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ふるさと大石をおもう

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Academic year: 2021

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第4学年1組道徳学習指導案 指導者 ○○ ○○ 主 題 ふるさと大石をおもう (資料名 ふるさと大石のために(自作) 中学年4-(5)郷土愛) 指導観 ○ 本主題の指導内容は、郷土を思い、郷土の人々のために働いた人の生き方を通して、郷土のよさを理 解し、自分のふるさとに誇りを持ち、大切にしようとする心情を育てることをねらいとしている。 本主題は、中学年4-(5)の内容である。 人は、生まれた時から地域の山、川、野原などの自然環境と地域や家庭の生活習慣やしきたり、地域 独特の祭りなど長年人が受け継ぎ、大事にしてきた伝統・文化などの社会的環境、そして、それらで出 会う人的環境の中で暮らしている。現在、生活し、活動している空間は、そこに暮らしてきた人々の習 慣や文化の積み重ねによって育まれたものであり、未来へとつながっていくのである。このような時間 的な流れの中で、人は、身の周りにあるものにかかわりながら生活し、愛着を抱いている。そして、成 長するにつれて、かかわる対象が広がっていき(空間的広がり 、生まれ育っている土地に自分とのか) かわりを感じるようになり、そこが「郷土」となっていくのである。郷土は、人格形成の基盤となるとこ ろであり、生涯を通して心のよりどころとなるものである。また、「ふるさと」とは 「郷土」よりもさら、 に深く自分とのかかわりを感じている所であり、自分の生き方に影響を与え、生涯にわたり精神的な支 えとなる経験を積み重ねたところである。さらに、「郷土を愛する」ようになるためには、次のような三 つの段階を経ていく。まず、郷土の自然、長い間、受け継がれてきた文化遺産や行事、住んでいる人々 に触れ合いながら郷土に住む楽しさ、郷土の美しさ、すばらしさを感じ、郷土に親しみながら郷土に愛 着を持つようになる段階。次に、郷土の自然、伝統、文化、郷土に携わる人々の価値を理解し、郷土の 全てを受け入れ、それらに対して誇りや感謝の気持ちをもち、大切にしようとする段階。最後に、自分 を育んでくれた郷土と自分とのかかわりをとらえることにより、郷土を大切にしようとする気持ちがさ らに高まり、自分も積極的にふるさとにかかわりながら、郷土の伝統や文化を受け継ぎ、未来へ向けて 守り、伝えていこうとする意欲や態度をもつようになる段階である。 「郷土を愛する心をもつ」とは、郷土にある自然、伝統や文化、すばらしい人の生き方を自分も受け継 ぎ、よりよいものにしていきながら、未来へ伝えていこうとする実践意欲をもつことである。 この郷土に関する本主題においては、次のような単元構成を行う。社会科の時間において、郷土のた めに地域を開発した5人の庄屋と大石堰づくりについて調べたりまとめたりして、地域に誇りと愛情を もつ学習活動を行う。次に、大石堰、大石水道の流れと自分たちの生活を見つめることによって生まれ てくる疑問をもとに、総合的な学習の時間において、自分たちの校区に水を送る袋野隧道やその隧道を つくった田代重栄についての問題解決学習を行う。そして、郷土のため、特に、大石村のために命と財 産をかけて袋野隧道を造り上げた田代重栄の生き方にふれながら、郷土のために尽くした姿に感謝の気 持ちをもたせ、これからは自分たちが郷土のために積極的にかかわっていこうと自分の生き方を考えて いく活動との関連を行うことにより郷土のよさを実感させ、郷土を大切にする心情を高めたい。 、 、 本主題の具体的な内容としては ①田代重栄が袋野随道を困難を乗り越えて完成させた思いを見つめ 郷土の人々のために尽くした生き方の素晴らしさをとらえること、②友達との対話により自他の考えの 根拠を比べながら自分たちの郷土のために尽くしてくれた重栄の思いを感じ取ること、③郷土を思うこ との素晴らしさをとらえた上で、これまで自分も郷土にかかわり恩恵を受けていることに気付き、これ からは自分も郷土を大切にしようとする心情を育てることなどである。 本主題に関しては、低学年で、郷土の文化や生活に親しみ、愛着をもつことを学習している。第3学 年では、ふるさとにある事物を大切にする心について学習した。そこで、本学年では、行事の裏にある 人々の郷土をよりよくしていこうとする思いや生きる姿に焦点をあて、受け継がれている伝統や文化は

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これまでの人々の努力や工夫のおかげであることに気付き、ふるさとを大事に思い、大切にしていこう とする心情を育てることは、高学年での郷土や我が国の伝統と文化を大切にし、先人の努力を知り、郷 土や国を愛する心をもつ学習に発展し、ふるさとを愛する子どもを育てる上からも意義深い。 ○ 本学級の子どもたちは、社会科「まちをひらく」の学習において、隣町の5人の庄屋が村人を救うた めに命をかけて大石堰や大石長野水道を考え、人々も協力しながらつくっていった努力や苦労があった ことを知り、校区にある大石堰や大石・長野水道めぐりをして、当時の人々の努力や苦労を思いやるこ とができている。しかし、その水の流れは、地元大石校区には流れていないことに気付き、総合的な学 習の時間において、自分たちの校区の水はどこから流れてきているのかを調べてみたいという思いをも ち、問題解決学習を行っている。そして、調査活動の中で、袋野隧道と袋野隧道をつくった田代重栄の 存在に気付いている。隧道探検では、手作業で岩を掘り大きなトンネルにしたり、暗がりで作業をした りしたことなどを想像することができ、工事の大変さや当時の人の努力に驚きや疑問をもっている。 また、毎年、行われる神社での相撲大会は地域あげての行事であり、各地区ごとに練習が行われ、男 、 、 。 子児童全員が参加し 優勝を目指して相撲をとり 女子児童も応援に駆けつけて大会を盛り上げている 、 。 、 他にも 大石放水路でのたこ揚げ大会などに参加しながら地域の文化や伝統にも親しんでいる しかし 、 、 これらは子どもにとって楽しみのイベントとしての意識が強く その裏で参加者のために企画運営して 世話をしている人がいることに気付くまでには至っていない。それは、行事の楽しさや勝負に夢中にな り、世話をする人の姿や働きにまでは目を向けることができないからだと考える。 また、地域探検や地域での遊びを通して、神社で遊んだり近くの川で魚釣りをしたりして郷土と触れ 合いながら 「あの川にカニがたくさんいた、 。」「もう田植えがあってたよ 」など郷土のよさを感じてい。 る。しかし、子ども会で行われる空き缶拾いには、自分たちがかかわっている地域をきれいにしようと 、 。 いう意識をもって行っている子もいるが あまり積極的に参加しているようなところがないこともある これは、自分と地域とのかかわりや今、豊かに生活できる背景に気付いていないからだと考える。 そこで、社会的な活動能力が広がり、地域の行事などに興味を示し、自然への関心も増し、社会科の 、 、 、 学習により地域のために尽くした五庄屋の働き 努力や苦労などを学び 地域に対する誇りをもち始め さらに、総合的な学習の時間において、生活の根源である水を大石校区に引いてくれた田代重栄につい て調べているこの期に本主題を取り上げる。そして、地域の伝統や文化について価値付けることによっ て、郷土の発展のために昔から力を尽くしてくれた人々がいること、今もその思いを受け継いでいる人 、 、 、 がいることなどに気付き ふるさとに対する思いを深め 大切にしていこうとする心情を育てることは ふるさとを愛する心を育てる上でも意義深い。 ○ 本主題の指導にあたっては、今の豊かな生活のもとをつくってくれた昔の人々の姿を通して、ふるさ とのよさを理解し、自分とのかかわりを考え、自分もその恩恵を受けていることを自覚し、ふるさとを 誇りに思い、大切にしていきたいという心情を高めたい。 資料「ふるさと大石のために」を感動的に活用する。この資料は、大庄屋の田代重栄が大石・三春の 人々のために財産と命をかけて山をくり抜き袋野隧道を完成させる。この完成までに数々の困難や失敗 にくじけず、「郷土を救う」の一念でやり遂げるという話である。この資料を通して、田代重栄が数々の 困難にあっても郷土のために隧道を造り上げたのは、郷土の生活の向上を願ったものであることをとら えさせたい。それは、郷土に暮らす人々を助けるためという強い郷土愛があったことを理解し、自分達 の豊かな生活があるのもそのおかげであることを自覚し、ふるさとを大切にしようとする心情を高めた い。そのために、まず「つかむ段階」では、隧道探検のビデオや写真をもとに、隧道探検で思ったこと を話し合い、田代重栄がしてきたことを想起し 「なぜ、このようなことができたのだろう」という疑、 問のもと、めあてをつくらせる。次に 「求める段階」では、資料を読み、重栄の生き方ですごいと思、 ったことを取り出し、すごい、素晴らしいと思った根拠を日頃から書き綴っている心のつぶやきノート

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をもとに考え、友達との対話によって自他の考えを深めたり広げたりしながら価値の追求を行い、さら に、全体交流により道徳的価値をとらえさせる。さらに 「みつめる段階」では、GTからGTの重栄に対、 する思いや今の大石に住む人々の生活が袋野隧道のおかげで豊かであることなどを聞き、自分が昔の人 の努力の恩恵を受けていることを自覚し 「生かす段階」では、学習を振り返って思いをまとめ、昔の、 人々への感謝の気持ちを抱き、ふるさと大石を誇りに思い、大切にしていこうとする心情を育てること ができるようにする。 単元単元の構成と計画 総合的な学習の時間 道徳の時間 その他 1 大石・長野水道探検をして、学習の課 題を設定する。 ○ 大石マップを基に、大石・長野水道探 検の計画を立てる。 、 。 ・大石堰から川に沿って 歩いてみようか ○ 川の流れがどのように広がっているか に気を付けながら大石・長野水道探検を 行う。 ・大石水道の水はどんどん西の方に流れて いくよ。 ・横の方に流れは広がって行かないんだ。 ○ 探検して分かったことを確認し、近く の川の流れとのつながりを考え、学習の 課題をつくる。 ・大石水道は田より低いところを流れてい るよ。 大石の水は、どこから流れてくるのか 調べてみよう 2 自分達の地域の水はどこからやってく るのか調べる方法を考える。 ○ 既習の学習の方法を生かして、調査方 法を決定する。 ・地域の地図を使って逆に川の流れをたど ればわかるんじゃないかな。 ・実際に流れを歩いていってみたい。 ○ グループを作り、実際に調べる。 【地図で】 ・山春の山の方に行って筑後川に戻る よ。 【歩いて】 ・どんどん筑後川から離れていったよ。 【聞き取り】 ・袋野隧道を通って流れてきているそう だ。 ・袋野隧道は田代重栄が造っていた。 ↓ 課外〈隧道探検〉 田代重栄について調べよう 実際の袋野隧道を通り、当 時の掘った後やなたね油の灯 3 資料使ったり近所の詳しい人に聞いた の明るさなど隧道の中の様子 りして田代重栄が行ってきたこと、今の を体験する。 袋野隧道の働きを調べ、まとめる。 ○ 資料を使って、田代重栄が袋野隧道を つくったことを調べる。 ・大石堰ができてすぐに造られているんだ 道徳1 ・こんな岩をくり抜いて造っ な。 「ふるさと大石をおもう」4-(5) た重栄さんはすごい。 ・大石堰を造るより大変だったみたい。 ~ふるさと大石のために~ ・重栄さんはよくこんなこと ・みんなのために何年も考えたり命 思いついたな。 をかけて工事をしたりした重栄さ ・機械のない時代に手で掘り んはやっぱりすごいな。 続けるのはきつかっただろ 驚き 漠然とした よ さ の と ら え

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・失敗してもあきらめなかったのは、 うな。 それだけ村人のことを思っていた ・ぼくも重栄さんのように人 んだ。 のために何かしたいな。 ・お米が育ったり果物を作ったり、川 遊びができるのは重栄さんのおか げだったんだ。 今はどうだろう。大石のために努力し ている人はいないのかな。 5 現在、地域のために尽くしている人に ついて調べる ○ 長く続いている行事について誰がどん なことをしているのか調べる。 ・ぼくたちの所の夏祭りは獅子舞で大人の 人が 毎年、家を回るよ。 ・弓立神社の相撲大会はお父さんも子ども の頃にもあって、お世話する人はいろい ろな仕事があるよ。 ・祭りの随分前から準備をしていたよ。 道徳2 ・相撲大会はずっと昔から続いているん だな。 「ふるさと大石のために」 4-(5) ・いろいろな行事にはたくさんのおじさ んおばさんが世話をしているね。 ~○○さんとすもう大会~ ・こんなにぼくたちのために働いて くれている人がいるなんて知らな かった。 ・お祭りや相撲大会を続けることを 6 地域行事で調べたことを交流し、ふる 大事に思っている人がいたんだ。 さとに対する自分の生き方をまとめる。 ・こんなに長く続いているのは、そ ○ まとめたことを交流し、自分の在り方 れだけ大石のために働いてくれた 生き方についてまとめる。 人がいたんだ。次はぼく達がひき ・近くのお祭りの準備にも手伝いたい。 ついでいく番だ。 ・僕も大人になったらお世話役をしたい。 主題のねらい 1 地域発見の活動を生かした道徳の時間を展開し、資料「ふるさとの大石のために」「○○さんとすもう大 会」を通して、人の生き方の視点からふるさとを見つめ、ふるさとにある自然、伝統や文化、人々のすば らしさを明確にし、ふるさとを大切に思う心情を高め、これからは受け継がれてきた伝統や文化、自然に対 して積極的にかかわり、未来へ向けて守り、伝えていく大切さをとらえることができるようにする。 2 地域発見の活動での調査活動や隧道探検で思ったことや感じたことをつぶやきノートにまとめたことを 主人公の気持ちを推し量りその根拠となることを考える時に活用して地域発見の活動を道徳の時間に生か し、自分もふるさととかかわりがあることに気付くことができるようにする。 総合主題の計画(全2時間) 第1次 (本時) 第2次 総合的な学習の時間 道徳の時間Ⅰ 郷土愛( ) 総合的な学習の時間 総合的な学習の時間 道徳の時間Ⅱ(郷土愛) 総合的な学習の時間 水の流れをた 主題名 袋野隧道 現在ふるさと 主題名 ふ る さ と に どったり隧道 「ふるさと大石をおもう」 に詳しい のために尽く 「大切にしたいふるさと大石」 対 し て 自 分 探検をしたり 資料名 方に話を している人に 資料名 の 在 り 方 を する。 「ふるさと大石のために」 聞く。 ついて調べる 「○○さんとすもう大会」 まとめる。 本 時 平成○○年○月○日(○曜日) ○校時 4年生教室において かかわりの欲求 ふるさとのよさの 気付き 積極的かかわり

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本時のねらい 1 自分の命や財産をかけて袋野隧道をつくった田代重栄の生き方を通して、何よりもふるさとを思い、 自分の全てで尽くしてきた努力に尊敬の念を持ち、今もその恩恵を受けていることに感謝するとともに ふるさとを大切に思う心情を育てることができるようにする。 2 田代重栄が袋野隧道を完成させるまでの行為について、素晴らしいと感じる場面とその根拠をまとめ、 それをもとに友達との対話活動をしたり、GTとの交流を行ったりして、自分とふるさととのかかわりを 自覚し、ふるさとのよさを実感することができるようにする。 本時指導の考え方 本時指導にあたっては、資料「ふるさと 大石をおもう」を感動的に活用し、郷土のために命や財産をか けて、数々の困難を乗り越えて袋野隧道を作った田代重栄の生き方を通して、人々の願いや思いを真剣に受 けとめ、自分にできる精一杯で郷土をよりよくしていこうとする強い思いをとらえ、これまでのふるさと大 石に対する思いを深め、自分もふるさとを大切にしていきたいという心情を育てたい。 そのために、まず、つかむ段階において隧道探検のビデオを視聴させ、隧道の中の様子やその時の気持ち を想起させながら 「よく、こんなに大きな水道をつくれたよな、 。」「どうして、そこまで村人のことを思っ たのだろう 」という疑問や驚きから課題意識をもたせる。次に、求める段階において、資料「ふるさと。 大石をおもう」を感動的に活用する。田代重栄が行ったことや考えたことで感動したことを場面ごとに取り 出し、その理由をまとめる。それをもとに、友達と対話をし、人の生き方についての自他の見方・考え方・ 感じ方を広げる。そして、全体交流をしながら重栄の郷土をよくしたいという強い思いをとらえさせる。さ らに、みつめる段階において、GTの活用により田代重栄や昔の人々の行いが今の大石を豊かにしていること やGTの重栄に対する思いを聞き、ふるさとに対する思いを深める。最後にまとめる段階において、今のふる さとに対する思いをまとめ、大切にしていこうとする心情を育てる。 準 備 教 師:地域発見活動の感想 読み物資料の流れ図 道徳ノート 子ども:つぶやきノート 学習指導の過程 学 習 活 動 と 内 容 指 導 上 の 留 意 点 段階 つ 1 総合的な学習の時間「みつめて大石」の学習を想 1 田代重栄の写真や隧道探検のビデオをも 、 、 か 起し、めあてについて話し合う。 とに 田代重栄と出来事について想起させ む ( ) 隧道探検のビデオを視聴し、その時の自分の感1 学習課題を明らかにする。 想を出し合う。 (1) 隧道探検をした時の気持ちを想起させる ・すごく暗くて長かったけど、ごつごつしていた ために、手掘りの跡が見える隧道の中の様 から本当に人が造ったんだと思った。 子を写したビデオを活用する。 ・山を掘って水を流す方法を考え出せる人だから ※隧道の中のでこぼこした手掘りの後がわ とても頭のいい人だと思った。 かるところやサザエの貝に灯した火の明 (2) 田代重栄がどんなことをした人なのか、これま るさから隧道の暗さや造った当時の苦労 でのノートをもとに想起する。 に気付くようにする。 ・大石村のために袋野隧道を造った人。 (2) 総合的な学習の時間のノートや写真、感 ・貧しい人々のために自分のお金を使って隧道を 想をもとに田代重栄がしたことを出し合わ 造り上げたよ。 せる。 (3) 学習のめあてについて話し合う。 ※子どもが見ていた資料を拡大し、どんな ことをした人か、ビデオも参考にさせなが ら考えさせていく。

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(3) 「こんなことができたのはどんな気持ち 田代重栄がずい道を完成できたのは、どんな心 があったからなのか」という問いからめあ があったからなのか、友達と対話して考えよう。 てをつくらせる。 も 2 資料「ふるさと大石のために」をもとに、田代重 2 資料を範読し、袋野隧道が完成するまで と 栄の生き方の素晴らしさについて考え、重栄の郷 の田代重栄のかかわりで素晴らしいこと、 め 土への思いの深さについて話し合う。 感動したことについて話し合い、道徳的価 る (1) 資料「ふるさと大石のために」を範読し、自分 値を追求し、把握させる。 が最も感動したところを取り上げ、その根拠をこ (1) 資料の中から、重栄の袋野隧道を完成さ れまでの学習や体験からまとめ 友達と話し合い、 、 せるために行った行為で、「すごいな」「す 考えを深める。 ばらしいな」と思った場面を選び、その根 〈すごいと思った場面〉 〈その根拠〉 拠をまとめさせ、友達との対話活動を仕 組むことにより、重栄の行為の素晴らし 何年もかかって計画を考えるところ 仕事をやめてまでも村人のためにと思う心 さについての考えを深める。 わざわざ大石に引っ越してまでも ※事前に素晴らしい、すごいと思った所 許しをもらいにいくところ 自分が費用を出しても造ろうとする トンネルを掘る 明かりを灯してやる(隧道の中は暗かった) に線を引かせておき、紙芝居で話を流す 時に確認させながら聞かせ、その場面と あきらめないで造り続けた 根拠をノートにまとめさせる。 (大きなトンネルだった) 水道完成?のところ がっかりするけど次の方法を考え出す ※隣の友達との対話(ペア対話)を仕組 み、お互いの考えを出し合わせ、友達の 家も財産をつぶしてでもという思い 考えで納得できる考えを、新たな根拠と 井げたを使ってのところ 自分から川に飛び込もうとする勇気 して付箋に書いてノートに貼らせる。 (2) 袋野隧道を完成させることができた背景にある (2) 読み物資料の流れ図などを使って根拠 重栄の心情について話し合う。 を交流させることにより、根拠の中から ・村人の生活を楽にしてあげたい。 共通する重栄の思いを取り上げ、自分が ・いつでも米がとれるようにしてやりたい。 できる精一杯で郷土のために尽くしたの 〈重栄さんの思い〉 は、郷土の人の思いや願いを受けとめ、 村人のために 米がとれるように 郷土をよくしていこうという気持ちの強 生活を楽にしたい これからもずっと さからという道徳的価値に気付かせる。 村人のために 自分にしかできない ※隧道が完成するまでの重栄の思いの流 れが分かるように、場面ごとの絵を板書 ふるさと大石をおもう心 し、重栄は、ふるさとの発展を願ってい ることが分かるように場面をつなぎ、矢 印で思いが一つになるような構造的な板 書にする。 見 3 田代重栄について詳しい方からの話を聞き、自 3 重栄について詳しい方に袋野隧道と今 つ 分とのかかわりについて考える。 の生活とのつながりを聞き、今の自分と め (1) GTの重栄に対する思いや重栄とのかかわり、今 重栄とのかかわりを考えさせ、価値の自

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る の生活とのつながりについて話を聞き、自分との 覚を図る。 かかわりをとらえる。 ※大学時代に重栄さんのことを調べてみ ・重栄さんが引いてくれた川の水が僕たちが食べ ようとした思いや今の田代重栄に対する ているものを作ってくれているんだ。 思いを話してもらう。 ・重栄さんのおかげで僕の近くの水は流れてきて 遊ぶことができるんだ。 生 4 本時学習で思ったこと、これから自分のあり方 4 心に残っている思いをまとめ、ふるさと か についての思いをまとめる。 を誇りに思う気持ちとこれから大切にした す ・田代重栄さんはこんなにすごい人だったなんて い思いについてまとめさせる。 知らなかった。大石はとても自慢できるね。 ※以前にとった「大石に自慢できる人がい ・こんなに苦労して水をひいてくれた人たちがい ますか」の質問の解答を提示し、その時に るのだから、私たちはもっとふるさとにあるも 答えていたことと今日の学習を終えて感じ のを大事にしないといけないね。 ていることを比べて感想をまとめさせる。 発問計画 教師の発問 児童の反応 T1:10月に隧道探検をした時のことを覚えていますか。そ の時のビデオを少しだけ見てみましょう。その時感じ たことを思い出しながら見て下さい。(2分) T2:どんなことを思ったか何人かの人に発表してもらいま C1:とても暗くて、大きな穴だったから しょう。 びっくりしました。 C2:こんなに大きなトンネルを、人の手 T3:みんな、暗い所を手で、こつこつと掘っていったこと で掘っていったなんて信じられない や重栄さんのこともすごいと思っているのですね。こ と思いました。 こにみんながすごいと思ったことをまとめています。 C3:よくこんなことができるなと思いま みんな、重栄さんはすごいと思っていますね。 した。 C4:とても長かったからびっくりしまし 発問1 こんなにすごいことがなぜ、田代重栄さんにはで た。 きたのでしょうか 。 C5:できっこないと思います。 C6:みんなのことを思ってだと思いま T4:今日は、こんなすごいことができた重栄さんの心には す。 どんな思いがあったのかをみんなで見つけていきたい と思います。 重栄さんがずい道を完成させることができたのは、どんな心があったからなのか、 友達と話し合って考えよう。 T7:それでは、資料をもとに重栄さんの思いをみんなで話 C7:始めの場面は、村の人が水が来ない し合っていきたいと思います。どんな話だったのか場 から、お米がとれなくてとても苦し 面を振り返っておきたいと思います。 んでいます。水がほしいと重栄さん

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に頼んでいました。 ※ 場面を紙芝居にして提示し、要点を確認しながら資 料の内容を振り返らせる。 発問2①どんなところがすごいと思いましたか。 C7:仕事をやめて何年も調べ続けるなん ②一番すごいと思った場面とその理由、自分の経験 て、絶対してやろうという気持ちが を思い出してまとめていることを、見て下さい。 すごいと思います。 T8:ノートに書いている場面がすごいと思いますか。みん C8:私も人々のことを本当に思ってい な、いろいろなことがすごいと言っていたので、きっ て、優しいなと思います。 といろいろな場面なのでしょうね。お隣の人は、一番 C10:僕は、川にはいる場面だったけど、 すごいと思ったところが一緒ですか。 何年もかけて考えている場面も入れ 隣の人の考えを聞いてみましょう。 たいです。 T9:友達の考えを知り、付け加えたくなった場面や付け加 C9:一度水が流れなかった時に、そこで えたい理由を付箋に書いて付け加えましょう。 あきらめないで、今度は石を沈めた り堰を作ったりいろいろな方法を考 T10:それでは、みんながすごいと思った場面をみんなに教 え出すからすごいです。 えて下さい。 C11:川に入ろうとした場面は勇気があり T11:ここでは、失敗してもあきらめないで、次の方法を考 ます。 え出すというすごさがあるのですね。 C12:お百姓さんに頼まれてどうにかして やりたいという気持ちがあったと思 T12:このようにいろいろな思いがあって、これだけのすご います。 いことをしているのですね。 C13:隧道を完成させないことにはいつま でも苦しい生活が続いてしまうから 発問3 では、重栄さんは、どうしてこんなすごいことが だと思います。 できたのでしょうか。 C14:いやにはなったと思うけど、人々を どんな心があったからだと思いますか。 救いたいという思いが強かったと思 まず 自分ひとりで考え ノートにまとめてみましょう、 、 。 います。 C15:村人は自分を頼ってくれたのだから 自分がしなくてはならないという思 T13:では、隣の人に重栄さんにはこんな気持ちがあったか いがあったと思います (責任)。 らだろうと思うことを話してみましょうか。自分とは C16:村人の暮らしを豊かにしてあげたい ちょっと違ったことを思っているかもしれないので友 という思いが強かったと思います 達の話もよく聞いて下さい。 (思いやり) T14:重栄さんは、村人の思い・暮らし・田畑 などそこにあ る全てのこと、ふるさとのことを思う心がとても大き かったのですね。 C17:好きです。いろいろな遊びができる 発問4 この重栄さんのようにふるさとのことを大切に思 からです。 うことがありますか。 C19:私も同じです。いろんな行事があっ T15:皆さんは、この大石が好きですか。 ておもしろいです。

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発問5 では、みなさんよりももっともっと大石のことが C20:やっぱり重栄さんはこの大石の全て 好きで、重栄さんのことにとっても詳しい人に来て のことを思っていたんだと思いま もらいましたので、重栄さんのことやこの大石のこ す。 とをどのように思っているのか聞きたいと思います。 C21:そうだね。今、食べているお米も隧 道を造ってくれたからできているの ※ 重栄の生き方でGTの方が重栄にひかれているとこ だからね。 ろや重栄の偉業が自分たちの生活を豊かにしているこ C22:こんなすごい人がここにいるなん とを話してもらう。 て、自慢できると思います。 T15:今日は重栄さんの生き方について考えてきました。 C23:こんなにも郷土のことを思う人がい たとは驚きです。五庄屋さんも同じ 発問6 皆さんは、今日の学習でふるさとの大石のことを ようだったから、この大石がすごい どのように思うようになりましたか。 所に思いました。 ノートにまとめて下さい。 C24:この大石はとってもいいところだと 思いました。ずっと水が流れてきれ いなままにしておきたいです。 板書計画 ふ る さ と 大 石 を お も う め あ て 重 栄 さ ん が 袋 野 ず い 道 を 完 成 す る こ と が で き た の は ど ん な 心 が あ っ た か ら か 、 友 達 と 対 話 し て 考 え よ う 。 ま ず し い 人 々 ・ 長 い 間 、 一 人 で 考 え る 。 ・ 八 年 も か け て 調 べ 続 け る ト ン ネ ル を ほ る ・ サ ザ エ 貝 に 火 を と も す 。 ・ 「 す ま ん の 」 ト ン ネ ル 完 成 ? ・ 「 ず い 道 が で き る ま で は 自 分 の 家 や 財 産 も ・ ・ 」 い げ た を つ く っ て ・ 「 そ れ な ら 、 わ し が ・ ・ 」 巨 石 を し ず め て 暗 か っ た 大 き か っ た よ く 手 で ほ っ た な 重 栄 さ ん の お か げ だ な こ ん な こ と が で き た の は ? 努 力 や さ し さ あきらめない 勇 気

ふるさと(大石)をおもう心

・村人のため ・生活を楽に 今 も ・ ・ ・ 毎 年 四 月 十 四 日 田 栄 祭 を お こ な う ゆ る し を も ら い に ・ か か る ひ よ う は す べ て 自 分 が ・毎年米がとれるように ・これからもずっと

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