Zoho Mail 移行手順書
メールホスティング設定版
スマートワークイノベーション事業本部
サイバーセキュリティ事業部
2019 年 5 月 29 日
1.2 版
改訂履歴
Xerox、Xerox ロゴ、および Fuji Xerox ロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。 その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。
改訂日
改訂内容
版数
2019/3/26
初版(1.0)発行
1.0
2019/4/15
タグの移行について追記
1.1
2019/5/29
8 章 SkyDesk メールの移行 IMAP 移行の追加
9 章 Zoho サービスによる機能の設定の追加
11 章<表示名の変更>項の追加
1.2
i
< まえがき >
本手順書では、独自ドメインを設定して SkyDesk をご利用いただいているお客様
が、現在お使いのメールホスティングを Zoho に移行する方法についてご紹介して
います。
本書で使用している操作画面は、ドキュメント作成時点のものです。
将来的に本書記載内容と操作画面が異なる可能性があることをご了承願います。
< 本書の取り扱い >
本書は、富士ゼロックス株式会社の著作物です。また、本書には弊社独自のノウハ
ウや未発表の情報が含まれている場合があります。本書の複製、引用、送信、なら
びに貴社の関係者以外の方への開示は、必ず弊社にご確認のうえ、行ってくださ
い。
ii
< 目次 >
1.
管理者作業:作業をする前の確認事項 ... 1
<使用する手順書の確認> ... 1
<ドメインサービスの確認> ... 1
2.
管理者作業:Zoho アカウントを作成する ... 2
<Zoho アカウントの登録> ... 2
3.
管理者作業:Zoho Mail アカウントにサインインする。 ... 4
4.
管理者作業:メールホスティングを有効にする ... 7
5.
管理者作業:ドメインの設定 ... 8
<ドメインの認証> ~TXT 認証の場合~ ... 8
<ドメインの認証> ~CNAME 認証の場合~ ... 9
<ドメインの認証>~管理者のメールアカウント作成~ ... 9
<その他の項目> ... 10
<MX レコードの設定> ... 10
<SPF/DKIM> ... 11
6.
管理者作業:セキュリティ機能 ... 13
iii
<パスワードのポリシー> ... 13
<IP アドレス制限> ... 13
7.
管理者作業:ユーザーのインポート ... 14
<ホスティングしたドメインを使用する場合> ... 14
<ホスティングしたドメインを使用しない場合> ... 17
8.
管理者作業:SkyDesk メールの移行 ... 19
<POP による移行> ... 19
<IMAP による移行> ... 22
9.
管理者作業:Zoho サービスによる機能の設定... 25
<迷惑メール管理> ... 25
<組織の迷惑メール処理> ... 26
10.
ユーザー作業:SkyDesk メールの移行 ... 27
<メールのエクスポート、インポートによる移行> ... 27
11.
ユーザー作業:フォルダーやフィルターなどの設定 ... 30
<フォルダーの共有> ... 30
<フィルターの作成> ... 31
<表示名の変更> ... 32
<署名の作成> ... 33
iv
<タグの作成> ... 33
12.
ユーザー作業:メール以外の各種データについて ... 35
<カレンダーの移行> ... 35
<連絡先の移行> ... 35
<タスクの移行> ... 38
<メモの移行> ... 38
<お気に入りの移行> ... 38
注意:
本手順書では、独自ドメインを設定して SkyDesk をご利用いただいてい
るお客様が、現在お使いのメールホスティングを Zoho に移行する方法に
ついてご紹介しています。
1
1. 管理者作業:作業をする前の確認事項
<使用する手順書の確認>
この手順書は、メールホスティングをしているお客様が、Zoho メールに移
行する手順書です。XXXXX@skydesk.jp のメールアドレスでお使いのお客
様は、
「Zoho_メール移行手順書(skydesk.jp 移行版)」をダウンロードして、お
使いください。
<ドメインサービスの確認>
本書の中の「DNS に設定」と書かれているものは、ドメインサービスの設
定になります。ご不明な点は、ドメインサービスの契約先にお問合せくださ
い。
注意:
一度、Zoho_メール移行手順書(skydesk.jp 移行版)の
手順で移行してしまうと、メールホスティングの設定が
できなくなります。ご確認をお願いします。
2
2. 管理者作業:Zoho アカウントを作成する
アカウントを既に作成されているお客様は、この操作は不要です。
<Zoho アカウントの登録>
1. https://www.zoho.com/jp/ にアクセスし、画面一番下の「サービス規約」と「個人情報 保護について」の内容をご確認ください。 2. ブラウザで https://accounts.zoho.com/accounts/register へアクセスします。 ①“氏名”“メールアドレス”“パスワード”を入力します。②“I agree to the Terms of Service and Privacy Policy”にチェックを入れます。 前手順でご確認いただいた「サービス規約」と「個人情報保護について」の内容に同意いただ く操作になります。 ③「ユーザー登録」をクリックします。
①
②
③
3 3. アカウントが作成されると、登録したメールアドレスに、認証メールが届きます。メールに表 示された「メールアドレスを認証する」をクリックし、アカウントを認証してください。 メールの登録通知画面が表示されたら、認証完了です。 4. ここで一旦、Zoho をサインアウトしてください。 右上の人の形をしたアイコン( )→「サインアウト」の順にクリックしてください。
4
3. 管理者作業:Zoho Mail アカウントにサイン
インする。
1. https://accounts.zoho.com/signin?servicename=ZohoHome&serviceurl=https%3A/ /home.zoho.com&signupurl=https%3A//www.zoho.com/signup.html へアクセスし、 第 2 章で作成したアカウントでサインインします。 2. メニュー画面より、「Mail」をクリックします。注意:
メニュー画面の前に、右図のような 2 段階認証に関する画面が表示され ることがあります。 その場合は右下の「後で通知する」 をクリックして先に進んでくださ い。(2 段階認証は後からでも設定 可能)5 3. 手順 2 で「Mail」をクリックすると、下図が表示されます。 認証コードを受け取る携帯電話の電話番号を入力し、「コードの送信」をクリックします。 この時、電話番号の先頭の 0 は省き、2 桁目から入力します。 4. 携帯電話で受け取った認証コードを入力し、「認証」をクリックします。 5. 「おめでとうございます!」画面で「 」をクリックします。 ←注意: 電話番号の先頭の 0 は 入力しないでください。
6 6.
本手順は設定を誤ると元に戻すことが出来ません。絶対に間違えないように
慎重に操作をお願いいたします。
「ようこそ」画面で“ に既存のドメインを追加して、ドメインのメールアドレスを作成 してください。”にチェックをし、画像に表示されている文字を入力します。 その後、「続ける」をクリックします。7
4. 管理者作業:メールホスティングを有効にする
1. 事前にドメインを取得してください。
2. “所有しているドメインでサインインする”にチェックを入れ、手順 1 で取得したドメイン
8
5. 管理者作業:ドメインの設定
「ドメインの設定」画面の左ペインの項目を上から順に設定していきます。
不要な部分はスキップして後から設定することができます。
本手順書では、<ドメインの認証>のみ設定し、その他の項目は「コントロールパネ
ル」で設定する手順についてご説明します。
<ドメインの認証> ~TXT 認証の場合~
TXT 認証ではなく、CNAME 認証を行う場合は手順 2 に進んでください。
1. ① 左ペインの<ドメインの認証>をクリックします。 ② 右ペインの<TXT メソッド>をクリックします。 ③“名前/ホスト/エイリアス/CNAME”“値/登録先/宛先”の値を DNS に設定します。 ④ DNS に設定後、「TXT 認証に進む」をクリックします。①
②
③
④
9
<ドメインの認証> ~CNAME 認証の場合~
2. ① 右ペインの <CNAME メソッド> をクリックします。 ②“名前/ホスト/エイリアス/CNAME”“値/登録先/宛先”の値を DNS に設定します。 ③ DNS に設定後、「CNAME 認証に進む」をクリックします。<ドメインの認証>~管理者のメールアカウント作成~
3. 「ドメインを認証しました」というメッセージが表示されたら、次にメールサービスの管理者 のメールアカウントを作成します。アカウント名を入力し、「Create Account」をクリック します。①
②
③
10
<その他の項目>
<ユーザーの追加> <グループの作成> <SPF/DKIM>は、コントロールパネルでも設定
できますので、ここではスキップして先に進みます。
4. <ユーザーの追加>では「スキップ」をクリックします。 ⇒ 第 7 章「ユーザーのインポート」にてユーザーを追加する手順をご説明します。 5. <グループの作成>では「スキップ」をクリックします。 ⇒ コントロールパネルの<グループ>で作成できます。 6. <Email Delivery の設定>では「次へ」をクリックします。 7. <SPF/DKIM>では「スキップ」をクリックします。 ⇒ 次頁にて SPF/DKIM 設定の手順をご説明します。<MX レコードの設定>
Zoho Mail で直接メールを受信するには、DNS に MX レコードを設定する必要があ
ります。
8. ブラウザの「受信トレイ」タブ(メール画面)を選択し、右上の「My Profile」(①)→ 「Control Panel」(②)の順にクリックします。 9. コントロールパネルの左ペインの<ドメイン>をクリックし、右ペインの「メールホスティング の手順」内の表を元に MX レコードを DNS に設定します。 必ず、3つの MX レコードの設定をしてください。①
②
11
<SPF/DKIM>
SPF 設定
10. 左ペインの<メールの管理>-<メール認証>-<SPF>をクリックし、“TXT-Host/Name” “TXT Value”の値を DNS に設定します。DKIM 設定
11. 左ペインの<メールの管理>-<メール認証>-<DKIM>をクリックし、ドメインの右横にある鉛筆 マーク(編集)をクリックします。12
12. “ドメイン”を選択し、“セレクター名” を入力します。その後、「保存」をクリックしま す。
13. “TXT-Host/Name”“TXT Value”を DNS に設定します。その後、「認証」をクリック します。
13
6. 管理者作業:セキュリティ機能
SkyDesk の設定内容と同様に、Zoho 側にもセキュリティ機能を設定します。
<パスワードのポリシー>
1. コントロールパネルを開きます。 2. 左ペインの<パスワードのポリシー>をクリックします。 パスワードポリシーの詳細を入力し、「OK」をクリックします。<IP アドレス制限>
ここで定義する IP 範囲からのみアカウントへのログインが許可されます。
また役割ごとに IP 制限を定義できます。IP 制限は特権管理者/管理者/ユーザーの
3 種類です。
3. ① 左ペインの<許可した IP アドレス>をクリックします。② 右ペインの “IP アドレス(開始)”“IP アドレス(To)”を入力し、“IP 制限を追加 する”の中から該当する役割を選択します。その後、「追加」をクリックします。 ③ 真ん中のペインに定義した IP 範囲が表示されます。
①
②
③
14
7. 管理者作業:ユーザーのインポート
ここでは SkyDesk ユーザーをエクスポートした csv ファイルを Zoho にインポー
トする手順についてご説明します。
なお、無料プランの場合、ユーザー4 名(管理者含めて 5 名)まで追加可能です。
管理者によるメールの移行作業を実施しない場合はこの操作以降、各ユーザーにて
Zoho Mail にてメールの送受信や、各種設定が実施できるようになります。
<ホスティングしたドメインを使用する場合>
ホスティングしたドメインを使用する場合、ユーザーアカウントは自動的に作成さ
れ、認証も不要です。ホスティングしたドメインを使用しない場合は、P17 に進ん
でください。
SkyDesk 側でユーザーをエクスポートする
1. SkyDesk 側のコントロールパネルを開き、<ユーザーの詳細>(①)→<ユーザーのエクスポー ト>(②)の順にクリックします。 2. “パスワード付きで暗号化”にチェックを入れ、 パスワードを入力した後、「ファイルのエ クスポート」をクリックします。エクスポートファイルは zip 形式で作成されます。 ※ セキュリティ対策として暗号化することを推奨しております。 3. エクスポートファイル(zip 形式)を解凍し、csv ファイルを取り出します。①
②
15
インポートするファイルを編集する
4. SkyDesk 側でエクスポートした csv ファイルを、Zoho 側でインポートできるように編集し ます。項目名、必須項目、注意事項は下表をご参照ください。 SkyDesk エクスポートファイル Zoho インポートファイル 必須 項目 注意事項 メールアドレス Username ● メールアドレスの @より前を入力 - Password ● 新規項目 名 Firstname ● 姓 Lastname ● 表示名 Displayname ● Gender Gender 市区町村 City 都道府県 StateZip Code Zipcode
電話番号 Phone 携帯電話 Mobile - Skypeid 役職 Role
注意:
インポートファイルは上図のように Excel で編集可能ですが、エクスポー
トした csv ファイルを開いた時に文字化けが発生する場合があります。
その場合は csv ファイルの文字コードを Shift-JIS に変更してから開き直
してください。
Username
Password
Firstname Lastname Displayname
Role
test1_user
Password0! 一郎
高橋
高橋 一郎 Admin
test2_user
Password0! 修
伊藤
伊藤 修
User
test3_user
Password0! 浩
山本
山本 浩
User
test4_user
Password0! 学
中村
中村 学
User
test5_user
Password0! 徹
小林
小林 徹
User
test6_user
Password0! 直美
吉田
吉田 直美 User
test7_user
Password0! 由美子
山田
山田 由美子
User
test8_user
Password0! 真由美
佐々木
佐々木 真由美
User
test9_user
Password0! 智子
山口
山口 智子 User
16 5. 編集したインポートファイルを下記の注意事項に合った形式で保存します。
Zoho 側でユーザーをインポートする
6. Zoho 側のコントロールパネルを開き、<ユーザーの詳細>(①)→<ユーザーのインポート> (②)→“.csv ファイル” (③)の順にクリックします。 7. <ユーザーのインポート>の「参照」をクリックして、手順 5 で保存したインポートファイル (csv 形式)を指定します。続いて<利用可能なドメイン>を選択し、「OK」をクリックしま す。 8. インポートが完了し、ユーザーの詳細画面にユーザーが追加されます。 追加された ユーザー①
②
③
注意:
ファイル名には
半角英数
をご使用ください。
ファイル形式は
csv 形式
で保存してください。
文字コードは
UTF-8 の BOM なし
の形式で保存してください。
17
<ホスティングしたドメインを使用しない場合>
SkyDesk 側でユーザーをエクスポートする
9. SkyDesk ユーザーをエクスポートします。手順は P14 の手順 1~3をご参照ください。Zoho 側でユーザーをインポートする
10. Zoho 側のコントロールパネルを開き、<ユーザーの詳細>(①)→<ユーザーのインポート> (②)→“.csv ファイル”(③)の順にクリックします。 11. <その他既存のメールアドレスを使用して複数のユーザーを招待する>の「参照」をクリックし て、手順 9 で取得した csv ファイルを指定し、「OK」をクリックします。 12. 下図のようなメッセージが表示されたら、「OK」をクリックします。①
②
③
18
13. インポートしたユーザー宛に Zoho 側からの招待メッセージが届きます。メールの中の 「Join Organization」をクリックします。
14. アカウント作成画面が表示されますので、メールアカウント作成を行ってください。 手順につきましては第 3 章をご参照ください。
19
8. 管理者作業:SkyDesk メールの移行
本手順書では、<POP による移行> と <IMAP による移行> の2つの方法につい
てご説明します。
<POP による移行>
1. https://mail.zoho.com/cpanel/index.do#dashboard/general にアクセスし、管理者権 限でログインします。 2. <メールの管理>(①)→ <データ移行>(②)→ <移行の設定>(③) の順にクリックします。①
②
③
20 3. データ移行画面にて下図のとおり入力し、「移行の設定」をクリックします。 4. 「アカウントの追加」をクリックします。 5. アカウントの追加画面にて以下のとおり入力し、「追加して閉じる」をクリックします。 ①送信元のメールアドレス:Skydesk 側のメールアドレス ②送信元のパスワード:Skydesk 側のパスワード ③宛先メールアドレス:Zoho 側のメールアドレス ④優先度:(入力不要) データ移行名:移行 移行のプロトコル:POP サーバー名:pop.skydesk.jp セキュリティ:SSL サーバーのポート:995 最大接続数:5(アカウントを追加する最大数。 デフォルトは5)
②
③
④
①
21 6. 画面右上の「移行のステータスを確認する」をクリックします。 7. ステータス欄の右隣にある「開始」をクリックするとメールの移行が開始されます。 ※移行には、データ数によって数分~数時間以上かかります。
<移行後の確認方法>
① Zoho 側のメール受信画面を開きます。 ② メール画面左下に表示されるアカウントの中から移行したアカウントを選択すると、 移行されたメールを確認できます。注意:
POP による移行の場合、送信トレイは移行されません。
次ページ<メールのエクスポート、インポートによる移行>をご参照いた
だき、送信トレイを個別に移行してください。
②
22
<IMAP による移行>
8. https://mail.zoho.com/cpanel/index.do#dashboard/general にアクセスし、管理者権 限でログインします。 9. <メールの管理>(①)→ <データ移行>(②)→ <移行の設定>(③) の順にクリックします。①
②
③
23 10. データ移行画面にて下図のとおり入力し、「移行の設定」をクリックします。 11. 「アカウントの追加」をクリックします。 12. アカウントの追加画面にて以下のとおり入力し、「追加して閉じる」をクリックします。 ①送信元のメールアドレス:Skydesk 側のメールアドレス ②送信元のパスワード:Skydesk 側のパスワード ③宛先メールアドレス:Zoho 側のメールアドレス ④優先度:(入力不要)
②
③
④
①
データ移行名:移行 移行のプロトコル:IMAP サーバーの種類:その他 サーバー名:imap.skydesk.jp セキュリティ:SSL サーバーのポート:993 最大接続数:5(アカウントを追加する最大数。 デフォルトは5)24 13. 画面右上の「移行のステータスを確認する」をクリックします。 14. ステータス欄の右隣にある「開始」をクリックするとメールの移行が開始されます。 ※移行には、データ数によって数分~数時間以上かかります。
<移行後の確認方法>
① Zoho 側のメール受信画面を開きます。 ② メール画面左下に表示されるアカウントの中から移行したアカウントを選択すると、 移行されたメールを確認できます。②
25
9. 管理者作業:Zoho サービスによる機能の設定
<迷惑メール管理>
Zoho サービスでは、迷惑メールの管理ができます。
迷惑メールの対応の設定
1. 左ペインの<メールの管理>(①)-<迷惑メール管理>(②)-<ブラックリスト>(③)-<メー ル配信>(④)の順にクリックします。 2. ブラックリストのメールアドレスから送信されるメールへのアクションのいずれかを選択しま す。(⑤) Move to Spam:E メールは拒否せず、スパム処理に移動する。 メールの拒否 :メールを拒否する。 検疫に移動 :管理者による確認のために、電子メールをスパム検疫に移動する。 3. 保存(⑥)をクリックします。①
②
③
④
⑤
⑥
26
迷惑メールのリストからメールアドレスを削除する
4. 左ペインの<メールの管理>(①)-<迷惑メール管理>(②)-<ブラックリスト>(③)-<メー ルの一覧>(④)の順にクリックします。 5. 迷惑メールに指定したくないメールアドレのアクション欄の×をクリックします(⑤)。<組織の迷惑メール処理>
組織全体に必要な迷惑メールのフィルタリングのレベルを選択できます。
6. 左ペインの<メールの管理>(①)-<組織の設定>(②)の順にクリックします。 7. 組織の迷惑メール処理の種類のいずれかを選択します(③)。 オフ :迷惑メールの処理は、組織のユーザー全員に対して無効となり、 すべてのメールが、受信フォルダーに配信されます。 完了しました :最も厳しい迷惑フィルターのタイプです 内容のみ :メールの内容だけが、迷惑メール処理の対象になります 送信者のみ :メールの送信者/ドメイン/発信者の IP が迷惑メールフィルターの カスタムブラックリストで確認され、確認に応じて、メールは、 迷惑メール/迷惑メールではないとして分類されます 送信者のヘッダーのみ:送信者/SPF/ドメインキー認証に応じて、メールは迷惑メールと して分類され、メールヘッダーのデータ/IP アドレスのブラック リストで確認されます。メールの内容は、迷惑メール処理のため にチェックされません①
②
③
③
④
⑤
①
②
27
10. ユーザー作業:SkyDesk メールの移行
<メールのエクスポート、インポート
による
移行>
SkyDesk 側でメールをエクスポートする
1. SkyDesk のメール画面右上の「設定」(歯車マーク)をクリックします。 2. 「メールのインポート エクスポート」をクリックします。 3. エクスポートするフォルダー(①)と期間(②)を選択し、「エクスポート」(③)をクリッ クします。②
①
注意:
エクスポートはフォルダー毎に行う必要があります。 下図の場合、受信トレイ、テスト、テスト2、・・・と必要なフォルダーを1つ ずつエクスポートしてください。 なお、送信トレイにはサブフォルダーを作成することができないので、送信トレ イ内のメールの移行のみ可能です。28 4. エクスポート完了メールが届きます。メールに記載されたリンク先(①)にアクセスし、エク スポートファイル(zip ファイル)(②)をダウンロードします。
Zoho 側でメールをインポートする
5. Zoho のメール画面右上の「Settings」(歯車マーク)をクリックします。 6. 「Import/Export Emails」をクリックします。注意:
フォルダー毎にメールをエクスポートします。 ZIP ファイルのリンクがメールで送信され、30 日間はリンクからメールをダウンロー ドできます。 ※インポートファイルが、最大 500MB なので、エクスポートしたファイルをインポ ートする前に、500MB 以内にする必要があります。ZIP ファイル内にできた EML ファイルを分けて、500MB 以内の ZIP ファイルを複 数作成して、インポートすることができます。
①
29
7. ① 手順 4 でダウンロードしたエクスポートファイルを <Import from EML> にドラッグ&ド ロップします。
② <Import Options> で“Import directly to your account”にチェックを入れます。 ③ 「Import from EML」をクリックします。
8. メール画面で、手順7でインポートしたメールが表示されることを確認してください。
①
②
③
注意:
①で使用するエクスポートファイル(zip ファイル)は、解凍せずにそのまま インポートしてください。 フォルダー構造で保存された EML ファイルの ZIP ファイル(最大 500MB) をアップロードしてください。30
11. ユーザー作業:フォルダーやフィルターなどの
設定
第 8 章、第 9 章のメール移行(POP、エクスポート/インポート)ではフォルダー
の共有設定、フィルター、署名、タグなどは移行されません。そのため、メール移
行後に手動で設定する必要があります。
<フォルダーの共有>
1. 対象のフォルダーで右クリック→“このフォルダーの共有”をクリックします。 2. 共有するメールアドレスの入力→アクセス権限の設定→“共有”をクリックします。31
<フィルターの作成>
3. 「Settings」(メール画面右上の歯車マーク)より、「Filters」の「Create New Incoming Filter」をクリックします。
4. フィルター名や条件などを入力し、「Save」ボタンをクリックします。
下図では、本文に“XXXX 株式会社”が含まれるメールをフォルダー“XXXX 株式会社”に 移動するフィルターを作成しています。
5. 同様の手順で必要なフィルターを作成した後、フィルターを実行します。
受信トレイの上で右クリック → “Run a Filter”をクリック→“Run through this filter” をクリックしてフィルターを実行します。
32
<表示名の変更>
メールを送信する際の表示名を変更することができます。
6. 「Settings」(メール画面右上の歯車マーク)より、「Send Mail As」をクリックします。
7. 変更したい表示名をクリックします。
33
<署名の作成>
9. 「Settings」(メール画面右上の歯車マーク)より、「Signatures」の「Add new signature」をクリックします。 10. 署名を入力し、「Save」ボタンをクリックします。 11. デフォルトでは”Zoho Signature”が送信元アドレスと関連付けられています。作成した署 名と送信元アドレスを関連付けるため、左下にある+マークをクリックし、送信元アドレスに チェックを入れます。<タグの作成>
デフォルト設定 ここにチェックを入れると、メール作成時に 自動的にこの署名が表示されます。34 9. タグをつけたいメールを開きます。 10. メールのヘッダー部分にある、Tags の横のタグアイコン( )をクリックします。 11. ①タグ名を入力し、②タグの色を選択します。その後、③「Create」をクリックすると、 Tags に作成したタグが表示されます。 ※つけたタグは、メール一覧にも表示されます。 12. 作成したタグはタグ名の前のチェックボックスをクリックすることで他のメールにも設定する ことができます。また外す場合はチェックボックスをクリックして、チェックを外してくださ い。
①
②
③
参考:
タグはメール一覧左側のメニューの
「+」アイコンからも作成できます。
また作成したタグの編集および削除は、
作成したタグの右クリックメニュー
から行ってください。
35
12. ユーザー作業:メール以外の各種データについ
て
<カレンダーの移行>
SkyDesk Mail で作成したカレンダーデータはエクスポートすることができません。
移行先である Zoho Mail にて新たにデータ作成をお願いいたします。
<連絡先の移行>
1. SkyDesk Mail の連絡先画面で「 」→“エクスポート”をクリックします。 2. SkyDesk Mail の連絡先のエクスポート画面でエクスポート対象を設定しファイルの種類は 「CSV」を選択→「パスワードで連絡先ファイルを保護する」のチェックを OFF→“連絡先 のエクスポート”をクリックします。36
3. の連絡先画面で「 」→“インポート”をクリックします。
4. Zoho Mail の連絡先のインポート画面でインポート先を選択→“ローカルドライブ”をクリッ
クします。
37
6. 手順 2 でダウンロードしたファイルを選択→“開く”をクリックします。
38 8. 次画面に遷移したらインポートは完了です。“連絡先”を表示してインポートが正しく出来て いることを確認ください。(うまく表示されない場合は画面を再表示してください。)
<タスクの移行>
SkyDesk Mail で作成したタスクデータはエクスポートすることができません。
移行先である Zoho Mail にて新たにデータ作成をお願いいたします。
<メモの移行>
SkyDesk Mail で作成したメモデータはエクスポートすることができません。
移行先である Zoho Mail にて新たにデータ作成をお願いいたします。
<お気に入りの移行>
9. SkyDesk Mail のお気に入り画面で「 」→“お気に入りのエクスポート”をクリックしま す。 10. しばらく待つと、対象アカウントのメールアドレス宛に件名「Bookmarks Export Notification Mail」のメールが配信されます。メール本文の「Download Exported Bookmark(s)」のリンクをクリックします。→お気に入りのデータがローカル PC へダウン ロードされます。※メールが届かない場合は“迷惑メール”フォルダーに格納されて可能性があるので確認くだ さい。
39 11. Zoho Mail のお気に入り画面で「 」→“お気に入りのインポート”をクリックします。 12. 手順 10 でダウンロードしたファイルを選択→“開く”をクリックします。 ※ダウンロードしたファイル名は「bookmarks.html」です。 13. しばらく待つとインポートは完了します。Zoho Mail の画面を再表示して結果を確認くださ い。
40