九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
スウェーデンの司法
萩原, 金美
https://doi.org/10.11501/3092849
出版情報:Kyushu University, 1993, 博士(法学), 論文博士 バージョン:
権利関係:
214
第一章
原則的形態としての参審制
司法に対する国民奉加
一沿革||起源から現行訴
訟手続法成立までの小史||
二現
行 訴 訟
手続
法の成立とその後における改正ならびに現状け
現行訴訟
手
続
法の成立とその後にお
ける改正 口 参三者只に関する実態 現状||
地裁
を中心とし
て||四 結
語
第皿部
沿
(1)
革ll起源から現行訴訟手続法成立までの小史||一定の公私の峨務を遂行する
zuBDL(一般に「委員会」と訳される〔英訳ばgヨヨ528ヨヨmm5p
σODLなど〕)は、
(2)
ために選ばれた(コUSED)人々の集合体をな味するが、スウェーデンにおいて歴史的に最もよく知られ、かつ最も重要な機能を果してきたのは裁判のための集会(5m)
ないし裁判所におけるEBEであった。この構成只がEBロ'
母ヨ告である。以下、裁判(所)におけるE5Eを参審、コ昨日ロ斥52を参審以と訳することにする。
法史を顧みると、EBEという訴はすでに、現存する最古のスウェーデン地方法(一grr豆諸)である丙イョ!
(3)
タ占法(比一仏「ぬ〈佐Z「氏。z-pmg)(一二二0年代成立)に現われているが、その性格は一向の証拠方法であっ
た。古法に
おいては裁判する(仏んいヨ釦)当該事件に叩旭川されるべき法は何か、を出ることをな味した。そして事実という表現は、
の確定は、証人、対決凸包括J
(
含一回三一)および参審に
よる
判定(コU
5
E55
などの方法でなされた
。
参審は当初、重
および当事者双方が丘誓を行なう権利を有し、かっこれを行使した大な刑事事件、凶難な相続や土地に関する争い、事件についてのみ用いられた。参一審の職務は訴訟における其突を発見することにあり(その判定は裁判官に対して拘束力を有した)、当事者は参審の前にすべての証拠を提出することができ、
また証拠調は、法廷はもちろん、
それ
以外の
場所でも実施することができた。当時は法定証拠主義の支配はなく、参審は実質的な証拠評価を行なっ
たの である
(これはスウェーデン法史における最初の白由心証主義の実践である)。
ついで当事者の同意した者のみが任命されるようになり、さらに参審
(4)
員の選出は当事者の権限とされるにいたった。参審は個々の事件ごとに通常二一人の選ばれた者によって構成されたが、実際には同一人物が選ばれるのが通例であった。その後参審は次第に、一定の任期を有し、全事件に関与する恒常的な制度として確立されると共に、その役割を証拠方法から裁判機関(の一部)へと変化させていっ
た。この変革 、参審員は初め裁判官によって任命されたが
原則的形曹としての参客ー制 は統一地方法(巳一ヨEE一EEP向。コ・国王マグヌス・エlリクソン〔玄白mE印ロュrmSコ〕の治世〔二三九l一三六五〕に成立)正確な時期はよく分らない。ともかく、」のような変革を惹起したそもそもの原閃は参事事件のの時代に生じたが、
著しい増加であった。
新しい性他の参事は、附刷業裁判官と共に合議休の裁判機関を構成し、名人が評決権を有した。そして一六l一七什 日br」+ι
、
1 tt
」の参容にとっての貰金時代が現山するにいたったのである。地区裁判所長判事(冨『白色mrp,Pコに)の代用者の
法定の称号である地医
裁
判行
(E「
注目
仏05
白Z)
は
、
一六世紀初以には参事ハ(の長に与えられるようになり、れの代列者
加ーポ
pm E53
または
お一白目白日と変えられた
(後述するように、所
の称号は地区裁判所長判事代珂(ロコ去吾郎『包与α三百ぬ)、
215 日比判事は原則としてその北判
管
制灰内に居住し、かっ、法的に正当な支附がないかぎり'Hら裁判功務を執るべきことが定められ、 実現されるのは、カール一一世の裁判制度の改革によってである)。
216
一口ぬ335とは法』(一位∞σoroコ)を取り扱う者、一口均一D83とは法占を読む在の怠である。事実かれの職務は文字どおり、法苫を取り扱い、参者のために当該事件において何が法であるかを法書から朗読することであった。別一汗すれ
司法に対する国民参加l
ば、かれは参審のための生きた法占であった(一七川紀にいたってもまだ参審此は法丹を読解する能力がなかった)。参審員
の長に裁刈官の称号が与えられたという事実は、いたことを訓示している
。実
際には、参審けはの長が参宋の一川決を主宰し、 一六世紀には作成判権がある程度まで職業裁判甘から参詐に移行して
その結果をFm}ugzに伝え、後者は法書に関する助パをし、かっ日録を作成するだけであった。参事が法作問題について日ら決定を下すこともまれではなかっ
第E部
た。例えば死刑にあたる非を犯した被竹人は、被害者の側からの嘆願がある場介には、参審により終身刑に減ずるこ(5) とが行なわれた。このようにして、「参審は地区裁判所を支配した」といわれるのである。]ω伺}かSBの地位の下落はおそらく、通例、かれが十分な法的京長を有していなか
った
たすることが附難だっセ必川凡をの江かれこ対してE日己FmF85はていたので、多くの場介、 頼を得信か、あら他の参審員らりかつ有刈者でで明心部はのいい日は地方の名、し参容、他方た。いてに関連こと低かった そおよびこの出自、が、と
。事
態は、所長判事自一五六九年の貴族特権令身が裁判に臨んだ場合においても、かれが六枚附級に出しないときはほぼ同様で
あっ
( た。
Hmoω伽『問主。一名門Firm一ο円)により所長判事にはなるべく穴肢が任命されるべき行口止め
られ
たが
、その結果として代理者の制民がますます一般化する慣行を生み、このことは参者の地位の一府の強化につながったのである。
ところで、
カール一一世(の色白)は優秀で活動的な作成判官団を作り上げ、これを王国の大刷新のための強力な武一六八O年に始まる裁判制度の大改革を断行した。この改革により所長判誌として用いよう、とする意凶に基づき、事は原則としてその裁判管結区に居住すること、そして法的に正当な支障がないかぎり自ら裁判事務を執るべきことが義務づけられたため、多くの所長判事はこの要件を充足できないと考えて辞職せざるを得なかった。他方、必ずし(6) 一七世紀の前半からFmESBの地位も高められ、通常、高等裁判所において相当程度のも単線的ではなかったが、
法的訓練を受け、
その峨務に適格と認められる者のみがこの職に任命されるようになり
、その称号は一般に刷所長判いや(三2zzrgえEm)こ統一された。このようにして、(7) ことになった。
山一伊詐の力の減退をもたらす カール一世の改午は、鮎川、 以上のような参石制度の慌史的民閃を踏まえて、
現行成文法典の原砲を成す一七三間午法は、
地医裁判所は所長判事と地区内に居住する一二人の段民をもって裁判機関を仙成す
るこ
裁判のためrr包guヨコ仏)とよばれること、(の参審の定足数は七人とする 、この二と人は統一体として地医裁判所参詐
こと
、参存におけるA土日一致の意見は所長
判事のそれに優位することを・定めている。その後一九一八年に若干の筒劫・軽微な事件を処刑比するためにいわゆる一人制参審(門「33印円一コぬ)が導入されたが、 それ以外には一七三間年法の施行以来現行訴訟手続法の成立に
いたるまで参梓に関する組純上の訴しい変化はみられ
内lk、04JhhLV 原則的形憩としての参審制
さてここで、参謀(只)の任命の問題についてまとめて件見しておこう。初期の参事日以は裁判官ついでνーがおによって選ばれたことは前述のとおりであり、その後さまざまな任命方式の変避をみている。一七三四年法以降についていえば、同法には任命に附する明文の規定はなく、巾ドベ,M上の的行として一
戸世紀には地
.民法判所長判事によってかなりn山に任命さ
れた
。一八二三年以降は教会医会議(印2ZSEBヨ凶)の良
民に巡山杭が与えられ、被選山椛については地区内に肘仰する二五歳以上の段凶であることが要求された。なお針時の任期は終'北であった。一八七二年に巡山権、被選山依とも'H治体のすべての選挙権者に拡大され、かっ、決氏以外
にも被巡山権が及ぼされ、また任期は六年とぺ止められた。一九二正年からい州人にも被選出権が与えられるにいたった。
終りに、ラlグマン(一おgg)の裁判(所)における参椋についても行干ふれておくべきであろう。
部 -1ft 217
218
一ブlグマン
とは
複数のZELの伏木作である一お自習における妓判官である。その起源は異教時代に遡り、古代・中世(8) 北欧の伝承物初であるサガにはラlグ
マンに川附する氾述がしばしばみられる。
こ の
ラlグマンの裁判集会(EDrEm)
司法に対する国民参加
にも参審が存在した。これも店J初は惇'件ごとに構成される一析の証拠方法であったが、次第に恒常的な制度に発展していった。もっ
とも
ぜられたこと 参、審け九に管内の地区裁の参審員が兼ねて執務を命lグマン自らが慨して裁刊に関与したことラ
(その任命権はラlグマンにあった)
などの事的から、一七世紀にい
った
のようても参審が地区裁のそれ な強大な勢力と丑-県伐を獲得すると
いう現象はみられなかった。
一フ!グマン裁判所(一白ぬヨ白コ凹「さ)は一七世紀末以降しばしばその廃止ない
し
地裁との統合が論議されながらも(実
第田部
阪に、ヵ!ル一二世は一七一八年こその統合を命じたが、早くも翌年には旧に復してしまった)、一八四九年まで存続した。現在では地方裁判所所長判事(
Fmgg)および高裁部長判事(72円さにおgコ
)のめ呂職名にラlグマンの名を留めるのみ
である。
現行訴訟手続法の成立とその後における改正ならびに現状
(→ 現行訴訟手続法の成立と
その後における改正
現行訴訟手続法は一九四六年に制近、
一九四八年から施行されたが、同法は参・容を都市裁判所(『注「5司飢え)の刑事訴訟に拡大(一章二条、
地区裁については従前どおり民・刑両訴訟とも参審が関与||同立四条)する
一方、参審員の数をかなり詳細な法規整を設けた(一章、四章、二一二人から九l七人に減少するなど、参審に関しても大改革を行ない、ム九引い)0
任命方式については、地区裁の参審員は地方自治体参事会(TOヨヨ5555ヨデEggs白一E}召集三向。)、都市裁のそれ は都市参事会(己注目EZ昇一mo)
人数は地
都市裁については国主が定め
る数(同草二一条一項)
とされた。裁判の
項)であるが、地区裁におけ
る比較的軽微な事 によって選出されることにな
った(四平五条四項)。任期は六年(同草八条)、 区裁ごとに原則として一八人(一m.九条
項 ための参審川氏の定足数は円以尚九人、最低七人(同章五条二項、一て条 件については三人で足りた(同車五条二項。もっともその後、都市裁についても、同章一二条二項の改正により川様の規定が置
かれた)。参審員のなけ比が裁判長のそれと民なる場合、参事日以全日、
または七
人以上が関与しているときは最低七
人の
窓口凡が一致す
れば参審の意見が優越するものと定められ
た(二九市三条一項)0
とこ
ろで、同法は施行後すでに問O年近くが経過し、その
問にひんぱんな改正をみているが
、参・官こ関しても数次 にわたる改正ない
し変史(そのすべてを「改正」とよぶことには異論が予想されよう)が行なわれている。
そのうち重要な
ものとして次の三点を挙げなければならない。
m一に、
その後一九七五年ω司ω
I�j(則的形態としての書'訴制
一九七一年に地区裁と都市政とが統人けされ
、統一的な地方裁判所が発足したが、 一一一一/j号による改正(翌七六年一月一日随行)をもって地裁の裁判管棺区には尚等裁判所が地裁の意見を聴いて定め る数の参審円以を泣くこととされ、同時に裁判に関与する参存只の数は五人(特別の場合には六人)に減少.し、木口頭弁 論中に参審只
に支障が生じたときは四
人で足りるものとされた(一章四条一項・二項。条文の位慌の変更に注意
)0
通常の民事訴訟が参審事件から除 (9) また、
かれ
るにいたった(同草三条等参照)。第二に、一九七七年から内等裁判所、行政地刀法判所および行政内等裁判所にも参審員の導入が実施された(高裁
については一九七六年印司ω五六O号、行政地・山此については川年ω司ω五六二号により。但し行政地裁については、すでに一九 沼--t7[
七一年からその前身の法問機関に参事けはが埠入れていた)。
れると共に、
参帯と
いう統一体で
219
泊三に、一九八三年から地法参事Hの記足数が五人から原則として三人に減Hなく、各参帯日以が例別的計決椛をもつことが法的に認知されるにいたった(一
九八三
年
印司ω
三七
CnV
)0
220
れの第三の改正に閃述して、ここで若干のコメントを加えておきたい。
まず、参事μの定足数の減孔について立法理山告はその理由として、後記の財政的理山のほカ、参者只の定足数の
司法に対する国民参加
漸次的減以(一二人↓九人↓七人↓五人)
と共に、その例人的影制作力が用大し
てき
、その紡果として後述のとおり実 質的には例別的評決権が
確立し、少数立見の表一不も認められるなど参審
け(の権限が強化されていること
、および減員
は参
審はのれ担軽減につながり
、参事只をひろく同民
の各府から獲得することのた
めにポジティヴな効果を有し
うる ことを挙げている。さらに附加的な理由として、多くの場合当
事者その他の関係人は
訴訟手続に不馴れであり
、裁判
第皿部
官、参審員および書
記官を加えると合計七人もの面前では
、不必要に圧迫的でドラマチ
ックな印象を受けうる
、裁判
機関の構成員の数が減ることは、
法廷をたぶんより通常的雰囲気のものにし、
概して良好な結果を生むだろう、
と述
(叩)べている。
これらは一見説得的なように見えないでも
ないが(とくに近年、
高裁や行政地・高裁等にまで参審員の制度が拡 充されていることにかんがみ、
政府が参審〔員〕制度の強化の方向を目指していることは否定しえない事実といえようから)、
同時
に理由書は、
国家財政の苦境による参審制度迩蛍の予算の節減の必要性を減只の一つの珂巾として挙げているのであ って、すなわち、
理由書によれば減只の実現により地 むしろこちらの方が本音ではないかと臆測されるのである。
裁参
審員については全体の約四O%
、一、二五O
万クローネ強(一九
f0年度予算三二三O万クローネ強)、行政地裁につ いては同じく約一五O万クローネ(同年度予算六六O万クロ!ネ)が節減でき
る(
行政地域については従前も参審凡は三|四
(U)(ロ)人とされていたが、
実際には四人構成が通例であったの
で、
法文の表現を変えて三人を原則とする趣旨を示すことによ
りてとさ(日)れている。しかし、
このような政府の真の怠図を見通して、
減員に反対する声も強かったようである。
次に評決権について
地裁参審員は、
伝統的に集合的評決権(r。]rrE
52早口)をもっ、といわれてきた。
参審員の意見が裁判官のそれ に優越するためには、原則として参審員全員の一致が要求されたからである。し
かし現行訴訟手続法下におけるその 実質的立義は、参審円以各自が阿別的評決権を有するが、評議において複数の立見が対立し、可汗同数の場人口は裁判長が決定権をもっ、というのに等しいものであった。地裁にならって参事H制肢を近年導入した日比等における参帯μ(H) はいずれも例別的作決権を与えられており、したがって法文上も「参審」に代えて「参審以」の訴が用いられている。改正法は、減日以と共に参事孔の権限の強化を狙って、従前事実上のものであった例別的評決権を法的なものに高め、したがって「参審」という表現を「参詐μ」に代えたのである。なお後述口3の説明を参照。
以上が、
現行訴訟手続法の成立後における改正ないし参審(円以
)制度の動向の要点である。続いて、
項を改めて現状を慨観することにしよう。
口現状11地裁を中心として||
1
舵凡・+ふqv
説 原則的形態としての参審制
現在、参審日以制度は地裁のほか、お裁、行政地出品、行政高裁、保険裁判所および県際租税裁判所等に設けられている
oし
かしその法規盤は大同小兵なので、まずここで各裁判所における参存員の関与する事件について簡単に述べた上
、2 以下においては地裁の参審此制度を中心として説明することにしたい。ω地 裁 一章三条)。という されるで法ん「法」たについては五人)構成(訴訟手続に〔以下、に件事該る罪禁二拘年より低くない松低刑が者只(参人の三と )(以人の用い判裁る官下、法曹資格を有する職業裁判官のな味でとして二事訴訟事件の裁判機関は原則刑 離婚その他一定のIYが必34件の裁判機関は原則として一人の裁判行と三人の参容只で梢成される(前畑法〔閃52・
第-4t
ヨ山一回σ巳一自コ〕一五店二九条、
親f法〔『ひ円包含与巳宮コ〕二OU一条)。
土地裁判所としての地裁は原則として、二人の裁判行、一人の技術而の構成氏(土地域判所判事)および二人の参審只で桝成される(上地故判所法〔-a〔HgTEgo-uEZEE-F丘一$352三条一唄)。しかし、土地口貸借など同条
221
項前段)0 222 二項に定めるが件については川県川として二人の政判Vと三人の参米はとで桝成される(川条
裁判長である政刊行、技術耐の構成員および二人の参本政川一昨(〈23ュ02Z一)としての地裁ま原川として、9“ 人事只で惜成される(水法{〈E5己主(]宝∞一日Nω〕}
l司法に対する閑民参加
二芋二条)。
j占 川事訴訟事件の裁判機関は原則として、三人の裁判官と二人の参帯げはで構成される(法二章四条二項〉。qo 本口頭弁論を裂する人事訴訟事件についても同様である(桝姻法一五平三O条a一項、親子法二O章一条)。/条により単独裁判官が処理できる事件のほかは原則として、一人の裁判官行政地裁一般行政裁判所法a-
と三人の参審日で榊成される(同法一七条一項)。
節目部
行政ぃ伯仲似親子法二一章二ハ条、外国人法(三一255m国一口山口出品
HU一山〕)六四条など法が参審員の関与を必要と (5)
定める場合は原則として、三人の裁判官と二lノの参審員で惜成される(一般行政法判所法一て条二項)0保険裁判所
(6)
保険裁判所法(一お戸沼氏
ωお〕ogEE詳ユコ方円一ogz一口『)七条一一頃一ないし三せに定める決定に対
する抗行事件の一得点以においては、三人の保険裁判所法判官(通例は法山円であるべきであるが、必ずしもそれに限られない〔同
法丘条二項〕)に加えて、
二人の参存はが関与する(同法七条一項)0 (7)
川裁判所の裁判においても参審長が関与するが(一般行政法判所法二四条一七条一項)、こ山川際和税政判所 の参審員は政府が任命する(同法二五条)0 ω 合N}〕九六条一項)。 る(巴おいm〔gmmロ包芸一忘『「位門店〔訴訟手続法事軍あ人は軍人で二二人は文民、の参審員から成り人参審は三構成され、 と参事でる)ぃ中裁判所(T-mm早口)同裁判所は原則として政判長である川市事裁判所裁判守(法前日資格を有す川山ド
参審員は政府またはその定める機関により任命され
るが、被選出資格を備えていなければならない(同法九八条三項
)0
保険裁判所、県際租税裁判所および軍事裁判所における参審員は、他の裁判所の参零員と異なる面があり、かつ、
その者は通常裁判所の参詐員としての
数も少ないので、以下の記述においては視野に入れないことにする。
2
選任等 参辛口以は選挙によって任命される(法問訂正条一項)。審員の数を人口比に従って配分するが、そのさいは各自治体が均等な数の参事付を選山できるようにしなければなら の選任が決定されてい裁判管帖ぱ内に段数の抗次地万円治体(γoヨヨ5)が以するときは、地ぷがれ円治体の参る。 (日) 実際には各政党が参事けはの候補行を指名することで、その孟 ない(同条二項)。
なお、品裁については、
政府またはその定める機関が向践の裁判管時区内の名県||県の一部がこの裁判休日時区に 属するときはその一部||の向裁参事日の数を定める(川条コ項)0
選挙は、
裁判管轄区内の参審員の半数について三年ごとに行なう(同条四項)0
-FO、政切に関する経験を有しているようにするためである。 」れは参者只の半数がつねにその職 原則的形態としての参寄制
法判所は参一審円以の退任が必要となったときは、後述の選弔問閃に選挙を行なうよう通知しなければなら
ない
(同条
ぷ項)。川
(補佐は弁必士もしくは訴兵代即笠・阿佐れまた )(げ じO成に満たない丹であることを.裂する(川、、裁判所職員市政刈行。」ハ条一引前段)に教会合録をしており、111の一部 選任資栴スウェーデン同民でお一次自治体||内政の参帝只についてはその政判竹陪医内の県またはそ被
)を業 と?る計は参帯日になることができない(同柄引俺段
)0 T、t・11j、祈VJZ巴いじ
また
つ川J~ザア」、
iut
仙波と地裁と双方の参事はを派ねることはできない
川条て項)。
第一草
次円治体参引会が、
け川政参官此については以参引会が行なう(同 -4!
実(2)
項
選挙
ば、
� 主主
地法参事げはについては第 後弘引の附句作、以内に日参七会円治体にMしない第一
次臼治体がん作花するときは(イョlテボリィと
項)0
223
山中山人行政庁が人日比にしたがいぺ止める配分により、
県参事会および第一次円治体参山市会が行なう(川
マルメのみ)、
条・一引前段)、ゴットランド県ではゴットランド'川治体参事会が行なう(同項後段)、同県には第一次円治体が一つしか
224
なく、山川参事会自治体は存在しないからである。
司法に対する国民参加
選挙は多数決によるが、最低、全選苧人の数を被選挙人の数で川り、この向に一を加えた数に相当する選挙人の求(山間)めがあるときは、比例代ぷ制によらなければならない(同条一」引)。この場合の手続については別に定めるところ(一九七六年ω司ω五六O号)による(問項後段)。qδ を山間何することができない(川市六条三引前段
参)。
事μの服務を果した者は、 就任義務等参事日以に選山された者は、六O歳以上であるか、または正当な開山口川事山を示さない限り、就任その後六年間は就任義務がない(同項後
節目部
参事日以の峨はき
わめ
て名ヴあるものと考えられており、(川口)地方部においては再選以上のケlスが多い。 一般に辞退する者はなく、また、とりわけ段)0もっとも、
なお、裁判所は職権をもって選山された者の適格性の有無を事査する(同条四項)0(初) 凶
もっとも七O歳に注した場合は、当然に解任となる。 参審げはが被選任資格を失ったときはまた、うことができる。六O歳に達すれば辞任できる。それ以前に解任してもら る。正当な陣苫事由があることを証すれば任期任則は六年であるが、二年経過すれば昨任することができ
それまで関与していた事噌件の梓理・裁判についてはひき続き執
務することができる(以上、同誌八条一項)0
参一審員が任期巾に辞任し、
または解任となったため欠只が生じたときは、
その残存期間について新たな参審員が任 裁判管帖区または県内における参詐此の数が変更されたときは、
新たに任命される
命される(同条二項前段)0
また、
者の任則は六年より短くすることができる(同条二項)。解任され、または辞任した参審員は、被選任資絡を有しているときは、後任者が選挙されたことが裁判所に通知されるまで職務を遂行する義務があり、また右通知後も、
すでに関与している事件の処理のためにひき続き執務しなけ (5)ばれ
なら なし、
同章 九条
。
(幻)
参審員は法作上裁判官の一種に属するから、
その執務を開始する前に裁判官六普(LogR23を しなければならない(同章二条)
0この宣誓は裁判所またはその長の前で行なう(同条二項)O
その
文面は長文であ
る 裁判
官宣誓
ヵ:
一部を訳すと次のようなものである(同条一項)。
「私、何某は、名誉
と良心とに賭け
て、
私の最上の理性と良心とに
したがい、すべて
の裁判にお
いて正義を行な
い、
宿める者と貧しき者とを
差別せず、ス
ウェーデンの法と
規則により裁判し、血政、姻族、友人関係、嫉み、思意また
は怯怖、
さらに賄賂および附物その他の理由により、
決して口実を設けて法を歪曲したりまたは不正をしたりしない
」と:::を誓います。云々」
また、
参審nHには裁判官と川様の除斥・
忌避に関する規定が適用される(同草二三条)。
(6) 報酬
参事員には「参審円以:;:に対する補償に関する政令」(Z5『含5m〔HgNムエ〕053EZEぬ巳}3ugロ・
原則的形態としての参官制
内山AMヨ回コOのyig
mH C℃℃門-zm何回gm印吋0505仏05mgr〈郎問。コ仏25・5・)により、日当、
旅必等の報酬が支払われる。
一日二二Oクローネである。
一九
五三 年には二Oクローネで、
以米 数次 にわた って明日当の傾は一九j一年現在、額されているが、ほぽ一O年ごとの推移をみると、(幻)ている。なお、後述三ω切を参照。
一九六四年に六Oクローネ、
一九七五年に二二Oクローネになっ
3
権限||審理・政判への関与(幻)を作成している。
の
大部分の地裁は、予め平年または一年に
わた る参事はのための執務支(乙吉えな円吉宮凹733)(引)」とは他のカテゴリーの裁判所においてもほぼ川係である。
加-J,t
グループの片はしばらく一緒
225
以下、使1上、地裁刑事事件を例にとって説明する。(お)に、辿治、同一の裁判けいと執務する。
参事円以はグル
ープに分けられ
、'1tAHHHd、
、zv 参審日以のNU喚状には則日と被竹人の氏名のみしかっ山快されていない。事
226
件について全く知らせないのは予断排除のためであろう。
(お)
るために必要とされる。さらに若干の地裁は、 また被代人の氏名は、参一審員が除斥・忌避事由の存f小川を知もっ とも
、
若干の地裁は事件の呼上表(Z3Hoc--印E)
を送
付しており、
司法に対する同民参加
起訴状および必要な場合には書証の写しを審理の直前に配付している。
(幻)
係資料を送付している。 F&品、ョ、4iJ d
若干の地裁は大きな事件については閃 本口頭弁論の指祁はもちろん裁判官が行なう(法文は、この裁判e一日を裁判長〔CEF店主主とよんでいる〔法二九京一条参審員は裁判長と共に裁判官席に坐るが、円以古参の者が裁判長の右に、最新任者が最も末端(外側)に席を占
(お)
めることになっているようである。 項学〕)0
節目剖;
ちなみに地方裁判所規則によれば、
(mg
司法実務修間生が刑事事件の裁判を担 当するとき(同規則一九条一項二号参照)は、必ず参事けはが関与しなければならなし円定められている(同条三項)。法曹養成教育と司法に対する」の規定は、
同氏参加との閃係
を与
える上で、
すこぶる示唆に富むものということができよう。
審理が終結すると評議に入るが、
参辛口は裁判長と同等の評決権を有する。すなわち、」の場合の合議および評決は職業
裁判官のみの合議体のそれとほ
,ま同様なのである(法二ハ章、二九主参照)0
もっ とも、
合議においては裁判官が先に意見
を述
、べることになっている(法二九章一条二項、婚姻法一五草三O糸、親子法二O京一条など。その他の裁判所の
参審員についても同趣旨の規定が位かれている)。
したがって、
通常の刑引い山中件(裁判官一、
参審員三)においては、参審員三人の意見が裁判行と児なるときは参審員
のなμが似腿し、
参審此二人の必見と裁判んじおよび参審μ一人の立ハんが異なるときは、被竹人に最も有利な意見が優越し、それが不分明のとき等は裁判官の与する意見が優越する(法二九万三条)。右の評議の点は、一九八三年∞司ω三七O号等による最近の、そしてきわめて重要な改正である。前述ニ付の評決権に関する説明を参照。
スウェーデンでは第一、二審
の判決に
ついても少数意見の表明が
認められているの
で(
法六章三条八号)、参宋はも 少数意見を
述べる権利
を有 する。少数広此は判決者
自体にではな
く、評議調書に表
示するのであるが
、その作成は参 審員自身がすべきで、
裁判所職はに依
似する筋介のものではない
。しかし実際には、
ある程度の補佐
が与えら
れては
いるoこ
の少数広見にはそれほどきび
しい要訪はなく、
多数立見と見なる
理由を簡潔に示し、
かつ向らの正当
と認め
「刈)
る主文を 表示すれば足りるo
判決が当事者に交付されるときは
、この少数意見書
も添付されるo なお
、最後に参寝具の出頭確保に
ついて ふれてお
くo
参事員が除斥
・忌避事由の存在等により執務
できず、または かっ、 遅滞なく他の参事けは
が山頭できないときは
、裁判長は参審員の職務
を行 なわせるた
めに、裁
判管帖区内における参事はの被選任資格
を有 する者を 有換することができる(法同市一O朱)O
期日に出頭せず
、
しかし、 参審はの出頭確保については
、地裁はもちろん他の法判所においても
、
一舵に執務表による執務について
原則的形曹としての参審制
はほとんど問題がないが、
臨時的執務や長期間
を要
する
いや件のための継続的執務については川頭できる参詐只を獲得
(幻)
するのに困難を
生じている。
もっとも、
行政地裁はその例外とみられるc
参審口
こ関する実態
幸Rr:.J ー 」 書
ぎ
の に 節ょ に て いつ お、 て参 は存 、 H 法に 務 関 省す の 尖 ロる フ 態 ジを エ w ク介 ト し チて | み(ムる�が。 九
j
11=
作成
発表
Tこし 参=古
'訴 只の 執務 関係
』等 題と する
的-4t
この
プロジ ェクトグループは、参事は
の執務関係
等の再検討に関
する一九七九年一二月の国会
の決議に基づき、こ
れを承
けた一九八
O年九月一
/口の政府決店
により・叫出帆さ
れたもので、
グループは法
的中日、予知ゆ円、
司法行政庁およ び行政管理庁(印Egro己22)か
らの名代点者によって仙成された
。そ
して
プロジェクトグル
ープは、客一事ぃμに刻する
227
228
(お)アンケート調布等の調布を行ない、その結果として右報特古を作成した次第である。以下、調究結果のなかから、われわれにとって興味を惹くか、ないしは参考になると忠われるものを、報告需の記
司法に対する国民参加
載の順序にこだわらず、参審員に関する一般的および身上に閃する事項と、職務に関する事項とに大別し(区別の基準はあまり厳密ではないがてそれを吏に細分・整理して紹介する。このような作業をやや詳細にこころみる理由は、参審員制度の理解を深めるだけでなく、わが国の調停委員などとの比較検討上も有芯義ではないか、と考えるからであ
る。
ト)一般的および身上に関する事項 第E部
一九八一年一月現在の定数 (1) 定数と実員数 地
裁
一般事件部門五、七六六土地裁判所
五五f
T'r' Iιd
裁
三七二
行政地裁
一般事件部門七二二不動産課税部門二三九行政高裁一O八
よ』11
七、七六五右時点における災凡数は七、000人をやや上廻る。定数と実員数との差呉は、同一人が複数の裁判所の参J者員を兼ねている場合が少なくないことによる。多数の土地裁判所の参審民は地裁の一般事件部門の参詐員を兼ね、多くの参一審員が地裁と行政地裁とを兼務しており、行政高裁の参審員一O八人のうち実に八O人を超える者が高裁の参審員である。
(2) 巾刀K比
男
女
地裁(土地裁判所を含む)
六一(%)
三九(%) 行政地裁i,』喝1」1,/高裁・行政高裁六四ニムハ
ノ台、
u
'いatュ=日一一『/
_._ ノ\
裁判所のカテゴリーによる差異が若しい。
女性の比率が最も氏いのは地裁
(土地栽判所を除くと四二%)で、最も低 (3)のし、
lま行 政地 1&
で のる。
問。ー四九
五Ol五九
六Ol六五六六1七O二Ol三九年齢情味
地裁(土地内判所を含む)ノ(%)
一三ニ(%)
二九(%)
一四(%) 一六(%)
行政地裁
四
ニO
八
二四
原則的形態としての会官制
高裁・行政~仏政
四
一二ハ二九二五 七
一六
一一 一一一
。
五 計
八
b..
1-1
年齢構
成については成判所のカテゴリーによる
差異はあまりみられないが
、高裁・行政日裁は、地政・行政地裁に 比べ て
六六歳以上の者
の比 率が高い。
参事円以の問分の一足らずが五O歳未満である。
」の数字は、二O|七O歳の人口の六一一一%が五O
歳未満であると
と
と対比して考えられるべきであろう。
a且τ なお、後述口矧参照。
沼-I;f_
一に
八刀煩され
ているが(
位低、週に二0時
間働く者を有
(お)
とくに地此においてそうであ
る(人口比では六%なの 職業関係調査では職業グループがOll一Oまで
229 、職おとしてある)段業等(グループ四)が他
に比
べて訴しく多く、
九%)0 逆に陀業労働者等{グループヒ)
の比率はすこぶる低い
(人口比では三二%だが、に、参事μは地裁でも全体でも
230
参審此は同じく一O%)0
」のことはとりわけストックホルム地区の各地裁およびいわゆる三大行政地裁(ストックホル
〔のOZゲO『mony
回cycm〕県およびマルメヒュlス
玄巳ヨorc印〕県各行政地裁)におい
、'J、tu、 バリydT イョl テポリィおよびボ1ヒュ
lス
司法に対する国民参加
て認めら
れる。
は公 務円以の大部分がこれに属
するが、
参審員のうち最社会関係科学的 (凹白HUz--m〈20ロ田宮勺一百円)職業等(グループO)
人口比との閃係でみても高すぎる。
とりわけストックホル
ム地区の各地裁および 高の比率を占め(全体で三三%)
、
大行政地裁にお
いて
そう
である。
雇用関係」こでは、国、地方自治体、私企業にそれぞれ勤務する者、
年金生活者およびそ 自営業、農業、
節目部
の他(5) の七
ぺ〉
分鉱i れさ
て
るもっ。
とも仙の職業関係とは職業グループの定義が多少異なっている。
制では職業的背
尽を示すために、例えば現在年金生活者であっても金属
労働
者と符えた者
はグ ループ七に属させているが、聞では年
金生活者として扱
って いる。最も多いのは地方公務員で全体として二二%であり、そのかなりの部分を教員が占める。
国家・地方公務はは合計して三五%に上り
(人
口比では一
七%
にすぎないが)、ストッ
ク ホ ル ム地裁では四四%、ニ大行 政地法では五一%にも達する。
年金生活者の比率も一九%と高い。人口
比でも 同じく一九%(もっとも老齢年金生活者に限る)だが、参蒋員と
し て の年金生活者は
七O 歳未満であることが留意されなければならない。 刷所得所得を凶つのグループに分けて参審只と全同比(二O
|七O歳)のそれ
を 比較してみると(但し、参審
員については一九八O年、八土川民については一九七八年のものであり、しかも、同一の所得概念を用いることができなかったがて
一般的に参者此の所得は全川氏のそれよりも多いという結論を引き山すことができる。
参者日比の所得は故判所のカテゴリーにより、
かなり大きな差見があるけれども、平均的には行政地肢が最も向く、地裁が最も低い
。三 大行政地裁では半数が年間所得一C万クローネ以上(泣け同の所得グループ)に同するが、二大地裁
では二六%のみがそうである。ちなみに全国民のうち僅か四%がこれに属する。
(五二%) (7) しかし過半数の者四分の一は参詐只以外の他の公的職務を委嘱されていない。参審此以外の他の公的職務
は他
の公的職務を一ないし三有しており、四以上の公的職務を兼ねている者も四分の一弱存花する。このことは年齢構成ととくに大きな関係はない。
lユ職務に関する事項 次に職務に閃する事項について見てみよう。就任の理由ないしその峨立に関する怠日比
原則的j践的としての;;官制
唱且の結論を引き出すことはできないが、若干の同特を摘記してみる。社会的問題に対する関心を挙げた者の多くが、かつて児奄福祉委只会(σ白コ白〈rp忌5E・現在の社会委円以会 以ヨコ仏〕の前身)や阿佐の機関の出成只であったことを述べてい
る。法的ないし法政策的問題への関心を学げる者もいた
。こ
の閃係で、多くの参事孔が裁判所の職務における素人の影響が重要だということを指摘している。 この項目は自由同容である。したがって統計的観点からなんらか
mon-m一口・
必一十の者は年齢的思巾から他の政治的活動を清算し、参事民への任命を公的活動の最後に残されたもの、と考えて(お)いる。
またお干のかhは、参事八の峨HMは'U分に迎している、なぜなら界一間に果すことができ、
事前 または事後の仕事を要
ポし
ない から(後ぷ
凶Bm)
、と述べている。
なおい伯仲叫参事此の多くは、かつて地裁参
事μ で、したがって高裁における裁判述併の在り方に閃心をいだいていた
f'
」とを苧げている。
^"
叫J
地裁参者μの
六O
%が一O年未満である。
(2) ソd1,a1ト,etAノllaUド一九七九年以降に任命された者の最初の任命時の年齢十Kずいム川山山山U
231
中間航は約五O歳、約二O%は六O成以上、約二五%は川Oぷ未満と抗ばをみると、れる。
232
高成および行政内政における参審円以制官は一九七六年に泥足したが、~仏政参容はの半日以より々。くがかつて地作成のそ(幻)れであった者、行政地裁は一九七九年に創設されたが、その参詐此の八O%がその前身たる裁判機関の参詐只だった
司法Jこ対する国民参加
者である。
側 後者では報酬一同クローネの者000、る。あじで基本的には、いるがして両者はやや異なる結果を示算定された。 ケ、ト調査に加えてー執ン審員の執務の頻皮はア裁参地務の頻度一九
八O年に支払われた報酬に本eついて はO1五日執務した者、一、00一ーー二、000クローネの者は六|一O日執,初した者というような算定によってい
第E部
最も一般的なのは年間一一ーー二O日の執務である(四六%)
。二
二%のみ が二O日より多くの執務をしている。六O歳以との年齢のグループに比較 る(両者の差異は後者における支払の遅延に由来すると考えられる)0後者によってみると、
すると、より若年のグループは執務日が少ない。六O歳以上のグループは全執訪日の約二分の一に関与している。
年齢層と人口、
地裁参審員および全執務量との関係を示すと、
次のようになる。
二O|三九四O1四九
五O|五九
」ハOl六五
六六1七O
人
四六(%)
一七(%)
一九(%)
九(%)
九(%) 口
参審員
八
一六
一一 一一一一
四
二九
全執務室における訓合
八
二九三O二O
プは六五|六九のそれをもって代用した。 ※ には、一九七九年二一月=二日現在のもので人口ついて六ール|七Oのグ六|六五のグル、プは六O|六四のそれー六、O
右によって、人口の四六%を占め
る四
O蔵未満は参a誕員としてj%しかいないのに、
人口
の一八%にすぎない六O
しかも実際の執務註においては
五O%を処即している官山えが分る。
歳以上が参審員の四三%を占め、
また、
チめ作成された執務ぷによる執務以外に、
臨時的執務をどれほどしたかというアンケート調査の質問に対し てゼロと答えた孟は、問。山崎未満のグループの五O%、六六窃以ヒのグループの二四%である。逆に一一日より多く執務した者は六六歳以tのグループでは三二%に達するのに、四O歳未満のグループでは八%にすぎない。この数字は上記の全執務長と年附グループとの関係に合致する。
次に、行政地裁参事此については、山一政則日の目当報酬のほかに、記録閲読のための手当(その令額は裁判所ごとに異なり、
かつ事件知明によっても民なる)も支給されるので、
地訟の場合のように支#われた報酬によって執務の頻度を知ることはできず、アンケート調在の結民のみに航らざるをえないが、やはり故も一般的なのは年間一一l一九日の執務である(奇しくも地裁と全く川じ四六%)。
しかしO|五日しか執務しない者は地裁よりも著しく多い(地裁六%、
行政地裁二三%)
。他
万、二O日以ヒ執務する白は地裁よりも少ない(地裁一一一一%、行政地裁二二%)。さらに、山裁参詐只についても地裁や行政地裁とほぼ川様の傾向が窺われる。すなわち、年間一一ー一九日執務す
原則的形態としての参審制
る者が最も多く(四O%
ま)、
た、Ol五日執務する者は八%、二O日以上の者は三七%である。
川川 した。 (お) い。その理由については前述地裁では一般に、参詐バには予め事件に関する資料が与えられな事件の準的 高裁では原則として裁判行と同一の資料が事前に配付される
。
行政地裁では裁判所および事件飢型ごとに事前に送付される資料が見なる。
このようなわけで、
尚裁や行政地裁においては事件の準備が必要に
なる。行政地裁では六八%が四時間より多くを準備に釘やしている。山裁では一l四時間が五五%で最も多く、四時間を超える者は九%にすぎない
。ち
なみに、ゼロと終えた者が向裁で六%、行政地裁で三%あった。
第一f;i:
(5) 報酬に関するな比
233
低すぎる
当
一日Mすぎる
妥 五六(%)
地
裁
一(%)
四三(%)
234
IllJ
j占
二O六七
二J文白川次jiJJ
四
五五
司法に対する同氏参加1
報酬に附する行中川比は年附川によっても凡なる。二Oぷ以Fの年齢グループは
F司、
のJ]
強が低すぎると考えている。他点、六六歳以上の年金生活右のグループでは、報酬に不満をもっ者は半数に満たない。報酬に凶するぷけんと所得との間には興味ある相閃関係が日比山される。峨酬が妥当だとけんけえた者の大部分は最高と最低の所得グループに出する。すなわち、地此参事幻のうち年間所得五万クローネ未満の二分の一強、および同二一万
出岡市
クローネ以ヒの近くが、妥ヨだと考えている。これに刈して同六万lf万クローネの者で妥当だと考えてい
の分 (6)のる
は
。%
足 なり し、
心以而一日十pyめ作成された執務点以外の臨時的峨務を委嘱された場合、職業上の差支えを用出に府絶したことがある者は、四O歳未満では約三分の二、
これ に対して六六歳以上では三分の一にとどまる。拒絶については雇用関係が国家公務員、地点公務円以または私企業勤務のいかんによって大きな差異はみられない。また段業者、年金生活者および無職者を包令する「その他のグループ」は予恕されたように大部分が拒絶を必要としなかった。
辞(7)任 を考
え fこ
と
』ま
今後とも参辛口只を続けるか?
なし、
ρO(%)
ある二Oその理由
時間をとりすぎる
報酬が
低すぎる
その他一六 圧倒的多数は今後とも参詐此の臓を続けようと考えている。
このことはおおむね年齢に関わりがえい0
・辞任しよう
と考えている者の多くは年齢を理巾にしている(前記の則山では「その他」に脱する
)。飢似の理由として、
もう十分に
長く
執務を続けたから
、というのがある。また若干の者は、参審此の職務はH無な味μだから、
と附合えている。
四 結 五口
三口
スウェーデン訴訟法学の最長老エlケレlヴは、スウェーデンの参審制を擁護して次のようにいう。
参事制が階事制に優るのと同保に、
参事什(が一定の任期をもって任命され継続的に多数の事件を取り扱うスウェl
国(則的形態としての参審制
デンのシステムは、参
謀只が事件ごとに任命されるシステムよりも勝れている。
たしかに後者では、参審只に対する
い笠間の圧力を防止すること、九客一審μが政判EVに従属的にならないで素人の見解を代弁できること、および参梓只が事
件馴れしてしまうのを避けることのための保附が得られる。
しかし、これらの長所よりも短所のほうが大きい。後者
の参事μは陪審μと川様の欠点をもっ。訴訟上の経験を欠くところから、蒋易に不合理な見解に囚われてしまうのみならず、日己の凡解を政判官に対して十分にF,張することが閃燥である。参詐只の文作芯識と判断力の信頼性を考え(ぬ)るならば疑いもなく前おのほうがベターである。
第一市
この日比解はおそらく、法作家および一般市民を通じてスウェーデンにおける参事制に対する見方を代表していると(ω) いってよいであろう。
235
スウェーデンの参事制度は、古くこの凶の社会、民衆の限巾んとともに始まり、入門7Uにいたるまで一度も廃止ないし
中断さ
れることなく
、存続・発脱してきた。
これはすこぶる机日すべき
、そして山他動的
な事尖ではあるま
いか
。参
審
236
制度はスウェーデンの司法と民主主義のなかに盤石の恨を伝っている。この国の司法と民主主義を語る者にとって、参審制度を度外視することは不可能である。
司法に対する国民参加
参審員の役割・
機能について公的見
解はくり返しほぼ次のように述べている。参審員の最も重要な機能は、一般市 民の 見解が司法の述営に表現されることにある、と考えられる。さらに素人の関与は、
司法に対する問民の信頼に寄
(川町)(MM)
と思われる
、と。また、与する。素人の判断は、証拠問題および自由裁量的問題の判断 にお いてとりわけ伽前がある
、
政治的
見地からいえば、
参審はつねに「自由のとりで」であったし、
古き良き時代においては地方自治の重要な機関
(MW)
だったのである。
第E部
(似)それは英米における陪審
制度に比すべき||見方によってはそれ以上のll存在なのであ
る。だがそれにも拘らず、
国家財政面の圧迫と制度運用面の困難さ||とくに参審員の出頭確保11が、
近時、
参審員の定足数の減少を結果し ているという冷厳な事実も君過してはなるまい。
われ われが、
わが国における司法に対す
る凪民の参加の制度的確立という問題を考えるとき、
歴史的にこれを欠く
風土、司法文化の下では、右のような現実的障害はさらに増幅されて、容易に克服しがたい防畏として立ちふさがることであろう。しかし現尖的障害のいかんにかかわらず、民主凶家においては司法H裁判が立の立味の司法H裁判と(佑)(日間)いいうるた
めにはむしろ国民の参加は不可欠と考えるべき
である。
わが国にふさわしい国民参加の制度を策定し
、突
現するためには、
われわれは実に多くの面にわたる努力をしなければなら
ないが、比較法的知見の獲得・捉供は一見
迂述にみえながら大切なことであり、反対する側、
消極的な人々を理性的に説得する場合に最上の武器の一つとな
り
うるであろう。本章が次章と共に、
ささやかにせよそのような比較法的知見の一片として役立ちうることを願う次第 である。原則的形態としての参審制
(1)以下の記述は〕SFX〉一ヨ心三回
ア 白〈(吋(Hお与orEEN円広|ごい)国・H8N一的 ℃U・印〈2印r「Zgm7251b]E5750ユ白日・勺「onの印印(∞〈ぬロ回一ハ巴ご)m-H15・会-C
・ス
丘一。50「伺)
・同
日ハ丘一gZ「ぬ・ω〈ぬロ∞一仙の一〈ニ胃ong印門前三』(EH吋)ω・見。ーとくにm-口。lH吋∞-nc『門司03〉円円〈∞EコUBE32(ωz喜一・5吋印)凹・口lpによる。法火に関する詳細な文献はとヨ宮5・ppm-お100に掲げられている。(2)実に多くのコ広三三の名をもっ公私の段聞が存在するが、司法ないし紛争処理制度に関連して二、三の例を挙げれば、司法尖務修町内連常委丸会(ロ222忌BE)、法作扶助迩常委μ会?とzrE官忌EE)および公共苦悩処理委いれ会主一ヨEE『巾r zgp巳Oコ∞ロロヨロ仏)などがある。
(3)参審の起源についてはスウェーデン問有のものではなく、デンマークから移入したものだとする説もある。デンマークにおいては、政古の地方法によれば重大な刑事4件等について参審が存在した。で椛や教会は刑事裁判における参審の利用を焚励したようである。その後の発展の詳細は知られていないが、次第にその利用は制以され、一九世紀に入ると完全に消滅してしまった。一九二七年に実施された訴訟改革によりE大な刑事事件については陪帯制の導入という形で、かつての参審が再生したのである。∞〈g∞γcE)mgmurcF白-D-出・口ω・ご印・(4)丙ゲルマン訪族における民会が、此族、n山民、従凶民の三身分から一二人ずつ選ぼれた計三六人の代表者によって構成されていた事実について、mm四郎『ヨ1
ロゾパ中世
の社会史』(一九八五年、出法門店)八九l九O頁参照。(5)∞〈g印FC3回一回想σoF白・白・印
・吋
区・このスウェーデンにおける委審の雌行現象は、川様に裁判に対する民衆の関与について肯い伝統を有するドイツにおいて、一五杭紀になってロ17法、カノン法の継受が完成すると、次第に参審Mは法律専門家の裁判官によって駆逐された、といわれるのと全く対限的である(小町佐二「ドイツの参審制度」法曹時報二二巻四号〔一九六一年〕四五四1四五五瓦参照)。(6)一六一四年におけるスヴェア高等裁判所ぷ立の立凶について、拙稿「スウェーデンの上竹制度」『裁判と上訴(上)』(一九八O年、市斐間)一四九一μ参照。(7 ) u・-gmrc一老己主与岳山ている。∞〈挙げてし退の原同の一っと 、一投審な参とをの、カけを示すようになったこl不協和.A拠一評価が円山h仕事のhに伴い証拠主持の徹氏化定は山ィリンベレ士
斎の窓三三OU(一九八四年)四九頁以下かある。 いニl伝説ルトンマlグ、紹介としてグ「から」曾イ8マン伝説の法学計にラサガに安本附八朗現われたラl興味深よる)(・ 戸・ム出・
237 境ーな
238
(9)これは祈しい地此の裁判
機関
の惜成について、
通常
の民事訴訟は
都市政 の合品川
、川事訴訟および人事
訴訟
は地ば哉の参詐制をモデルとする妥協的解決の所産といえる。この問題をめぐっては長い間激しい論議が続いた。Z]〉同巴mum-おむlhpω
ア
・同コ円。∞O印ch】℃一(一ぬ0m山一内2U「同。一内)
(叩 凶・品事附…。吋ムllJY吋 ) ロ( 〉MM・r-m-∞・)日( ・0・ロ-Mω正『『昨門円。『Emgヨヨヨ凹笠宮古ぬ∞・命り凹」Z52υ昆己主則巾についてはの改 ) ポの ルンド大学法学部教皮(訴訟法担任)て、市行はかつて在外研究けはとしてスウェーデンに滞在中この問題につい例えば、(日) とを対照。同項一の正後と改一項七条)正前の「白一ZEm丘oヨ∞E一03巳百郎ココ印芯「〈白〕おむい巴ご〔令指般行政裁判所法一改 lル
ディング(忠「O一
三 0回55mH)に吋ねたことがあるが、かれは
同家財政的
理由
による参
官けは の減以に対してきわめて批判的であった。ポlルディング、拙訳『民事・刑事訴訟実務と弁護士』(一九八五年、ぎょうせい)一四O頁注(6)参照。(凶)ロ印〕CH gT 呂田・ω|ム・(日)口明」己]mv∞H一日czuヨコ円山内ヨロココぬロ凶己山口凶【向。ユコ民間「ぴ『7巴一白コ門rコヨ・ョ・同コ『印])匂O『〔釦〈ぬコHV「0」orGE℃刀505吉田門町広門日omvhザ「
円。ョ25∞-Aω・のなお、こ
報特
占の内容
につい てはのちに詳し
く紹 介する。(日)巴85?白・白・凶・5∞・(げ)拙稿「スウェーデンの弁護士制度」第二点京弁護士会編『諸外国の弁護士制度』(一九七六年、日本評論社)二三四頁以下、とくに二三七l二一一一九、二四七|二四八頁参照。
(時)即日
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被選
挙人の数が多いときは、
選挙
人の
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自治
体で、特定の政党に属する行のみが参事Uに選ぼれるという
現象 が生じたことがあり、しかもその
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所同 の占のみが参審μとして適格 と認め られる社会制下をむしていると主張されたというonωユ
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点白
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にかんがみ六年の任期で、三
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Om-ω日地政以外の成判所では事前に資料が送られる場合が多い。」日川践においてはプリントとよ.法れる成判官に配付される資料と同一のものが送付される(mH部第一市四ご三九頁〕参照)。また、
行政裁
判所は原則として書
面審理
なので事前に
資料
が送付される。 それと参
溝口
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総称
として用いたりしている(例
原則的j限強としての参'Ill=制
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(泣)注(日)がそれである。(お)出品判叫が参事川のは併を咋位せず、ふらがいはに何が問題であるかを品明しないで自己の見解のみを押しつけようとし、他万参事μもそれに什んずるような引態に
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初頭に一部の地K此におレて山のようなぶ態か4じたが、その後事態は者しく改持されたといわれる。巴色C「・
白・白・
凶・5・ 定の訴訟が件を引当することができる、とさ
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る。
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