この先のことは分かりませんが,菱に握英半島に漂着し たメヒルギが,真水と砂を入れたコップの中で根を張り,
ら本葉が出るまで成長したことをお知らせします。
和 歌 山 県 臨 浜 開 に 所 在 す る
京都大学瀬戸臨海実験所長量高浜”
ヘ
オオミズナギドワ{ミミズナギドリ科)が漂着
久{呆田 *
Cal onect or i s J euc omθ ,]as ( Procel l ari i dae) was hed ashor e i n“Mi na mi ha ma beac h”of t he Set o Mar i ne Bi ol ogi cal Labor at or y, Kyot o Uni versi t y i n Shi r ahama Town, Wa k a y a ma
Pref ect ure, J apan
Shi n Kubot a*
*〒649- 2211 和歌山県西牟婁郡白浜町4 5 9京都大学フィールド科学
教青研究センター瀬戸臨海実験所
)jくSet o Mar i ne Bi ol ogi cal Labor at or y, Fi el d Sci ence Educat i on and Resear ch Cent er, Kyot o Uni versi t y, Shi r ahama T o wn 459, Ni shi mur a,
Wa k a y a ma Pr ef ect ur e 6 4 9♂211, J apan
kubot a. shi n. 5e@kyot o- u. acj p
和歌山県西牟婁郡白浜町に所在する
験所の近郊ヘ,純海洋性の鳥類で太平洋を一周する旅烏ハ シボソミズナギドリ Puf f i . nusθ ・t nui rostri s と,ミズナギドリ 類では日本最大積で集団繁殖地の多くが天然記念物として
されているオオミズナギドリ Cal onect or i s l eucomel as した記録がある(久保田, 2 0 0 6;久保田, 2 0 1 2)。 再びオオミズナギドリの一羽が実験所“
月 2 6日
録をする。
した(図 1)ので,
和歌山県財政課の谷脇智和氏に 致します。
引用文献
して頂いたので深謝
久 保 田 信 . 2006. 和歌山県田辺湾問辺海域へのハシボソミ ズナギドリ(ミズナギドリ科)の漂着.漂着物学会誌, 4:
43- 44.
久保田信. 2012. 京都大学瀬戸臨海実験所“ 北浜” とその近 郊海域へのハシボソミズナギドリとオオミズナギドリ(ミ ズナギドリ科)の漂着.京都大学瀬戸臨海実験所年報,25: 42- 43.
図l. 2 0 1 7年9 月 2 6自に和歌山県白浜町に所在する京都大学瀬戸臨
海実験所“ 南浜” に死亡漂着したオオミズナギドI)
13
和 歌 山 県 自 浜 開 に 所 在 す る
京 都 大 学 瀬 戸 臨 海 実 験 所 “
北 浜 ”
で 初 め て
生青した??カとジキ(ヒユ科/アカザ科)
久 保 田 信 *
Fi rst gr owi ng of Sal sol a komar ovi i ( Amar ant haceae/ Chenopodi aceae) at “Ki t ahama beach" of t he Set o Mar i ne Bi ol ogi cal Labor at or y, Kyot o Uni versi t y, Shi r ahama Town,
Wa k a y a ma Pref ect ure, J apan
Shi n Kubot a*
*〒649- 2211 和歌山県西牟婁郡白浜町4 5 9京都大学フィールド科学
教青研究センター瀬戸臨海実験所
*
Set o Mar i ne Bi ol ogi cal Labor at or y, Fi el d Sci ence Educat i on andResear ch Cent er, Kyot o Uni versi t y, Shi r ahama T o wn 459, Ni shi mur a,
Wa k a y a ma Pr ef ect ur e 649- 2211, J apan
kubot a. shi n. 5e@kyot o- u. acj p
わ が 国 の 海 岸 の 砂 地 に 見 ら れ る 一 年 革 の オ カ ヒ ジ キ Sal sol a komar ovi i Ilijinは,北海道から沖縄までの
に分布する他,中間,韓国,ロシアのウスリー地方,サハ リン等にも分布する(大井, 1972;横川・津田, 2 0 1 7)。躍 のヒジキ在意味する本穫は,緑色の葉が海藻のミルに類似 しているのでミルナ(牧野 1961 ;向井 2 0 1 7)とも呼ば れる。今回,和歌山県白浜町に所をする
実験所“ 北浜” (砂浜部の長さが直線距離で約 4 0 0m)で, 2 0 1 7年にこの約 2 0 年間で初めて複数個体が生育したので 記録する。
2 0 1 6年 6 月−9 月にかけて 北浜で 3 錨体が生育・成長 した。全偲体とも満期線ぎりぎ、りに生えており,海水をか ぶる場所で生青していた。その内の2個体は枝数が数本と 少なく,枝の長さも短く(議長で 12. 5 c m)まだ幼体であっ たが(図。,残りのl 個体は 6 月の発見時には既によく
しており, 7 月下旬にはさらに大きくなり最長の枝が 4 6 c mであった(国 2)。開花があったかどうかは確認してい ない。その後,相次ぐ台風等の荒波により全個体が流失し, それ以降,少なくとも2カ月経過しでも再び現れることは なかった。
生育場所からの流失については,北浜で稀に見られるグ ンパイヒルガオ(久保田・田名瀬 2 0 1 7)と同じ様な運命 をたどる植物だと言える。今回の結果からも,オカヒジキ は打上群藷の一員とされる(中部 2 0 0 8)のが確認されたむ なお,本種のごく小さな芽生えが北浜にこれまで気が付か
図1 和歌山県白浜田7に 所 程 す る 京 都 大 学 瀬 戸 臨 海 実 験 所 北 浜 で 発 見
ないであり, 見逃していた可能性は否定できない。
引用文献
久保田信・田名瀬英朋2017.和歌山県白浜町に所在する京
都大学瀬戸臨海実験所“北浜”で再発見されたグンバイヒ
ルガオ(ヒルガオ科)の幼体.くろしお ,(36) : 18-19. 中西弘樹2008.「海から来た植物J 319pp.
牧野富太郎. 1961.おかひじき (みるな ) , In“牧野新日本 植物園鑑初版”,p. 132,北降館,
向井宏. 2017.オカヒジキ(ミルナ) , In “砂浜フィールド
関鑑( 2)北海道の海浜植物”,p. 10,海の生物を守る会 , 京都.
大井次三郎. 1972.オカヒジキIn“標準原色図鑑全集/第 10巻,10版,植物II", p. 19, pl. 10, 3,保育社,大阪. 横川昌史・津田伎宏. 2017.オカヒジキIn“ミニガイドNo.
30瀬戸内海の海浜植物”,p. 24, 大阪市立自然史博物館, 大阪.
ω
14
鴎2 和歌山県白浜町に所在する京都大学瀬戸臨海実験所北浜で、発見