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現代物理学入門

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Academic year: 2021

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(1)

現代物理学入門

特殊相対論と量子物理

保坂淳、岸本忠史 核物理研究センター [email protected]

http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~hosaka/

TA: 堀井香織(D1)

(2)

 [1] 10/ 5  [2]   /12  [3]   /19  [4]   /26      11/ 2  [5]   / 9

 [6]   /16(中間試験)

 [7]   /23(休日)

 [8]   /30  [9] 12/ 7

[10]   /14

[11]   /21

[12]  1/11

[13]   /18

[14]  1/25

[15]  2/ 1(最終試験)

特殊相対論

量子論

今年度の予定

(保坂)

(岸本)

(3)

物理学

自然現象に潜む法則を探求する

奥行き  と  広がり  を兼ね備えている 究極      多様性

より基本的   現実の再構成

単純な法則を式で表現する

その解のなかに多様な現象を見いだす

(4)

古典物理学

(5)

力学

Galileo Galilei 1564-1642

Isaac Newton 1642-1727

Johannes Kepler 1571-1630

慣性の法則

天体の運行

運動法則

F = ma

(6)

電磁気

Michael Faraday 1791-1867

Charles de Coulomb 1736-1806

James Clerk Maxwell 1831-1879

1/r

2

電場と磁場

マックスウエル

の方程式

(7)

熱力学

James Watt 1736-1819

Rudolf J.E. Clausius 1822-1888

Ludwig Eduard Boltzmann 1844-1906

蒸気機関

エントロピー

S = k logW

(8)

現代物理

(9)

相対論

Hendrik A. Lorentz

1853-1928 Albert A. 

Michelson 1852-1931

Edward W. 

Morley 

1838-1923

Albert Einstein

1879-1855

(10)

量子論

Max K.E.L. Planck 1858-1947

Niels H.D. Bohr 1885-1962

Louis-Victor-Pierre-Raymond,  7th duc de Broglie

1892-1987

Erwin Rudolf Josef  Alexander Schroinger 1887-1961

Werner Karl Heisenberg

1901-1976 Wolfgang Ernst Pauli 1900 - 1958

(11)

量子論

Max K.E.L. Planck 1858-1947

Niels H.D. Bohr 1885-1962

Louis-Victor-Pierre-Raymond,  7th duc de Broglie

1892-1987

Erwin Rudolf Josef  Alexander Schroinger 1887-1961

Werner Karl Heisenberg

1901-1976 Wolfgang Ernst Pauli 1900 - 1958

(12)

現代物理

相対論  時空

量子論  物質 の新たな概念を構築 場(field)の考え方

現在の物理学へ

運動方程式

保存則

対称性 系の母関数

(ラグランジアン)

(13)

小林誠、益川敏英

for the discovery of the origin of the broken symmetry which predicts the existence of at least three families of

quarks in nature

南部陽一郎

for the discovery of the mechanism of

spontaneous broken symmetry in

subatomic physics

(14)

★質量の起源

★クォークの閉じこめ

★カイラル対称性の自発的破れ

Clay数学研究所の2000年問題

http://www.claymath.org/millennium/

クォークの質量 

5 ~ 10 MeV E = mc2

核子の質量   

940 MeV

90 %

以上が相互作用(力)によってもたらされている

強い相互作用の解明 = 物質生成の起源

自発的対称性の破れ

南部

(15)

ポテンシャルエネルギーの最低点

V (x, y) = (x2 + y2 )2 + a(x2 + y2 )

a

が正の場合

真空からどちらに進んでも 同じ

=>

対称性がある

真空とその周りの運動

(16)

ポテンシャルエネルギーの最低点

V (x, y) = (x2 + y2 )2 + a(x2 + y2 ) a

が負の場合

A

真空から

B

A

に進む = 平ら

B

に進む = 坂を上る

違いが生じる = 対称性が破れる

真空とその周りの運動

(17)

小林ー益川

CP

対称性の破れとクォークの数(世代)

u d

c s

b t

e µ τ

ν

τ

ν

µ

ν

e

クォーク

レプトン

1 世 代

2 世 代

(18)

物理法則は、粒子・反粒子の間の対称性を維持?

        相対論と量子論の帰結 わずかながら破れている

宇宙に反物質がない

さらにクォークの種類に関係

粒子と反粒子

(19)

(u, c, t ) ! (d , s, b )

d* s* b*

( )

VV1121 VV1222 VV1323

V31 V32 V33

!

"

# #

$

%

&

&

u c t

!

"

# #

$

%

&

&

CKM

行列(ユニタリ)

Vij = Vji* N2

個の実数で表現できる

複素数波動関数

量子論

3世代を結ぶ行列

(20)

d* s*

( )

eicos$ sin!! "eei%i#cossin!!

&

'( )

*+ u

c

&

'(

)

*+

!,",#,$

4

つの実数

u c d s

!

eixu eiyc eizd eiws

と再定義することで、    

を消去することが出来る

!, ",#

CKM

行列は実数で

CP

の破れを引き起こさない

2x2の場合

(21)

N

2

個の実数の内

N(N-1)/2

個は角度

2N-1

個は位相で吸収できる

残りの 

N2 - [N(N-1)/2 + (2N-1)]

= (N-1)(N-2)/2

が複素位相となり

CP

対称性を破る

N ≥ 3 であればよい => クォークは3世代

一般に

(22)

光速度不変の原理

相対性理論発見へのへの第一歩

(23)

座標系(慣性系)=>時空

力を受けないものが等速直線運動する

x

y z

(x(t), y(t), z(t))

時刻 t の関数としての位置

F!(t, !

r ) = d! p

dt , !

p = m d! r dt

x

y z

r !

(24)

世界線

x

y

(25)

世界線

x

y

t

(26)

世界線

x

y

t

等速直線運動

(27)

2次元の世界線

X方向に運動する物体

x t

A

B

問:AとBではどちらが速く運動しているか

問:x

0

に静止する物体の世界線はどのようか

(28)

座標変換 2の慣性系 S, Sʼ S

x

y

S

 xʼ  yʼ

x y

u !

SからみたSʼの速度

u !

t = t!

r! = r!! + ! ut

"

#$

t = t!

x = x! + ut y = y!, z = z!

"

#$

%$

古典力学の仮定

(29)

マイケルソン・モーレーの実験

1887

太陽/エーテル 地球

u!

地球の座標系(Sʼ)はエーテルの座標系(S) に対して速度  で運動している !

u

(30)

光の速度 Speed of light in vacuum

c = 299 792 458 [ m / s ]

v

Light

= c

エーテルの系

u

エーテルに対して 速度   で動く系 u

S系 Sʼ系

定義

v

Light

= c ! u

(31)

MM の干渉計

L

S系

A B

C

T

ABA

 = T

ACA

 = T

0

T

ABA

 = T

ACA

干渉計

L

Sʼ系

A B

C

u 干渉計

(32)

MM の干渉計

L

S系

A B

C

干渉計

tABA = tACA = 2L c

= t0

(33)

L

Sʼ系

A B

C

u 干渉計

c u

c2 ! u2

tABA = 2L c2 ! u2

= t0

1! "2

tACA = L

c ! u + L

c + u = t0

1! "2

時間差は

!t " t0

1# $2 #

t0

1# $2 ~ t0

$2 2

(34)

干渉 光は波で振動する

A(t) ~ exp

( )

i!t

A(t) + A(t + !t) = exp( )i"t

(

1+ exp

(

i" !t

) )

#

A(t) + A(t + !t) 2 = 1+ exp

(

i" !t

)

2

=

(

1+ cos

(

" !t

) )

2 + sin2

(

" !t

)

= 2 + 2 cos

(

" !t

)

時間(位相)のずれた波の重ね合わせ

4

0 !t

T

問:周期Tを  で表せ

!

(35)

レポート問題1回目

問1:AとBではどちらが速く運動しているか 問2:x

0

に静止する物体の世界線はどうなるか

x t

A

B

(36)

問3:以下最初の等号を説明し、

また、2番目の近似式を示せ。

tABA ! tACA = T0

1! "2 !

T0

1! "2 ~ T0

"2 2

問4:以下  の関数   を計算しそのグラフを   の関数として書け。また周期Tを で表せ。

A(t) = ei!t

f ("t) = A(t) + A(t + "t) 2

!t

f (!t)

!

L

Sʼ系

A B

C

u 干渉計

問5:マイケルソンは1887年の実験は失敗だったと 言っている。どのような意味かを説明せよ。

!t

また  を実験で変えるにはどうしたら良いか。

!t

(37)
(38)

レポート提出方法

A4

提出日

学科、学籍番号、氏名

レポート問題**回目 問1:問題を書く

  答え

問2:問題を書く   答え

...

...

ホチキス 締め切り

原則次週

(39)

成績

(試験の合計)*0.8 くらい    +

 レポート(適宜)

とりあえずレポートは全て

出しておくのが得策

(40)

計算

C D

E

CDEに要する時間

tCDE = L

c ! v + L

c + v = T0

1! "2

1’

1’

A

B

C

c tABC 2

!"# $

%&

2 = v tABC 2

!"# $

%&

2 + L2

tABC = 2L c2 ! v2

= T0

1! "2 , " = v

c

ABCに要する時間

L Sʼ系

A B

C

u 干渉計

(41)

計算

A B

C D

ABC→干渉計    に要する時間と

ACDE→干渉計  に要する時間の差は

tABC ! tCDE = T0

1! "2 !

T0

1! "2

~ T0 "2

2

E

問:最後の近似式を示せ

参照

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