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産科婦人科領域に於ける「ホルモン」療法

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東京女讐學會雑誌第六巻第五號

︵兄 昌塁口

産科婦人科領域に於けろ.,ホルモン﹂療法

東京女子讐學專門學校

     讐學量 堤

教授

K

︵第三・同東京女讐學會総會に於ける特別講演︶ 1  本日第三周東京女細評會総立に當り會長握に幹事會の命に由り邪智菲才なる不省が特別講演を行ふは甚だ光榮とするとこ ろなり。扱て駆動婦人科領域に於ても他の分科領域に於けると同様に凡ゆる内分泌腺の機能が直接或は為事に大なり小なり 或る影響を及ぼすことは言を須ひすして明かなり。併し乍ら本領域に於て特に重大なる意義を有する﹁ホルモンしの存するは 勿論なり。本日は其等﹁ホルモン﹂に起する親近の研究趨勢を紹介し併せて余等の⋮教室に於て行ひたる且つ47ひつxある方法 と其の成績を叙べ周ねく江湖の批制を仰がんと欲す。婦人にのみ特有なる内分泌臓器が卵輿なる以上、卵集﹁ホルモン﹂が最 も重要なる作用を螢むことは自明のところなるべし。胎盤も亦内分泌臓器と看傲す早きものなれども其同、ホルモンLは卵集及 び臓下垂艦前葉等の﹁、ホルモン﹂に酷省す。卵集胎盤の如き婦人特有なる内分泌腺以外に大なる意義を有するものは騎下垂鰐 前駆及び後葉、甲歌誌、膵臓ラ氏息組織、副腎特に其の皮質等なり。以下順を追うて是等の﹁ホルモン﹂に就き概略を叙蓮す べし。   堤H産科婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法      第六巷  四一一

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堤“産科婦入科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法 細彫六巻   四一二 卵胞﹁ホルモン﹂  卵集よ砂寝る物質が分.泌せらる﹄ことは古くより想像せられたるところにして已に十二世紀初葉に於て動物及び入類に卵 集移植術の試みられたるあり。されど近代的研究は二十世紀に入りて磯達し﹀臼①さ喝①冒①さ78奉。・8等︵一九一二年︶は 卵胞︵濾胞︶液より有効成分を分離し、=①コ塁諺は豚の卵巣より黄膿﹁ホルモン﹂を分離せり。而して卵棄よりは現在卵胞 ﹁ホルモン﹂と,黄艦﹁ホルモン﹂との二種が焚見せられ居り。  卵胞﹁ホルモン﹂には研究者に由り種々の名稽附せられ居り,部ち困δ一一一2一貫○<貿断巴 8≡。三母同6毒8ρ 国95曲三戸 家自びO﹃ヨO詳国讐塁3霞ヨ。炉≦魚寓8滞。。ω賃§ぎO弓影○♪○①。・巳P女性々﹁ホルモン﹂、卵巣濾胞﹁ホルモン﹂、女蛭磯情コホ ルモンL、卵胞.ホルモン﹂等の如し。而して一九三二年七月倫敦にて開催せられたる國際聯盟の標準設定委員會︵ω壁巳碧臼 。。幽 @旨昌σq路。ヨ自。。絵。⇒自①m<α涛2げ口巳霧︶は國際名士として・○Φψ電8と命名したり。されば吾人は宜しく○Φω育。昌叉は卵胞 ﹁ホルモン﹂と稽呼すべし。  卵胞﹁ホルモン﹂は自然界諸種孤燈中に存在し、今全等を列記すれば次の如し。曰く、卵胞︵濾胞︶,自棄黄艘、胎盤、妊婦 血液、妊婦尿、羊水、胎兇髄,胎糞、卵轍果腫瘍,男子尿、軍馬尿、雄馬尿,綜欄、﹁トマト﹂、﹁ヒアシンス﹂、酵母、細菌、其他 軍細胞動物、石炭,石油、地楽章,等の如し。今是等物理申に含有せらる㌧量に就いて二三を述ぶれば、成熟卵胞液一〇〇 〇σ賎家には二〇〇〇!二五〇〇〇〇﹁マウス﹂輩位︵普通四〇〇〇﹁マウス﹂軍位と稽せらる︶、胎盤一〇〇〇臓ヨ・中一〇〇 〇〇コマワス﹂軍位、妊婦尿一〇〇〇σq三一−二ヶ月のものにては三〇〇1六〇〇﹁マウス﹂軍位、三一七ケ月のものは 五〇〇〇i七〇〇〇πマウスL軍位、八!一〇ケ月のもの六〇〇〇−一一〇〇〇〇﹁マウス﹂軍士。胎糞一〇〇〇顕ヨ中五 〇〇〇〇﹁マウス﹂翼翼.健康男子選一〇〇〇Gq中一〇﹁マウス﹂軍位以下。群馬尿一〇〇〇㏄中一〇〇〇〇Q、マウスL軍位。 斯く妊馬尿中に最も大量存在するが故に販需品は殆んど之を原料として製造せらる。  卵胞﹁ホルモン﹂の純粋型と認められ居るところの○①自・窪。冨は安定なる無色無味無臭の斜方晶にして、P㏄︸︷髭ρなる分

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3 子式を有し、熔融鮎二五六度︵冨暮①コき﹃Uo凶事︶、分極光堂を右旋し︵骨︺O挙H+一沼。︶、吸牧極量はトっ◎。Oート。○。95凌なり。 熱、浩⋮化液、稀酸,﹁アルカサ﹂に蓬ふも其の性霊を攣ぜす,紫外線に崩り其の生理的効力減弱す。其の椿二面は次の如し。         ?  2        卵胞﹁ホルモン﹂の純粋結晶を初めて得たるは弱9①建昌黛︵一縮㊤︶にして之れよ.         H   H

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fC柴C>㎝出牝馬尿よ軌切ρ・.岩勲・、畠’︸・.。げ剛は矯より、。。罠℃は胎箏り夫々轄・田を得

卵胞「ホルモン    ClsH Li 男性々「ホルモン」(Androkinin)       CigH:)aO2        H2C         i

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堤11産科婦人科領域に於ける﹃ホルモンし療法 たり。而して是等多数の研究者に由って製出せられたる所謂純粋結晶は等しく ○ゆω巳βと曝せらる﹂も其の分子式に多少異るあり。ゆ三2聾島ゴUo認団等のもの は上記の如きρ。・頃鵠○邸。︵囚簿。ぴ琶δx団。。・胃ぴ︶なるも竃母鼠9昌等のものはP。・ 缶トコb。・︵日、爵ヨ同。尊。二言︶ なり。而して同一分子式を有しても多くの異性燈あ りと云ふ。されど生理的有効なるはOoの貯9ρG・霞鵠Ob。な砂。ρ。・国矯O。。は Ooω貿。づρ。・出b・b・ρの水化物にしてOo・・旦9と呼ばれ人艦に於ては排泄型ならん と想像せらる。卵胞コホルモン﹂は男性々﹁ホルモン﹂︵﹀コ母。。・貯20昌︶,黄艦﹁ホル モン﹂、﹁ステリン﹂、謄汗酸、﹁ヴィタミン﹂D等と密接なる關係に立つものにして恐 らく﹁ステリン﹂分子の分解に由って生するものならんと想像せらる。左に示すは 男性々﹁ホルモン﹂の構造式なるが之より水素八原子、炭素一原子を除きたるもの が卵胞﹁ホルモン﹂なり。爾者共に四個の春歌贈⋮を有する﹁オキシケトン﹂︵日2冨− 趨匹誘。冨。。O属団ぎ8つ︶なり。  最近卵胞﹁ホルモン﹂は国嶺Oωけ⑦胃ぎ︵椎茸、酵母中に多量に含有せらる︶より人 工的に塗せらる玉に到れりと傳へらる。       第六巷   四一三

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4   堤“産科婦人科領域に輔於けワ。﹁ホルモンし山療法       第一服巻   四一四  〇①。。霞8の結晶は水には僅に溶解するに過ぎざるを以って從來は濃厚なる溶液を得ること困難なりき。然るに。。畠ミ①艮 直・国一拭Φ耳碧鼻︵おQQ邸︶は張力なる ご︷ξ浄08厳寄ぎ。同80冨︵Oo。。貢巴δ一︶を製出せり。之は○①。・窪。コに水素二原子を添加 したるものにして、 Uo♂団︵6QQO︶は豚の卵集より之を分離するに到れ紅。此のU穿同脅。∂囲ず。臣oH39㌧は從.來の尿より得 たる○⑦。。胃。コに比し五−六倍強力なり︵ωo﹃≦①艮戸出鵠山①げ轟コ象醇伽蕉洋学9’Ω碧き①概算①粛伴坤勤︶r斯くて此 が眞の卵胞﹁ホルモン﹂にして○①ω口。コは恐らく排泄型ならんと看倣さる玉に到れり。○婁蜜象。一の構造式は次の如し。       ワ﹂    2 O estradiol (Dihydrofollikelh6rmon)       ClsHs402 ︵H︶.

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 此の○①弩簿象9 ]WΦ旨。碧 に油剤として使用せらる。  此の強力なる○①。・q㊤費〇一の℃ぴ。昌。困 の水立山甚⋮を安息香﹄酸に由って﹁エス テル﹂化すれば其の力債安定し作用 持績性と成る,之即ち最近大量﹁ホ ルモン﹂療法に廣く使用せられつ玉 ある○Φω言p象9㏄窪NO鋒なり。而 して其の構造式は次の如し。 は水には難溶性なれども油類には容く溶解するが故 Oestradiol Benzoat.

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CH一 CH  紅潮は卵胞﹁ホルモン﹂の大量使用に際しては便利にして且つ艦内に簸て徐々r分解せられ一定量を長期に亘りて遊離する が故に水溶性卵胞﹁ホルモン﹂に比し効力持績的なり。N9己簿に依れ.ぱ水溶液は四八時間以後に.は九〇%は不働性と成るも 油溶液は八Ol九〇%は四八時間以後も墨田存して徐々に作用を磯督すと云ふ、而して不丁丁と成るは恐らく肝臓内.にし て其の申の酵素の作用ならんと想像せらる。

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炉0  卵胞﹁ホルモン﹂の生理的作用として知られ居るものは凡そ次の如し。  ︵一︶,子宮に労しては其の粘膜を肥大増殖せしめ所謂増殖期像 ︵津。謡δ舜什凶。豪あ鼠浮島gヨ︶を呈せしむ。併し腺の分泌作 用を惹起せしめす、此面黄帝﹁ホルモン﹂と異るところなり。箭層に号しては其の肥大充血を起す。  ︵二︶,乳腺に劉しては矢張り肥大増殖を起し初乳分泌を俘ふも成乳分泌の作用を有せす。  ︵三︶、女性々徴を促進せしむ。  ︵四︶、臓下垂艦の性器刺戟性﹁ホルモン﹂︵Oob9Ωo嘗。唱霧 臨自日8︶に劉しては拮抗的に作用し、切鼻窪2に依れば大量 の卵胞﹁ホルモン﹂は性器刺戟性﹁ホルモン﹂の分泌を抑制すと去ひ、叉国蚕暴等は編集別姓に曲って前葉よりの性器刺戟性 ﹁ホルモン﹂の作用は増彊することを誰明し,国。鉱墓σqは斯る際に卵胞﹁ホルモン﹂を與ふるときは塘張せるものが抑制せら るエことを謹明せり。其後同氏は﹁ラツテ﹂に異常の大量の卵胞﹁ホルモン﹂を與へるときは謄下垂鰐機能を却って促進するこ とを謹明せり。而して人類に同様の攣化を起さしむるには幾何量を要するかは明かならす。  ︵五︶、男性剛猛に聞しては国臨。﹃団¢冒︵帰りQo⑦︶の研究に依れば睾丸に攣性を惹起し、前無芸,精嚢に筋組織及結締織の 肥大増殖を起さしむ。  ︵六︶、血墜低下作用を有す︵=①げ冨諄︶  ︵七︶.薪陳代謝に甥して諸種の影響を及ぼす。  帥ち,基礎代謝上昇、血中コカルシウム‘量増加,血中﹁ケトン﹂禮形成増加、﹁インスリン﹂の血糖作用増強等の如し。蔽に 注意す可きことは斯る薪陳代謝作用を有するは卵胞液自身より得たるもの、みにして妊婦尿より得たる﹁ホルモン﹂は其の作 用なきことなり。而して若し甲状腺,副腎を除去するときは其の作用現はれす。此の方面は須らく向後の研究に倹たざる可 から.す。  卵胞﹁ホルモン﹂の作用力を表はす磁位に就いて読明せんに、豫め喫歯動物の性週期に關して小輩に叙述せざる可らす。 ρ葬ωδ。冨己きαO・客・貯鵠9。90詳︵同リミ︶は初めて﹁モルモット﹂の膣垢が週期的攣化を呈することを磯見せり。次    堤11産科婦人科領域に於けるッホルモンし療法       第六巷  四一五

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6   堤H楠科婦入科領脚岬に脚於げる﹁ホルモン﹂療法        第六巻  四一山ハ で≧δ旨碧αUo凶蔓︵一.鵠Q。︶は之れを利用して卵胞﹁ホルモン﹂の三軸槍定法を震見せり。週期的憂化の分類法に就いては、 ピ。夷毒画国蚤霧〆お・っ・。︶は﹁ラツテた於て次の五期に分類せり。  第一期、笹戸前期或は交尾期、︵淳。①・・霞窃︶膣垢は有核上皮細胞のみより成る。約一二時間︵一日︶持興す。  第二期、獲悟期︵Ooω需霧︶評言には角化せる牛透明の大なる無核細胞現はる。  第三期,磯情末期︵ピ§ΦOoB誌①ΩO窪あけ騨αq①︶多激の角化細胞を見る。第二,第三期を合して約三〇時間持回す。  第四期、褒情後期︵呂⑦θOΦω8門βの︶角化細胞と白血球とを認むるに到る。二六時間椿績す。  第五期、静止期︵一︶一〇婁羅。。、H暮自く9一〇。至愚g日︶白血球、有核上皮細胞、粘液を認む。五七時間持涌す。  以上五期合せて一〇五時間約四日とす。  ︾蕾昌碧動∪9照は﹁マウス﹂に於て家の四期を匿溢せり、次の如し。  第一期、獲情前期︵娼NO①oo梓陛口。陰巳 く○同一︶同価b匂ゆθ︶膣壁には上皮細胞の増殖起り,膣昼中には多激の有核上皮細胞を見る。  第二期、磯惰期︵○Φ。。什碧ω・く。ご町舅雪︶膣上皮に角化起り、膣陣中には多数の角化上皮細胞が相聚翻して團塊を形成す、 故に團塊期︵ωO︼ドO一一Φ昌ロ昌叶簿鳥曲口日︶とも構せらる。八時間持綾す。  第三期、畿惰後期︵冨Φδ。ω鐸翼。・、乞臼畠訂5謬。・θ︶膣上皮には退行攣性起り,雪幕塗抹標本には少敏の白血球と上皮細胞とを 認む。  第四期、静止期︵一︶い O畠。㌦rPO①も︹酔馬鐸Qoヒ姦盗ぴ①on叶騨山一q彰︶白血球が多数にして上皮細胞少数、粘液を認む。  右の如き膣垢の週期僻耳化は成熟動物にのみ見るところにして,去勢動物に於ては常に静止期のみを示す。然るに若し去 勢動物に卵胞﹁ホルモン﹂を與ふる時は異朝に写生期像を獲現するに到る,而して此の民情期橡を現はすに要する﹁ホルモン﹂ の量を以って一壷位とす。軍位を決定するに試験動物の七五%に陽性結果を現はす量を以って充分とする者あむ.其以上を 要すと云ふあ夢、其以下にて足ると為すあり。又﹁ホルモン﹂注射の方法も研究者に依って多少異る、N9益Φ軍は四八時間に 六同注射する方法を用ひ,≧囲出会.U9照はこ四蒔間に三品注射する法を探る。而して第一同注射より八○時間目に膣垢

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を採り塗抹標.本を製し﹁工牙ジンHヘマトキシリン﹂染色を施し鏡検して成績を判定するなり。以上の如く軍学の決定方法一 定せすして爲に研究上、臨床上不便多かりしが故に一九三二年倫敦の國立讐學研究所に於て開催せられたる影野聯盟の標準 設定委員霞囚①。。亘.。寓ど。。.。.一ロ︵ρ・・凝εを以つ弱胞]ホルモン﹂の正型と定め其の導︵同計量、竺國際軍 位︵μ H口けOH町議島O⇔蟄一月目翻陣⇒7¢一伸・ 昌 H ]田︶と決定せり。叉軍属の決定法としては囚喜暮戸U。一葦の法を探用せり、其に依れ ば一五〇騨前後の去勢白鼠三〇匹を以って一群と成し﹁ホルモン﹂の水溶液を一日朝書替の三同宛二日に亘り帥ち六回宛皮下 に注射し注射開始より一〇〇時間以内に動物の七五%に完全なる稜椿期像を起さしむるに要する最少量を以って一﹁ラツテ﹂ 立位︵;国︶とせり謡し巻心との皇尊慈奢に害多少異見あり、≦勲ロ団Φ・・,①.笹昌よ臣と云ひ、b陶ρ鐸.ロ.・ Uo一。。団等はH口国“c。蜜国とす、一般に同異国Hα9図としザ、通用す。而して又丙導馨FU9聲に依れば戸図国悶Q。・c。H炉H 蕎睡§田.なり。夫故に菟竺.五㎜に匹敵す.⇔なり。其後一九三五年に國際聯盟奮會は。。.・・魯含。蕊Φ謬.。魯δミ ︵O・08ド百αq︶を以て○①。・帥3象。一⇔dの新書際前罪と決定せり。而して之は○・ωθ8昌の約五倍の力債を有するが故に此の一 EはOoψ窪。昌の五Eに相當し、七・五Eに相當する計算なり。        ハ  卵胞﹁ホルモンしの臨床的使用量に秘しては初め国章﹁マウス﹂軍需が使用せられたりしも,近年○①肋占奪島。一涛壽。詳が製 出せられ、殊に閤碧雪碧冨が去勢婦人に四十萬﹁マウス﹂軍位の卵胞﹁ホルモン﹂を注射して人工的月経を惹起するに成功し てより大量使用を行ふ者頓に増加するに到れり。以下之に關する諸家の研究を少しく紹介す冒し。囚華言碧昌の測定に依れ ば婦人の一週期申の卵胞﹁ホルモン﹂分泌量は凡そ一二五萬Eにして、品目謬器霞の測定に依れば一週期中に尿及び糞便に 由って排泄せらる﹂量は五徳Eと云ふ。今若し肝臓等忙て破評せらる玉量を度外出するときは卵集の全然映召せる婦人に野 し二八日間に約一二〇萬Eを興ふる時は恰も卵胞﹁ホルモン﹂を完全に分泌しつ玉ある場合と同様の歌態が望まれ得る理な

夢。然る警士に於て困、訂含、.、.は去勢婦人に遙に少.藩る三五萬㎜の注射を行程とに由って子箆増鶏像を起さし

め得たり。 ωδ穿Φは婦人の卵胞.ホルモンL排泄量は月輕前期に最も多く月経に先行する一〇:一一一日頃印ち排卵前後は

尿δ○○㎝申三〇〇一四〇〇嬰る玲維後期に到れば急に婆し量.同二課秀、而し一、無憂屡由る排泄書

   堤口慶明厘婦人科領域に於ける噌,ホルモンL・療法        第六谷  四一七

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8    堤欝産科婦入科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法       第六巷  四一ぺ 約二〇〇〇㎜にして糞便に由る排泄、互も二〇〇〇㎜,薯A。せて四〇〇〇配なり芸ふ。叉Ω、昌、.・、が人類の子宮奨に 就いての試験及び起きぎ建訓 い。。。。①さΩきび9σq.等が完全に機能しつ﹄ある子宮に就いての試験に依れば成熟婦人の正常

卵集は毎旦萬皿宛の作用魯み?あ皇云ふ。之れに依れば卵集の字書撮せる婦人には毎旦蓋宛、轟ふ可き計算

と成る。而してΩ碧げ費σqの此の量は動物實験忙比すれば艦重の比よりも癌に大量を要する。而して斯ぐの如く大量を興へ

ても障碍を誓ビるのみならす,西日内民○藩臣ハへてすら障讐かりし生本ふ。Ω・・げ.・・、以外の墨者にして覇に

一日げてなりしも50蓋を興へて穿つ障碍なかりしと云ふものあり。叉Ω簿=一、.・・、に依れば﹁マ亥あ妊娠は五〇〇〇

i一藷を輿・講ば必ず流産すれども...ツテ・ぱ然、争、家兎は高にδ萬㎜を興ふるも妊娠羅宇。

今若し人禁家兎と同じ敏感婆有するとせぱ家兎は二㎏にして人間は藁薦〇㎏なるが故に高に三〇〇蓋を注射して

も妊娠轟せざる理なり。菱﹁マウごと煙度に馨なりとすれば﹁マウス・は約二〇課るを以って三〇〇〇萬㎜を高

に注射せざれば妊娠中絶せざる理なり。以上は勿論机上の理論的計算に過ぎざるが故に之を以って鼠算を律すること能はざ ること勿論なり。其他後述する如く陰門療平々に謝しては可なり大量数十萬㎜が注射せられたるも子宮出血以外大したる障

碍を臨港ざるもの多し。N。.、噺.渥卵胞、ホルモン・均す.霰餐播人的に大r相異あるが故に藩髪、三〇藷以上

を與へざるを可とせり、宜しく一定の聞歓を置きて用ふ饗しと云へり。小榮博士は分娩直後に探血し一〇〇〇㏄血液中に

八○○一一六〇〇㎜の卵胞。ホルモン・を讃明し呆婦人の讐を五二㎏とし血液旦里が讐の−警すれば全血液ぱ約四

〇〇〇讐成る、而と、血中の全.ホルモン・量は約四〇〇〇i六〇〇〇旧と成ると冨せり。分娩直後は卵胞、ホルモン・ は非妊時に比し遙に大量なるが故に手常時に予ては大量を必要とせすとの意見を有す。  余.等の治療成績より推定するときは原獲性無月経、重症の療痒症等を除けば亘萬輩位を要せすして相當の効を見たり。此 の瓢後段に詳述す可し。  卵胞﹁ホルモン﹂使用方法としては、主として皮下注射及び内服が行はれ居るも其他筋肉内注射、皮膚塗擦、肛門坐藥、肛 門注腸、早糸使用等も亦試みらる。今同量を使用するときの効力を比較するに、内服時の効力を一と假定すれば、皮下注射

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は−五一.一〇t一五︵N9益Φ閃は一五と辮し、丙9三ゴ餌量は︼○と書し、叉五と溢する者もあり︶、肛門坐薬は一︵No昌妥︶ 皮膚擦入は蝋引︵No且。犀︶ヌ三内使用はン自§bコ①謎Φ圏に依ればコラツテ﹂にて皮下注射の約=一倍なりと云ふも、.和田、 大橋爾氏の﹁ラツテた就いての試験に依れば六・六倍にして余の教室に継て黒澤が走査したるところに依れば約七倍なの。假 に七倍としても内服の七〇t一〇〇倍の効.力あり。 黄艦﹁ホルモン﹂  本﹁ホルモン﹂はOo彰蕊ピ暮25−冨。﹃ヨoP ピ9ぎ鳩津つσq①ω凱♪ピ暮Φoωげ20角倉と呼ばれ居るも.一九三四年中國際聯盟の委 員會に於て零。σq窪霞8と命名せられたρ。主として卵集客艦中に存在すれど.も、其他妊婦血液、妊婦尿、胎盤、黄大豆中 にも誰明せられ近時は大豆より製せらると云ふ。       乞︸窪目OO霞2︵嶺トっQ。︶.は創めて黄艦﹁ホルモン﹂を抽出し男﹁oσq霧昏9と命名せ     ∩.U 9

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堤賭康科婦㎝人軽士城に於ける﹁ホルモン﹂療法 り。其後団誌ωゲ岡。﹃︵H㊤ψ。一︶が初めて黄禮より純粋の結晶を得て之にH旨80・。爵醇。浮 なる名縮を與.へたり。此の結晶には熔融鮎が異る四種のもの存す。部ち、冠。ρ ト応っOQ。一おbっ。Ω這◎。。rμ卜⊃り。○櫛昌Q。◎。。1蜀⑩。O之なり。  以上四種中生理的作用を有する巻のは、目痺①8響。コO︵昌卜σ◎Qo−H﹁トりり。︶ト暮①oの臼δコ ∪ハ這O。1旨悼。○︶の爾者にして、Cは﹁プリズム﹂状の結晶を呈し、Dは針状の結 晶なり。CもDも其の分子式は同一にして不飽.和の[、ケトンL鰹“︵φ昌σq①繊酔口σQ冨

内98︶なり。DとCとは同分子異性膿にして互に相移行するものと信ぜられた

りしが最近国O冨妻濃︵一.りQ。①︶の研究に依れば、爾者は全然同一物なりと云ふ。而 して其の分子式及び構造式は次の如し。  目98論28諺.⇔ゴ●は共にO旨出鐙○。・なる分子式を有する囚08舜野90一〇にし        第穴巻  四一九

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10   堤置産科婦入道領域に於ける欄、ホルモンし療法       第六奮  四二〇 て黄艦﹁ホルモン﹂と密接なる關係を有すれども生理的作用を有せす、  恐らくは生艦内に於ける黄燈﹁ホルモンし形成の申間産物ならんと想像せらる。○$窪8︵聞。葭閃。ぎ。門︻阿6昌、鳩零。σq霧耳○コ ︵o。弓・ωζ。琶出。毒8︶℃︾a§§8︵臼、。。・鼻¢ぎ自白︶の三者が密接なる關係に立つことは已に叙べたるが如し。其後 田9曾碧象 ︵ドリ。。心︶はω自αqヨ器僧貯なる物質より合成的に津。の①弩8を製出することに成功せり。  而して囚碧含騨呂︵同OQQO︶は此の人工製﹁ホルモン﹂を用ぴて動物實駒を行ひ黄艦自身より得たるものと同様なる作用ある ことを誰明せり。  生理的作用としては今日のところ次の如きものが明にせられ居り。  ︵一︶、子宮粘膜に劃し妊娠前期性攣化︵団鼓αQ冨く筍Φ<2習仙①窓6σQ。9ω⑦臼Φ識。議あ欝象強陣︶即ち子宮粘膜は卵胞﹁ホルモ ン﹂に由り増殖肥大を呈し居るところに本﹁ホルモン﹂が作用する時分定期像を呈するに到る。  ︵二︶、卵胞成熟を抑制する作用あゆ從って激情を抑制する作用あり。  ︵三︶,乳腺の肥大増殖を促す作用あるも成乳の分泌を惹起する能力を有せす。  ︵四︶、子宮筋に濁する謄下垂鰐後葉﹁ホルモン﹂の牧縮煮起作用を阻止する働きあり。  以上の如く妊娠の成立及び其保持に表して必要なる機能を有す。而して其の作用は妊娠の存辞する時は永く保たれ︵妊娠 性黄燈︶若し妊娠成立せす月経と成れば短日の間に攣齢して﹁ホルモン﹂作用失はる︵月経性黄艦︶。叉家兎に見るところの假 性妊娠の場合の黄膣も人類に於ける月経黄艦と略同一性質のものなの。  ︵五︶,男性々器に覇しては卵胞、ホルモン﹂の如く拮抗作用を潤せす叉協力作用をも害せす。  其他全身的作用は 未だ明かならす。  黄膣、ホルモンしの軍位としては家兎冠位︵頻§言。︸蚕門田喜魚町︶及び論叢汗管︵一事①剛謬舞ざ潔巴⑦霞づげ。δが用ひらる。家 兎軍位を決するに次の如き試駿法あむ。  ︵一︶。コルネル氏法︵OO毎の7、一、①。・σ︶獲情期に在る成熟家兎をま期すれば︵円売巳Φ二①。。L峯巳二一〇﹃ぴ急壼餓αqO・。M2毛90ヶ・。2回$

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11 丙騨三唄互ち昌︶子宮粘膜は増殖写像を呈せるも分泌期嫁を呈するに到らす、然るに之に樽町﹁ホルモン﹂を注射すれば分泌期像 ︵假性妊娠像︶を現はすに到る、而して斯る像を現はさしむるに要するコホルモンL量を一﹁コルネル﹂家兎軍位と稻す。  ︵二︶、クラウベルグ氏法︵Ω簿¢げΦ触σq,↓⑦。.紳︶本法は﹁コルネル﹂法の攣法にして,六〇Qーー八○○騨飴の幼若家兎は其の子

宮粘膜に増殖期像も分泌思置現はす。となし.今旦に六夢毎日二塁宛︵璽.五皿宛と云ふものもあり︶の卵胞。ホル

モン﹂を注射すれば増殖期像を現はすに到る、而して一日の品等を置き黄膿﹁ホルモン﹂を注射すれば分泌弓台を現はす、期 る攣化を惹起するに要する﹁ホルモン﹂量を以って一﹁クラウベルグ﹂家兎軍位と秘す。  成績を決定するにはbd馨Φ罫書F委畠6げ㊤ど国〇三≦①σqや等に從ひて子宮粘膜の攣化を次の四期に露分す。   ω蜜◎罫50−−門。菅①¢ヨξ勲β臼β昌αq︵薫職へσ︶   QQ欝伽貯言H”ゆ。αqぎ昌窃山①ζ一昌≦き臼鎧βσq︵懸爵麗塗︶   ω冨巳賃日囲”畠¢暮臨9①dヨ零箇づ巳導αQ︵騰白曜覇︶   ω欝象qヨ閏H<o揮odヨ誤、9昌巳§oq︵蔚画灘さ︶  而して試験動物四−八匹中起牛敷に於て第二期︵Go砕横島幽O一冨閂︶の像を現はすを以って一家兎軍位と決定す。  ︵三︶、クナウス氏法︵客謬勲¢切配目①o喩げ︶成熟非妊家兎に黄龍含有物質を=↓時間の間⋮歓を置きて四幅注射し四八時間︵最少時 間︶後に該子宮筋の後葉﹁ホルモン﹂に恋する感受性溝失を起さしむるに要する最少量を以って一﹁クナウス﹂家兎軍位と云 ふ。本法は﹁キモグラフイオン﹂の操作を一定し難く成績不確論なるが故に近時は用ひられす,  =〇三、、、①σQ︵HOG◎①︶に依れば一﹁コルネル﹂家兎軍位は℃H。σq①帖子脱○︼一の一。二五㎎に相脆し、一﹁クラウベルグー家兎軍位は○.七 五㎎に相図するが故に,氏は臨床的使用に際し一。0㎎を以って一家粛軍位と看面して可ならんと云へり。立際聯盟標準設 定委員會︵一九三五︶は上記構造式を有する娼.。σQ。・.け門。昌の一。○㎎を以って一立際輩位と決定せり。されば一家二軍位は一國 際三位に拙守するものと見て可なり。其他臨床碁風︵囲一三・り9①更当Φδと云ふあP, 。。峯団旦丙国・なるが故に約0・三 三㎎に相當す。    目凹産科’婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂擦法      雄山ぐ磐  四二 

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12 堤閏産科⋮婦人科栢剛域に於点りる﹁ホルモン﹂療法

謄下垂鰹前葉﹁ホルモン﹂

第六巷  四ニニ  本﹁ホルモン﹂は脂下垂髄前葉、妊婦血液,妊婦尿、胎盤殊に其の絨毛上皮、葡萄状鬼胎、悪性肱絡膜上皮腫、更年期叉は 更年期後婦人尿、去勢婦人尿、性器癌婦人尿、妊娠馬哲理の巾に誰明せらる。  其の男喰的性質に就いては卵胞﹁ホルモン﹂、黄禮﹁ホルモン﹂の如く未だ閾明せられ居らざるも、C︵四四%︶、H︵七%︶、 N︵一〇%︶を有することは霊。・。冨﹁・N9益集が設明したるところなり。ω9鉱三①ぴUoジざ コ872等は一種の蛋白燈なら んと云ふ。酸、﹁アルカリ﹂、熱に蜀して過敏にして水に容く溶解す。  生理的作用として今日まで凡そ次の如きもの誰明せられ居り。  ︵一︶、性腺刺戟作用︵Oo⇔巴。鐸。需。。国曾B8︶之は初めN。基岩ρ諺。。。年。言ロ旨⑦︶が磯見したるところにして氏等は 之に中9きと命名せり。氏等は摩○野μ︸ 津。冨昌⇔5・を匿別し、A,は卵胞を成熟せしむる作用を有し、Bは黄膿形成 を促す作用を有すとせり。之に呈して国・説くきω8bδ・O。一ξ等はAとRとは同一物にして翠玉粗なるときは作用弱くし てAの作用︵卵胞成熟︶のみを現はし、其の量雑なるときはAの作用のみならすBの作用︵黄髄形成︶をも現はすものとせり、 而してAのみを分離することを得るもBを分離することは今日のところ不可能なり。近年は性腺刺戟コホルモンLは隅下垂膿 前葉より形成せらる﹂ものと脹絡膜上皮より形成せらる玉悉のとあれども其の作用に相異ありて擁齢す可しと稻せらる。而 してNOづ伽。犀は脹絡膜上皮より形成せらる玉ものを津。風評と呼び謄下垂膿より形成せらる玉ものを中。。。覧9つと呼べり、 =響つげ官﹁σQO同は艘脳下垂遺漏﹁プロラン﹂︵娼hO一9憂くOヨげ団唱O℃一︽の酵Φロの、楓窟議︶及び脈讐絡膜型﹁、プロラン﹂︵℃円○冒b、︿O日色μO鼠巴Φ鐸 、一、峯︶霧︶と構せり。次に爾者を表示せん。

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所 在 生 理 作 用 プ脈 絡 口 膜 ラ型

潤下垂盤

フ    ロ   ラ

型i

ン1ン

妊婦.尿、妊嫌血液、人獺胎盤、胞 歌鬼胎、悪性脈絡膜上皮腫 謄下垂膿前葉、 、去勢婦入端、吏年期及更年期後婦  入尿、性器癌婦人尿、 、妊娠馬尿﹁ 成熟動物卵藁に謝してのみ作用し、設ひ大量を輿へ ても﹁マウス﹂卵藁重量を四i五倍以上に曾出せしめ ず。子宮に.封して軍に櫨張を起さし.む。 成熟動物卵菓のみならず幼若動物卵葉に封して竜多 数の卵胞成熟、黄磯形成を起さしめ、大量を輿ふれ ば卵菓の重量を一〇倍に達せしむ。子宮に封しては 筋暦粘膜の肥大潜殖を起さしめ旦援張せしむ。 13  ︵二︶、装置機育作用︵毛餌。訂ヨ5・。=霞ヨ8︶之はピ8σq鐸・図養諺︵戸㊤bっ同︶が已に謹明せるところなり。  ︵三︶、乳汁分泌作用︵罫20訂。院。。口。§8︶之はω膏貯興ロ・O毎日①びH受9剛。。90鉾。,。著9Φ畑島置伽すヒ⇔暮。。。・O嘗・,ぎ醤等 が磯見せるところにして¢o映巨き昌鐸・諺霧薄日ヨ。之を分離せ.り。 ︵四︶、新陳代謝作用︵ω8警8房9.団。琴8︶脂肪代謝其他に影響を及ぼす。  ︵五︶、副腎皮質刺戟作用︵Oo三8需。需。。訓○毒9冒︶ζ密旨N壁は﹁マウスしに﹁プロラン﹂を注射すれば副腎皮質のコリポイ ードしの増加.するを.誰明せり。  次で︾霧2巨貯。目.閏。聲勲づβ︵ドリG◎劇︶は此の﹁ホルモシ﹂を分離せり。  ︵六︶、副腎噛髄質刺晶戦作用︵︾山NO5巴O育O℃Φロ自 国○同巨05︶﹀昌ω9口昌⇔Oβの]隅O群団コ冨︵瀬¢GQ購︶は之を分離せ玩リ。  ︵七︶、甲歌腺刺戟作用︵目身器。耳。℃8.閏。毒9冒︶  ︵八︶、膵臓刺戟作用︵℃§自Φ註8ぎ℃$属。圏日。ε  今後省上記以外のっホルモン直作用が磯見せらるNに到るやも知れす。臓下垂艦は土耳古鞍中に位置し漏斗に由って騎室及 び間腸と連絡し,而して総藻には植物紳経の諸中枢が存在せるを以て臓下垂農の機能攣化は諸種の症状を惹起す、近來は此 等を一聯のものと看濁し脂下垂艦問臓系統︵頃這・℃ξも・①㌣N毛ぎ冨尋凶ヨあ糞g︶と呼ばる。  前葉﹁ホ几モン﹂の軍位を定むるには彼の有名なる No巳鼻F︾も・。与Φ冒︵お悼QQ︶.の妊娠診断法ど同一の方法が用.ひらる。    堤隠産科婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法       第一へ巻  四二三

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!4   堤ロ産科婦人科領域に於ける﹁ホルモンし療法       第六巷  四二四 幼若なる﹁マウス﹂或は﹁ラツテ﹂に前葉﹃ホルモンしを注射すれば其の卵瞭果に郭胞、販熟起り其の﹁ホルモン﹂に由りて子宮、膣は 肥大し膣口は移開す、之を第一反鷹と云ふ、叉﹁ホルモンし量多きときは卵.胞内に出血を起し血鮎として認めらる,之を第二 反庶と構す。叉黄艦を形成すれぱ黄色の斑黙を見る。之を第三墨磨と稻す。而して第二或は第三反転を惹起せしむるに要す る最少﹁ホルモン﹂量を以って一﹁マウス﹂客位或は一﹁ラツナ﹂輩位と去ふ。N9己①犀に依れば﹁ラツテほ﹁マウス﹂よりも本 ﹁ホルモン﹂に甥しては過敏にしてH竃国睡O閃営な砂。

謄下垂罷後葉﹁ホルモン﹂

 本﹁ホルモン﹂は﹁ピツイトリン﹂、一、ピツグランドールL、﹁アト昌ン﹂、﹁ヒンテリン﹂、﹁ボステヒポリン﹂等と構する多数の 製剤ありて巳に産科的に叉手術後の腸管麻痺、膀胱麻痺に興し久しく廣く用ぴられ、其他乳汁分泌の目的にも用ひらる。子 宮筋豆腐を起すコホルモンLを○×旨〇二昌。ユ・℃諦9ぽと構ぜられ、血管牧縮を起さしむるものをく塁。箕のの言09観8﹃錺一つ と呼ばる。血駆の高き産婦に聾しては○曙8戯口なる○奪。。鼠昌が用ぴられ、叉胸腺﹁ホルモン﹂と混じたる目ξ日。℃ξω貯は 子三筋の疲勢を速に恢復せしむるが故に賞用せらる。後葉﹁ホルモン﹂は利尿を阻臣する作用ありて﹀霧巴多言。等によれば 妊娠浮腫,妊娠腎症及び子痛なる症候群は此の後葉﹁ホルモン﹄分泌過剰に基因すると云ふ、されば子痛患者に謝し之を用ふ るは禁忌とす。箪位としてはくασq象b国営ずΦ膣が使用せらる、之は市販の﹁アンプーレ﹂一㏄中に一〇軍位含有せらる、が故 にO・一㏄に相當す。 甲賦腺﹁ホルモン﹂  子宮磯育不全に堕して﹁プロラン﹂と交互に與へ有効と署するものあれども本症に豪しては卵胞﹁ホルモン﹂、前葉﹁ホルモ ン﹂がより有効とせらる。甲状腺﹁ホルモン﹂の不足は性器の肥育を阻止する事實に基けるものなり。脂肪過多に劃し卵胞 ﹁ホルモン﹂と併用せらる。卵集訣落症歌に翼して本コホルモン﹂を使用することあれども其は特別なる場合にして多くの場合

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甲歌誌機能は却って充進ず。其他乳汁分泌を阻止する作用を有するが故に其の目的に用ひらる玉ことあり。

      膵藏島縄織﹁ホルモン﹂

 血糖を低下し﹁アチドーゼ﹂を中釈する作用を有するが故に妊娠悪阻、子痛に寄して之を葡萄塘と同時に使用す。叉﹁イン スリン﹂の映如は卵の磯育を障碍するが故に出血性子宮症に謝し本﹁ホルモン﹂を使用して奏効することあり。叉頻獲月経に 溶して之を使用し二八日型に調整せしめたる例あり︵自・囚一軸⇒Φ雷︶本﹁ホルモン﹂は亦黄膣﹁ホルモン﹂と同様に子宮筋の緊張 を緩解する作用を有するが故に月経困難、切迫流産に諭して之を謂ふることあり。此等の場合には他にも良法あるが故に必 ずしも本﹁ホルモン﹂に限らざること勿論なり。

副腎皮質﹁ホルモン﹂

 副腎皮質組織は胎生期に於ては卵巣内にも讃明せられ其後消失す。︸・Z窪ヨ弩吃に依れば性徴形成を促進すと云ふ、夫故 に小児期に於て本﹁ホルモン﹂の過剰産出を趙せぱ早湿性春機焚動を招毒す。叉成熟婦人に於ては卵集に饗し抑制的に作用し 且潜在的異性素質︵口・け臼。ω①釜Φ=①Q塞。田。。剛話勲三遍①︶を刺戟する作用あるが故に本組織より成る腫瘍︵≧旨①ぎ三孚。。8ヨ︶ が費生すれば患嬬は男性化し手術に由って之を捌出すれば再び女性に復す。本﹁ホルモン﹂は乳汁分泌に蜀し抑制的に作用 す。本﹁ホルモン﹂は叉妊娠悪阻に得し使用せらる峯ことあり。皮質中に存する﹁ヴイタ、・、ン﹂C︵一1︾ωOO﹁び一昌uり餌=﹃①︶を同時 に併用すれば効果より可良なゆと云ふ。  以上にて各種﹁ホルモン﹂に発する概略を叙べたり以下各疾病に滅して是等﹁ホルモン﹂そ如何に使用す着きやに就いて述べ んと欲す。

無月経、稀護月経、、過少月経

15 堤11産科婦人科領域に於ける﹁ホルモンし療法 ㈱畢六巻   四二五

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16   堤h産科婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法       第穴巻  四二六  無月経は﹁ホルモン﹂障碍以外の原因にて起ること少からず、叉﹁ホルモン﹂障碍にても卵胞﹁ホルモン﹂異常に由り或は前葉 ﹁ホルモン﹂異常に由るか忙由って同一ならす。以下各原因による無月経に就いて夫々叙述す落し。   、子宮粘膜攣化に基因する場合  子宮粘膜が強力なる掻爬、腐蝕、結核性攣化等の結果として、卵集,臓下垂艦の機能は正常なるに拘らす無月維と成るこ とあり、斯る例に算しては﹁ホルモン﹂療法は無効なり。而して其の診断は子宮内膜を試験的に掻爬して検すれば容易に決定 せらる。  皿、卵巣機能障碍に基因する場合  護れは鷹下垂艦前葉機能世ハ他は祀露なるに卵築猫り機能減弱せるものにして捕れは﹁ホルモン﹂療法の最好適慮なり、診断

としては、早朝尿九.o㏄中に而の前葉.ホルモ。・が奏せらるれば前葉機密正常と認む痛く、更に一〇〇一一五〇

㎜の前葉﹁ホルモン﹂注射を行ひても子宮粘膜に増殖期像が現はれざれば宏量機能不杢の存ずることを認む可きなり。斯る例 に封ずる治療法としては卵胞﹁ホルモン﹂及び黄艦﹁ホルモン‘が使用せらる。脚ち無月経に謝するコホルモン﹂療法の代表的の ものにして墨者に由り其の用量及び方法も多少異る。之に就きては特に後段に詳記す可し。  皿、卵胞﹁ホルモン﹂の産出過剰に基因する場合  無月経の原因としての卵巣機能障碍は多くは﹁ホルモン﹂不足を考ふ薄きも,稀には卵胞﹁ホルモン﹂の過剰に由って無月経 を來すことあり、滞れを﹁ホルモン﹂過多性無月経胃。ζず。層ヨ8巴。︾日窪。﹃誉α①と平す。此の場合には卵集内の卵胞は次々 に成熟するも破裂して黄艦を形成すること無く成熱したる大なる卵胞が多数に生す、而かも黄禮形成無きが故に月経は喪來 せす、印ち卵胞貼残︵閏。垂込ゼΦ邑再臼日N︶の歌を呈す。以れが一歩進めぱ、卵.胞﹁ホルモン﹂過剰に由って肥大増殖した、る子宮 粘膜は其の一部分が壊疸に陪りて子宮出血を見るに到る.摺れ卸ち出血性子宮症︵ζσ霧。犀梓駅9 冨Φヨ。昌一蜀σQ一69︶なり、さ れば﹁ホルモン﹂過多性無月経は⋮出血性子宮症の一歩手前と謂ふ説きなり。藁縄としては、早朝尿六・0㏄申に卵胞﹁ホルモ

ン、而以上が萌せられ、崖な。時に竺○○○・。中≦○○Ol四〇〇G喋含有せらるきとあり。叉試験的掻

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iet 爬を試みれば著しく肥大増殖せる子宮粘膜を讃明するに由り診断容易なり。治療法としては、斯る場合に卵胞﹁、ホルモン﹂を 注射するは帯封無効なるのみならす却って出血性子宮症に導くものなり、須らく単寧﹁,ホルモン﹂注射を行ふ軽く壽6幕簿。閃 は毎日二一一〇皿宛注射し絡量八○弼にして治癒を見たり、而して注射中止後一時的に多量の子宮出血を見ることあり, 之は人工月維とも稻す可きものにして其の出血の後に整調なる月維を見るに到る。早昼﹁ホルモン﹂以外に﹁インスリンし注射 も亦本症に馴し有効にして、其は卵胞成熟を整調するに由る、U﹂①σqづ2は﹁インスリン﹂治療に因る効果を報告せり。  W、腸下垂饅前葉障碍に基因する場合  之は先づ前葉﹁ホルモン﹂産出不足を生じ其の結果として卵胞の生産不足を生じ延いて無月経と成れるものにして、斯る場 合に箪に卵胞﹁ホルモン﹂のみを與へても治療の目的を生することは不可能なり。須らく前葉﹁ホルモン﹂を徒用せざる可ら

す。診断としては、早朝十九.・㏄中に肇、ホルモン孟各有毒、且つδOi盃竈の肇コホルモン・を鋳

しても子宮粘膜に増殖期像を現はさす。治療法としては、↓。。。一同。脂け。﹃は、一一一一百に一七〇皿の前葉﹁ホルモン﹂を注射

し、三⊥西日に二四〇瓶の同.ホルモン・を注射す、而して右の如き一。タール・に五〇σ腰トを超導ざるやう注意

せり。且つ蕎毎旦。?⊥60㎜宛の卵胞、ホルモン・の併用を推奨せり。

 余は一一蝸四日頃までは卵胞﹁ホルモン﹂の併.用は可ならんも其以後は却って思量﹁ホルモン﹂を與ふるを以って合理的と 思ふ。而して以上の方法にて若し成功せざる時は害悪を置きて反復す重しとす。

 V、全身障碍に基因する場合

 無月経の原因は必ヂしも﹁ホルモン﹂障碍のみにあら恕して以下蓮ぶるが如き原因に由っても無月経を見るものなり。曰く ︵一︶精紳障碍︵大腸皮質︶、淋脛障碍︵鼠戸︶、︵二︶新陳代謝障碍︵飢餓、﹁ヴィタミン﹂訣乏︶、︵三︶急性及び慢性偉染病就中結 核性疾患.︵四︶中毒症︵鉛、燐其他︶、︵五︶卵説及び腸下垂禮以外の諸内分泌腺障碍、︵糖尿病、アヂソン留縫等︶。以上の如き 原因に由る無月経に催しては蕪に叙ぶるコホルモン療法は無効にして須らく原因的疾病に向って治療せざる可らす。例へぼ 乞Φロヨ9毒は名ヂソ詔重病に因る無月経に副腎皮質ゴホルモン﹂と〒﹀。。o自玄霧響おとを用ひて正規的月経と皮膚着色消失と

   堤H礒科.婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法       第六巻 四二七

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18   堤H産科婦人科領域に於ける﹃ホルモン﹂療法       第六巻  四二へ を見たり。 從來の﹁ホルモン﹂療法にて無月維の治癒率が低くかりしは如上の原因に基くもの二二に存するが巧めにして ﹁ホルモン﹂療法を行ふに當りて其の古色脚決定が如何に重要なるかを物語るものなり。  .撫で、無月経に謝する最も普遍的なる﹁ホルモン﹂療法なる皿の場合に面して諸家の試みたる方法に就き紹介せんとす。先

づ臼.6ずΦ.。。犀は、一i二〇昆二〇萬⋮三〇萬㎜の卵胞﹁ホルモン・を注射し,三一二九日に三〇1五〇瓶の黄

艦﹁ホルモン産射を行ひたり。次にO.菌9亀8碧只回⑩Q。eは、︵一︶子宮の叢育正常なる無月経に封しては、二〇日間に三七

萬五千㎜︵二五箆︶の卵胞.ホルモ。・を注射し、一〇日間襲し若し月維來労せざれば更に同様の注婁行ひたる後、毎

日五一六肥宛の黄艦﹁ホルモン﹂の注射を行ふ。以上の方法を三−四ケ月反復す。︵二︶子宮萎縮を俘ふ無月経に⋮封しては

七。五千︵五蓋︶宛の卵胞、ホルモ。・を一週二墨画内に注射し、之を六一八痩けたる後、一〇日の間繁馨以

って子宮の磯育を促し、更に︵一︶と同様なる方法を三i四ケ月反復す。No巳簿は∬の場合︵卵胞﹁ホルモン﹂不足︶とN の場合︵前葉﹁ホルモン﹂不足︶とを匠奏すること無く次の如き方法を推奨せり。︵一︶重症、子宮腔の長さ三・五M以下にして       C

屡性無月菱は二年以上の饗性無月讐癒しては、先づ前監として二〇日面毎旦萬一一萬五千瓶宛の卵胞.ホル

モ・差射を行ふ、若し毎日鋳にて不快を訴倉時は謡日に注射し総量二〇r三℃藷に馨しむ。斯る前蜜鴇

って子宮は畿育を促され其の腔長は延長し内診上肥大を了知するに到る。若し一﹁クール﹂にて不充分ならば数﹁クール﹂を試

む。以上の前霧絡りおらば次の本震婁行ふ。邸ち,一一九日に毎日五〇〇1一〇〇〇昭宛の前葉.ホルモン・の筋肉

内注射、δ−二二日旨旨剛直㎜宛の卵胞﹁ホルモご筋肉内鋳、或は四日置高二五藷宛を注射。二三−二八日

に曾遥宛の謹、ホルモン・注射、並に曾三〇〇〇㎜宛の卵胞、ホルモン﹂内服。若し以上にて無効なる時は四週の間隔

を置きて同法を反復す。︵二︶中等症、子宮腔の長さ三・五!五・OMにして一年以上の績護性無月経に劃しては,上記前庭       C

置を一i二、ぐル・施したる後、七日の無筆、藷き次の方法を行ふ。一!九日に管五〇ci一〇〇〇盟宛の前葉

、ホルモン需肉内壁。δ⊥三日に毎呈○Oo!一遇宛の卵胞﹁ホルモン﹂毒肉窪叢は二萬五誘宛を隔

日に注射。一 三一二八日に管孟宛の轟.ホルモ。・注射及び響二〇〇〇1諏一〇〇〇㎜宛卵胞﹁ホルモン・内服。以

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にて若し奏効せざるときは四週の間歓を置きて重症の場合と同様の法を行ふ。︵三︶輕症、子宮腔の長さ、五.五−六。五㎝ にして一年以下の績急性無月維に訳しては、前廣置を施すことなく直に次の法を行ふ。帥ち,一一九日に毎日一五〇一

三〇〇蛆宛の前葉﹁ホルモン・を筋肉内注射。δ1二曾に写譜〇〇〇皿宛の水溶性卵胞.ホルモ。・を筋肉内注射。二

一一二八日置管ニー三陽の薩、ホルモン・注射及び毒除〇〇〇慨宛の卵胞﹁ホルモン﹂内服。若し以上の方法にて

無効なれば四週の楽聖を置きて反復す。︵四︶九ケ月以下の岩稜性無月輕に産しては前葉﹁、ホルモン﹂のみにても目的を蓬する ことありと云ひ、次の法を推奨せり。即ち、一,−i一四日に毎日三〇〇証宛の前葉﹁ホルモン﹂注射、二週間休、一−一四 日に毎日五〇〇昭宛の前葉﹁ホルモン﹂注射、二週中休、一i一四日に毎日一〇〇〇昭宛前葉﹁ホルモン﹂注射。  以上の如く無月経に毒しては、多量注射が試みられ居るも、少量にて満足とする學者もあり、用量の鮎に就いては後段に 論ぜんと思ふ。  稀磯月維、及び遍少月経は共に無月維の輕症なるものと認めて可なる可く、脱藩等に謝しては略無月経に準ず可く其よりも

少量にて可なり。困卑ロ欝屈昌謬は之貧しても三〇藷の卵胞.ホルモン﹂出庫推奨せるも、δol二〇〇皿程度にて

足るとする者もあり。

頻 護 月 纒

19  正規的の間隔を以って月経が反復するには卵胞﹁ホルモン﹂及び黄艦﹁ホルモン﹂の量が正規量に産出せらる﹂を要す。瀕磯 月経は卵胞機能不完全に由O叉は黄艦形成不充分に由り起るものと解せられ、是等﹁ホルモン﹂に由って治療を見たる報告少 からす、 目。言Φは月経週期の第一週︵月経第一日より七日間︶に毎同一〇〇〇E宛の卵胞﹁ホルモン﹂を四同注射し、効果を 見、且つ若し五萬一一〇轟を注射すれ箕効果、永学的なりしと云ふ。溶耳語ぎ魯⇔ロは七十五千㎜︵。。・一.9象。お①自.。塑⋮

・5・,︶を高注射して効を溶しめたり。N。.、畠.評は期待する月島來前書間に亘り毎春cO、⊥Oo寵の卵夢.

内服せしむるか或は毎日二〇〇E宛注射するか叉は爾法を併用すれば目的を達すと云へ砂。其他正規的週期の者に結婚、族       M   堤H隆科婦入科領域に於ける、ホルモンし療法       第六巷  四二九

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20   惧牝龍産科婦人科領ハ域に㎜於ける﹁,ホルモン﹂療法      第六巻   四三〇

行事都A.上月讐故意に延滞せしむる必要簸遇するこ山あり。小身博士は難生に警甑の卵胞.ホルモ。・を内服せし

めたるに月饗來を解せしめ得たるも,中に籔千㎜を興へ”、も反憲なき者もあり、氏は個人的敏感度の董ハを顧慮寄

しと云ふ。

月繧困難症

 本症は﹁ホルモン﹂障碍以外に子宮附属器炎の如き解剖的無職に因っても起るものなるが故に治療法の適慮を検査する事必 要なり。囚粋注ぎ四.最少量にて足るとし、月馨了後面晶に七萬五千㎜の卵胞、ホルモン﹂︵。①・。一.。a。日①ロ、帥。δ一萬國 際箪位即ち一.○㎎︶を三−五回注射し。其法を三ケ月反復す探しとせり。本症に樹し黄艦.ホルモン﹂不足が與りて力ある ものとし、・,導。℃︵6Q。α︶は月忌出血の停止するまで毎旦皿宛の轟﹁ホルモごを注射す。或は轟﹁ホルモン・と密饗 る關係ありとせらるx﹁ヴィタミン﹂Aを併用すれば可なりと推奨する者もあり。其他子宮牧縮を緩解する鮎に於て黄膿﹁ホ ルモン﹂に類似せる﹁インスリン﹂の注射を推奨する者あり︵ご①αQ器ご或は甲状腺﹁ホルモン﹂を使用する者あり。余等は妊 婦尿注腸法にて良果を牧め居るなゆ。 出血性子宮症︵と①け8冨什︼壼冨睾。旨冨αq冨︶  本症は已に﹁ホルモン﹂過多性無月経の條下に叙べたるが如く卵胞﹁ホルモン﹂過多に基因する疾病なるが故に卵胞﹁ホルモ ン・は禁忌にして黄艦﹁ホルモン・注射の適鷹なり。9節庫σ..槻は毎日七⋮δ紐の黄膿、ホルモン・を八家注射し総量五

六一八○皿∼、治癒を見たり。N。.亀.ぼ毎旦一二聡宛の少量を以って目的を幽したり、氏は本病の根本的治療傷

っては前葉﹁ホルモン﹂と黄罷コホルモンしとの併用を推奨す可く,其に由って卵胞賠淺が治癒せらると塾す,印ち、午前に前 葉﹁ホルモン﹂、午後に黄牛、ホルモンLを注射し,前葉コホルモンL総量四〇〇〇1七〇〇〇躍、玉髄﹁ホルモン﹂総量五一− 一一 Z紐とせり。併し前葉﹁ホルモン﹂は二〇〇〇1充○00朗にて足ることもありと云へり。 囚9忌5、一一日回は同じ出血性子

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宮淵にても若年性聾しては綾的大一叢ち曾一〇既宛の轟、ホルモ。・を吾間注射し、閉経期性蜀髪、は曾二旺

宛を吾間注射して目的難したり。要れ共極め董症に於ては聾二六山ハ既の注射に由るも豊つ治癒を星ごるものあり

きと云ふ。叉勿論少量にて已に治癒するものも少からず。何れの場合に出ても黄艦﹁ホルモン﹂注射の停止後には一時大量の 出血を見るものにして、其は月経性出血と同じ性質のものにして其後眞の止血を見るものとす。本病に坐し軍艦﹁ホルモン﹂ 前葉﹁ホルモンしにて無効なる場.合に﹁インスリン﹂にて奏効することあり、虻。σq昌窪は五輩位宛を一日三三注射し絡には二〇 軍位宛を一日三野︵六〇山里︶に及ぶに到る。<oσqけは毎日五一一〇軍位宛を四−五日注射して止血の目的を達七たり と量ふ。﹁インスリン﹂注射に際しては必ず同時に葡萄糖注射を閑却せざること勿論な夢。忌辰も亦本症に甥する﹁ホルモ ン﹂療法としては專ら黄龍﹁ホルモン﹂注射を慣用す。其の量は一定することなく各症例に号し加減す。﹂本病に劉し﹁ホル モン﹂療法にて目的を聾すること能はざる時に内膜掻爬、X線照射、手術的子宮捌出等の必要に迫らる玉ことあ﹂るは勿論な り。

卵集訣落症朕

21  本症に勤顧ては已に古くより﹁ホルモン﹂療法の試みられたるところにしてΩぎ舜吋︵畔Q。o。①︶は避寒製剤を初めて使用して 成功せり。N80舞は訣難症歌を卵.胞、ホルモンL過剰期、卵胞﹁ホルモン﹂不足期、前葉﹁ホルモン﹂過剰期の三期に置別せり。  多くの學者は本症歌は卵施﹁ホルモン﹂不足の結果として前葉、ホルモン﹂過剰を照し其の爲めに諸種の症歌起るものと読明 せり、例へば前葉の甲歌書刺戟﹁ホルモン﹂︵臼.ξH8ぎ℃窃団。暑8︶の過剰に由って甲歌腺機能一瓢進し、心悸充進、頭痛 其他が遡るが如し。勿論欲落症歌の労る場合には悲歌腺機能減退歌選を示すことあり。  鼻口寓昌費F国bσqo野9定器は前葉﹁ホルモン﹂過剰を抑制する目的にて大量の卵胞一、ホルモン﹂を用ふ冒しとせり。内き薗碧昌 の如きは重症型に降しては一ケ月に一五〇萬Eを六回に分割して注射し其以上は輿へざるを可とせり、而して治療は少くと       M も三ケ月悲悼し六ケ月以上に亘らざるを可とせり、症歌輕快すれば漸次減量して終に全然注射を停止するに到る。氏は叉輕   堤U産科帆婦人科領域に於ける﹁ホルモンし療吐仏      第六谷  ‘四三一

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OQ 聞召   堤H産科婿人科領域に於けるコホルモンL療法       第六巻   四三二

症に劃しイ、は少、亙準、足るとし、蕎人的霧雪大に異るを以って莚を顧慮す可し喜り、斯一て翻る場ム、には五蓋

を以って已覧る・とありと云へり。其他数癌竺、奏効すと量るものもあり。余事の方針に就ては後述する圭ろある

可し。 外性器︵陰門︶療痒症  太丁症は﹁ホルモン﹂陣碍以外﹃に一儲疸、腎臓王学心、糖⋮尿病︸︵之は、ホルモンL障碍なれ一ど卵コ胞﹁ホルモン﹄剛鴬柴﹁ホルモ.ン﹂以外な れば別に取扱ふ︶等の際にも起るものなるが故に豫め其の原因を明かにして﹁ホルモン﹂療法の適鷹なりや否やを決せざる可 らす。国ま・。9.・︵一ΦQQQQ︶は八○歳の老誇毎旦萬㎜宛の卵胞コホルモンL注射を行ひ始めは却って窪毒したれども吾 目より完全に浩失せるを報告せり。 閑ロ・.。葛①犀︵おこQ心︶はこ〇i三〇寸書の大量卵胞﹁ホルモ。・を三一四日の間隔を馨て反復注射し饗減、互し且つ間 隔を延長し以って停止するに到る如くせり。併し已に外性器萎縮を件ふが如き重症例に於ては治療中止後一ケ年飴にして再 獲を見ると云ふ。芝9・、5の、︵甕︶は雪間に二二藷を注射せり。因鱒二hーコ︵一㊤QQ⑪︶は解剖的攣化なき例に二ヶ月内に八 五萬甑の卵胞﹁ホルモン﹂を注射して治癒を見、叉皮膚謄躍と無月維を俘ふ重症患者に謝し三週間内に二五萬甑を注射して皮 膚の攣化並に軽罪も共に治癒せるも子宮出血を見たりと云ふ。総じて卵胞﹁ホルモン﹂の大量注射は子宮粘膜の増殖肥大を促 し経には﹁メトロパチー﹂と同じ痴態を忙して子宮出血を見るものにして前記缶qげ8甥2の八0歳の婦人例に於ても子宮出 血を見たり。以上は何れも大量注射法のみなれども一〇〇一二〇〇E宛の少量を推奨する者もあり,小倉及松岡氏の如き        M 夫れなり。本病に樹する余等の方法は後段に叙述す心し。

膣 炎、帯 下

麻毒性ならざる非特殊性膣炎例へば老人性膣炎、艦質異常︵護育不全の如き︶に因る膣炎の如きは﹁ホルモン﹂療法の適窓と

(23)

23 認めらる,蓋し﹁示ルモン﹂異常の結果として膣壁殊に其の上皮の生理的機能不全の結果﹁グリコゲーン﹂形成、筑酸形成の不 足を生じ延いて膣内容の病的攣化、11膣炎1一帯下を招來すればなり。丙き診§コ は三五歳の膣潰瘍を伴ひ局所的療法 に悪し頑固に抵抗する本症患者に卵胞﹁ホルモン﹂注射を行ひ治癒を見たり。﹀画。一喜 冒8ξも老人性膣炎に卵胞﹁、ホルモ ン﹂を注射して良果を牧めたれども治療中止後は再褒を曝したり。、叉卵胞コホルモンしと前葉﹁ホルモンしとの併用を推漿する 者もあり。用量に就きては明かにするを得ざりしも症例に從ひて激百軍鶏より膨む可きか。本病に直しては﹁ホルモン﹂療法 以外に局所的療法の重要なることは勿論なり。五%乳酸水洗糠﹁デベガン﹂、﹁スチロガン﹂の如き砒素醐酸等を含有せる錠剤 の膣内挿入の如し。

子宮附属器炎

 No巳鉾は前葉﹁ホルモン﹂注射に由って骨盤内に充血を惹起し直腸内艦濃を○・五度上昇せしむると云ふ事實に基きて、 急性叉は慢性事様器炎乃至子宮周團結締織炎に勤して同﹁ホルモンし注射を試みて良結果を撃げたり。帥ち、毎日一〇〇E宛 の前葉コホルモン﹂を一〇一=一日間連績的に筋肉内に注射し鶴甲若し出血を見れば注射を申止す。戸窓六曜 寓。耳9鱒 ヒdo爵窪。。ξζ碧。密⑭ρ 頃。Φび巴ヨ陣屋等も之を追試して賛成せり。併し本病に謝しては﹁ホルモン﹂療法以外にも有効なる方 法存するが故に其等を閑却す可からざること無論とす。

性慾訣如、不感症

 是等は必ずしも﹁ホルモン﹂障碍のみに原因するとは限らす、精神的原因、全身的状態等複雑なる原因に由るものなるが故 に適鷹を決定するに甚だ困難なり。一般には卵胞﹁ホルモン﹂のみにては効果不充分にして、骨盤内充血を若心起するところの 前葉.ホルモ。・と併用するをA.理的とせらる。卵胞.ホルモンL警㎜、前葉、ホルモ。、δ○昭宛を智注射す。余等は後 述の如く妊婦尿注腸に由りて相當の良果を牧むることを得たり。    堤腫熊科婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法      第六巻  四三三

(24)

24 堤口産科婦入科領域に於ける﹁ホルモンし療法

不 .妊

第六巻  四三四  本症の原因としては﹁,ホルモン﹂障碍以外に種々存し,殊に附屡器炎に由る卵管閉鎖の如きは最も屡々見るところなるが故 に﹁ホルモン﹂療法を開始する以前に豫め其等原因に由るものを除外せざる可からす。N9益畠は月経障碍を俘はざる輕症な

る子書面不全に脅しては次の如き方法を行ひたり。帥ち、一−春、毎旦五〇一三〇〇蛆宛の前葉.ホルモン・筋肉

内注射、δ1一音、曾三〇〇囲宛の卵胞﹁ホルモン・筋肉内注射、二〇〇〇三音の卵胞、ホルモ・・内服、少、亙の甲歌 腺、ホルモン・内服、二〇﹂・二七日、毎日二一三聡宛の講.ホルモン・筋肉内注射。以上の方法を月雲門百目より施し 四週間の間敏を以って反復す。丙碧雲葦囲は本症に喫しては月光困難症の場合と同様に補助投與︵Nロの鉾Nσq筈①︶にて足ると

令し、月経後西日闇に一説㎜宛の卵胞.ホルモン、、乞三一高免す可きを推量せり。本症蔑しては概して卵胞.ホル

モンしが有効なりと云ふ報告よbも無効なりしと云ふ報告多し。UΦ験。旨σqぴの如きは﹁ラツテ﹂の交尾後、三日間毎日一〇〇

距宛の卵胞﹁ホルモごを注射するか或は二〇〇〇皿宛を響的に盤ハすれげ妊娠成立が妨げら.。主云童箆馨て、人

類に於ては管二〇〇〇1六〇〇〇皿を限界として其以上窪射は妊娠成山髪.望む場A.之を控ふ降しとせり。

      蓬妊の目的

 黄艦﹁ホルモン﹂は卵胞の磯育成熟を阻止する作用あるを以って理論的には避妊の目的に使用せられ得るも、未だ臨床的に は臨用せらる玉に到らす。﹁インスリン仁に就いてはく。σq梓︵おbっ刈︶=oび①二三毎︵目り。。一︶等は動物實験にて交尾能力の減退、 卵の受精能力の減弱を惹起せしむるを講明し、と黄膏話08︵一㊤G。一︶は一一一人の結核患者に﹁インスリン﹂を一ケ月蓮績注射し て一時的不妊を保ちたる報告を成せり。叉冥窪ヨ蟄暮は﹁マウス﹂に副腎皮質﹁ホルモン﹂を注射して一時的不妊を生ぜしめ たり。然れども﹁ホルモンしを以ってする避妊法は未だ廣く臨床的に癒零せらる玉域に上し居らす且つ他に遍単なる方法ある が故に目下のところ宜しく其を慮回す可きなり。

(25)

習慣性流産、切蓮流産

 是等に謝しては子宮筋の牧縮を制止する目的を五って主として黄艦﹁ホルモンしが使用せらる。N8α簿は習慣性流産に封 して黄盤﹁ホルモン﹂と卵胞﹁ホルモン﹂とを併用し同時に少量の沃土と﹁ヴイタ、ミンしA及びDを用ふ鋤きを推奨し、卵胞﹁ホ ルモン﹂を以って子宮の肥大を促さんと企てた砂。卵胞﹁ホルモン﹂は子宮牧縮を促す作用を有すとせられ居るが故に斯る場 ム・に之を併用す.・は如何と思はる。内、ρ冒陣b.、は脅慣性流産曇しては煮の謹、ホルモごを毎週二同宛注射し、特忙 月経期霜食せ.麺に當りては老父四回注射す可しとせり。霞.一、。℃お。。犀口上自、暑・,。昌︵μ⑩QQ伽︶薯慣性蓬建る豫

想期箋行ずきと一ケ月以前より毎量感宛注射七二ヶ月間藩す可しと云ふ。氏は叉切迫流産に謬。ては智虚宛を

出血と腹痛の消失するまで連用す可しと云ふ。目二巻毛醇審θ霧は原因不明とせらる三雲慣性流産中にて正常妊娠に於ける が如く聖歌腺機能充進が充分に起らざる結果として流窟するもの相當数に存することを認め、斯る.例二四例に甲歌腺﹁ホル モンしを與へて二三例に於て流産を制止するを得たり。余輩は脅慣性流産及び切迫流産に製しては常に﹁ホルモンし療法とし ては黄髄﹁ホルモン﹂注射を行ひつ玉あり。脅慣性流産は﹁ホルモン﹂障碍以外に梅毒、慢性腎臓炎、﹁ヴィタミン﹂映乏症等が 原因と成ること少からず、されば適鷹を充分に槍査したる上決定す可く、叉治療法としても﹁ホルモン﹂以外に子宮牧縮を制 止する目的にて﹁スパスマルギン﹂の如きものも使用せらる玉が故に労音も顧慮せざる可らす。

妊 娠 悪 阻

25  本病に劃する﹁ホルモン﹂療法としては主として﹁インスリン﹂が使用せらる、而して其は血糖を低下せしめ食慾を振起せし め﹁アシドージス﹂を中和するの作用あるを以ってなり。余等は一〇輩位宛の﹁インスリン﹂を一日一・一二同注射を連用し時 としては二〇男主を︷同に注射することあり、必ず同時に二〇%葡萄糖二〇㏄を静脹内に注射す。其他本症に封して副腎皮質 ﹁ホルモン﹂を推奨する者あり︵開戸。.Φ一門益虫。︶。而して比延は五〇〇騨の皮質に相了する丈けの弼9瞬回。。同け①×一〇qαを苺日二同   堤H産科婦人科領域に時於一σる﹁ホルモンし療沖凹      第山胴巻  圃[三五

(26)

26   堤賭産科婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法      第六巷  四三六

宛注射すと云ふ。此の方法を二i三日持綾する時は其の効果三i−四日下士すと云ふも、製剤は新鮮なるを要し且つ氷室

内に保存せざれば其の効果減少するが故に未だ廣く使用すること能はす。余等も﹁インテレ三ン﹂を試みたるも其の効果は ﹁インスリン﹂に比す畏くも非ざりき。悪阻に評しても﹁ホルモン﹂療法以外に適重なる方法を試む可きこと勿論なり。

陣痛異常

 陣痛微弱に面して謄下垂膿後葉﹁ホルモン﹂が普遍的に使用せられつ﹂あるは今更述ぶる必要なし。之は陣痛開始の目的叉 は子宮口の未だ杢開大せざる時に陣痛増彊の目的の場合は○。二iO・三㎝を使用す混く、子宮垂心に全開評せる場合の陣 痛促進の目的にては○・五σαを用ふ廃し。叉弛緩性出血の場合には0・五σqを三型内に注射すれば効果迅速且つ彊力なり。三 〇分も経過すれば反復注射しても障碍なし。 一同に一。○㏄を翻脹内に注射すれば上瞼にして顔面蒼白、冷汗、嘔吐、血腿充 進、遅脹等を惹起するが故に注意を要す。余は好んで子宮恥部組織内に注射して其の効果の皮下注射に比して隙れるを認む るものなり。弛緩性出血に劃しては後葉コホルモンしと同時に必ず饗角製割.を注射することを忘る可からす、後葉﹁ホルモン﹂ ぱ一時的に彊き子宮牧縮を起すも縢て反って弛緩を後噛せしむるが故に︵陣痛間土︶、持績牧縮を起さしむる目的にて﹁ゼヵ コルニン﹂、﹁ギ、不ルゲン﹂の注射を要するなり。後葉﹁ホルモン﹂と胸腺﹁ホルモン﹂とより成る目ξ目O二二眩は子宮筋の 疲勢を速に同復する作用ありとて目Φ菖Φ・。聾q等は後葉﹁ホルモン﹂の代りに之を推漿せり。国忌写5野送冨噌臼.︸。酵Φジ O器窟巳等は何れも之を追試して其の優秀なるを認めたり。無産にては﹁プレマトニン﹂あり。普通の後葉﹁ホルモン﹂は子宮 牧縮作用と共に血豆上昇作用をも有するが故に近年は子宮血紅作用を起す﹁ホルモン﹂︵鎧8江冨︶のみタ分離して使用するに 到れり、○奪ω氏昌の如し。  陣痛微弱に樹して卵胞﹁ホルモン﹂注射を推奨する者あれども薄く行はれす。 後陣痛彊くして其の疹痛に苦しむ時ω卑=一コ.;コ豆芦︵ド㊤。。①︶は藷、ホルモン・虚を注射し疹痛を緩解し且つ子宮の復奮 作用には何等の異常を認めざりきと云ふも、重氏は其の必要を未だ認めざるなり。

(27)

乳汁分泌過少症、乳汁分泌制止

 貌汗分泌過少に湿して﹀蕊。ぎ貯P口車︵義ロ・自。験易きコ等の動物實験は興昧あるものなり、其に依れば去勢したる家兎 に先づ大量の卵胞﹁ホルモン﹂を注射し乳腺の肥大薪生を惹起し更に卵胞﹁ホルモン﹂と黄艦﹁ホルモン﹂との併用に由って妊娠 末期歌態を生ぜしめ、最後に前葉﹁,ホルモン﹂注射を行へば其の乳汁分泌﹁ホルモンL︵ピ暫。δ#o℃①。。閏。﹃彗。=︶に由って乳汁 の分泌を見るに到ると云ふ。斯くの如く一般に卵胞一,ホルモン﹂、濫費﹁ホルモン﹂に由っては乳腺の肥大増殖、初乳の分泌を 起すも未だ成乳の分泌を來さす、成乳分泌には前漿﹁ホルモン﹂を必要とす。久慈博士は次の如き法を提唱せり。即ち、  

量定に毎旦蓋宛の卵胞、ホルモンL筋肉内注射、八i一〇日に毎旦謹宛の卵胞.ホルモ。・と垣下の藷。ホル

モご注射,=日に藷コ歪モ・・盆と前葉﹁ホルモン・三〇〇E注射、三−ニハ貰子コホルモン・三〇〇肥宛注射

 臓下垂騰後葉﹁ホルモン﹂も亦寝汗分泌促進的に作用するものにして、国窪く霧は毎日○・ニー0・三㏄︵邸。一。。<ασQ鑑コ 顛導Φ剛貯︶を注射して良果を得たり。余等も後述するが如く同法にて相當の効果を蕾むるを得たり。・甲歌舞は無界分泌を抑制 する作用を有するが故に甲欣腺に拮抗的に作用するσこ&二莞8。。宣を用ひて乳汁分泌を促したりとの報告あるも、余等は特 筆す可き効果を認むること能はざりき。  乳汁分泌制止へ回顧死亡等の場合︶の目的にて目ξ円。メ凶コを毎日二一三㎎宛ニー三日與へて有効なりと云ふ。余等も之 を試みたれども著しき効果を認めざりき。副腎皮質コホルモンしが斜汁分泌制止に有効とせられ、﹁インチレニン﹂を毎日一・ ○一三・○㏄注射して武永、池田博士等は目的を蓬するを得たり。 27

麟下垂艦後葉﹁ホルモン﹂、卵胞﹁ホルモン﹂、副腎臆意﹁ホルモン﹂等の如く血液の﹁コレステリン﹂含有量を上昇せしむる ﹁ホルモン﹂は病菌殊に漣鎖状球菌毒に封して試験管内に継ても人艦内に於ても解毒的作用を有することは已にと昌・。一①ρ   堤羅魍科婦人科領域に於ける﹁ホルモン﹂療法      第六巻  四三七

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