• 検索結果がありません。

2016年度技術部活動報告集

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2016年度技術部活動報告集"

Copied!
20
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2016年度技術部活動報告集

著者 福井大学工学部技術部技術部活動報告集編集委員会

雑誌名 技術部活動報告集

巻 22 (2016年度)

発行年 2017‑03

URL http://hdl.handle.net/10098/10205

(2)

技術研究会等参加報告

(3)

福 井 大 学 工学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vb1.22平 成29年3月

平成28年 度 名 古屋 大学 機器 ・分析技術研 究会報告

宮 川 しの ぶ*

1.は じめ に

平 成28年9.月8日 か ら9日 の2日 間,名 古 屋 大 学 に お い て機 器 ・分 析 技 術研 究 会 が 開催 され た.

こ の機 器 ・分 析 技 術 研 究 会 は 文 部 科 学省 所 管 の 大 学 共 同利 用 機 関法 人,国 立 大 学 法 人 お よび 独 立 行 政 法 人 国 立 専 門 学校 機 構 に所 属 す る技 術 系職 員 が 技 術 研 究 発 表,討 論 を通 じて 技 術 の研 鐙,向 上 を 図 り さ らに は相 互 の 交流 と協 力 に よ り技 術 の 伝 承 を もふ ま え,わ が 国 の 学 術振 興 にお け る技 術 支 援 に寄 与す る こ とを 目的 と して い る.今 回 は,名 古 屋 大 学 の 未 来 材 料 ・シ ス テ ム 研 究 所,附 属 未 来 エ レ ク トロ ニ ク ス 集 積 研 究 セ ン タ ー 長 で ノー ベ ル 賞 を受 賞 され た天 野 浩 先 生 の 特 別 講 演 が 行 わ れ た.特 別 企 画 と して は技 術職 員 の 国 際 化 と題 して 4名 の発 表 が行 われ た.そ の 他,口 頭発 表 とボ ス ター 発 表 が行 われ た.分 野 と して は 電 子 顕 微 鏡, X線 構 造 解 析,分 光 分 析 な どの 測 定 機器 を13分 野 に分 け て発 表 が行 わ れ た,今 回 は派 遣 先 で 行 った 研 究 内容 を基 に,ポ ス タ ー発 表 を行 っ た.

a

Ph人Ph

  b

図1.a)試 料 構 造 、b)単 結 晶

温 下 に お い て 長 時 間 放 置 し,徐 々 に 自然 濃 縮 し て 結 晶 を 作 成 し た.試 料 の 構 造 と 得 られ た 単 結 晶 を 図1に 示 す.測 定 に は 一 辺 が0.1〜0.8mm程 度 の 単 結 晶 を 用 い た.図1(b)に 示 し た よ うに, 今 回 得 られ た 結 晶 は6.0×4.0×0.8㎜ と大 き い

た め,剃 刀 を 用 い て 適 当 な 大 き さ に カ ッ ト し て 使 用 し た1).

2‑2測 定 お よ び デ ー タ 解 析

2.発 表 概 要

発 表 題 目:「ア キ ラル 単 結 晶 中 にお け るプ ロ キ ラル イ ミン分 子 の配 向決 定 」

発 表 者:宮 川 しのぶ 発 表 要 旨:

1.は じめ に

単 結 晶X線 回 折 装 置 は,分 子 の 配座 及 び 規 則 配 向 の解 析 が 可 能 で あ る.今 回,プ ロキ ラル イ ミン の構 造 解 析 を行 う こ とに よ り,単 結 晶 の 面 指 数 を決 定 し,ア キ ラル 分 子 の 相 対 的 な規 則 配 向 を決 定 した.更 に単 結 晶外 形 と面 指 数 と を 関 連 付 け,特 定 の 結 晶 面 に お い て 不 斉 シ ア ン化 水 素 付 加 反 応 を行 った.生 成 す る ア ミノ ニ トリル の 絶 対 配 置 と,反 応 面 に お け るイ ミン の絶 対 配 向 につ い て議 論 す る.

2.実 験 概 要 2‑1単 結 晶 の作 成

単結 晶X線 構 造 分 析 で は,ま ず 測 定 対象 物 質 の 適 切 な単 結 晶 が必 要 とな る.今 回 は飽 和溶 液 を 室

*第2技 術 室 化 学 計 測 班

図2.イ メ ー ジ ン グ プ レ ー ト単 結 晶 自 動X線 構 造 解 析 装 置R‑AXISRAPID‑F(右:X線 発 生 装 置 、 中 央:本 体 、 左:制 御 用PC)

分 析 に は 本 学 産 学 官 連 携 本 部 所 有 の リガ ク 社 製 イ メ ー ジ ン グ プ レ ー ト単 結 晶 自動X線 構 造 解 析 装 置R‑AXISRAPID‑F(図2)を 用 い て,イ ミ

ン の 単 結 晶 を 測 定 した.用 い る 結 晶 が 決 ま っ た ら,金 属 台 に 付 属 した ガ ラ ス キ ャ ピ ラ リー に 接 着 剤 で 固 定 す る2).接 着 剤 は 粘 性 の 高 い2液 混 合 エ ポ キ シ 系 樹 脂 を 用 い た.ゴ ニ オ メ ー タ ー ヘ ッ ドを 装 置 に 固 定 後,本 体 に 付 属 のCCDカ メ ラ でX線 の 照 射 が 適 切 な 位 置 に な る よ うに 単 結 晶 の セ ン タ リン グ を 行 っ た.

X線 測 定 に 入 る 前 に,結 晶 の 外 形 写 真 を3方 向 か ら撮 り,更 に サ イ ズ を 計 測 し て 立 体 モ デ ル を 作 成 し た.そ の 後,仮 測 定 を 行 う.仮 測 定 で は 格 子 定 数,予 想 さ れ る 結 晶 系,及 び 精 度 が 算

(4)

出 され る.こ こ で精 度 が 高 い もの に つ い て本 測 定 を行 う.

以 下 に測 定 条 件 お よび仮 測 定 で 得 られ た結 果 を示 す.

測 定 条 件 管 球:Mo Wavelength:0.7107 Collimatorsize:0.8㎜

XrayPower:50kV40mA 測 定 温 度:roomTemperature 仮 測 定 結 果

a:9.3439alpha:68.810 b:9.6298beta:85.997 c:10.7025gamma:67.323 Crystalsystem:Tricrinic Accuracy:90.7%

本 測 定 で 得 られ た デ ー タ を 基 に,デ ー タ 解 析 ソ フ ト ウ ェ ア(CrystalStructure)を 用 い て 単 結 晶 の 構 造 解 析 を 行 っ た と こ ろ 空 間 群P‑1の ア キ ラ ル 結 晶 で あ っ た.結 晶 の 単 位 格 子 を 図3に 示 す.

a

図3.結 晶 構 造

2‑3結 晶 外 形 と 面 指 数 との 関 連 付 け

面 指 数 を 決 定 す る た め に は,結 晶 の 面 を 特 定 す る 必 要 が あ る た め,そ れ ぞ れ の 面 を 色 付 け し た 後,構 造 解 析 と 同 様 に 測 定 可 能 な サ イ ズ に カ ッ ト し た 結 晶 を 作 製 した.仮 測 定 を 行 い,装 置 附 属 のfaceindexか ら 面 指 数 を 決 定 し,結 晶 外 形 写 真 と 面 指 数 モ デ ル 図 と の 関 連 付 け を 行 っ た (図4上 段).そ の 結 果,図4下 段 に 示 す よ うな 面 指 数 で あ る こ と が 分 か っ た.イ ミ ン 分 子 は, エ ナ ン チ オ ト ピ ッ ク なRε お よび8'面 を 有 す る

(図5).さ ら に 特 定 の 単 結 晶 面 に 着 目す る とRε な い し は3∫ 面 の 一 方 を 結 晶 外 部 に 向 け て 配 列 し て い る.

し か し な が ら,X線 構 造 解 析 で は 絶 対 配 置 ま で 決 め る こ と が で き な い た め,特 定 面 に 対 し て 不 斉 シ ア ン 化 水 素 付 加 反 応(ス ト レ ッ カ ー 反 応)

を す る こ とで,生 成 す る ア ミ ノ ニ ト リル の 絶 対 配 置 か ら面 指 数 の(絶 対 的 な)決 定 を 試 み た.

O・11/01・1

\ 漏

,,'"

1° °み1° ° 。111。 ‑1.1

/

図4.結 晶外 形 と面指 数 との 関連 付 け

RN次庸IH織

slRθ

図5.イ ミ ン 分 子 の エ ナ ン チ オ トピ ッ ク 面 2‑4不 斉 シ ア ン 化 水 素 付 加 反 応 に よ る 面 指 数 の 決 定

単 結 晶X線 構 造 解 析 に よ り,最 も 大 き な 面 が 100/‑100と 関 連 付 け られ た た め,反 応 面 と し て 鋭 角 を 右 上 に 配 置 し た 面 と鋭 角 を 左 上 に 配 置 し た 面 の2種 類 を 用 い て 不 斉 シ ア ン 化 水 素 付 加 反 応 を 行 っ た.反 応 面 以 外 は 全 て エ ポ キ シ 系 樹 脂 で コ ー テ ィ ン グ し て 試 料 と した.反 応 詳 細 及 び 結 果 に つ い て は ポ ス タ ー に て 報 告 を 行 っ た.

参 考 文 献

1)森 田 俊 夫,下 村 与 治,漆 崎 美 智 遠,技 術 報 告 集,福 井 大 学 技 術 部,1‑42003年 度

2)http://www.rigaku.cojp/xrl/group1/tips/cytidine /cytidine.html

3.研 究 会 概 要

会 期:平 成28年9.月8日(木)〜9日(金)

会 場:名 古 屋 大 学 東 山 キ ャ ン パ ス(名 古 屋 市 千 種 区 不 老 町)

参 加 者 数:355名(口 頭;16名 ポ ス タ ー;67 名)

プ ロ グ ラ ム:

9月8日(木)9:00〜17:45

● 特 別 企 画 「技 術 職 員 の 国 際 化 」

● 特 別 講 演 「世 界 を 照 らすLED」

名 古 屋 大 学 天 野 浩 先 生

● 特 別 企 画 「今 後 の 設 備 ・機 器 の 共 用 化 に つ い て 」

● ポ ス タ ー セ ッ シ ョ ン 9.月9日(金)9:00〜15:05

● 口頭 発 表1‑3

(5)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vbl.22平 成29年3月

平成28年 度 名 古屋大学機器 ・分析技術研 究会 報告

山 口 綾 香 衷

1.目 的

本 研 究 会 は,文 部 科 学 省 所 轄 の 大 学 共 同 利 用 機 関 法 人,国 立 大 学 法 人 お よ び 独 立 行 政 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 に 所 属 す る 技 術 系 職 員 が 技 術 研 究 発 表,討 論 を通 じて 技 術 の 研 鎭,向 上 を 図 りさ ら に は 相 互 の 交 流 と協 力 に よ り技 術 の 伝 承 を ふ ま え, わ が 国 の 学 術 進 行 に お け る 技 術 支 援 に 寄 与 す る こ と を 目的 と して い る.今 回 の研 究 会 で は,ボ ス タ ー 発 表 を行 い,特 別 企 画 や 特 別 講 演,口 頭 発 表 や ポ ス タ ー 発 表 の 聴 講 を した.

2.日 時,会 場

日 時:平 成28年9月8日(木)〜9日(金) 会 場:国 立 大 学 法 人 名 古 屋 大 学

東 山 キ ャ ン パ ス

3.特 別 講 演

特 別 講 演 で は,青 色LEDの 開発 で ノー ベ ル 物 理 学 賞 を 受 賞 さ れ た 名 古 屋 大 学 の 天 野 浩 博 士 よ り,「 世 界 を 照 らすLED」 とい う題 目で 講 演 を し て 頂 い た.講 演 で は,学 生 時 代 の 研 究 背 景 や これ か ら の研 究 に つ い て お 話 され た.学 生 時 代 で の お 話 で は,研 究 室 で 使 用 す る結 晶 成 長 装 置 を 学 生 自 身 が 自作 して い た よ うで,そ の 際 に技 術 職 員 に お 世 話 に な っ た よ うで あ る.こ うい っ た お 話 を聴 か せ て 頂 く と技 術 職 員 とい う存 在 の 必 要 性 が 再 認 識 させ られ た.ま た,ノ ー ベ ル 賞 受 賞 時 の 出来 事 につ い て も聴 か せ て頂 き,大 変 貴 重 で 楽 しい 講 演 内 容 で あ っ た.

4.発 表 内 容

題 目:「 複 合 材 界 面 特 性 評 価 装 置 に よ る 炭 素 繊 維1 エ ポ キ シ樹 脂 の 界 面 せ ん 断 強 度 測 定 」 4.1.は じ め に

繊 維 強 化 プ ラ ス チ ッ ク(FRP)と は,強 化 材 で あ る 繊 維 と母 材 で あ る 樹 脂 を 組 み 合 わ せ た 複 合 材 料 で あ る.FRPに は 繊 維 と樹 脂 の 問 に 界 面 が存 在 し,そ の 界 面 を通 して 応 力 や 振 動,熱,電 気 な ど

が 伝 達 され る.そ の た め,十 分 な性 能 を有 す るFRP を 得 る に は,繊 維/樹 脂 の界 面 接 着 性 の 最 適 化 が 必 要 で あ る.接 着 性 を評 価 す る指 標 の ひ とつ と して 界 面 せ ん 断 強 度 が あ り,現 在,さ ま ざま な 手 法 に よ っ て 界 面 せ ん 断 強 度 の 評 価 が行 わ れ て い る.マ イ ク ロ ドロ ッ プ レ ッ ト法 も そ の 手 法 の ひ と つ で あ る.複 合 材 界 面 特 性 評 価 装 置 は,マ イ ク ロ ドロ ッ プ レ ッ ト法 を 用 い た 繊 維/樹 脂 の 界 面 せ ん 断 強 度 を測 定 す る 装 置 で あ り,本 学 に お い て も そ の 装 置 を 用 い た 接 着 性 評 価 へ の 需 要 が 高 ま りつ つ あ る.し か し,装 置 を操 作 で き る教 職 員 が 本 学 に は い な い た め,研 修 を 通 して 試 料 作 製 か ら測 定 お よ び 評 価 に 関 す る技 術 を修 得 した.本 発 表 で は,研 修 を 通 し て 実 施 し た 炭 素 繊 維 と エ ポ キ シ 樹 脂 の 界 面 せ ん 断 強 度 の 測 定 と そ の 評 価 に つ い て 報 告

した.

4.2.マ イ ク ロ ドロ ッ プ レ ッ ト法

マ イ ク ロ ド ロ ッ プ レ ッ ト法 は,1本 の 繊 維 上 に 微 小 の 樹 脂 玉(ド ロ ッ プ レ ッ ト)を 付 着 さ せ,樹 脂 玉 を 繊 維 か ら 引 き 抜 く 際 に か か る 最 大 荷 重 凡 。.

か ら 界 面 せ ん 断 強 度 τを 求 め る 方 法 で あ る(図1).

τは τ=瑞 。。/π尻 に よ り 算 出 さ れ,Dは 繊 維 直 径, 五 は 埋 め 込 み 長 さ で あ る.

F L

樹脂 玉

繊維

Dl土畳春1

図1マ イ ク ロ ドロ ップ レ ッ ト法 に よ る 界 面 せ ん 断 強 度 測 定 の 原 理

需 第2技 術 室 化 学 計 測 班

43.実 験 装 置

装 置 と して,複 合 材 界 面 特 性 評 価 装 置(東 栄 産 業HM410)を 用 い て 界 面 せ ん 断 強 度 の 測 定 を行 っ た(図2).こ の 装 置 は,マ イ ク ロ ドロ ップ レ ッ

ト法 専 用 装 置 と して 市 販 され て い る も の で あ り, 繊 維 固 定 台 紙 に 単 繊 維 を と りつ け,繊 維 上 に複 数

(6)

の 樹 脂 玉 を付 着 させ る こ と に よ り,1サ ン プル で 多 数 のデ ー タ を採 取 で き る特 徴 を も っ て い る.ま た,不 活 性 雰 囲 気 下 ・高 温 下(〜400°C)で も測 定 で き,熱 可 塑 性 樹 脂 の 場 合 は,装 置 付 属 の 電 気 炉 を 用 い て 繊 維 に 樹 脂 を 溶 融 さ せ て 付 着 させ る こ

とに よ り試 料 を作 製 す る こ と も可 能 で あ る.

L盈 」

曲謹 麺

4.5.結 果

4つ の 試 料 に対 す る界 面 せ ん 断 強 度 の 測 定 結 果 を 表2に 示 す.ま ず,硬 化 剤 に よ る界 面 せ ん 断 強 度 の違 い(Al〜A3)を 比 較 した.今 回用 い た 硬 化 剤 で は,明 瞭 な値 の違 い を み る こ と は で き な か っ た.し か しな が ら,主 剤 の エ ポ キ シ 当量 の 違 い(A1 とBl)に よ る 界 面 せ ん 断 強 度 を 比 較 し た 結 果,エ ポ キ シ 当 量 が 低 い,す な わ ち硬 化 反 応 す る エ ポ キ シ 基 が 多 い ほ うが 高 い 界 面 せ ん 断 強 度 を 有 す る こ とが わ か っ た.

表2界 面せ ん断強度測定結果 試料 平 均界 面 せ ん 断強 度r(MPa)

図2複 合材界面特性評価装置 4.4.実 験

強 化 材 と して 炭 素 繊 維 を 使 用 し,母 材 と して ビ ス フ ェ ノー ルA型 エ ポ キ シ樹 脂 を使 用 した.ま ず, 炭 素 繊 維1本 を 台 紙 に 固 定 した も の,お よび エ ポ キ シ プ レポ リマ ー とア ミ ン 系 硬 化 剤 を 混 合 した も の を用 意 した([エ ポ キ シ 基 モ ル 数]:[ア ミ ン基 の 活 性 水 素 モ ル 数]=1:1).そ の 後,樹 脂 を繊 維 に 付 着 させ,各 試 料 を 適 切 な条 件(表1)に て 硬 化 反 応 させ る こ と に よ り,試 料 を 作 製 した.

凶1り63凶lAAAB

58.54 64.86 59.77 25.26

表1エ ポ キ シ樹脂 硬 化 条 件

主 剤 の 試 料 エ ポ キ シ 当 量

(91eq)

硬化剤

5.発 表 に つ い て の 意 見 交 換

聴 講 者 の 中 に は,以 前CFRPに 関 す る研 究 を 行 っ て い た 技 術 職 員 の 方 もお り,炭 素 繊 維 に 対 す る 樹 脂 の 含 有 率 に 関 す る こ と,実 際 に 成 形 品 と して 評 価 す る場 合 の ドロ ップ レ ッ ト法 の 有 用 性 な ど, 専 門 的 な 内 容 に つ い て も意 見 を 頂 戴 す る こ と が で き た.ま た,化 学 系 分 野 に 問 わ ず 機 械 系 な どの 違 う視 点 か らの 意 見 も 頂 戴 す る こ とが で き,新 鮮

で 有 意 義 な ポ ス タ ー 発 表 に な っ た と感 じた.

ーハ∠ハ﹂‑AAAB

190 190 190 360.2

ジ シ ア ンジ ア ミド テ トラエ チ レン ペ ン タミン ジ エ チ ル ア ミノプ ロ ピル ア ミン

ジ シ ア ンジ ア ミド

測 定 に お い て は,ま ず1本 の繊 維 上 で 対 象 と な る樹 脂 玉(約40〜80μm)を 選 ん だ.次 に,2つ の 金 属 バ イ ス を 繊 維 径 ギ リギ リの と こ ろ ま で 手 動 で 近 づ け,引 抜 試 験 を 行 う.引 抜 速 度 は0.12 mm/minで 行 い,荷 重 測 定 に はlNロ ー ドセ ル を 使 用 した.樹 脂 玉 が 繊 維 か ら完 全 に 引 き抜 かれ る ま で 測 定 し,1サ ン プ ル に 対 して10個 以 上 のデ ー タ を 採 取 した.測 定 の 様 子 を 図3に 示 す.

}

図3測 定 の様 子

図4ポ ス タ ー 発 表 風 景 6.プ ロ グ ラ ム

9月8日(木)

〉 特 別 企 画(技 術 職 員 の 国 際 化)

〉 ポ ス タ ー プ レ発 表

〉 特 別 講 演 「世 界 を 照 らすLED」

〉 特 別 企 画(設 備 ・機 器 の 共 用 化)

〉 ポ ス タ ー 発 表 9月9日(金)

〉 口頭 発 表

(7)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集V6122平 成29年3月

ア ナ ロ グ技 術 セ ミナ ー2016参 加 報 告

道幸 雄真央

1.目 的

今 日の 情 報 化 社 会 の 中 で は ア ナ ロ グ 技 術 よ り もデ ジ タ ル 技 術 に 注 目 しが ち で あ る が,ア ナ ロ グ技 術 が な け れ ば 実 現 で き な い こ と は数 多 く, デ ジ タル 技 術 が 進 歩 す る た め に ア ナ ロ グ 技 術 は 必 要 不 可 欠 で あ り重 要 な技 術 で あ る.

そ こ で 今 回,ア ナ ロ グ 技 術 に 関 し て の 知 識 の 習 得 と技 術 力 向 上 を 目的 と して 本 セ ミナ ー に 参 加 した.

2.セ ミ ナ ー 概 要

セ ミ ナ ー は,9月13日(火)に 梅 田 セ ン タ ー ビ ル (大 阪 市 北 区 中 崎 西2‑4‑12)に て 開 催 さ れ,受 講 者 は200人 程 度 で あ っ た.ま た,本 セ ミ ナ ー で は 表 1に 示 し た よ う に2つ の セ ッ シ ョ ン が 同 時 に 開 催 さ れ て お り,ど ち ら を 受 講 す る か は 事 前 に 選 択 す る こ と が 可 能 で あ っ た.今 回 の セ ミ ナ ー で は,表 1の 太 線 で 囲 っ た セ ッ シ ョ ン を 受 講 し た.

表1セ ミナ ー プ ロ グ ラ ム

・7 . ロコ

lo丁セン サ ーノート用 電 ミ臣、

エ ナジ 冑 ハー ベ ステ ィング電:距ICの 設 計 入門    ニア ナロヴコデバ イセヌ  

●9参

3.受 講 内 容

3.1.雑 音 理 論 と低 雑 音 回 路 の 設 計 法

低 雑 音 回 路 を設 計 す る た め に,抵 抗 やOPア ン プ で発 生 す る ノイ ズ に つ い て 説 明 が あ っ た.特 に OPア ン プ の 雑 音 につ い て の 説 明 が 重 点 的 に され

て お り,OPア ン プ の 出 力 雑 音 を 計 算 で 求 め る場 合 に は,簡 易 化 され た 式 を非 反 転 増 幅 回 路 に は 用

い る こ とが で き る が,反 転 増 幅 回 路 に は 用 い る こ と が で き な い こ と を知 っ た.ま た,OPア ンプ を 図 1に 示 した よ うに 複 数 接 続 す る場 合 に は,ア ン プ を 増 や す ご と に各 ア ン プ の ノイ ズ が 蓄 積 して雑 音 特 性 は 悪 化 して しま うが,そ れ の 対 策 も知 る こ と が で き た.そ の 方 法 とは,下 式 に基 づ い て

ハ1F2‑1ハr173‑1

NFallニNF1十 十61

61・02

111二

雑音埋壽ミと趣ξ雑音回5薩の詣隻計 法 ホ ヒヨ をせレムフクラフト が ヨ   ぽ

o● ㊤ 中〜上勘

】o:3コ ・1コ:40【 休 憩 】

接 続 す る 各 ア ン プ の ゲ イ ン とNF指 数(雑 音 指 数) を 最 適 化 し,1段 目の ゲ イ ン とNF指 数 を 工 夫 す る こ とで,2段 目以 降 の ア ン プ の 雑 音 は 無 視 で き る とい う方 法 で あ り,ア ン プ の ゲ イ ン を段 数 が 増 え る に 従 っ て 小 さ くす る こ と に よ り低 雑 音 化

が 可 能 で あ る こ とが 分 か っ た.

;1ζ

CEmarklnglUL実 電製品ソフトウェア評価 建 は構碧設計 とチパイス1:窃り

〜蒙電製品 の撒 安全〜

講師:株式会社制卸システム研究所 宍ホ 賢一 

●09初 〜輔

高 遠:】ンパ ー5}イ ンタ ーフェー λ JESD204BのA8C

講 師:ア ナ ログ ・チ バイセス 蒔 妾 弘己

o●

11:3⊃‑11:4⊃ 【休 憩]

ア ナ ログ・フロント エ ントとセンシ ング 妓 術

ヨ あニアナログロチパイセズ  ぷ ま

o㊤9研 轍

次 世 代 鰻 隅 シ ステ ム を小 型 化 す る JESD204Bコ ンパ ー タボ ート開 発1:お ける 7つ の ポ イント

    ニギだファヒ ム ミまを      ぬ すヲ ぽ

o●o中 一舗

に:3⊃ ・!3:3」 休 憩(昼 食)/チ モ展 示 】 鰹 茸 ヒた1飲み物 を ご用 童1・たLま す

/ン ブ1

一ド

慧 抵 入 力 バ イア ス電 流OPア ンフの 性 臨 を生 か す匡恩昏設 計

講 師:ア ナ ログ・デバ イセズ 蒔 妾 弘己

抑 一一中泌

24GHzし 一ダ ー チフブセ ント使 い こな し

̲先 進 のMIMOレ ーダ ㎞絞 爺 へ の応 用̲

講 師;サ タラテッラ株裟 会社 酒 井 文811氏

ogo参 刀〜 輔

ノ ンブ2,'ン プ3

〉 蟹 \〉./// 雷 \〉一 累嫉 簗 雪(己

/〆

.〆/,/

図1ア ン プ の 複 数 接 続

;ll::

14:こ ⊃・14:5り 【休 憩/チ モ展示 】

;;1::

意 外 とヌ【ら な いOACシ ステ ム の設 三廿 支俵 一フ リント墾 娠 へ の 実 装 剖 も交 え て 一

   ニア ナログロチバイ セズ  ヰ

o●

10τ靖 代 のア ナリテ でク ス

̲MathWorksのloTシ ス テム 開 発 ソリューシ ョン̲

お   ペきハ ノゆちきハ うれ     あ ゑ ほ

o●9初 一轍

15:4コ ー15:5⊃ 【休 憩 】

;:1::

M【xedS吐gnalシ スデ ムの 漆 み

「DA5定換 璽力作 と信 号処 】塁理論 の閣 俣」

に諸 み込 ん で みる

ホ  ニア ナログのデバイ セズ  ヰ

o● 中〜 上鋤

岨 み 込 み エン ジニ アの たの の ア ナログ 回 請 事 垢 の

ホ  ニア ナロヲのチパイセ ス  ズ ミ  せミ

9初 一㈱

*第3技 術 室 シ ステ ム制 御 班

3.2.高 速 コ ン バ ー タ ・イ ン タ ー フ ェ ー ス 、 JESD204BのABC

JESD204Bと い う高 速 コ ン バ ー タ ・イ ン タ ー フ ェ ー ス に つ い て の 説 明 が あ っ た.JESD204Bは,高 速ADコ ン バ ー タ,高 速DAコ ン バ ー タ,そ れ ら

の デ ジ タ ル ・デ ー タ を や り 取 りす る デ ジ タ ル 回 路 側 を 接 続 す る イ ン タ ー フ ェ ー ス の 規 格 で あ り, シ リ ア ル1レ ー ン あ た り の 伝 送 速 度 はCMOSが 250MBPS,LVDSが800MBPSで あ る の に 対 し て, JESD204Bは12.5GBPSと 桁 違 い に 速 い こ と が 分

か っ た.ま た,JESD204Bの 技 術 的 な 特 徴 と し て

(8)

は,1)デ ー タ は1対 の 作 動 信 号 線(レ ー ン)の み,2) 伝 送 速 度 は 最 大12.5GPBS/レ ー ン(最 低

312.5MBPS),3)伝 送 速 度 が 足 り な い と き は マ ル チ レ ー ン,4)信 号 物 理 層 は 高 速CMLロ ジ ッ ク,5)信 号 以 外 に も 数 本 の 制 御 線(SYSREF,SYNC〜)お よ び デ バ イ ス ・ク ロ ッ ク を 有 す る,な ど が あ り,そ れ ら を 活 か す こ と で 様 々 な ア プ リ ケ ー シ ョ ン に お い て メ リ ッ トが 生 ま れ る こ と が 分 か っ た.

3.3.ア ナ ロ グ ・フ ロ ン ト ・エ ン ドの セ ン シ ン グ技 術

セ ン サ ー の 種 類 や 特 性,セ ンサ ー 素 子 との イ ン タ ー フ ェ ー ス な ど につ い て の説 明 が あ っ た.電 気 的 動 作 を す るセ ン サ ー に は,電 流 計 や 電 圧 計,電 力 計,ガ ス 検 出器,加 速 度 セ ン サ ー な ど多 くの 種 類 が 存 在 し,セ ンサ ー 素 子 の タイ プ は 表2に 示 し た よ うに4つ 存 在 す る.

セ ン サ ー の 使 用 目的 に よ っ て 使 用 す るOPア ン プ を 選 定 す る必 要 が あ る が,そ の 際 に1番 検 討 す べ き こ と は信 号 周 波 数 で あ る .安 全性 を確保 す る た め に は,閉 ル ー プ ゲ イ ン 内 にお い て 信 号 周 波 数 の10倍 以 上 のGBPを 持 っ た ア ンプ を 選 択 す る必 要 が あ る こ と を知 っ た.

表2セ ンサ ー 素 子 の種 類

● ●o ld

CsRsCi

ゼ ロ挿入 前 図2.

fR

u1 ● ●

●outld

C8RsCi

ゼ ロ挿入後

fC fR

u1

・out

ゼ ロ の 挿 入 前(左)と 挿 入 後(右)

3.5.意 外 と知 ら な いDACシ ス テ ム の 設 計 技 法 一 プ リン ト基 板 へ の 実 装 例 も 交 え て 一

DACの ア ー キ テ ク チ ャ やDAC実 装 の ア ナ ロ グ設 計 と考 え 方 な どに つ い て 説 明 が あ っ た.DAC に は い くつ か 種 類 が あ る が,そ の な か で も電 流 モ ー ドR ‑2Rラ ダー抵 抗DACは 意 外 と知 られ て い な い が 便 利 に使 うこ とが で き る とい う こ とを 知 っ た.ま た,実 際 に 回路 設 計 をす る 際,コ ン バ ー タ 搭 載 の ミ ッ ク ス ドシ グナ ル プ リン ト基 板 は グ ラ ン ド設 計 に 注 意 す る 必 要 が あ る こ とを 知 っ た.

セ ンサ ー 素子 の タイ プ

電圧出力

抵抗値

電流出力

キ ャパ シ タ

特徴

・主 に μV〜mV

・増 幅 の 碁 要性 有

・出 カ イ ン ピー ダ ンス 高

・測 定 対 象 の 変化 に伴 う 抵 抗 値 の 変 化

・mΩ 〜kΩ

・バ イ ア ス 回蹄 が 遜要

・測 定 対 象 の 変化 に比 例 した 電 流 値

・主 にpA〜 μA

・測 定 対 象 の 変化 に比 例 した 容 量 値 変 化

・高 出 力 イ ン ピー ダ ン ス(9Ω)

・高 出 力 キ ャ パ シ タ ン ス(pF〜nF〕

仕様用途 熱電対 ホール素子 温度センサー な ど サ ー ミス タ RTD

ス トロン ゲ ー ジ な ど

フ オ トダ イ オ ー ド 温 産 セ ン サ ー な ど

加 速 度 セ ン サ ー エ レメ ン ト 湿 度 セ ン サ ー

な ど

3.6.組 み 込 み エ ン ジ ニ ア の た め の ア ナ ロ グ 回 路 事 始 め

こ の セ ッ シ ョン で は,は じめ にIoTの 状 況 と本 セ ミナ ー を主 催 して い る ア ナ ロ グ ・デ バ イ セ ズ の 取 り組 み に つ い て 説 明 が あ っ た.次 に,セ ンサ ー な どの 信 号 検 出 デ バ イ ス と,マ イ コ ン な ど の デ ジ タ ル 信 号 処 理 デ バ イ ス を 結 ぶ ア ナ ロ グ 回 路 で あ るAFE(ア ナ ロ グ ・フ ロ ン ト ・エ ン ド)につ い て の 説 明 が あ り,AFEの ア ナ ロ グ信 号 を 後 段 のAD コ ン バ ー タ の 入 力 に合 わ せ る とい う役 割 や ,信 号 検 出 デ バ イ ス に よ るイ ン ピー ダ ン ス の 影 響 を 小

さ くす る とい う役 割 に つ い て 知 る こ とが で き た.

そ して 実 用 回 路 を 例 に したADコ ンバ ー タ,フ ィ ル タ,基 板 設 計 の ポ イ ン トも知 る こ とが で き た.

3.4.超 低 入 力 バ イ ア ス 電 流OPア ン プ の性 能 を 生 か す 回 路 設 計

電 流 ・電 圧 変 換 ア ン プ に お け る回 路 設 計 上 の ポ イ ン トに つ い て の説 明 が あ っ た.電 流 ・電 圧 回 路 の 押 さ え ど こ ろ と して,入 力 容 量 と回 路 の 安 定 動 作,帰 還 抵 抗 に よ る ノイ ズ の扱 い の2つ が あ る が, 前 者 に 関 して は,図2に 示 す よ うに,ポー ル と逆 の 効 果 を 持 つ ゼ ロ を ル ー プ に 挿 入 す る こ とで 安 定 性 を 得 る こ とが 分 か っ た.ま た 後 者 に 関 し て は, ア ン プ の 後 に フ ィ ル タ を 負 荷 す る こ とで ノ イ ズ を低 減 で き る こ と が分 か っ た.

4.ま とめ

本 セ ミナ ー で は,新 た に知 る こ と が 多 か っ た が,世 間 一 般 で 言 わ れ て い る も の が 実 は 違 う とい っ た 話 な ど も 知 る こ とが で き,非 常 に 有 意 義 で あ っ た.し か し な が ら,セ ッシ ョン に よ っ て は,講 義 内 容 に 出 て くる製 品 を使 用 した こ とが あ る,あ

る い は,使用 を考 え て い る 人 で な い と分 か らな い よ うな セ ッ シ ョン も あ り,そ うい っ た 講 義 は 理 解 す る こ とは 難 しか っ た.今 後,今 回難 し く感 じた 講 義 内 容 に 関 して も理 解 で き る よ うに勉 強 し,機 会 が あれ ば 業 務 で ぜ ひ 活 か して い こ う と考 え る.

(9)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vol22平 成29年3月

第75回 全 国産業安全衛生 大会

青 山 直 樹 雲

1.は じめ に

平 成28年10.月19日 か ら21日 に か け,中 央 労働 災 害 防 止 協 会 主 催 に よ る第75回 全 国 産 業 安 全 衛 生 大 会 が 宮 城 県 仙 台 市 で 開 催 され た.大 開 で は 全 国 の 企 業,大 学 や 官 公 庁 か ら安 全 衛 生 へ の 取 組 み 事 例 の紹 介 お よ び 講演 が 行 わ れ た . 今 回,安 全 衛 生 管 理 推 進 グル ー プ 員 お よ び 先 端 科 学 技 術 育 成 セ ン タ ー の 技 術 職 員 と して,安 全 衛 生 に 関す る知 識 を深 め,日 常 業 務 に お け る安 全 衛 生 意 識 を 向 上 させ る こ と を 目的 と して 参 加

した.

2.大 会 概 要

本 大 会 は12の 分 科 会 で 構 成 され,仙 台 市 内 の 5会 場 で 報 告 お よ び 講 演 が 行 わ れ た.聴 講 した 研 究 報 告 は 以 下 の とお りで あ る.な お,特 別 講 演 等 を 除 く研 究 報 告 は1件20分 で あ っ た.

安 全 衛 生 教 育 分 科 会

・ 事 故 ・災 害 時 に 危 険 を 予 測 し 臨機 応 変 に行 動 で き るカ を 高 め るた め の 教 育 手 法 の 構 築 東 日本 旅 客 鉄 道 ㈱/蔵 谷 正 人

・ 危 険 感 受 性 を 考 え る

司 会 福 成 雄 三/大 原 記 念 労 働 科 学 研 究 所 パ ネ リス ト 朱 宮 徹/新 日鐵 住 金 ㈱ パ ネ リス ト 中 村 隆 宏/関 西 大 学 パ ネ リス ト 高 野 研 一/慶応 義 塾 大 学

機 械 ・設 備 等 の 安 全 分 科 会

・JFEス チ ー ル ㈱ 西 日本 製 鉄 所 福 山 地 区 に お け る 「手 指 災 害 撲 滅 」 へ の 取 組 み

楠 和 英/JFEス チ ー ル ㈱

・ 終 わ りな き リス ク ア セ ス メ ン トに よ る 安 全 な職 場 づ く り

足 立 知 幸/川崎 重 工 業 ㈱

・ 架 線 測 定 器 の 改 良 に よ る架 線 測 定 作 業 時 の 傷 害 事 故 防 止

三 浦 和 成 凍 日本 電 気 エ ン ジ ニ ア リン グ㈱

*第1技 術 室 機 器 開発 ・試 作班

・ リス ク を減 らせ!ヒ ヤ リハ ッ ト活 動 の推 進 捧 晃/大 和 工 業 ㈱

・ 油 圧 シ ョベ ル 整 備 に お け る 高 所 作 業 時 の 転 落 防 止

岡本 崇/コ マ ツ 建 機 販 売

・ 高 所 作 業 車 用 補 助 ロー プ 取 付 確 認 装 置 開 発 新 山 高 平/㈱ユ ア テ ッ ク

・ 「ロ ボ ッ トス ー ツHAL作 業 支 援 用(腰 タイ プ)」 に よ る作 業 負 荷 の 軽 減

小 林 恵/大 和 ハ ウ ス 工 業 ㈱

・ 岐 路 に き た 日本 の 安 全 管 理 〜 現 場 力 の 低 下 に ど う対 応 す る か 〜

中村 昌允 凍 京 工 業 大 学

そ れ ぞ れ の 報 告 ・講 演 は 非 常 に興 味 深 い もの が あ っ た が,特 に 印 象 的 だ っ た 報 告 ・講 演 に つ い て 報 告 す る.

● 危 険感 受 性 を 考 え る

危 険感 受 性 の 定 義 は,厚 生 労 働 省 の 「職 場 の あ ん ぜ ん サ イ ト」の 内 容 に よ る と"何 が 危 険 か,

ど うな る と危 険 な 状 態 に な る の か を 直感 的 に把 握 し,危 害 の 程 度 ・発 生確 率 を敏 感 に感 じ取 る 能 力 を い い ま す"と な っ て い る.(1)この 定 義 は, 現 場 第 一 線 の 人 た ち が 業 務 に 従 事 して い る 中 で 遭 遇 す る事 態 に 関 して 決 め られ て い る と考 え ら れ る.し か し,現 場 第 一 線 の 人 た ち の 危 険感 受 性 だ け で な く,経 営,総 務,財 務,人 事,技 術, 開発,調 達 部 門 等 の 業 務 関 係 者 に つ い て も,幅 広 い 意 味 で の 危 険 感 受 性 が 不 可 欠 で あ る と大 原 記 念 労働 科 学 研 究 所 の 福 成 氏 は 述 べ て い た.近 年,技 術 に 支 え られ て 安 全 レベ ル が 徐 々 に 高 ま っ て き て い る こ と に加 え,職 場 に お け る安 全 施 策 ・安 全 活 動 が 一 般 化 して き た 一 方 で,一 人 ひ と りの 危 険感 受 性 の 低 下 を懸 念 す る声 が 産 業 現 場 に あ る.若 年 ま た は 未 経 験 労 働 者 の 危 険感 受 性(疑 似 体 験)を 高 め る 方 策 の 一 つ と して,危 険 教 育 の 実 施 や 作 業 チ ー ム 同 士 の 話 し合 い(危 険 予 知)が 重 要 で あ る.(2)今 回,前 述 の 内容 を ふ ま え た 危 険 感 受 性 を テ ー マ と して,企 業 の 安 全 衛 生 担 当者 お よび 大 学 の 専 門 家 を 交 え た バ ネ

(10)

ル デ ィ ス カ ッ シ ョン が 行 わ れ た の で,内 容 を 報 告 す る.

● 危 険 感 受 性 向 上 の 取 り組 み

新 日鐵 住 金 ㈱(以 下,新 日鐵)の 朱 宮 氏 に よ り,会 社 の危 険 感 受 性 を 高 め る取 り組 み に つ い て 話 され て い た の で紹 介 す る.新 日鐵 で は,危 険 感 受 性 を 高 め る た め に は,取 扱 う設 備 機 器 や 作 業 につ い て の 正 しい 知 識 と,安 全 に 関 す る知 識 が 不 可 欠 で あ る と考 え て お り,全 社 に 共 通 す る遵 守 事 項6項 目 と,安 全 の 合 言 葉31ヶ 条 を 定 め,第 一 線 の 作 業 者 に 浸 透 させ て い る.ま た, 危 険 活 動 と して,危 険 予 知 訓 練 の 実 施 に と ど ま

らず,作 業 前 に行 うTBM(ツ ー ル ボ ック ス ミー テ ィ ン グ)に お い て,作 業 に潜 む リス クや,そ の 安 全 対 策 を 考 え させ,危 険 感 受 性 を 高 め る こ

とに 取 り組 ん で い る.さ ら に,ヒ ヤ リハ ッ トの 取 り組 み も作 業 者 の危 険 感 受 性 を 高 め る こ と に 有 効 で あ る.日 常 作 業 の 中 で ヒヤ リ と感 じ る こ と こそ が 危 険 感 受 性 で あ り,毎.月 ヒヤ リハ ッ ト 報 告 を義 務 付 け て い る職 場 も あ る.ヒ ヤ リハ ッ トとい え ば,ハ ー バ ー ド ・ウ ィ リア ム ・ハ イ ン リ ッ ヒが 発 表 した,1件 の 重 大 な事 故 ・災 害 が 発 生 した 場 合,29件 の 軽 微 な 事 故 ・災 害 が 既 に 発 生 して お り,300件 の ヒヤ リハ ッ トが 既 に 存 在 して い る こ とに な る とい うハ イ ン リ ッ ヒの 法 則 が あ る.ヒ ヤ リハ ッ トの 事 象 を減 ら し て い く

とい う こ とが 重 大 な事 故 を 抑 制 す る とい う こ と で あ り,日 々 のKY(危 険 予 知)活 動 が 重 要 で あ る.こ れ らの 危 険 感 受 性 を 高 め る取 組 み を 行 っ た と して も事 故 や 災 害 を 完 全 に な くす こ と は で き な い.こ の原 因 と して,「 自分 は 大 丈 夫 」 と い う過 信 や 過 去 の 成 功 体 験 か ら操 業 優 先 の気 持 ち が 生 じて し ま うこ と が挙 げ られ る.こ れ を 測 る指 標 と して 危 険 敢 行 性 とい うも の が あ る.危 険 敢 行 性 とは,ど の程 度 危 険 を 受 け 入 れ よ う と す る か を 示 す も の で あ り,危 険 敢 行 性 が 高 け れ ば,危 険 を感 じて も敢 え て そ の 危 険 を受 け入 れ, 危 険 敢 行 性 が 低 け れ ば 感 じ取 っ た危 険 を 避 け る 傾 向 が 強 くな る.新 日鐵 で は,こ の 危 険 敢 行 性 を個 々人 に気 づ か せ る取 り組 み と して"安 全 定 着 度 チ ェ ック 活 動"と 称 す る こ とを 行 っ て い る.

内 容 は,日 常 生 活 や 実 作 業 時 の 行 動 や 考 え方 に つ い て チ ェ ッ ク リス トを用 い て 個 人 の意 識 を 確 認 し,そ の結 果 か ら職 場 の 安 全 風 土 と個 人 の 危 険 敢 行 性 を確 認 す る も の で あ る.個 人 が そ れ ぞ れ20項 目の チ ェ ック 項 目 にYES,NOで 回 答 し, そ の 結 果 を元 に 管 理 者 も含 め て 職 場 で対 話 す る

取 り組 み で あ る.こ の 取 り組 み は,あ くま で も 個 人 の 気 づ き を促 す もの で あ り,評 価 に 使 用 す

る も の で は な い とい うこ とが 大 切 で あ る.(3)

置 碍.σ,"° σ

匙 険 体 感 臓1叩..

虞'晶戴 醤 三 腰

ロの 

.

マの リワゆ ノ る  

州 一'し 嘲?叩 響ム

内89 :二 ・::こ こ 、 丙,τ

:'"・

・ ●' o含.●

.ロ ー一 一.,

̲.:二 τ ゜ ■齢

ハ ク

T]

1

図1危 険 感 受 性 を 高 め る方 策 3.ま と め

本 報 告 で は,い く つ も の 事 例 発 表 や 講 演 の あ る な か か ら危 険 感 受 性 と い うテ ー マ を基 に 印 象 に 残 っ た 内 容 を記 述 した.筆 者 は本 学 の 先 端 科 学 技 術 育 成 セ ン タ ー(以 下,育 成 セ ン タ ー)に 所 属 し,も の づ く りを 主 と した 業 務 を行 っ て お

り,業 務 内 容 が 産 業 現 場 に 近 い とい う こ と も あ り,興 味 を も っ て さ ま ざ ま な 発 表 を 聴 講 す る こ と が で き た.そ の 中 で,技 術 レベ ル が 未 熟 な 者 が 多 い 教 育 ・研 究 機 関 で 安 全 衛 生 業 務 を 担 わ な け れ ば な らな い 環 境 を 考 え る と,学 生 等 の 一 般 設 備 利 用 者 の 危 険感 受 性 を 高 め る とい う と こ ろ は 極 め て 重 要 で あ る と感 じた.育 成 セ ン ター は, 年 々 予 算 が 削 減 され る傾 向 で あ り,機 械 設 備 に コ ス トを か け て 機 械 的 に安 全 を 担 保 す る とい う こ とが 困 難 とな っ て き て い る.こ れ らの 情 勢 を 考 え る と,KY活 動 を主 と した 安 全 教 育 を 設 備 利 用 者 に対 して 行 い,設 備 を利 用 す る 者 の 安 全 に 対 す る意 識 を 高 め る とい うこ とが 大 切 で あ る.

ま た,職 場 に お い て コ ミュ ニ ケ ー シ ョン 不 足 が 生 じて い る こ とは感 じて お り,ヒ ヤ リハ ッ トの 事 例 な どの 情 報 を 共 有 す る 等 の で き る と こ ろ か ら危 険 感 受 性 を高 め る 取 組 み を 行 っ て い き た い.

参 考 文 献

1)厚 生 労 働 省 職 場 の あ ん ぜ ん サ イ ト http://anzeninfb.mhlw.gojp/index.html

2)福 成 雄 三,危 険 感 受 性 を 考 え る,第75回 全 国 産 業 安 全 衛 生 大 会 研 究 発 表 集, pp.457‑458.

3)朱 宮 徹,危 険 感 受 性 向 上 の 取 り組 み,第75 回 全 国 産 業 安 全 衛 生 大 会 研 究 発 表 集, pp.458‑460.

(11)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vol22平 成29年3月

総合技術研 究会2017東 京 大学 参加報告

川 崎 孝 俊雲

1.は じ め に

2017年3.月9日,10日 に 東 京 大 学 本 郷 キ ャ ン パ ス に て,総 合 技 術 研 究 会 が 開催 され た.本 研 究 会 は 大 学,高 等 専 門 学 校 お よび 大 学 共 同 利 用 機 関 に て,技 術 系 職 員 が 携 わ っ て い る技 術 業 務 や 専 門 知 識 を発 表 す る場 とな っ て お り,業 務 で 培 わ れ た 様 々 な分 野 の 技 術 ・知 識 を 得 る こ とが 出 来 る.ま

た,近 隣 の 機 関 だ け で は な く,全 国 とい う広 い 地 域 の 方 々 と交 流 を深 め る こ と も 目的 と して い る.

今 回,実 験 ・実 習 ・社 会 貢 献 分 野 で 行 っ た ボ ス タ ー 発 表 や,口 頭 発 表 を聴 講 し得 た 技 術 を 実 際 に 試 した 内 容 等 を報 告 す る.

2.研 究 会 概 要 時:3月9日(木)〜10日(金)

場:東 京 大 学 本 郷 キ ャ ン パ ス プ ロ グ ラ ム:

3月9日(木)

10:00〜12:00シ ン ポ ジ ウ ム 13:15〜14:15特 別 講 演 15:00〜16:20口 頭 発 表 16:35〜18:15ポ ス タ ー 発 表 3.月10日(金)

9:00〜16:30口 頭 発 表

3.シ ン ポ ジ ウム

"技 術 研 究 会 の歴 史 と これ か ら"と 題 し分 子 科 学 研 究 所,高 エ ネ ル ギ ー 加 速 器 研 究 機 構,核 融 合 研 究 所,北 海 道 大 学,愛 媛 大 学,九 州 大 学 の代 表 者 の 方 々 を壇 上 に,技 術 研 究 会 の 歴 史 や 今 後 へ の 展 望 な ど につ い て 討 論 が 行 わ れ た.特 に,研 究 会 理 想 像 に つ い て,沢 山 の 意 見 が 交 わ され,本 研 究 会 の 意 義 を改 め て 考 え る こ とが 出来 た.

4.ポ ス タ ー 発 表 概 要 4.1.は じ め に

現 在,創 成 教 育 カ リ キ ュ ラ ム や,オ ー プ ン キ ャ ン パ ス,公 開 講 座 等 で,ホ ン ダ 製 ス ー パ ー カ ブ の

*第1技 術 室 機 器 開発 ・試作班

,

」レ ー

7

・一譲 弧,

L

トL

.

[

図1ポ ス タ ー 発 表

単 気 筒 エ ン ジ ン を 用 い た,エ ン ジ ン分 解 組 立 講 座 を 福 井 大 学 准 教 授 新 谷 真 功 教 員 と 共 同 で 担 当 して い る.本 発 表 で は,"エ ン ジ ン 分 解 組 立 を題 材 と した,実 験 実 習 ・公 開 講 座 へ の 取 組 み"(図1) と題 し,実 習 を 開催 す る に あ た っ た 経 緯,実 施 内 容,公 開 講 座,創 意 工 夫 点 等 につ い て 報 告 を行 っ

た.

42.発 表 内 容

実 習 を 開 催 す る に あ た っ た 経 緯 は,技 術 部 で の 日常 ・専 門 研 修 が 基 とな っ て い る.ソ リ ッ ドー ワ ー ク ス の3D‑CAD技 術 習 得 を 目指 した 専 門 研 修 で カ ブ の エ ン ジ ン パ ー ツす べ て を モ デ リ ン グ し, そ の 後,こ の エ ン ジ ン を 利 用 して,機 械 構 造 を 理 解 し,分 解 組 立 技 術 習 得 を 目的 に 日常研 修 をお こ な っ た.こ の 作 業 風 景 が 教 員 の 目 に 留 ま り,特 に フ ォ ー ミ ュ ラ ー カ ー 製 作 学 生 へ 技 術 を伝 え る 目 的 で,創 成 教 育 カ リキ ュ ラ ム と して 始 ま っ た.

分 解 組 立 作 業 は 要 点 さ え つ か め ば,難 しい 作 業 で は な い.と は 言 い な が ら も,何 点 か の 重 要 な ポ イ ン トも含 ま れ て お り,ミ ス をす る と,エ ン ジ ン 再 始 動 が 出 来 な く な り,最 悪 の場 合,バ ル ブ 等 の 重 要 部 品 を壊 す こ と とな る.

作 業 と並 行 して 行 っ た,エ ン ジ ン カ ッ トモ デ ル を 使 用 した 説 明 で は ピ ス トン と ク ラ ン ク の 動 き, ク ラ ン ク ・カ ム ・バ ル ブ の 連 動,ト ラ ン ス ミ ッ シ ョン の 駆 動,オ イ ル ポ ンプ の 動 き,潤 滑 油 の 経 路 な どが 分 か り易 く説 明 可 能 とな る.

(12)

ま た,測 定 技 術 習 得 と して,マ イ ク ロ メ ー タ ー ・ シ リン ダ ー ゲ ー ジ ・シ ク ネ ス ゲ ー ジ等 で 各 種 パ ー ツ の 計 測 を行 い,エ ン ジ ン 専 用 の 特 殊 な 計 測 と し て,圧 縮 圧 測 定,点 火 時 期 測 定,リ ー ク テ ス トも 行 っ て い る.

公 開講 座 で は,小 学 生 低 学 年 か ら70代 の方 ま で,車 が 好 き だ か ら ・農 業 機 械 の 修 理 に役 立 て た い な ど,幅 広 い 年 代 ・目的 を 持 っ た 方 々 に 参 加 し て い た だ い て い る.

4.3.ま とめ

過 去 に い く っ か の テ ー マ で 技 術 部 内研 修 を お こ な っ て い るが,今 回 の 様 に 実 習 や 公 開 講 座 に ま で 発 展 した こ とは,大 変 意 義 の あ る研 修 に な っ た

と思 う.

学 生 た ち は,座 学 で 学 ぶ ク ラ ン ク ・カ ム ・潤 滑 機 構 や 発 電,点 火 の 仕 組 み 等 を 実 際 に 目に す る こ とで,よ り深 く理 解 が 可 能 とな り,ま た,公 開 講 座 に 参 加 して くだ さっ た 子 供 た ち は,工 具 の基 本 的 な 使 い 方 や 部 品 の重 さ,質 感 な どを 経 験 して い た だ け た.特 に 自分 た ち が 組 立 て た エ ン ジ ン を 始 動 し,ア クセ ル を 引 く こ とで 発 す る 音 や 振 動 ・匂 い を 体 感 出来,貴 重 な 体 験 で あ っ た の で は な い か

と思 う.

学 生 や 公 開 講 座 参 加 者 か らの 声 と して,自 動 車 の 多 気 筒 エ ン ジ ン や ロ ー タ リー エ ン ジ ン に も 触 れ て み た い との 声 が 多 数 あ る こ とか ら,今 後,こ れ ら のエ ン ジ ン を 教 材 と して 提 供 で き る よ う,努 力 して い き た い.

5.発 表 につ い て の 意 見 交 換 な ど

質 問者 は,同 様 の 取 組 み を され て い る方 が 多 く, 模 型 エ ン ジ ン で 分 解 実 習 を して い る が 原 付 オ ー

トバ イ だ と トラ ン ス ミ ッ シ ョ ン 等 部 品 点 数 が 多 く な り大 変 で は な い か,エ ン ジ ンカ ッ トモ デ ル 製 作 に 関 して の 注 意 点,エ ン ジ ン の 再 始 動 の 方 法 等, 色 々 と意 見 を 交 わ す こ とが 出 来 た.特 に カ ッ トモ デ ル 製 作 は興 味 を 持 っ て い た だ き,エ ン ジ ン 内 部 構 造 を 目で 見 る こ とが 可 能 で あ り,自 身 も製 作 し て み た い との 事 で あ っ た.ま た,今 年 度 も公 開 講 座 を 開催 す る予 定 で あ れ ば,見 学 させ て い た だ き

た い との 依 頼 も あ っ た.

6.ポ ス タ ー 発 表 お よび 口頭 発 表 聴 講

ポ ス タ ー 発 表 お よ び 口頭 発 表 は,機 械 加 工,安 全 対 策,エ ン ジ ン 分 解 等,職 務 に 役 立 っ 内 容 を聴 講 した.そ の 中 で も,東 京 大 学 生 産 技 術 研 究 所 試 作 工 場 の 方 が 発 表 の"芯 押 し軸 の 精 度 検 査"で は, 簡 易 で は あ るが,精 度 を 向 上 す る に は,有 意 義 な

手 法 で あ っ た 為,早 速,試 した 内容 を記 す.

6.1.芯 押 し作 業 とは

汎 用 旋 盤 の 作 業 と して,小 径 や 長 尺 物 加 工 の 際, チ ャ ッ ク で の 片 持 ち作 業 で は,チ ャ ッ ク の反 対 側 は 切 削 抵 抗 で材 料 が 逃 げ て しま い,目 標 寸 法 を 得 られ な い.そ の 為,芯 押 し台 に取 り付 け た ロー リ ン グ セ ン ター と呼 ばれ る工 具 で 受 け(図2),材 料 の 逃 げ を 無 くす の で あ る が,チ ャ ッ ク 回 転 中心 と 芯 押 し台 中心 が ず れ て い る と,テ ー パ ー 形 状 に な っ た り,小 径 の ド リル 加 工 で は,中 心 に 刃 先 が な い た め ド リル が 欠 損 す る こ とが あ る.

'̲一 ㌔恥 ゾ

"ノ'∵ 寡 騰

・ ン ≒一≒ 讐顧

躊',.噺

戦 儀一7駕

隔 ㌘

図2芯 押 し作 栗 6.2.芯 押 し軸 精 度 検 査 法

私 が 先 輩 方 か ら教 わ っ た の は,テ ス トカ ッ トを 繰 り返 し,チ ャ ッ ク側 ・芯 押 し軸 側 を 計 測 し何 度 もず れ を 修 正 す る 作 業 を必 要 と した が,今 回 得 た 情 報 は,チ ャ ッ ク に ダ イ ア ル ゲ ー ジ を 取 り付 け, 芯 押 し軸 と の ず れ を 事 前 に 計 測 す る 内 容 で あ っ た(図3).実 際 に試 して み る と,数 回 の 調 整 を 行 うこ とで,芯 だ しが 可 能 とな り,作 業 効 率 を上 げ る こ とが 出 来 た.

㌧ り b

7.お わ り に

\'・ ミ\

鳶 鋸

/ \

δ 不盲1蔓 酒眞/肯

研 究 会 に参 加 し,様 々 な技 術 情 報 や,機 械 実 習 工 場 職 員 の 職 務 へ の 取 組 み を 知 る こ とが 出 来 た.

こ の 知 見 を 自 身 の 業 務 に 積 極 的 に 生 か して い き た い.

(13)

福 井 大 学 工学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vol.22平 成29年3月

総合技 術研 究会2017東 京 大学 参加 報告 安藤 誠

1.は じめ に

平 成29年3月9日,10日 に わ た り東 京 大 学 に お い て,総 合 技 術 研 究 会 が 開催 され た.こ の 研 究 会 は そ れ ぞ れ の 機 関 に お い て,技 術 系 職 員 が 携 わ っ て い る広 範 囲 な 技 術 業 務 な らび に そ れ に 関 わ る 専 門 的 知 識 を発 表 し,機 関 や 専 門 領 域 を 超 え て 意 見 交 換 を 行 い,日 常 業 務 か ら生 まれ た創 意 工 夫 や 失 敗 事 例 な ど も重 視 し,参 加 者 の 技 術 交 流 と技 術 向 上,さ らに ネ ッ トワー ク の構 築 を 図 る こ とを 目的 と して い る.今 回 の研 究 会 で は,建 築 ・土 木 ・資 源 開 発 系 技 術 分 野 で ボ ス タ ー 発 表 を 行 っ た.ま た,シ ン ポ ジ ウ ムや 特 別 講 演,口 頭 発 表 や ポ ス タ ー 発 表 を 聴 講 した.

2.研 究 会 概 要

時:3.月9日(木)〜10日(金)

場:東 京 大 学 本 郷 キ ャ ン パ ス

安 田 講 堂,工 学 部2号 館 ・3号 館 プ ロ グ ラ ム:

3月9日(木)

10:00〜12:00シ ン ポ ジ ウ ム 13:15〜14:15特 別 講 演

15:00〜16:20口 頭 発 表(セ ッ シ ョ ン1) 16:35〜18:15ポ ス タ ー 発 表

3.目10日(金)

9:00〜16:30口 頭 発 表(セ ッ シ ョ ン2〜6)

3.シ ン ポ ジ ウ ム

「技 術 研 究 会 の歴 史 と これ か ら」 とい う題 目 で 分 子 科 学研 究 所,高 エ ネ ル ギ ー 加 速 器研 究 機 構 素 粒 子 原 子 核 研 究 所,核 融 合 科 学 研 究 所,北 海 道 大 学,愛 媛 大 学,九 州 大 学 の 代 表 者 の 方 々 が,技 術 研 究 会 発 足 の い き さつ や 今 日ま で の歴 史 お よび 将 来 に つ い て,ま た,各 機 関 で 研 究 会 開催 に 至 るま で の 取 り組 み な どに つ い て 述 べ ら れ た.こ う した 立 派 な研 究 会 が 開 催 で き る こ と は 技 術 職 員 の 貢 献 が 大 き い と感 じ られ た.

4.特 別 講 演

特 別 講 演 は,ノ ー ベ ル 物 理 学 賞 を受 賞 され た 東 京 大 学 特 別 栄 誉 教 授 宇 宙 線 研 究 所 長 の 梶 田 隆 章 氏 に よ り 「技 術 の 粋 を 集 め て 挑 む 重 力 波 の 観 測 一KAGRAプ ロジ ェ ク トー」 とい う題 目で 講 演 が行 わ れ た.重 力 波 観 測 に用 い られ る レー ザ ー 干 渉 計 の 製 作 に は 技 術 職 員 が 貢 献 して い る と述 べ られ,技 術 職 員 の 必 要 性 を感 じ られ た.

ま た,最 先 端 の天 文 学 の話,装 置 を造 る た め の 工 夫 な ど を聴 く こ とが で き,大 変 貴 重 な 講 演 で あ っ た.

5.発 表 概 要

題 目 「鉄 筋 コ ン ク リー ト造 配 筋 模 型 の 製 作 」 5.1.は じめ に

鉄 筋 コ ン ク リー ト造 は,鉄 筋 と コ ン ク リー ト が 一 体 化 とな っ た 構 造 で,鉄 筋 は 圧 縮 に弱 く 引 張 りに 強 い,コ ン ク リー トは圧 縮 に強 く 引 張 り に 弱 い と い う性 質 を 持 っ て お り,そ れ ぞ れ の 長 所 を組 み 合 わ せ る こ と で 短 所 を補 っ た も の で あ る.配 筋 は鉄 筋 コ ン ク リー ト造 に お い て そ れ ぞ れ の 機 能 を 十 分 発 揮 す る た め の 重 要 な 要 素 で あ る が,普 段 目にす る構 造 物 は コ ン ク リー トに覆 われ て い て配 筋 を見 る こ と は な い.ま た,授 業 で は 配 筋 図 を 見 る こ と は あ っ て も,実 際 に 見 る とい え ば 現 場 見 学 の 時 だ け で あ る.そ こ で 配 筋 模 型 を製 作 し,授 業 の 教 材 と して 役 立 て て も ら

う こ とを 目指 し,製 作 を行 っ た.

*第2技 術 室 物 理 計 測 班

5.2.製 作 準 備

模 型 製 作 に使 用 す る鉄 筋 は1/24に 縮 尺 され た 縮 尺 鉄 筋 で,表 面 は 普 通 の 異 形 鉄 筋 の よ うに 節 や リブ が付 い て お り,非 常 に リア ル に 作 られ て い る.ラ ー メ ン構 造 及 び 耐 震 壁 模 型 は,H25 年 度 に 完 成 した 実 験 棟 を モ デ ル に 配 筋 模 型 を製 作 す る こ と と した.製 作 手 順 と して,実 際 の 実 験 棟 設 計 図 か ら縮 尺 鉄 筋 に合 わ せ て1/24サ イ ズ で 配 筋 図 を 描 き(図1),配 筋 図 よ り主 筋 及 び せ ん 断 補 強 筋 の必 要 本 数 を 割 り出 した.次 にせ

(14)

ん 断 補 強 筋 を 製 作 す るた め に,鉄 筋 ベ ン ダ ー の 製 作,さ らに せ ん 断 補 強 筋 を 等 間 隔 に保 持 す る た め の治 具 な どを 製 作 した.ま た,縮 尺 鉄 筋 は 長 さ200㎜ で あ り,製 作 上200㎜ 以 上 腰 な 個 所 が あ っ た た め,ロ ウ付 け を して 継 ぎ足 して 使 用 した.

≡≡≡ ≡≡≡≡ 謹≡

5.4.ま と め

普 段 扱 っ て い る鉄 筋 と は 大 き さ が 異 な り,配 筋 す る の に 苦 労 させ られ る 時 も あ っ た が,実 際 の 配 筋 と変 わ らな い 模 型 を 完 成 す る こ とが 出 来 た.今 後 と して,今 回製 作 出 来 な か っ た 基 礎 や 片 持 ち梁 な どの 構 造,ま た,建 物 全 体 の模 型 も 造 っ て 教 材 を 増 や して い き た い と思 う.ま た,

実 際 の 配 筋 を組 む の は 大 掛 か りだ が,卓 上 で 出 来 る模 型 製 作 を も の づ く り教 育 の 一 環 と して 取

り入 れ て い き た い と思 う.

図1.ラ ー メ ン 構 造 の 配 筋 図

6.発 表 に つ い て の 意 見 交 換 な ど

聴 講 者 か らは 「図 面 だ け で は理 解 しに く い 所 も あ る が模 型 に す る とわ か りや す くて い い 」「端 部 処 理 な ど細 か い 所 ま で 再 現 して い る」 な ど と い っ た 言 葉 を 頂 戴 した.ま た,製 作 時 間 や 構 造 に つ い て の 質 問 な ど が あ っ た.

5.3.製 作

製 作 した 配 筋 模 型 は,

① ラ ー メ ン構 造:建 築 に お け る最 も 一 般 的 な 構 造 で,強 固 に接 合 され た 柱 や 梁 な どの 軸 組 に よ っ て 建 物 を 支 え る構 造.

② 耐 震 壁:地 震 な どで 発 生 す る横 か ら の カ に 抵 抗 す るた め に,柱 や 梁 と一 体 化 して 作 ら れ た 鉄 筋 コ ン ク リー ト製 の 壁.

③ 柱(3種 類):1968年 に 起 き た 十 勝 沖 地 震 (M7.9)に よ りせ ん 断 破 壊 が数 多 く発 生 し た た め,1971年 に建 築 基 準 法 の 改 正 で 鉄 筋 コ ン ク リー ト造 の柱 の せ ん 断 補 強 筋 の 間 隔 が300㎜ か ら150mm以 下 と狭 くな り, 基 準 が 強 化 され た の で,1971年 以 前 お よび 1971年 以 降 のせ ん 断 補 強 筋 の 間 隔 の 違 い が わ か る柱 の 製 作 と,通 常 のせ ん 断 補 強 筋 よ りも 主 筋 を 強 く拘 束 す る力 が あ る とい わ れ て い るス パ イ ラル 筋 を用 い た 柱.

で あ る.

馨 懸 禰ξ 妻奪:

怠 二 護 、‑」̲藷.、.LLI、1.しL誌 鮎 ㍉

りいロ ココロロぬ

:===㌧ 墜̀→

ニこ ご ロご  

嚢 嚢

騨簡 楓 響嘩 鞭

論 酒

図2.製 作 した 模 型 の1つ(耐 震 壁)

図3.ポ ス タ ー 発 表 風 景

7.ポ ス タ ー 発 表 お よび 口頭 発 表

ポ ス タ ー 発 表 お よび 口頭 発 表 は,建 築 ・土 木 ・ 資 源 開 発 系 技 術 分 野 を 中心 に 聴 講 して き た.三 重 大 学 工 学 研 究 科 建 築 学 専 攻 構 造 材 料 実 験 室 で

は,コ ン ク リー トの 練 混 ぜ 後 の 洗 浄 水 は,ス ラ ッ ジ水 の 固 形 分 な ど の 処 理 ・上 澄 水 の 回収 ・pH 管 理 な ど を行 い,シ ス テ ム化 して い る との 報 告 が あ っ た.我 が 実 験 室 で も 頻 度 こ そ 少 な い が コ ン ク リー トを 打 つ こ とが あ る の で,非 常 に 参 考 に な っ た.

8.ま とめ

研 究 会 に 参 加 して,自 分 の 分 野 だ け で は な く, 他 分 野 の発 表 か ら も参 考 とな る こ とが 多 か っ た.

ま た,他 大 学 の 方 々 と情 報 交 換 で き た こ とは 非 常 に 有 意 義 で あ っ た.こ の研 究 会 で 得 られ た 知 見 を今 後 の 業 務 に 生 か して い き た い.

(15)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vol.22平 成29年3月

総 合技術研 究会2017東 京 大学 参加 報告

青 山 直 樹 索

1.は じめ に

2017年3月8日(水)か ら3月10日(金) に 総 合 技 術 研 究 会 が 東 京 大 学 で 開 催 され た.本 研 究 会 は全 国 の 大 学,高 等 専 門 学 校 及 び 大 学 共 同利 用 機 関 の 技 術 職 員 が,日 常 業 務 で 携 わ っ て い る広 範 囲 な 技 術 的 教 育 研 究 支 援 活 動 に つ い て 発 表 す る研 究 会 で あ る.発 表 プ ロ グ ラ ム は,機 械 工 作 技 術,回 路 ・制 御 技 術,実 験 ・実 習,安 全 衛 生 管 理 等 の12技 術 分 野 と多 岐 に わ た っ て お り,口 頭 ・ポ ス タ ー 発 表 者 お よび 聴 講 者 で 約 900名 の 参加 が あ っ た.筆 者 は機 械 工 作 技 術 分 野 の ポ ス タ ー セ ッシ ョ ン に お い て 発 表 を行 っ た.

ま た,同 分 野 の 職 員 との 質 疑 等 に よ る技 術 情 報 交 換 や 東 京 大 学 生 産 技 術 研 究 所 の 技 術 交 流 会 に 参 加 した の で,併 せ て 報 告 す る.

2.開 会 式 お よび 特 別 講 演

開 会 式 お よ び 特 別 講 演 に先 立 っ て,特 別 企 画 で"技 術 研 究 会 の歴 史 と これ か ら"と い う題 で シ ン ポ ジ ウ ム が 開 催 され た.技 術 研 究 会 の 発 足 か ら今 日に い た る ま で の 歴 史,将 来 の あ り方 な ど に つ い て 討 論 が 行 わ れ た.パ ネ リス トは 分 子 科 学 研 究 所,高 エ ネ ル ギ ー 加 速 器 研 究 機 構,核 融 合 研 究 所,北 海 道 大 学,愛 媛 大 学,九 州 大 学 の 代 表 者 の 方 が 担 当 され て い た.こ こで,議 論 が 行 わ れ た 内 容 の 一 部 を 紹 介 す る.あ る パ ネ リ ス トか ら,技 術 研 究 会 が 発 表 会 の よ うに な っ て お り形 骸 化 して い る と,問 題 を投 げ か け て い る 場 面 が あ っ た.昨 今 の 技 術 研 究 会 で は 発 表 内容 の 質 が 低 い も の が 多 く見 受 け られ る こ と も あ り, 発 表 者 の 所 属 す る組 織 で 発 表 内容 を き ち ん と吟 味 し,投 稿 す るべ きだ とい う意 見 が で て い た.

この よ うな 意 見 に対 して,会 場 か らは 敷 居 を 高 く して 専 門 性 の 高 い 人 た ち の み が 参 加 で き る研 究 会 に して は な らな い とい う意 見 が で て い た.

付 け加 え て,経 験 未 熟 な 若 手 を 育 成 して い く と い う面 で も,質 が 低 くて も発 表 の で き る場 が あ っ て も良 い の は な い か とい う意 見 も あ っ た.総

*工 学部 技 術 部 第1技 術 室 機 器 開発 ・試作班

じて,シ ン ポ ジ ウ ム で は 活 発 な 討 論 が 行 わ れ た 印 象 で あ っ た.

特 別 講 演 で は,"技 術 の 粋 を 集 め て 挑 む 重 力 波 の観 測 一KAGRAプ ロ ジ ェ ク トー"と 題 して, 2015年 ノー ベ ル 物 理 学 賞 受 賞 の 梶 田 隆 章 特 別 栄 誉 教 授 よ り講 演 が あ っ た.重 力 波 の 発 生原 理 や 計 測 方 法 等 を 中心 に 話 を され て お り,貴 重 な 経 験 を させ て い た だ い た.ま た,講 演 の 中 で は, 大 型 低 温 重 力 波 望 遠 鏡KAGRAの 装 置 開 発 に触 れ られ て お り,技 術 職 員 の 方 々 に 非 常 に お 世 話 に な っ て い る とい う話 も され て い た.

3.発 表 内 容 3.1.は じめ に

本 学 の 先 端 科 学 技 術 育 成 セ ン タ ー で は汎 用 工 作 機 械 か らNC工 作 機 械 ま で様 々 な 工 作 機 械 を 保 有 して お り,研 究 者 等 か らの 要 望 に 対 し,実 験 に不 可 欠 な 部 品 や 装 置 を製 作,納 品 して い る.

昨今,製 作 物 に対 す る要 求 精 度 は 高 ま っ て お り, 遠 赤 外 領 域 光 学 研 究 分 野 で 使 用 され る 部 品 に お い て,0.001㎜ 単 位 の 鞭 を 要 求 され て い る.

しか し,こ れ ま で 高 精 度 加 工 にお け る 技 術 は, 個 々 人 の 技 能 や 感 覚 的 な 部 分 に大 き く依 存 して お り,製 作 者 が 変 わ れ ば加 工 面 品 質,形 状 精 度 が 異 な る とい う問 題 が 生 じて い た.そ こ で,精 度 要 求 の 高 い 光 学 実 験 用 ミラ ー の 切 削加 工 実 験 を行 い,誰 も が 同 一 品 質 の 物 を製 作 す る こ と の で き る加 工 技 術 デ ー タ の 蓄 積 を 図 る こ と と した.

3.2.切 削 加 工 実 験

加 工 概 要 は,工 具 に 超 硬 の ボ ー ル エ ン ド ミル, 材 料 に ア ル ミ ニ ウ ム 合 金A2017を 使 用 し,往 復 動 作 を 繰 り 返 す 走 査 線 加 工 を 行 っ た.材 料 の サ イ ズ は100mm×100mm,厚 みt=15mm,30mm

で,切 削 条 件 一 定 下 で 加 工 実 験 を 行 い,材 料 厚 み の 違 い が 加 工 精 度 に ど の よ う な 影 響 を 与 え る か を 調 査 し た.な お,切 削 条 件 は 主 軸 回 転 数 が 25,000(mirビ1),切 削 送 り は1,000(mm!min)

に 設 定 し た.

参照

関連したドキュメント

その対策として、図 4.5.3‑1 に示すように、整流器出力と減流回路との間に Zener Diode として、Zener Voltage 100V

3 月 14 日 Yemen Voice 「Fifth phase of emergency relief project for affected in Al-Wazya was launched by fund of JPF Japan organization and implemented by CSSW in cooperation with

 2014年夏にあったイスラエルによるガザへの軍事侵

With the aim of realizing a society that is inclusive and tolerant of different kinds of people, The Nippon Foundation DIVERSITY IN THE ARTS (DITA) was established in 2016 to

この度は特定非営利活動法人 Cloud JAPAN の初年度事業報告書をお読みくださり、ありがと うございます。私たち Cloud

特定非営利活動法人 Cloud JAPAN 2017年度報告書 2018 年 6 月 11 日 第1版 発行 2018 年 6 月 26 日 第2版 発行. 〒988-0224 宮城県気仙沼市長磯前林 55 番地

①幅 20cm×高さ 17cm×奥行き 100cm ②幅 30cm×高さ 25cm×奥行き

令和2年度