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Immunohistochemical-detection of p53 in cervical epithelial lesions with or without infection of human papillomavirus types 16 and 18

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Academic year: 2021

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Immunohistochemical‑detection of p53 in

cervical epithelial lesions with or without infection of human papillomavirus types 16 and 18

著者 赤祖父 美和

著者別名 Akasofu, Miwa

雑誌名 博士学位論文要旨 論文内容の要旨および論文審査

結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科

巻 平成7年7月

発行年 1995‑07‑01

URL http://hdl.handle.net/2297/15239

(2)

医博甲第1151号 平成7年3月25日 赤祖父美和

Immunohistochemicaldetectionofp53incervicalepitheliallesions withorwithoutinfectionofhumanpapillomavirustypesl6andl8.

学位授与番号 学位授与年月日 氏名 学位論文題目

教授 教授 教授

中西 中沼 井上

夫二樹

功安正論文審査委員 主査 副査

内容の要旨及び審査の結果の要旨

ヒトパピローマウイルス(humanpapillomavirus,HPV)の感染は子宮頚部上皮内腫瘍(cervical

mtraepithelialneoplasia,CIN)及び浸潤型扁平上皮癌(invasivesquamouscellcarcinoma,

ISCC)の発症に深く関与している。とくに発癌の高リスク型HPV16型。18型ではE60RF(openreading frame)の産物がp53遺伝子産物と複合体を形成して,p53の機能を抑えることによって発癌が誘導され

ると言われている。そこで本研究では,HPV16型.18型感染の有無とp53遺伝子産物の異常集積またはp53 遺伝子変異が子宮頚部扁平上皮癌の発生進展にどの程度関連しているかについて,127症例の頚部組織の ホルマリン固定・パラフィン標本を用いて検討を行った。結果は次のように要約される。

1)ホルマリン固定・パラフィン包埋の191検体のうちβグロピンDNAの増幅可能な127検体(66%)に ついてDNA抽出・ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)・サザンプロットハイプリダイゼーション法を施行し,

ウイルス感染の有無を確認した。その結果,正常5/30(16.7%),CINI5/17(29.4%),CINⅡ 9/20(45.0%),CINm26/37(70.3%),ISCC15/23(65.2%)にHPV16または18型が検出された。

2)p53蛋白の核内異常集積をポリクローナル抗体を用い免疫組織学的に検出した所,正常,CINI,CI

NⅡは全て陰性,CINm23/37(621%),ISCC17/23(739%),染色性評価ではCINⅢよりもISCCが 高レベルであった。

3)HPV陽性症例でp53陽性率はCINm17/26(65.4%),ISCC12/15(80%)であり,一方,HPV陰 性症例ではp53陽性率はCINⅢ6/11(545%),ISCC5/8(666%)であった。またHPV陰性・

p53陰性症例は正常25/30(83.3%),CINI12/17(70.6%),CINml/20(55.0%),CINm5/37 (13.5%),ISCC3/23(13.0%)であった。

4)HPV陽性・p53陽性症例についてHPVDNAをISH法で調べると7/23(30.4%)の検出率であった。

5)HPV陽性・p53陽性の9例およびHPV陰性・p53陽性の5例についてPCR-SSCP法でexon5-8の変異

を調べるとそれぞれ2例にexon5または6に変異があった。

以上,本研究は子宮頚癌発症とHPV感染・p53遺伝子異常の相関についてホルマリン固定・パラフィン 包埋検体を用いて証明したのみならず,HPV感染と無関係にp53遺伝子変異を示す群の癌の存在を示唆し た点は高く評価された。

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