選挙運動費の支出制限を違憲としたアメリカ連邦最高裁の判例と選挙資金問題の再考(二)・(完) -- Buckley V. Valeo, 96 S. Ct. 612(1976) --
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(2) 口. •. 裁 判所 の意 見. 反対意 見. 平 ュ — n 釈 (以 上 第二十 四巻 第 三• 四合 併号). 「一 九 七六年 の改正連 邦選 挙 運動法 」の要 点(以 下本号). バ ック リ ィ 事 件 の影響 と残され た 問 題点. し. 九 S. Ct. 612 (19 76),―. わが 国にお ける 選挙 制 度再考察 の必 要 性 ー 選挙民の情 報を受 け る 権 利|'. 「一九 七六 年の 改 正連 邦 選 挙 運 動 法 」の 要点 o , 96 yv e l k ア メリ カ連 邦議 会は、 バ ック リ ィ 事 件 ( Buc e l •Va. ー五三 頁 参照 ) により 違憲 とされ た 、 選挙 運動費 の支出制 限規 定 ぉ よび連 邦選挙 委. 員会 の構成 (連邦 選挙委 員 会が 旧 態 のままで 機能を果 し得る 期間 は、判決 後 三0日に限ら れ てい た ) につい て、 早急. 第一 • 四 合併号 、 一 九 七 七年 、. 拙稿 「選挙運 動毀 の支出 制 限を違葱 と した ア メリ カ連 邦最高裁 の判例 と 選挙 資金 問 題の再考 曰」近 大法 学 第 二十 四巻. 七六年 一 月 三0日判決 、 詳細 は、. コミ ュニケ ーシ ョン ・ メデ ィア 利用の活 発化 と公費 補助 の必 要 性 なら びにそ の具体 策. 選挙 資金 問 題再考察 の必 要 性 ーわが国法 との対比 におい て— ,. 公骰 補助 制 度と 今後 の課 題. バ ック リ ィ 事 件 による 影堺. 未解決 の問 題. に) (一). 五. に). - 46 -. (三)に) (一). 四. 第25巻第2号. 近大法学.
(3) 選挙運動費の支出制限を違憲としたアメリカ連邦最高裁の判例と選挙資金問題の再紀ゴ・(胡. に改 正の必 要に迫 られた。連 邦最 高裁 の違憲判決 による 結 果自 体 は、 大統領 選 を 控 えたフ ォー ド前 大統領 にとって も 、. 共和党 にとって も、 呑み得 ない性質のものでは なか った か ら、連 邦最 高裁 により 違憲 と指 摘 さ れた 諸点 に限って の、. 最 少限の改 正にとど めたいという のが当時 のフ ォー ド大統領 の真 意 であ った。. ところ が、 民主党 側の事情 は異なって いた。 当時、 次期 大統領 選 に、 民主党 が勝 つか 、共和 党 が勝 つか は 疑問 であ. ったし‘ ウォー ター ゲー トの余儘 の冷 めやらぬこの機 会に、 議会の多数を 利用 して 、できる だ け有 利な改 正を 行 なう. 必 要 があ っ た 。. 民主党 が改 正を 希望して いたのは、 特に、 組 合 側から要望の強い 、 左の 二点 であ った 。. 芽 増殖する た めに、 部局 や子会社ご とに政治 活 動委 員会を 設けて 、 それ ぞれが候 補者 に法定限度 の寄 附を行 なう. 。勿 論、組 合も、地域 や地方 ご とにユニ ッ トを 設け ことは 適法とさ れて いた (この問 題は、 次章 で更に詳述 する ). て、政治活動委員会を増殖することが同時に適法とさ れて いたが、 民主党 側は、 この会社の政治 活 動委 員会の分芽 増. 殖による 寄 附活 動の規制を 図る ことを強 く 要望して いた。 また、組 合側は、 サン ・オ イ ル会社の政治 活 動委 員会. に関連 して 、 連邦選 挙委員 会が、会社は、 株主やその家 族 のみならず、 従業 員か らも、 会社の一 般基金 を用 いて ( l) 献金 を勧誘 できると したこと に対し 、強 い不 濁を持 って いた。. このため、フ ォー ド前大統領 の希望して いたよう な、 早急な限定的 改 正は不可能 になり 、 前記 二点 について 、 両党. - 47 -. 南 涵 叩諸州 では、 比較的 会社の政治 活 動委 員会が 、会社の非組 合員(役 員でも組 合員でもない中 間 帯の人 々ー|. に寄 附を 勧誘 する ことの規制を 図る こと、 および 、. l. バック リィ判決 でも示さ れたよう に、 一九 七四 年改 正までの連 邦選 挙運 動法 の下 では 、 会社が政治 委 員会を 分. 多い. (イ) (口).
(4) の指 導 者 会議 が開 かれるこ と になった 。その結 果、いの、会社 内部 への幕金 活動 に関して は、 会社 側 は、 そ の設 置す. る独立 の基金 に対し、 株主 、 会社 の役 員 もしくは管理 職また はそれら の者 の家 族 以 外の者 に寄 附を 勧誘 す るこ と が禁. じら れた が、 組合 側 も、 その設 置す る甚金 に組合 や その家 族 以 外の者 に寄 附を勧誘す るこ と が禁 じら れた 。 但し 、会. 社 側 も、 組合 側 も、 株主 、 会社 の役 職員 もしくは一般の社 員 また はその家 族 に対し、年 二回 に限 り、 その住 所に宛 て て 寄 附を 勧誘 でき るものと した 。. 次に、回の、 政 治 活動 委員 会の分芽 増殖 問 題について は、 会社 や 組合 が政 治 活動 委員 会をど ん なに増や して も、献 ( 23 金 に関して は、 単一の政 治 活動 委員 会により行なわれた ものと み なす こ と にした. した がって 、 「一九七 六年 の改 正連 邦選 挙運動 法」 は、バ ック リ ィ事 件により命 ぜら れた 連 邦選 挙委員 会の構 成 の. バ ック リ ィ事 件で、 「議 会の判 断事 項」と の理 由で違憲 変更 、 支出 制限 の廃 止お よび こ れに伴 って 行なった 若千 の改 正、 ( 3) と はさ れなかった が、 低す ぎると して その不 適切性 が指摘さ れた 記帳を要す る献金 額の下限 のア ソプ 等のほ か、議. (4 3. 会独自 の発 議 による若干の改 正を 盛 り込 んで、 一九七 六年 五月 十一日 に、 大統領 により承 認さ れ、発 効す るこ と にな った. 次に、 改 正の要点をあ げ れば 、 左のご と くであ る。 で. 5) 1 連 邦選 挙委員 会の構 成 等の変更. バ ック リ ィ判 決 に従 い‘職務上 その地 位 に就き ‘投票 権を有 しない上院お よび 下院事 当然 のこ と と して 、 連 邦議 会は、. - 48 -. 第25巻第 2号 近大法学.
(5) 選挙運動費の支出制限を違憲としたアメリカ連邦最高裁の判例と選挙資金問題の再考(コ•(甜. ( 63 務総長 以 外 の、 投票権 のあ る六人の委員 全員 を大 統領 が任 命すること にした これ と 同時 に、 委員 の兼職 は、 原則 と ( 73 ( 8) して 禁止 され た また 、任 期は六年 と され 、委員 会が本法 の遵守 に必 要 なガイ ドラ イ ンを設 定 する等 の場合 は、四名. 以 上の委員 の賛成多 数 を要 するも のと した。 なお、 委員 会は、本 法 規定 の民事 上の実施 につい て 、 専属的 始審 管轄 権 ) 10 ( ( u r i s d i c t i o n ) を 有すると され た が 、連 邦議 会も しく は連 邦議 会の他 の委員 会の連 邦公職 選挙 に ex cl us i v epr i mar yj. 」 で あ る に も 拘ら ず 、. 「支 出. 」 と して 計上 され る 、. 「 抜 肉」 を防 止 するた めの配慮 と して 、候 補 者と は無関 係 に行. 支出制 限が 違憲 と され た 結果 、定 義等 の 条文 が部分 的 に改正 され た ほ か、支 出制 限 の廃止 に伴い 、 実質 的 には「 献. 2 支出 制 限 の 廃止 に 伴 う 改正. 関する調 査、 監督 、規律 権 を制 限するも のと 解釈 して はなら ない と の注意規定 が 設 けら れ た. 金. なう 「独立 の支出」 に関 する規定 を明確 にすると共 に、連 邦選 挙 委 員 会に提出すべ き報告要 件を強 化 した 。関係 条文. は、明 臼 に識別 で きる 候 補 者の当 選また は落選を明 ら かに唱導 して 、 一 暦 年 間 に、 100ドル を超 え る 献金 また は支 ( 13 ) 出を行 なった 者は、連 邦選挙 委員 会に報告を要 する と し 右の独立 の支 出が 、あ る候補 者また は候補 者の授 権 委員 会. ゃ代 理人と の協議 ない しそ れ から の要 求、 指示 に碁づ く も ので ない こ と につい て の証明 書 の提出が 必 要 と され、 右証 ( 14 3 明 書 が虚偽 で あ った 場合 には、偽 証罪 に問 われ る も のと した. 3 記帳 必 要 額 の最下限のア ップ. 従前 は、 10ドル を超 え る寄 附 につい て 、 氏名 、寄 附 の日 付、額 を記 帳 保存 すべきも のと して い た のを、前 述 (拙. - 49 -.
(6) 稿、 近大法学第二 十四 巻第三 •四 合併 号) のよう に‘最 下限が低 すぎる のでは ない か との連 邦最 高裁 の指 摘 もあっ て 、 ( 15 4 最 下 限を 五0ドルを 超える 寄 附に改 めた 。 4 会社・労 働組 合の幕金 活 動. ( 16 ). バック リィ 事 件 により 命 ぜ られた 以 外で、 一九 七六 年法による 最 も顕 著な改 正の― つは 、 会 社 および 労 働組 合が設 置する 分離さ れた独立 の 基金 に 対 する 会 社 内部者へ の幕金 規 定 の改 正である 。. 寄 附を 勧誘 する 道 が残 さ れた わ けであ. 氏名の記 帳• 公開 を 希 望 しない者( 前 述 の. この結 果、会社側も組 合側も、 役 職 者でも 組 合員. 関係 規 定は、 会社側 も 組 合側 も 、 各 陣 営 内の者( 家 族 を 含 め) にしか 寄 附の勧誘 は できない と した が 、 一年に二回 に限り 、寄 附の勧誘 状を 自 陣 営 外 の者にも 郵 送できる も のとした. でも ない 者に対 し、政治 目 的 で募金 する ものである ことを 明白 に通 知 し. よう に 、 五0ドル以 下 の寄 附は 記 帳を 要 しない )へ の配慮 がなさ れて い れば る。. 5 寄 附 制限 規 定 の 改 正 会 社 ・ 組 合の 政 治 委 員 会 による 寄附の 制限. 改 正に よっ て 、 会社 や労 働組 合、 そ れ ら の 下 部組 織 の 設置 する 政治 委 員会により 行 なわ れる 寄 附は 、 子会社や. や組 合は 、そ の 下部機 構 ご と に政 治 活 動委 員会を 分芽 さ せる ことによっ て 献金 額 の増大を 図っ て い た 。 一 九 七六 年の. 会社 や組 合の 政 治 活 動委 員会は 、 従前 の規 定 で、 一候 補 者あたり 五、 000ドルまでの 献金 が 許 さ れ て おり 、 会社. (1). - 50 -. 第25巻第 2 号 近大法学.
(7) 選挙運動費の支出制限を違憲としたアメリカ連邦最高裁の判例と選挙資金問題の再考(.::)・(笥. d. な お、 この間 の事情について は、 次章で詳 述 する こととする。. 支部組 織 ごとに、い く つ政治 委 員会を 設置して も 、寄 附制限の目 的 上は、 単 一の政治 委 員会により 行 なわ れた も のと み な さ れ る こ と に な っ烙. ② そ の 他 の 寄 附 制限. 個人 が、 一暦 年中 に、政 治 委 員会に対 して 行 ない得 る 寄 附について も、 新に枠 を 設け 、全 国 委 員会に対 して は二万 ( 21 3 ドル、そ の他 の委 員会に対 して は 五、0 00ドルに制限さ れた (従前 は、 一候 補 者に対 し、 一選 挙あたり 一、 0 0 ( 22 ) 0ドル、 一暦 年中 の総 額 を 二万 五、 000ドルに制限する 以 外、 総 額 の枠 内で政治 委 員会に対 し更 に枠は設け て いな. かった。). また、 従前 は、 主たる 選 挙運 動委 員会以 外の政治 委 員会が、 一候 補 者にー 選 挙あた り 献金 できる 額 について 五、O ( 23 ) 00ドルの枠 を 設け て いただ け であっ た が、多数候 補 者政治 委 員会は 、 一暦 年中 、党 の全 国委 員会に対 して は一万 五、. 000ドルを 超えて 、その他 の政治 委 員会に対 して は 五、 000ドルを 超えて 献金 できない とする 規 定 が設け ら厄だ 。. 6 刑 罰 規 定 の 移編 改 正. 一九 七六 年の 改 正法 は 、 従前 は連邦法典第 一八編中 に収 められて いた多数の刑罰規 定を 連 邦 法 典 第 二編 中 に移編 す. ‘故 意 に本 法 る と共 に、 原則として 、 一 、 000ドル以 上 の献金 また は 支出につい て (特定 の 場 合 は二 五O ドル以 上 ). に違反 して 受領 、 支出 し、 また は 報 告 を 怠った 者は 、 二万 五、 000ドルまたは 当該 違反 に包 含さ れる 寄 附または 支. 出額 の三 倍に相 当する 額 のう ち 、いずれか多い方 の額 の罰金 もし く は 一年以 下の禁固 また は 両刑 の併 科 という よう に. - 51'一.
(8) ( 26 ). こ の た め、 少額 について の違反 が刑罰から除 かれただ けでなく、政府 と受注 関係 にある 者による. 品). ま と め て 規 定 した. 寄 附 の禁止 に関する 罰則( 従前 は 、二万 五、000ドル以 下の罰金 もしくは五年 以 下の禁固 または両刑の併 科 ) 等は 緩和 さ れる こ とになった。. 運 動費 の支出のみならず 、 献金 も、 表 現、結 社の自 由に重 要な関連 性を 有 する こ とは 、 バック リィ 事件 で指 摘 さ れ. 表 現の自 由」の制限につ ながる 点 に鑑 み 、 選 挙運動 たとこ ろ であり 、こ れらの違反 に対 し必 要以 上に重 い罰則は、 「. 法違反 の罰則を 、刑法典たる 連 邦法典第一 八編から、 議会 に関する 連 邦法典 第二編 へ 移す措 置が講ぜ られる と共 に、. 公費 補助 制度 の 一部 改 正. 右のよう な罰 則の緩和 が行 なわ れた も のと解さ れ、こ の改 正は 、 特に注 目 に値 しよう 。. 7. 連 邦法 典 第二六 編 の 大統領 選 挙の 公費 補助 制度 について も 一部改 正さ れ 、あ る 候 補者が、連 続 二回 の 予 備選 挙にお. い て 、 同一 政党 の全 候 補者の得 票 数 の一 0パー セ ント未満の得 票 しか得 られなかった場合 は 、 補助 が停止 さ れる こ と. 3, 1975).. i. 大法 学 第 二十. lll; 細 は‘ 拙ば 稿 「ム H社 ・紺 去口の的t冶甜呼釜に関 する 出小. に な っ た 。 但し、その後 の予 選 で、 同一 政党 の全得 票 数の 二0 パー セ ント以 上の得 票 数があれば、 補助 は復活 さ れる. December Advi sory Opin i on No.1975-23,40 Fed.Reg. 56584(. 旨の規 定 も 置かれて いる ( 1. 九 七七 年 、 一五 八I 一六 一頁 参照 。 連 邦 最高裁 の新 判 例 」比 較法 政 第 十 一号 、 一. .Ct. 96S at. 後 述 、 第 四章 第 日 節 l参 照 。. 665. 拙稿「 選 挙 運 動 費 の支 出制 限を 違憲と し た ア メリ カ連 邦 最高裁 の判 例 と 選 挙資 金 問題 の再 考 日 」近. ( 3). ( 2). - 52 -. 第25巻第 2号 近大法学.
(9) (""') The Federal Election Campaign Act Amendments of 1976, Public Law No. 94-283, 94 th Congress, S.3065, May 11, 1976. (要武要'$1-%\\匹ぐ阻;%\la竺' ...:.., 溢S益*l�-\Jilf怠虹:..!.i-i,�' -i<甜差:..! .l.-!, l:'tti侮めぷ�:::::ぷ��,.('� ニ心酌由ヤ心心全' .:.G.i-i,;'.:>ゃs き(;[ill呈や' i�.:..Ji ::\rS要武杏���坦如洛出ヤ心坦$::). J. 2. ��- 匡悉'...! .l.-!, l:';'1出如叙:::::心要武悉垂く釘伍§竺, .;BS芝A紅料ぺ心b(益翌 U.S.C.—. (新) ..\)...;� 竺- �悉如和ヤ). °. § §431,431 note,432,434,436,437b,437 c,437 c note,437 d,437 e,437 f,437 f note,437 g-439 c,441 note,441 a-441 j,455.. 18 U.S.C.— §591. 26 U.S.C.. -§§9002,9002 note,9003,9004,9004 note,9006,9007,9008, 9009,9012,9032,9033,9034,9035, 9035 note, 9039.. (L')). Pub. L. 94-283, §§101 (a)- (d),105 ;2 U.S.C. § 437 c(新).. (<D). Ibi d,Subsec. (a) (1). ;l;j出菩ざ→ ・←送翌寧全疸送G�*-姦S匝月妥'..!��出4号ヤ心ゃG..>J和ぷやこ心. (t-). Ibid,Subsec. (a) (3).. (00). Ibid,Subsec. (a) (2).. (m). Ibid,Subsec. (c).. (Sl. Ibid,Subsec. (b) (1).. (:::). Ibid,Subsec. (b) (2).. (臼). ° 96 S.Ct.at 746 G*-t:''<- _,_ 弄1*G� 芸甘定印附ま 幸蕊. :\,}冬恙[:l.'翠l十国染碩爺1 1 1 ・ 臣ぐ口主曲. i�-\-lギ�- 自回寓総翌竺. ��- t応涅翌恩'..! ("こや竺- �磁や.,)�*や;.; ,{l o (臼) (;::). Pub. L. 94-283, § 104 (b) ;2 U.S.C.§434 (e) (1)(節, Ibid,Subsec. (e) (2) (B).. °. ー怨 —. 翌·( ' )梱皿e国『俎ぶ弛苔心苺一 社S祗裾辛 叫 g弼g( ストり4 1 7船隈如竪ー ―如丑似eむ猛沼拙笞. 回抱踪111・自ぐ口主曲, I�-\J-\J出ill'll — II涅]寓玲笙°.
(10) 四. U .S .C . § · 432(c)(2)( tlil. P ub.. 103(b) ;2. I bid,S ubs ec. (b)(4)(B ) ·. . tli) 441 a a) (5) (. (. · ) Jli 44lb(b) (4)(A ) (. ( 16). bid,S ubs ec.(b)(3)(C ) . I. § U .S .C .. . tlil l j. . tlil 4)(B ) ( ` (. . 441 a(a) (2)( tli) 441. 9033(c) (1) (B ). U .S .C .§. 旧 条文)参 照。 (. 3). ` (. .C .§. U .S .C . §. ( 17). I bid,S ubs ec.(b)(4)(B ).. 608(b)(l). U .S. 112(2) ;2. ( 18). P ub.. .. . ( § 15) P ubL. 94,283, L. 94,283,§. ( 19). I bid,S ub sec. (a) (1)·. 112(2) ;2. 20) (. § 18U .S .C .. L. 94,283`§. ( 22). ( 21). S ubs ec. (b)(2) . I bid` 112(2) ;2. ).. 112(2) ;2. DJ許. ( I. § 306;26 U .S . C .. 一. - 54. ( 23). 611. . 24) P ubL. ( § 94,283, L. 94,283,§ P ub.. P ub.. 18U .S .C . §. ( 25). 26) (. L. 94-283`§. ( 27). バック リ ィ事 件 の影 響と残 され た 問 題点. 未 解決 の 問 題. 組 み 、 献金 制限 と 支出制限 と に つ いて 、そ れ ぞれ 合憲‘ 違憲の判断 を下 したが、 若干 の問 題につ いて は 、 特定の事実. バー ガー ・コー トは 、 バノ ク リ ィ事 件 に おいて 、連 邦最 高裁 がそ れ まで意識的 に回避して 来た諸 問 題に果敢 に取 り. (一). 第25巻第 2号. 近大法学.
(11) 選挙運動費の支出制限を違憲と し た ア メ リ カ 連邦最届裁の判例と選挙資 金問題の 再考( :) . 閲. がバック リ ィ事 件 では 提示 さ れて おら ず 、 または、 立証 を 欠く た め に、 将来の 決 定 に委 ねられる ことにな った。 これ. らの未解決 の問 題中、 特に 注 目される のは、会 社 および 労 働組 合による 献金 ならび に支 出 禁止の合 憲 性の問 題と 、 特. 九 七 六年の. 連 の 改 正法も 、 会 社 ・組合 に よる. 定の通 信 手段‘ 殊に、 テ レビ・ ラジオに よる 選 挙上の 宣伝な らび に 広 告に 別枠 を 設けて 規 制 する こと の 合 憲性の 問 題. と であ る 。. ー 会 社・ 組 合による 献金 、 支出の 禁止 「一九七 一年の 連 邦選 挙 運動 法」 および、その後 の 一九 七 四年、 ( 1) 献金 、 支 出の 禁止を 原則 的 に 維持した。. 会社 による 政治 献金 の 禁止は 、 投 票に 及ぼ す 悪影響、 議 員に よる 消職 の 危険‘ 株主の利 益侵害 等の 理由から、 前世. heTi ll ma nAc t ) 紀 末より 主張されて 来た が、 T ・ル ーズ ベル ト大統 領 が 署名 した 、 いわ ゆる 「ティル マン法」 (t ( 2) と呼ば れる 「一九 〇七年 の 法律 」で 実現した も のである 。 九〇 九年 の 刑 法典 に 編入さ れた 「一九 〇七年 の 法律 」は. 連 邦議会 の特 許により 設立 さ れる 銀行 、 会 社に対 し、 あ ら ゆる 選 挙に おける 政 治 献金 を 禁止し 、 また、 す べて の会 社 に対 し‘ 連 邦 公職 選 挙に関し‘ 政 治 献金 を 禁止した 。. 労 働組 合による 連 邦 公職 選 挙に 関する 政治 献金 の 禁止は 、 戦時中 の 鉱 山 労働組 合に よる スト ヘの反 感が 一要 因と な ( 3) y Act って、一 九 四三 年の 戦時 労 働争 議法、いわ ゆる 「ス ミス ・コナリ ー 法」 (t heSmi t Conna ll ) により 制定 さ れ、 h, ( 4) -Ha いわ ゆる 「 に より‘ 政 治 献金の 禁止は 恒 常 タ フト ・ハー ト レィ法」( t heTa rt l e yAc ) t ft. 一九 四七年の労 使関係 法. 的なも の とさ れ、 また 、会 社 ・組 合による 献金 ならび に支出の 枠 が 一般 ( 本 )選 挙の み なら ず、予 選 にまで拡大さ れ. - 55 -.
(12) こ° t. これ ら の諸法 律 により 定 めら れ た 、会 社 ・組合 による献金 、支 出 の 禁止は 、主 と し て‘連 邦法 典第一 八編 第 六 一〇. 条 に収めら れ た 。. 会社 ・組合 による献金 、支 出 の 禁止問 題は、 従 来、 最も 争 われ た 問 題の ―つで あり ‘連 邦最高裁 が 憲 法 判 断を 留保. し て来た 問 題で あった が ( 「一九 七 一年 の連 邦選挙運動法」 成立 以 前 に、 少な くとも 二回 ‘また 、 バ ック リ ィ 判決 が ( 5) 下る 前 にも、 少な くとも 二 回、 併 せて 四 回合 憲 性を 判断す る 機 会 が あったが) 、バック リ ィ事 件で は、 この問 題が 争 わ. れ なかった た め に、会社 ・組合 によ る 献金、支 出の 禁止が 、 「法 人の 表現の 自由 」を 侵害し ない か どう かの問 題は、. 未解決 のまま、将 来の判 断 に委 ねら れる こと になった 。. ( 8). ヽ しカ 九 七 一年の連 邦選 挙 運動法 」は、 すで に述べた ごと く、 右 の 禁止を 存続 しなが ら も 、 従 来 ‘裁 判所 に し ヽ 「一 ( 6) ( 7) よ り 解釈 上認めら れてい た 政 治 目 的のた め に利 用 され る 別 個 に分 離され た 碁金 」 ( 「 as e para t es nd) e gr e ga t e d fu. ・ 組合 の 選 挙運動 に及ぼす 影 響 につい ては、 次節で 詳説す る こ と とす る。. ・ 組合 によ る 献金、支 出 の 禁止そ れ 自体は 、 従 前 に比 し ‘激し く争 われ る 必 要が な くなっ た ことも. -o を 設け て 寄 附を 勧誘する こと 、 株主 やそ の 家族 への 「 投 票 引出運動」 ( get ut 't h e ,e a mpa ig ns }等 を明文 を以 て ot ec 許した から 、 会社. 事 実で ある 。 なお 、 バ ソク リ ィ事件 が 、会社. 2 テ レビ ・ラ ジオ等 によ る 広告 宣伝費の制限. 「一九七 一年の連 邦選挙運動 法」は、 テ レビ ・ラ ジ オ、 新 聞 ·雑誌 、 屋外 広告施設、 電 話等 の コミュニケ ーシ ョン. - 56 -. 第25巻第 2 号 近 大法学.
(13) 選 挙運 動 費の 支 出 制限を違 憲 と し た ア メ リカ連邦最 高 故の判例 と 選 挙 資 金問題の再考( l ・ (沿. •メディ アに よる 運動 費 に 関 し、 五万 ドル また は 有権者 人 口に 一0セ ントを 乗 じた額 のうち 、いずれか多い方 を以 て. と ころ が 、 「一九 七 四 年の 改正 連邦 選挙 運動 法」の 成立 により、 この 制限規定 が削除 さ れた た め、 コミ ュニケー. 制 限額 とし、 更に 、 テ レビ ・ラジオ による 広 告宣伝に 使用 できる のは 、 この制限額 中 の六 0パ ーセ ントに 限 定 して い. 笠. シ ョン ・メディ アに よる 支出に制 限を 加え る ことの 合 憲 性は、 今 回の バ ソク リィ事 件 でも判 断さ れ ず に 終っ過 t. バノ ク リィ事件 は、 選 挙 運動費 の 支出 制 限 を違 憲 とは した が、 多 数意 見が 、 放 送について は、 伝統的 な 「 言 論の 自. かりに‘ 連 邦 議会が 、 再び 、 コミ ュ ニケー シ ョ. 由」 に 関する 渚事件 には み ら れない 独 自な問 題が存 在する として 、 フリー ・スピ ー チに関する 一般的 事 件 と、 放 送( 殊に、 テ レビ ・ラジオ )に 関する事 件 とを 区 別 して い る 点か らみ て. ン ・メディ アに よ る 運動 代 に 制限を 加える ことが あって も、 む しろ 合 憲とさ れる 可能性 が 強い よ うに 思わ れる 。. 二 九 七一 年の 連 邦 選挙 運動法 」の 制定以 前は、 献金 、 支出に制 限 が あって も、 法 人 に関する 制限以 外 は (そ れさ ( 12 ) え‘ 抜 穴だ らけの も の で あっ た が )、 ほとんど死 文 化されて いて ‘ 選挙運動費 は 増加の 一途を 辿っ た 。 九 七 一年法. コミ ュニケー シ ョン ・メ. は‘ 献金 、 支出 制限を 実 行できる 合 理的な 額に する と同 時 に、 公開 規 制を強 化 し、 公開 規制 に より 監視の容易な 通 信. 費を 制限 する ことに よ って ‘ ザル 法 の 汚名 返 上 に 努め た 。 しか し、一 九 七四 年の 改正法 は. ディ アに 使用 す る 支出制 限 を 撤廃 し、 また、 バック リ ィ事件 により 、 一般 的に 支出 制 限 が 違憲 とされ た ことに より. 金 が 選挙 の 結 果 に 影響する ことは 明 ら か で ある 。 概 して‘ 候補者 の 「. 今後 、 アメリ カ合 衆 国 に おける 選挙は 、再び 、 戦国 時 代 に 逆行す る 感が しな いでも ない 。. コロンビ ア地 区 連邦控 訴裁の ライ ト判 事は. た め に 金を 使え ば 使 う ほど 、そ の 候 補者の 勝 つ機 会が多く なる 。 実際‘ ある 政 治 運動 の ベ テ ラ ンは 、金は 政 治 の 母乳. で ある と述 べて いる 。 しか し、真 に 問 題なの は、 この種の 母乳が政 治 過 程を ど の 程度 毒する のか 、 また、 この ミルク. - 57 -.
(14) は 修正 第 一条の 概念の 核 心 に横たわる真 実追求 過 程をどの 程度 ゆがめる のか 、 および 、最 も重 要な事 柄と して 、 議会 ( 13 ) を 通 じて 行 動する 国 民がこれ につい て 何を 成 し得 る か 、と いう こと で ある 」と 述 べている 。. 確 か に、金は 、政治の ミルク にも 毒 にもなる 一 側 面を 有 して い る 。 今後 、連 邦 議会が‘ 修正 第 一条の フリー ・ スピ. ーチを 減殺する こと なく 、金 が政 治 を 毒 する こと を防 止する には 、 テ レビ・ ラジオ 等の コミ ュ ニケー シ ョン・ メディ. アの 公平 使用 に再び 目を 向ける こと が必 要と なろ う。 一定の基 準 に従って 、 テ レビ・ ラジオ の 使用 時間 を 各 政党 また. C (帝り固 E組笈 口. I. O News」に掲 載. ·- ·O ·が 、来 る べき墳 員. は 候 補者 に割り 当て 、後 述 する よう に、 この費用 を 公費 により補 助 する こと が、 バック リィ判 決の 違憲 部分 に抵触す る こと な し に、秩 序 ある 選 挙 運動を 図る 最 善の方 法と なろう 。. ( I. 1 8 U.S.C.§ 610 m許 ).. ,57 St . .1 .1 943•ch at 44•§ 9 67 es Act •1 sput WarLabor Di. (l. . .1 ,1 .159 at 947• 20•§ 304•61 St ch ons Act i at Labor ManagementRel. , ch ,2 . 864• 1 .2 . 420 . ActofJan 907 6,1 at 4 St 8 U.S.C.§ 61 0( Bi / !). 3. 2 (4. , 335U·S. 1 .Congress ofI 6 (1 0 948) ed St t es v at Uni ons i alOrgani zat ri ndust. 選 挙 には組合 の支 持 す る特 定 候補 者 に投菜 す るよ う に組合 員 に呼 び か けた記事 を 組合 のウ ィクリ ィ誌 「The C. (5. ー一三 条 ‘ 一九 四七 ― し、 また ‘選 挙特 鉗 号を領 布 し て選 挙 運動 に関述 す る支出 を 行 な った と し て‘ 一九 二五年 の連 邦 腐 敗行 為 法第 一. 詳 細 は、 考應 し て、右出 版物 は主 と し て組合 内 部 関係 に配 ら れたも のであ るか ら禁 止 にふれな いと の末梢 的観 点 から 判 断 した ) (. i-. 件 であ るが 、多 数意 見 は‘惑 法 判断 の困 難性を 年 の労使 関係 法 (いわ ゆ る タ フト ・ハート レィ法 )第 ― 0四条違 反 で起 訴 さ れたlli. i. 号 、 一九 七 二年 、 政 治 資 金 規 正 にお け る 二 つのパ ター ンー西 ドイ ツと アメリ カ にお け る試 みー 」 早 稲 田政 治 公法 研 究 、第 .一 拙稿 「. , 352 U.S. 567 .W orkers .Uni が 、特 定 の国会 議員 候補 者 労慟組合 U.A.W. 957)( (1 o ed Aut es v d St e at t t ― ―五頁参 照 );Uni. - 58 -. 第25 巻第 2 号. 近大法学.
(15) 選 挙運動 費 の 支 出制 限 を 違 憲 と し た ア メ リ カ 連 邦最 高 裁の判例 と 選挙 資 金問題の 再考(_) . 閲. 0 の選 挙 に関連す る献金 、 を 支援 す る コ マー シ ャル ・テ レビ放 送 を スポ ンサ ーす るた め に組合 代 を 支出 す る こと は ‘1 8U.S.C・安61. 支出 の禁 止規 定 に反 す ると し て起訴 された事 件 であ るが 、多 数 意 見 は、右 のご とき放 送 は制 定 法 の禁 止内 に入 ると し た が 、本 件事. .562 と三 人 の組ムロ役員 .Uni .562 v on No ers LocalUni LocalUni pef i t t on No at e s, 407 U.S.385(1 t ed St 972)(労働組ムロPi. t t pe{ ers i 詳細 は ‘拙稿 、 前 掲 論文 ‘.一 ―六 頁 参 照 )のほか、最 近 の、 Pi 情 の下 では‘惣 法 問 題 を 判 断 す ぺき でな いとした ) (. ド ル の政 治 献金 を 行 な った と し て起 訴 さ が、共 謀 し て‘組合 によ る政 治献 金 禁 止規 定 に違 反 して‘ 連邦 公 職 候補 者 に対 し約 一孔 Ij. れた事 件 であ るが、従業 員 の 「 自発 的寄 附 によ ってな された某金 」 から の政 治 献 金 な ら ひ に支出 には、会 社 および 組合 によ る政 治. 会 社 ・組 合 の政治献金 に関す 8 U.S.C.§ 61 0 は適 用 されな いと判 断 され た ) ( 献 金 な らび に支出 を 禁 止 す る 1 詳 細 は‘ 拙 稿 「. 疇. る米 連邦 最高 裁 の新判 例」 比較 法 政 ‘第十 一号 、一九 七七年 、一四0 | ―四五 頁参 照 );Cortv .As h 422 U·s.66(1 975) (ア メ. リ カ合 衆 国 第 二 の大 鉄 鋼会 社 ベス レー ム社 、会 頭 、 コート ( St ewartS.Cort ) 氏 が、特定 候補 の名前を ふ せた 選 挙広 告 を. ,U.S.News and W orl ,Ti me の全国誌 のほ か 、 一九 の ローカ ル紙 に出 した ことが 、会 社 は選 挙広 告 に d Report <:lit: News W eek. 会 社 資金 を 費 やした と し て株主 か ら民事 責 任を追 求 さ れ た事 件 であ るが 、刑罰規 定 は、立 法 趣 旨 等 から 民事 訴権 が黙示 され て いる. 詳 細 は、拙稿 、前 掲 論 と推 論 でき る特 別 の事 情が な い限 り、民事 訴権 が 当 然 含 ま れ て いる とな す ことはできな い旨判 示 さ れ た ) (. 文 、 一四 五 ー 一五 八 頁 参 照 )でも 、合 悪性 の判 断 を 避 け て いる。. 比 較 的 明確 な判 断 を 示 目 的」 に関 し ては、後 者 の二 つの判 例 で、 因 み に‘ 連邦 最高 裁 は、会 社 お よび 組合 の献 金 .支出 禁 止 の 「. し て いる。 す な わ ち 、 組合 に対す る献金 禁 止 の主 た る目 的 が 、組合 員 が 強 制 的 に意 に反 す る献 金 を 強 いられ る ことを防 止 しよう と. す る のに対 し、会 社 に適 用 され る場合 には 、 「 大 献金 によ る選 挙 の影 饗 」 を 第 一目 的 と し て考慮 しな ければ な ら な いことを 示唆 し. | -i ハ一頁参 照。 9 た 。 詳 細 は 、拙 稿 「 会 社 ・組合 の政 治献 金 に関す る米 連邦 最高 裁 の新 判 例」 前掲 比較 法 政 ‘一三一. 法 人 の表 現 の自由」 と の関 連性 にお いて考察 す べき問題 であ るが ( な お、会 社 およ び 組合 の献 金 、 支出 の問題 は、 一般 的 に、 「. 連 邦 最高 裁 は、 コミ ュ ニケ ー シ ョン ・メデ ィ アは‘ 一般 的 に、 「 表 現 の自由」 を 有 す る と し て いる。 New Yor .� k Ti mes Co. の 三 )」 法 と秩 序 、 第 四 巻 三 号 、 一九 七 四年 、三 八頁 以下 参 照。. J. ,376U.S.254(1 其 964) これら の詳細 に ついては、拙 稿 「アメリ カ にお ける政 治査 金 規正 制 度 の改革 と憲 法 上 の諸 問 題 ( Sull i van. - 59 -.
(16) ( 6. .Uni .562 v 前掲 、 Pi t t ers LocalUnio pe fi n No t ed St at es •407 u.s. 385 (1 972)�下 級裁判 決 434 F.2d 1127(1 970). 一九七 i. 年 の連邦 選 挙 運 動 法 第 二0 れ条 「 ……会 社 ま たは労 働組合 が 政治 目 的 のた め に利用 され る別個 に分 離 さ れ た基金 を 設定 ‘. i. 参 照。詳 細 は‘拙稿 「 会 社 ・組合 の政 治 献 金 に関 する米 連邦 最高 裁 の新判 例」 前 掲 比較 法政 ‘ 四〇 ー 一四五 頁 参 照 。 (7 ). 連邦 法典第 一八編 第 六 一0 条 に言 う r 寄 附 お よび 支出 の禁 止」 に ) (カ ノ コ内 箪 者 )含 まれ 運 営 し て‘寄 附を 勧 誘す る こと は、 (. ,1 ,92 nd Congr ,Pub , .7 .L.No .9 な い。」 The Fe 2,225 ess•s. 382 972 • ActofFeb deralEl ect i on Campai gn Actof1971. iJL七 一年 の連邦 選 挙 運 動 法 第 一―. oli条 「…. …会 社 が そ の株 主 およ び. 株主 の家族 に対 し て行 な う通信 ま たは労慟 組合 が そ の組合. ,§205 .拙 訳 「アメリ カ合 衆 国 『一九七 一年 の連邦 選 挙 運動 法ピ 近 大 法 学、第 二二巻 二号 、 一九 七 四年 参 照 。 at.3 86 St ( 8). … … は 、( 連 邦 法 典第. 一八 編 第. 貝 および 組合 員 の家 族 に対 し て行 な う 通信 ‘会 社 が そ の株主 お よび株 主 の家族 に向 け て行 なう 、ま たは労慟組合 が そ の組合 員 およ. st rat i on campai gns)および投 票 引 出 運動 び 組合 員 の家 族 に向 け て行 なう 非党 派 的な登 録 運動 (regi. .拙 訳 、前掲 参 照 。 .§205 カ ノコ内 箪 者 )含 ま れ な いo』 I d 寄 附 およ び 支出 の禁 止」 に )( 六 iO条 に言 う r. i. 年 の連邦 選 挙 運 動 法』 制定 経 緯 とそ の後 の動 向」 比較 法 政 ‘ 第 h対 ‘ 一九 七 四年 、 二. )•803( (9 ) 47 U.S.C.§§ 80!(1 a)(1 )( B) (! A)( Bi !) な お、拙稿 「ア メリカ にお け る r―九七. 四 ーニ六頁参 照。. ,I .1041(1 .v .Jenni 973)で、 コロ ンピ ア地区 連 邦 地 裁 は、新 聞 、 nc bert i es Unio ngs •366 F.Supp n can Ci vilLi ( 10) 但 し、 Ameri. 邦 選挙運動法第 一0 四条 佃 は、出 版 の事 前 抑 制とな り‘修正第 一条 に違 反 す る と の判 決を 下 し て いる。. i. 雑 誌 等 に広告 を 掲載 す る場合 に、そ の広 告費 の支出 によ り支出 制限 額 を 超 えな いこと の証 明を 候補 者 に要 求 する 、 九 七 一年 の連. 限 できるとする考 えは、 修 正 第 一条 の全 く 予 知 しな いと ころ で あ る」 と した意 見 の注 で、 テ レビ ・ラジ オ に適 用 さ れ る 『 公平 の原. ( 11) 連邦 最高 故 は‘バ ノクリ ィ事 件 で、 「 政 府 か社会 のあ る セグ メ ント の言 論 を 、他 のセグ メント に関 連 す る声 を 高 め るた め に、 制. ,395 U.:3 . 3670969)で、当 裁 判 所 は‘連邦 通信 委員会 の採 用す る 『公 平 の原訓� .v•F.C.C. ng Co Red Li i on Broadcast 』. ,not .at649 e 則』 (f ai rness doct ri ne)に つ いて、 そ の脚注 で、特 に次 のよう に言 及 し て、 そ の特 殊性を 弛 調 し て いる。 96 S.Ct . 55. - 60 -. 第25 巻 第 2 号. 近大法学.
(17) 選挙運動費の支出 制限を違憲としたアメリ カ 連邦 最高裁の判例と 選挙資金問題の再考( j . 閲. 13 12. の政治論説 および個人攻繋 に関する部分を合 惣とした。 『 公平 の原則』 は、放 送 局が番組を編 成 するにあた って、公衆 に重要. な論争あ る問題 の討論 に時 間を割り当 てること、および論争 のある双方 の側 に時 間を提供することを要求 し ている。 レ ノド ・. ライオ ン判決は、 『 す ぺての個人が話し、咎き、出版す る権利 に匹敵する無制限な修正第 一条K の権利を放送 に想定す ること. は意味 のな いこと であ る」 と いう ことを示す こと によ って‘ 『 放送 メディアは、伝統 的な フリー ・スピ ーチに関する小件中 に. 本 件の裁判所 の意 見 の全訳 に ついては‘拙訳 「コロン (. 提 起されな い、独自 で特別な問題を引き出すも のであ ることを 明らか にして いる1なお、Col e m oadcast umbi i a Br ng Syst. , 41 . V•De t t 2 U.S.94(1 3) 97 mmi ee cNat i onal Co i mocrat c fn i. ピ ア放送会社対民主党全国委員会事件」 法と秩序、第七巻第六号、 九七七年 、三六 ー五八頁参照 )でも‘ ' >ソド こフイオ ン. 巾件を引用して いる。したが って、 レ ノド ・ライ オン事件 の先例は、被卜告 人の、連邦選挙運動法 §6 0 8( ) の制限 は、 こ e)(l. う余地 のな い制限的結果とは反 対 に、 r 公平 の原則』 の推定される結. J.. - 61 -. の r 伝統的な フリー ・スピ ーチ に関す る事件』 における修正第 一条上 の個 人の権利 の許容 され得る制限 であ るとの主張 の根拠 0 8( を失なわせること になる。 のみならず 、§6 e)(l の )争. 9 395 U.S.at3 3)。 果 は、公的な問題に ついて、 『 報道範囲 の屈と質とを助長すること になる」も のであ る (. . J. ,Pol 004. 001,at1 e L. 1 5 Yal sMoneySeech 9,8 l on " i ut t i nst csa i t i ght i nd Co Wr. 拙稿 「 会 社 ・組合 の政治献金 に関する米連邦最高裁 の新判例」前掲比較法政‘一四〇 頁参照。. y Skell. バ ソク リ ィ事 件 によ る 影響. 会 社 ・組合 の選 挙運動 に及ばす 影響. こ こ で‘連 邦最高裁 が 、献 金 制限 を合 憲 、支出制限 を 違憲と したこ と によ り、会 社や 組合 の選 挙運動 が ど のよ うな. に).
(18) 近 大法学 第25 巻第 2 号. 影響を受ける か、前 節と の 関連 上 、 個 別的問 題ではある が、 先ず 最 初に 、 考察 して み よう と 思う 。( した がって 、直. ) 接 •間 接の 一般的 影響に 関 して は、前 後 して しまうが、 その 次に 述 べる こととする 。 ( 1) 「一九 七四 年の改 正連 邦 選 挙運 動法 」 は、 会社 ・組合の 政治 活 動委 員会が、 六 カ月 以上登録 し、 一年 以内に五0人. 以上 から総額 一、 00 0ド ル を 超える 寄 附を受け、 または 一、 0 0 0 ドルを 超える 支出を 行 ない 、 か つ、 五人 以上 の ( 2) 連 邦 公職候 補者に寄 附を すれば 、政治委 員会となる ことが できる と した か ら 会社や組 合は、そ の 設ける 独 立 の碁金. を 政治 委 員会と して 登録 する こと は 容 易となった 。 の み ならず 、 連邦最 高裁 が、 バック リ ィ事 件 で、 会社や組 合の設 ( 3\ つに限る 必 要のない ことを 確 認 した と おり 会 社 は、 部 局や子 会 社ご と に 碁金を 設ける ことに. ける これらの基金 は. - 62 -. より 、 また、組 合は、地域 や地方 のユ ニッ トご とに政治 活 動委 員会を 創 設する ことにより 、政 治 委 員会を 分 芽増 殖す. る こと は 極め て 容易であ った 。 これらの政治 委員会は 、 特定 の 候 補者に 献金 する にあた って は 、 会 社 や組 合 とは独立. 九 七六年の改 正連 邦選 挙運 動 法 」が 成立する ま 個 別的指 示を 受けず に 決 定 しなければ ならない とは 言え、 に ’ ( 4) では、 各 政 治 委員会は 、そ れ ぞ れ 、 一候 補 者に 五、 00 0ド ル ま での 献 金 をする こ とが できた か ら 個人 献金の 場合. は 、 大き な 制 限 を 加え た 。 すなわ ち 、 同改 正に よって 、あ る 会 社や 労働組 合 により 設け られて いる 政治委 員会 による ( 5) 献金 は 、 子会 社や 支部 等 に よ る 分を 含め、 単 の 政治 委員会 に より なさ れたものとみなさ れる こと に なった た め 政. こ ろで あ った た め、 会 社や 組 合の 政 治 活 動委 員会 による この 献金 活動 に 対 し‘ 「一九 七六年の 改 正連邦 選 挙運 動法」. これは 、 少なく とも 、 献金 額に 対 し制限を 維 持 した い と 考 え る 議会( 殊 に‘ 民 主党側) にと って は 放 任で きない と. ことが可能 になった。. と異 なり 、これ ら 特別の 利 益集 団に よる 献金は 、 バック リ ィ事件 での 連 邦最 高裁 の指 摘 ど おり 、 い く ら でも 増大する. ― 1.
(19) 治活 動委 員会は、 同 一候 補 者に対 して は、 五、 000ドル を 超えて 寄 附する ことは 不可能 になり 、 少なく とも 、 献金. 面での メリ ットは 、 一九 七六年の改 正に より 甚 しく 滅少する こと に なっ たわけ であ る 。. 候補. しかし‘運 動 費の 支 出 面では‘ 運 動費の 支出 制限は結 社の自 由 を 阻害する と の 、 バック リィ事 件 での連 邦最 高裁 の. 強い 支持を 受 け た ことに よって 、 会社や組 合の政治委 員会は 、 今後 、 無制限の選 挙運 動 費の 支 出 が 許されるi. 者に より 授 権も しく は 要 求さ れ たり 、 特 別のつ ながり がない限り(しか も、これらのつ ながりの 立 証は 極め て 困難で あ. る )ーー ー こと になり 、 しかも‘ テ レビ・ ラジオ 、 新 聞・ 雑 誌等の コミ ュニケー シ ョン ・メディ アに よる運 動 費につ い. て も、 特 別の 制限 が置か れて いないか ら、 バック リィ事 件 の 「 支 出 制限 を 違憲 」 と し た判 決 に より 、 会社や組 合の 「. 一般 的影 響. コ. - 63 -. 選 挙運 動」は 、 極めて 拡大さ れる ことに な っ たわ け であ る 。. 2. 次に 、バック リィ事 件 に よる 一般 的影響につ いて 述 べて み よう と 思う 。. 第 一に、 バック リィ事 件 に よる 直 接的影 響として は 、 前章 で 述 べた よう に、 違憲 と さ れ た事 項の改 正である 。連邦. 「 一 九 七 一 年 の 連 邦選 挙運 動法 」 の 制定 前 に‘ 運 動 費に 支 出 制限を行 なって い た州 は、 アラバ マ州 と ミシガ ン州 に ( 7) すぎなか っ たが そ の後 、 各州 が‘ 連 邦にならって 、 支 出 制限 立法を急 激に 制定 し 、 バック リ ィ事 件 の判決 当時、 ( 83 ロン ビ ア地 区と 三 五州 が、 この 種の 立法 を 制定 して い た. 選 挙 運 動法に 関 して は、 前章ならび に本 節で の指 摘 の よう に‘ 連邦 議会 に よって ‘ 改 正を 受け たが 、支 出 制限 が 違憲 ( 63 とされ た こと に より 、州 に対 して も 極めて 大きな影 響を 及ぼす こと に な った. 選挙運動費の支出制限を違憲 と し た ア メ リ カ 連邦最高裁の判例 と選挙資 金問題の再考( -J ・ (完.
(20) (93. 、少ない州 で 五 万ドル、 多い州 で三 〇 支出制限 額 の 程度 は 、州 に より まち まち で ( ― つには 人口差を 反 映して いる ) 万ド ル か ら 六0 万ド ル に 及 んでい る. ま た、 三 一州 では、候 補者 と無関係 に 個人が支出する 額 につい て も 制限を設けて いる が、 これ ら の 法 規 も 、当 然改. 正を 必 要 とする こ とになる. 第 二に 、連 邦最 高裁 の 支出 制 限 を違憲 とし たこ とによる 間 接的 影響も 看 過できない。連 邦 や 各州 は、 献金 制限 を 維. 本誌. 支出 に名 を 借り た献金 」 をどのようにして 取 り 締る か に 頭を 悩ま すこ とになる 。 この 「 支 出 に名を 借 持 する 限り 、 「. 抜 穴」 の 危 険 に つ いて は 、 バッ ク リ ィ判 決 での、 ホ ワイ ト判事 の反 対意 見に おい て も 指 摘さ れ り た献金 」の 「. 前 々 号の 評釈中に も ふれて おい たの で詳 説を 省 くが、 類似の 「 抜 穴」 が 随所に 出 現する こ とになろ う か ら、 この 種の ( 12 ) 部み られる が、) が必 要 とされ. 抜 穴」防 止 の ため に、連 邦 や州 議会 は 、 新 たな 対策 (-九 七六年の改 正法 中にも 「. よう 。. 連 邦 最高 裁は 、 バ ソク リ ィ事 件 で ‘違憲 とし た点 について も、 合憲 とし た点について も‘ これ ま で に な い 詳 細な 意. 見を 述 べて いる か ら、 右 以外 にも、 直 接 ・間 接に 各 種の 影響が 考え ら れ る 。 一例 として 、会 社や組 合など 法 人が 複数. の 政 治 活動委 員会 を 保持し得 る とし たこ とに より 、 今後 、 グルー プ による 政 治 活動が重 要 性を 帯び て 来る こ とは、 会. この 問 題につい て 論述 す る こ ととする 。. 社 ・組合 の 献金、 支出問 題に 関 連 し て 既述 し たところ である が、 中でも 、 最も 注目される のは 、 大 統 領 選挙 公費補助 制 度 を 基本 的に 合惣 とし たこ とに よる 影 響である。 次に、 一節を 設け て. 一. - 64. 第25巻第 2 号 近 大法学.
(21) 選挙運動費の 支 出制限を違憲 と し た ア メ リカ連邦最高裁の判例と 選挙資金問題の 再考( ::) ・ (沿. (l ). 、. 七 号 、 一九 七 五 年参 照。. ,88 St ,1 ,Pub .1 . .L.No .93,443 ,Act ofOct .of1974 . 974 1 5 at 263 s gn ActAmendment ect i on Campai The FederalEl. .§1 2 U.S.C.§§ 431( d)•433 (! Bit)· I d 01;. 拙 訳 「アメリカ合衆 国 r―九 七 四 年 の改正連 邦 選 淫連 動 法』 日口」 比 較 法 政 ‘第六 (2 ). 、. 主 要 な特 別 利 益 団 体 が. 、. 株主 および 組合 員 か ら献金 を 勧. ー. 支 持 者 達 か ら個 人献 金 を寄 せ集 め る こと によ っ. 、 で‘ 連邦 選挙運動 法 は‘ 「 す べて の個 人 および 団 体 が 候補 者 に多頷 バ ノクリ ィ判決 中 の脚注⑳ ( 96S.Ct.at639). の献金 を す る能 力 に大 き な制 限 を 課し ては いるけれ ども. (3 ) 連邦 最高 裁 は. て 、ま た 、選 挙運動 法 によ り候補者 へ献金 す る こと が許 さ れ て いる政 治碁 金 を 増 やす こと によ って、候補者 へか な り の献金 を 行 な. 、 う道 を 閉ざ し ては いな い。主 要 な例 と し て、 ( 連邦法 典 第 一八編 ) (カ ッ コ内箪者 )第 六 一〇 条 は 会 社 および 労働 組合 に自 発 的. 、. o nCamp a e ct g nActAme n d i i lEl 献金を勧 誘 し て 、政 治 目 的 に利 用 でき る独立 の基 金 を 設 ける ことを許 し て いる (The Fede ra. ,§1031( ,supra これら の碁金 を 運 営す る た め に 、 お よび 、従 業 員 。 ment s of1974 カ ソコ内 箪者 ). 0 0 0 ド ルま で献金 す る ことが でき る。 ……連邦 選 挙 運動 法 は 、会 社 が そ の部 ・諜 や子会 社 を. 、. 誘 す るた め に 、会 社 や組合 の資金 を 無制限 に利 用 でき る。各 分離 され た基 金 は、当 該基 金 が 政 治 委 員会 と し て の賓 格 が与 え ら れ る 限 り、 ー選 挙 一候補者 あ たり、五. 各. の献 金 源 の増殖 の可能 性 は、 決 し て微 々た るも のではな い。 一九 七 二年 中 に、現 に活動 し て いる約 一‘八 .一 四 、0 0 0 の会 社 が 連. 利 用し て、 ま た は、全 国 労働 組合 がそ の地 方 や地 域 の ユ ニ ソトを 利 用 し て形 成 す る碁金 の数 に つ いて何 ら制 限 し て いな い。 これ ら. 、. ユ ニ ソト の甚金 は、特 定 の候補者 達 に対す る献金 の決 定 な いし判 断 が 、親会 社 や全国 ま た は地 域 ユニ ノト によ る統 制な いし指 示を. 邦 収 人 税 の申 告を提 出 した。 … · :同年 中 に‘ 七 一 、四〇 九 の地方 労 組 が 全国 的労組 によ り 公認 さ れ た。 … • 連 邦 選 挙運動 法 は • •. e Th e Th. ,§1 e o upra 01. 4•s s of197 gn ActAmedment pai m a n i t c lEl Fede ra C ,§ 112 ;2U.S.C.§ 441 a( pai gn ActAmendment era lEl on Ca m ect iii)• 5)( a)( upra s of1 976•s i Fed. 受 ける ことな し に行 な わ れ る限 り、同 法 の許 す 最高 限 の献金 を なす ことを許 し て いる。 … …」 と 述 べて いる。. (4 ). (5 ). ,Buckl ,at853. a L.Rev. 852 umbi .Comment m,76 Col r gn Refo ey v•Val eo:The Supreme Courtand FederalCampai cf. 6 ) バ ソクリ ィ判 決 は、直 接 には‘連 邦 選挙 運動 法 に関す るも のであ る が‘ 修正第 一条上 の権 利 は‘修 正 第 一四条 を 通 じ て、州 にも ( ,268 U.S.652(1 925)· k w v•New Yor /o t 適 用 され る。cf.Gi 7. - 65 -.
(22) `. `. . 8 ) Her 976) s oft he Ameri can Academy 1,at4(1 r m,425 Annal ect i on Refo bert E.Al exanderRet hi nki ng El (. , 88 Har .1111 at1254 not .L.Rev (9 ) な お、 De ミel e 122 参 照 の こと。 v ect i ons opment si nt he Law-|El 2. ,op. , .not 2. t ci e1 ect ons i he Law | El nt si opment •De ミel cf. な お、 カリ フォル ニア州 で は 、有権 者 人 口 に九 セ ントを 乗 じた 額 であ るが 、 ニ ュー ヨー ク州 では、有権 者 人 口 に五 0 セ ントを 乗. じた額 である等 、大 きな 州 ど おし に つ いてみ ても 格差 が あ る。 ,op ,at4 . ( .ci 10) HerbertE.Al t. exander. 公費補助 制度 と 今後 の課題. 控 えるおそれ が多分 にあ り 、善 意 の市 民 による選 挙運動 に、逆 に、冷 却 的影 響 ( chii ect ng eff )を 及ぼ しか ねな い。. =. のわず らわ しさと、 候補 者 と は独立 に行 な う運動 費 の支出 が 「 献金 」 と し て疑 われ るおそ れが あ る こと から 、市 民 は、 選 挙運動 を. 支出 に名 を 借 りた献金 」 の防 止 には、あ る 程度役 立 つかも 知 れな いが 、 他 方 、 報告 を要 求 し て いる。 この規定 は‘ 一方 では、 「. 立 に行 なう 一0 0 ド ル以上 の運動 費 に つ いては、偽 証 罪 の対象 とな る 「 真 実 宣 言」 付 き の報告 告を 連邦 選 挙委 員会 に提 出 す る こと. . . (11) 96 S.Ct 6 4 7 t a . The Fe ,§104; ,supr e) ( 12) cf a ’こ の規 定 によ れ ば 、独 ( ffi 2 U.S.C.§434( s of1976 gn ActAmendment on Campai i ect alEl der. 曰. l 公費補 助 の問 題点 (l ). バ ソク リ ィ事件で、大統領 選 挙公費補助 制度 が合憲とされ た こと に より 、 アメリ カ合 衆国 は 、 公費補助 制度 を 今後. 更 に 強化 し、 現在、大統領 選 挙に のみ 適用 のこの制度 を 、 近い 将来、国 会 議員選 挙に対 して も 適用 さ せる 声が 非 常に. - 66 -. 第25 巻 第 2 号 近大法学.
(23) 選挙運動費の 支出制限を違憲 と し た ア メ リ カ 連邦最高裁の判例 と 選挙資 金問題の 再考I ) . 閲. (4 ). ( 2) 昂 ま っており とり わ け、 エド ワー ド・ケ ネ デ ィー上 院 議員が 、以 前より、 こ れ を強 く 提唱して いる。 また ( 3) いても、 今後おそ らく、 公 代 補助 制 度を拡大強 化 する と 思われ る。. ,d9. 什’ こお ー. 本 稿 曰 (本 誌前 々号 )でも、 若 干 ふれてお いた ごと <、 公費 補助 制度は、 私的 大献金 の 不当 な影響 を除去す る 上 で. 重要な 手段で あり 、 献金 制 限に よ って必 然的 に 資金 集め の 負担が 増すこ と になる か ら、 私的 献金 勧誘の 厳 し さ か ら解. 放す る 手段と し て、 まさに、 最善の 策と 言え よ う 。候補 者が、 選 挙 資金 調 達に 費 やす時 間 を、本 来 の 思想の 伝 達目的 に 費 やす こ との 方が どれ ほ ど 有益で ある か は 言うに 及ば な い。. と こ ろで 、 アメリ カ合 衆国の 公骰 補助 制度 で 注目され る のは、 多く の 諸国 に みられ る よ うに、 私的 な選 挙 運動 財 源. に、その 足し 前と し て 一部の援助 を与え る と いうこ と で は なV、 選挙 運動費 の全額 を公費 で 肩代 り する と いう方 向を. 打 ち出 し て いることで ある。 (但し ‘現 在の 大統 領選挙 で は、 「 国 民の 自発的 選挙 」と いう伝 統と の 調 和か ら、 公費. 補助 を受 け るか受け な いか の 自由を 認め て いるが、 一度 び受 ける こ と にな った 以 上 は、 公費 補助 に 伴 う制 限 額 の適用 リ. こな る。 こ屈 ) "す こと ー n (. さて、本 稿 日で 既に 指摘した ごとく、 バ ソク リ ィ 事 件で 、 連 邦最高裁 は、 大政党に 原く 小政 党 に薄く の配分 方 ( 5) 公費 補助 制度につ いて、 将 来 ‘不公 平な差別 の 主張 が あれ ば、そ の 点に 関 す る 個別 的事 法を 原則的 に支 持した が. 実の 立証を 挨 って判 断す る 点を 示唆し て いる。 大統領 選挙に関 する 公費 補助 の場合 は まだしも ‘連 邦上 ·下両 院 議員. の選挙につ いて も、 大統 領 選の例 になら った 、「 全額 肩代 り 、補助 額 以外の支 出 制 限 」の 方法 を 採ると なると 、 現職. 議員に 極め て有利 と なり 新人候 補 に不利 に なる (し た が って また 、 現在 ‘連 邦議会 の 多数 党で ある 民主党側に 有利と 6) ( なる )こ と は極め て 明白で ある。 こ のような改正 案が 連 邦 議会 に 提出 される こと になる と、共 和 党側は 全 力を 奮 って. - 67 -.
(24) 反対す る こ と は 目に見 え てお り 、 議会 に お い て修正 案の 提出 等に よ って争う だ けで なく ‘連 邦裁 判所 へ提訴 すること. も 考え ら れよう 。この場合 、 公費 補助 額が 共 和党 側の考える 運動費 を 満た す に 不十分で あ る 場合 には ‘連 邦最高裁 に ( 7) 「不十 分 な言論」 の強 制 による 修正第 一条違 反の 判断が 下る 若 干の 可能性 を、 バック リ ィ 事 件は 一応残した わ. より. けであ る。. 「一九 七六年 の 改 正連 邦選挙 運動法 」の 成立により 、 一応収拾 の 方 向 へ. 九 七四年 の改正連 邦選 挙 運動法 」の ア メリカ合 衆国が ウ ォー タ ーゲ —卜事 件により受 けた 衝繋 は、 法 的には、 「 一 成 立、 バ ック リ ィ事件の連 邦最高裁 の判例. 向 った 。バ ック リ ィ 事 件の支 出 制 限 ‘殊 に、 個 人資金 から の支 出制 限を違憲 とした 判決 は、 ウ ォー ターゲ ート事 件 で. 痛 手を蒙 った共 和 党 側には 不満の ない 判決 で あ った と 思われ る。 しかし、他 方、 公費 補助 制度と 公代補助 を 受 けた 場. 合 の支出制 限が 原 則 的に合 憲 と され た こと は、既述のよう に、 民 主 党側の 意 に叶う も ので あ った こ と は疑い ない 。こ. の結 果 と し て、 議会の 多 数 を占め る 民 主 党側は、 今後、 公費 補助 制 度の他 の連 邦公職 選挙 への 拡 大を 図る こ と は 目に ( 8) 見え てい る。. テ レビ ・ラジ オ‘新聞 ・雑誌、広 告 等 、候 補者 が 選 挙民と 有効 に コミ ュニ ケー トするの に要 する費 用は、今後 ‘ 益 々増 大 ( 9) すると 考え ら れ るが 、 ア メリ カ合 衆 国 が、 右のよう に、公費 補助 の 適用 を 受 ける連 邦 公職 者の 範囲 を 拡 大した 場合、. 十 分 な コミ ュ ニケ ーシ ョン に 必 要 な全額を 肩代 りすること は困 難 なよう に思われ る 。したが って、 世 界各国 で 通常行. なわれ てい る、 私的な 運動 費 ゜ フラ ス公費 補助 の 方法 を 採ら ざる を 得 なく なると考え ら れ、 この場合 、 通信施 設を利 用 す る 運動費 の 補助 が 最 適の 補助 項目 と し て浮上 し て来る よう に 思われ る 。. - 68 -. 第 25 巻第 2 号 近大法学.
(25) 選挙運動費の支出制限を違憲 と し た アメリカ連邦最高裁の判例と選挙資金問題の再考( :x沿. 2 今 後 の 課題. バック リ ィ事件で、 支出制限の禁止 に関し、 立法 部と 最高裁 の 考え 方が 鋭 く対 立す る ことにな ったが‘違憲 立法 審. 査権を 有する 連 邦 最高裁 の 判 断が 、 支出制 限 は違憲であ る と の 根拠に 立って い る 以上、 バック リ ィ事件の判 例が 今後. 変更 さ れない 限り 、 公費 補助 を受けない候 補 者 が自 己の選 挙運 動のた めに行 なう 支出 および 第 三者 (個人 および 団体 ). が候 補 者とは独 立無関係 に行 なう 支出は、 政府の規 制を 受け る ことなく、 無制 限に許さ れる ことになる 。 10 ( ) 一方、寄 附制限 および 強 化さ れた 公開 規 定 は 合憲 とさ れた か ら、政府 が選 挙の 清潔を 保持 しよう とする 努 力の 放 棄. が許さ れない限り 、政 府は、 今後、 公開 規 制の 厳格な 実施に 頼ら ざる を 得な くな って 来る と思わ れる 。. と ころ で、 この よう に 明らか に方 向 づけ られた 選 挙資金 の 公開 規 制および 公費 補 助 制度 の強 化は、 アメリ カ合 衆国. の伝統 とさ れて いる 、選 挙は、政 府 による ものでは なく 、 個人 および 団体の 自 発的 努力に よって 推進される べき もの 12 ( ) である とする 考え、 および 、 民主主義の ゴ ールは、 政治 的 対 話 ( p ol i t i a c ldi al o gu e )および 市民参 加により 助 長さ れ る ( 13 ) べき である とする 理念と抵触しない か が問 題となる 。 この点 に関して ‘ Al 民主 er氏は、 政治 資金 の規制は 、 「 d n exa. 主 義の 活 力、 選 挙 手続 の 清潔 、 選 挙手続 に関 する 公衆の 信頼の レベル 、 公衆の 対 話の 活 発性 、 政府により コント ロー. ルさ れて いる 事 項を有 効に 批判 し、 攻撃 する 自 由、政党 の存続 と 二大政党 制の持続 性、 政 治 過 程へ の 市民参 加等多 く. 問 題は、 単に、 腐敗の 抑制や金 銭 上の 利 益に よる 影響の 減少の み に と ど の 核 心事 項に 影響を 及ぼす 。 した がって ( 14 ) まらない 」と し、規 制 計画 や 公費 補助 につい て 、 不断 の 監視 および 評価が必 要である として いる 。. 公費 補助 が、通 信手段に よる 広告宣伝費 、郵 送費 、 広告 ビ ラの 作成費、 電 話料金 の 立替という よう な制限的 手段 に. - 69 -.
(26) よ り 行 な わ れ る 場 合 は ま だ し も 、 ア メ リ カ 合 衆 国 の よ う に 、 全 額 肩 代 り の 方 法 を 採 る 場 合 は 、 偽装 ‘ 泡 沫 候 補 の 私. 腹 を いた ず ら に肥 す こと な し に 、 真 に 必 要 な 目 的 に 使 用 さ れ る か ど う か の行 政 上 の監 視 は 容 易 で は な い。 そ の 方 法 が. せ っか く の 公 費 補 助 制 度 が 逆 効 果 を 来 た し ‘ chi ll i ng ef f ect を 及 ぼ し 冷 却 的影 響 」 ( 当 を 失 す る と 、 いわ ゆ る 「 ( 15 ) 候 補 者 と 有 権 者 間 の コ ミ ュ ニケ ー シ ョ ン の 幅 と 深 さ が 減 少 す る こ と に な り か ね な い。 (. ,ActofDe ,1 ,Pub .10 ( . 1 - 大統領選挙公腎補助制度 ( 最初、 「 大統領選挙運動某釜法」 ThePr dAct gnFun ect esi dent c i 971 i onCampai alEl. J. 加された)によれば、大統領選挙( ma j orpart 本選挙 ) については、大政党 ( y:削回の大統領選( 本選挙) の 一般投票で、その候補者が投票総数. .92,1 「一九七四年の改正連邦選挙運動法」および 「一九七六年の改正連邦選挙運動法」の成立により、 L•No 7 8)として出発し、その後、 追 修正、. 0 0 2( の二五パーセント 以上の得票のあった党を いう。26U.S.C.§9 6) ( Iii) )の候補者は二、000万ドルの補助を、小政党 ( mmorpaこgエ同. .C.§9 0 0 2(7X じく五パーセント以上、二五パーセント未満の得票のあ った党を いう。26U.S t ,v )ないし新政党の候補者は、得票数に応じた ( I. 万ドルの補助を、小政党の全国委員会は、前回大統領選( の 一般投票 における得票数に応じた額の補助を受けることができる。 本選挙). . 80 78` at76`. ( 0 34 aX b l f lO)。 ( 26 U.S.C. § 9. 但し‘いずれの限度額も、 一九七四年を単位としており、生計費 (. `. ,Congr ,vol.56,No. 977 1 gest onalDi essi gns on Campai i ect onalEl nanci ng of Congressi der i o n ofFe alFi ( 2 ) cf.TheQuest. 第十二号 、 一九七八年 )を参照された い。. な お、 アメリカにおける公費補 助制度 の歴史と現状、ならび に、それをめぐる最近 の議会 の論議 に ついては、拙稿、比較法政‘. -of vi ,l (cos t i ng) の上昇に伴 った金額 (一九七六年で、九 •一パーセント の上昇分)を加算していな い。. から受けることができるとされた. nt cc ntA ou ngPa yme chi Pr i mar y Mat を証明した場合 には、集めた献金額と同額の補助を、五Q3万ドルを限度として、 Pr es i dent i al-. 会が、少なくとも二〇州を超える州のそれぞれの住民から、 一人二五0ドルを超えない小丘叩 献金を 一州につき五、( X〕3ドル以上集めた こと. .C.§ 9008( bX1) 26 U.S ( 2lf lil )。また、予選に関しても、大絣臨四限補者として指右Fを受けようとする侯補者およびその授権された政治委員. 最高―. 8. 大政党より少な い) 金頷の補助を受けられ ( 34( S.C.§9 aXX 2) ( 3X f lil ) ` 大統領候補者指名全国大会については、大政党の全国委員会は、 26U. 00. - 70 -. 第25巻第 2 号 近大法学.
(27) 選 挙運動費の支出制限 を違憲 と し た ア メ リ カ 連邦最高裁の判例 と 選 挙 資金問題の再 郡―- i .国. (3. `. `. `. ect i on Refo r m,425 ANNALS,AAPSS May 1 HerbertE·Al ,14. hi nki ng El exander Ret 976 at10. な お、州 における公費補 助 には、各 種 の態 様 が見 られ る。 八 州 では、州 の所 得 税 から選 挙 運動 基 金 を 創 設 す る、 タ ノク ス ・チ ェ. ース. ・カ ロライ ナ の四州 では、 知事 選 挙 や特定 の選 挙 のみ に限定 し て. ) 制度 を 有 し てお り 、そ のう ち 、 アイ ダホ 、 アイ オ ワ、 ロー ド ・アイ ラ ンド、 ユタ の四州 は、各 党 へ無 ax check'off t ソクオ フ ( 制 限 に配 分 し て いるが 、 ミシガ ン、 ミネ ソタ、 モ ンタナ 、 ノ. も し、償 還 を ge)制 度を 採 用 し てお り、 メー ン州 では、償 還 を 受 け る税 のう ち 一ド ルを ( 配 分 す る。若 干 の州 では、加鉢 ( char sur. 受 ける税 が な い場合 は 、税 に 一ド ルを追 加 し て )特 定 の政党 へ支払 う ように指 定 す る ことが でき る と し てお り 、 マリ ー ラ ンド州 の. `. 10. ,ll .. Fai r Campai nanci ng Fund)ヘニ ド ル のサ ー チ ャージを払 一九 七 八年 から発効 す る法 律 では、納 税 者 は、公平 選 挙 運動 基 金 ( gn Fi ,op .ci .at exander ,H.E.Al t い込 む ことが でき る と し て いる。 cf. 選 挙 運動 費 の支出 制 限を 違惣 と した ア メリカ連邦 最高 裁 の判 例 と選 挙 資金 問 題 の再 考 H 」 近 大 法学 、第 二十 四巻 第三 •四 拙稿 「. 合 併 号 、三 四 ー三八頁 。. ,not .at672 96 S.Ct 31. e1. (4. も し、党 の指 定 を 納 税者 に許 す タ ソク ス ・チ ェック ・オ フま た はサ ー チ ャージ制 度を 採 用 す るとな れば 、一層 、民主党 側 に有 利 と. - 71 -. (8. ,at67,96 ,op . .ci . Congressi t onalDi gest. `. ア メリカ合 衆 国 でも 、選 挙 運動 費 は年 々増大 し て いるが 、 そ の比率 は、他 の民 主 主義 諸国 に比 べて、む しろ 少な いと いう 。. 補 者 が自 己資 金 から運動 費 を 支出 する場合 等 の監 視 は極 め て困 難 であ る。. 実質 的 には献金 であ る にも かかわ らず 、候補者 と の連携 を 伏 せ て独 立 の選 挙 運動費 とし て支出 す る場 合 や、公費 補助 を 受 けた候. ,425 ANNALS op . ,1 .ci .Geor . 34 at1 36 t he Supreme CourtDeci ng a nanci f rt e t ge E.Agree Publ si on c Fi i cf. `. (9. .") と述 べて いる。 i s money. ,and speech "Money i スチ ュアー ト判事 は 、バ ックリ ィ事 件 の 口頭弁 論中 で、 「 金 は言 論 であ り 、言 論 は金 であ るl( s speech. ,op ,at1 .ci . exander 三 対 一な いし三 対 二 の割合 で、有 利 であ る、 と アレ クサ ンダ ー氏 は指 摘 し て いる。 cf.H.E.Al 1. t. な ろう 。 この制 度 を 採 用す る アイ オ ワ‘ ミネ ソタ、 ロード ・アイ ラ ンド、 メイ ンの各州 の例 を み る と、 民 主 党 側 は共 和 党 側 に比 べ 、. 5 (7. 6 ・ 、. 10.
(28) ) 公費補助制度が強化されるに従 って、公費が公正な選挙の目的に使用されているかどうかの監視の要求が強くな って来る。 11 (. 2) e1 c 96 at1. gOffi n i nt i Pr `. ,Re 'sCommi .Gove nanc i alPr he Pr ( 12 ) Fi esi.d e nt i alCampai gns es i dent rn me n t portoft ss i ono mpa i gnCos t s( nCa U.S. ,at1 . . .ci ro xande e ` p 0 t 13) H.E.Al (. ,at739, .Ct 9 6S なお、バ ソクリィ事件におけるバーガー長官の 反対意見 ( 7 40) 参照。. ,o . ,at10 . .ci ( e 14 xa ) H.E.Al n t p der. ,a .ci . 2 �照。 4 ,1 34 t1 t p o. 選 挙 資 金 問 題 再 考 察 の必 要性 |—わ ぷ“国 法 と の対 比 に お いて1. ー. - 72 -. ,o ,at1 .ci , 01 ) アメリカ合衆国 における公費補助制度に関する批判と改善策に関しては、 H•E.Al 15 ( 4; t. e e p G.E.Agr r de n a x e. 五. コミ ュ ニケ ー シ ョン ・メ デ ィ ア利 用 の活 発 化 と 公費 補 助 の 必要 性 な ら び にそ の具 体 策. 言 論 の自 由 」 の本 旨 に し ろ 、 周 波 数 に限 り のあ る テ レビ ・ラジ オ の最も 有 効 か つ公 平 ・公 正 な 利 用 を 図 る こと が 、 「. 高 裁 は 、 他 の者 の声 を 高 め る た め にあ る者 の声 を 制 限 す る こと は 、 連 邦 憲 法 の予 知 し な いと ころ であ る と述 べ て いる ( 1) が 、 これ は 、 テ レビ ・ラ シ オ の コ ミ ュ ニケ ー シ ョン ・メ デ ィ アを 一人 占 め し て良 いこ とを 意 味 す る わ け では な い。 む. 言 論 の自 由 」 と の関 連 に お いて であ る 。 連 邦 最 テ レビ ・ラジ オの利 用 にあ た って、 法 的 に特 に問 題 と な る のは 、 「. って、 公 平 な 利 用 を 図 る た め には 、 特 別 な 配 咆 が 必要 と さ れ ね ば な ら な い。. 向いが 、 周 波 数 に限 り が あ り 、 し た が 挙 に及 ぼ す 影 響 は極 め て大 き い。 殊 に、 テ レビ ・ラジ オ の利 用 価 値 は と り わ け古. 一九 七 六 年 の大 統 領 選 挙 が 立 証 し た よ う に 、 テ レビ ・ラジ オ 、 新 聞 ・雑 誌等 の コミ ュ ニケ ー シ ョン ・メ デ ィ アが 選. (一). 第25巻第 2 号 近 大法学.
(29) 選挙運動費の支出制限を違憲 と し た ア メ リ カ 連邦最高裁の判例 と 選挙資金問題の再痢コ ・ (甜. 合 致す る と 言え よう 。こ のた め にも候補 者が 公衆とアク セ スする 上 に最も 基本的 で あ り 、か つ 、必 要 欠くこ と ので き. ない 、 この コミ ュニケーシ ョン ・メデ ィア 利用 に必 要 な費 用を、公費 で まか なう の が 最も 賢明 な策で あ ろう 。と 同時. に、 テ レビ ・ラジ オ に使用し得る額 は、こ の 公費 補 助額 に制 限 ( 但し、必 要 にして十 分な額 を補 助 で きる場合 に限る. が )する制度を考慮 する必 要 が あ ろう 。1 も っと も 、 わが国 にみら れる、お 茶の 間 にお 馴 染 みの 「タ レン ト候 補 」 2) ( イ ー コー ル ・タイ ム 等 の 問 題は 依然と して 残るので 、 「 平等 時 間制 」の 実 質 的 開発が 今後の 研究 課題と され よ う 。1. 民主 政治 にお ける 大 敵は、候補 者、政 党 に対す る 公衆 の 無 知、無 関 心であ る 。候 補 者と 国民 、 政 党と国民との 不断. のアク セ スによ って、国民 が 候 補 者と 政党を 知り 、また 、このアク セ ス過 程 におい て、候 補 者と 政党が 大 衆から 少額 献金 を 集め て選 挙 に臨 むのが 最も 望ましい 態 様で あ る。. なお、国民 と のアク セ スに出遅れ た 有能 な新人 候 補 のた め にも 、 少なく と も 、必 要 最 少 限のア ク セ ス ・ル ー ト (コ. ミ ュ ニケー ション ・メデ ィア の 利用 に対す る 公費 補 助 を 含め て )が 確 保され てい なけれ ばなら ない 。. . ( M oney 1s speech ). と は言う も のの、金は 、 元来 、 政 党 や候補 者の 有する 政治の担 手. 前述の、 ライ ト判 事が 指摘する よう に、 民 主的 な選挙 制 度を毒する ごと く金 が 利用 さ れ る 危険があ ることは否定 で. 金 は 言論で あ る 」 き ない 。 「. と し ての 適 格 性 ( 政 党の 政策、候補 者の 識 見、 指導性 、 経験、国民 に対す る 貢献、 政策遂 行の熱意 等 ) を国 民 に伝 達. するた めの 手段 にす ぎない 。富の 少ない 有能な 適格者の 声が 、富の 多い 候補 者 に買い 取ら れ てしまう こと のない よう. への補 助 か、候 補 者 への補 助 か に大 別 され るが 、 政 党 に対する補 助 の場合 で も、 党 の 教 育 機関 、 調査 機関等 、 特定 の. 公費 補助 制 度の具体 策と して最も 問 題と なる のは、補 助 対象と 配 分 方法 と で あ る 。補 助 対象 に関 し ては 、 政 党 の み. に、 適 切な公費 補 助 制 度 を 準備、強 化すること が 、 今後 の選挙制 度 の 課題と な ろうが 、と り わけ、そ の具体 策で あ る 。. - 73 -.
(30) 機 関を指 定して の補助 、 テ レビ ・ラジオ 等の コミ ュ ニケ ー シ ョン ・メデ ィ アの利 用に 対 する 補 助 等が みられる 。 直 接. 候補 者 へ補 助 する 場 合は、 候補 者各 自の 責 任感と独 立 は 助 長さ れよう が、政党 的色 彩と党 へ の 忠 誠 心は弱くなり 、 ひ. いて は、党 として の強 力な 政 策を 樹立 する こと が 困難となる か ら、立 法 部の 弱体 化 とその 逆作 用として 、行 政の強 化、. 官僚的 色彩の 増加を 来た すことになろ う 。. このよう なことか ら、 公費 補 助 は、 原則として 政党 に対 して 行 ない、政党 がその 公認候補 者に対 して 行 なう 補 助 等. に関して は 、 公費 が どの よう に 配分、 使 用されたかの公開 規 制以 外は、政 府 は 直接 干渉 しない 制度 が望 ましい と言え よう 。. 次に 、配分方 法である が、 この 場 合、大政 党 と 小政 党間 に どの よう な 割 合 で 配分する か 、い わゆる 泡沫候補と 真 に. 補助 を必 要と する 候補 者間 を どの よう に 区別(但し、機 会 均等を 不 当に奪う ことのない よう に) する か が争点 となる 。. 各 種の 方法 〔一例として 、 特定の選 挙期 間 内の テ レビ ・ラジオ 放送 に 要 する 費 用は全 額 を公費 で補 助 する が、その他. 他 の 費 用は 、潜在的 支 持率ー 前 回 選 挙での政党 の得 票 総数( 新政 党 の 場 合は 支持表 明 者の 署名数)、少数 献金 を 一定 額. 以 上 集めた こと、い わ ゆる 「マ ッチン グ ・ペイ メン ト」等ー に 応 じて 配分 する 〕が 考えら れ よう が 、い ず れにして も. せ っか く育って 来た 政 党の 芽 をつ ぶすことのないよう に、政 党 第 一主 義に 配分する こ と が 肝要 と 思われ る 。. 公費 補助 制度 は、運 営の態 様 如何 では 、 市 民の自 発的 選 挙に対 する 政 府 の不当 な 干渉を ま ねく 危 険 がある が、運 用. が当を 得 れば 、大献金 に よる 腐敗の 防止 、 候補者と選挙民との有効な コミ ュニケー ト等はかり知れない数 々の利益がある。. 公費 補 助 制度 について の詳 細は 、 比較法 政 第 十二号 一九七八年に譲るこ と と する。 96 S.Ct.at649,not e 55.. - 74 -. 第25巻第 2 号 近大法学.
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