3月29日 7面掲載
ふ つ う の 市 民 が 町 田 の こ の 課 題 に 立 ち 上 が り 始 め た
連載 コラム
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境を保全しつつ健康を守り、自然と調和した個性溢れる環境先進都市を作りた
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そんな希望を実現する決意を持って、昨年
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代 表 ・
早稲田大学理工学研究センター教授
ご み ゼ ロ 市 民 会 議 ヴ ィ ジ ョ ン か ら 実 践 へ
みを燃やさない、埋め立てない、作らない、買わない﹂というヴィジョンを確認し、ごみの排出を限りなくゼロに近づけるための方法を考え、その実現に向けて活発な討論を展開してきました。
ごみ問題は、﹁絵に描いた餅﹂では解決しません。これまで日本では、脱焼却・脱埋め立てについて多くの議論がされてきましたが、残念ながら人口2200人の徳島県上勝町を除き具体的な成果に結びついた市町村はありません。町田市では、平成
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万の中核都市として初めての本格的なごみの削減と資源化に向けた実践活動を進めることになります。
私たちは、日本人が大切にしてきた﹁もったいない精神﹂を再生させ、環境問題に対する基本的な考え方﹁
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︵地球規模で考え、足下から行動する︶﹂に沿って行動し、町田市の取り組みの輪を日本から世界へと広げ、真に持続ある地球環境を創造したいと考えます。ふ つ う の 市 民 が 町 田 の こ の 課 題 に 立 ち 上 が り 始 め た
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地球シュミレーターという日本製スーパーコンピューターが、温暖化など地球環境の異変を次々と予測し始めています。そうした深刻さを、大人たちは実は誰もが薄々は気づいている筈なのに、﹃私一人では、何も変えられないし、いずれ国連や政府などが何とかしてくれるだろう﹄と、都合よく考えて手をこまねいているのが実情のようです。以前は私もそのように都合よく考える﹃一人では﹄派でした。しかし私はある事件を境に、﹃それでも﹄派にスイッチが切り替わりました。一人一人の努力は小さくても﹃それでも、一人一日100グラムのゴミ を出さないような暮らし方に切り替えるだけで、
れば 人の市民全部が毎日実行す 41万 ゴ5な大膨のもント千万1 41ト約はで間年、がン ミがなくなります。もしそれを燃やさずに済ませるとCO 2排出量は約1万6200トンに換算され、温室効果ガスの大量削減になる計算が可能です︵可燃ごみ1トン当りCO 2排出量は1.083T︱CO 2と換算
︶。 一方、レジ袋
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会 民 市 ロ ゼ み ご ・﹁ 議 り さ ん 林 小 る 手 き 書 の 週 今
﹂
委 員 ・
﹁子供が育つ環境を考える父母の会﹂代表
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に牛乳瓶1本分の原油が必要と聞きます。日本人一人当たりの年間のレジ袋消費は235枚と言われていますから、町田市全体では年間176万ℓの原油資源がゴミとして燃やされています。仮に一家庭がレジ袋を貰わないだけで、年間
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4月12日 7面掲載
対策連絡協議会﹂﹁ごみゼロ市民会議﹂の代表を務め、﹁燃やさない、埋め立てない﹂ごみ処理の先進都市町田の実現に向け、一市民としてごみ問題と格闘する毎日を過ごす。同書には、燃やして埋めるごみ処理がな ぜ間違いかという考え方が分かりやすく説かれているほか、燃やさずごみを減らそうと奮闘する町田市民の熱い活動、すぐれた技術・知恵などが活写されて、市民運動の一つのモデルとしても示唆に富んだ内容とな っている。
挨拶の中で広瀬さんは﹁いったん廃棄したものはなくならない、形を変えて必ずどこかにあるのです。出したごみは必ず人間に戻る、その事実を基本に考えなくてはならない﹂と力を込め、ごみゼロ社会の実現に、地域一丸となった取組みの必要性を再確認した。 下小山田在住で、早稲田大学理工学総合研究センター教授・東京都立大学名誉教授の広瀬立成さんが、このほど講談社から﹃物理学者、ゴミと闘う﹄︵現代新書︶を上梓、5月
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広瀬さんは高エネルギー物理学の第一人者として活躍する一方、﹁小山田環境
現 代 新 書 に〝 町 田 市 〟登 場 ご み 市 民 活 動 全 国 区 へ
▲「町田市のゴミ削減・資 源化の成功はきっと日本全 国のゴミと闘うみなさんに 大きな希望を与える」と広 瀬さん。
▶講談社から756円で。イラ ストは「ごみゼロ市民会議」 会員の小林美知さん。
ふ つ う の 市 民 が 町 田 の こ の 課 題 に 立 ち 上 が り 始 め た
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私は町田のまちづくりについて勉強させて頂く中で、ごみ問題に熱心に取組んでいる方々からゼロ・ウェイストという言葉を教えて頂きました。実はこれ、世界でいま静かに起きているごみ革命の合言葉です。増え続けるごみをどうやって減らし自然環境を守るか、私たちと同じく世界のあちこちで多くの人たちが頭をひねって試行錯誤しています。例えばオーストラリアのキャンベラやカナダのノバスコシア州ハリファックスという所では、ごみの焼却や埋立てを限りなくゼロにしようとしています。ごみを燃やさない、埋め立てない。こうした取組みが、ゼロ・ ウェイストと呼ばれています。なるほど、このムズカシイ言葉は、ごみゼロということか。そう納得される方も多いでしょう。ですがこの言葉は、ごみゼロ以上
の意味を持っています。ゼロ・ウェイストとはウェイストをゼロにするということですが、ウェイストには日本語で﹁ごみ﹂という意味だけでなく﹁無駄﹂や﹁浪費﹂という意味もあります。
今 週 の 書 き 手 井 上 弘 貴
さん・﹁ごみゼロ市民会議﹂委員・早稲田大学非常勤講師