作成 平成22年12月24日
液化天然ガス(LNG)製品安全データシート(MSDS)
第1版
1.化学物質等及び会社情報 製品名: 会社名: 住所: 電話番号: 推奨用途:液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas) 西部ガス株式会社 福岡県福岡市博多区千代1丁目17-1 092-633-2235(技術企画室 環境企画グループ) 都市ガス原料・燃料ガス原料 2.危険有害性の要約 GHS分類 物理化学的危険性 健康に対する有害性 (この項、以下特に断 らない限りガス状態 について記述) 火薬類 分類対象外 可燃性・引火性ガス 区分1 可燃性・引火性エアゾール 分類対象外 支燃性・酸化性ガス 区分外 高圧ガス 深冷液化ガス 引火性液体 分類対象外 可燃性固体 分類対象外 自己反応性化学品 分類対象外 自然発火性液体 分類対象外 自然発火性固体 分類対象外 自己発熱性化学品 分類対象外 水反応可燃性化学品 分類対象外 酸化性液体 分類対象外 有機過酸化物 分類対象外 金属腐食性物質 分類できない 急性毒性(経口) 分類対象外 急性毒性(経皮) 分類できない 急性毒性(吸入:ガス) 分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類対象外 急性毒性(吸入:粉じん、ミスト) 分類対象外 皮膚腐食性・刺激性〔液状態〕 腐食性 目に対する重篤な損傷・目刺激性 目刺激性物質区分1
環境に対する有害性 絵表示又はシンボル: 注意喚起語: 危険有害性情報: 注意書き: 〔液状態〕 呼吸器感作性 分類できない 皮膚感作性 分類できない 生殖細胞変異原性 分類できない 発がん性 分類できない 生殖毒性 分類できない 特定標的臓器・全身毒性(単回暴露) 区分3(麻酔作用) 特定標的臓器・全身毒性(反復暴露) 区分外 吸引性呼吸器有害性 分類対象外 水性環境急性有害性 分類できない 水性環境慢性有害性 分類できない 危険 超低温〔液状態〕 極めて可燃性・引火性の高いガス 熱すると爆発するおそれ 眠気又はめまいのおそれ 【安全対策】 熱、火花、裸火、高温のもののような着火源から遠ざけること。〔喫煙 や電気機器のスイッチ操作禁止〕 LNG専用設備を用いて使用すること。 気化ガスを吸入しないこと。 【救急措置】 着火した場合、気化が続いている状態で消火するとかえって危険な場合 もあるため、ガスの気化が完了しない間は、消火しないほうが安全な場 合がある(延焼のおそれがない場合に限る)。 漏洩箇所の上流側に設置されているバルブ等を閉止すること。 安全に対処できるならば着火源を除去すること。 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息さ せること。 気分が悪いときは、医師の診断、手当を受けること。 【保管】 専用容器を用いて保管すること。必要以上に気化ガスが発生する場合は
燃焼処理を行って廃棄することが望ましい。 漏洩のないように定期的に点検し、法令等で設置が義務つけられている 場合などは漏洩警報装置等を設置すること。 【廃棄】〔液状態〕 液状態にある場合は気化させてガス状態とし、適切な燃焼器具を用いて 燃焼処理を行い、極力大気に放出しないこと。 3.組成、成分情報 物質 化学名又は一般名: 別名: 化学式: 化学特性 (化学式又は構造式): CAS番号: 分類に寄与する不純物 及び安定化添加物: 濃度又は濃度範囲:
液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)
天然ガス(Natural gas)、アルカン(Alkanes:C1~C4)
(メタン、エタン、プロパン、ブタン等の気体混合物) メタン:CH4、エタン:C2H6、プロパン:C3H8、ブタン:C4H10 (メタン) (エタン) (プロパン) (n-ブタン) メタン:(2)-1、エタン:(2)-2、プロパン:(2)-3、ブタン:(2)-4 74-82-8(メタン)、74-84-0(エタン)、74-98-6(プロパン)、106-97-8 (ブタン) なし 成 分 組成(wt%) 組成(mol%) メタン 70~80% 89% エタン 15%未満 6% プロパン 15%未満 4% ブタン 10%未満 1% (組成は代表値であり変動する) 4.応急措置 気 化 ガ ス を 吸 入 し た 場 合: 皮膚に付着した場合: 眼に入った場合: 患者を直ちに空気の新鮮な場所に移し、安静に努める。呼吸が停止して いる場合は人工呼吸を行い、呼吸困難の場合は酸素吸入を行う。気分の 悪いときは、医師の手当を受ける。 皮膚に付着すると凍傷をおこす。衣服の上からLNGがかかった場合、 衣服を取り除くことが望ましいが、凍り付いて取れない場合は無理に取 り除かず冷水等で徐々に暖める。患部をこすってはいけない。常温に戻 り患部が熱を持つ場合は冷水で冷やし、医師の手当てを受ける。 目に入った場合は清浄な水で目をやさしく洗浄すること。目をこすって はならない。速やかに医師の手当てを受ける。 CH3 CH3 CH2
予想される急性症状及び 遅発性症状: 最 も 重 要 な 兆 候 及 び 症 状: 凍傷、および常温に戻った後の患部の化膿や壊死など。 気化したガス状態のものは酸素欠乏症、窒息:高濃度のガスを吸入する と一呼吸で意識を失う。この状態が継続すると死に至る。 凍傷部は黄色く変色、感覚がなくなり蝋状になる。常温に戻るにつれて 痛み、発熱、水ぶくれなどの症状が現れる。また患部は化膿しやすくな る。 気化したガス状態のものは単純窒息性ガスであり、高濃度で麻酔作用を 伴う可能性がある。 高濃度ばく露(高濃度のガスの吸入)では、息切れ、眠気、頭痛、失調 状態、視覚障害、嘔吐等の症状が現れる。 高濃度曝露が継続する状態では、低酸素状態となり、チアノーゼ、四肢 の麻痺、中枢神経の落ち込み、心臓感作、意識不明等経て死に至る。 5.火災時の措置 適切な消火剤: 使 っ て は な ら な い 消 火 剤: 特有の危険有害性: 特有の消火方法: 消火を行う者の保護: ①漏洩部上流のバルブ等を閉止し、LNGや気化ガスの漏出をしゃ断す る。容器の移動が可能な場合は速やかに容器を安全な場所に移動す る。 ②初期の火災には、粉末、ハロン、泡消化剤、炭酸ガス消火剤を用いる。 水を用いると気化が促進され、かえって火災が拡大する場合があるた め、延焼防止の散水も含め注意を要する。 ③気化が続いている状態で消火するとかえって危険な場合もあるため、 ガスの気化が完了しない間は、消火しないほうが安全な場合がある (延焼のおそれがない場合に限る)。 ④連絡・出動要請 すみやかに最寄りの消防署に連絡し、出動を要請する。 ABC型粉末消火器、炭酸ガス消火剤、ハロン、泡消化剤など 水を用いると気化が促進され、かえって火災が拡大する場合があるた め、延焼防止の散水も含め注意を要する。 通常想定される火災では二酸化炭素が発生する。 密閉された室内など空気供給の少ない状況では、二酸化炭素に加え一酸 化炭素が発生する可能性があり、酸素欠乏、一酸化炭素中毒のおそれが ある。 水を用いると気化が促進され、かえって火災が拡大する場合があるた め、延焼防止の散水も含め注意を要する。適切な消化剤を用いて消火す ること。ただし、気化が続いている状態で消火するとかえって危険な場 合もあるため、ガスの気化が完了しない間は、消火しないほうが安全な 場合がある(延焼のおそれがない場合に限る)。 防火服などを着用し、火炎から体を保護する。〔ガス状態、液状態共通〕 (長靴、消防服、手袋、眼と顔の保護、および呼吸装置)
6.漏出時の措置 人体に対する注意事項、 保護具及び緊急時措置: 環境に対する注意事項: 回収、中和: 二次災害の防止策: ①大量に漏出した場合は、流出方向にいる人に緊急退避を呼びかける。 ②すみやかに付近の着火源を取り除く。 ③電気器具のスイッチの操作を禁止する。 ④漏洩箇所より上流側のバルブ等を閉止し、LNGの供給を絶つ。 ⑤屋内の場合は窓を開放し換気する(電動の換気用設備を始動させるこ とは禁止)。 ⑥いったん漏出すると、気化ガスが温まるまで地表面に滞留することが ある(特に白煙内は着火しやすいので注意する)。ロープを張るなど して漏洩区域への人の立ち入りを禁止する。必要がある場合は、漏出 元の施設の操業を停止する。 ⑦大量漏出の場合、消防・警察に出動要請を行うとともに、周辺地域に 火気使用禁止や避難の要請を行う。 LNGが皮膚に直接触れないよう注意する。 気化したガスを大量に吸い込まないよう注意する。 防護マスクなどで、口・鼻を保護する。 接触した場合:皮膚に付着すると凍傷をおこす。冷水等で徐々に暖める。 目に入った場合は清浄な水で目をやさしく洗浄する。速 やかに医師の手当てを受ける。 気化ガスを吸 空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息 入した場合: させること。気分が悪いときは、医師の診断、手当を受 けること。 情報なし。 LNGは超低温のため回収は難しいと思われる。流出拡大を防止すると ともに、気化・拡散が終わるまで現場を管理する。 また、気化したガスの回収はできないため、酸素欠乏に注意して換気に 努める(電動の換気用設備を始動させることは禁止)。 ①付近の着火源を取り除く ②ガスが拡散するまで漏洩箇所から人を遠ざける。 7.取扱い及び保管上の注意 取扱い 技術的対策: 局所排気・全体換気: 安全取扱い注意事項: LNGが直接触れる部材は超低温にさらされることで脆化し、機械的強 度が低下する可能性がある。LNG搬送用に設計された管路以外に流さ ないこと。 水分の氷結によるバルブや安全装置の作動不良、閉塞に注意する。 機械式の換気設備は防爆仕様の局所排気・全体換気とする。 使用後は、バルブ等を完全に閉止する。 漏洩すると、発火、爆発する危険性があるので、周辺において、高温物、 火花、火気の使用をしない。
接触回避: 安定性: 危 険 有 害 反 応 可 能 性: 避けるべき条件: 混蝕危険物質: 危険有害な分解生成 物: 保管: ガスを故意に吸い込まないこと。多量に吸入すると窒息する危険性があ る。 作業衣、作業靴は導電性のものを用いる。 ズボンの裾は靴の外に出しておく。 低温部分や液状態のものを取り扱う場合には、断熱性がありすぐ脱げる 皮手袋または耐冷手袋を使用する。 LNGの運搬や取り扱い中は保護めがねを着用することが望ましい。ま た飛沫が発生する恐れがある場合はさらに防災ゴーグルや保護面を着 用すること。 LNG設備及び配管に衝撃を与えるような行為は避けること。 状況に応じて、適切な呼吸器保護具(送気マスク、自給式空気呼吸器等) を着用すること。 強酸化剤とは激しく反応し、発火又は爆発の危険性がある。 例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨード、五フッ化臭素、三フッ化塩素、 二フッ化三酸素、二フッ化二酸素との接触により発火又は爆発の危険性 がある。 高温、火花、裸火、混触危険物質との接触。 強酸化剤、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨード、五フッ化臭素、三フッ 化塩素、二フッ化三酸素、二フッ化二酸素。 火災時の燃焼により、二酸化炭素が発生するが、密閉された室内など空 気供給の少ない状況では、二酸化炭素に加え一酸化炭素が発生する 可能性がある。(酸素欠乏、一酸化炭素中毒のおそれ) LNGの保管には専用容器を用いて保管すること。必要以上に気化ガス が発生する場合は、適切な燃焼器具を用いて燃焼処理を行い、大気に放 出しないことが望ましい。 漏洩のないように定期的に点検し、法令等で設置が義務つけられている 場合などは漏洩警報装置等を設置すること。 8.ばく露防止及び保護措置 管理濃度: 許容濃度(ばく露限界値、 生物学的ばく露指標): 日本産衛学会(2010) ACGIH(2010) 設備対策: 設定されていない。 ブタン500ppm ブタン1,000ppm 防爆仕様の局所排気・全体換気を行う。法令によりガス漏れ警報器(ま たは設備)の設置が義務付けられている場合には、法令の規定に従って 設置するとともに、適宜警報器等の点検を実施し、その機能を維持して
保護具 呼吸器の保護具: 手の保護具: 目の保護具: 皮 膚 及 び 身 体 の 保 護 具: おく。 状況に応じて、適切な呼吸器保護具(送気マスク、自給式空気呼吸器等) を着用すること。 低温部分や液状態のものを取り扱う場合には、断熱性がありすぐ脱げる 皮手袋または耐冷手袋を使用する。ズボンの裾は靴の外に出しておく。 ガス状態では刺激性の気体ではないため、特別な措置は必要ない。 LNGの運搬や取り扱い中は保護めがねを着用すること。また飛沫が発 生する恐れがある場合はさらに防災ゴーグルや保護面を着用すること。 ガス状態では刺激性の気体ではないため、特別な措置は必要ない。 液の漏洩に対応する場合は、耐冷服を着用することが望ましい。 作業衣、作業靴は導電性のものを用いる。 ガス状態では刺激性の気体ではないため、特別な措置は必要ない。 9.物理的及び化学的性質 物理的状態、形状、色な ど: 臭い: pH: 融点・凝固点: 沸点、初留点及び沸騰範 囲: 引火点: 燃焼範囲: 蒸気圧: 蒸気密度(空気=1): 液密度(水=1) 溶解度(水): n-オクタノール/水分配 係数: 自然発火温度: 分解温度: 臭いのしきい(閾)値: 蒸発速度 (酢酸ブチル=1): 燃焼性(固体、ガス): 粘度: GHS分類 大気圧下で約-160℃の超低温の液体。無色透明。〔液状態〕 空気より軽い無色透明な気体で単純窒息性ガス〔ガス状態〕 無臭 データなし -183℃(融点)3)(メタン) -161℃(沸点)3)(メタン) -187.78℃4)(メタン) 5~15% (メタン) 4250kPa(-83℃) 4)(メタン) 0.63)(メタン) 460kg/m3(代表値) 0.028g/l(20℃) 1.09(測定値) 6)(メタン) 537℃3)(メタン) データなし - データなし データなし 0.0109mPa・s(20℃) 9)(メタン) (メタン)
可燃性・引火性ガス 高圧ガス 空気との混合物が15%以下で引火性がある。 UNRTDG クラス2.1に分類されている。 極めて可燃性・引火性の高いガス(区分1) 深冷液化ガス;低温にして部分的に液化させたガスである。 凍傷又は負傷するおそれ。 各成分(メタン、エタン、プロパン、ブタン) メタン エタン プロパン ブタン 物理的状態、形状、 色など: 空気より軽い無色透 明な気体3) 無色透明な気体10) 空 気 よ り 重 い 無 色 透 明な気体15) 空 気 よ り 重 い 無 色 透 明 な 気 体 20), 21),22) 臭い: 無臭3) 無臭10) 無臭15) 無臭 20), 21),22) pH: データなし データなし データなし データなし 融点・凝固点: -183℃(融点)3) -183℃(融点)10) -190℃(融点)15) -138℃(融点)21) 沸点、初留点及び沸騰範 囲: -161℃(沸点) 3) -89℃(沸点) 10) -42℃(沸点)15) -0.5℃(沸点)21) 引火点(℃): -187.784) -13011) -10411) -60(密閉式)20), 21)
燃焼範囲: 5~15vol%3) 3~12.5vol%10) 2.1~9.5vol%15) 1.8~8.4vol%21)
蒸気圧:
4520kPa(-83℃) 4) 3850kPa(20℃) 10) 840kPa(20℃) 15) 213.7kPa(21.1 ℃ )
21) 相対蒸気密度 (空気=1): 0.6 3) 1.0510) 1.615) 2.1g/cm321) 溶解度(水): 33ml/l(20℃) 3) アルコール、エー テル、その他の有 機溶媒に可溶8) 47ml/l(20℃) (水)10) 460ml/l(4℃) (アル コール)8) 62.4ml/l(25℃) (水)17) エーテル、エタノー ルに可溶18) 0.061g/l(20℃) (水) 3) エチルエーテル、クロロホルム に 10%以上可溶 23) n-オクタノール/水分配 係数(Log Pow=): 1.09(測定値) 3) 1.81(測定値) 3) 2.36(測定値) 3) 2.89(測定値) 3) 自然発火温度: 537℃3) 472℃3) 450℃3) 365℃3) 分解温度: データなし データなし データなし データなし 蒸発速度(酢酸ブチル= 1): データなし データなし データなし データなし 粘度: 0.0109mPa ・ s(20 ℃ ) 9)
0.0090mPa・s(20℃)14) 0.0081mPa・s(20℃)19) 0.007mPa ・ s(20 ℃ gas) 23)
GHS分類 可燃性・引火性ガス 空気との混合物が 15 % 以 下 で 引 火 性がある。 UNRTDG クラス 2.1 に分類されて いる。 極めて可燃性・引 火 性 の 高 い ガ ス (区分1) 空 気 と の 混 合 物 が 13% 以下で 引火性 がある。 UNRTDG ク ラ ス 2.1 に分類されてい る。 極めて可燃性・引火 性の高いガス(区分 1) 空 気 と の 混 合 物 が 10%以下で引火性 がある。 UNRTDG ク ラ ス 2.1 に分類されてい る。 極めて可燃性・引火 性の高いガス(区分 1) 空 気 と の 混 合 物 が9%以下で引火 性がある。 UNRTDG ク ラ ス2.1 に分類され ている。 極めて可燃性・引 火 性 の 高 い ガ ス (区分1) 高圧ガス 圧縮ガス;-50℃で 完全にガス状であ る。 加圧ガス;熱する と爆発するおそれ (圧縮ガス) 深冷液化ガス;低 温にして部分的に 液化させたガスで ある。 深冷液化ガス;凍 傷又は負傷するお それ(深冷液化ガ ス) 圧縮ガス;-50℃で完 全にガス状である。 加圧ガス;熱すると 爆発するおそれ(圧 縮ガス) 深冷液化ガス;低温 に し て 部 分 的 に 液 化 さ せ た ガ ス で あ る。 深冷液化ガス;凍傷 又 は 負 傷 す る お そ れ(深冷液化ガス) -50℃を超える温度 で 部 分 的 に 液 体 で ある。 ( 臨 界 温 度 は 96.81℃8)で、-50℃ を超えている。) 加圧ガス;熱すると 爆発するおそれ(液 化ガス) -50℃を超える温 度 で 部 分 的 に 液 体である(臨界温 度が-50℃超) 加圧ガス;熱する と 爆 発 の お そ れ (液化ガス) 10.安定性及び反応性 安定性: 危険有害反応性: 避けるべき条件: 混蝕危険物質: 危険有害な分解生成物: 高温の表面、火災又は裸火により発火する。 強酸化剤と激しく反応し、発火又は爆発の危険性がある。 例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨード、五フッ化臭素、三フッ化塩素、 二フッ化三酸素、二フッ化二酸素との接触により発火又は爆発の危険性 がある。 高温、火花、裸火、混触危険物質との接触。 強酸化剤、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨード、五フッ化臭素、三フッ 化塩素、二フッ化三酸素、二フッ化二酸素。 燃焼により、二酸化炭素が発生するが、密閉された室内など空気供給の 少ない状況では、二酸化炭素に加え一酸化炭素が発生する可能性があ る。(酸素欠乏、一酸化炭素中毒のおそれ)
11.有害情報 急性毒性 経口: 経皮: 吸入: 皮膚腐食性・刺激性: 眼に対する重篤な損傷・ 眼刺激性: 呼吸器感作性又は皮膚感 作性: 生殖細胞変異原性: 発がん性: 生殖毒性: 特定標的臓器・全身毒性 (単回ばく露): 特定標的臓器・全身毒性 (反復ばく露): 吸引呼吸器有害性: 全成分で情報無し。 全成分で情報無し。 急性毒性推定値(ATEmix):>342771ppm より、区分外。 【ATEmix 算出に用いた元データ】 メタン:マウスでのLC50(4 時間換算)値26):>500000ppm エタン:データなし プロパン:モルモットでのLC50(4 時間換算)値33):>550000ppm ブタン:ラットでのLC50(4 時間)値33):>277374ppm 液状態では超低温のため凍傷を起こす。 ガス状態の場合、主成分のメタンは皮膚を刺激しない4)。エタンは情報 なし。プロパンはヒトの皮膚刺激性を検討したところ反応はないに等し い29)。ブタンはデータなし。 液状態では超低温のため凍傷を起こす。 ガス状態の場合、主成分のメタンは眼を刺激しない27)。エタン、プロパ ンは情報なし。ブタンはウサギの眼を刺激しない29)。また、ヒトのガス ばく露例に眼刺激性は報告されていないが、明確に有害性を否定する報 告もない。 ガス状態では、すべての成分で情報がない。 メタンは in vitro 試験のデータしかない30)。エタンは情報なし。プロ パンは in vitro 試験のデータのみ4)。ブタンは細菌を用いる in vitro 復帰突然変異試験で陰性27),29),30)。 全ての成分においてデータがない。 全ての成分においてデータがない。 主成分であるメタンは有害性がないとの記述がある4) ,27)が、エタン、プ ロパン、ブタンは麻酔作用を示す4),27),28),29)。 眠気およびめまいのおそれ(区分3:麻酔作用)。 主成分のメタンは有害性がないとの記述がある4),27)。エタン、プロパン は情報がない。ブタンは、ラットの反復ばく露試験(イソブタン、ペン タンとの混合物)で毒性が認められていない27)。ヒトの麻酔目的の反復 ばく露例で多幸感および幻覚がみられたとの報告があるが、反復ばく露 で中枢神経系への影響を示唆するデータはない27)。 主成分が常温で気体の混合物であるため、分類対象外。
12.環境影響情報 水性環境急性有害性: 水性環境慢性有害性: その他の情報 大量に漏出した場合、周囲の温度を急激に低下させる。 ガス状態になったものについては、データなし。 データなし。 主成分のメタンは地球温暖化係数21の温室効果ガスであることから、 環境中への放散を避けること。 13.廃棄上の注意 残余廃棄物(配管内等): 汚染容器及び包装: 液状態にある場合は気化させてガス状態とし、適切な燃焼器具を用いて 燃焼処理を行い、大気に放出しないこと。配管内の残存ガスも不活性ガ スでパージを行い、燃焼処理を行うことが望ましい。 該当なし。 14.輸送上の注意 LNGを輸送する場合は、高圧ガス保安法第23条および一般高圧ガス 保安規則第49条に定める保安上必要な措置および方法の基準、またL NGタンクローリ保安技術指針34)を遵守すること。 15.適用法令 労働安全衛生法: 高圧ガス保安法: 海洋汚染防止法: 船舶安全法: 航空法: 港則法: 地球温暖化対策推進法: 名称等を通知すべき有害物(法第57条の2、施行令第18条の2別表 第9)(政令番号 第480号:ブタン 1wt%以上の混合物) 施行令別表第1 五 に定める危険物(メタン、エタン、プロパン、ブ タン) 圧縮ガス(法第2条1:メタン、エタン)、液化ガス(法第2条3:メ タン、エタン、プロパン、ブタン)、可燃性ガス(一般高圧ガス保安規 則第2条1:ブタン) 施行令別表第1の7 危険物(液化メタンガス、エタン) 高圧ガス(危険則第2、3条危険物告示別表第1:メタン、エタン、プ ロパン、ブタン) 高圧ガス(施行規則第194条危険物告示別表第1{圧縮されているも の}:メタン、エタン、プロパン、ブタン) 輸送禁止(深冷液化されているもの:メタン、エタン) 施行規則第12条危険物(高圧ガス:メタン又は天然ガス、エタン、プ ロパン、ブタン) 施行規則別表1(第4条関係、石油ガス、可燃性天然ガス) 法第2条第2項2号 メタン(温室効果ガス定義) 施行令第4条2号 メタン 二十一(地球温暖化係数) 参考文献 1.GHS対応、オンライン安全衛生情報センター http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/kag/kag_main01.html 2.各成分GHS分類結果((独)製品評価技術基盤機構)
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改定年月 改 定 内 容 版番号