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アメリカ合衆國の連邦権と州権の限界 ―最高裁判 所の判例に基づいて―

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

アメリカ合衆國の連邦権と州権の限界 ―最高裁判 所の判例に基づいて―

著者 今井 直重

雑誌名 奈良学芸大学紀要

巻 7

号 1

ページ 95‑112

発行年 1957‑12‑15

URL http://hdl.handle.net/10105/4895

(2)

アメリカ合衆国の連邦権と州権の限界

蝣jtt,'.V:刊l‑rffん朝刊;こ貯ノ'いて‑ ‑

'.・    I". :

1.判例にあらわれた連邦権と州権

アメ.)カ合衆国の連邦権には次の如き性質が含蓄されているO (1)共同日的遂行のための複数の邦の結合であることo

(2)立法権を連邦政府、即ち列挙された権力の政府(a government of enumerated powers)と連 邦構成邦政府、即ち肖保された権力の政府(governments of residual powers)に配分されて

レ、ること。

(3)両政府はそれぞれの配分された権力の範囲において、それの領土内のすべての人及び物を直 接に支配することができること。

(4)連邦政府はそれ,D配分された範酎こおいては連邦権に違背するいかなる権力にも優先するこ と。

しかし連邦政府は構成邦が或共通の契約日的(certain stipulated purposes)を遂行するために 樹立された構成邦の共通政府(Common government)であって、各邦は連邦の法を制定する権 力を肖促している(retained to themselves the right of ordaining and enforciny the laws of the union)との州樟主義の解釈に対して、エルスワース(Ellsworth)は連邦主義の立場から、連 邦主義の事実は憲法の条定するところとする。連邦主権(National Sovereignty)と州主権(State

(1)

Sovereignty)の関係の問題は司法概念として解釈さるべきであるとする。

連邦優位の原則、連邦法の最高性は憲法第六条第二項に規定するところであって、それはマー シャル(John Marshall)最高裁判所長官のいう如く、合衆国の礎石(keystone)である。連邦優 位条項(supremacy clause)はまた合衆国法の憲法の軸轄(the linch pin of the Constitution)

'=

である。

註 本憲法.之に準挺して判定せらるべき合衆国の法律.及び合衆国の権能を以て既に締結され又将来締結せ らるべき凡ての条約は.国家の最高の法たるべし。而して之等によりて、各州における裁判官は.各州憲法 或は州法律中に反対の規定する場合と蛙も拘束さるべきものである。 〔第六章第二項〕

クエ‑(Taney)長官は連邦権と州権との限界として修正第十条を挙示するO即ち憲法によりて 合衆国に委任されすまた州に対.して禁止されない権限は夫々各州或は人民に肖保されるO これは 州権を連邦権の制限とし、連邦権以外'Dすべての権限を州及び人民の田保権として認めたのであ

る。 〔Taney/s words in 5 How. 504, 573‑574 (1847) and I寸ow. 283, 465‑‑470 (1847)〕

註 これに対してマジリンLMadison)は州恒は連邦権の基準ではなくまた連邦権の独立分野の限界でもない 3)

(no criterion of national powers and no independent limitatin thereof)といっている。

IE

マーシャル長官は最高裁判所が連邦政府成立及び連邦政府の優位性の源由(origin)であると考

(5)

えたO これに対.してタニー長官は最高裁判所は連邦政府と州政府との両者の外に立ち、両者を超

悲し、両政府Z)調停的な機能(quasi‑arbitral function)を有するものとする。而して両政府は本

(3)

質的に平等で.主権的であるo それ故に二重政府の連邦(Federalism of dual gover】nments‑dual federalism)の概念を唱えたのはクニー長官であったO これに対してマーシャル長官は連邦政府 の連邦(Federalism of national government‑national government)を唱え、連邦主義を確立

(6)

した。

1859年クニー長官はエーブルマン対ブース(Ableman v. Booth)事件にあいて次の如き宣言を してレ、る。

This judicial power was justly regarded as indispensable, not merely to maintain the supremacy of the laws of the United States, but also to guard the states from any encroachment upon their reserved rights by the general government. So long as this Constitution shall endure, this tribunal must exist with it, deciding in the peaceful forms

(7)

of judicial proceeding the angry and irritating controversies between sovereignties.

し8)

1935年のセヒクー養鶏組合対合衆国(Schechter Poultry Corp. v. United States〕事件及び

(9)

1936年のカータ‑対カーター石炭会社(Carter v. Carter Coal Co.)事件において、連邦議会の 通商規律樺の範囲は工業生産の場合においては、使用者と被使用者との間の関係を規律するまで には至っていないo これらの事項は、これまで各州の議会によって規律されてきたのであるO カ ーター事件について、スザ‑ランド(Sutherland)判事は次の如くにのべている。

Much stress is put upon the evils which come from the struggle between employers and employees over the matter of wages, working conditions, the right of collective bargaining, etc, and the resulting strikes, curtailment and irregularity of production and effect on prices, and it is insisted that interstate commerce is greatly affected thereby. The conclusive answer is that the evil are all local evil over which the federal government has no legislative control. The relation of employer and employee is a local relation. At common law, it is one of the domestic relations. The wages are paid for doing of local work. Working conditions are obviously local conditions. The employees are not engaged in or about commerce, but exclusively in producing commodity. And the controversies and evils, which it is the object of the act to regulate and minimize, are local controversies and evils affecting local worlC undertaken to accomplish that local result. Such effect as they

(10;

may have upon commerce, however extensive it may be, is secondary and indirect.

然し1938年連邦議会は公正労伐基準法(Fair Labor Standard Act)を制定して、基準以下の労 初(substandard labor)によって生産された商品の州際通商を禁止したのみならす、また基準条 件以外の条件で州際通商のための商品を生産するために労幼者を雇用することを刑罰をもって禁

(ll)

止している1940年の合衆国対ダービー(United States v. Darby)事件において、最高裁判所は

(12)      (13)

この法律が合憲である として支持した。ストーン長官は120年前のMcClloch v. Maryland,

(1い

Gibbons v. Ogden事件に怠けるMarshallの意見に基いて、この法律の仝条項が合憲であると 判示した。かくして連邦議会の立法権の限界を劃するものとして考えられていたdualfederalism の概念は現在の最高裁判所においては終息し、連邦樟増大の結果となったO

註1835年マーシャル長官の死後1930年に至る100年間は連邦権と州樺との関係について最高裁判所において も、両政府の権力闘争概念(Competitive conception)が吏配し、 dual government理論が行われ州政府をも って連邦政府の権力闘争の相手として見る慣向があった。この傾向は1880年5,‑ボールドCSiebald)事件に

U6)

おけるブラッドリー(Bradley)判事の意見にもあらわれている。二重政府珪論(dual form of governmenり

96

(4)

は連邦と州との異なる管轄分野を重視するのであるが、連邦及び州を構成する大風ま同一である。連邦に委 任された権力も州に苗果された植・力もすべては人民の公共の福祉(general welfare)を増進するた釧こ或は 独立して.或は協ブコして行使されねばならないのである。

peopleという語は主権を構成する政治団体を意味するCpolitical body who form the sovereignty);,それは また彼等の代表を通じて政治を行う権jjを有する。それ故にそれは主権的国民(sovereign people)である。

(17)

citizenはこのpeopleの一人であり.この主権の構成者Cconstituent member of this sovereignty)である。

宮川教授はPowers of theAmerican peopleにおいて次の如くのべている The full meaning of the term t'the People" includes what is called sovereignty. This necessary implication suggests the important question of what is termed "the sovereignty of the People" of the Unitad States. The sovereignty or supreme power resides in the body of the People in the American contemplation. The American idea is based upon the thought that government is a mere agency established by the People for the

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exercise of those powers which reside in them, and no portion of sovereignty resides in government.

人民の、人民によっての、人民の政府という考‑方に立つとき、連邦と州とは共力的であるべ きである。これが現在の最高裁判所の考‑方でもある。 1935年の連邦議会の社会保障法(Social Security Act)は合憲であり、また州もこれの補足的立法をなすことを貴高裁判所により認められ

I I.、 1:・̀: ‑.1二  一:.: 、 二:.J∴∴:蝣・(・;こ∴⊥∴ Cff・",‑L;i'、 ′'・∴.:Cs 蝣'.i'*Jj';' V."、V'一

罪は単に州の犯罪であるのみならす、連邦に対する犯罪である。かかる犯罪の取締に関する立法

(19)

は既に40年前にホーク事件(Hoke Case)において先示されている。

連邦と州との協力関係は連邦の州に対する補助金制度において示されている。然し、 1937年

(20)

Helvering v. Davis事件においてカードゾ(Cardozo)判事が指摘した如く、州が互に営利のた めに行う企業的な・競争的な事業については救済や社会保障の対象とすることはできないのであ る。協力連邦(Cooperative Federalism)に患1いては、二つの政府が協力するのであるが、調整 の役割を演する方のものがより強力なものとなり、連邦権の強化を来たすことになるのである。

連邦の優位は連邦政府の州‑の財政的援助にともない、地方政策の奨励と監督という形で、連邦 政府の権力が増大してゆく傾向があらわれているO これについては1947年のOklahoma v. Civil

(21)

Service Comm'n.事件において知ることができる。

次に連邦政府は列挙権限(enumerated powers)の政府であるという考‑方について、これは 国内的な立法(domestic regislation)についてである。対外的な立法(in the field of foreign relations)については列挙権限の原則は今日にあいては死滅(de funct)しているO 既に1795年 のPenhallow v. Doane事件に患いて、弁護人は戦争権について次の如くにのべているo (23)

Every nation that governs itself, under what form soever, without any dependence on a foreign power, is a sovereign state. In every society there must be a sovereignty. The powers of war form an inherent characteristic of national sovereignty, and it is not denied

that Congress possessed those powers.

対外事項について連邦政府の無制限の権力に関して、 1889年フィールド(Field)判事は、中国 人排斥事件(Chinese Exclusion Case)において、連邦議会は外国人をアメ1)カ合衆国の海岸か

ら追放する無制限の権力を有することをのべている。即ち

While under Constitution and form of government the great mass of local matters is

controlled by local authorities, the United States, in their relation to foreign countries and

their subjects or citizens, are one nation, invested with the power which belong to

independent nations, the exercise of which can be invoked for the maintenance of its

(5)

(空3)

absolute independence and security throughout its entire territory.

1897年グレイ(Gray)判事によって、同様に外国人の住民を国外に迫敬する連邦権が基礎づ汁 られた。

(24)

1936年Sutherland判事はUnited States v. Curtiss‑Wright Corporationにおいて次の如くの べている。

A political society cannot endure without a supreme will somewhere. Sovereignty is never held in suspense. When therefore, the external sovereignty of Great Britain in respect of the colonies ceased, it immediately passed to the Union. It results that the investment of the federal government with powers of external sovereignty did not depend upon the affirmative grants of the Constitution. The powers to declare and wage war, to conclude peace, to make treaties, to maintain diplomatic relations with other sovereignties, if they had never been mentioned in the Constitution, would have vested in the Federal government as a necessary concomitant of nationality.

かくして連邦政府の国際関係に急ける権力は単に委任権としてではなく、それは固有の権力 (inherent powers)なのであるo 国際関係におけるかかる権力は主権的政治団体(a sovereign political entity)としてのアメT)カ国民に属するという理由で連邦政府に属するのであるO かく

(251

見るときには、この分野に患いてはfederalismの原則も存在しないo

(26")

註 Lichter v. United Stotes事件においてBurton判事は次の如く述べている。

"The war powers of Congress and the President are only those which are derived from the

Constitutioil, but the primary implication of a war power is that it sha一l be an effective power to

wage war successfully,"ここに国家にとって固有なる戦争権の原則(the doctrine of an inherent war power)の恩恵が含蓄されていることが窺われる。

また連邦権限は各州により付与されたものではなく、憲法前文にも元すごとく人民より由来するものであ るOそれ故に連邦は人民に直結するものであって.州によって限界づけられるものでないと考えられる。

The government of the Union is emphatically and truly a government of the people. In form and in substanee it emanates from them, its powers are granted by them, and are to be exercised

(27)

directly on them, and for their benefit.

① Supreme Court. The Constitution of the United States. (1952) P. ll

② 高木八尺 米国憲法略義 PP. 62‑63 塚本重頼 註解アメT)カ憲法 PP. 191‑192

Supreme Court, ibid. P. 12

④ John Marshall (1755‑‑1835)第四代の最高裁判所長官、在職三十四年(1801‑18351

⑤ Roger B. Taney (1777‑‑1864)第五代の最高裁判所長官、在職二十八年(1836‑‑1864)

⑥ Ogg and Ray. Indroduction to American Government. PP. 67‑68 A. C. McLaughlin. The Confederation and the Constitution. P. 247

⑦ S.K. Padover. The Living U.S. Constitution. P. 120 (砂 295 U.S. 495 (1935)

⑨ 298 U.S. 238 (1936)

M. Ramaswamy. The Creative Roll of the Supreme Court of the United States PP. 57‑‑58

⑲ Supreme Court. op. ch. P. 13

⑬ 312 U.S. 100 (1940)

98

(6)

⑲ Harlan F. Stone (1872‑1946)第十二代最高裁判所長官、在職1941‑1946 McClloch v. Maryland (1819) 4 Wheat. 316:9, ll, 12, 14, 31

⑱ Gibbons v. Ogden (1824) 9 Wheat. 7:12, 18, 19

㊨ 100 U.S. 371 (1880)

⑯ Supreme Court, op. cit. PP. 13‑14

⑲ Padover. The Living U. S. Constitution (1953) P. 121

E. S. Corwin. The Constitution and what it means today. P. 1

⑯ Mivakawa. Powers of American People, Congress, President and Courts. (1906) PP. 4‑5

⑲ E.S. Corwin. Court over Constitution. PP. 129 ff. (1938)

⑳ Helvering v. Davis (1937) 301 U.S. 619:27

21 Oklahoma v. Civil Service Comm'n, 330 U. S. 127, 142‑‑145 (1947) 怒 Penhallow v. Doane. Dall 54, 74

1埠 Tong Yue Ting, 149 U.S. 698 (1893)

⑭ United States v. Curtiss‑Wright Corporation. 299 U. S. 304, 316‑318

⑯ The Supreme Court, op. cit. P. 16

・′ァ) Lichter v. United States. 334 U. S. 742, 482 (1948)

⑰ Ferguson and McHenry. The American System of Government. P. 93

2.連邦権の限界

連邦政府は委任権の政府である。それ故に連邦議会には委任権以外の立法権は委任されていな いので違葱であるとされる。これについては McClloch v. Maryland事件に患いて、 Marshall 長官は、 HThis government is acknowledged by all, to be one of enumerated powers. The

principle, that it can exercise only the powers granted to it, would seem too apparent to have required to be enforced by all those arguments,‑‑the principle is now universally

(1)

admitted.

また行政権が第二葺に列挙されているもののみに制限されないということはMadisonや Hamiltonによって主張された。それで今日にあいてはまた連邦裁判所の認めるところとなって いる。更に連邦裁判所の司法権の範囲の拡犬的な考え方(latitudinarian conception)についても

('      c*

Brewer判事によってKansas v. Colorado事件においてのべられている。

Marshall長官は戦争権(the power of making war)課税権(the power of levying taxes)過 商規律権(me power of regulating commerce)等は国家の偉大なる、本質的且つ独立的権力 (great, substantive and independent powers)とするO これらの必要にして固有な条項(necessary and proper clause)によって与えられた権力は若しもそれが憲法の文字と精神によって禁止され

ていないならば態法のiE当日的(the legitimate ends)を実行するに適当と恩われるすべての立

C4;

法手段(all legislative means.)を含むものである、とのべている。その後MarshallはStoryが 彼の憲法註釈においてのべた合成権(resulting power)の概念を引用したo合成権とは連邦政府 のすべての権限の集合から由来するものである。それはむしろ国家の本性上から当然の権力であ って、或特定の委任権より由来する、即ち委任権に附随する権限ではない。 American Insurance

(5)      US)

Co. v. Canter事件において、マーシャル長官は次の如くのべている0

日The Constitution confers absolutely on the government of the Union, the power of making

(7)

war, and making treaties; consequently, that the government possesses the power of acquiring territory, either by conquest or by treaty. From the power to acquire territory, arises as the inevitable consequence the right to govern it."

うらして喜it;iこナこ、いて!甘MJ'Jiこ‑':蝣:<. >'て、.寸tを措iES.‑7̲¥行t^.t‑^i: 、またサ!<K‑e‑ら.寸lた兼汚1・履行

するために必要な立法をする権限が連邦議会に存するということは最高裁判所によって判定され

Lォf

てきた。

(8)

例えば発見によって領土を獲得する権限(the power to acquire territory by discovery)合衆

(9)

国に存在する外国人を排除・追放する権限(the power to exclude and deport aliens)入国者を 登録し、指紋をとることを要求する権限(the power to require that those who are admitted be

(10)

registered and fingerprinted^)外国との関係にあいては戦争と平和についての完全なる主権力 (complete powers of sovereignty)が連邦に帰属する。

(ll)

これについては、 United States v. Curtiss‑Wright Export Corporation事件においてSutherland 判事は次の如くのべている。

The broad statement that the federal government can exercise no powers except those specifically enumerated in the Constitution, and such implied powers as are necessary and proper to carry into effect the enumerated powers, is categorically true only in respect of our internal affairs. In that field, the primary purpose of the constitution was to carve from the general mass of legislative powers then possessed by the states, such portion as it was thought desirable to vest in the federal government, leaving those not included in the enumeration still in the states, That this doctrine applies only to powers which the state had, is self‑evident. And since the states severally never possessed international powers, such powers could not have been carved from the mass of state powers but obviously were transmitted to the United States from some other source.‑・・‑A political society cannot endure without a supreme will somewhere. Sovereignty is never held in suspense.‑‑ It results that the investment of the federal government with the powers of external sovereignty did not depend upon the affirmative grants of the Constitution. The powers to declare and wage war, to maintain diplomatic relations with other sovereignties, if they had never been mentioned in the Constitution, would have

(12

vested in the federal government as necessary concominants of nationality.

国際関係にあける権限が独占的に連邦政府に席罵するという考へ方は、直接国内事項に関して 影響はないが、委任権の拡張解釈が州際通商規律権について行われ、連邦立法権がこれに基いて

(13)

拡大されつつあることは事実である。

註 Federal powers.

① Delegated powers

l. to tax.

2. to borrow and coin money.

3. to establish post offices and post roads.

4. to grant patents and copyrights.

5. to regulate interstate and foreign commerce.

6. to establish inferior courts.

7. to declare war, grant letters of marque and reprisal.

111(1

(8)

8. to raise and support an army.

9. to maintain a navy.

10. to provide for militia.

11. to govern territories and property.

12. to define and punish piracies and fellonies on high seas.

13. to fix standards of weight and measures.

(2) Implied powers

l. to establish banks or other corporations implied from delegated powers to tax, borrow, and to regulate commerce.

2. to spend money for roads, schools, health, insurance, etc. implied from powers to establish post roads, to tax to provide for general welfare and national defence, and to regulate commerce.

3. to create military and naval academies, implied from powers to raise and support army and navy,

4. to generate electricity and sell surplus, implied from powers to dispense of government property, commerce and war powers.

5. to assist and regulate agriculture, implied from power to tax and spend for general welfare and regulate commerce.

③ Concurrent powers

l. Both Congress and State may tax.

2. Both may borrow money.

3. Both may charter hanks and other corporations.

4. Both may establish and maintain courts.

5. Both may make and enforce laws.

6. Both may take property for public purposes.

7. Both may spend money to provide for general welfare.

④ Prohibitions upon Congress.

1. No tax on exposts.

2. Direct taxes must be apportionate to population of states.

3. Indirect taxes must be uniform.

4. Guaranties contained in Bill of Rights not to be abridged.

5. Preference may not be given to one state over another in matters of commerce.

6. States boundaries cannot be changed without the consent of state involved.

7. Newly admitted state cannot be placed on plane of inequality with original states.

8. may not permit stavery.

9. may not grant title of nobility.

⑥ Reserved powers to States.

1. to regutate interstate commerce.

2. to establish local governments.

3. to protect health, safety, and morals‑

4. to protect life and property and maintain order.

5. to ratify amendments.

6. to conduct elections.

7. to change state constitutions and governments.

(◎ Prohibition on States.

(9)

1. may not coin money, keep troops or ships of war in time of peace.

2. may not enter into treaties.

3. may not pass laws impairing obligations of contract.

4. may not deny persons equal protection of the laws.

5. may not violate Federal Constitution or obstruct federal laws.

6. may not prevent persons from voting because of race, color, or sex.

7. may not tax imports.

8. may not tax exports.

9. may not permit slavery.

11\

10. may not grant title of nobility.

Implied powersについては憲法第‑章第八節第十八項に「委任権限及び本憲法により合衆国 政府叉は其の官庁若くは官吏に対して付与せられたる他の一切の権限を執行するために必要にし て適当なるすべての法律を制定すること」と定める。この弾力性ある必要且適当条項(the

(is

necessary and proper clause)の限界について種々の論議が行われたのである0 ‑ミルトン一派 はCongressが明示的な権限の外に多くの黙示的な権限を有することを要求して連邦権限の拡張

(16;

解釈を支持したo これに対してジェファーソン一派は連邦権は憲法の法文によって機密に解釈さ れるべきであって特に委任されている憲法上の列挙権限以外の事項を行う権限が与えられていな いとして州権の拡大を支持して、これに反対した。前者はbroad constitutionalistであり、後者 はstrict constitutionalistである。そして憲法解釈について広狭の論議がたたかわれた1801年 から1835年までマーシャル長官はbroad interpretationを支持した。そのことはMcCulloch

(175

Maryland事件の判決に明示されている。メリーランド州は州法に基いて第二合衆国銀行のバル ティモア支店発行の銀行券に課祝したので出納係のマッカロクが納税を拒否した。ここに問題と なるのは連邦議会はかかる銀行を特許することができるかということであるO これに対して黄高 裁判所は貨幣を鋳造し、その価値を規定する議会の権限の下に患いて可能であることを判示し

た。且つ黙示権を認めて「目的にして正当であり、憲法の規定の範囲内のものたらしめれば、適 当なる手段であり、明かにその目的に適合する手段であって禁止されす、憲法の文字と精神に合 致するものはすべて合憲である」とのべている。即ち

"We admit, as all must admit, that the powers of government are limited, and that its

limits are not to be transcended. But we think the sound construction of the constitution must allow to the national legislature that discretion, with respect to the means by which the powers it confers are to be carried into execution, which will enable that body to perform the high duties assigned to it, in the manner most beneficial to the people. Let the end be legitimate, let it be within the scope of the constitution, and all means which are appropriate, which are plainly adapted to that end, which are not prohibited, but

(18ニー

consist with the letter and spirit of the constitution, are constitutional."

ここに含まれている第二の問題は州が連邦銀行の発行券に課税する権限があるかどうかであっ たO最高裁判所融、Hが連邦の機関に課税する権限がないとして拒否した。これが課税権は破壊権 を包含する(the power to tax involves the power to destroy)の原則である。しかし連邦権の 限界について最高裁判所にあいても時代によって広狭があり、 TaneyやTaft長官の時代は連邦 権を狭く解釈せんとして、かかる先例判決を引用した。また之と反対に広く解釈せんとした時代 の裁判官はMarshallやStone長官時代,D判例を引用する。

ilfi閉

(10)

註 合衆国憲法 おける重要なる意義をもつものは委任権限条項であるO委任された連邦の権限の範囲の解釈 について.マーシャル長官は拡張解釈主義をとって連邦政府の基礎を強固ならしめた。これに対立するとこ ろの厳格解釈流の人々は州修論の立場において.州の利益のた軌こ.連邦の立法の範囲を絶対に必要な場合 に,局限せんとする。かかる両派の対立は憲法史を通じて認められるのであるが.南北戦争後最高裁判所は拡 張解釈をとる傾向を示している。しかし1935・1936年のニユーディール立法においては最高裁判所は反動的 傾向が認吟られるがTこれは一時的の現象であった。更に合衆国政府の権限として「主権国家に本来固有な

(19;

る権能」がある。これには領土の獲得統治、戦争遂行.外国人の追放.国家非常時措置等の権限がある。

(certain inherent powers of National Government are claimed for it as concominants of nationality as inherent in sovereignty.)

州の肖保権については修正第十条に示されている如くに無際限であるように思われる。即ち

「憲法により合衆国に委任されす、また州に対して禁止されない権限はそれぞれ各州或は人民に 尚保される」のである。しかし第‑条第十節にあいて州は多くの事項に関して禁止されている。

「各州は条約・同盟若くは適合を締結し、捕獲免許状を付与し,貨幣を鋳造し、信用証券を発行 し、金銀貨幣以外のものを以て債務の弁済に関する法定の支払手段とし、権利刺奪法・遡及処罰法 若くは契約上の義務を損うが如き法律を制定し、或は貴族の称号を付与することを得ず。同第二 項「各州はその検査法施行のために絶対に必要なる場合を除いては連邦議会の同意を得ずして、

輸入または輸出に対し輸入税または輸出税を課することを得す」第三項「各州は連邦議会の同意 を得すして屯徴税を課し、平時において軍隊或は軍艦を備え、他州若くは外国と協定(agreement) 若くは協約(compact)を為し、または現実の侵署を蒙り若くは猶予し難き急迫の危険ある場合 に非ざる限り戦争行為をなすことを得ず」かくして州権は連邦憲法にも州憲法にも禁止されてい なLv,ところのごとをなす権限であるO 州権を概括的に見て、その主たるものは警察権(police power)州民の厚生・道義・安全・福祉("health, morals, safety, welfare)等のために一切の行為

(20

を自ら行いまたは許可する隼隈である。

註 法的tl=は州軽融廿延び地方政府によって行われるすべての権限を包含する。しかし実際は州は地方政府の 寄項についてはその権限を地方自治団.‑郁こ委任している。 1951年の調査によると地方自治団耐ま次の如くで あるu

States       48        Townships   17,338 Counties    3,049        school districts 70,452 Municipalities 16,677        special districts ll,900

しかし憲法第六条第二項の連邦優位条項(supremacy clause)は連邦組織の支柱である。勿論 連邦政府は委任権限叉は列挙権限を有するものであるが、その与えられた範囲内に患いて之に抵 触するいかなる州の権限に対しても優先することが明示されている。即ち「本憲法、これに準拠 して制定せらるべき合衆国の法律及び合衆国の権能を以て既に締結されまた将来締結さるべきす べての条約は国家の最高の法たるべLo而してこれらによりて、各州における裁判官は、各州憲 法或は州法律中に反骨の規定ある場合と輝も拘束さるべきものとす」とある。これによって連邦 法は州法に優先することになった。連邦法または条約に矛盾する州法は無効であるO それ故K連 邦権と州権との管轄権の紛争は連邦憲法・連邦法に合憲・合法なりや否やについて連邦裁判所の 解釈によって判決されるのである。連邦法に矛盾する州法によって権利が侵害された場合には連 邦政府や市民は連邦裁判所に訴訟を提起するのである。若し州政府が連邦裁判の判決に従わない ときは連邦政府は軍隊の力を用いてもこれを強行することができるのである。州法が連邦憲法違

C2i;

反の判沢を受けた最初のものはFlechter v. Peck事件であった。それ以来約500の州法が違憲の

判決を受けたのであるが、各州はいづれも最高裁判所の判決に従順である0

(11)

(22)

意 次のものはアメリカ合衆国の連邦法が違憲として判決されたものである。

Number of laws

Period 1790‑1800 1801‑1810 1811‑1820 1821‑1830 1831‑1840 1841‑1 850 1851‑1860 1861‑1870 1871‑1880

Declared unconstitutional Period

0 1

0 0 0 0 1

4 9

5 5 9 7 19

lit N   O

│ サ

1881‑1890 1891‑1900 1901‑1910 1911‑1920 1921‑1930 1931‑1940 1 941‑1950 1951‑

Total

CD Wheat. 316, 405 (1819)

② 206. U.S. 46, 82 (1907)

③ The Supreme Court. The Constitution of the U.S.A. (1952) P. 71

④ Joseph Story (1779‑‑1845)米国の法学者 1 Pet. 511 (1828)

⑥ Story, Commentaries奇1256

⑦ Prigg v. Pennsylvania. 16 Pet. 539, 616, 618‑619 (1842) Tuilliard v. Gteenmann. 110 U. S. 421, 449‑450 (1884) Knox v. Lee. 12 Wall. 457, 565 (1871)

⑧ United States v. Jones. 109 U.S. 513 (1883)

⑨ United States v. Kagama. 118 U.S. 375 (1886) Hines v. Davidowitz et al. 312 U.S. 52 (1941)

⑲ Fong Yue Ting v. United States. 149 U.S. 698 (1893)

㊥ 299 U.S. 304 (1936)

㊥ 同棲の意見がのべられているものとして次の如きものがある。

Penhallow v. Doane. 3 Dall. 54, 80, 81 (.1795)

Chief Justice Taney s opinion in Holmes v. Jennison. 14 Pet. 540, 575‑576 (1840)

㊥ The Supreme Court, op. cit. P. 72

Ferguson and McHenry. The American System of Government. (1953) P. 97

⑯ Alexander Hamilton (1757‑1804)ニューヨーク州出身、ワシントンの大統領時代の財務 長官(1789‑一1795)フエデラ7)スト

⑯ Thomas Jefferson (1743‑‑1826)ヴァージニア州出身、第三代大統領(1801‑1809)州権主 義者

⑲ McCulloch v. Maryland. 4 Wheat. 316‑U.S. 9, ll, 12, 14, 31 (1819.)

⑱ Ferguson and McHenry‑ op. cit. P. 95

⑳ 高木八尺著 米国憲法略義、 PP‑ 26‑127

Edward S. Corwin. The Constitution and what it means today. P. 74

@ Ferguson and McHenry. op. cit. PP. 96‑97

⑪ Flechter v. Peck. 6 Cranch 84 U.S. (1810) Ferguson and McHenry. op. cit. P. 73

104

(12)

3.州権の限界

1818年メT) ‑ランード‑州の立法議会は連邦議会の認許を受けずにメリーランド州内のすべての銀 行及びその支店に課税する法律を制定した。これより党、 1816年連邦議会によって法人として設 立された合衆国銀行(The Bank of the United States)がバルティモア(Baltimore)に支店をも

っていた McCullochというバルティモア支店の出納員が州法を侵して、メ1) ‑ランド州の印紙 を貼附しない銀行券を発行して、メ7) ‑ランド州法によって定められた税金を支払わなかったこ とに対L/C州によって訴えられた。このメ7) ‑ランド州の税法は合衆国の銀行に対して特に課税 の意図をもってつくられたものであった。若しもこの課税が正当として支持されるならば、メ7)

‑ランド州においては、銀行券の発行は全く停止の状態に陥るであろうOかかる課税は連邦制度

(1)

の正当な機能と矛盾するものであるとマーシャル長官は宣言した。

これに対してメリーランド州側の意見は「この法は州が連邦議会に反抗的の意図によってつく ったものではなく、ただ州が連邦議会に対して州に認められた権利を行使したまでである。ま た憲法もかかる権利を、州がかかる権利を濫用しないという信頼のもとに、州政府に肖保して いるのであるから正当なるものである」というのであった(The Constitution leaves them

(2)

this right in the confidence that they will not abuse it)0

註 Marshall長官はthe power to tax involves the power to destroy, the power to destroy may defeat and render useless the power to create.というのであるが、メ1)‑ランド州は. taxation does not necessarily and unavoidably destroy. To carry it to the excess of destruction would be an abuse,

∴ト

to presume which would banish that confidence which is essential to all government.

また連邦政府の意見としては、 「課税権は州政府のいう如く州に尚保されている。それは連邦 の同種の権利を有することによって制限されない。課税は同時に二つの政府によって行われるこ とができる。しかしこの権限のうちから或種の項目を除外することも妥当なこととして許さるべ きである」というのであった。かかる課税の制限は州権と連邦権の限界を知る上に患いて重要な ることがらである。マーシャル長官のthe power to tax involves the power to destroyの原 則は次第に拡大されて、遂には州の課税からの免除は連邦の財産のみならず、連邦政府からの 俸給・公債の利子・連邦の機関によって使用されるギヤソT)ンに対.する税金にまで及んだので あるo Lかしこれと反対に1939年最高裁はかかる連邦と州との課税権について相互免除の範囲

旨w

(the field of reciprocal immunity)を狭め始めたのである。

一方州権の制限は連邦政府を州の侵害から護り、また連邦の委任事項について連邦の優位を保 障するために必要である。更に個人権を州権による侵害から擁護するためにも必要である。憲法 第‑条第十節の州に対する一般禁止条項及o?修正第‑条より第九条までの権利章典は州権をもっ ても侵すことのできない制限である。第‑条第十節においては各州が外国と特別な条約を結ぶこ とを禁止し、また州際協約を結ぶには合衆国連邦議会の承認を得ることが必要であることを定め ている。 No state may enter into a treaty, alliance, or confederation.これは無条件的禁止規 定(unconditional prohibition)である。対外関係は連邦の排他的権限であるO この権限によっ て、ニユーヨーク州がSt. Lawrence Waterwayについてカナダ連邦と条約を結ばんとしたのを 連邦政府によって禁止され、またテキサス州が汎米連合(Pan‑American Union)や国際連盟

(蝣>;

(League of Nations)に加盟せんとして禁止されている。

また第‑条第十節第‑項に「各州は信用証券を発行することを得す」 (No state shall emit

bill of credit)とある bill of credit is a paper medium issued by a state and intended to

(13)

circulate as money.しかし州の銀行券(bank note)の発行はこの条項によって禁止されていな いのであるが、連邦政府がこれに課税したので1860年頃になって存在しなくなった。

更に同第二項において寮法は州の課税権の濫用を禁止している。それ故に州は輸入品及び輸出 品に課税することはできない0 ‑殿に商品は船積される前に、または陸上げされた径に課税され ることになる。商品の課税の時期については、最高裁判所はoriginal package doctrine首:提唱し た。こtfiiiもともと砧,7‑1‑ ''[蝣蝣{でいた品・岬・柚l'ii‑'‑11瑞〔が解かれたL‑ Aこv‑;'fV.1、'・弐*サ.‑.蝣'昔f"jが すぎたことになるのである。この場合州によって課税されることができるのである。しかし輸出 品・輸入品についての合理的な州の検閲料は適当に収受されている。この規定は州が課税によっ て州際通商に重圧を加えないように意図されているo また船舶の屯税CD賦課も連邦議会の承認が ない限り禁止されている。しかしこれは埠頭使用料(wharfage)として適法に収受されている繋

m

袷料と区別されねばならない。

更に各州は貨幣鋳造権(monetary power)を禁止されている。即ちNo money may be coined by states, nothing but gold and silver made legal tender for payment of debts.裁判所仁)解 釈によると貨幣とは金・銀・銅貨を意味し、鋳造(coinage)とは本質的な価値のある金属の鋳貨 である。また州によって発行された銀行券が流通しているが、州は人民に対してそれの受取りを m

強制することはできないのである。貨法第一条第八節第五項に定める如く(貨幣を鋳造し、その 価格及び外国貨幣の価格を規律しまた度量衡の襟準を定めること)連邦議会のみが通貨をつくる 権限を有する。それ故に合衆国の紙幣には次の如くにかかれている。

L二8)

HThis note is legal tender at its face value for all debts, public and private

修正第十四条及び第十五条によって州は人民の人格権及び財産権.選挙権を侵害することを禁 止されている。修正第十四条第‑節「合衆国にあいて出生し、または帰化し、その管轄権に服す るすべての人は合衆国及びその居住する州の市民たり。何州も合衆国市民の特権或は免除を損う 法律を制定し或は施行すべからすO また何州と錐も正当なる法の手続によらすして何人よりも生 命・自由・財産を奪うべからす。またその管轄内にある何人に対しても法の平等なる保護を拒む ことを得す」即ち合衆国市民の特権免除は連邦市民たることによって享有するものであって、州 市民たることによって生するものではないo これは合衆国の憲法・法律・条約が市民に保障する ところのものであるo修iE第五条は連邦政府に対して「正当な法の手続によらずして生命・自由 或は財産を奪うことなし。また正当なる賠償なくして私有財産を公共の用途の為に徴収されるこ

sr

となし」として制限したのと同様に、州権に対する制限であるo 州議会はex post facto law, bills of attainder, laws imparing the obligation of contractを制定することはできない。また 州はdue process of lawによらないで人民の権利を制限してはならないし、 equal protection of lawを拒むこともできないO著し州が合衆国市民の特権と免除を制限し、その権利を侵害するな

cio;

らぼ、市民はこれを連邦裁判所に提訴することができる。

修正第十五条は合衆国市民の投票権は人種・体色或は過去に怠ける服役の状態に基いて、合衆 国或は各州により制限されないことを定めるo連邦議会は立法によってこの条項を実施すること ができる.これはnegro participation in elections を:制限せんとする南部諸州に対 する制限で

ち . ∴ I ∴‑ L‑∴:・ i  :  二/二ミ 蝣'一蝣 ‑<‑†二' ・・:∴ "' ! :・' .':.  二 ̲

はcolored peopleをilliteracy, nonpayment of poll taxes等によって制限しているところがあ る。

修正第十九条第‑節は性による選挙権の差別待遇を州に対して禁止するものである。即ち「合

IOfi

(14)

衆国市民の投票権は性の区別に基きて合衆国或は各州により桓絶或は制限されることなし」

選挙権の資格の決定権は、すべて州政府に与えられている。しかし若し州がこの決定権を濫用 することがあれば、修正第十四条第二節によって制限を受けることになるのである。即ち「若し 合衆国大統領並に副大統領の選挙人の選任・連邦議会の議員・各州の行政官並に司法官若くはそ の議会の議員の選挙に際して、いづれの州かが白州の住民たる男子中何人にても年令二十一才に

して合衆国市民たる者に対し、反乱の援助またはその他の犯罪によるにあらすして、投票権を拒 みまたは制限する場合には、その州より出すべき代議院議員の数はこれらの男子たる市民の数と その州における二十一才以上の男子たる市民の総数との割合に準じて減少せらるべし」こ,D規定

IE

は歴史的意味しか有しないのであるが、しかし、これは州に対する選挙権の不当なる制限に関す

(12

ろ制裁規定としての意義を有する。

最後に州権主義者は州のみが責に主権的であって、連邦政府の権力は州によって委任されてい るのであるから連邦権は州権に附随して行われねばならないと主張する。しかしかかる主張が不 合理であることは憲法第六条の連邦優位の規定から見ても明らかであるが、また無法の制定から も理解される。即ち寮法議会から憲法が由来しているo連邦政府は直接に人民から創設されたの である(is ordained and established in the name of the people)その目的は一一一層完全なる連 邦を形成し、正義を樹立し、国内の静詮を保障し、国防に備え、一般の福祉を増進し、我等及び 我等の子孫'D上に自由の祝福の杭かんことを確保する目的を以てであるO各州の承認は憲法議会 を招集し、人民に提案した。人民はこれを承認するか否かは全く自由であった。人民の意思が蛍 柊的のものであった。州の権力がこれを決定するものではなかった。かくして生じた連邦政府は 人民の政府である。かくして形式的にも実質的にも連邦政府は人民から由来する。それ故にその

am

権力は人民によって付与されたものであり、人民の利益のために行われるのである。

① McCulloch v. Maryland. 4 Wheat. 316, 9, ll, 12, 14, 31 (1819)

M. Ramaswamy. The Creative Role of the Supreme Court (1954) P. 34

② Saul K. Padover. The Living U.S. Constitution. P. Ill Op. cit. P. 114

④ Op.cit P. 102

⑤ Op.cit P. 101

⑥ Ferguson and McHenry. The Americon System of Governnent. (1953) PP. 101‑102

⑦ Griswold v. Hepburn. 63 Ky. 20 (1865)

⑧ Op.cit P. 102

⑨ E. S. Corwin. The Constitution and what it means today. (1954) PP. 246‑247

⑲ Ferguson and McHenry. op. cit. P. 104

⑬ 高木八尺、米国憲法暑義、 P. 93

⑱ Ferguson and McHenry. op. cit. P. 105

⑱ Op. cit. P. 106

課税権に関する連邦権とIjl[ll権

連邦政府と州政府の権力の分立を表明するものとして両政府間の相互課税免除特権の原則 (a doctrine of intergovernmental tax immunity)がある。この原則は両政府が患互に不当なる干 渉なしに、それぞれに割当てられた範囲内で、それぞれの活動を行う自由を享有するために考え

(1)

られた理論であるO これに・ついてStone判事は、 Metcalfe & Eddy事件にあいて、次の如くの

(15)

ベている。

'Neither government may destroy the other nor curtail in any substantial manner the exercise of its powers. The limitation so imposed cannot be so varied or extended as seriously to impair the taxing power of the government imposing the tax."

この場合に課税(taxable)と免除特権(immune)との限界は憲法的というよりも司法的・解釈 的のものであって、論争的で.事実上においては流動的で不確定であるO

今E=こあいてもそれぞれ,D主権を行使している連邦及び州の政府機関は他の政府の課税権から 免除される特権を享受しているO連邦の機関としての銀行は州による破壊から保護されねばなら ないというのが、 the power to tax involves the power to destroyの原則である。州によって なされる連邦の活動を破壊するような行動から擁護するために、州政府は連邦の憲法上の機関に 対しては支配権を行ってはならないとされている。若し州が連邦政府によって使用されている連 邦機関に課税するならは、遂には他の連邦機関たる郵便(mail}に課税し、造幣(mint)に謀税 し、特許権(patent‑rights)に課税し、税関の証明書(papers of the custom‑houses)にも課税す るであろう。州は裁判手続にも課税するであろう。かくしてすべての連邦政府によって行われる 事項に課税することになれば、連邦政府の活動を破壊することになろうO これについてマーシャ ル長官は「州は課税その他の手段によって、州連邦政府に委任した権力を、連邦政府が執行する ために、連邦議会によって制定された合憲法に基づく連邦政府の活動を遅滞せしめ・阻害L ・重 圧を加え・統制するような権力を有しないJ とのべているo

然し憲法には一つの政府が他の政府に対.して課税することを禁止する明示的な規定はない。マ ーシャル長官は連邦制度の円滑な運営のために、この免税特権の原則を撞唱したのであるO これ

I1

がMcCulloch v. Maryland事件に怠ける the immunity of a federal instrumentality from taxation by a stateの宣言である。

(3)

Dobbins v. The Commissioners of Erie County事件にあいてWayne判事は、ペンシルヴ 7‑7州法によって行われた工l)一都の連邦官吏ドビンスの俸給に対する課税を無効として判決 しているoドビンスはペンシルヴアニア州エリー海関分署の海関監視船エリー号の船長として連 邦政府に勤務していたO

(・t

これに対してNelson判事はCollector v. Day事件において、連邦政府機関の州政府からの 課税の免除は相互的(reciprocal)であるとして、州の判事に対する連邦の課税の無効を判決して いるO州の官吏の俸給に対する連邦の課税は州政府の機関の活動に対する連邦の干渉であるとす る。ネルソン判事の理論はHBoth national and state governments were separate and distinct

sovereignties, acting separately and independently of each other, within their respective

spheres."より由来する。たとえ憲法上には連邦政府が州の機冒凱こ課税することを禁止する明示 的な規定はないし、また州政府が連邦の機関に課税することを禁止する規定もないが、これらの 事件に患いては課税の免除は必要なる黙示的規定(necessary implication)であって、自己保存

C5)

という自然の大法(the great law of self‑preservation)によるものであるo

:ォ:

またWeston v. The City Council of Charleston事件にあいて、マ‑シャル長官はサウスカ tlライナ州法に基いて、チャールストン市会により、連邦の公債による収入に対してなされた諜 税を無効として判決した。これと反対にPollock v. Farmers/ Loan & Trust Co事件におい (7)

て、 Fuller判事は市の公債からの収入に対する連邦政府の課税を無効とする判決をした。それに よると、そこから生する利益に対する課税権は、それが行われる前に、その金を借りる権利を有

108

(16)

するものの上に存するのであるo それ故に、この収入に対する課税は、かかる金を借りる権利を 有する州及び州機関の権限である。かくてかかる収入に対する連邦の課税は無効であるとする。

(S)

Panhandle Oil Co. v. Mississippi事件にあいて、 Butler判事は、ミシシッピ州法に基いて、合 衆国の沿岸警備隊の使用のために配給されたガソリンの配給会社に対して課税することは違憲で あると判決したO ミシシッピ州から配給会社に対してなさ叶た課税は・合衆国政府の購買を拘束 寸  いう点.‑こ いて二 二r津j'‑');:.蝣:汁.[‑.∴)放二亡性を∴工i.:‑j‑‑・、;>.‑}>・1)でわ<。。

然しかかる判決に対する最高裁判所に怠ける反対意見も述べられているのが見られるO例えば 前掲のWestern v. The City Council of Charleston事件にあいて、 Johnson判事はMarshall

:... !.:      、       言.・・∴I

本となったとき、何故にその市民の有する他の利殖を生む資本と‑緒に州の課税の対豪とならな いのであるか。高価な費用であがなわれたすべての社会の福祉を享有する市民、しかも排他的に 連邦政府の公債から生する多額の利子の収入で賓沢に生活する市民が、何故に州の課税から免除

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されなければならないのであるか」

またCollector v. Day事件においてNelson判事に対する反対意見としてBradley判事は次 の如くのべている。 「若し州の官吏(州の判事)が彼,D収入について連邦の課税を免除されるなら ば、伺故に彼は他の市民と同様に合衆国の一市民(a citizen of the United States)であるのか わからない。何人も州の官吏になることによって合衆国の市民でなくなることはないからである (合衆国の市民として合衆国の福祉を享有しているから) (No man ceases tobeacitizen of the

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United States by being an officer under state government)J

Panhandle事件にあいてHolms判事は反対意見をのべて、 「連邦政府の官吏が連邦の使用に供 するた桝こ、ガリT)ンを買いにミシシッピ州にきたときに、彼はこのガソリンの購買について、

州の課税から免除されるものであるということを認識していなかった。これは連邦が州内に存在 する施設を無償で利用するものであって、何故に連邦政府が、他の購買者(他州)がそれに使 用する特権のた桝こミシシッピ州の課税に協力すると同様に協力しないのか理解ができないO連 邦が州よりも、 3:り多くの特権を有するということはないo石油生産という仕事を可能ならしめ ている州を納税によって支持することは他の重要な生産に怠けると同様に必要なことである」

講 McCulloch v. Maryland覇:件のMarshall長官の宣言したthe power to tax is power to destroyの 原則を覆して、 the power to tax is not the power to destroy while this Court sets.とのべたO最高裁 判所が.開廷する限りはかかるマーシャル長官の原則は通用しないのである。かかる原則は絶対的に相互課 税の免税というものではなく、課税6°程度degree of taxationが問題なのである。

(ll)

更にSouth Carolina v. United States事件に患いて最高裁判所は、州によって行われる活動 のうち政治的・連邦的なるものと商業的・営利的なるものとの差別を認めた。かくしてimmunity from taxationは政治的・連邦的なるものにのみ認められるのであって、商業的・営利的なるも のには認められないのである South Carolina事件は、それの販売によって何の利益をも得な いところの酒頬の販売者に対する連邦の課税(販売免許税)に関するものであった。この販売者 は州の独占事業である酒類を小売販売することによって、州のために勃いているのであった。か かる著に対する連邦の課税を不当として、州の酒類販売委員会によって連邦最高裁判所に提訴さ れたのであったo即ち「酒類の販売者は単なる州の機関であって、州の主権の行陵において、州

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れるべきである。州がそれの尚保権(reserved power)のうちに州の酒類販売の独占的支配権を

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有することは明らかである」というのがその理由であった。これに対してBrewer判事は次の如 く判示している。 「州は私人と同機に固定資産を所有し、それから収入を得ることができる。然 し一般的な無差別の固定資産税・所得税を個人と同様に州に課することはできない。勿論すべて の固定資産と所得には課税されるべきであるが、州の議事堂・州庁舎・公立学校舎・公立公園・

公立病院等に対し,またそれらの使用からの所得に対して課税されることはできない。これらの ものは政治的・連邦的性質を有する州,Jj施設であるからである。しかし酒類の販売は州の独占企 業として商業的・営利的性質のものであるから、連邦課税を拒否する理由にならない」

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1939年Graves v. New York事件にあいて、 Stone判事は「連邦政府や連邦の諸機関の官吏 や使用人の俸給が州政府や州内の自治体からの課税が免除されるという黙示的な憲法上の免除 (implied constitutional immunity)を認める限り、これらの裁判官の判決はよき法(good law) ということはできない。租税は、それがいかに間接的な方法であっても、また喝然的な方法であ っても、政府を存続せしめ、活動せしめるものである限り、それは憲法の予定したものである。

それ故に憲法がはっきりと連邦政府に賦与し、州政府に確認したところの両政府の課税権に黙示 的制限を加えることは正当であるとは思われない」とのべている。

(IS)

註1937年のHelvering v, Davis事件において.ユニ‑ヨーク港の東員の俸給LJ=対する連邦の所椙税賦課は 合憲とされている。ニユーヨーク会社はニーヨーク州とニエージヤ‑ジー州との問の約条によって貨物7:輸 送と陸上げの便宜のために作られた両州の合弁会社であった。勿論この場合はこれは会社法人であり,両州

の州襟通商のた妙のものであるから当然に連邦政府の管轄権の下におかれるものであるO

前述せる如く連邦若くは州政府の企業で、それから利益を得る企業のために幼いている個人は

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他の政府からの免税の資格がないのである Metcalfe & Eddy v Mitchell事件において、上水 道及び下水道の敷設について、州及び州の自治体に助言するために雇われていた技術者の委員会 Metcalfe & Eddyが連邦政府から、 1917年の戦時歳入法("the War Revenue Act)に基いて連 邦所得税を諜せられたのである。勿論彼等の功績のために州から受けた報酬の純益に対してであ った。これに対して彼等は憲法上彼等rJ収入に対.して連邦政府は課税権がないと主張した。この 事件においてStone判事は「一般に職業として従事している限り、彼等が州との契約によって、

彼等の功績に対して報酬として与えられた収入に対して連邦課税の免除を要求することはできな

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損傷するものではない」とのべている。

またDravo v. Pennsylvania事件において、ペンシルヴァニアのDravoという土建会社が合 衆国政府と二つの航行水路(オ‑イオ河とカナウ‑河)に水門とダムを建設する契約をした。ペ ンシルヴァエアの徴税官はこの会社が合衆国から受取った莫大なる収入に対して課税をしたの で、会社側は「かかる課税は合衆国に対して直接税を諜すると同様に憲法上無効であるとして提 訴したO これに対してHughes長官は次の如く判示したo 「彼の仕事の成果として受取った所得

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考えられる。彼の所得は彼の仕事から生する。彼の財産はその所得を得た仕事のために使用され る。裁判所は政府の請負人や合衆国の官吏に課される税金と合衆国の仕事を行う機努や請負人に よって使用される財産に対する税金との区別を認めたのである。作業員の税金は所得に対する税 金であり、作業に対する税金は財産に対する税金に還元される。財産に好する税金は州の課税か

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ら免除されることができない」

0‑T)

注目すべきことは、 Alabama v. King & Boozer事件に患いて、政府相互間の課税免除特権

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の原則(the doctrine of intergovernmental immunity)を破棄したことである。アラノヾマ州の King & Boozer材木会社が合衆国の兵舎を作るために、合衆国の使用に供するために請負人,A 証文により、合衆国に材木を売ったoアラバマ州の州法によれば建築材料を含めて、すべての動 産の販売に対しては2%の税を諜することになっていたO この井懐に基いて州政府は売手に納税 の義務を負わしめたO売手は買手から代金を収受するときそれだけを販売価格にプラスして請求 するようにされていたo Lかしこの場合にわいては、 King & Boozer会社は、請負人の証文に より材木を納めたのであるが、かかる課税は実質上はアメT)カ合衆国に対してなされている。そ れ故にかかる課税は無効であると提訴した。この場合材木は請負人によって買われたのではなく

して、請負人を通じて連邦政府によって購入されたのである。法律上の権利義務は連邦政府にあ ると主張した。これに対して最高裁判所は、取引上の法律効果は材木の供与に対して支払をする 請負人に責任があるとしたo実際に材木の代金は請負人によって支払われていたo (勿論連邦政 府と請負人との契約によって斌税の負担は連邦政府によって賠償されたけれども)それ故に税金 は合衆国政府に対してではなく請負人に対して課せられたのであった。かかる課税は合憲である とせられた。ここにかかる商品が直接合衆国が購入しようと、間接に合衆国が請負人の手を通じ て買おうと、結局はcost‑plus arrangementによって合衆国に課税されることになったところに 特色がある.

註 Panhandle Oil Co. v. Mississippi事件でHolms判事は「何故に政府が他の購買者と異って買物に ついて、販売税の麦払について特別の取扱を受ける資椎があるのかわからない」とのべているD かくして intergovernmental taxation immunity の原則は次第に合理的な課税法(reasonable taxation process)に

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緩和されてきているのである。

(19)

United States v. Allegheny County事件において、 Jackson判事は連邦所有の財産はCongress の明示的な承認なくしては州政府によって課税されることがないという伝統的な原則を再確認さ れるに至ったo この事件は、ペンシルヴァ‑ア州のアレニー都に工場をもつ機嫌製造会社が合衆 国と多量の野砲の製造を契約した。この仕事のために必要な設備が連邦政府によって供与され、

且つその所有権を工場にのこすことになっていたO このための特別機械が工場に到着して、会社 の工場内に作られたコンク7)‑トの土台の上にとりつけられた。ペンシルヴァエア州の税法に基 づいて、会社の財産の価格に対して課税されたo課税のための会社の財産の算定においで会社の 土地・建物・機械のみならず、政府によって設i翼された磯城の全額を含めていたのであったO そ こで会社側はかかる課税をしたアレニー部を相手として訴訟を提起したo これに対してジヤク‑フ ン判事は次の如く判示した。 「この場合に受託者としての会社が連邦政府から供与された機械に よって得た利益に対して妥当な課税がなされているかどうかということを決定することは必要で はないO利益を生んだ財産の所有権について、何等の考慮もはらわすに、ただその利益を生んだ ところのすべてのものを包括する全財産の価格に対して課税されている。最高裁判所は連邦政府 の所有する機械については州,D自治体の課税を有効と認めることができないO著しそれが有効と

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するためにはCongressの承認を必要とする」。

① Metcalfe & Eddy. 343 U.S. 579 (1952)

⑧ McCulloch v. Maryland. 4 Wheat. 316: 9, ll, 12, 14, 31 (1819)

⑨ Dobbins v. The Commissioners of Erie County 16 Pet. 435: 36 (1842)

Charles E. Hughes. The Supreme Court of the United States. New York: Columbia

University Press. (1938) PP. 7‑‑8

(19)

④ Collector v. Day ll Wall. 113: 36, 37, 40 (1841)

⑤ M. Ramaswamy. The Creative Role of the Supreme Court of the United States (1956)

P. 36

⑥ Weston v. The City Council of Charleston 2 Pet. 499:36, 37 (1829)

⑦ Pollock v. Farmers, Loan and Trust Co. 157 U.S. 429 (1895) Charles E. Hughes, op. cit. P. 50

Panhandle Oil Co. v. Mississippi. 277 U.S. 218: 37, 38, 43 (1928)

⑨ M. Ramaswamy. op. cit. PP. 37‑38

⑲ Collector v. Day. Reorganization of the Federal Judiciary : Hearings before the Committee on the Judiciary of the United States, Seventy‑Fifth Congress, First Session, Part 3, P. 618

@ South Carolina v. United States. 199 U.S. 437:38 (1905)

⑫ Graves v. New York. 306 U.S. 466:40 (1939)

㊥ Helvering v. Davis. 301 U.S. 619:27 (1937J

⑱ Metcalfe & Eddy v. Mitchell. 269 U.S. 514:41, 45 (1926)

⑯ Ramaswamy. op. cit. PP‑ 44‑45

Ulrich B. Phillips, Georgia and States Rights, "A prize essay published in the Annual Report of the American Historical Association for the year 1901. J[. 25‑26

Alabama v. King & Boozer. 314 U.S. 1:42 (1941)

⑱ Ramaswamy. op. cit. P. 43

⑩ United States v. Allegheny County. 322 U. S. 174:44, 45 (1944)

Herbert Agar. The Price of Union. The President, The Parties and The Constitution, (1950) P. 263

⑳ Ramaswamy. op. cit. P. 46

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参照

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