2018 年 07 月 03 日
三星ダイヤモンド工業 株式会社
it 事業部
文書番号:MDI-it-MAN-061
Dahua無線NVR
設定手順書
(1.04版)
― 変更履歴 ― 版数 変更日 区分 変更箇所 変更内容 頁 項番 1.00 2017/06/19 新規 新規作成 1.01 2017/07/06 追記 10 5 NVR 側の無線 IPC 登録手順を追加 1.02 2017/07/28 追記 9 4.6 SSID に接続できない場合の対応を追加 1.03 2017/08/21 変更 履歴 ドキュメント公開に伴う変更 1.04 2018/07/03 追記 1 1 ループバックアダプタ作成手順に必要な物品を追加 追加 10 4 ループバックアダプタ作成手順を追加
― 目次 ― 1. 無線 IPC 利用の注意事項 ... 1 2. 無線 NVR の機能 ... 2 3. 無線 NVR の設定 ... 4 4. 無線 IPC 設定手順 ... 7 5. 無線 NVR 登録手順 ... 11 6. 無線 IPC 初期化手順 ... 12 7. 無線 LAN 通信を阻害するケース ... 14
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1. 無線 IPC 利用の注意事項
1.1. 機器情報
1.1.1. 対象機種 本手順書は Dahua 製の以下の機器を対象とする。 型番 備考DH-IPC-HDBW1320EN-W-0280B 3 メガピクセル フル HD Wi-Fi 対応 IR LED 搭載 ミニドーム型カメラ DH-IPC-HDBW1120EN-W-0280B 1.3 メガピクセル HD Wi-Fi 対応 IR LED 搭載 ミニドーム型カメラ DH-IPC-HFW1320SN-W-0280B 3 メガピクセル フル HD Wi-Fi 対応 IR LED 搭載 ミニバレット型カメラ DH-IPC-HFW1120SN-W-0280B 1.3 メガピクセル HD Wi-Fi 対応 IR LED 搭載 ミニバレット型カメラ
1.1.2. サポートする無線 LAN 規格 以下の規格をサポートしています。以下の規格に該当しない無線 AP との通信は不可。 無線 LAN 規格 IEEE802.11b 周波数帯:2.4Ghz IEEE802.11g IEEE802.11n 電波到達距離 カタログスペックで 50m(遮蔽物及び、他の電波機器が無い想定) 1.1.3. SSID と共通鍵の文字数 SSID と共通鍵で使用できる文字数は以下の通り。 SSID 32 文字まで(英数字・記号) 共通鍵 64 文字まで(英数字・記号)
1.2. 注意事項
1.2.1. 本書の範囲 無線 NVR に無線 IPC を登録する手順について記載しています。 1.2.2. 本製品利用の注意点 以下の項目について、十分に留意して設定を実施して下さい。 PoE サポート 使用不可。カメラ用の電源アダプタが必要無線 IPC 設定 PC と無線 IPC を LAN ケーブルで接続し、WEB SERVICE から設定が必要
事前調査 設置場所での無線 LAN 環境の調査を実施する事 無線電波の停止 無線 NVR をシャットダウンし、本体の電源ケーブルを抜くまで電波は停止しません。 推奨 無線 IPC の再設定に備え、LAN ケーブルがアクセスしやすい場所に隠しておく事 1.2.3. 免責事項 当製品は無線 LAN 通信をサポートした製品です。 ただし、本製品が全ての環境で安定した無線通信が出来る事を保証する物ではありません。 設置する現場の環境により、通信の安定性や通信速度が大きく異なる場合があります。 現場の電波環境は、事前にお客様側で十分なチェックを実施して下さい。 無線 LAN 環境は設置した後も変化し続けるので、設置した当時は問題が無くとも、後々に不具合が出る場合があります。
1.3. 準備物
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2. 無線 NVR の機能
2.1. 無線 NVR と無線 AP の機能差
無線 NVR は無線 AP と比べると、セキュリティ面での機能は低い。 NO 機能 無線 NVR 無線 AP 影響 1 SSID のステルス 化 × ○ 無線 NVR 近辺で無線 LAN に接続した人全てに SSID が見える。 ⇒SSID が見える事で、不正接続されるリスクがある 2 MAC アドレスフィ ルタ × ○ 無線 AP であれば、機器の MAC アドレス単位でフィルタリングが出来る。 無線 NVR にはこの機能が無いので、SSID と共通鍵が分かれば、誰でも 無線 LAN に接続できる。 ⇒不正アクセスされるリスクがある 3 IP フィルタリング △ ○ 無線 NVR のフィルタリング =Web 管理画面、TCP ポートへの接続の制御。 ⇒特定ポート以外のフィルタは出来ない。 無線 AP のフィルタリング =該当する IP アドレスの通信を不可にする。通信制御機能。 ⇒MAC アドレスフィルタが使える場合、あえて比較の必要無し2.2. 推奨する設定
最低限のセキュリティを確保するため、以下の設定の実施を推奨。 設定① NVR に登録したユーザに複雑なパスワードを設定する。 ⇒推奨:英数字記号を用いた 8 文字以上のパスワード 設定② SSID の共通鍵を複雑に設定する。 無線 AP への接続を制限する最初の鍵なので、複雑な共通鍵を作成する(デフォルト値「12345678」)。 ⇒推奨:英数字記号を用いた 20 文字以上のパスワード 設定③ 無線側の IP アドレス設定の変更 デフォルト値が「11.1.1.1」とグローバル IP アドレスを使っているので、ローカル IP アドレスに変更する。 ⇒例:各値を「10.1.1.x」に変更する。2.3. 推奨設定(Internet からアクセス不可)
最低限のセキュリティを保つため、無線 NVR で IP フィルタの設定を行う事を推奨。 メリット 設定した IP アドレス以外からの、アプリケーションのログインが不可となる(ポート 80/37777 のみフィルタ)。 無線 NVR への通信は 10.1.1.1、192.168.1.1~254 が許可。無線 IPC は 10.1.1.1 のみ許可される。 デメリット Internet からのアクセスが不可になる(SmartPSS や DMSS が使えない) 無線NVR 無線:10.1.1.1 LAN:192.168.1.108 無線IPC 11.1.1.100 ブロードバンドルータ 192.168.1.1Internet
ホワイトリスト登録 10.1.1.100 192.168.1.1~254 ホワイトリスト登録 10.1.1.1 <影響> Internetからアクセスができ なくなる。 <推奨設定> 無線セグメントはローカルIP に設定して下さい。3 / 14
2.4. 非推奨設定(Internet からアクセス可)
Internet からアクセスする為、無線 NVR で IP フィルタの制限を行わない。 セキュリティ的には脆弱な状態となるので非推奨。 メリット Internet からのアクセスが可能 デメリット (無線 LAN の共通鍵と、無線 NVR/IPC のパスワードがクラッキングされた場合)無線 LAN 側から、無線 NVR や無線 IPC に対し、Web ログインや SmartPSS での操作が可能となる。 悪意の第三者からの攻撃リスクがある。 無線NVR 無線:10.1.1.1 LAN:192.168.1.108 無線IPC 10.1.1.100 ブロードバンドルータ 192.168.1.1
Internet
<影響> Internetからアクセス可能 <影響> 無線LANに接続可能 <影響> 無線NVR/IPCに自由にアク セス可能!4 / 14
3. 無線 NVR の設定
3.1. admin のパスワード変更
この手順では「admin」を対象に説明する。 メインメニュー⇒システム⇒アカウント⇒ユーザー変更をクリックする。「admin」の をクリックする。 「888888」はローカルログオン専用なので、ブラウザ/SmartPSS/DMSS からのログインには使用できないので対象外とする。3.2. admin のパスワード変更
「パスワード変更」をチェックし、「旧パスワード」に現在のパスワード。 「新しいパスワード」「パスワード確認」に新しいパスワードを入力し、「保存」をクリックする。5 / 14
3.3. SSID と共通鍵の設定
メインメニュー⇒ネット情報⇒WIFI AP⇒全般をクリックする。 「パスワード」が共通鍵となるので、前の手順で推奨している複雑なパスワードを設定し、「保存」をクリックする。3.4. 無線 LAN 側の IP アドレス変更
メインメニュー⇒ネット情報⇒WIFI AP⇒拡張設定をクリックする。 IP アドレスを「10.1.1.1」に設定する場合、以下のように変更を行う。変更後、「保存」をクリックする。 プライベート IP アドレス LAN 内で使用される IP アドレスで、Internet 上には存在しないアドレス。 IP アドレス範囲 10.0.0.0~10.255.255.255 172.16.0.0~172.31.255.255 192.168.0.0~192.168.255.255 IP アドレス 10.1.1.1 デフォルトゲートウェイ 10.1.1.1 開始 IP 10.1.1.100 終了 IP 10.1.1.2006 / 14
3.5. 無線 LAN 側の IP アドレス変更
無線 NVR へアクセスを許可する IP アドレスを設定する(許可した IP アドレス以外からのアクセスは全て拒否する)。 メインメニュー⇒ネット情報⇒IP フィルタ⇒拡張設定をクリックする。 「有効」をチェックし、「追加」をクリックする。3.6. 無線 LAN 側の IP アドレス変更①
特定の IP アドレスのみ設定する場合は、この画面で通信を許可する IP アドレスを入力して「OK」をクリックする。 例:無線 LAN 側にいるカメラの IP アドレスを設定する場合3.7. 無線 LAN 側の IP アドレス変更②
IP アドレスを広範囲に登録する場合は、「IP アドレス」を「IP セクション」に変更する。通信を許可する IP アドレスの開始と終了 のアドレスを入力する。例:優先 LAN 側の IP アドレスを許可する場合(192.168.1.1~192.168.1.254)3.8. 無線 LAN 側の IP アドレス変更③
IP アドレスを登録したら、3.5.の画面に戻るので「OK」をクリックして情報を保存する。7 / 14
4. 無線 IPC 設定手順
4.1. 設定①
無線 IPC を LAN ケーブルに接続し、無線 IPC の WEB SERVICE にログインする。 ログインしたら、「Setup」をクリックする。
初期設定の IP アドレス:192.168.1.108、ユーザ名:admin、パスワード:admin
4.2. 設定②
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4.3. SSID 設定①
以下の画面が表示されます。
「Enable」をチェックし、無線 LAN を有効化して下さい。 「ID List」から所属させたい SSID をクリックして下さい。
「ID List」に SSID が存在する場合は、そのリストの左端の「○」(オプションボタン)をチェックする。 →SSID が存在しない場合 手順 4.4.へ
→SSID が存在する場合 手順 4.5.へ
※SSID をステルスモードで設定している場合、「ID List」に SSID は表示されません。
4.4. SSID 設定②(SSID 手動設定)
SSID を手動設定する場合の手順です。 「Add SSID」をクリックすると、以下の画面が表示されます。 所属させたい SSID を入力し「OK」をクリックして下さい。 SSID ○(オプションボタン)9 / 14
4.5. SSID 設定③
以下の画面が表示されます。共通鍵を入力し、「Connecting」をクリックして下さい。
4.6. SSID 設定④
共通鍵が正しく入力されると、「Wifi Info」が「SSID connected」と表示されます。 この情報が表示されると、無線接続は成功となります。
※この例では無線 AP から無線 IPC が DHCP でアドレスを取得する想定です。
固定 IP に設定する場合は、Network⇒TCP/IP⇒TCP/IP タブ⇒Ethernet Card から、Wireless を選択。 「Mode」の「Static」にチェックし、表示された画面から IP アドレスを修正し「Save」から保存して下さい。 ※SSID を設定しても、「Connection …」の画面から変化が無い場合
無線 LAN 側の IP アドレスが固定されている場合があります。 表示された画面から IP アドレスを修正して下さい。
Network⇒TCP/IP⇒TCP/IP タブ⇒Ethernet Card から、Wireless を選択。 「Mode」の「DHCP」にチェックし、「Save」から保存して下さい。
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4.7. ループバックアダプタの作成①
以下の物品を準備して下さい。
LAN コネクタ、LAN のバラ線、LAN コネクタかしめ器具