ベントナイト混合土遮水層に関する室内実験
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(2) 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). 2.3. Ⅶ-219. 実験方法. 降雨装置. (1)降雨による浸食確認実験 モールドφ15cm. 図−4に示すように勾配2割の斜面に供試体をモールドごと設置し、降. スペーサ. 雨装置により降雨強度 35mm/h(現地の3年間確率雨量)、降雨継続時間1. 表面水. 時間の降雨を与え、実験後、深さ毎の含水比などを測定した。 (2)遮水シート摩擦実験 図−4に示す装置に供試体を設置し、降雨強度 35mm/h、降雨継続時間. 1 2. 1時間の降雨を与え、以下に示す測定時期に供試体と遮水シート(高密度. ポリエチレン製、厚さ 1.5mm、円形φ 50mm)との最大摩擦力、摩擦角を 図−4 降雨による浸食確認実験 測定した(図−5)。. お も り( 1 個461g). 測定時期:降雨前、降雨後1時間気中乾燥、降雨後 24 時間気中乾燥. 遮 水 シ ート. (3)透水試験. 引張力. 透水試験は、有効拘束圧 196kN/m 、通水圧 78kN/m の三軸透水試験を 2. 2. φ10cmモ ー ル ド. 行った。 3.実験結果および考察 (1) 降雨による浸食確認実験. 図−5. 遮水シート摩擦実験. 図−6に供試体作製時からの含水比増加量の深度分布を示す。 ベントナイト混合土では破砕土と比較して表面付近の含水比増. -2 0. けたと考えられる。. 2. (2) 遮水シート摩擦実験 図−7に遮水シートと供試体との摩擦角を示す。いずれの場. 深度(cm). 加が大きく、降雨によるベントナイトの吸水・膨潤の影響を受. 6 8. の摩擦角は、一般的な最終処分場の法勾配2割勾配(26.6 度) 以. 10. 下となっており、不安定である。特に降雨後 24 時間乾燥時で. ントナイト添加率の増加に伴い、透水係数は減少し遮水性が向 -7. 遮水シートとの摩擦低下が生ずるため、施工後降雨に対する 養生が必要である。. 10. 破砕土 5%ベントナイト混合土 10%ベントナイト混合土 降雨後1時間乾燥 測定時期. 降雨後24時間乾燥. 遮水シートと供試体の摩擦角. 1.0E-06 透水係数 k15(cm/s). ・ベントナイト混合土は降雨の影響を受け、また、乾燥により. 15. 図−7. ・チェーン回転式破砕混合機は、現地発生土の施工性の向上お よび締固め密度向上のための粒度調整に効果的である。. 20. 0 降雨前. × 10 cm/s 以下の透水係数となり、施工時の品質のばらつきを 4.まとめ. 含水比増加量の深度分布. 5. 上する。破砕土にベントナイトを 2%以上添加することにより、1 考慮しても十分な透水係数が得られると考えられる。. 5. 25 摩擦角(度). 図−8にベントナイト添加率と透水係数との関係を示す。ベ. 4. 30. ートは滑りやすい状態にあるといえる。 (3) 透水試験. 含水比増加量(%) 1 2 3. 破砕土 5%ベントナイト混合土 10%ベントナイト混合土. 図−6. はいずれの場合も摩擦角は 21 度以下に減少しており、遮水シ. 0. 4. 合も降雨前から降雨後 24 時間乾燥時まで遮水シートと供試体と 1). -1. 1.0E-07 1.0E-08 1.0E-09 0. (参考文献) 1)最終処分場技術システム研究会:廃棄物処分場技術システム ハンドブック(環境産業新聞社)、p.163. 図−8. 2. 4 6 8 ベントナイト添加率(%). 10. 12. ベントナイト添加率と透水係数の関係.
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