© Macnica, Inc. © Macnica, Inc.
インテル
®SoC FPGA エンベデッド開発スイート(SoC EDS)の
インストール方法 ver.20.1
Agenda
はじめに SoC EDS のダウンロード SoC EDS のインストール Arm® DS のインストール • Arm® DS のインストール(Linux) • Arm® DS のインストール(Windows) Cygwin のインストール(Windows のみ) MinGW のインストール(Windows のみ) Linaro ベアメタル・ツールチェーンのインストール • Linaro ベアメタル・ツールチェーンのインストール(Linux) • Linaro ベアメタル・ツールチェーンのインストール(Windows)© Macnica, Inc.
はじめに
インテル® SoC FPGA エンベデッド開発スイート(以下、SoC EDS)は、インテル® SoC FPGA 用の
エンベデッド・ソフトウェア開発のためのツールスイートです。 SoC EDS v20.1 での最も重要な変更は次のとおりです:
• 以下のコンポーネントが SoC EDS パッケージには含まれなくなりました。
• ソフトウェア統合開発環境ツール: Arm®Development Studio Intel®SoC FPGA Edition (旧バージョンでは Arm®DS-5)
• ベアメタル GCC コンパイラー: Linaro ベアメタル・ツールチェーン(旧バージョンでは Mentor®Sourcery™ CodeBench Lite ARM Altera EABI) • Cygwin
• ユーザーは Arm®Development Studio Intel®SoC FPGA Edition(以下、Arm® DS)を別途ダウンロードしてインストールする必要があ
ります。 Arm®DS は旧製品 Arm® Development Studio 5 Intel®SoC FPGA Edition(以下、Arm® DS-5)の後継であり同様の機能を提
供します。 • ベアメタル GCC コンパイラー、Cygwin についても個別にダウンロードしてインストールする必要があります。 ここでは SoC EDS のインストール方法を説明します。インストールは次の手順で構成されます: • SoC EDS をダウンロードしてインストールする • Arm®DS をダウンロードしてインストールする • Linaro ベアメタル・ツールチェーンをダウンロードしてインストールする 上記に加えて、Windows マシンには以下をインストールする必要があります: • Cygwin - Windows 上で Linux のような環境を提供し、Embedded Command Shell を使用する際に必要です。
• MinGW - Linaro ベアメタル・ツールチェーンで使用される Newlib ライブラリーを構築するためのプラットフォームとして使用されます。
© Macnica, Inc.
マイ・インテルにサインイン
インストール用のファイルをダウンロードするため、インテル® FPGA およびプログラマブル・デバイ ス へアクセスし、インテル FPGA の Web サイトへサインインしてください。 サインインには、インテル Web サイトの ”マイ・インテル” にアカウントを作成する必要があります。 画面右上の人型アイコンをクリックし、ユーザー名 / パスワードを入力後に [サインインする] ボタン をクリックしてください。 人型アイコンに ✓ マークが付けば、サインインは完了です。 2020/12/105
最初にここをクリック 言語設定 [ユーザー名]と [パスワード]を入力 [サインインする]をクリック ユーザー名、パスワードを忘れたときは、 こちらをクリック このアイコンに✓マークが付くと “サインイン中”
© Macnica, Inc. もし、マイ・インテルのアカウントをお持ちでない場合は、新規にアカウントを登録してください。登 録は無料です。 アカウントには、以下の2種類があります。 受けられるサービスの範囲は異なりますが、どちらのアカウントも開発ソフトウェアをダウンロードす ることができます。 • インテル FPGA プログラム • サポートアカウント マイ・インテルへアカウント登録する方法は、下記コンテンツをご覧ください。 マイ・インテル(インテル® FPGA プログラム)に登録する方法 なお、旧 My Altera アカウントをお持ちのユーザーは、そのままユーザー名/パスワードをご利用いた だけますが、マイ・インテルへサインインできない場合は、パスワードを初期化してください。
[FAQ] Intel:マイ・インテル(旧 My Altera)へのサインインの方法を教えてください。
ダウンロード・センターへアクセス
サインイン後、画面左上の人型アイコンをクリックします。 マイツールのリストから [インテル® FPGA デザイン・ソフトウェア・ダウンロード・センター] をク リックしてください。 ダウンロード専用ページ "インテル® FPGA デザイン・ソフトウェア・ダウンロード・センター" が表 示されます。 サインインした状態で、 ここをクリックします "インテル®FPGA デザイン・ソフトウェア・ ダウンロード・センター“ をクリック© Macnica, Inc.
ファイルをダウンロード
ダウンロード・センターへ移動後、左側のリストから "エンベデッド・ソフトウェア" をクリックし、 表示されたプルダウン・リストから "SoC EDS & HWLIBs" を選択すると、インテル SoC FPGA EDS 専用ページへ移動します。
2020/12/10
9
クリック
こちらのタブから選択することも できます
開発環境に必要な、エディション、バージョン、オペレーティング・システムをそれぞれ選択します。 選択後に表示されたファイル名の隣にあるダウンロード・ボタンをクリックします。 ご利用の Web ブラウザーのダウンロード・マネージャーの指示に従い、保存するフォルダを指定する とファイルのダウンロード・プロセスが開始されます。 希望の環境を選択 ・エディション ・バージョン ・オペレーティング・システム クリックしてダウンロード
© Macnica, Inc.
SoC EDS のインストール
インストール
ダウンロードセンターから入手した下記ファイルを実行します。
ウィザードが起動します。
指示に従ってインストールを進めます。
SoC EDS プロ・エディション ・ Windows : SoCEDSProSetup-<version>-windows.exe・ Linux : SoCEDSProSetup-<version>-linux.run SoC EDS スタンダード・エディション ・ Windows : SoCEDSSetup-<version>-windows.exe・ Linux : SoCEDSSetup-<version>-linux.run
© Macnica, Inc. 2020/12/10
13
[Next >]をクリック “I accept the agreement”(同意) を選択 [Next >]をクリック インストール・フォルダーを指定(通常はデフォルトで OK) ※ フォルダーのパスに使用できる文字は以下の通り ◎ 半角英数字 ◎ _(アンダーバー) ◎ .(ドット)
Quartus Prime Programmer and Tools をすでにインストールしている場合は、Quartus Prime Programmer and Tools のチェックを外します。
また、Quartus Prime をすでにインストール済みで、Programmer を Quartus Prime から起動し て使用する場合も、チェックを外して良いでしょう。
Quartus Prime Programmer and Tools
© Macnica, Inc. 2020/12/10
15
・ USB-Blaster II 用ドライバーをインストールする ・ FTDI ドライバーをインストールする
※ 通常はデフォルトのままで OK
© Macnica, Inc. 2020/12/10
17
[Finish]をクリック [Next >]をクリック
“I accept the agreement”(同意) を選択
© Macnica, Inc.
以上で SoC EDS のインストールは完了です。
Quartus® Prime v20.1 以外との組み合わせで使用する場合は以下の情報もご確認ください。
◦ 参照『SoC EDS と異なるバージョンのインテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアを使用するための環境設定』
SoC EDS v20.1 以降では、Arm® DS は SoC EDS に自動的にインストールされません。
ユーザーは Arm® DS を別途ダウンロードしてインストールする必要があります。
次のページから Arm® DS のインストールについて説明します。
© Macnica, Inc.
Arm
®
DS システム要件
事前に Arm® DS のシステム要件を満たしていることを確認ください。
◦ 参照『Arm® Development Studio Getting Started Guide - Hardware and host platform requirements』
Arm® DS v2020.1 がサポートする OS 環境は以下のようになっています。
いずれも 64-bit 版の OS 環境が必要です。
◦ Windows 10
◦ Red Hat Enterprise Linux 7 Workstation (もしくは CentOS 7) ◦ Ubuntu Desktop Edition 16.04 LTS
◦ Ubuntu Desktop Edition 18.04 LTS
※ Windows 7 や Red Hat Enterprise Linux 6 (CentOS 6.x) には非対応である点にご注意ください。
Arm
®
DS のダウンロード
https://fpgasoftware.intel.com/armds/ から Arm® DS インストーラー・アーカイブをダウン ロードします。 ※ バグが修正されている場合がありますので、その時点での最新バージョンを導入されることをお勧めします。 希望の環境を選択 ・バージョン ・オペレーティング・システムArm
®DS のインストール
(Linux)
インストーラー・アーカイブ(.tgz)を解凍して、インストーラー・ファイルを抽出します (バージョン 2020.1 の例)。 root としてインストーラーを実行します。 インストーラーはライセンス契約を表示します。 ライセンスが終了するまでスペースバーを使用して 「yes」 と入力し、Enter キーを押します。 Enter キーを押して、プラットフォーム要件チェックを実行します。
Arm
®
DS のインストール(Linux)
tar xf DS000-BN-00001-r20p1-00rel1.tgz cd DS000-BN-00001-r20p1-00rel1/ sudo ./armds-2020.1.shPlease answer with one of: 'yes' or 'no/quit'
© Macnica, Inc. デフォルトのインストールパスをそのままにして(変更する場合を除く)、Enter キーを押します。 Enter キーを押して、新しいフォルダーを作成できるようにします: Enter キーを押して、デスクトップ・メニューを追加できるようにします。 Enter キーを押して、ドライバーをインストールできるようにします。 2020/12/10
25
Where would you like to install to? [default: /opt/arm/developmentstudio-2020.1]Please answer with one of: 'yes/y' or 'no/n'
'/opt/arm/developmentstudio-2020.1' does not exist, create? [default: yes] — Installing to '/opt/arm/developmentstudio-2020.1' (This may take a while…)
Please answer with one of: 'yes/y' or 'no/n'
Install desktop menu item additions? [default: yes] — Installing menu entries
Post install stage provides the following functions:
- Installation of USB drivers for RealView ICE and DSTREAM hardware units Please answer with one of: 'yes/y' or 'no/n'
Run post install setup scripts? [default: yes] — Running post install setup scripts
インストールが成功すると、次のメッセージが表示されます:
---Installation completed successfully
---To start using Arm Development Studio 2020.1 either:
- Create a suite sub-shell using /opt/arm/developmentstudio-2020.1/bin/suite_exec - Launch GUI tools via their desktop menu entries
Arm
®DS のインストール
(Windows)
Arm
®
DS のインストール(Windows)
アーカイブを解凍して、インストーラー・ファイル(.exe )をダブルクリックして実行します。 ようこそ画面で [次へ(N)] をクリックします。
© Macnica, Inc.
使用許諾契約の条項に同意することを確認し、[次へ(N)] をクリックします。
2020/12/10
29
[次へ(N)]をクリック 同意します
デフォルトのインストール場所をそのままにして(または必要に応じて変更して)、[次へ(N)] をク リックします。
© Macnica, Inc.
[インストール(I)] をクリックしてインストールを続行します。ツールがインストールされます。
2020/12/10
31
ドライバー・インストールの開始画面で [次へ(N)] をクリックします。
© Macnica, Inc.
ドライバー・インストールのすべてのデフォルトオプションを受け入れます。 ドライバー・インストールが終わったら [完了] をクリックします。
2020/12/10
33
© Macnica, Inc.
Cygwin のインストール
(Windows のみ)
Cygwin のインストール
SoC EDS v20.1 以降では、Windows マシンに Cygwin をインストールする必要があります。 Cygwin は Windows 上で Linux のような環境を提供し、Embedded Command Shell において 必要となります。
© Macnica, Inc. https://cygwin.com/ にアクセスし、インストーラー(https://cygwin.com/setup-x86_64.exe)をコンピューターにダウンロードします。 管理者としてコマンドプロンプトを開始します。 2020/12/10
37
コマンドプロンプトを右クリック 検索窓から cmd と入力 “管理者として実行” をクリック現在のディレクトリーを cygwin_setup に変更します。 • 20.1 Pro の場合: • 20.1 Std の場合: soceds-cygwin-setup.bat 実行可能ファイルを実行し、setup-x86_64.exe インストーラーをダ ウンロードした場所へのフルパスを渡します(以下の例では、ユーザーの「ダウンロード」フォルダー にダウンロードされています)。 または、 cd c:¥intelFPGA_pro¥20.1¥embedded¥cygwin_setup¥ cd c:¥intelFPGA¥20.1¥embedded¥cygwin_setup¥ soceds-cygwin-setup.bat %USERPROFILE%¥Downloads¥setup-x86_64.exe
© Macnica, Inc.
インストーラー・アプリケーションが完了します。
以上で Cygwin のインストールは完了です。必要に応じて以下の情報もご確認ください。
◦ 参照『SoC EDS 向け Cygwin セットアップに関する補足』
MinGW のインストール
(Windows のみ)
© Macnica, Inc.
MinGW のインストール
SoC EDS v20.1 以降では、Windows マシンに MinGW をインストールする必要があります。
MinGW は Linaro ベアメタル・ツールチェーンで使用される Newlib ライブラリーを構築するための プラットフォームとして使用されます。
http://www.mingw.org/wiki/Getting_Started にアクセスし、
https://osdn.net/projects/mingw/downloads/68260/mingw-get-setup.exe インストー ラーをダウンロードして、管理者として実行します。
© Macnica, Inc. デフォルト設定のままにして、[Continue] をクリックします。 もう一度 [Continue] をクリックして続行します。 2020/12/10
43
クリック クリック[Basic Setup] ビューで、mingw-developer-toolkit-bin と mingw32-base-bin および msys-base-bin をクリックし、インストール用のマークを選択します。 [Basic Setup] を選択 mingw-developer-toolkit-bin mingw32-base-bin msys-base-bin をクリックし、インストール用のマークを選択
© Macnica, Inc.
[All Packages] ビューで、msys-wget-bin をクリックし、インストール用のマークを選択します。
2020/12/10
45
トップメニューから [Installation] → [Apply Changes] を選択します。 [Apply] をクリックして続行します。
インストーラーは必要なすべてのパッケージをダウンロードします。 [Apply]をクリック
© Macnica, Inc.
インストーラーがすべての変更を適用したら、[Close] をクリックします。
トップメニューから [Installation] → [Quit] を選択します。
2020/12/10
47
Linaro ベアメタル・ツールチェーンの
インストール
© Macnica, Inc.
Linaro ベアメタル・ツールチェーンのインストール
Cortex-A9 用の Linaro ベアメタル・ツールチェーンをインストールする方法を示します。これは、 Cyclone® V SoC、 Arria® V SoC および Arria® 10 SoC デバイス用のベアメタルプログラムのコン
パイルに役立ちます。
Linaro ベアメタル・ツールチェーン
のインストール
© Macnica, Inc.
Embedded Command Shell を起動します。
• 20.1 Pro の場合: • 20.1 Std の場合: 現在のフォルダーを linaro に変更し、インストール・スクリプトを実行します。 正常に完了すると、$SOCEDS_DEST_ROOT/host_tools/linaro/ フォルダーに以下がインストールされ ます。 • gcc - GCC コンパイラー • newlib - Newlib ライブラリー
Linaro ベアメタル・ツールチェーンのインストール(Linux)
2020/12/1051
~/intelFPGA_pro/20.1/embedded/embedded_command_shell.sh cd $SOCEDS_DEST_ROOT/host_tools/linaro/ ./install_linaro.sh ~/intelFPGA/20.1/embedded/embedded_command_shell.shLinaro ベアメタル・ツールチェーン
のインストール
© Macnica, Inc.
Linaro ベアメタル・ツールチェーンのインストール(Windows)
2020/12/10
53
Embedded Command Shell を起動します(次のページを参照)。
※ 注記:
Rocketboards.org のInstall Linaro Bare-metal Toolchain の説明では、msys.bat を実行て Msys コンソールからイ ンストーラーを実行するように記載されていますが、この方法では正しくインストールできない場合がありました。この 場合は以下の説明のように Embedded Command Shell からの実行を試してみてください。
Embedded Command Shell の起動
Windows のスタートメニューから、以下の Embedded Command Shell を開始できます。 20.1 Pro の場合:
スタートメニュー → Intel FPGA 20.1 Pro Edition → SoC EDS Command Shell 20.1 Std の場合:
© Macnica, Inc.
Embedded Command Shell で linaro フォルダーに移動します。
• 20.1 Pro の場合: • 20.1 Std の場合: インストーラーを実行します。 Linaro ツールチェーンがダウンロードされ、newlib ライブラリがダウンロードされてコンパイルさ れます。 完了すると、以下が linaro フォルダーにインストールされます。 • gcc - GNU コンパイラー • newlib - Newlib ライブラリー 2020/12/10
55
cd c:/intelFPGA_pro/20.1/embedded/host_tools/linaro cd c:/intelFPGA/20.1/embedded/host_tools/linaro ./install_linaro.sh以下のようなエラーが出る場合は、.tar.xz ファイルが正しくダウンロードできていません。 ご使用のネットワーク環境に問題が無いかなどをご確認ください。 • この場合、以下の file コマンドでダウンロードした .tar.xz ファイルの情報を確認すると、以下のようにファイルの 実体が HTML document text となっており、正しくダウンロードできていないはずです。 上記のエラーが回避できない場合は、Web ブラウザーから直接下記ページに行き、 “gcc-linaro-7.5.0-2019.12-i686-mingw32_arm-eabi.tar.xz” をダウンロードして、 C:¥intelFPGA<エディション>¥20.1¥embedded¥host_tools¥linaro にコピーしてください。
うまくインストールできない場合の確認ポイント ①
+ rm -rf /c/intelFPGA/20.1/embedded/host_tools/linaro/gcc-linaro-7.5.0-2019.12-i686-mingw32_arm-eabi+ tar xvf gcc-linaro-7.5.0-2019.12-i686-mingw32_arm-eabi.tar.xz -C /c/intelFPGA/20.1/embedded/host_tools/linaro/ tar: This does not look like a tar archive
xz: (stdin): File format not recognized tar: Child returned status 1
tar: Error is not recoverable: exiting now
$ file gcc-linaro-7.5.0-2019.12-i686-mingw32_arm-eabi.tar.xz
© Macnica, Inc.
以下のようなエラーが出る場合は、Cygwin のバージョンが古いため git コマンドに対応していないこ とが考えられます。前述の「Cygwin のインストール」の章でインストールしたバージョンが使われて いることをご確認ください。
• この場合、以下の cygcheck --version コマンドで Cygwin のバージョンを確認すると、前述の「Cygwin のインス トール」の章でインストールしたバージョンと異なっているはずです。
• 正しい Cygwin のバージョンを使用している場合:
うまくインストールできない場合の確認ポイント ②
2020/12/10
57
+ '[' -d newlib-cygwin ']'
+ git clone http://sourceware.org/git/newlib-cygwin.git Cloning into 'newlib-cygwin'...
+ pushd newlib-cygwin
./install_linaro.sh: line 60: pushd: newlib-cygwin: No such file or directory
$ cygcheck --version
cygcheck (cygwin) 1.7.32
$ git
sh: git: command not found
$ cygcheck --version
cygcheck (cygwin) 3.1.7
$ git
usage: git [--version] [--help] [-C <path>] [-c <name>=<value>]
[--exec-path[=<path>]] [--html-path] [--man-path] [--info-path] ・・・
Linaro Linux ツールチェーンの
インストール
© Macnica, Inc.
Arm® DS-5 には Linux 用の GCC コンパイラーが付属していて自動的にインストールされましたが、
Arm® DS ではユーザー様ご自身でコンパイラーをダウンロード&インストールするように変更されま
した。
下記の Arm のページから PDF(Add New Compiler Toolchains to Arm DS.pdf)をダウンロー ドしてください。この PDF ドキュメントに設定方法が記載されています。
• Add new compiler toolchains to Arm Development Studio
下記の Linaro のページから Linux 用の GCC コンパイラー
“gcc-linaro-7.4.1-2019.02-x86_64_arm-linux-gnueabihf.tar.xz” をダウンロードします。
• arm-linux-gnueabihf
ダウンロードした Linux 用の GCC コンパイラーを任意のディレクトリーに展開します。 ダウンロードした PDF ドキュメントの “5. Select one of these options to download a compiler toolchain:” の手順に従って、ダウンロード&展開した gcc-linaro-7.4.1-2019.02-x86_64_arm-linux-gnueabihf¥bin のパスを Arm® DS で指定します。
Linaro Linux ツールチェーンのインストール
2020/12/10
59
tar -Jxvf gcc-linaro-7.4.1-2019.02-x86_64_arm-linux-gnueabihf.tar.xzArm
®
DS の起動とライセンスファイルの設定
Linaro Linux ツールチェーンのパスを Arm® DS に指定するには、Arm® DS を起動する必要があり
ます。
また、Arm® DS を使用するためには、あらかじめライセンス設定を行っておく必要があります。
別冊資料「Arm® Development Studio for Intel® SoC FPGA Edition のライセンス設定方法」の
以下の章を参照ください。
• Arm® DS Intel® SoC FPGA Edition の起動
© Macnica, Inc.
Linaro Linux ツールチェーンの設定
2020/12/1061
“Window” メニューから “Preferences” を選択 Preferences ウインドウから検索窓に too と入力し、 “Toolchains” を選択します。 [追加…]ボタンをクリックします。 Arm® DS の “Window” メニューから “Preferences” を選択します。Preferences ウインドウから検索窓に too と入力し、“Toolchains” を選択します。 [追加…]ボタンをクリックします。
[参照…]ボタンをクリック
[参照..]ボタンをクリックし、ダウンロードし解凍しておいた Linux 用 GCC コンパイラーの bin フォルダーを選択し、[フォルダーの選択]をクリックします。
© Macnica, Inc. 2020/12/10
63
[Next >]をクリック
ファミリに “GCC” を選択 バージョンを入力
ターゲットを入力(arm-linux-gnueabihf)
[Apply and Close]をクリック
ファミリに “GCC” を選択し、バージョン、ターゲットを入力します。[Finish]をクリックします。 Preferences ウインドウで、[Apply and Close]をクリックします。
© Macnica, Inc.