第5回
武蔵野市地域福祉計画策定委員会会議録要旨
日 時:平成13年11月20日( 火) 午後7時 04 分∼8時 44 分
場 所:市役所 6 階 第 6 会議室
出席者:川村委員長、市川副委員長、竹内委員、水村委員、村居委員、八木委員、吉田委員 ○ 委員長 それでは、第5回地域福祉計画策定委員会を始めさせていただきたいと思います。 ○ 中間報告(案)について
○ 委員長 事務局から資料の説明をお願いします。
( 資料「中間報告( 案) 」前回からの修正箇所を説明、栃本委員からの意見書を説明)
○ 委員長 中間報告をメインにして、関連するところについて栃本委員の意見も入れながら検討します。まず は3ページの基本理念、計画の基本理念のところの「⑤参加と自己実現」というところで、内容的には市民参 加型社会の地域福祉を目指すということでありますけれども、基本理念についていかがなものかということと、 それから栃本委員のご指摘の③の連携づくりですね、これについてパートナーシップというふうなお言葉があ ったと思いますけれども、このあたりのご意見をまずお伺いしたいと思います。
○ 副委員長 連携づくりにつきましては、各分野にかかわる人、事業体、サービスと広くちょっととらえて、 それを統合というか、連携させていく。④自助・共助・公助は、地域の基盤、ボトムからというか、実際生活 の現場から持ち上がらなければ意味がないという議論だと思います。利用者という生活者の視点に立って自 助・共助・公助をしていくとか、住民の視点から発したところの部分での自助・共助・公助だということです。 それを右側の文言で若干追加するという方向はあると思います。あと、参加と自己実現。市民参加型社会の地 域福祉を目指すということは当然で、これはある意味で参加の仕組みづくりも少し目指すことになるかと思い ます。そうなると、気になるのは代弁的機能をどこが果たすかです。参加といっても、自己実現といっても、 その意見が出せない状況にある方たちの代弁機能をきちっととっておかないと、当事者の視点がない計画にな ります。全ての方が簡単に参加できるわけじゃありませんので、その仕組みづくりが求められると思います。 ○ 委員長 今の副委員長のご意見に対して、関連するご意見でも結構です。
いろな現場にいる方の声を聞いてつくるという形の方が、よいのではないでしょうか。
○ 委 員 活動計画を先につくる三鷹の地域福祉計画を読ませていただきました。東久留米の計画は、総論と 各論と別々な書き方をしていらっしゃる。武蔵野市地域福祉計画は、いわゆる東久留米方式の形で進めていこ うと思いますので、まず基本的なことを聞かせていただきたい。そういう姿勢でいるわけです。
○ 委 員 5番目の参加と自己実現の中で、懇談会でも市民の方が地域社協がわからないとか、地域のことを よく理解するチャンスがないということをおっしゃっていました。だれがリーダーかによっても随分違います。 ですからもっともっとその立場にある方が勉強するということももちろんですけれども、この地域福祉という ことに、もう少し深くそれぞれがディスカッションする。やはり仕組みづくりということが非常に大きな問題 だと思う。地域社協は、それぞれ出発しましたけれども、まだまだ模索しているような状態でして、なかなか まだ軌道に乗るまでには時間がかかると思います。若い方がもう少したくさん参加できるような仕組みという のを地域地域で考えていく。それから寝たきりの方、そこへ行きたくても行かれないような、いろいろな面で の弱い立場にある方の意思をきちんと反映できるような温かい風土づくりというのがよりこれから大事だと。 ですから、社協の計画を立るときは、その辺のきめ細かさがまず大事じゃないかというふうに思います。 ○ 委員長 私に対するいろいろな要望の中に、市民に対する福祉教育の重視、あるいは行政の責務をきちんと 計画に示していただきたいというようなお話もありました。さらには市民社協の組織のあり方などもありまし た。その辺も踏まえてもう少し詰めて議論できればと思います。
○ 委 員 懇談会のとき、医者がもっと現場に出てきてくださいと要望がありました。医師会の理事会に出し ましたところ、総務にかけて検討することとなりました。多分、13 地区の中にこれから医師会員が入ってく ると思います。医療が5人組の中の1人ということですから、我々も現場に入ってやっていきたいと思います。 ○ 委 員 ボトムアップということで言いますと、やはりまず住民主体で、住民が自助の部分を決めていく。 それで、それでできない部分は共助ということで地域の中での助け合いの中でやっていく。それで、なおかつ できない部分を公助でやっていく。その辺が行政の責任ということになる。この3ページのところで見ますと、 3番の連携づくりが、先ほど先生がおっしゃったように各分野の横の連携だと。それに対して4番が自助・共 助・公助ということで、住民と行政、縦の連携だというようなとらえ方です。
○ 委員長 確かに、地域福祉ですから、まずは住民が主役、地方行政も実は住民が主役です。そういう意味で ボトムアップ、まず住民主体の自助がもちろん基盤ですね。ただ、市民も行動に参加する方向づけといいます か、具体的な姿が導かれなければならないわけです。一般住民に対する福祉の啓発は、やはり行政、あるいは 社協が何らかのメニューを考えなければ地域への参加というのは出てこないと思うのです。だから、例えば社 会教育で、もっとその辺を押して啓発事業をきちんと行うとか、その場の確保、あるいは保障していくとか、 その辺が必要。それで、初めて市民も土俵に上がってくるのではないかと思うんです。
です。あとは市民自治に任せるべきだということで、その辺がボーダーラインというふうに思います。 ○ 委 員 その動機づけを、いかにクリエーティブにやるかが大事だと思います。今はやる気のある人にはい ろいろな活動がある。例えば人を助けるとか、そういうふうなことでいろいろな自己実現のチャレンジがある。 たくさんある中で、地域に来ないでよそに行ってしまう人もいっぱいいるわけです。なぜ地域にその人たちが 帰ってこなきゃいけないかとか、そこのところはよほど魅力的な自己実現があるんだというふうなことを示さ ない限りは絶対に来ない。ただ皆さん市民なんだからやってくださいねというのでは多分いかない。その動機 づけのあたりをどれぐらい魅力的にできるかがすごく大事だと思う。
○ 委 員 今の問題は、はっきりいって現実的には一番難しい。行政がもしやるとすれば、担当の熱意と理念、 その辺をまず持たなくてはいけない。それをいかに市民の方に伝えるか。それを受けた市民が呼応して、共鳴 して、実践していくというようなことがあると思う。最初にヒントのある理念やキーワードのようなことは行 政が指し示すべきかなというふうに思いますが、その中から、今度どう考えていくか、あるいはそこから連想 してどうやっていくか、あるいは自分たちなりにどう工夫するかというのが市民の領域だと思うんです。 ○ 副委員長 ⑤は市民参加型社会の地域福祉じゃなくて、「参加型地域福祉を目指します」ぐらいに変えた方 がいいのかもしれません。自分らしく生き、自分らしく発信でき、そういう地域福祉自体にまさに自分で参加 してつくっていくんだという、それがある意味で自己実現なんだという議論になるかもしれません。
それと、今の議論ですが、そもそも問題なのは課題の共有化だと思う。地域課題が何なのかという同じテー ブルに立っていない。新しい行政の役割と新しい市民の役割が実はあって、新しい民間の役割もある。それが、 まだ宙に浮いていて連結していない。こちらじゃないかと言いながら、ではこの部分どうするのかといった議 論がまだ煮詰まっていない。計画を立てるときにはそれぞれのやろうという人たちがどう決意するかによって 計画の内容が違う。そこの市民であり、行政であり、ここもやるという気持ちがあればこういう計画を立てる し、今こういう状態だからニーズの共有化だけをしようといえばこういう状態になる。そういう意味では、私 は1つ1つ積み重ねていくプロセスが大事のような気がしています。
れども、この点について何かご意見があればいただきたいと思います。
○ 副委員長 本人というのは極端に言えば市民なのか利用者なのか消費者なのか。いわゆる地域福祉計画の3 つの動向がある。担い手としても登場してきます。むしろ利用者支援というのは、福祉法でもどこでも出てく る。本人支援というと、なかなか言葉に出てくるところがない。言葉で独自性を出しても余り意味がない。 ○ 事務局 今のところですが、本人の意味としては欲張っているかもしれませんが、今、先生がおっしゃられ たようなこと全てを含むという考え方ではまずいでしょうか。やはり切り分けないといけませんか。
○ 副委員長 どれを含んでですか。 ○ 事務局 例えば、市民と、利用者。
○ 副委員長 本人って、ちょっと難しい言葉なので、それだったら市民の支援というか、市民の自己実現支援 とかにして、その中には例えば利用者の市民もいるし、いわゆる市民参加型の活動をする市民もいるし、いわ ゆるサービスを買う市民もいるぐらいの説明にしておいた方がよい。本人支援というのは、用語がちょっと僕 自身、見当たらない。利用者支援とか参加支援とか、何かいろいろちょっと言い方の工夫をすべきです。それ で、栃本委員がおっしゃっているのは、いわゆる地域福祉権利擁護事業という事業だけじゃなくて、成年後見 も入り、ちょっと不安で利用できなかったという形の日常生活支援も入る総合的なものとしてとらえられるん でしょうねという質問ですよね。そうだというのであれば、それを決意していただければいいです。
○ 事務局 脚注の説明として、間違っていないことが確認できればよろしいのかなと思っております。 ○ 副委員長 単に地域福祉権利擁護事業だけでなく、今は成年後見がどうかかわっていくのかということにも 議論が入っています。それから、判断能力はあるけれども、不安を持って利用できない人に対する利用支援と いう側面は出てきますので、総合的な利用支援、権利保障という形で位置づけられた方が、よろしいでしょう。 ○ 委員長 今の脚注は、先ほど事務局のご説明もありましたように、12 ページの「*2」のところで、成年 後見制度、福祉サービスの利用援助事業の総称ということで、栃本委員もご了解いただけると思います。
その外、栃本委員から、現地域福祉計画の実施についてチェック。中間報告案の資料で既に出されているわ けですけれども、実施検討、未実施について達成年度、性質によっては目標でもいいから定めるべきではない かということです。事務局は、どんなふうにお考えでしょうか。
○ 事務局 表の中で未実施、実施検討となっているものを、引き続きやっていくのか、ここで1回整理してし まうのか。完全に1回整理をした方がいいという栃本委員のご意見だと思いますので、その方向で検討したい と思っております。未実施については、それぞれ理由があってこういう状況になっていると思いますので、そ の辺も含めてお示ししたいと思っております。
りが進んだということでした。私はちょっと違うんじゃないかということで、各地域社協で地域福祉の拠点づ くりをしてほしいということがあり、地域福祉の拠点づくりには施設だけじゃ足りない、少なくとも 13 の地 域に1つ以上の地域拠点がほしいので、その点はこの計画の中に入れてほしいというふうに事務局に提案しま した。そうしましたら、確かに地域福祉はおかしいから、それでは在宅福祉にするということで、ここの文章 はこれですっきりしたんですけれども、肝心の地域福祉の拠点づくりについて、ぜひこの計画に入れていただ きたいと、ぜひ委員長、副委員長の先生方にお願いしておきたいと思います。
○ 委員長 それは大変重要で、3カ所の住民懇談会で、私の印象では一番要望の高かったものではないかと思 います。栃本委員のご質問の2のところで、今回の地域福祉計画ではやはり具体的な目玉がほしいということ があります。その目玉として、地域福祉を進めていく拠点づくり。これはコミセンとか、在宅介護支援センタ ーとか、テンミリオンとか、いろいろ議論、住民の皆さんからもお声が上がっています。次回の事務局から出 していただく具体的な事業のところで、お示しいただけるのではないかなと思いますけれども。
なお、この中間報告の扱いですけれども、どうでしょうか、今の時点でまとめてしまっていいのかなと、ち ょっと個人的には思うんですけれども、副委員長、ご意見ありましたらちょっとお伺いしたいんですけれども。 ○ 副委員長 私の個人的な意見ですが、8月に全社協で地域福祉計画について検討委員会が出したものを社会 保障審議会で議論しているという段階です。ちなみに、地域福祉計画につきましては、社福法の条文に5項目 規定されていまして、それに基づき何が入るのかという議論がこれから詰まっていく段階です。私はその動向 をにらみながら、これはこれとして一応、私たち委員会の検討ということにとどめ、これを土台に具体的な個 別検討に入っていくという仕組みを考えられないだろうか。全体的な動向の中で、ちょっとボタンのかけ違え をしますと、独自性なのか、ある意味でその部分が抜けているという地域福祉計画になるのか、微妙なことに なる恐れがあると思います。地域福祉計画の中で、例えば先ほど栃本さんが言われたような、何が独自性、武 蔵野方式なのか。5人組でもしかり、そしてまたテンミリオン、これは売りです。それから、いろいろな形で の地区社協の活動も売りだと思います。つまり、そういう個別の検討を通しながら、再度総論に入っていくと いうことも大切ではないかと思っているわけです。当面、中間報告というかた苦しい議論ではなくて、むしろ こういう方向性が見えたと。これを少し材料に、さらに個別検討に入って、再度戻っていくというプロセスを おとりになった方が、全体的な動向とともに、また内容をより具体化し、整合性が合わせられるためにも、そ ちらの方針の方がいいのではないかというふうに私個人としては思いますが、いかがなものでしょうか。 ○ 委員長 ありがとうございました。副委員長のお考えについて、何かご意見、ご質問ありましたら。事務局 はいかがでしょうか。中間報告ということで、当初のスケジュールは流れてきているわけですけれども、諸般 の事情でという副委員長のお話がありましたが、何か支障等ありますか。
これは大変な話にもなってしまいますので、委員会のお考えを尊重することでよろしいかと思いますが。 ○ 副委員長 これを公表しないということではなく、1つの成果として、計画の基本指針とか基本的方向とい う形で1つの土台にする。実際のものとキャッチボールしてみないと。例えば総合相談はぜひ入れてもらいた いのです。ところが、具体的にどうイメージできるかという議論をしないと、こちらにまた戻ってこれないの です。具体的な議論から再度戻って役割分担の議論とか入っていけるということであれば、余りにもかたく固 めてしまわない方が自分の首を絞めないわけです。市民のいろいろな意見も入れられると思います。
○ 委員長 ありがとうございました。ほかの委員さん、この件についていかがでしょうか。
○ 委 員 いろいろな人に見てもらう、市民からの意見を集めるたたき台ということでよいと思います。 ○ 副委員長 あくまでもたたき台としての位置づけで、中間報告というような正式な報告という議論ではない。 むしろこれを題材に、もとより意見を深めていこうということです。
○ 事務局 そうしますと、今、中間報告と書いていますが、例えば「中間のまとめ」ぐらいの表現にして、あ とホームページ等に掲載する予定でありましたけれども、そういうのは… …
○ 副委員長 オープンですよ、市民に対しては全体。
○ 事務局 それは、事務局としては特に問題ないと思っております。
○ 委員長 それでは、よろしゅうございますか。中間報告ということでなくて、中間的なまとめということで。 しかし、もちろんこれはホームページ等で掲載するということで、さらにさらに基本的な方向を押さえながら も、各論にわたってさらに詰めていくということにさせていただきたいと思います。
○ 第7回会議日程について
(第7回委員会開催日の日程調整) ○ 事務局 1 月は 1 月 29 日 午後 7 時の開催とさせていただきます。 ○ 中間報告(案)について(続)
○ 委員長 次に体系図のイメージという資料で、これについている事業をごらんいただきまして、この中から 漏れているような事業等あれば、ご指摘いただければと思います。また、次回の会議に、具体的な事業案が事 務局から出していただけるということでありましたけれども、それらの要望すべき事業等がありましたら、そ の事業もあわせてご意見としてお出しいただければと思います。
○ 事務局 確認させていただきますが、基本理念ですが、先ほどのまちづくりの目標の「本人支援」の本人と いう言葉遣いですとか、その辺はきょうのご意見を踏まえて委員長と調整ということでよろしいでしょうか。 ○ 委員長 私と事務局との調整でよろしゅうございますか。では、そうさせていただきたいと思います。
それでは、「地域福祉計画の体系図のイメージ」をごらんいただきたいと思います。
○ 委 員 総合的リハビリテーションの仕組みについて教えてもらいたいのですけれども。
○ 事務局 総合的な地域リハビリテーションのしくみづくりは、基本的には今、武蔵野市内には、例えば障害 者福祉センターでの相談事業を中心として機能訓練事業、保健センターの中での一定の機能訓練事業、それか ら高齢者総合センターでは補助器具センターなどを中心とした、住宅改善、日常生活用具の給付など、それか ら当然、介護保険サービスの中にもリハビリテーションと名前のつくサービスなどが幾つかあり、また医療機 関等でさまざまな医療という観点からのリハビリテーション事業がサービスとして行われているわけですが、 現段階ではそれぞれが機関の特質に伴って、自己完結型で行われています。それらが、例えば情報などがもう 少し、横の連携を持って一定の目的意識、共通の理念のもとに一体的な形で動けないか、そのようなところが 現状の武蔵野市における地域リハビリテーションの課題かなと考えています。その辺をどのような仕組みでカ バーできるのかといったことが、これからの具体的な政策をつくる中でのポイントの1つかなということで、 次回以降、議論を進めていただく材料として提供したいと考えております。
○ 委 員 リハビリテーションは、今、障害者福祉センターで年間 60 何人、保健センターは 100 何人です。 今、身障者手帳が 2, 800 人です。2年前は 2, 400 人で、この2年間で 400 人ぐらい増えている。武蔵野日赤 の先生方と話したのですけれど、脳卒中の患者さんは、日赤では最高3週間で退院です。リハビリして、日赤 から次の病院に移ってもらうんです。大体二、三カ月、他のリハビリの病院に行って、その後、自宅に帰るか、 施設に帰るかですけれども。自宅に帰りまして、そこでリハビリができなくなってしまう。それで、何とか市 の方で、もっとリハビリ施設をふやしてもらいたい。今は小学校には空き教室がある。そういうところにでか い施設をつくってリハビリをやってもらいたい。2年間で 400 人もふえているわけです。2050 年には 65 歳 以上は 32%ですよ。病院でやったらいいじゃないかという意見があると思いますが、日赤はもう急性期の患 者さんで手いっぱい。今病院は経営が苦しいので、例えば経営コンサルタントに頼むと、まず削られるところ が小児科部門、次に救急部門、次に削られるのがリハビリ部門です。リハビリというのは収益が上がらないん です。やはり公的なところでやってもらいたい。ぜひ考えていただきたいと思います。
○ 委 員 総合的地域リハビリテーションは、委員もおっしゃったようにリハビリテーションの中で、急性期、 回復期、維持期と3つの時期のリハビリテーションがあり、日赤が急性期を担う。地域の医療機関が維持期で、 そうすると回復期が欠けているということで、これは行政も日赤の方からそういう話を聞いて、今後の重要な 課題と捕らえています。医師会と日赤と行政と、三者の協働で考えていきたいというふうに思っています。 ○ 委 員 うまくいっているのが熊本です。帰ってきても、ちゃんとできるシステムができている。地域完結 型リハビリテーションということで、武蔵野市で安心して生活できるような形をつくってもらいたい。 ○ 委 員 最後の維持期のリハビリテーションについては、身体的な機能回復だけでなく、全人的回復という か、その人全部の回復をめざすような考えで、それを地域リハビリテーションととらえております。
生きがいについては、市内でも高齢者の 85%が元気高齢者なわけで、やはり力を入れていきたい。その1 つが、健康が第一ということで、疾病の1次予防。予防は、最初に生活習慣病予防に力を入れていくのが基本 的な方針です。健康日本 21 を受けてそちらの方に力を入れていく。そのうえで健康な高齢者の生きがい、い わゆる趣味、ボランティア、それからスポーツとか社会参加の機会を提供していこうと思っています。その1 つとして、2番目にあるように世代間交流の推進で、小学生と高齢者が交流をするのが第一歩。これから徐々 に広げていきたいと思っています。
○ 委員長 ハンディを負った方々の生きがい事業はどうなのか。そのあたりいかがなんでしょうか。
○ 委 員 そこには2つのハードルがあります。ハードのバリアフリーと心のバリアフリー、この2つをクリ アーしないと、ハンディを負った人がいろいろな生きがいの行動に参加するのはなかなか難しい。
○ 委 員 民間のいろいろな施設、各種資源の評価とか査察などはどう考えているか。地域の主婦で、ベビー ホテルを上手に利用しながらご自分の趣味を追求されている方も、結構武蔵野市にはいる。そんなことをやっ ている主婦もいるんですよと聞けば、何かちょっと子供を預けて好きなことをしてもいいのかしらというふう に、思ったりすることができるかもしれない。うちの母が老人ホームに入っているから、ケアつきマンション に入ったんですけれども、入ってみたら、食事が最初に思っていたのとちょっと違った。施設やサービスの評 価は、市民がすごくほしい情報だと思う。市が責任を持ってやはり時々査察をして、ここは推薦できるという ふうに、ある種の責任を持って市として推薦するとういのはどうでしょう。
○ 委 員 事業評価というか、第三者評価のことだと思うのですが、今、市の第三者評価委員会もやっていて、 その中の議論としては、今、NPOに評価機構ができてきて、そこに対して民間の事業者が頼む。お金を払っ てです。そこに評価してもらう。外国でいえば三つ星レストランのような。NPOでどこからも補助をもらわ ず独立してやっていけることになれば、すぐに日本にはそういう時代は来ないかもしれないが、いずれそうな ってくれば、第三者評価制度というのが、純粋なものとして成り立っていくのではないかと思います。
こだと思います。市の事業、民間の事業、NPOの事業、住民の皆さんのさまざまな事業、家庭における自助 の部分、こういったところも入れ込んで役割分担し、連携すべきところは連携していくと、これが地域福祉計 画であると思う。行政の場合は責任が伴うから、推薦をすることはできないというのは確かにそうだと思う。 だから、他の機関が例えば福祉サービスのJISマークみたいな、シルバーマークを認定したり。消費者から 見ればSマークがついたものは一応安心だという考え方。例えば東久留米の社協の法人会員は、福祉協力店ス テッカーをその店に張る。そうすると、一般の市民も、この店は社協の法人会員になって地域福祉に非常に理 解のあるお店だなと。だったら、薬局でもステッカーのあるところを利用しようと。少しずつ薬局なら薬局、 同業者の地域福祉に対する理解も少しずつ広げていこうということをやっている。ぜひ、その辺の民間資源の 活用、NPOなど民間資源の支援によって、自助・公助という部分をきちっと行政もリードするというか、相 関していく必要がある。実質そういったところは、市の地域福祉計画がつくられた後、市民社協の方できちっ と受けとめていただきたいと思います。外に何かご意見はありますでしょか。
○ 委 員 10 ページの関連でいうと、懇談会で要望のあった 13 地区の地域社協の拠点に関してですが、コミ ュニティセンターは一斉にスタートしたわけじゃありませんし、自主管理、自主運営ということでやっていま したから、当初は考えは違ったでしょうけれども、現在はそれが地域福祉の拠点として、今、新しく物を建て るというよりも、地域のコミュニティづくりということで、結局、到達するところは同じということから、使 いにくいという人間的な絡みや感情問題もあるでしょうけれども、互いにそういうところは理解し合って、コ ミュニティセンターを拠点と、地域でそういうふうに理解するようにしていったらどうかと、私は思います。 ○ 委員長 おっしゃるとおりです。施設発信の在宅福祉の拠点、いわゆる小地域、福祉の拠点ではないけれど も、施設も社会化してくというか、地域に開放していかなくてはいけません。そういう意味では、小地域福祉 活動を展開していく地域の拠点ではないけれども、それに対する施設だということでとらえてよいと思います。
そういう意味では、委員が言われたように、従来のコミセンをどう位置づけるか、あるいはテンミリオンハ ウスをどういう評価していくのか、評価し直すかとか、この辺のところを事務局でご議論いただいて、次回に 武蔵野方式として具体化してください。私は地域福祉計画の最大の目玉じゃないかなと思っているですが。 ○ 委 員 確かに市民懇談会でも出ました。地域社協の拠点の要望はありますが、この前も言いましたように、 地域社協の基本的な目標は、福祉コミュニティの形成ではないかということで、いわゆるコミュニティの中の 一部だと。コミュニティ活動をやっているんだから、当然コミュニティセンターが拠点でいいのではないかと。 だから、堂々とコミセンで、私はコミュニティ活動をやっているから、ここを拠点にさせてくださいと言って いいではないかと思っているんです。それぞれの立場で、いやそうは簡単にいかないよと言うのかもしれませ んが、かといって、安易につくると、地域に屋上屋を重ねたように、拠点がまたばらばらできるのもどうなの かと思うのです。その辺を皆さんで議論していただければというふうに思います。
いましたが、今は入っていません。福祉コミュニティのとらえ方が、共通認識というか、地域コミュニティと 福祉コミュニティの広がりの違いみたいなものが少しまだ委員会の中で統一ができていないのかなと。それが できた後、どこかに入れていければなというふうに。そうすればその拠点づくりにも、もしかしたらつながっ ていくのかなというふうに考えています。現在コミュニティ条例が、議会に提案されているのですが、内容と して地域コミュニティというのがあり、その中に目的別コミュニティがあります。その中に環境ですとか福祉 ですとかという言葉が出ています。ですから、コミュニティ条例の中では、地域コミュニティがあって、その 一部として福祉コミュニティがあるという位置づけになっています。
○ 委員長 社会福祉の学界では、地域共同体意識に基づく地縁、血縁を含めたコミュニティが「一般コミュニ ティ」。それに対して、福祉土壌を踏まえた地域福祉という視点での福祉共同体は「福祉コミュニティ」。市 のお考えでは、武蔵野市が地域コミュニティという言葉を使うんだと。コミュニティは、本当は地域社会なの で地域地域でダブっているんじゃないかと思うけれども、それは武蔵野の独自の言葉として、あるいは目指す べき方向として我々がとやかく言う筋合いはないと思います。今のご説明で、地域コミュニティを踏まえたコ ミュニティ条例をつくり、その中に福祉があるんだということであれば、そういうご認識の中で、地域コミュ ニティの中には我々が言っている福祉コミュニティが入っているんだということになりますから、これは何ら 問題ないわけです。世間一般に言っている福祉コミュニティは、武蔵野の場合は地域コミュニティの中に入っ ていますという説明さえしていただければ何ら問題はない。疑問を挟む余地は全くないと思います。むしろ武 蔵野の目玉というか、独自性が私は出ていると思います。そういう意味でコミュニティ条例の制定、これはぜ ひ期待したいし、どうこの地域福祉計画にリンクさせるかという議論を推し進める必要があると思う。 ○ 委 員 インターネットを通じたコミュニケーションみたいなものを、これからどういうふうに取り入れて いくかがすごく大事だと思う。市民の声を集めるのに、ただメールを送ってくださいではなく、電子会議室み たいに、市民同士が意見交換でき議論ができるようなものが有効。ボランティアにしても、ホームページを活 用して人材を集めたり、情報を発信したり、情報を集めたり、これだと本当にコンピューターさえあれば、足 が悪くて外に出られなくてもできますので。さっきの障害者の人の生きがいというふうな話ですが、途中失明 の女性がネットを使って日本中の障害者とかいろいろ勉強会を重ねて、勉強会の成果というか本を出版しまし た。人はみな障害者なんだというふうにスウェーデンのある障害者の人が言っていましたけれども、やはりそ ういうところでもっと学び合うというか、そういうことは大事なんじゃないでしょうか。
○ 委員長 武蔵野市の場合、ホームページアクセスのポイントの数とかその辺はいかがなんですか。
○ 事務局 今後は各課で今ホームページを持って、各課で情報発信し、情報も受けるということを来年早々開 始するため、現在準備しています。