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3)人工輔乳期間中の放牧が子牛の生長並びに健康性に及ぼす影響 (技術研究発表会要旨,1.平成20年度複合生態フィールド教育研究センター技術発表研究会・平成20年度研究発表会・平成21年度研究計画発表会,III.資料)

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Academic year: 2021

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(1)

3)人工輔乳期間中の放牧が子牛の生長並びに健康性

に及ぼす影響 (技術研究発表会要旨,1.平成20年度

複合生態フィールド教育研究センター技術発表研究

会・平成20年度研究発表会・平成21年度研究計画発

表会,III.資料)

著者

千葉 純子

雑誌名

複合生態フィールド教育研究センター報告 =

Bulletin of Integrated Field Science Center

25

ページ

76-77

発行年

2009-12

(2)

76 農薬・減化学肥料栽培)の3種類で行い,冬期湛水・耕 起区が香りと総合評価で最も高かった。 (2)水田内の雑草調査の結果,不耕起区では移植前から 出芽していたスズメノテッポウが優占していたほか,有 機栽培区全体ではコナギ・ヒエ・ホタルイなど有機栽培 特有の雑草が多く,深水管理や適期除草など更なる耕種 的管理の検討が必要であることが分かった(図2)。 2.モデル圃場としての利用 同モデル圃場では学生の卒業研究(研究テーマ:冬期湛 水・有機栽培水田における水稲の生育・収量およびメタン 放出)や学生実習(水稲生育調査実習,水田の生き物調査 実習)等を行い,試験・展示圃場として,教育研究におい て有効な利用を行うことができた(写真)0 3)人工輔乳期間中の放牧が子牛の生長並びに健康性に及 ぼす影響 環境福祉畜産科 千葉 純子 背景と目的 肉用牛の場合,子牛は親牛と同居し親牛の泌乳能力が許 す限り乳を自由に飲み,放牧されている場合はさらに消化 の良い生草を食べながら自由に行動し成長できる。乳用牛 の子牛は生後1週間目からは代用乳と人工乳,さらに乾草 を少しずつ給与される。しかし未発達の子牛の第1胃に大 量のワラや硬い乾草が滞留すると,胃壁が丈夫になるどこ ろか薄く伸びきると言われており,通過速度の速い良質の 粗飼料の給与が必要である。 晴乳期間中の子牛に乾草を給与しても見向きもしない子 牛が,生革ではいったん口に運ぶと気持ちよさそうに食べ 始める。また,人工乳を残していても,ハッチまわりの雑 草を芝刈りしたように食べる草食動物本来の姿が認められ る。また, 2年前より生後2週間目から晴乳後に繋ぎ放牧 を試みた子牛は,晴乳が終わると首にロープを付けてもら えるのを待つようになり,生草採食-の強い動機が感じら れた. そこで,乳用噛乳子牛が生草を好んで採食することに着 目し,従来より提案されてきた2-4カ月齢の早期放牧よ りさらに早期の晴乳期放牧,すなわち超早期放牧が子牛の 成長や栄養状態に及ぼす放牧の効果を明らかにすることを 目的とした。 方法

供試子牛:東北大学大学院農学研究科附属複合生態

フィールド教育研究センターにおいて平成20年6月から8 月までに乳用牛より出生した子牛10頭を生後から離乳(42 日齢)までをハッチ区(代用乳+人工乳)と放牧区(代用 乳+生草)に分けて順次供試した。生後0-7日齢は全ての 1 】

鮒廟狛齢禦嵐即題誹

子牛をハッチにて飼養管理し生乳を輔乳した。 7-14日齢は 代用乳以外の飼料の馴致期間でハッチ区では人工乳,放牧 区では刈取った生草をハッチにて給与した。 14日齢からは ハッチ区は通常管理,放牧区の子牛は720 mBの放牧地に全 日放牧とした。 調査は,生後7, 14, 21, 35, 42日齢の朝の輔乳前に① 体重測定, ②体尺測定(体高・胸囲・腹囲・ロまわり) ③

採血(総タンパク, ALB, BUN, GOT, Na, K,ビタミンA,

遊離脂肪酸,血糖, -マトクリット)を行い④下痢発生の 観察は毎日行った。 結果 ① 体重増加は,生後42日目でハッチ区25.5kg (DGO.61) 放牧区25.2kg (DGO.60)と差は無かった。 ② 体高と胸囲に差は無かったが,腹囲ではハッチ区で長 い傾向があり,口まわりは放牧区で有意に長かった(p < 0.05)。

③ 血液分析の結果,総タンパク, ALB, BUN, GOT, Na,

K,ビタミンA,遊離脂肪酸, -マトクリットには有

意差は無かった。しかし,血糖値は生後42日目に放

牧区でハッチ区より有意に低くなった(p<0.05)。 ④ 下痢の発生は両区において認められなかった。

(3)

考察 以上より晴乳期間の放牧は人工乳と同じような増体効果 と栄養効果をもたらすことが明らかになった。しかも,たっ た1か月程度の放牧処理により,腹圃並びに口周りという 体格変化がもたらされたことは極めて興味深かった。今回, 生後21日齢から子牛だけの全日放牧と過酷とも思える条 件のもと,代用乳と生草のみで飼養管理したが,放牧地を 確認すると早朝5時には仲間と一緒に草を夢中で採食して いた。ハッチ区の子牛は,勤務前に見廻りに行くと餌が残っ ● ルプミンALヨ(ddO 劔劔 4.0 a.0 9.0 1.0 0.0 R 劔劔 2 142135 Dhワf正中均I放牧正中均 Na(mEqIL) 140.0 130.0 150.0 110.0 100.○ 714213542 ロh.71区平均■放牧直中拘 77 ていても人の姿を見るなり鳴くのに対して,放牧区の子牛 は,のんびり座ったまま反轟する姿が印象深かった。もち ろん晴乳時間になれば両区ともバケツに突進する可愛い姿 があった。放牧地の子牛達は仲間と常に一緒に行動し,特 に寄り添いお昼寝をする姿は微笑ましかった。また,放牧 区に木陰はあったが,梅雨時期や台風の時にしのげるよう ハッチを4個設置したものの,豪雨の時にハッチ内の砂に 足跡が認められたが,普段寝るためには活用されなかった。 虚無呈素月UN (mddl)

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7   14   2 1  ≡6   42 0わI区平均 I放牧正中均 培タンJYクT-P(ddt) 劔劔剪 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 鼎" 7142135 □)I.71区平均■放牧区平均 clOT(IUJL) 劔剪 60.0 40.0 20.0 0.0 7 劔剴C" ⊂コ h.yf区平均■放牧正中均 C# 3R 避#康成駿NEFA (mEdL)

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7  14  2 1  35  42 □nッf区平均 ■放牧区平均 血糖(mddl)

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14   21  35   42 □hッf直中均I放牧区平均

参照

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