学級担任からの言葉かけや行動が生徒の受容感・信頼感に及ぼす影響
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(2) る結果が出た。. ①個人の生徒に対する言葉かけや行動の尺度. 4 研究I−3. ②クラスメイトやクラス全体に対する言葉かけ. 教師が生徒に対する個人またはクラスメイト. や行動の尺度. やクラス全体に対して行っている言葉かけや行. ③教師への信頼感尺度(中井・庄司(2006))。. 動について、教師自身はどのように捉えている. この尺度はr安心感」、「不信」、r正当性」から. かを明らかにする。. 構成されており、本調査でも同様の3因子が確. 調査対象者. 認された。. 中学校に勤務している教師113名(有効回答. ④教師からの受容感尺度(八木(2003))。この. 者数112名)であった。. 尺度は1因子構造のものである。. 調査内容. 結果・考察. ①個人の生徒に対する言葉かけや行動の尺度. 「受容感」に対しては、個人および、全体へ. ②クラス全体に対する言葉かけや行動の尺度. のポジティブ・ニュートラルな言葉かけや行動、. 結果・考察. 「安心感」に対しては、個人へのポジティブ・. 主因子法・プロマックス回転による因子分析. ニュートラルな言葉かけや行動、全体へのネガ. の結果、個人への言葉かけや行動についてはr賞. ティブな言葉かけや行動、受容感、r不信」に対. 賛・感謝」、「傾聴・声がけ」、「比較・繰り返し. しては、個人および全体へのネガティブな言葉. 注意」、「人前・いやみ注意」の4因子が抽出さ. かけや行動、受容感、r正当性」に対しては、全. れた。クラス全体への言葉かけや行動について. 体へのポジティブ・ニュートラルな言葉かけや. はr見守り・声がけ」、r繰り返し注意」、r雑談・. 行動、受容感が有意な影響を及ぼしていた。先. 声がけ」、r大声・怒鳴り」の4因子が抽出され. 行研究と同様に、誉めたり、励ましたりするこ. た。生徒個人に対しては、事前に想定したポジ. とが受容感に影響していることが示された。ま. ティブ、ニュートラル、ネガティブに分割した. た、全体へのネガティブな言葉かけや行動が多. 因子が抽出された。クラス全体に対しては、ポ. いと感じている生徒は教師からの受容感をあま. ジティブ、ニュートラルという内容より、行動・. り感じていないことが示された。. 言葉かけの2因子が抽出された。生徒はポジテ. 6 総合考察. ィブなものとニュートラルなものを近いものと. 生徒はニュートラルな言葉かけや行動をポジ. して捉えているが、教師は別のものとして捉え. ティブな言葉かけや行動と同じ意味合いとして. ていることが示唆された。. 捉えていたことが示唆された。あいさつなどの. 5 研究皿. 日常会話を増やしていくことが、受容感につな. 研究I−2で作成した尺度を用いて教師の生. がっていくと考えられる。また、教師の言葉か. 徒に対する個人またはクラス全体に対する言葉. けや行動は信頼感生起のための規定要因として. かけや行動と、教師からの受容感、教師に対す. 捉えることができると考えられ、誉めたり、あ. る信頼感との関連を明らかにする。. いさっなどの何気ない言葉かけを増やしたりし. 調査対象者. ていくことにより、教師に対する信頼感が増し. A県B町立C中学校の1∼3年生の生徒455. ていくと考えられる。. 名(有効回答者数445名)であった。. 主任指導教員 浅川 潔司. 調査内容. 指導教員秋光恵子 一101一.
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