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Software Engineering Center ソフトウェア品質説明力の強化 ~ ソフトウェア品質監査制度 ( 仮称 )~ 2012 年 11 月 15 日 独立行政法人情報処理推進機構技術本部ソフトウェア エンジニアリング センター統合系プロジェクト Copyright 2012 IPA,

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(1)

Software

Engineering

Center

ソフトウェア品質説明力の強化

~ソフトウェア品質監査制度(仮称)~

2012年11月15日

独立行政法人 情報処理推進機構

技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター

統合系プロジェクト

(2)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

IT融合システムとは

複数の製品・サービスがIT技術により産業領域の枠を超えて統合され、

有機的に連携しながら動くことで、新しい価値を提供するシステム

経済産業省が新産業創出の重点分野と位置づけ(強みであった要素技術に

よる産業構造からのシフト)

将来の社会インフラの基盤(国民生活へも影響が大きい)

(出展)経済産業省資料より

IT融合重点6分野

・スマートコミュニティ

・スマートヘルスケア

・ロボット

・自動車/交通システム

・スマートアグリ

・コンテンツクリエーション

(3)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

IT融合システムの事例 スマートコミュニティ

急速充電ステーション コ ントロールセンター スマートハウス 小水力発電 メ ガソーラー 急速充電ステーション ITS 路面電車 原子力発電所 火力発電所 電力貯蔵装置 センサ等を活用した農業 陸上風車 電気自動車 スマートビル 電気バス テレビ ヒートポンプ給湯器 省エネエアコン 洗濯乾燥機 食洗機 ホームネットワーク ホームゲートウェイ 電気自動車 太陽光発電 LED照明 スマートメーター スマートハウス Li-ion電池 (交換式) Li-ion電池 (固定式) モータ 空調 インバータ 将来的に 路面電車化も視野 電気バス(将来は路面電車化) センサ等を活用した農業 電力不足時:電気自動車→家庭 電力過剰時:家庭→電気自動車 架線レス路面電車 駅での停車時:電池に充電 駅間の移動時:電池で駆動 EVを電力インフラとして活用 蓄電池を搭載した路面電車 電池交換式の電気バス。将来的には複数台を連結して路面電車化 各種情報を分析し、 最適な生産手段を可能に 30分で80%充電 コントロールセンター 地域のエネルギー需給を最適化するコントロールセンター • 太陽光発電、風力発電、小水力など自然エネルギーを電源として積極的に活用 • 変動の多い自然エネルギーを地域内で有効活用するため、各家庭やオフィスで余った電力を地域内で融通 • 電気バスや電気自動車の位置情報と充電状態を管理することで、これらの自動車を電力インフラとして活用 コントロールセンター ITS EV バッテリー交換ステーション バッテリーコンテナ 風車 GPS ITS ITS 太陽光 電気バス 電気バス EVや電気バス同士で情報をやりとりすることにより、 飛躍的な低炭素化と事故や渋滞問題の解決を同時実現 エネルギーネットワークと一体になった新しい交通インフラ 課程と結びついた病院 動作が効率化された工作機械 ・テーラーメード化された医療の 提供 ・GPSを活用した自動車両誘導 システム 医療/ものづくりなど

(4)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

例)IT融合システムの事例 スマートハウス

エネルギーを創る、蓄える、使う機能(機器)が、ひとつの

有機的なシステムを構成

スマートハウス内でのエネルギー制御のイメージ

(出展) 株式会社スマートエナジー研究所

(5)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

IT融合領域におけるソフトウェアの重要性

IT融合システムの特徴:

構成機器およびサブシステムが自律的に動作

全体として連携・協調動作するシステム

複雑な機能の実現にソフトウェアの役割が増大

高品質なソフトウェアがシステムの信頼性確保に不可欠

例)スマートハウスにおける主な制御機能

各接続機器からのデータ収集、蓄積、分析

系統電力一定制御、ピークカット

機器への動作指示(バッテリ充放電制御、

家電省エネ運転、EV/PHV制御)

停電時対応、障害対応

発電量、消費量、各機器の運転状態等を居

住者へモニタ表示

セキュリティ

(出展) 経済産業省資料より

(6)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

IT融合システムの品質面における課題

「つながる」に求められる高度な品質の確保

単一企業での構築は難しく異業種の事業者間での連携が不可欠

個々の製品・サービスが高品質でもシステム品質は保証されない

新しい技術領域であり、業界を跨った仕様整備・標準化が重要

市場の拡大には消費者・利用者の理解・安心感が必要

便利な製品・サービスは使いたいが新しい技術は心配...

多くの事業者が関わるシステムで全体的な信頼性は大丈夫?...

消費者・利用者の多様化とシステムの複雑化によるギャップの拡大

消費者・利用者に対する品質説明

がこれまで以上に求められる

(7)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

品質説明力の原則

品質目標が明確であること

品質目標を達成するために何をしたらよいか(ロジック)が

明確化されていること

ロジックを実施した証拠(エビデンス)が存在すること

品質目標、ロジック、エビデンスが相互にトレースできる

こと

作った側が単に主張しても通じない

客観的に評価できなければならない

(8)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

第三者の検証・妥当性確認による品質説明力強化

製品の利用者とのギャップの拡大

利用品質低下の懸念:製品・システムの高度化・複

雑化と利用者の多様化により、製品・システムと利

用者との間のギャップが拡大

先端技術製品の潜在リスクへの不安

製品品質低下の懸念:技術の急速な進歩により技術

標準(規格)に基づく規格認証の対象範囲外となる

領域が拡大

品質説明に対する市場意識の変化

品質説明力の不足:当事者企業の技術的主張だけで

なく、第三者の裏付け(検証、妥当性確認)による

品質説明への要求の増大

品質文化の異なる業界を跨るシステム

残存する潜在リスクの増加:複数の業界を跨るシス

テムの拡大に伴い、全体システムとしての品質確認

の精度が低下

利用者

(第二者)

事業者

(第一者)

監査機関

(第三者)

製品・サービス

技術ドキュメント

開発エビデンス

監査結果・意見表明

技術説明

第三者による検証・妥当性確認

事業者の技術的主張の妥当性を、監査機関が開

発技術水準と利用技術水準を考慮して第三者の

立場で評価し、技術に関する専門知識のない利

用者にも理解できる形で情報提供する仕組み

(会計処理における会計監査と同等の役割)

IPA/SECでの活動経緯

2010年3月:産構審情報システム・ソフトウェア小委員会にて第三

者による検証・妥当性確認の枠組みの必要性が示される

2010年4月:IPA/SECの統合系プロジェクト内に検討チームを発足

2010年7月:調査活動開始

2010年11月:制度検討委員会発足(主査:名古屋大学高田教授)

2011年9月:第一次中間報告公開

2012年11月:部会活動報告書公開

(9)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

ソフトウェア品質説明力強化のためのフレームワーク

利用者【国民】

(第二者)

事業者

(第一者)

監査機関

(第三者)

【国民生活の安全・安心】

第三者である監査機関の意見を参考に製品・サービスを安心して利用できる

監査対象:

ソフトウェアが重要な役割を担う

製品・サービス

(例:スマートコミュニティ、自動車など)

記述書

監査結果

開発ドキュメント

プログラム、など

独立検証機関

必要に応じて

専門家にテストを

依頼し、その結果

を確認

【事業者の主張】=品質説明

この製品・サービスは一定の条件

下において安全に使えます。

• 製品・サービスの安全、安心に

係る品質目標

• 品質目標を達成するために必要

な手段

• 手段を実施した証拠

• 品質目標、手段、証拠のトレー

サビリティ

【監査機関の意見】

=合理的保証

事業者の主張は適正です。

【監査のための証拠】

製品・サービスの

テスト結果、設計書、

開発手順などの証拠

(10)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

フレームワーク適用のイメージ

事業者B

製品・サービス

事業者A

認証マーク

消費者

審査基準策定機関

審査基準

ISO XXXX

IEC XXXX

業界自主基準

・・・

審査基準書

消費者の安全・安心

に必要な基準を網羅

的に規定。

ただし、ISOなど既

存の規格認証等は、

取得済みであれば重

複した審査は行われ

ない。

① 規定

⑤ 比較・購入

監査機関が公開する分かりや

すい情報を参考に製品・サー

ビスの品質を判断する

③ 参照

④ 監査結果の

公開

監査報告

結果:適正 製品名:XXX 審査基準:XX ・・・

監査機関

/監査人

監査機関・審査基準策

定機関などは公的機関

から認定を受ける

③ 監査結果・

認証マーク付与

事業者からの申請

責任者の記述書

および証拠となる

資料/成果物(プ

ログラム含)

② 申請

(11)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

ソフトウェア品質説明力強化のためのフレームワークの展開

公的制度への展開:ソフトウェア品質監査制度(仮称)の枠組み

利用者

(第二者)

事業者

(第一者)

*監査機関

(第三者)

監査人

製品・

サービス

事業責任者

の記述書

審査基準書

参照

利用者・利用者情報

障害情報

認定機関

(*:認定対象機関)

審査基準策定指針

参照

認定基準

監査基準

活用

参照

収集

参照

利用品質も考慮した品質

監査のための基礎情報

監査人

企業に所属する

公認監査人による

内部監査も考慮

監査結果

報告書

*独立検証機関

検証依頼

検証結果

監査に必要な高度で専門的

な検証サービスを提供

ソフトウェア

品質監査人協会

監査人の業務査察、

能力維持のため継続

的な教育研修を提供

意思表明

活用

監査

*審査基準策定機関

産業・製品別の審査

基準の策定と維持

(12)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

制度適用によるメリット

消費者・利用者のメリット

認証の有無を製品・サービスを選択する判断材料として利用

第三者機関の認証があることによる安心感

事業者のメリット

消費者に対する品質説明力の強化

新技術を取り入れた製品・サービス市場投入の早期化

海外市場において高品質であることの証明となる

【制度に関するFAQ】

Q.監査に合格した製品・サービスは絶対に安全?

A.審査基準に基づいた事業者の主張に対する妥当性の保証であり(必要に応じて製品

の検査も実施)、故障や欠陥が無いことを保証するものではない。

Q.監査に必要なコストが消費者の負担になるのでは?

A.既存の規格認証と重複部分は2重検査はしない(認証取得状況の確認のみ)。

また、事故発生時の影響度に応じたレベルを定義し必要最低限の検査を実施。

Q.消費者・利用者の視点に立った公正な監査は可能なのか?

A.審査基準、運用体制、プロセスはオープンであり健全性のチェック機構が働きや

すい仕組み。また、監査人の業務査察や能力維持の教育を担当する機関を定義。

(13)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

品質説明力強化に関連するプロジェクトとの連携

利用者

事業者

監査機関

製品、サービス

收集

コールセンター

フィードバック

品質説明力の強化のためのフレームワークの策定と展開

品質確保・説明力強化のための開発手法や有効な開発ツールの研究

共有

要件定義

外部設計

内部設計

実装

単体テスト

結合テスト

運用テスト

システムテスト

文書

ツールの提供

Tool Environment for Reliable and Accountable Software

METI

IT融合の推進、国民の安全・安心の確保、国際競争力の強化

監査

助成

国際協調

米NIST

独IESE

仏LIST等

トレーサビリティツール等の開発

利用情報・障害情報

分析結果の情報

クレンジング

マイニング

分析

データベース

利用者からの情報を活

要件

推進

(14)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

Traceability

Plug-in

Traceability

Repository

TERAS-TRA

EPM

Plug-in

Empirical Project

Monitor Repository

IPA

Version Control

Repository

Subversion

Bug Tracking

Repository

Trac

State Transition

Model Repository

ZIPC

61508

Plug-in

26262

Plug-in

ETSS

Plug-in

ALM

OSLC (Open Software Lifecycle Collaboration) ALM(Application Lifecycle Management)

TERAS提供予定

オープン提供

サードベンダー提供予定

オープン/サードベンダー提供予定

TERAS CM

OSLC SCM

TERAS ST

OSLC TRA

REST

OSLC CM

OSLC AM

OSLC SPM

TERAS TRA

TERAS EPM

TERAS SCM

OSLC

MS Office

TERAS O

O-Data

Google

TERAS G

G-Data

TERASプラットフォーム

(技術委員会/WGでディスカッション中のシステム構成イメージ図)

REST (Representational State Transfer)

Google

code

Microsoft®

Office

(15)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

TIDAコンソーシアムの目的

TIDAコンソーシアムの目的は、利用者品質を向上させるための開発ライフサイク

ルを支援する基盤技術(ツールなど)を構築することである。

コールセンター

ユーザ

品質管理部

商品企画部

製品開発部

コールセンターデータ

解析技術の研究

ユーザの声を抽出・分析

テストスクリプト抽出技術の研究

ユーザ視点のテスト

ユーザ利用情報のモデル化技術の研究

ユーザの利用情報を活用した商品企画

ユーザニーズに

適合した商品仕様

利用者品質のための

開発ライフサイクル

苦情・要望・問い合わせ

ユーザ

顧客満足度の高い

製品の提供

利用者の情報を

調査・分析

利用者品質の高い

製品を開発

(16)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

ソフトウェア品質説明力強化のためのフレームワークの展開

パッケージソフトウェア品質認証への展開:CSAJのPSQ認証の枠組み

PSQ認証制度が対象とする文書と製品の関係

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が2013年度に創設

を予定しているパッケージソフトウェア品質(PSQ)認証制度

ソフトウェア製品の製品説明(カタログなど)、利用者用文書(マニュア

ルなど)がソフトウェア製品の機能と合致していることを第三者が確認し

、CSAJが認証する制度

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の資料を元に作成

(17)

SEC

Software Engineering for Mo・No・Zu・Ku・Ri

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