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1. 食物アレルギー アナフィラキシーについて 1-1 食物アレルギーとは 私たちの体には 異物 が体内に入ってきたときに それを排除しようとする 免疫 とい う仕組みがあり この仕組みが過剰反応を起こし 食物を異物として認識し不利な症状を引き起 こすことがある これを食物アレルギーといい たとえば

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【1.食物アレルギー・アナフィラキシーについて 】

1-1 食物アレルギーとは

私たちの体には、「異物」が体内に入ってきたときに、それを排除しようとする「免疫」とい う仕組みがあり、この仕組みが過剰反応を起こし、食物を異物として認識し不利な症状を引き起 こすことがある。これを食物アレルギーといい、たとえば、卵アレルギーの人は、卵を食べると 皮膚に湿疹が出たり、目が腫れたりすることがある。このような反応をアレルギー反応という。 アレルギー反応を引き起こす物質(たとえば前述では卵)のことをアレルゲンという。 食物アレルギーの多くは、食べ物に含まれるたんぱく質などが、消化管から吸収され、血液を 介して、皮膚、気管支粘膜、鼻粘膜、結膜などに到達してアレルギー反応が起きる。

1-2 食物アレルギーの症状

食物アレルギーの症状は、多岐にわたる。皮膚、粘膜、消化器、呼吸器、さらに全身性に認め られることがあり、最も多い症状は皮膚・粘膜症状である。 食物アレルギ ーにより引き起こされる症状 皮膚症状:そう痒感(かゆみ)、じん麻疹、血管運動性浮腫、発赤疹、湿疹 粘膜症状:眼粘膜充血、そう痒感(かゆみ)、流涙(涙が流れ出る)、眼瞼浮腫(まぶたがむくむ) 悪心(気分が悪くむかむかした感じ)、疝痛発作(おへそを中心にしてお腹が痛くなる)、 嘔吐、下痢、慢性の下痢による蛋白漏出・体重増加不良 口腔粘膜や咽頭のそう痒感、違和感(イガイガして、いつもと違う感じ)、浮腫(はれる)、 咽頭喉頭浮腫(のど、のどの奥の方のむくみ)、くしゃみ、鼻水、鼻閉(鼻がつまる) 下気道症状 咳嗽(せき)、喘鳴(ゼーゼーしてして息が苦しくなる)、呼吸困難 全身性症状 アナフィラキシー症状:頻脈(脈が早くなること)、血圧低下、活動性低下(ぐったりする)、意識障害など 皮膚粘膜症状 消化器症状 上気道症状

1-3 アナフィラキシーとは

アレルギー反応により、じん麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、ゼーゼー、 息苦しさなどの呼吸器症状が、複数同時にかつ急激に出現した状態をアナフィラキシーという。 その中でも、血圧が低下し意識レベルの低下や脱力をきたすような場合を、特にアナフィラキシ ーショックと呼び、直ちに対応しないと生命にかかわる重篤な状態を意味する。

◯ 食物依存性運動誘発アナフィラキシー

原因となる食物を食べるだけなら症状はなくても、食後に運動をするとアナフィラキシーが起 こる場合がある。運動によって腸での消化や吸収に変化が起き、未消化なたんぱく質が吸収され てしまい起きると考えられる。 アナフィラキシーの典型的症状 初期の症状 口内違和感、口唇のしびれ、四肢のしびれ、気分不快、吐き気、腹痛、じん麻疹など 中程度の症状 のどが詰まった感じ、胸が苦しい、めまい、嘔吐、全身のじん麻疹、ゼーゼーして苦しくなる 強い症状 呼吸困難、血圧低下、意識障害

1-4 食物アレルギーの留意点

◯ 口腔アレルギー症候群

花粉症に対してIgEと呼ばれる血液中の抗体(免疫グロブリン)が、果物や野菜と反応するた めに起こる即時型アレルギーである。消化されると反応しなくなるため、通常は 5 分以内に口 の中がピリピリしたり痒くなったりするだけだが、大量に食べると全身に現れる場合がある。

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◯ 時間的経過

食物アレルギーが出現するまでの時間は、原因の食べ物と体の粘膜の接触した場所により異な り、5 分以内に出現する場合もあれば、食べて胃腸を通過し、吸収されてから出現する場合もあ る。このことから、一般的には、原因食物の摂取から 2 時間以内に現れる症状を即時反応ととら える。ただし、それ以上の時間が経過してから症状が出現する場合がある。 また、即時反応の症状が一度落ち着いた後に症状が再燃し、その後遅れて反応が現れる場合も ある。 食物アレルギーでは、同一の者が繰り返し似た反応を経験する場合が多いが、前回と全く異な る症状や出現する場合、時間とともに症状が変化する場合、徐々に悪化するのではなく、いきな りアナフィラキシーへと重症化する場合もある。 アナフィラキシー症状は急激に進行することが多く、最低 1 時間、理想的には 4 時間は経過を 追う必要がある。経過を追う場合は、片時も目を離さず、児童生徒の状態を確認することが大切 である。

◯ 特に危険な症状

じん麻疹の程度がひどいとその部分が腫れ上がり、咽頭粘膜が腫れる「咽頭浮腫」が起こる。 咽頭・喉頭には声帯等があって元々内腔が狭いが、この部分に浮腫が起こると、犬の遠吠えのよ うな咳込みが見られ、声がかすれ、ひどくなると声が出なくなる。咽が締め付けられるように感 じ、狭窄の程度に応じて、呼吸困難が起こってくる。 症状が悪化すると、息を吸い込む時にゼーゼー、ヒューヒューという喘鳴が聞かれ、首や胸の 軟らかい部分がベコベコへこむ陥没呼吸が見られる。その状態が進行すると窒息の危険があるの で、喘鳴が聞こえたときは、緊急対応が必要となる。また、アナフィラキシーショック状態の時 は、血圧が低下し、全身に血液が効果的に運ばれなくなるため、活気がなくなり、ぐったりして 立っていられず、顔色不良、四肢冷感等の症状に加え、意識が低下して、刺激をしても無反応の 状態になる。長引けば命の危険があることから、早急な対応が必要である。

1-5 食物アレルギーの原因食物

食物アレルギーを引き起こすことが明らかな食物のうち、三大アレルゲンとして知られてい るのが、鶏卵、牛乳、小麦である。また、症状が重篤なものとしては、そば、ピーナッツがあ げられる。食物アレルギーの原因食物のうち、鶏卵、牛乳は、成長とともに消失する場合があ るが、甲殻類、果物、魚類、そば、ピーナッツは、学童から成人の期間に、新たに発症するな ど、年齢により原因食物が変化したり、新たに加わったりする場合がある。 食物アレルギーの原因となる食物は多岐にわたるが、加工品の表示については、患者数が多い、ま たは、重篤度の高い7品目(鶏卵、牛乳、小麦、えび、かに、落花生、そば)が特定原材料として表 示が義務付けられている。また、特定原材料に準ずるものとして、表示を推奨されている食物が20 品 目ある。 <特定原材料等一覧> 特定原材料(7品目) 卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そば あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、 まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン 出典:消費者庁ホームページ 特定原材料に準ずる もの(20品目)

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【2.給食における食物アレルギー対応の基準】

園や学校では、食物アレルギーを有する児童生徒にもできる限り給食を提供することが求め られている。一方で園や学校での食物アレルギー症状の発症原因として、最も多い事由が給食 でもある。このため、園や学校では給食に対する食物アレルギー対応に万全を尽くすことが求 められている。

2-1 食物アレルギー対応食の実施基準

(学校給食における食物アレルギー対応指針[文部科学省]より) 給食における誤った食物アレルギー対応は、栄養バランスの偏りだけでなく場合によっては重 大な事故につながる場合がある。このことから、以下に留意して実施する。 (1) 食物アレルギーを有する児童生徒にも、給食を提供するが、安全性を最優先とする。 (2) 重症者への対応は、食物アレルギー対応検討委員会により組織的に行う。 ※コンタミネーションへの対応が必要な児童生徒は、弁当対応を検討する。 (3) 「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」に基づき、医師の診断による「学 校(園)生活管理指導表」の提出を必須とする。 ※ 一時保育で食物アレルギー対応食が必要な方は、次の2つのどちらかの対応とする。 ① 在園児と同じ手続きを踏み、給食を食べる。 ② 弁当を持参する。(給食費の返金なし。) (4) 安全性確保のため、原因食物の完全除去対応(提供するかしないか)を原則とする。 (5) 学校及び園の施設設備、人員等を鑑み無理な(過度に複雑な)対応は行わない。 (6) 妙高市教育委員会は、食物アレルギーマニュアルや対応について、一定の方針を示すとと もに、各学校や園の取組を支援する。

2-2 食物アレルギーが多岐に渡る場合や重篤な児童生徒への給食提供について

安全な給食提供を行うため、食物アレルギーを有する児童生徒のアレルゲンの状況や重症度か ら、総合的に判断し、最良の対応を検討する。 (1) 下記に該当する児童生徒への給食提供については、該当校長・園長の求めにより食物アレ ルギー対応検討委員会を設置し、給食提供の可否を検討する。給食対応が難しいと判断さ れた場合は、弁当持参をお願いする場合がある。 ① アレルゲンが多岐に渡り、重篤な症状が起きる場合。 ② アドレナリン自己注射薬(商品名「エピペン 」以下、エピペンと表記)が処方されている場合。 食物アレルギー対応検討委員会 出 席 者 園 こども教育課長・園指導主事・幼児教育係長・担当栄養士・該当園(園長・担任・調理員) (※必要に応じて主治医に意見を求める) 学校 こども教育課長・参事・学校教育係長・担当者・該当校(校長・担任・給食主任・養護教諭・ 栄養教諭等・調理員)(※必要に応じて主治医に意見を求める) 開催日 年度末から年度初め等、必要に応じて(入園・入学時・症状に変化があった時・または 園長・校長が必要と判断した場合) 役 割 ・食物アレルギー対応検討委員会委員長:こども教育課長・進行:係長(学校教育係長 または、幼児教育係長) ・対象児童生徒の食物アレルギー症状の説明:該当校担当(養護教諭・栄養教諭等) ・対象児童生徒の食物アレルギー給食対応等の説明 :担当栄養教諭等 ・該当園・校の受け入れ状況等の説明 :校長または園長、調理員 ○R

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(2) 保護者より、弁当持参の希望がある場合は、弁当持参とする。

≪注意事項≫ ・ 弁当にする場合は、毎日弁当持参を基本とする。(ただし、症状により要検討) ・ 弁当の管理は、給食室では行わない。 ・ 弁当の再加熱や移し替えは、給食室では行なわない。

【3.給食での事故防止に向けた 5 つの安全対策】

3-1 食物アレルギー除去食対応前の書類の提出・確認の徹底

(1) 保護者全員へ食物アレルギーの有無について周知し、対応が必要な児童生徒には申し出て もらう。 様式-園 1「児童の食物アレルギー症状の確認について」 様式

学 A、B「食物アレルギー調査票の提出について、食物アレルギー調査用紙」 (2) 除去食・代替食が必要な児童生徒への保護者に対し、文書で園や学校での対応を説明する。 様式-園 2「食物アレルギー対応について」 様式

学G「学校給食における食物アレルギー対応通知」 (3) 様式

園 3、学 D「園・学校におけるアレルギー疾患生活管理指導表」と様式

園 4、学 E 「使用食材確認表」を必ず提出。(提出がない場合は、給食の提供を行わない。) ● 「アレルギー疾患生活管理指導表」は1年に 1 回以上提出してもらう。 ● 症状が改善し、アレルギー対応食が不要になった場合も、様式

園 3、学 D「「園・学 校におけるアレルギー疾患生活管理指導表」を提出してもらう。 (4) 薬やエピペンを預かる必要がある児童生徒からは、「投薬・アドレナリン自己注射薬(エピ ペン)指示書」「緊急時個別対応表」を提出してもらう。 (5) 除去食・代替食を開始する前に、保護者と関係者でアレルギーの状況や除去食を行う内容 について打合せを行う。 〔 園 :保護者、園長、担任、栄養士、調理員〕 〔学校:保護者、教頭、担任、給食主任、養護教諭、栄養教諭等、調理員〕 (6) 園・学校内で、対象の児童生徒の情報を共有し、どの様に対応するか職員間で確認する。

3-2 調理作業・配食までのルールの厳守・徹底

(1) 栄養教諭等・栄養士がアレルギー対応表(指示書)を個別に作成し、該当園・学校へ送付 する。(園・学校で、対応内容を確認して、保護者へも通知する。) (2) 既製品を使用する際は、発注前に商品の成分表でアレルゲンの有無を確認する。 (3) 調理員は、調理開始前・調理中・配食・引き渡し時に、声だし・指さし確認を徹底する。 また、対応食を調理する際は、アレルギー対応表(指示書)・既製品の成分表を確認してか ら、調理作業を行う。 (4) アレルギー対応食と見分けられるよう、他の児童生徒と違う色柄のお盆・食器を使用する。 (5) 誤配等の事故防止のために除去食・代替食には、蓋(ラップやホイル)等に学年組・氏名 や献立名と除去内容等の記載された食札等を添付する。

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3-3 献立内容や使用食材への配慮

(学校給食における食物アレルギー対応指針[文部科学省]より) (1) 特に重篤度の高い原因食物(そば、落花生[ピーナッツ])は、学校給食での提供を極力減 らし、使用する際は、使用していることが明確な料理や料理名とする。 ※ 園は、重症化しやすい「ピーナッツ、くるみ、アーモンド」は、家庭で食べる機会が少な いことから、給食・おやつで使用しない。 (1) 特に発症数の多い原因食物(卵・乳・小麦・えび・カニ)は、1 回の給食で複数のアレルゲ ンが入らないよう配慮し、対応を単純化する。使用する際は、使用していることが明確な 料理や料理名とする。 (2) アレルゲンを含む既製品はできるだけ避け、除去や代替品が多くならないように配慮する。 (行事の際は除く) (3) 既製品の成分は、担当栄養教諭等・栄養士が成分表を確認し、コピーを園・学校へ送付す る。その後、園・学校で内容成分の再確認を行ってから、給食で使用する。

3-4 職員への研修会の実施と職員体制

(1) 市教育委員会主催のアレルギー対応研修を行う。(エピペン受け入れの際は、園・学校ごと) ※1 施設で研修会を行う際は、他の園・学校の職員も参加できる体制を整える。 (2) 県などが主催する研修会へ出席できる体制を整える。 (3) アレルギーの状況に応じ職員の加配等、職員体制を整える。 (4) エピペンを所持している児童生徒が在籍している園・学校は、定期的に緊急時のシミュレ ーションを行う。

3-5 事故発生時の対応と再発防止対策

(1) 児童等が給食を起因として、「事故(誤食)が発生した場合」又は「事故(誤食)による 皮膚・呼吸器・消化器或いは全身性に生じる食物アレルギー症状を発症した場合」につい ては、緊急対応後に教育委員会へ報告する。(様式

園 17、学 Q「食物アレルギー誤食等事 故報告書」) (2) 事故発生の経過と対応について職員会議等で共通理解を図り、再発防止と適切な対応の実 施を徹底する。 ※事故対策・事後対応については、別記p9、p17 参照 (3) 再発防止のため、他の園・学校へ情報提供を行う。(個人情報に配慮する)

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【4.園での対応の流れ】

4-1 園での対応の流れ 〔新規対応〕

園での対応 内 容 ◯入園前 1.保護者への周知 対象者の把握 (7) ① 保護者へ様式

園 1 や入園のしおりで周知する。 (8) ②「児童発達状況表(2 歳以上)」「入園までの生活状況(0・1 歳児)」で確認する。 (9) ③ 保護者から申し出、相談を受ける。 2.保護者へ事前 説明 ① 様式 2 にて、園での食物アレルギー除去食対応を説明する。 ② 保護者へ様式

園 3 様式

園 4 を渡し、医療機関に受診してもらう。 ※ 様式 3 は主治医に、様式

園 4 は保護者が記載する。 ※ 内服薬やアドレナリン自己注射薬(商品名:「エピペン」以下、エピペンと表 記)が処方される場合は、様式-園 5・6 を合わせて渡し、様式-園 5 は主治 医に、様式

園 6 は保護者が記載する。 3.保護者と面接 ① 保護者が持参した様式

園 3・4、必要に応じて様式-園 5・6 をもとに面接 を行い必要事項の確認をする。〔メンバー:保護者、園長、担任、栄養士、調理員〕 ② 食物アレルギーに伴う園での給食対応について様式

園 7 で説明し、内服 薬やエピペンが処方される場合は様式-園 8 の説明も合せて行う。 ③ 面接内容は、様式

園 9 に記録し保護者、園長、記録者の確認署名または 押印する。 (注①) 食物アレルギーが多岐に渡る場合や重篤な児童の保護者へ給食提供の 実施について、食物アレルギー検討委員会で検討し弁当持参を、お願い する場合があることを説明する。 (注②)エピペンの所持が必要な園児は、登降園中にアナフィラキシーを起こす 可能性があるため、通園バスの利用ができない事を確認する。 (注③)一時保育を利用し食物アレルギーのある児童は、2‐1 を確認する。 4.必要物品の準備 ・アレルギー対応に必要な、鍋や食器・名札プレート等の物品を準備する。 5.職員への周知 ・入園までに、全職員へ対応の周知し、必要に応じて、「内服薬・アドレナリン 自己注射薬(エピペン)の取り扱いについて」、「緊急時の対応手順」の確認を 行う。 6.職員研修と関係 機関への周知 ※ エピペンを所持する園児が入園する場合は、次のことを行う。 ① 主治医を講師に、園の職員を対象に研修会を開催する。 ② 園医へ、様式

園 11 にて報告する。 ③ 消防署へ様式

園 12 にて連絡し、緊急時の協力を依頼する。 ④ 市教委へ様式

園 13 にて、給食における食物アレルギー対応者を報告する。 ◯入園後 7.食物アレルギー 対応表(毎月) ① 食物アレルギー対応表様式

園 10 を個別に栄養士が作成し園へ送る。 ② 園で様式

園 10 を再確認と原材料配合表等のリストの確認をしてから食材 の発注を行う。その後、園長と調理員が確認印を押し、保護者へは、2 枚渡 す。保護者が内容を確認して署名確認印を押し、1 枚は園へ戻してもらう。 ③ 戻って来た様式

園 10 は、毎日の確認表として使用する。

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- 7 - 8.給食対応開始 (給食室) ① 朝の打合せで献立内容・作業の流れ・除去・代替食を調理員全員で確認する。 ② 朝の打合せで確認したとおり、食材の除去・代替食を作る。 ③ 納品された既製品が、様式

園 10 に記載された食材か確認する。また、商 品表示を確認し、原材料にアレルゲンがないか確認し給食日誌に記載する。 ④ 対応内容は、給食日誌「アレルギー対応」の欄に記載する。 ⑤ 配膳用お盆に名札を入れ、アレルギー食用食器に配食する。 給食室から保育室へ出す前に、除去食代替食が間違っていないか確認し、様 式

園 10 にチェックをして、様式

園 10 と給食を保育士へ渡す。 9.給食対応開始 (保育室) ① 給食の内容が間違いないか、配膳された給食と様式

園 10 で確認し、誤り がなければチェックをする。(担任確認→園長が再度確認) ※ 除去の内容に、疑問や不安を感じる場合は、必ず給食室に確認をする。 ② 該当園児へ間違えないよう配食する。(名札プレートと児童を確認) ③ 給食中や給食後、湿疹など異常が無いか確認する。

4-2 園での対応の流れ〔継続〕

園での対応 内 容 ◯1~2 月 1.保護者受診依頼 ・現在、アレルギー対応食を行っている児童の保護者(児を除く)、様式‐園 3・ 4 を渡し、医療機関に受診してもらう。 ※ 様式‐園 3 は主治医に、様式‐園 4 は、保護者に記載してもらう。 ※ 薬が新たに処方される場合は、様式-園 5・6 を合わせて渡し、様式‐園 5 主治医に、様式‐園 6 は保護者が記載する。 2.保護者と面接 (変更点がある場 合) ① 保護者が持参した様式

3・4(必要に応じて様式

5・6)をもとに面接を行 い必要事項の確認をする。〔メンバー:保護者、園長、担任、栄養士、調理員〕 ② 面接内容は、様式

園 9 に記録し、保護者、園長、記録者の署名・押印する。 ※ 変更点がない場合は、面接は行わず、関係者に書類のコピーを渡す。 3.職員への周知 ・変更点を、全職員へ周知する。 4.給食内容の修正 ・準備が間に合い次第、面接で確認した給食内容で提供を行う。 5.除去等が不要に なった場合。 ・様式

園 3 を渡し、医療機関に受診し主治医に記載してもらう。園で確認後、 給食で対応食解除を行う。(※様式

園 3 保育所での生活上の留意点A.給食・離 乳食の 1 に○がついているか確認する。)

4-3 アレルギー対応における保護者の役割

(1) アレルギー対応を行う場合は、(様式

園 3「園におけるアレルギー疾患生活管理指導表」) を必ず提出する。また、正確な対応を行うため年に1回は提出する。 (2) 園は、(様式

園 10)「食物アレルギー対応表」を毎月 2 枚配布する。保護者は対応内容を 確認して署名・押印し、1 枚を園に提出する。 (3) 保護者は、「微熱がある」「ぐずる」「いつもと様子が違う」と感じる日は、登園時に必ずそ の旨を職員に伝える。 (4) 保護者は、降園後の様子や症状について気になる点は、すぐに担任または園長へ連絡する。 ※ 上記の 4 点については、面談時に(様式

園 7「食物アレルギーに伴う園での給食対応に ついて」にて保護者へ説明する。

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4-4 アレルギー対応における職員の役割と連携(◎が中心となり行う)

園 長 ◎ 食物アレルギー児の把握、管理を行う。 ◎ 保護者や関係機関の窓口として、報告、相談など全体の調整を行う。 ◎ 全職員へ連絡調整、指導助言を行う。 ◯ 調理員と連携し、翌月の食物アレルギー対応表の確認を行う。 ◎ アレルギー食の検食を毎回行う。(不在時は、主任) ◎ 対象児が食べる前の、最終確認を行う。 担 任 ○ 園長、栄養士、調理員と連携をとり児童の実態把握をする。 ◎ 園長、調理員と連携し、翌月の食物アレルギー対応表の確認を行う。 ◎ 給食配食前の確認を行う。 ◎ 給食後、対象児の体調を確認する。 調理員 ○ 園長、担任、栄養士と連携をとり、児童の実態把握をする。 ◎ 園長、担任と連携し、翌月の食物アレルギー対応表の確認を行う。 ◎ 給食配食前の確認を行う。 栄養士 ◎ 園長、担任、調理員と連携をとり、児童の実態把握をする。 ◎ 翌月の既成品の原材料配合表等の確認を行う。 ◎ 食物アレルギー対応表の作成、確認を行う。 こども教育課 (幼児教育係) ◎ 研修会の設営、県等が主催する研修会へ出席できる体制を整える。 ◎ アレルギーの状況に応じ職員の加配等、職員体制を整える。 ◎ 食物アレルギー対応委員会を設置し開催する。

4-5 他の児童への指導、給食当番活動

(1) 食物アレルギーについて、教材等を使用し他の児童へ年齢に応じた指導を行う。 ※ 好き嫌いとアレルギーは違うこと、症状は様々な形態で出てくること、自分にとって問題 ない食べ物が人によっては命に関わる反応となることを理解させ、食べることを強要した りしないように指導する必要がある。 (2) 給食当番活動について、該当のアレルゲンがある日は当番活動を行わない。また、アレル ギー症状が重篤な児童は、当番活動は行わない。

4-6 関係機関への報告

情報の共有化を図るため下記の様式にて報告を行う(面接の際に、保護者に了承を得る) (1) 園給食における食物アレルギー対応者

・・・

こども教育課(様式

園 13) (2) アドレナリン自己注射薬(エピペン)を所持している児童 ※年度替わり等で記載内容に変更がある場合は、随時報告する。 ・・・ 園 医 (様式

園 11) ・・・ 消 防 署 (様式

園 12) ※ (1)(2)は、4 月末または新たに受け入れした時に市教委(幼児教育係)へ提出する。 市教委は、園医と消防署へ報告する。

(9)

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4-7 緊急(アナフィラキシー発症)時の対応

(1) 緊急時対応の流れ

・・・・

様式

園 14 にそって対応する。 ① アレルギー疾患をもつ園児が、アナフィラキシーを起こした場合は、園職員の誰が発見 者になった場合でも、適切な対応がとれるように情報を共有し、緊急時に即応できるよ うにする。 ② アナフィラキシーは様々な症状を起こし、急速に悪化する事も多いので、軽症であって も目を離さず、すぐに応援を頼む。 ③ 症状や処置状況は様式

園 16 に記録し、保護者または救急隊へ渡す。 ※緊急時対応の流れについて、年に何回かは必ずシミュレーションし、緊急時の職員の役割 を確認しておく。

(2) エピペンの使用

① 使用のタイミングについては、事前に保護者と確認しておく。 ② エピペンを使用した場合は、その後すぐに医療機関へ救急搬送する。 ③ 受診の際は、様式

園 15 緊急時対応経過記録票を医療機関へ持参する。 ※ エピペンの所持が必要な園児は、登降園中にアナフィラキシーを起こす可能性があるた め、通園バスの利用はできない。

4-8 事故後の対応と再発防止対策等

(1) 事故後の対応

① 食物アレルギーの事故が発生した場合は、救急搬送の有無にかかわらず、速やかにこども 教育課へ電話報告する。 ② 事故が起きた時の状況をまとめ、事故原因の究明をする。 ③ 様式

園 16 にて、こども教育課へ事故発生報告書を提出する。 ④ 保護者へ事故の経緯を説明する。

(2) 再発防止対策

① 事故発生の経過と対応について職員会議等で共通理解を図り、再発防止と適切な対応の実 施を徹底する。 ② 再発防止のため、個人情報に配慮しながら、教育委員会が事故の原因について他の園へ 情報提供を行う。

4-9 各種様式

※ 食物アレルギー対応に関わる各種様式についてはp20 妙高市アレルギー対応マニュアル〈園 版〉様式集を参照。 *救急で搬送するときは、現場にいた職員又は現状をよく把握している職員が必ず同乗す ること。

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【5.学校での対応の流れ】

5-1 食物アレルギーのある児童生徒への給食対応の決定手順

学校での対応

内 容

1.対応児童生徒の把 握(時期:10~2 月 新規の申し込 みや転入生の場合 は適宜) 新入児童生徒 ・就学時検診(小学校)・入学説明会(中学校)で、全員に様式

学A「食 物アレルギー調査票の提出について」、様式

学B「食物アレルギー調 査票の提出について」を配布し、必要があれば後日面談を行うことを伝 える。その際、保護者から、食物アレルギーの詳細を聞き取り、様式

学 D「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」、様式

学 E「使 用食材確認表」の提出を依頼する。 在校生 ・現在対応している児童生徒は、2 月末までに様式

学C「食物アレル ギーの給食対応の継続について」、様式

学D「学校生活管理指導表 (アレルギー疾患用)」、様式学E「使用食材確認表」を提出する。 ・小学校は、学校給食においてアレルギー対応をしていた児童の情報 を、1 月末までに、様式

学F「食物アレルギー面接記録表」等によ り、中学校へ引継ぎを行う。 2.保護者との面談の 実施(時期:1~3 月) 新入児童生徒 ・面談は、学校の給食担当教職員と保護者で実施する。 面談の際には、様式

学E「使用食材確認表」等を参考にする。また、 様式

学F「食物アレルギー面接記録表」に記載し、保護者から承諾を もらう。 在校生 ・必要に応じ実施する。 3.対応の決定 ・食物アレルギー対応児童生徒個々の対応の仕方は、給食担当教職員 及び教頭が各施設におけるアレルギー対応の実施状況・面談結果・ 確認書類を考慮し判断する。 確認書類:様式

学A「食物アレルギー調査票」 様式

学D「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」 様式

学E「使用食材確認表」 様式

学F「食物アレルギー面接記録表」 ・校長は、必要に応じ給食担当教職員を招集し、対応会議を開催する。 (構成員例:管理職、養護教諭、栄養教諭等、担任等) ・対応方法の区分の決定は、対応委員会にて判断する。(p3 参照) 対応方法の区分 ① 給食調理での対応方法…除去食・代替食 ② 給食調理以外での対応方法…弁当持参(主食のみ持参等)

4.

保護者への通知 ・給食主任、栄養教諭等は、様式

学 G「食物アレルギー対応通知」に より、決定内容を保護者に通知する。

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5.

教職員及び調理員 への周知 ・給食主任、栄養教諭等は、様式

学I「学校給食における食物アレルギ ー対応者一覧表」を作成し、教職員、調理員に周知する。

6.

給食室での調整 ・給食主任、栄養教諭等は、給食での対応を、調理員と確認する。 ・栄養教諭等は、献立表の材料や分量を確認し、対応を保護者と確認 する。 7.教育委員会への 報告 ・養護教諭は、様式

学I「学校給食における食物アレルギー対応者一覧 表」、様式

学M「アドレナリン自己注射薬(エピペン)の所持状況につい て」を提出する。

8.

対応に変更が生じ た場合 ・学校は、日頃から保護者との情報交換を十分に行い、児童生徒の健 康状況を把握し、よりよい対応ができるようにする。 ・学校給食の献立内容や使用食材等対応に変更が生じた場合は、保護 者に伝え、理解を得るとともに、担任・学校関係職員等に確実に周 知する。 ・主治医からの指示内容に変更が生じた場合は、保護者から速やかに 学校へ連絡をもらう。

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5-2 食物アレルギーに対する給食対応フローチャート

1.対応児童生徒の把握 (10~2 月) 新入児童生徒 保護者に様式

学A、B を配布し必要があれば後日面談 様式

学D、E を配布し提出依頼 在校生 現対応者には、3 月末までに様式

学C、D、E を配付し提出依頼 小学校は、アレルギー対応児童の情報を様式

学 F 等により中学校 へ引き継ぐ(2月末まで) 2.保護者との面談の実施 (2 月~3 月) 新入児童生徒 給食担当教職員と保護者で、様式学E 等を参考に面談を実施 面談内容を様式

学F に記載し、保護者から承諾を得る 在校生 必要に応じて面談を実施 3.対応の決定 ○ 給食担当教職員が、各学校におけるアレルギー対応の実施状況、 面談結果、確認書類(様式

学B、D、E、F)を考慮し判断 ○ 必要に応じ、対応会議を開催(構成員:校長、担任、養護教諭、 栄養教諭等) ○ 対応の決定は、校長が行う 4.保護者への通知 給食主任、栄養教諭等が様式

学G により、保護者に通知 5.職員、調理員への周知 給食主任、栄養教諭等が、様式

学I により教職員・調理員に周知 6.給食室での調整 給食主任、栄養教諭等が、対応について、調理員と確認 給食主任、栄養教諭等が、対応について保護者と確認 7.教育育委員会への報告 (4 月) 様式

学I、M を提出(追加や変更があった場合はその都度報告) ※

エピペンを学校で預かる場合は、校医・消防署へ情報提供・・・様式‐学

M

、N

(13)

- 13 -

5-3 保護者への依頼事項(保護者が子どもへ伝えておくこと等)

(1) 保護者が子どもに食物アレルギー体質であることを十分に理解させる。 (2) 主治医からの指示内容を、子どもの理解度に合わせてわかりやすく説明する。 (3) 食物アレルギーのために食べられない給食は、子どもと一緒に様式

学J「食物アレルギー対 応表」等で確認し、何が食べられないかを子どもに伝える。 (4) 毎朝、給食での対応を確認してから登校させる。 (5) 学校で具合が悪くなった時は、すぐに学級担任へ申し出るように伝える。 (6) 薬を学校へ持参しなければならない場合は、事故の無いようにその管理と使用について、十分 に学校側へ説明する。

5-4 給食での対応と配慮事項

学校給食での食物アレルギーの対応方法は、可能な範囲での除去食や代替食の提供、弁当持参な どがある。対応にあたり、学校の状況(アレルギー対応を必要とする児童生徒数、対応が必要な食 品の種類、食品管理、給食施設・現場の諸状況等)を勘案し、判断することとする。 また、対応食の実施にあたっては、対象となる児童生徒の保護者との連絡を密にして、児童生徒 の状況などの情報を入手しながら、成長に合わせて適切に対応しなければならない。その際、大量 調理の中で実施するため、対応には限界があること等も保護者に理解してもらうことも必要である。 (1)

弁当持参(主食のみ持参等)

〔弁当持参対応の配慮事項〕 ・ アレルギーの原因食品を確認し、給食を食べる日と主食等を持参する日を事前に決める。 ・ 保管場所や衛生管理に配慮する。

(2) 除去対応

① 対応方法 アレルギーの原因となる食品が多岐にわたる場合、またはごく微量でも重篤なアレルギー症状 (アナフィラキシー)を引き起こす場合など、調理の過程で完全に除去することが困難な場合 には、保護者と相談・協議の上、弁当持参をお願いする場合があります。また保護者から弁当 の持参の申し出があるときは、それを認める。(p3 参照) ② 留意点等 自宅から代替食を持参する際には、保護者の理解と協力を得ることが重要である。アレルギー の原因食品と同等の栄養価の確保ができるよう、栄養面の指導等、保護者への働きかけが必要 である。 ③ 給食費 全部 全て弁当対応する場合は、給食費を徴収しない。 一部(主食持参等) パン・麺、飲用牛乳を喫食しない場合は、その分の給食費を返金する。 ① 対応方法 アレルギーの原因となる食品を調理の過程で除去して提供する。 調理途中で対応の必要がある場合は、別鍋に取り分けるなど注意して仕上げる。 ② 留意点等 調理上の調整をし、作業工程表、給食日誌等へ記録する。 ③ 給食費 パン・麺、飲用牛乳を喫食しない場合のみ返金する。

(14)

- 14 -

(3) 代替食対応

(4) 「除去食」「代替食」対応の配慮事項

・ 主治医の診断、指示にそって可能な範囲で対応する。 確実に安全な対応がとれるように、保護者(主治医)と十分に話し合う。 ・ 加工食品等は、事前に配合表等でアレルギーの原因食品が含まれていないか確認する。 ・ 栄養教諭等は、アレルギー対応について保護者に確認後、アレルギー対応の「調理指示書」 を作成し、調理員に指示する。調理員は、給食日誌・加工食品配合表で確認する。 ・ 献立変更により使用食材を変えた場合は、その都度、作業工程表を変更し作業を確認する。 ・ 除去する食品を調理過程で確実に除去する。また、誤って混入しないように、作業工程表を 作成し、確認しながら調理する。 ・ アレルギー対応調理員は、対応食の漏れ落ちや間違いがないか確認をするとともに、再度栄 栄養教諭等や調理員と共に複数で確認する。 ・ 児童生徒が「除去食」「代替食」を間違いなく食べられるよう、配膳や運搬方法を配慮する とともに、教室では、必ず担任等教職員が表示等を確認してから児童生徒に手渡しする。 対応の方法例 ○お盆の色を変える ○アレルギー表示 ① 対応方法 アレルギーの原因となる食品の代わりに別のものを提供したり、調理法を変更したりし て提供する。 ② 留意点等 調理上の調整をし、給食日誌等へ記録する。 ③ 給食費 代替食については、特別な徴収は行わない。

6年1組 ○○さんへ

りんご のかわりの

チーズ です

給食室より

アレルギー用のお盆 通常のお盆

(15)

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5-5 教職員の役割

食物アレルギー対応が必要な児童生徒のために、校長の指導のもと、関係職員がそれぞれ の職務に応じて対応にあたり、学校全体で共通理解を図るとともに、共通認識をもって対応 していくことが必要である。

校 長

・年1回は研修会を開催し、全職員の共通理解がもてるように指導する。 ・必要に応じ、対策会議を開催し対応方法を決定した後、保護者へ通知する。 ・発症したとき、対応方法を判断し、指示する。 ・アレルギー食の検食を毎回行う。(不在時は、教頭) ・対象児が食べる前の、最終確認を行う。

学級担任

(1) 保護者との連携 ・保護者の申し出や「児童生徒保健調査表」や様式

学 A「食物アレルギー調査票」 で把握をする。 ・食物アレルギーのある児童生徒の実態について保護者との面談等を行い把握する。 (2) 学級での指導 ・食物アレルギー対応を必要とする児童生徒に、偏見やひやかし等が生じないよう 学級で指導を行い、学年児童生徒全員に周知する。 ・該当児童生徒が自分自身の食物アレルギーの有無やアレルゲン・症状などについ て理解し、対応が適切にできるように指導する。 ・誤食や症状が出たときには、必ず申し出るように指導する。 (3) 給食時での指導 ・配膳の際に、誤配がないか最終確認する。 ・担任不在の場合は、給食指導担当者が確認をする。 ・児童生徒が持参した代替食や弁当の管理(必要により職員室等で保管)をする。 ・アレルゲンに触れることにより発症する児童生徒がいる場合は、アレルゲンとな る料理(食品)に触れることがないよう注意する。 (4) その他 ・児童生徒が薬を持参している場合は、薬を入れている場所を確認する。 また、本人が管理できず、預かる場合は、安全に保管できる場所を十分検討し、 必要なときに教職員が確実に本人に手渡せるよう、管理・使用について周知徹 底を図る。

給食主任

・食物アレルギーのある児童生徒について実態把握をし、教職員に共通理解を図 るようにする。必要に応じ保護者と面談等を行う。

養護教諭

・食物アレルギーのある児童生徒について実態把握をし、必要に応じ保護者と 面談を行う。 ・主治医・学校医と連携を図り、該当児童生徒が誤食した場合や食物アレルギー 症状が出た場合の応急処置の方法や連絡先を事前に確認しておく。 ・児童生徒が薬を学校に持参した場合は、薬を入れている場所を確認する。また、 本人が管理できず、預かる場合は、安全に保管できる場所を十分検討し、必要な ときに教職員が確実に本人に手渡せるよう、管理・使用について周知徹底を図る。 ・食物アレルギーについての正しい知識を教職員に周知する。また、学級担任・ 栄養教諭等、他の教職員との連携を図る。

(16)

- 16 -

栄養教諭等

(1) 保護者との連携 ・食物アレルギーのある児童生徒の実態把握を行い、保護者と面談等を行う。 ・保護者と対応についての連絡をとる。 ・様式

学J「アレルギー対応表」を配付し、毎月給食献立の情報(必要に応じて加 工食品の原材料や原料配合割合等)を保護者へ提供し、確認をしてもらう。 (2) 教職員・調理員との連携 ・学校給食での対応について、関係職員と十分連絡調整し、校長に報告する。 ・学校給食での対応について、担任に毎月の「食物アレルギー対応者の対応表」 を配付し、確認する。 ・調理員と調理作業の打合せを行うとともに、混入・誤配がないように除去食・ 代替食の調理指示を行い、作成した作業工程表を確認する。 ・全職員に給食時の注意点について伝え、食物アレルギーに対する指導や食事全般 についてアドバイスをする。 (3) 個別指導 ・保護者と面談や連絡ノート等を利用し状況の把握や問題点等がないか確認する。 ・授業参観等の機会をとらえて、保護者へ言葉をかけたり、様子を聞いたりして、 児童生徒の体調の把握を心がける。 ・保護者からの個人面談の希望があったときは随時受け付け、相談に応じる。

5-6 食物アレルギー対応の情報管理

「食物アレルギー対応児童生徒」の情報は、教職員が正しく理解し共有するとともに、個人情報 としての厳重な管理とプライバシーへの配慮が必要である。

(1)個人情報

個人ファイル及び様式-学 I「学校給食における食物アレルギー対応者一覧表」の作成にあ たり、管理と保管には十分に気を付ける。

(2)プライバシーへの配慮

食物アレルギーの対応は個人情報のためプライバシーの保護に配慮するとともに、食事やそ の表示方法についての取り扱いには十分に気を付ける。(教室掲示等を含む) ① 本人及び保護者に学校内で情報共有することの了承を得る。(様式-学 F「食物アレルギ ー面接記録表」、様式

学G「食物アレルギー対応通知」) ② 誤配等の事故防止のために除去食・代替食には、蓋(ラップやホイル)等に学年組・氏名 や献立名と除去内容等の記載された食札等を添付するが、表示方法や取扱い等に配慮する。

(3) 関係機関との情報共有

情報の共有化を図るため下記の様式にて報告を行う(学校が事前に本人及び保護者に了承を得る) ① 学校給食における食物アレルギー対応者

・・・

こども教育課(様式‐学I) ② アドレナリン自己注射薬(エピペン)を所持している児童 ※年度替わり等で記載内容に変更がある場合は、随時報告する。(学校→市教委→学校医、消防署) ・・・ 学 校 医 (様式

学M) ・・・ 消 防 署 (様式-学N) ※ ①②の新年度の報告を、4 月末までに市教委(学校教育係)へ提出する。また、年度途中で 新たに受け入れした際も報告する(報告者:養護教諭) ※ 市教委は、学校医と消防署へ報告する。

(17)

- 17 -

5-7 緊急(アナフィラキシー発症)時の対応

(1) 緊急時対応の流れ

・・・・

様式

学Oにそって対応する。 ① アレルギー疾患をもつ児童生徒が、アナフィラキシーを起こした場合は、教職員の誰が 発見者になった場合でも、適切な対応がとれるように情報を共有し、緊急時に即応できる ようにする。 ② アナフィラキシーは様々な症状を起こし、急速に悪化する事も多いので、軽症であっても 目を離さず、すぐに応援を頼む。 ③ 症状や処置状況は様式

学Pに記録し、保護者または救急隊へ渡す。 ※緊急時対応の流れについて、年に何回かは必ずシミュレーションし、緊急時の職員の役割 を確認しておく。

(2) エピペンの使用

① 使用のタイミングについては、事前に保護者と確認しておく。 ② エピペンを使用した場合は、その後すぐに医療機関へ救急搬送する。 ① 受診の際は、様式

学P緊急時対応経過記録票を医療機関へ持参する。

5-8 事故後の対応と再発防止対策等

(1) 事故後の対応

① 食物アレルギーの事故が発生した場合は、救急搬送の有無にかかわらず、速やかにこど も教育課へ電話報告する。 ② 事故が起きた時の状況をまとめ、事故原因の究明をする。 ③ 様式

学Qにて、こども教育課へ事故発生報告書を提出する。 ④ 保護者へ事故の経緯を説明する。

(2) 再発防止対策

① 事故発生の経過と対応について職員会議等で共通理解を図り、再発防止と適切な対応の実 施を徹底する。 ② 再発防止のため、個人情報に配慮しながら、教育委員会が事故の原因について他の学校へ 情報提供を行う。

【6.教育委員会が行うこと】

6-1 食物アレルギー対応児の把握

様式-園 13、学 I「給食における食物アレルギー対応者一覧表」にて、各園・学校から アレルギー対応状況の報告を受け、市内の園・学校の食物アレルギー対応児の把握を行う。

6-2 園・学校職員への研修会の実施と職員体制の整備

(1) エピペンの所持が必要な児童生徒が在籍している園・学校は、受け入れ前と毎年度給食開 始前に研修を行う。 (2) 1 施設で研修会を行う際は、他の園・学校の職員も参加できる体制を整える。 (3) 市教育委員会及び園・学校の職員が県などの主催する研修会へ出席できる体制を整える。 (4) アレルギーの状況に応じ職員の加配等、職員体制を整える。 *救急で搬送するときは、現場にいた職員又は現状をよく把握している職員が必ず同乗す ること。

(18)

- 18 -

【7.次年度への引き継ぎ】

7-1 同じ園内・学校内での引継ぎ

(1) 対応内容を必ず新旧担当者、校長、園長、担任、養護教諭、栄養教諭等、調理員で対応内 容の引き継ぎを行う。 (2) エピペンを所持している児童生徒が在籍している園・学校は、新年度に、様式-園 11 学 M 「アドレナリン自己注射薬(エピペン)の所持状況について」または、様式-園 12、学 N 「救急搬送時の協力依頼について」様式-園 13、学 I「給食における食物アレルギー対応 者一覧表」の内容に変更があった場合は、市教委・園医・校医、消防署へ内容を修正して 再度連絡をする。(校長名、園長名、担任名など、記載事項に変更がある場合も含む)

7-2 園から小学校、小学校から中学校への引き継ぎ

(1) 1~2 月までの間に、園から小学校または、小学校から中学校へアレルギー対応を行ってい る児童を連絡し、受け入れ校は、新旧担当者で対応内容の引き継ぎを行う場を設け、対応 内容の確認を行う。 (2) 送り出す側の園・学校は、受け入れ校への連絡を必ず行う。(1~2 月に限らず、早めに行っ ても良い。) (3) 場の設置時期・方法は、受け入れ校が調整を行う。 (4) 個人ファイルを作成し使用する。

【8.給食以外の園・学校生活で配慮すること】

食物を扱う活動や食物が混入している物品を扱う授業・活動での対応

重症の児童生徒は、極少量のアレルゲン物質に触れるだけでもアレルギー症状(アナフィラ キシーを含み)を起こす。アレルゲンを食べるだけでなく吸い込むことや触れることも発症原 因となるため、個々に応じた配慮が必要である。主治医の指示を参考に、保護者と十分に話し 合い対応する。

(1) 料理教室・調理実習

計画段階で、担任と担当者で食物アレルギー対応について打合せを行い、使用する食材に配 慮し事故のないように実施する。

(2) 食育教室・授業での教材

食育教室や授業の教材で食物を使用する際は、食物アレルギーの児童生徒へ配慮した食材選 択を行う。

(3) 小麦粘土を使った遊び・授業

小麦アレルギーをもつ児童生徒は、小麦粘土に触れることにより、アレルギー症状が出る場 合がある。小麦が含まれていない粘土を使用する。

(4) 牛乳パックのリサイクル活動や工作

牛乳アレルギーをもつ児童生徒は、工作等に使う牛乳パックに微量の乳成分が残存していた 場合、それに接触したり、口に入れたりすることでアレルギー症状を引き起こす場合がある。 特に、重症の児童生徒がいる場合は、牛乳パックに触れるだけでも危険であるので、使用する 場合は、配慮が必要である。

(19)

- 19 -

(5) 豆まき

豆まきを行う際は、大豆アレルギーを持つ児童生徒が誤食しないように、配慮が必要である。 また、豆まきは大豆の他にピーナッツを使用する場合があるが、ピーナッツはアナフィラキシ ーを起こす危険が高いため、ピーナッツアレルギーをもつ児童生徒がいる園・学校では使用し ない。

(6) そば打ち体験や校外学習等での食事

そばは、アナフィラキシーを起こしやすい食品である。そばアレルギーの場合、そばを茹で る蒸気やそば粉を吸い込むだけでも症状が出る場合がある。また、そばを茹でたお湯を再利用 することで症状が出る場合がある。そばは、給食ではほとんど提供されないが、体験活動や校 外学習等での食事の際は注意する必要がある。

また、自然の家等、園・学校外の施設で食事をする際は、事前に施設と食物アレルギーの打 合せを行い、アレルゲンの食材使用の有無を確認し、事故が起きないように配慮する。

(7) 食物依存性運動誘発アナフィラキシー(食後の休み時間)

食物依存性運動誘発アナフィラキシーの児童生徒が在籍する園・学校は、食後の休み時間の遊 びや活動に配慮するとともに、対象児の情報共有とアナフィラキシーが起きた時の対応を職員間 で共有しておく。

(8) その他

「ライン引き用の石灰」「紅白玉入れの玉」等、食べ物と結びつかない物にもアレルゲンが 混入している場合がある。物品を購入する際は原材料に、アレルゲンが入っていないか必ず確 認を行う必要がある。

【9.各種様式】

※ 妙高市アレルギー対応マニュアル様式集 <園版> ※ 妙高市アレルギー対応マニュアル様式集 <学校版>

【10.参考資料】

※ 東京都 食物アレルギー緊急時対応マニュアル

参照

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