男性の家事・育児に関する調査研究
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(2) いる。これらの人は,自分自身も家事をしている実. 像事・育児に対する2タイフの比較】 男性の家事・育児について分担は当たり前という. 感を持っているため,家事に対しては婁と「公平感. 意識を持っている場合が共微き家庭は多い。しかし,. を持っている」,「良いバランスと思ラ」と回答する. パートナーが専業主婦の家庭に屠る片債き男性は,. 慎向が見られた。. 家事を選んでこなしたり,趣味として位置づけてい. 一方,家事参加していない人は,技術的な問題で. る場合があると指摘されている(斧出,2008)。. 出来ない人と,家事に対して消極釣な意識を持って. そこで,家事・育児に積極的に参加するタイプと. いるためしない人が見られた。技術的な問題で出来. 不参加の片働きの回答者2名に注目し,両タイプ間. ない人は,『家事が出来ない」,「家事をする技術が無. で男性が持っている家事・育児に対して,意識の遣. い』と述べると同時に,陰に家事は任せていて,自. いを比較検討する。. 分はしなくていい」というように意識も消極的であ. 妻との家事分担についての質問に対して,「妻は負. る。しかし,r妻に負担をかけている」,r家事の役割. 担と感じている時や,無理な場合は自分に『やって. 分担に公平感を持っていない」などと語っており,. ほしい』『手伝ってほしい』と言う」と述べている。. 自分が家事をしていないことに負い同を感じている。. 妻としても負担を感じる時は,夫に家事を促すこと. 境変化の際は,家事をすることは普通の事と捉えて. 行動に移せない理由としては,多くの先行研究で 指摘されているように「仕事が忙しい」,r仕事から. のできる関係であり,そのことから,・男性は,r現在. 帰ったら家事はする気にはならない」,「家事をする. 不参加の人も,『自分は仕事をしているからお互い不. 時間が無い」といった,長時間労働が理由としてあ. 公平とは思わない」,「妻自身が専業主婦になりたい. げられる.そして,『家事をする希望はない」という. と言っている」と述べており,不満は無い。このこ. 参加意識の低さも理由としてあげられる。また,妻. とから,妻の男性への家事参加の要求の違いにより,. が男性の家事参加を望んでいない場合には,『妻が居. 参加の頻度も違ってくることが考えられる。. るから参加しなくていい」と述べていた。. 育児に関して,家事は不参加の人は,『妻の育児の. の家事分担には不満はない」と述べている。一方,. 負担を軽くしてあげたい」と述べており,子どもと 一育児】. 育児については全員「積極的に参加していきたい」. 接することでが,妻の家庭での仕事に日を向けるき っかけになっている。. と語っていた。『一緒に過ごす時間を作る」や「遊ぶ」. といったことを育児内容と捉えている。また,妻の. まとめ. 体詞が悪い時も「実家の支援はありがたい」としな がらも,『自分が関わらなければいけない」と育児に. 本研究ではゴ男性の家事と育児に,参加する意識. 種極的な姿勢が見られた。. 加に関しては低い意識を持っていてち,育児には時. 育児に対する不満やストレスは,大半のケースで. 間を作り,積極的に関わりたいという意識を持って. 咽わる時間が少ないこと」について感じている。. いた。しかし,育児の内容は、多くは一緒に過ごす. 育児についての不満やストレスは,先行研究で言わ. ことや遊ぶことに限られ,共債きの家庭でのみ世話. れているように,長時間労働が要因といえる。また,. をすることは見られた。. 家事について分担や妻のサポートをしており,家事. また日頃,家事には不参加の男性ち,子育て期の. は『妻に負想をかけていない」と答えた人も,育児. 男性が子どもと関わることにより,家庭に関わるき. では妻にr負担をかけている」と感じている。この. っかけになると考えられる。. と現状に多様性があることを明らかにした.家事参. ことは家事に不参加の人も同様で,『女性にしか出来. ない部分が育児にはあるから,婁に負担をかけてい るj.と答えていた。そのように婁にr負担をかけて. いる」と感じる時にrストレスを感じる』と回答が. 主任指導敏貝 中岡 義介. あった。. 指導教員 服部範子. また,育児に関しては,回答者自身の父子関係が 現在の育児に影響を与えていることが示唆された。. 一479一.
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