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所感 (室住一妙教授古稀記念号)

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Academic year: 2021

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(1)

鮮少ではありません。 先生は昭和九年二月に祖山学院講師に就任されて以来今日迄実に四十二年の永年月を学問の道一筋に過され、此間 学制の変遷に伴い、身延山専門学校、身延山短期大学教授となり、更に或いは図書館長に、日蓮宗布教研修所講師に 乃至昭和定本日蓮聖人御遺文編纂委員、普通試験委員等各種委員に、更に昭和四十一年度よりは立正大学仏教科特別 講師として立正大学にも出講される等宗学者として実に重要な立場に立たれ、一貫して興学に尽痒された法労は蓋し ます。 由来宗門の学者は恵まれること甚だ薄く、常に清貧に甘じなければならなかった。これは一面に於て、それ故にこ そ勉学と教育に専念出来たのであるとの反論も成立つかも知れぬが然し安心して生涯を学問に捧げることの道につい て宗門は考慮せんければならないと思ふ。 遠き昔は間はず大正以降について見ても、身延山学園には、関本竜門、富木尭広、遠藤是妙、塩田義遜、片山随英 本年室住先生が古稀を迎へられて、関係各位が記念祝賀の催しをされることとなったことは窪に同慶の至りであり

所感

学長望月

(2)

等、其他多数の宗学者が在籍され更に台学余乗の先生も亦活躍された伝統を有するが、今室住先生も亦此等諸師と比 肩し得る立派な方であることは勿論である。身延に室住一妙師ありとは宗門の一致して認めるところである。 本年先生永年の業縦が妓に古稀を縁として遅まき乍ら称へられるに至ったことは先生のためにもそして宗門にとっ ても窪に意義あることと思ふ。斯様なお芽出たい集りを見るにつけても、宗門青年僧のより一層の悲励を願って息ま

ない。︵五○、七、一記︶

以上

参照

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