Systemwalker
Centric Manager
V12.0L10/12.1
運用管理サーバ
クラスタ適用ガイド
UNIX
編
J2X1-2540-01Z2(00)
まえがき
本書の目的
本書は、Systemwalker Centric Manager 12.1およびSystemwalker Centric Manager V12.0L10の運用管理サーバを、クラスタシステムを利用して高信頼化 する場合の機能概要、導入方法および運用方法について説明しています。
なお、本書は、Solaris/Linux版を対象としています。
本書の読者
本書は、以下のクラスタを使用して、Systemwalker Centric Managerの運用 管理サーバを高信頼化し、運用管理作業の信頼性を向上させたい方を対象とし ています。
● PRIMECLUSTER ● SafeCLUSTER
● Sun™ Cluster 3.0(以降、Sun Clusterと略しています)
本書をお読みになる前に、“Systemwalker Centric Manager 解説書”をお読 みになり、Systemwalker Centric Managerの概要を理解しておくことが必要で す。 また、本書はネットワーク環境の構築、および使用するクラスタソフトウェ アについて基本的な知識がある読者を対象としています。
本書の構成
本書は、1章~7章および付録から構成されています。第1章 概要
クラスタシステムを利用した運用管理サーバの高信頼運用の概要について 説明します。第2章 環境
運用管理サーバをクラスタシステムにする場合の環境について説明します。第3章 導入
運用管理サーバをクラスタシステム上に導入するための作業について説明 します。第4章 利用機能別に必要な設定
運用管理サーバの各機能を使用する場合の設定について説明します。第5章 デーモンの設定
運用管理サーバの起動デーモンをカスタマイズする方法について説明しま す。第6章 運用
クラスタシステムを利用した運用管理サーバの高信頼運用について説明し ます。
第7章 保守
クラスタシステム運用時のSystemwalker Centric Managerのバックアップ、 リストアについて説明します。
付録A 旧版からの移行
旧版から移行する作業について説明します。
付録B アンインストール
クラスタ運用を解除し、Systemwalker Centric Managerをアンインストール する方法について説明します。
付録C 運用環境の変更に対する設定
データベースの拡張や、IPアドレスまたはホスト名を変更した場合の設定方 法について説明します。付録D 出力するメッセージ
クラスタソフトウェアが出力するメッセージについて記述します。付録E クラスタアプリケーションの設定/削除(PRIMECLUSTER Linux
版)
PRIMECLUSTERのクラスタアプリケーションを設定/削除する方法について説明 します。本書の読み方
コマンドで使用する記号について
コマンドで使用している記号について以下に説明します。記述例
[PARA={a |b |c |… }}記号の意味
記 号 意 味 [ ] この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 { } この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 _ 省略可能記号“[ ] ”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示 された項目であることを示します。 | この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択するこ とを示します。 … この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。マニュアルの記号について
マニュアルでは以下の記号を使用しています。特に注意が必要な事項を説明しています。 知っておくと便利な情報を説明しています。
対象となる記事について
括弧「()」で記述されている部分は、使用しているクラスタソフトウェアに 応じてお読みください。なお、括弧「()」で記述されていない部分は、本マニ ュアルを使用する、すべての方を対象としております。 ● (UNIX版)と記述されている場合 UNIX版のクラスタソフトウェアを使用している方を対象としていま す。 ● (Windows版)と記述されている場合 Windows版のクラスタソフトウェアを使用している方を対象としてい ます。 ● (MSCS)と記述されている場合 MSCSを使用している方を対象としています。 ● (PRIMECLUSTER)と記述されている場合 PRIMECLUSTERを使用している方を対象としています。 ● (SafeCLUSTER)と記述されている場合 SafeCLUSTERを使用している方を対象としています。 ● (Sun Cluster)と記述されている場合 Sun Clusterを使用している方を対象としています。注意事項
本 書 で は 、 Systemwalker Centric Manager の エ デ ィ シ ョ ン で 、 Standard Editionを“SE”、Enterprise Editionを“EE”、およびGlobal Enterprise Edition を“GEE”と省略していますので、各エディションをお読み替えください。
略語表記について
● Linux 上 で 動 作 す る Systemwalker Centric Manager を “ Linux 版 Systemwalker Centric Manager”または“Linux版”と略しています。 ● Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard Edition、Microsoft®
Windows Server™ 2003, Enterprise Edition 、 Microsoft® Windows Server™ 2003, Datacenter Edition お よ び Microsoft® Windows Server™ 2003, Web Editionを“Windows Server 2003”と略していま す。
● Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system 、 Microsoft® Windows® 2000 Server operating systemおよびMicrosoft® Windows® 2000 Advanced Server operating systemを“Windows 2000” と略しています。
● Microsoft® Windows NT® Server network operating system Version 4.0、 Microsoft® Windows NT® Workstation operating system Version 4.0 を“Windows NT”と略しています。
● Microsoft® Windows® 98 operating system, Microsoft® Windows® 98 Second Editionを“Windows 98”と略しています。
● Microsoft® Windows® Millennium Editionを“Windows Me”と略して います。
● Microsoft® Windows® XP ProfessionalおよびMicrosoft® Windows® XP Home Editionを“Windows XP” と略しています。
● Windows NT®、Windows® 2000およびWindows Server2003上で動作する Systemwalker Centric Managerを“Windows版 Systemwalker Centric Manager”または“Windows版”と略しています。
● Solaris™ オペレーティングシステムを“Solaris”と略しています。 ● Solaris で 動 作 す る Systemwalker Centric Manager を “ Solaris 版 Systemwalker Centric Manager”または“Solaris版”と略しています。
輸出管理規制表記
当社ドキュメントには、外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が 含まれていることがあります。特定技術が含まれている場合は、当該ドキュメ ントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づく許可が必要となりま す。 平成17年 8月 平成17年 8月 初版商標について
APC、APCロゴ、PowerChute、Smart-UPS その他のAPC製品名は、American Power Conversion Corpの商標および登録商標です。 Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。 HP-UXは、米国Hewlett-Packard社の登録商標です。 MC/ServiceGuardは、Hewlett-Packard Companyの製品であり、著作権で保護 されています。 Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標ある いは商標です。
Microsoft、MS-DOS、Windows、Windows NT、Visual Basic、Windows Server、 ActiveSyncは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における 登録商標です。
Oracle、Oracle8i、Oracle9iは、米国オラクルの登録商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Sun/Solaris/Java に関連する すべての商標およびロゴマークは、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およ びその他の国における商標または登録商標です。
Symantec、Symantecロゴ、Norton AntiVirusは、SymantecCorporationの米 国における登録商標です。
Tcl/Tkは、カリフォルニア大学、サン・マイクロシステムズ社、Scriptics 社他が作成したフリーソフトです。
UNIX は、X/Open Company Limited が独占的にライセンスしている米国およ び他の国における登録商標です。
VirusScanおよびNetShieldは、米国Network Associates社および関連会社の 商標または登録商標です。
その他の製品名は、各社の商標または登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。 Portions Copyright © Contributors to ISODE Project
Portions Copyright © 1983-1994 Novell,Inc., All Rights Reserved. JavaChart™ Copyright © 1996-1997 Visual Engineering,Inc.All Rights Reserved
HashJava GNU Library General Public License
All Rights Reserved,Copyright © 株式会社PFU 1995-2005 All Rights Reserved,Copyright © 富士通株式会社 1995-2005
目次
第1章 概要... 1 1.1 目的... 2 1.2 機能概要... 3 1.2.1 クラスタシステム環境で利用可能な機能 ... 3 1.2.2 運用管理サーバ間での機能 ... 4 第2章 環境... 9 2.1 システム構成 ... 10 第3章 導入... 13 3.1 導入手順... 14 3.2 設定情報一覧 ... 15 3.3 環境構築前の準備 ... 17 3.3.1 IPアドレスとホスト名の割り当て ... 17 3.3.2 共有ディスクの準備 ... 19 3.3.3 RDB管理情報専用パーティションの設定 ... 20 3.3.4 マウントの設定 ... 21 3.3.5 ServerView Linuxバンドルモデルに導入する場合の注意事項 ... 24 3.4 導入... 263.4.1 Systemwalker Centric Managerのインストール ... 26
3.4.2 クラスタのセットアップ(プライマリでの設定) ... 26 3.4.3 クラスタのセットアップ(セカンダリでの設定) ... 31 3.4.4 GEEを使用する場合の設定 ... 33 3.4.5 待機系の監視 ... 34 3.5 クラスタアプリケーションの作成 ... 42 3.5.1 PRIMECLUSTERを使用する場合 ... 42 3.5.2 SafeCLUSTERを使用する場合 ... 45 3.5.3 Sun Clusterを使用する場合 ... 46
3.6 Systemwalker Centric Managerの起動 ... 48
3.7 Systemwalkerコンソールの設定と起動 ... 49 3.8 ServerViewでの監視結果をSystemwalkerコンソールで監視する場合の設定 ... 52 第4章 利用機能別に必要な設定 ... 53 4.1 各機能で必要な設定 ... 54 4.1.1 インベントリ収集機能を使用する場合 ... 54 4.1.2 リカバリフロー機能を使用する場合 ... 56 4.1.3 ヘルプデスク機能を使用する場合 ... 59 4.1.4 イベント監視機能を使用する場合 ... 66 4.1.5 資源配付機能を使用する場合 ... 66 4.1.6 スローダウン監視機能を使用する場合 ... 66 4.1.7 セルフチェック機能を使用する場合 ... 67 4.1.8 サーバ性能監視機能を使用する場合 ... 67 4.1.9 IDカードセキュリティを使用する場合 ... 68 4.2 ポリシー定義の設定 ... 69
4.2.1 アプリケーション管理/サーバ性能監視のポリシー定義... 69 4.2.2 アプリケーション管理/サーバ性能監視以外のポリシー定義... 70 第5章 デーモンの設定 ... 73 5.1 フェールオーバの詳細設定 ... 74 5.1.1 デーモンの起動を抑止する ... 74 5.1.2 デーモンのプロセスを監視する ... 75 5.1.3 プロセス監視機能をカスタマイズする ... 76 5.2 デフォルト値 ... 79 5.2.1 デフォルトで起動するデーモン一覧 ... 79 5.2.2 フェールオーバの設定値一覧 ... 80 5.3 プロセス一覧 ... 82 第6章 運用 ... 85 6.1 クラスタシステム上の運用管理サーバの起動/停止 ... 86 6.1.1 クラスタシステム上の運用管理サーバを起動する ... 86 6.1.2 クラスタシステム上の運用管理サーバを停止する ... 88 6.2 フェールオーバした場合 ... 90 6.2.1 フェールオーバした場合のメッセージ ... 90 6.2.2 フェールオーバした場合のエラーメッセージ ... 90 6.2.3 運用管理クライアントの自動再接続 ... 91 6.3 クラスタシステム運用時の注意事項 ... 93 第7章 保守 ... 95 7.1 バックアップ(プライマリ/セカンダリ) ... 96 7.2 リストア(プライマリ/セカンダリ) ... 98 7.2.1 クラスタのアンセットアップ ... 98 7.2.2 クラスタのセットアップ(プライマリ) ... 99 7.2.3 クラスタのセットアップ(セカンダリ) ... 103 7.2.4 利用機能別に必要な設定 ... 105 7.2.5 リストアコマンドの実行 ... 105 7.2.6 クラスタアプリケーションの作成 ... 106 7.2.7 運用管理サーバの再設定 ... 106
7.2.8 Systemwalker Centric Managerの再起動 ... 106
7.2.9 構成情報の一括配付 ... 106 7.2.10 ネットワーク管理ポリシーの一括配付 ... 107 7.2.11 利用機能の環境設定 ... 107 7.2.12 SVPM連携の定義およびシステム構成情報の登録(GEEの場合)... 107 7.3 環境が壊れた場合の復旧 ... 108 7.3.1 プライマリが壊れた場合 ... 108 7.3.2 セカンダリが壊れた場合 ... 110 付録A 旧版からの移行 ... 113 A.1 バージョンアップの準備 ... 113 A.2 旧版データの退避 ... 114 A.3 環境削除 ... 115 A.4 バージョンアップ ... 115 A.5 利用機能別に必要な作業 ... 118
A.6 ヘルプデスクデータベースの移行 ... 119 A.7 旧版から移行時の注意事項 ... 120 付録B アンインストール ... 121 B.1 運用管理サーバのクラスタの解除 ... 121 B.2 各種データベースの削除 ... 122 B.3 運用管理サーバのアンインストール ... 125 付録C 運用環境の変更に対する設定 ... 129 C.1 データベースを拡張する ... 129 C.1.1 フレームワークデータベースを拡張する ... 129 C.1.2 インベントリデータベースを拡張する ... 137 C.1.3 ヘルプデスクデータベースを拡張する ... 137 C.1.4 リカバリフローデータベースを拡張する ... 139 C.2 IPアドレス/ホスト名を変更する ... 139
C.2.1 Systemwalker Centric Managerの停止 ... 140
C.2.2 Interstageのシステム情報の移出(Interstage共存時) ... 140 C.2.3 バックアップ ... 141 C.2.4 クラスタシステムの解除 ... 141 C.2.5 IPアドレスとホスト名の変更 ... 141 C.2.6 hostsファイルまたはDNSの変更 ... 141 C.2.7 Interstageのシステム情報の移入(Interstage共存時) ... 141 C.2.8 クラスタセットアップ ... 141 C.2.9 リストア ... 142
C.2.10 Systemwalker Centric Managerの起動 ... 142
C.2.11 論理ノードの変更 ... 142 C.2.12 運用管理クライアントの接続先の変更 ... 143 C.2.13 物理ノードの変更 ... 143 C.2.14 各機能での設定 ... 145 C.3 アカウントを変更する ... 153 C.3.1 アカウントのパスワードを変更する ... 153 C.3.2 アカウントを変更する ... 153 C.3.3 Systemwalkerで保持しているアカウントのパスワードを変更する ... 154 C.3.4 Systemwalkerで保持しているアカウントを変更する ... 154 C.4 通信環境定義の「自ホスト名」の定義を変更する ... 155 付録D 出力するメッセージ ... 163 D.1 クラスタが出力するメッセージ ... 163 D.1.1 PRIMECLUSTERを使用する場合 ... 163 D.1.2 SafeCLUSTERを使用する場合 ... 163 D.1.3 Sun Clusterを使用する場合 ... 164 D.2 クラスタセットアップ時に出力するメッセージと対処方法 ... 165 D.2.1 メッセージ一覧 ... 165 D.2.2 エラーメッセージ一覧 ... 165 D.2.3 復旧手順 ... 167
付録E クラスタアプリケーションの設定/削除(PRIMECLUSTER Linux版) ... 169
E.1.1 事前準備 ... 169 E.1.2 リソース/クラスタアプリケーションの定義 ... 170 E.1.3 RMSの設定 ... 176 E.1.4 フェールオーバの設定 ... 177 E.1.5 フェールオーバ後の状態設定 ... 179 E.1.6 クラスタサービスを自動起動するための設定 ... 181 E.1.7 すべての設定の保存 ... 183 E.1.8 Configurationファイルの設定 ... 183 E.2 リソース/クラスタアプリケーションの削除 ... 184 E.2.1 リソースの削除 ... 184 E.2.2 クラスタアプリケーションの削除 ... 186
第1章 概要
本章では、クラスタシステムを利用した運用管理サーバの高信頼運用の概要 について説明します。
1.1 目的
クラスタシステムとは、サーバおよびサーバ上で稼働する業務の高可用性を 目的として、複数のサーバを接続して構築する高信頼なシステム構成のことで す。
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバのクラスタシステムは、1:1 の運用待機をサポートしています。
1:1の運用待機とは、運用系が業務を稼働し、待機系として、1台がスタン バイしている形態です。運用系がダウンした場合、待機系が業務を引継ぐこと で、高信頼性を保証します。
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバを、クラスタシステムで運用 するイメージ図を以下に示します。
クラスタシステムでは、稼働しているノードを運用系、スタンバイしている ノードを待機系と呼んでいます。
本書では、運用系として使用するノードをプライマリ、障害時に業務を引き 継ぐためのノードをセカンダリと呼んでいます。
また、運用前などで、まだSystemwalker Centric Managerを導入していない 場合、最初に運用系として構築するノードをプライマリ、待機系として構築す るノードをセカンダリと呼びます。
1.2 機能概要
クラスタシステムを利用した運用管理サーバの高信頼運用で、使用できる機 能について説明します。1.2.1 クラスタシステム環境で利用可能な機能
クラスタシステムを利用した運用管理サーバの高信頼運用でも、通常のシン グル環境と同様に機能を使用することができますが、使用する機能により設定 が必要となる場合、および機能に制限がある場合があります。 クラスタシステムを利用した運用管理サーバの高信頼運用では、使用できる 機能が以下の表のようになります。 機能 分 類 対象 詳細項目 12.1 導 入 運用管理サーバ クラスタセットアップ ○ クラスタノード検出 ○ 構 成 フ レ ー ム ワ ーク 運用管理サーバ クラスタサービス検出 ○ 資源の受信 ○ 資源の中継(SV,CL) ○ 資源の適用 ○ インベントリ収集 ○ ク ラ ス タ サ ー ビ ス 以 外で運用(物理ノード として運用) インベントリ通知 ○ 資源の受信 ○ 資源の中継(SV,CL) ○ 資源の適用 △(*1) インベントリ収集 × 配 付 運用形態 ク ラ ス タ サ ー ビ ス と して運用(論理ノード として運用) インベントリ通知 ○ OS/ ミ ド ル ウェア ローカルディスク イベント監視 △(*2) イベント監視 △(*2) ローカルディスク システム性能 しきい値監視 ○ イベント監視 △(*3) ハ ー ド ウ ェ ア 共有ディスク システム性能 しきい値監視 ○ ノード状態監視 ○ ノード状態表示 ○ ノード状態監視(スクリプト) ○ 物理IP 性能監視 ○ ネ ッ ト ワ ー ク 論理IP 性能監視 ○ 監 視 ノ ー ド の 変 更監視 未登録固定IPノードの接続検 知 ○機能 固定IPノードの削除/追加/ア ドレス変更の検知 ○ アプリケーション稼働監視 ○ イベント監視 △(*2) ローカルアプリ 性能監視 ○ アプリケーション稼働監視 ○ イベント監視 △(*2) ア プ リ ケ ー ション ク ラ ス タ 上 の ア プ リ ケーション 性能監視 ○ ク ラ ス タ サ ービス 稼働状態監視 ○ ク ラ ス タ ソ フトウェア イベント監視 △(*2) メ ッ セ ー ジ 返 答 要 求 ・ 応答 メッセージ返答要求・応答 ○ リモートコマンド ○ リモート操作 ○ 対処の自動化 ○ 復旧操作 ローカルディスク リカバリフロー ○ リ カ バ リ 障害管理 ヘルプデスク ○ ネットワーク性能情報の出力 ○ ア セ ス メ シ ス テ ム の 評価 監視イベント情報の出力 ○ カ ー ド セ キ ュ リ ティ カード セ キ ュ リ テ ィ 運用管理サーバ IDカードセキュリティ ○ ○:使用可 △:設定/制限あり使用可能 ×:使用不可 (*1):共有ディスクだけに配付できます。 (*2):運用形態名は、部門管理サーバ、業務サーバで設定可能です。 (*3):共有ディスクのログファイル監視は、部門管理サーバ、業務サーバ で設定可能です。 機能ごとの設定については、“4章 利用機能別に必要な設定”を参照してく ださい。それぞれの機能については、“Systemwalker Centric Manager 解説書” を参照してください。
1.2.2 運用管理サーバ間での機能
サーバへ配付を行うことができます。
クラスタシステムを利用した場合、運用系、待機系でそれぞれ機能に制限が あります。
運用系から運用系自身に対して使用できる機能と、運用系から待機系に対し て使用できる機能を以下に示します。
それぞれの監視機能については、“Systemwalker Centric Manager 解説書” を参照してください。 機能名 運用系自身 運用系から見 た待機系の監 視/機能 説明 イベント監視 ◎ △ 運用系が発生するイベントを運用 系で監視できます。 運用系から、待機系のSyslogで発生 したイベントだけ監視することが できます。 ログファイル監視 × × 運用管理サーバではログファイル の監視はできません(共有ディスク 上のファイルも含む) ノード状態の監視 ◎ ◎ 通常のシングル環境と同じように使用す ることができます。 ノードの状態の表 示 ◎ ◎ 通常のシングル環境と同じように使用す ることができます。 ノード検出 ◎ ◎ 通常のシングル環境と同じように使用す ることができます。※1 HUB 接 続 状 態 の 表 示 ◎ ◎ 通常のシングル環境と同じように使用す ることができます。 MIB監視 ◎ ◎ 通常のシングル環境と同じように使用す ることができます。 サーバ性能監視 〇 × ポリシーを運用系、待機系でそれぞ れ作成し、配付することで、運用系 のサーバ性能を運用系で監視でき ます。 運用系から待機系のサーバ性能は 監視できません。 ネットワーク性能 監視 ◎ × 運用系で運用系の論理インタフェ ースのネットワーク性能を監視で きます。 運用系から待機系のネットワーク 性能を監視できません。
機能名 運用系自身 運用系から見 た待機系の監 視/機能 説明 アプリケーション 管理 〇 × ポリシーを運用系、待機系でそれぞ れ作成し、配付することで、運用系 から運用系のアプリケーションの 稼働状態、性能を管理できます。 運用系から待機系のアプリケーシ ョンを管理できません。 ポリシー配付 ◎ × 運用系で、運用系のポリシーを適用 できます。 運用系から待機系のポリシーを配 付、適用できません。 資源配付 × × クラスタ シス テムの運 用管 理サーバへ は、資源配付はできません 強制配付 × × クラスタ シス テムの運 用管 理サーバへ は、強制配付はできません 資源の適用 △ △ 共有ディスクへだけ資源の適用ができま す。 アプリケーション 配付 × × クラスタ シス テムの運 用管 理サーバへ は、アプリケーション配付できません。 インベントリ収集 × × クラスタシステムの運用管理サーバから インベントリ情報を収集することはでき ません。 リカバリフロー 〇 × リカバリフロー機能は、運用系で使用し ます。 ヘルプデスク 〇 × ヘルプデスク機能は、運用系で使用しま す。 デーモン起動抑止 〇 〇 使用しない機能の起動を抑止します。 保守情報収集ツー ル 〇 〇 トラブル時に保守情報を収集しま す。 運用系、待機系の両方で保守情報を 収集します。 収集時には、共有ディスクへのアク セスを取得してください。 プロセス監視 〇 〇 プロセスに異常が発生した場合のフェー ルオーバ対象の機能を指定できます。 セルフチェック × ◎ 運用系の異常は、運用系で検知でき ません。 運用系から待機系のセルフチェッ クができます。 リモート操作 ◎ ◎ 通常のシングル環境と同じように使用す ることができます。 リモートコマンド ◎ × 運用系でリモートコマンドを使用できま す。運用系から待機系のリモートコマン ドを実行できません。
機能名 運用系自身 運用系から見 た待機系の監 視/機能 説明 スクリプト ◎ △ スクリプトを使用します。 待機系では、スクリプトの自動起動 は行われません。 運用形態名での運 用 × × 運用管理サーバを運用形態名で監視運用 することはできません。 メッセージ返答要 求・応答 × × 運用系でメッセージ返答要求を行 い、その後フェールオーバが発生す ると、応答操作を行うことはできま せん。 運用系から待機系へのメッセージ 返答要求・応答機能は使用できませ ん。 ◎:通常のシングル環境と同じように使用することができます。 ○:通常のシングル環境と同じように使用することができますが、クラスタ システム用の設定が必要です。 △:一部制限があります。 ×:使用できません。 ※1:条件により、論理インタフェースが独立したノードとして検出されま す。
第2章 環境
本章では、クラスタシステムを利用したSystemwalker Centric Managerの運 用管理サーバの構成について説明します。
2.1 システム構成
運用管理サーバをクラスタシステムにした場合の構成図を以下に示します。ソフトウェア条件
インストール種別に応じて、それぞれ必要なソフトウェアをインストールし てください。運用管理サーバ(クラスタシステム)
OS ソフトウェア条件 インストール種別Systemwalker Centric Manager EE/GEE 12.1 運用管理サーバ Solaris 以下のクラスタソフトウェアのどれかをインス トールします。 PRIMECLUSTER 4.1 SafeCLUSTER 2.x Sun Cluster 3.0 -
Systemwalker Centric Manager EE V12.0L10 運用管理サーバ Linux
PRIMECLUSTER 4.1 -
運用管理クライアント
OS ソフトウェア条件 インストール種別
Windows Systemwalker Centric Manager EE/GEE V12.0L10 運用管理クライ アント
業務サーバ
OS ソフトウェア条件 インストール種別
Windows Systemwalker Centric Manager SE/EE V12.0L10 Solaris Systemwalker Centric Manager SE/EE 12.1 Linux Systemwalker Centric Manager SE/EE V12.0L10
業務サーバ
運用形態
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバでは、1:1の運用待機の運用 形態をサポートします。運用形態については、各クラスタソフトウェアのマニ ュアルを参照してください。 クラスタシステム上に構築するプライマリノードおよびセカンダリノ ードは、同じ環境で構築します。バージョンレベルおよびOSが異なるも のでは構築できません。 配下になるサーバ(部門管理サーバ/業務サーバ)およびクライアント は、運用管理サーバと同じバージョンレベルか、それ以下のバージョン レベルで、構成してください。運用管理サーバより下のバージョンレベ ルで構成した場合は、機能制限(バージョンレベルに合わせて)があり ます。
第3章 導入
本章では、運用管理サーバをクラスタシステム上に導入するための設定方法 について説明します。
3.1 導入手順
運用管理サーバをクラスタシステム上に導入する場合の手順を以下に示し ます。
3.2 設定情報一覧
Systemwalker Centric Managerを導入する場合、必須/選択となる設定、お よびその設定をどのノードで実施するかについて説明します。 以下の表に示す、詳細な設定手順については、“3.3 環境構築前の準備”以 降を参照してください。 記載 場所 設定 必須/ 選択 設定を実施するノード 3.3.1 IPアドレスとホスト名の割り当て 必須 プライマリ、セカンダリ 3.3.2 共有ディスクの準備 必須 プライマリ 3.3.3 RDB管理情報専用パーティション の設定 必須 プライマリ、セカンダリ 3.3.4 マウントの設定 必須 プライマリ、セカンダリ 3.3.5 ServerView Linuxバンドルモデル に導入する場合の注意事項 必 須 (*1) プライマリ、セカンダリ 3.4.1 Systemwalker Centric Managerの
インストール 必須 プライマリ、セカンダリ 3.4.2 クラスタのセットアップ(プライ マリでの設定) 必須 プライマリ 3.4.3 クラスタのセットアップ(セカン ダリでの設定) 必須 セカンダリ 3.4.4 GEEを使用する場合の設定 選択 プライマリ 3.4.5 待機系の監視 選択 プライマリ、セカンダリ 3.5 クラスタアプリケーションの作成 必須 プライマリ 3.6 Systemwalker Centric Managerの
起動 必須 プライマリ、セカンダリ 3.7 Systemwalkerコンソールの設定と 起動 必須 運用管理クライアント 3.8 ServerView で の 監 視 結 果 を Systemwalkerコンソールで監視す る場合の設定 必 須 (*1) プライマリ、セカンダリ (*1)Linux版を使用する場合だけ必須となります。 以下の表に示す、詳細な設定手順については、“第4章 利用機能別に必要な 設定”以降を参照してください。 記載 場所 設定 必須/ 選択 設定を実施するノード 4.1.1 インベントリ収集機能を使用する 場合 選択 プライマリ 4.1.2 リカバリフロー機能を使用する場 合 選択 プライマリ 4.1.3 ヘルプデスク機能を使用する場合 選択 プライマリ、セカンダリ 4.1.4 イベント監視機能を使用する場合 選択 監視対象の全ノード 4.1.5 資源配付機能を使用する場合 選択 運用管理クライアント 4.1.6 スローダウン監視機能を使用する 場合 選択 プライマリ、セカンダリ
記載 場所 設定 必須/ 選択 設定を実施するノード 4.1.7 セルフチェック機能を使用する場 合 選択 プライマリ、セカンダリ 4.1.8 サーバ性能監視機能を使用する場 合 選択 プライマリ、セカンダリ 4.1.9 IDカードセキュリティを使用する 場合 選択 運用管理クライアント 4.2.1 アプリケーション管理/サーバ性 能監視のポリシー定義 選択 運用管理クライアント 4.2.2 アプリケーション管理/サーバ性 能監視以外のポリシー定義 選択 運用管理クライアント
3.3 環境構築前の準備
運用管理サーバをクラスタシステム上に導入する前に、以下の環境を設定し て あ る こ と を 確 認 し て く だ さ い 。 そ れ ぞ れ の 設 定 方 法 に つ い て は 、 “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”および各クラスタソフトウェ アのマニュアルを参照してください。 なお、ここでは、クラスタソフトウェアはすでにインストールされているも のとします。
3.3.1 IPアドレスとホスト名の割り当て
クラスタシステムを構成するノードでは、それぞれ複数のIPアドレスおよび ホスト名を管理しています。IPアドレスおよびホスト名には、以下の種類があ ります。 パブリックネットワークに与えられたIPアドレス 各ノードのLANカードに対して、与えられたIPアドレスで、外部との 通信に使用します。 プライベートネットワークに与えられたIPアドレス 各ノードのLANカードに対して、与えられたIPアドレスで、ノード間 の通信に使用します。Systemwalker Centric Manager用グループのIPアドレス(以降、論理IP アドレスとします) クラスタシステムで運用する時に、使用するネットワーク上でユニー クなIPアドレスを新規に割り当てます。 PRIMECLUSTER Linux版を使用する場合は、PRIMECLUSTER GLSの初期設 定で、論理IPアドレスを引き継ぎIPアドレスとして設定してください。 詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Manager用のホスト名(以降、論理ホスト名とし ます)
論理IPアドレスが解決できる名前です。DNSなどのネームサービスに 登録することで、有効になります。
IPアドレスの関係を、以下の図に示します。
クラスタシステムの場合は、複数のIPアドレスが同じホスト名を持つことに なります。そのため、Systemwalker Centric Managerによりシステムの運用管 理を行う場合、以下のようにIPアドレスとホスト名を割り当てます。 監視対象にクラスタシステムが存在する場合は、それを構成するノード が管理するすべてのIPアドレスについて、別々のホスト名を割り当てて ください。 パブリックネットワークのIPアドレスの1つに対しては、必ずノードの コンピュータ名をホスト名として割り当ててください。 IPアドレスとホスト名の割当ては、hostsファイルまたはDNSなどのネームサ ーバで行います。運用管理サーバ、および運用管理クライアントで、以下の設 定をしてください。
運用管理サーバ
hostsファイルまたはDNSの設定運用管理クライアント
hostsファイルの設定
物理IPアドレスと論理IPアドレスを設定します。 接続先ホスト名の設定
接続先のホスト名には、Systemwalker Centric Manager用グループの ネットワーク名を指定します。
3.3.2 共有ディスクの準備
共 有 デ ィ ス ク に は 、 プ ラ イ マ リ ノ ー ド と セ カ ン ダ リ ノ ー ド で 共 有 す る Systemwalker Centric Managerのファイルを格納します。
共有ディスクのパーティション構成は、シングル環境でのデータベース用パ ーティション、およびCentric Managerの資源を共有するパーティション(以 降、共有資源用パーティションとします)となります。
共有ディスクに以下のパーティションを作成してください。
作成方法の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書” および各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。必要なパー テ ィ シ ョ ン の 数 お よ び ボ リ ュ ー ム に つ い て は 、“ Systemwalker Centric Manager 解説書”および“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参 照してください。 共有資源用パーティション フレームワークデータベース用パーティション(以降、RDB管理情報専 用パーティションとします) 各種データベースのパーティション 以下のデータベースを使用する場合は、各種データベースのパーティ ションを作成します。 - インベントリデータベース - リカバリフローデータベース - ヘルプデスクデータベース
Sun Clusterを使用する場合
Sun Clusterを使用する場合、デバイスグループを登録します。preferenced属性、failback属性と一緒に、Systemwalker Centric Manager が使用するデバイスグループを有効にして作成します。このとき、共有資源用 パーティションと、各データベースパーティションを同一のデバイスグループ 上に、作成する必要があります。 共有資源用パーティション、および各データベースパーティションをGlobal File Systemで作成する場合、各パーティションは、プリマリノードおよびセ カンダリノードから常時マウントされます。この場合、以下の設定で共有ディ
スクをマウント/アンマウントする必要はありません。操作対象のノードに、 スイッチオーバしてください。 クラスタのセットアップ クラスタの解除 フレームワークデータベース拡張 Sun Clusterを使用する場合、切り替え/切り戻し作業は、デバイスグ ループのスイッチオーバとなります。 以降、本マニュアルの切り替え/切り戻し、フェールオーバの記述に ついては、スイッチオーバと読み替えてください。
3.3.3 RDB管理情報専用パーティションの設定
以下の条件に当てはまる場合は、それぞれ設定を行ってください。Sun Clusterを使用する場合
RDB管理情報専用パーティション上にファイルシステムを作成し、指定のフ ァイルシステムで、マウントできるように、/etc/vfstabにエントリを追加し ます。マウントするディレクトリは、任意の名前で作成します。 [データベース用デバイス設定]画面でのRDB管理情報デバイス入力では任意 のディレクトリとして作成してディレクトリ名を設定します。Solaris版を使用し、UFSファイルシステム以外でRDB管理情報を作成
する場合
RDB管理情報を、UFSファイルシステム以外のファイルシステムで作成する場 合は、RDB管理情報専用パーティション上にファイルシステムを作成し、指定 のファイルシステムで、マウントできるように、/etc/vfstabにエントリを追 加します。マウントするディレクトリは、任意の名前で作成します。 [データベース用デバイス設定]画面でのRDB管理情報デバイス入力では任意 のディレクトリとして作成してディレクトリ名を設定します。 クラスタセットアップコマンド(mpsupclt)実行前に、RDB管理情報 専用パーティションをマウントし、クラスタセットアップ(各機能ごと のデータベース作成を含む)の完了後にアンマウントする必要がありま す。Linux版を使用し、ext3ファイルシステム以外でRDB管理情報を作成す
る場合
RDB管理情報を、ext3ファイルシステム以外のファイルシステムで作成する 場合は、RDB管理情報専用パーティション上にファイルシステムを作成し、指 定のファイルシステムで、マウントできるように、/etc/fstabにエントリを追 加します。マウントするディレクトリは、任意の名前で作成します。 [データベース用デバイス設定]画面でのRDB管理情報デバイス入力では任意 のディレクトリとして作成してディレクトリ名を設定します。 クラスタセットアップコマンド(mpsupclt)実行前に、RDB管理情報 専用パーティションをマウントし、クラスタセットアップ(各機能のデ ータベース作成を含む)の完了後にアンマウントする必要があります。共有資源用パーティション上にRDB管理情報を作成する場合
RDB管理情報専用パーティションを用意できない場合でも、共有ディスク上 で設定した共有資源用パーティションをマウントするディレクトリ上に、RDB 管理情報を作成することができます。 この場合、/etc/vfstab(Linux版の場合は、/etc/fstab)へのエントリ追加、 マウントなどの手順は必要ありません。 共有資源パーティション上にRDB管理情報を作成する場合は、共有資 源用パーティションと異なるファイルシステムにすることはできませ ん。3.3.4 マウントの設定
共有資源用パーティション、およびRDB管理情報専用パーティションを自動 マウントするための設定をします。設定手順
自 動 マ ウ ン ト の 設 定 は 、 プ ラ イ マ リ お よ び セ カ ン ダ リ で 行 い ま す 。 /etc/vfstab(Linux版の場合は、/etc/fstab)のフィールドは、以下のように 設定します。 [Solaris版の場合] - FS Typeフィールド:ufs - mount at boot:no[Linux版の場合] - オプション:noauto 共有資源用パーティション、およびRDB管理情報専用パーティションを自動 マウントするための設定手順を以下に示します。
PRIMECLUSTERの場合
/etc/vfstab(Linux版の場合は、/etc/fstab) に記述してある、共有資源 パーティションとRDB管理者情報専用パーティションのエントリを複写し行の 先頭に#RMS#を追加します。 【Solaris版の設定例】 以下の設定値で設定例を示します。 デバイス名/マウントポイント 設定値 共有資源用のデバイス名 /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0 RDB管理情報専用パーティショ ンのデバイス名 /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s1 共有資源用(クラスタセットア ップ時に指定)のマウントポイ ント /share RDB管理情報専用パーティショ ン(FW)のマウントポイント /SWFWDB(注1) 注1:RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティションの デバイス名を指定する場合、マウントポイントは「/SWFWDB」固 定になります。 /etc/vfstabファイルに以下の行を追加します。 /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s0 /share ufs 2 no - #RMS#/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0/dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s0 /share ufs 2 no –
/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s1 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s1 /SWFWDB ufs 2 no – #RMS#/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s1 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s1 /SWFWDB ufs 2 no - 【Linux版の設定例】 以下の設定値で設定例を示します。 デバイス名/マウントポイント 設定値 共有資源用のデバイス名 /dev/sdb1 RDB管理情報専用パーティショ ンのデバイス名 /dev/sdb2 共有資源用(クラスタセットア ップ時に指定)のマウントポイ ント /share RDB管理情報専用パーティショ ン(FW)のマウントポイント /SWFWDB(注1)
注1:RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティションの デバイス名を指定する場合、マウントポイントは「/SWFWDB」固 定になります。
/etc/fstabファイルに以下の行を追加します。
/dev/sdb1 /share ext3 noauto 0 0 #RMS#/dev/sdb1 /share ext3 noauto 0 0 /dev/sdb2 /SWFWDB ext3 noauto 0 0 #RMS#/dev/sdb2 /SWFWDB ext3 noauto 0 0
SafeCLUSTERの場合
以下の設定値で設定手順を示します。 デバイス名/マウントポイント 設定値 共有資源用のデバイス名 /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0 RDB管理情報専用パーティショ ンのデバイス名 /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s1 共有資源用(クラスタセットア ップ時に指定)のマウントポイ ント /share RDB管理情報専用パーティショ ン(FW)のマウントポイント /SWFWDB(注1) 注1:RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティションのデバイス名 を指定する場合、マウントポイントは「/SWFWDB」固定になります。 1. /etc/vfstabファイルに以下の行を追加します。/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s0 /share ufs 2 no -
/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s1 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s1 /SWFWDB ufs 2 no -
2. 以下のファイルに、手順1と同様の行を追加します。
/etc/opt/FJSVcluster/etc/vfstab_(Systemwalker Centric Managerのク ラスタサービス名)
Sun Clusterの場合
以下の設定値で設定例を示します。 デバイス名/マウントポイント 設定値 共有資源用のデバイス名 /dev/md/sw/dsk/d11 RDB管理情報専用パーティショ ンのデバイス名 /dev/md/sw/dsk/d12 共有資源用(クラスタセットア ップ時に指定)のマウントポイ ント /global/sw-share RDB管理情報専用パーティショ ン(FW)のマウントポイント /global/sw-swfwdb /etc/vfstabファイルに以下の行を追加します。global
/dev/md/sw/dsk/d12 /dev/md/sw/rdsk/d12 /global/sw-swfwdb ufs 2 yes global
3.3.5 ServerView Linuxバンドルモデルに導入する場合の
注意事項
ServerView Linuxバンドルモデルに Systemwalker Centric Manager を導入 する場合、プライマリノード、セカンダリノードそれぞれでServerView Linux の設定を変更する必要があります。
以下に設定手順を示します。
ServerView(AlarmService) 導 入 済 み 環 境 に Systemwalker Centric
Managerを導入する場合
1. ServerView のアラーム設定の再定義 ServerView Linux のエージェント側でアラーム設定を行っている場 合、ServerView Consoleでそれぞれのサーバで定義していた設定を再定 義する必要があります。 アラーム設定の定義方法の詳細については“ServerView ユーザーズ ガイド”を参照してください。 2. ServerView Linux の SNMPトラップ送信先の追加・変更 SNMPトラップ送信先を、運用管理サーバに設定します。 ServerView のアラーム設定を利用している場合には、運用管理クラ イアントも SNMPトラップ送信先に設定する必要があります。 ServerView Linux の SNMPトラップ通知先の追加および変更方法は “ServerView ユーザーズガイド”を参照してください。 3. AlarmService のアンインストールLinuxサーバ上の ServerView の[AlarmService]をアンインストール します。 ServerView が動作している Linuxサーバ上で以下のコマンドを実行 してください。 rpm -e AlarmService 4. SNMPトラップデーモンの自動起動を抑止 Linuxサーバの SNMPトラップデーモンが自動起動するように定義さ れている場合、自動起動しないように設定を変更する必要があります。 以下の手順で設定を変更します。 1) スーパーユーザでログインし、以下のコマンドを実行します。 /usr/sbin/setup →メニュー画面が表示されます。 2) [System service]を選択し、[Enter]キーを入力します。 →[サービス]画面が表示されます。 3) [snmptrapd]の項目に付いている[*]を外します。
[*]印を外すには、項目にカーソルを合わせ、[Space]キーを押 します。 4) [Tab]キーで[OK]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力します。 5) [Tab]キーで[停止]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力しま す。 →setup が終了します。
Systemwalker Centric Manager 導 入 済 み 環 境 に
ServerView(AlarmService)を導入する場合
1. ServerView Linux の SNMPトラップ送信先の追加・変更 SNMPトラップ送信先を、運用管理サーバに設定します。 ServerView のアラーム設定を利用している場合には、運用管理クラ イアントも SNMPトラップ送信先に設定する必要があります。 ServerView Linux の SNMPトラップ通知先の追加および変更方法は “ServerView ユーザーズガイド”を参照してください。 2. AlarmService のアンインストールLinuxサーバ上の ServerView の[AlarmService]をアンインストール します。 ServerView が動作している Linuxサーバ上で以下のコマンドを実行 してください。 rpm -e AlarmService 3. SNMPトラップデーモンの自動起動を抑止 Linuxサーバの SNMPトラップデーモンが自動起動するように定義さ れている場合、自動起動しないように設定を変更する必要があります。 以下の手順で設定を変更します。 1) スーパーユーザでログインし、以下のコマンドを実行します。 /usr/sbin/setup →メニュー画面が表示されます。 2) [System service]を選択し、[Enter]キーを入力します。 [サービス]画面が表示されます。 3) [snmptrapd]の項目に付いている[*]を外します。 [*]印を外すには、項目にカーソルを合わせ、[Space]キーを押 します。 4) [Tab]キーで[OK]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力します。 5) [Tab]キーで[停止]にカーソルを合わせ、[Enter]キーを入力しま す。 →setup が終了します。
3.4 導入
運用管理サーバをクラスタシステム上に導入する設定について説明します。
3.4.1 Systemwalker Centric Managerのインストール
インストール
プ ラ イ マ リ ノ ー ド お よ び セ カ ン ダ リ ノ ー ド に 、 Systemwalker Centric Managerをインストールします。インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。 共有ディスクにはインストールしないでください。アカウント情報の設定
Systemwalker Centric Managerを使用するOSのアカウント(ユーザ、グルー プ)情報を、プライマリノード、セカンダリノードで同一にします。
3.4.2 クラスタのセットアップ(プライマリでの設定)
共有ディスクの準備
ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合は、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
Sun Clusterを使用する場合は、Systemwalker Centric Managerで使用する 共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバし ます。
クラスタのセットアップ
クラスタセットアップコマンドを実行することで、クラスタの環境構築とフ レームワークデータベースの作成を行います。 1. 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。 - RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任 意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーテ ィションをマウントします。- Sun Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用す
る共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへス イッチオーバします。
2. 以下のコマンドを実行し、セットアップメニューを表示します。 コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマ ニュアル”を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Primary –i 論理IPアドレス –h ホ スト名 –m マウントポイント [-l] [-mix]
[論理IPアドレス]
Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPア ドレスを指定します。
[ホスト名]
論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。[マウントポイント]
共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定 します。[-l]オプション
環境構築処理で環境構築情報ファイルを利用する場合に指定し ます。[-mix]オプション
構築済みのINTERSTAGE環境と共存するときに指定します。 [Solaris版の場合] /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Systemwalker Centric Manager 12.1 運用管理サーバ on FUJITSU セットアップメニュー /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 1 : Systemwalker Centric Manager環境作成 2 : Systemwalker Centric Manager環境削除 3 : Systemwalker Centric Manager起動 4 : Systemwalker Centric Manager停止 5 : 保守 q : 終了 SELECT ==> 1 [Linux版の場合] /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// Systemwalker Centric Manager V12.0L10 運用管理サーバ on FUJITSU セットアップメニュー /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 1 : Systemwalker Centric Manager環境作成 2 : Systemwalker Centric Manager環境削除 3 : Systemwalker Centric Manager起動 4 : Systemwalker Centric Manager停止 5 : 保守 q : 終了 SELECT ==> 13. セットアップメニューで、“1”を入力し、“1: Systemwalker Centric Manager環境作成”を選択します。 4. 運用管理サーバの環境を作成します。 “y”を入力します。 5. 管理ドメインを指定します。 任意の管理ドメイン名を入力します。 管理ドメイン名は、以下の条件を満たしている必要があります。 ‐ 英数字だけである。 ‐ 128文字以内の文字列である。 ‐ 空白を使用していない。 省略した場合、管理ドメイン名にはホスト名を指定したものと みなされます。ホスト名に英数字以外の文字が含まれている場合 は、ホスト名を変更するか、上記の条件でドメイン名を指定して ください。 6. データベース用デバイス名を設定します。 各データベース用デバイス名を設定します。ここでは、共有ディスク のデータベース用デバイス名を設定します。 以下の通常のデバイス形式を使用しない場合は[ENTER]キーを入力し てから、共有ディスクのデータベース用デバイス名をフルパスで設定し ます。 通常のデバイス形式 /dev/(r)dsk/~ Solaris版 /dev/~ Linux版 /dev/~ RDB管理情報専用パーティションにファイルシステムを作成している 場合、RDB管理情報デバイス名には、[ENTER]キーを入力してから、共有 ディスク上に設定したRDB管理情報専用パーティションをマウントする ディレクトリを設定してください。 共有ディスク上にRDB管理情報専用パーティションが用意でき ない場合は、共有ディスク上に設定した共有資源用パーティショ ンをマウントするディレクトリを任意のディレクトリとして設 定することができます。そのほかのディレクトリ(ローカルディ レクトリ)を任意のディレクトリとして設定することはできませ ん。 [Solaris版の場合] [ データベース用デバイス設定 ] +---+
| 通常のデバイス形式( /dev/(r)dsk/c?t?d?s? )以外のデバイスを、設定 | | する場合は、一度 ENTER KEY を入力してフルパスで設定してください。| +---+ RDB管理情報デバイス名を入力してください。 ( format : /dev/dsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/dsk/ RDB管理情報を任意のディレクトリ配下に作成する場合は、 フルパスで指定してください。 ENTER ==> /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s3 RDBディクショナリ用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/rdsk/ ENTER ==> /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s4 RDBログファイル用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/rdsk/ "r"と入力するとレギュラーファイル"/SWFWDB/swlog"の指定と なります。 ENTER ==> /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s5 データベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/rdsk/ ENTER ==> /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s6 [Linux版の場合] [ データベース用デバイス設定 ] +---+ | 通常のデバイス形式(/dev/hd??、/dev/raw/raw?)以外のデバイスを設定 | | する場合は、一度 ENTER KEY を入力してフルパスで設定してください。| +---+ RDB管理情報デバイス名を入力してください。 ( format : /dev/hd?? ) ENTER ==> /dev/ RDB管理情報を任意のディレクトリ配下に作成する場合は、 フルパスで指定してください。
ENTER ==> /dev/sdb5 RDBディクショナリ用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/raw/raw? ) ENTER ==> /dev/raw/raw1 RDBログファイル用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/raw/raw? ) ENTER ==> /dev/raw/raw2 データベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/raw/raw? ) ENTER ==> /dev/raw/raw3 7. データベースサイズを設定します。 作成するフレームワークデータベースの領域を設定します。 8. 環境作成を開始します。 設定情報を確認し、“y”を入力します。フレームワークデータベース の作成を開始します。 環境作成が正常に終了した場合は、以下のメッセージが出力されます。 以下のメッセージが出力されなかった場合は、再度、環境を作成してく ださい。
Systemwalker Centric Manager環境作成は正常終了しました。 Cluster support setup finished.
9. SVPM連携および監視対象システムの監視パスの定義(GEEの場合) Systemwalker Centric Manager GEEの場合で、グローバルサーバを監 視対象とするときは、SVPM連携および監視対象システムの監視パスにつ いて定義します。詳細は、“Systemwalker Centric Manager GEE説明書” を参照してください。 10. 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。 - RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任 意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーテ ィションをアンマウントします。 クラスタのセットアップに失敗した場合、“付録D.2 クラスタセット アップ時に出力するメッセ-ジと対処方法”を参照してください。
3.4.3 クラスタのセットアップ(セカンダリでの設定)
共有ディスクの準備
ボ リ ュ ー ム 管 理 ソ フ ト ウ ェ ア な ど を 使 用 し て い る 場 合 、 Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
Sun Clusterを使用する場合は、Systemwalker Centric Managerで使用する 共有ディスク上のデバイスグループをセカンダリノードへスイッチオーバし ます。
クラスタのセットアップ
クラスタセットアップコマンドを実行することで、クラスタの環境構築とフ レームワークデータベースの作成を行います。 1. 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。 - RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任 意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーテ ィションをマウントします。- Sun Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用す る共有ディスク上のデバイスグループをセカンダリノードへス イッチオーバします。
2. 以下のコマンドを実行し、セットアップメニューを表示します。 コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスガ イド”を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Secondary –i 論理IPアドレス –h ホ スト名 –m マウントポイント [-l] [-mix]
[論理IPアドレス]
Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPア ドレスを指定します。プライマリノードで設定した値と同じ値を 設定してください。 [ホスト名] 論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。 プライマリノードで設定した値と同じ値を設定してください。 [マウントポイント] 共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定 します。プライマリノードで設定した値と同じ値を設定してくだ さい。 [-l]オプション 環境構築処理で環境構築情報ファイルを利用する場合に指定し ます。 [-mix]オプション
構築済みのINTERSTAGE環境と共存するときに指定します。 [Solaris版の場合]
/////////////////////////////////////////////////////////////// Systemwalker Centric Manager 12.1 運用管理サーバ on FUJITSU セットアップメニュー
/////////////////////////////////////////////////////////////// 1 : Systemwalker Centric Manager環境作成
2 : Systemwalker Centric Manager環境削除 3 : Systemwalker Centric Manager起動 4 : Systemwalker Centric Manager停止 5 : 保守
q : 終了 SELECT ==> 1
[Linux版の場合]
/////////////////////////////////////////////////////////////// Systemwalker Centric Manager V12.0L10 運 用 管 理 サ ー バ on FUJITSU
セットアップメニュー
/////////////////////////////////////////////////////////////// 1 : Systemwalker Centric Manager環境作成
2 : Systemwalker Centric Manager環境削除 3 : Systemwalker Centric Manager起動 4 : Systemwalker Centric Manager停止 5 : 保守 q : 終了 SELECT ==> 1 3. セットアップメニューで“1”を入力し、“1: Systemwalker Centric Manager環境作成”を選択します。 4. 運用管理サーバの環境を作成します。 プライマリノードで設定した以下の値と同じ値で、運用管理サーバの 環境が作成されます。 - 管理ドメイン名 - データベース用デバイス名 - データベースサイズ 5. SVPM連携の定義(GEEの場合)
Systemwalker Centric Manager GEEの場合で、グローバルサーバを監 視 対 象 と す る 場 合 は 、 SVPM 連 携 に つ い て 定 義 し ま す 。 詳 細 は 、 “Systemwalker Centric Manager GEE説明書”を参照してください。
ハードウェア情報定義ファイルを作成する場合は、Systemwalker Centric Managerを停止してから行ってください。
6. 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。 - RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任
ィションをアンマウントします。 デーモン起動停止および監視プロセスをカスタマイズすることがで きます。詳細は、“5章 デーモンの設定”を参照してください。 クラスタのセットアップに失敗した場合、“付録D.2 クラスタセット アップ時に出力するメッセ-ジと対処方法”を参照してください。
3.4.4 GEEを使用する場合の設定
Systemwalker Centric Manager GEEを使用する場合、プライマリノードで以 下の設定を行います。
システム構成情報の登録(GEEの場合)
グローバルサーバを監視する場合は、以下の手順でシステム構成情報を登録 します。 1. プライマリノードで、以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを起動します。 /opt/systemwalker/bin/scentricmgr 2. プライマリノードで、以下のコマンドを実行し、システム構成情報を登 録します。詳細は、“Systemwalker Centric Manager GEE説明書”を参 照してください。/opt/FJSVsagt/bin/gscmadd
GSサブシステム監視のアラーム監視機能の設定(GEEの場合)
Systemwalker Centric Manager GEEのGSサブシステム監視機能を使用する場 合 、 プ ラ イ マ リ ノ ー ド で 、 以 下 の コ マ ン ド を 実 行 し ま す 。 詳 細 は 、 “Systemwalker Centric Manager GEE説明書”を参照してください。/opt/FJSVsapag/bin/MpGSAppSetAlm -a
アラーム監視機能の設定(GEEの場合)
アラーム監視機能は、GS/Mシリーズで出力されるVTAM-Gのアラームメッセー ジやSUREで出力されるNCSPのアラームメッセージを解析し、[Systemwalkerコ ンソール]の対象オブジェクトのアイコン色を変更する機能です。 アラーム監視機能を有効にする場合は、プライマリノードで、以下のコマンドを実行します。詳細は、“Systemwalker Centric Manager GEE説明書”を参 照してください。 /opt/FJSVsfons/bin/MpFonSetAlm –a
3.4.5 待機系の監視
クラスタシステム上で運用管理サーバを運用する場合、プライマリノードで トラブル発生時には、自動切換えが行われ、継続して運用できます。しかし、 セカンダリノードでトラブルが発生していた場合、トラブル発生時にノードや サービスの自動切換えが正しく行われず、重要な業務の監視や管理が途切れる 可能性があります。そこで、本機能ではクラスタ構成にある運用管理サーバで、 プライマリノードからセカンダリノードの監視(syslogdを監視)を実現し、 継続された管理システムの運用を可能にします。 待機系を監視するには、以下の手順を実施します。 1. 監視対象待機系の定義 2. クラスタ待機系監視環境の定義 3. syslog連携の再起動監視対象待機系の定義
監視対象待機系の定義では、監視対象とする待機系のホスト名の情報を定義 します。プライマリノード、セカンダリノードの両方で、クラスタ関係にある 互いのノードを定義してください。 クラスタノード定義ファイルに、待機系のホスト名の情報を定義する手順を 以下に示します。 1. 以下のクラスタノード定義ファイルをエディタで開きます。 /etc/opt/FJSVsagt/opaclshosts 2. クラスタノード定義ファイルに以下の定義を追加します。 NodeName SwHostName - NodeName 監視するセカンダリノードの物理IPアドレスに対応したホスト名を128バイト以内で指定します。 - SwHostName 監視するセカンダリノードの通信環境定義で指定した自ホスト 名を128バイト以内で指定します。 ‐ “DNS”を選択している場合 ドメインに登録してある場合は、ドメイン名も記述します。 ‐ “ホスト名”を選択している場合 ホスト名を記述します。 ‐ “ユーザ指定”を選択している場合 ここに指定してある名前をそのまま記述します。
自ホスト名
自ホスト名については、“付録C.4 通信環境定義の「自ホスト名」の 定義を変更する”を参照してください。 定義できる待機系は、1台です。 NodeNameとSwHostNameの間に、半角で空白またはタブを入力します。 定義は1行で記述します。SwHostNameの後ろは、「改行」を設定します。 行の先頭に“#”記号がある場合は、“#”記号から「改行」までがコメ ントになります。 1行の定義は512byte以内で記述します。 本定義ファイルに設定がない場合は、待機系監視機能は動作しません。 本定義ファイルにはデフォルト値の設定はありません。 本定義ファイルは、同一システムへのリストアの場合だけバックアッ プ・リストアの対象です。定義例
以下のクラスタシステムの定義方法を示します。 ノードのホスト名:NodeA、NodeB 通信環境定義の自ホスト名:“ホスト名”(NodeA、NodeB)NodeAのクラスタノード定義ファイル NodeB NodeB これによって、NodeAが運用系で動作中の場合、待機中のNodeBから転 送されてくるメッセージを監視できます。 NodeBのクラスタノード定義ファイル NodeA NodeA これによって、NodeBが運用系で動作中の場合、待機中のNodeAから転 送されてくるメッセージを監視できます。