BAp 結晶配向性では,歯槽相当部において た,ヒト無歯下顎骨前歯部は下顎管や顎下腺窩と 骨吸収が進行することにより咀嚼荷重方向への優先 いった解剖学的な制約が少ないため骨吸収が進行し 配向性は認められなくなり,下顎底部はどの分類に た顎骨において,インプラント治療での埋入部位と おいても優先配向性は認められなかった。BMD は して選択されることが多い。そこで本研究では,ヒ それぞれ分類において歯槽相当部で下顎底部より低 ト無歯下顎骨前歯部皮質骨の BAp 結晶配向性およ い傾向が認められたが,骨吸収程度で比較した場 び BMD の定量評価を行い,ヒト無歯下顎骨の構造 合,傾向は認められなかった。 的特徴を解明することを目的とした。 考察:ヒト無歯下顎骨前歯部皮質骨において,歯を 方法:試料は日本人成人遺体から上下完全無歯顎骨 失い骨が吸収することにより BAp 結晶の優先配向 (12体)を選択した。関心領域は下顎中切歯相当部 性は変化していくことが明らかとなった。 ― 44 ―

参照

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