第3学年 学級活動指導案
1 活動題 「スーパー③オリンピック」を開こう 2 活動題選定の理由 ○ 本学級の児童 23 名は、大変明るく、元気いっぱいの学級である。4月にみんなでどんなクラ スにしたいかを話し合い、学級目標を「めざせ!スーパー3 年生 24 Twenty four~スマイルハ ート(笑顔と思いやり)、パワフル元気、強力な糸で結ばれたなかま~」に設定した。一人一人 は、太陽③を目指す主人公「スーパーマン」であり、友だちと手を結び輝く太陽③を目指す仲 間になろう、とみんなで学級づくりを進めているところである。これは、所属観を高め、同じ 目標に向かってみんなで力を合わせて活動できる生き生きとした学級集団を目指すものであり、 さらに、児童一人一人のよさをうまく生かしながら、支持的風土のある学級を目指すものでも ある。また、子どもたちは、運動会を通して 1,2 年生と一緒に活動する中で低学年のリーダー としての自覚をもち始めている。しかし、相手の立場に立って自分も相手も喜ぶ活動や、低学 年みんなで取り組むことを味わう活動を見いだすことは不十分である。 本活動の実践を通して、学級のなかまや1,2年生と関わりができたことに喜びを感じ、さ らに関わりを深めたり、広げたりすることができると考える。 ○ 本活動題では、1,2年生みんなが楽しく参加できるような活動プランを話し合いで決めて、 実際に集会を行う。中学年のこの時期は低学年のころと比べると、心の中に仲間の占める存在 が大きくなり、仲間集団での活動が活発になってくる。仲間とともに集団の目標の達成に向け て積極的に他者に関わろうとする意欲の高まりを期待することができる。本実践を通して、一 人一人が集団の一員であることを意識し、自分たちで話し合いをしながら、協力し合って楽し い学級・低学年集団をつくろうとする自主的、実践的な態度を育てることができると考える。 さらにこのことが、高学年になったとき学校をつくっていく際のリーダー性の基礎となり意義 深いものである。 ○ 本活動では、学級目標の達成と低学年リーダーとしての自覚をもたせるために、学級のなか まと1,2年生と一緒に「スパリンピック」を行うことにより、1,2年生との関わりに喜び を感じる心を育て、相手の状況を考え、自分も1,2年生も喜びを味わうことができるように したい。そのために、「気づく」活動では、運動会などでの1,2年生との関わりを振り返る活 動を行い、「学級のなかまと力を合わせて、1,2年生と一緒に楽しめる活動をしたい」という 意欲をもたせ、それを議題化する。そして、計画委員会発足後、議題の承認を受け、1,2 年生 みんなが仲良く楽しめるような集会の内容を「スーパープラン」として募集する。1,2 年生な どにインタビューしたり、今までしてきたゲームを思い出したりして情報を集め、「スーパープ ラン」カードに書く。集まった「スーパープラン」すべてを掲示して学級みんなに知らせると ともに、それぞれの「スーパープラン」を実際に試してみることで、よりよい内容を考えられ るようにする。さらに、すべての児童が自分の考えをもって話し合いにのぞめるように「スー パー学級会シート」に自分の考えとそのわけを書かせておく。その際、提案理由を確認させ、 「1,2 年生みんなが楽しめるもの」という観点を押さえるように助言する。司会グループの子 どもについては、自信を持って学級会に臨めるようにリハーサルする。リハーサルでは、話し 合いの進め方マニュアルを活用したり、あらかじめ予想される質問や意見を考えさせたりして 話し合いのイメージを持たせる。 また、「味わう」活動では、友だちの考えと自分の考えを比べて聞き、よりよい内容をつくれ るように、司会グループに寄り添いながら、助言、支援する。「発揮する」活動では、決定した プランを考えたメンバーと学級会で決まった集会担当グループが集まり、集会実行委員会をつ くる。そこで、集会までと集会当日に必要な仕事と役割分担をし、決まったことなどを朝の活 動や帰りの会で報告したりお願いしたりして、みんなで協力して集会をつくっていくようにさ せ、期待感をふくらませる。こうして、みんなで楽しい集会にしようという気持ちを高めて、 集会に臨めるようにしたい。3 目標 関心・意欲・態度 ・ 学級生活をよりよくするために、進んで話し合いに参加できる。 思考・判断 ・ 出された意見を比較しながら考え、判断することができる。 技能・表現 ・ 自分の考えを適切に発表するとともに、司会などの役割を果たすことがで きる。 知識・理解 ・ 話し合いに必要な役割や話し合いのルールを理解することができる。 集団の変容 ・ 自分たちの手で楽しい集会にするために、みんなと協力しようとすること ができる。 4 指導計画 (1) 事前「気づく」活動 児童の活動 教師の指導と助言 日時 ①2 学期の振り返りをする。 ・2 学期は運動会を通して低学年リーダーと してがんばってきたことを振り返らせる。 ・議題ポストに「みんなでしたいこと」カー ドを入れる。 朝の活動 ②計画委員会が議題について話し合う。 議題について学級のみんなに承認を受 ける。 ・議題を一 人一人が理 解できるよ うに配慮 し、共通理解できるように助言する。 ・帰りの会で提案する。 昼休み 帰りの会 ③話し合いの原案を作成し、「スーパープ ラン」をみんなに募集する。(計画委員 会) ・「スーパープラン」の例を提示し、みんな の意欲を喚起させるようにさせる。 ・インタビュー活動を効果的に行えるように 助言する。 昼休み ④集まったプランを整理し、みんなに知 らせる。(計画委員会) ・似た内容をまとめさせ、出されたすべての プランを知らせる。 ・学級会コーナーに掲示させる。 帰りの会 ⑤試しの活動を行う。 ・3 年生だけでしてみたり、1,2 年生と一緒 にしてみたりするように助言する。 昼休み ⑥自分の考えを書く。(学級会シート) ・何を話し合うのか全員が理解できるように 支援する。 ・理由をくわしく書くように助言する。 朝の活動 ⑦話し合いの進め方について打ち合わせ する。(計画委員会) ・学級会ファイルをもとに司会等の役割の確 認と、話し合いの進め方を確認させる。 昼休み (2) 本時「味わう」活動 ① 本時のねらい ○ 1,2 年生と一緒に活動した体験を振り返りながら、1,2 年生も自分たちと一緒になって 楽しく参加できるような種目を決めることができるようにする。 ○ 「1,2 年生も一緒になって楽しむことができるか」「力を合わせてできるか」の観点をも とに、一緒に遊んだ体験を写真や日記をもとに振り返りながら考え、種目やルールを話し 合うことができるようにする。
② 本時の活動計画 スーパー③ 学級会の計画 11 月 21 日 議題 スーパー③オリンピックの計画を立てよう 提案者 計画委員会 提案理由 運動会では、玉入れや応援合戦など低学年リーダーとしてがんばりました。 また 1,2 年生と一緒に楽しい集会をして、もっと仲良くなりたいから。 話し合いのめあて 自分の考えと友だちの考えをくらべながら、より楽しいプランを考えよう。 児童の活動 教師の指導・助言と留意点 評価の観点 1 はじめの言葉 2 歌 3 司会グループの紹介 4 議題とめあての確かめ 5 提案理由の説明 6 話し合い 柱①どんな種目(ゲーム) にするか 7 決まったことの発表 8 ふりかえり 9 感想 10 先生の話 11 終わりの言葉 ・みんなで歌を歌って、体と心をほぐし、雰囲 気作りをする。 ・進行表からなるべく顔をあげて言うように助 言する。 ・めあてにむかって取り組むことができるよう に、めあてをみんなで読み、確認させる。 ・提案理由を大事な言葉を強調させて、わかり やすく簡潔に言うように事前にリハーサルさ せる。 ・「1,2 年生もみんなが楽しめる」「力を合わせ てできる」種目・ルールになるように助言を する。 ・どのプランのどんなところがいいか、また、 自分の考えと似ているところはどこか、理由 をつけて意見を言うようにさせる。 ・試しの活動の写真やビデオを見せ、よりイメ ージ化できるようにする。 ・友だちの考えに対して分らないところ、もっ と詳しく知りたいところなどを出させ、より よ い 内 容 に し て い こ う と い う 雰 囲 気 に さ せ る。 ・ノート記録に決まったことをみんなに分りや すく簡潔に発表できるように支援する。 ・「スーパーシート」に自己評価と感想を書かせ る。 ・黒板記録に話し合い活動の感想を発表させる。 ・計画委員会のがんばり、意見発表にがんばっ た児童や発表のしかたや聞き方に気をつけた 児童に対して賞賛を行い、集会への実践意欲 が高まるようにする。 ・議題や話し合い のめあて、提案 理 由 を 理 解 す る こ と が で き る 。( 知 識 ・ 理 解) ・議題に関心を持 ち、進んで話し 合 い に 参 加 で き る 。( 関 心 ・ 意欲・態度) ・友だちの気持ち を 考 え な が ら 最後まで聞き、 自 分 の 考 え を は っ き り と 発 言 す る こ と が できる。 (技能・表現) ・自分の考えと友 だ ち の 考 え を く ら べ て 考 え る こ と が で き る。 (思考・判断) (3) 事後「発揮する」活動 児童の活動 教師の指導・助言と留意点 日時 ①必要な仕事を書き出し、役割分担する。 ・必要な道具の確認をし、準備をする。 11 月 25 日 ②分担された仕事をする。 ・がんばりを評価し、意欲を高める。 11 月 26 日~ ③集会をする。 ・みんなが協力し合うように助言する。 12 月 10 日 ④集会のふりかえりをする。 ・成就観を味わえるような話をする。 12 月 11 日