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外国語教育におけるインターネット利用の可能性と限界.その②

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(1)

学報㊦ 究⑫大研 育

田礎秋教

外国語教育におけるインターネット利用の可能性と限界.その②

ウィルヘルム ヨハネス 春水

The Internet in Foreign La皿guage Teaching.

      Possibilities and.Limits,2 Johannes H.WILHELM

1.はじめに

 本論文は外国語教育におけるインターネット上 の情報をどの様に教材や教育に役立てることがで きるかということをいくつかの観点から検討した シリーズの第二部である。前文(ウィルヘルム 2005)ではインターネット利用現状(統計デー タ,秋田大学受講生を対象としたアンケートで得 たデータ等)やドイツ語教育を実例に具体的な利 用例を紹介した。続く本文は平成16年度と17年度 の講義にて著者が主に会話の授業で活用した例を 中心に考察し,実践的に使える素材提供を目的と

する。

 著者は最近,ドイチェ・ヴェレ(http://www。dw−

world.de/)が無料で提供している「外国語とし てのドイツ語(DaF)」用教材に注目し,2〜3 年生向けの会話講義にて取り組んでみた。そこで,

そのコンテンツを紹介し,活用例を見せていく。

シリーズの第一部において数量的なデータに重点 を置いたため,本文の後半は2名の受講生を対象 に行った深層インタビューを通して得られた情報 を考察しながら質的なアプローチを試みる。

2.ドイチェ・ヴェレ(Deutsche We e)のオン   ライン教材

2.1.ドイチェ・ヴェレについて

 ドイチェ・ヴェレは訳して「ドイツの波」,つ まり,外国向けに電波を発信する国家経営の放送 局として1953年に始まり,日本の外国向けNHK ラジオなどにあたる機関である。1992年よりラジ オ以外にテレビも情報網に取り入れや1994年は当 時ドイッ初の放送局としてインターネットを情報

提供に活用してきた。

 1962年以来,ドイチェ・ヴェレは世界各国の言 語用の編集部を設け,情報を発信してきたが,国 内外の情勢変容やそれに伴うガイドラインの改善 もあり,これら言語部局の多くがリストラされて いき,残念ながら1969年から存在していた日本語 部局も2000年に解散した。しかし,現在もドイツ 語を含め25力国語以上で情報を提供している事実 は印象的である。注1

 戦後ドイッの民主主義を象徴してきたドイチ ェ・ヴェレの使命は,1997年にドイツ連邦共和国 の国会が定めた「ドイチェ・ヴェレ法律」注2に よって明白,且つ詳細に組織化された。 その中,

第4条には「目的」,つまり存在意義について次 のように書かれている:

 「ドイチェ・ヴェレが提供するサービスはドイ ツが自由を基盤とした民主的法治国家であり,欧 州的に成長した文化国家としての理解を深める義 務がある。これらのサービスは政治・文化・経済 的主要テーマに関するドイツ国内外の視点・意見 を欧州やその他の大陸にて繰り広げるフオーラム であり,これによって諸民族と文化の交流と理解 を支援することを目的とする。その中,ドイチ ェ・ヴェレは特にドイッ語の振興に励む。」

 つまり,ドイツ国内外の情報提供以外にもう一 つ,ドイツ語教育に重要な柱として力を注いでき

た。

2.2.ドイチェ・ヴェレが提供している教材  ドイチェ・ヴェレ(以降DW)が提供している 教材は豊富であり,一つ一つを紹介する価値は十 分にある。しかし,本文の限界を超えてしまうた

(2)

め,大枠を簡単に説明し,著者が授業にて活用し てきたものにスポットを当てていく。

 まず,DWが提供しているオンライン教材は,

前回紹介したGoethe−lnstitutの共同作成であり,

プロによる最先端の教育方法を取り組んだ一級品 である。教材は大きく分けて二種類あり,非中央 構造をもつインターネットの構成を生かした「教 科薫型」と教材化された「ニュース型」と分類で きる。そしてまた,これらの教材は,インターネ ット講座,つまり,WWW、Lの対面式授業用のも のを除くと全てが無料である,、まず,「教科書型」

の教材について簡単に触れておく。

2.2.1.教科書型の教材

 2005年ll月現在,DWは4種類の教科無型教材

として次のものを提供している:

 &)Deutsch−W&rum Ilicht?(ドイツ語,良い

図1.

輿願し掩,,乗、1鍵購欝

   じゃないか1)

 b)Wieso nicht?(良いんじゃない?)

 c) 五在arktplatz−Deutsche Sprac丘e in (ler

   WirtscLaf 市場・経済界におけるドイツ

   語)

 d)RadioD(ラジオD)

 全ての教材はヨーロッパ評議会(COuncil of Europe)によって考案された「ヨーロッパ書語共 通参照枠組み」(Commoll Europeall Fr&mew()rk of Referellce for Lallgu⩾以降CEFと略す)と

調和されており,日本で行われている「独検」

(ドイツ語能力検定)の枠を超えた基準である。溜 このCEFであるが,大きく三種類のレベルがあ り。A(初級〉,B(中級)とC(上級)の順に高 度な藷学能力を示している(図勲。一方,これ

らのレベルはそれぞれ慌段階に分けている。CEF ヨーロッパ言語共通参照枠組みの諸レベル

の詳細は図1で示した資料などを参照願いたい が,DWが提供する教材と関連づけておく。

Source:ヨーロ・ソパ日本語教師会,独立行政法人     國際交流基金2005:39

 まず,教材のa)である「亙)eutsch−W撚um

2塞藷蓋慧皇ζ郷翼塾汽鑑

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111cht習は囲冊(各26諜》の教科書があη,凡そ,

初級のA lから中級σ)R1までの範囲を占めてい る、,教材はバイリンガルであり,全30力国語のバ ージョンが存筏する,、全て無料であることは有り 難い箏実であるが。日本語のものは残念ながらな 図2.DeutscheWelleが提供している「教科書型」教材のサイト

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    灘灘麟…

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i嚢灘腫騨灘羅灘総

(3)

い。教材b)の「W堂eso nicht?」は中級向けとし て構成されており,モノリンガル(ドイツ語のみ〉

の教材設計は丁度,初級から中級レベルにかけて の転換期にいる就学者を想定している。CEFにお いてB lのレベルに相当する。教科書は入門向け に比べ小規模なもので,20課からなる一冊である、

続く教材c),「Marktpiatz−Deutsche Spr&che in

(ler Wirtschaft」はCEFレベルB2向けに作成さ れている。こちらも26課からなる一 ▲冊の教科轡で あるが,補足資料として有料のCD−Romが注文で きる。最後に,d)の「R&dめD」であるが。

2005年5月に英語で放送が開始された新シリーズ である。年内には中国語を含め,9力国語を増設 する見込みらしい。この教材もCEFレベルA向 けに開発中であり,今後の発展が興昧深い。

「R抗dio D」は現在も放送が続いている撒ので,

簡単な紹介のみとしておく。 賑己の教材は補足と して有料の教材が存往するが,基本的には全てイ ンターネットを通してオーディオと文書がそれぞ れMP3(又はRea1Medi&)及びPDFとして無料

で提供されている.

 著音はこれらの教材をまだ積極的に授薬に取り 込んでいないため。質的な発蕎はできない.この

「教科書型」の教材は持続的な学習努力と集中力 を必要とする。しかし,特に初級向け「Deutsch−

Warum nicht?」の日本語訳が存在しないため,

秋田大学における公式な教材として取り入れるに は無理があろう。一方,補足的な教材として活か して行く可能性は十分にあるといえよう。この点 に関しては,実践的に講義で使用した「ニュース 型」の教材を紹介した後に後半で再び考察してい

きたい、)

2.2.2.ニュース型の教材

 前回の論文にて紹介したT&離sschauの他に,

「ニュース型」と分類したドイツ語関連教材は豊 富である。例えば,ARDとZDFの爾国営放送局 が共同経営しているPhoenix(http:△!www.

phoenix.de、)は各種国内外の主要ニュースや話 題をまとめて放送している。2005年の総選拳を例 にあげると,本来の放送局で放映された立候補著 の対談(Kallzlerduell)の際にネ・ソト上の混雑に

よリサーバーにアクセスできなかったが,

Ph()enixでは約20分遅れて放映されたため,アク セスも快適であった,,、濡

 さて,DWのニュース型教材は.1二記のものと根 本的に異なる点がある。まず,第一に述べておか     図3.DeutscheWelleの「ニュース型」教材

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(4)

      図4.語彙付きのトップテーマ

a)

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b)

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なければならない点は,DWにおいてニュースが 教材化されている事である。Dw o)一般放送には 画像付きのニュースも存在するが,教材化された メディアは全て音声のみとなっているのが二つ日 の特徴と書え,Tagessch&uなどが提供するもの と比較する際は注意しなければならないのであ

る。

る。まず,両方が…致する点であるが,音声は MP3形式でダウンロード可能漏であり,話され ている文書は筆記されている。「トップテーマ」

には語藁が付録しており,文書では各単語やフレ ーズは太文字で表示されている。だが, 語彙は ドイツ語であるため.対象はCEFレベルA2〜

B向けであると需える。尚,図3の㊥にある「語

(5)

た別のページヘつながる。

 著者はTagesschauの動画ニュースとDWの

「ゆっくり話されたニュース」(図5)を両方講義 の中で実践してみたので,ここで簡単にDWニュ ースの活用法を紹介する.

 Tagesschauに比べ,動画が無いDWの「ゆっ くり話されたニュース」や「トップテーマ」は一 見軽視されがちである。Tagessch&uのニュース は教材化していない形で提供されるため,三年生

でも耳が追いつけない「生のドイッ語」である。

その反面,画像と同時に音声が流れるため,内容 が言語以外の情報によって分かりやすい。

 使い方は簡単である。まず,最初の画面(図5 a l)でニュースを日付別に選択でき,各ニュース の本文(図5b)と音声ファイルヘリンクがある。

後者は新しい画面がポップアップとして開き(図 5c),音声メディァを再生できるプレイヤー溢 が使瑠しているパソコンにインストールしていれ 図5.ゆっくり話されたニュース

a)

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(6)

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糞欝蟻

ば,下にある「1)ownlo&djを押せばそのまま再 生,又は「選択ボタン」でダウンロードできる,、

 動画を含むネット上のメディアと比較すると,

「音声のみ」に限られているコンテンツは数多い 利点がある。インターネットやその他のデジタ ル・メディア類は著作権保護を重視する作成音に よって複製をかなり制限,或は不可能にしている。

T&募essch飢iやその他の無料公開している動画も また,Javascriptや高度なストリーミング技術に よりパソコンユーザーのローカルメディア(ハー ドディスクなど)へ保存は有料ソフトの特、殊なス クリーンキャプチャー用ソフトウェアなどが必要 となる。この他。DVDメディアにビデオ再生可 能な形で保存するにはかなりの手闘がかかるほ か,著作権も問題になる。添結局のところ.教員 にパソコンを教室に運び。プロジェクタに接続し て直接インターネット上のメディアを再生しなけ ればならないが。音声はオーディオシステムに繋

ぐ必要もあり,設鴛準備もかなり苦労する。

 DWの「ゆっくり話されたニュース」及び「ト ップテーマ」はダウンロードが可能であり,教材 として利用する限!)は著作権上の問題もない。こ の音声ファイルは,最近かなり人気を増している MP3形式のもので,アップル社のiPodといった 持ち運び用のデジタル再生機に保存海できる。

特に,「巻き戻し」「畢送り」などの操作が可能な 再生機は有意義である。技術的な面において,オ

既に外国語教育の専門チームによって教材化され たとは喬え。個々の授業蓄の二一ズにあわせて手 を加える必要があるが,一つの可能な方法はシリ ーズの第…部で紹介したGoethe−lnstitutのPerlス クリプトを応用し,「抜かし文」などを作成する ことである。

名前の通り,「ゆっくり話されたニュース」は丁 寧に話されているものであるが,「トップテーマ」

は日常で話される「生のドイツ語」である。そこ で,2005年前期の授業では主にドイツ語学習歴二 年目の受講生向けに「ゆっくり話されたニュース」

を用いたので簡単に活用例を説明する。

 一i麺L12分程のニュース番組は限られた講義時 閥内に収まらない。そこで,約!0項目あるネタは 50から100語程度(図5b)の規模であることか ら,2〜3個程度を選び出し,文書のコピー瀞)

を準備しておいた。講義ではまず,一つのネタを 全体として聞いてもらい,受講生に聞き取れた単 語や「空耳」をさせることにより,語藁を徐々に 広めて行った。次第に,テーマが閃き,聞き取れ た文欝や部分を受講生に発音させた。受講生の緊 張・涯意をあまり誇張しない程まで頑張ってもら い,報道のプリントを渡し,一・^緒に発膏しながら 解読と解説していった。この際,適肖な部分はパ ラフレーズ的にドイツ語で醤い換えたりしていた だいた。1:ヨ本の郵政民営化に関する報道など,真 新しいニュースを教材として取り扱ったものもあ

(7)

る教材化されたニュースは便利なものとはいえ,

そのまま使う訳には行かない。つまり,教員は受 講生の二一ズにあわせて教材を作成・準備してい く事は最も重要である。即ち,マルチメディアの 導入は直接教員の負担減少にはつながらない他,

大学組織として合理化を計る手段でもないことを 述べておきたい。「マルチメディア」や「インタ ーネット」は現代の「呪い語」のようであり,教 育計画などに記載し機材・技術者などを準備すれ ば良いものではなく,在り来りに表現すれば黒板 の延長線のようなものである。つまり,使いこな せないマルチメディアを教材活用することは,黒 板があっても字が書けない姿と同じである。

3.質的な諸問題に関する考察

 本論文の第一部(Wilhelm2005)においてアン ケート調査や各種統計といった数量的なデータを 素に外国語教育におけるインターネットについて 考察して行った。今回は,実践活用できた例をと りあげたため質的な観点から外国語教育における インターネットなどのマルチメディアの導入につ いて考察する。

 質的な諸問題を捉えるため,著者は受講生のA さんとBさんを対象に45分程の深層インタビュー を行った。個人との対面調査により,アンケート などの調査方法では得られない,深層の動機や本 音を出来る限り引き出し,学習心理を把握するこ とも可能であると考えた。インタビューの詳細記 録は本論文の範囲を超えてしまうため,著者が注 目したいくつかの点を記載しておきたい。Aさん とBさんのプロファイルであるが,両者のドイツ 語学習歴は2年半であり,2004年の夏休みにドイ ツで約一ヶ月間の語学研修を行った。インターネ ット歴は異なり親と同居しているAさんは約2年 間,一人暮らしをしているBさんは約1年間程で

ある。

 まず,Aさんはドイツでの語学研修以来,自主 的に実家のパソコンで学習する際はDWなどの

「生のドイッ語」をインターネット利用(「聞き流 し」)するようになった。しかし,時間が経つに つれ回数が減ってきている。学部学生として後半 に入った為,就職活動などに注ぐ時間が多くなっ たためであろうか。一日に凡そ4時間学習に注ぎ,

それ以上は時間的に無理があるという。

 一方,Bさんは同時期からNHKのドイツ語ラ ジオ講座を自主的に学習として聞くようになった と言う。NHK講座の時間はテレビに向かって声 を出しながら発音練習も行える。インターネット の各種関連メディアはあまり利用しなかったらし いが,どちらかといえば,テレビの方がパソコン よりも「発音したい環境」らしい。DWのニュー ス教材よりもTagesschauの動画付きのメディア がわかりやすかったという。学習は一日平均2時 間くらいらしい。

 このように,両者が語学研修以来から自主的に 大学の講義意外に独語学習を開始した背景に現地 で話されているドイツ語を聞いいたため,語学的 理解が深まりそれを持続・発展させたかったと語 る。つまり,現地滞在が語学能力の発展上大きな 役割を果たし,マルチメディアを利用する動機付 けとなった。著者は,外国語教育におけるインタ ーネット利用の意義を考え直さなければならない 事実ではないかと思う。言い換えれば,インター ネットは単に世界への扉を開いてくれるものでは なく,現実的に本人が世界への扉を開いた後にそ の経験や得られた新しい知識の持続と発展に役立 っという事である。

 ここで,外国語教育におけるインターネット利 用のもう一つの要素が視野に入る:語学能力だけ ではなく,メディア能力である。使い方を知らな い技術はあまり役に立たない。シリーズの第一部 で顕著であった「文盲的」なパソコンを通したイ

ンターネット利用現状と対照的な携帯機器による 活発なネット利用の背景には「使いこなし方がわ からない」(Bさん)根本的な問題が浮き上がる。

「携帯慣れ」から「インターネット慣れ」への転 換(Wilhelm2005:58)は今回の実例を見る際も

また,教育におけるインターネットの有意義な活 用法の重要な要素となる事がわかる。

4.まとめ

 本論文は外国語教育におけるインターネット上 の情報をどの様に教材や教育に役立てることがで きるかということをいくつかの観点から考察を試 みたWilhelm(2005)の第二部としてドイチェ・

ヴェレ(Deutsche Welle)のオンライン教材中心 に紹介と実践における諸問題を検討した。

本シリーズの第一部にて数量的調査結果から外国

(8)

語教育におけるインターネット利用の有意義な活 用には「携帯電話慣れ」から「インターネット慣 れ」に変えて行く必要性を指摘した。今回の深層 インタビューによるデータもその必然性を裏付け ている結果である。では,それを如何に実行でき るのであろうか。

 人の心理は凡そ似ていると思う二面白いものは 好奇心と興味を引き起こす。当前だが,教員は受 講生の二一ズに合わせて教材を作成・育成させて 行く義務がある。そのため,「呪いの単語:イン ターネット」は教員を「楽」にさせるものではな い事を確認しておき,外国語教育においてインタ ーネットやマルチメディアを活用するには教員も 受講生と同様に,まずは適切な「使い方」を知る 必要がある。著者は,講義用サイト内に受講生向 けのドイツ語関連リンク集注llを一年前に設け,

学期の始めに学内の情報処理センターにおいて説 明会を手がけているが,アクセスを調査した結果,

残念ながらあまり利用されていない様である。そ のため,今後はこれらの情報資源を活用できる環 境づくりを中心に考えて行くつもりである。

参考文献=

 ヨーロッパ日本語教師会,独立行政法人国際交 流基金(著・編)(2005)『日本語教育国別事情調 査・ヨーロッパにおける日本語教育とCommon European Framework ofReference for

Languages』,東京:独立行政法人国際交流基金.

(http://wwwjpfgojp/j/japan」/publish/euro/pd f/cefor且pdf)

Wilhelm,Johames H.(2005)「外国語教育におけ るインターネット利用の可能性と限界。その1」

『秋田大学教養基礎教育研究年報』,7:47−59.

使用したインターネット・サイト(2005年11月 25日現在):

http://www.dokken.orjp/

http://www.(iw−world.(ie/

http://www.nhk.cojp/

http://www.phoenix.(ie/

脚注

1ちなみにNHKは22力国語である。

2Deutsche−Welle−Gesetz= Gesetz Uber die  Rundfunkanstalt(ies Bun(1esrechts 『Deutsche  WeHel『;http://www.dw−world.de/popups/

 popup_p(if/0,,1275486,00.p(1f

 ドイッ語能力検定とCEFRLは検定基準システムが3

 異なっており,CEFRL自体も欧州にて完全に普及  しているとは言えない。今後,これら検定基準の調  和は望ましいと思われる。

 詳細は編集部のページを参照

 http://www.redaktion一(1.de/

 これらの放送には手話訳がついていたことも印象深  かった。

 2。2.1.で紹介した教材も全てダウンロード可

 である。

 「MP3」と記載されていればマイクロソフト社の  ウィンドーズに含まれているメディアプレーヤで再  生できる。マックはクイックタイムなどのソフトで  良い。なお,「Real」と記載されているファイルの  再生には前記のリアルプレイヤーが必要である。

5 4

6

7

8本文を作成した時点では,Tagesschauによるビデ  オ版のPodcastは新しいものであった。実際,この  技術により,DVD等への変換・保存は楽になった

 と言えよう。

9しかし,正確にはDWサイトで主張するPodcastで  はない。ちなみに,Tagesschauも最近,毎日ドイ  ツ時間の20時に放送されたニュースをPodcastとし  て提供し始めたが,ビデオ版の活用に関しては現在  のところ技術的問題があると言えよう。

  http://www.tagesschau.de/export/video−podcast  (ビデオ)

  http://www.tagesschau.(1e/export/podcast  (音声のみ)

10この際,コピーはネタごとに用意する方が有効であ  ると思う。

11http://www.wllhelmjp/akita/dlinks.html

参照

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