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root に不可欠な20の管理コマンド

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2011 March 水野

root

に不可欠な20の管理コマンド

システム管理者(root)には、一般ユーザが使用する機会のない様々な管理コマンドを使いこ なすことが求められる。以下に、rootが日常的に使用するいくつかの管理コマンドを紹介する。

su コマンド

機能 権限の一時的な変更を行う

書式 su [ユーザ名]

ユーザ名を指定せずに実行すると、root 権限での操作が行えるようになる。元に戻る時は 、 exit コマンドを実行する。

【スライド資料】 2. ユーザとグループの管理

vipw コマンド

機能 パスワードファイルを編集する

書式 vipw

/etc/passwd ファイルと、そのシャドー化ファイルである /etc/shadow を編集する。その

際、競合によりファイルが壊れないよう適切なロックを設定する。

【スライド資料】 2. ユーザとグループの管理

useradd コマンド (adduser コマンド)

機能 アカウントを追加する

書式 useradd ユーザ名

新たに、システムの利用権限(アカウント)を与えるユーザ名を指定して実行する。オプシ ョンとしてUID(ユーザID)や所属グループ、パスワードなどを指定すれば、それらの設定 を同時に行える。

【スライド資料】 2. ユーザとグループの管理

(2)

userdel コマンド (deluser コマンド)

機能 アカウントを削除する

書式 userdel ユーザ名

削除したいアカウントのユーザ名を指定する。「-r」オプションを指定すると、該当ユーザの ホーム・ディレクトリも削除される。

【スライド資料】 2. ユーザとグループの管理

passwd コマンド

機能 パスワードを変更する

書式 passwd [ユーザ名]

ユーザ名を指定すると、そのユーザのパスワードを変更できる。ユーザ名を指定しないと、

自分のパスワードを変更できる。オプションにより、パスワードの有効期限等のエージング 情報を設定したり、アカウントを無効にすることができる。

【スライド資料】 2. ユーザとグループの管理

chmod コマンド

機能 ファイルのパーミッションを変更する

書式 chmod パーミッション ファイル

ファイルのパーミッション(利用権限)を設定する。パーミッションは、所有者(u)、所有グ ループ(g)、その他(o)3種のユーザ毎に、読み込み(r)、書込み(w)、実行(x)の各権限が設定 される。設定は、記号と数値の二つの方法で指定できる。

【スライド資料】 3. ファイルとディスクの管理

chown コマンド

機能 ファイルの所有者を変更する

書式 chown 所有者[:グループ] ファイル

ファイルの所有者やグループを設定する。

【スライド資料】 3. ファイルとディスクの管理

(3)

mount コマンド

機能 デバイスに作成されているファイルシステムを、特定のディレクトリに割当て

書式 mount [オプション] デバイス マウントポイント

ファイルシステムをマウントする。 「-a」オプションを指定すると、「/etc/fstab」ファイ ルに記述されているすべてのファイルシステムがマウントされる。

【スライド資料】 3. ファイルとディスクの管理

umount コマンド

機能 ファイルシステムをアンマウントする

書式 umount マウントポイント

マウントしたファイルシステムを、アンマウントする。

【スライド資料】 3. ファイルとディスクの管理

fsck コマンド

機能 ファイルシステムの検査と修復を行う

書式 fsck [オプション] デバイス

ファイルシステムの管理データに矛盾がないかどうかをチェックする。 問題が見つかれば修 復を試みるか否かの質問が表示され、「y」と答えれば修復が行われる。

システム終了時にファイルシステムが正常にアンマウントされなかった時は、次の立ち上げ 時に自動的にfsckされる

【スライド資料】 3. ファイルとディスクの管理

rpmコマンド

機能 RedHatLinuxで、パッケージのインストールや削除などを行う

書式 rpm [オプション] [ファイル名]

rpm形式のパッケージの、インストール、アップデート、削除などの操作を行う。

【スライド資料】 8. アプリケーションのインストール

(4)

yum コマンド

機能 CentOSRedHatLinuxで、パッケージの管理を行う

書式 yum コマンド [パッケージ名]

依存関係を自動的に解決しながら、パッケージの操作を行う。rpmLinuxディストリビュ ーションの標準のパッケージ管理システムである。

【スライド資料】 8. アプリケーションのインストール

apt-get コマンド

機能 DebianLinuxで、パッケージのインストールや削除などを行う

書式 apt-get オプション [パッケージ名]

deb形式のパッケージの、インストール、アップデート、削除などの操作を行う。Debian のみではなく、一部のRedHatLinuxでも、利用可能。

【スライド資料】 8. アプリケーションのインストール

telinit コマンド

機能 ランレベルを変更する

書式 telinit ランレベル

OSの動作モードを変更する。動作モードは、ランレベルと呼ばれる 数字、英字により指定 される。

【スライド資料】 4. プロセス管理とシグナル

shutdown コマンド

機能 システムを停止または再起動する

書式 shutdown -h now (停止) / shutdown -r now (再起動)

「now」は、即座に停止または再起動するための引数。「now」の代わりに、時間を指定する ことも出来る。時間を指定すれば、そのときシステムを使用しているユーザが作業を終了さ せるための余裕が与えられる。

【スライド資料】 4. プロセス管理とシグナル

(5)

kill コマンド

機能 プロセスを終了させる、あるいは制御する

書式 kill [シグナル] プロセス番号

プロセスに対して、シグナルを送信する。シグナルを指定しない場合は、終了を意味する

SIGTERMというシグナルが送られる。 killは、プロセスを終了させるだけではなく、その動

作を制御するためにも使用される。

【スライド資料】 4. プロセス管理とシグナル

ps コマンド

機能 実行中のプロセスを表示する

書式 ps [オプション]

psには、知りたい情報に応じた豊富なオプションが用意されている。例えば、すべてのプロ セスを表示するには「-e」、各種の情報(ユーザ名やプロセスID、プロセスが使用している メモリサイズなど)を表示するには「-l」、プロセスを実行したときのコマンドラインを表示 するには「-f」など。

【スライド資料】 4. プロセス管理とシグナル

ifconfig コマンド

機能 ネットワークインタフェースを設定し、あるいは設定内容を表示する

書式 ifconfig [インタフェース名] [IPアドレス]

ネットワークインタフェース(Ethernetカードなどのネットワーク・デバイスのこと)に、

IPアドレス(とネットマスク)を設定する。 また、設定内容を表示させたり、指定ネットワ ーク・インタフェースを一時的に停止・再開することができる。

【スライド資料】 5. ネットワークとファイアウォール

route コマンド

機能 ルーティング・テーブルを設定し、あるいは設定内容を表示する

書式 route [add/del] ターゲット

ルーティング・テーブル(あるマシンが パケットを送信する時に、それをどのルータに送

(6)

【スライド資料】 5. ネットワークとファイアウォール

netstat コマンド

機能 ネットワークの状態を表示する 書式 netstat [オプション]

その時点でマシンが接続しているネットワークの状態やプロトコルレベルの統計情報などを 表示する。

【スライド資料】 5. ネットワークとファイアウォール

【参考文献】

高町健一郎 他「Linuxの教科書」アイ・ディ・ジー・ジャパン、2007

(以上)

参照

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