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講義資料 DBMS講義

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Academic year: 2018

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(1)

データベース

第 12 回 DB の運用、管理、保守

鈴木幸市

(2)

今日の内容

 情報管理とデータベース運用

サーバの運用とは

バックアップ

リカバリ

 クラッシュリカバリ、アーカイブリカバリ、ディザス

タリカバリ

運転監視

 性能、負荷、 SQL プラン

 インデックスやテーブルのメンテナンス

システム運用

ストレージサイズ

CPU/ ストレージ性能監視

(3)

情報管理とデータベース運用 (1)

 組織の情報管理ポリシーがまず重要

情報の分類

 重要なものかそうでないのか

 災害の場合などでもなくてはならない情報は「重要」

どこまで見せるか

関係者限り、社内限り

情報の保管方法

暗号化するかどうか

 鍵をかけて保管するか ( 紙、 CD-ROM などの媒体 )

情報の保管期間

情報の廃棄方法

 普通に「ごみ」として捨てる ( 産業廃棄物 )

 人目に触れないように溶解処分する

 シュレッダーで処分する

 ディスクなどは、内容を完全消去して処分する

(4)

情報管理とデータベース運用 (2)

 データベースの運用も組織の情報管理ポリシーに

合わせて行わなければならない

サーバをどこに置くか

オフィスの中

サーバルームの中

 入退出を制限する/しない

データセンター

 サーバの操作を制限するか

管理者の制限

 操作できるクライアントの制限

記録をどうとるか

操作ログ

ビデオでの記録

(5)

データベースの運用とは

 放っておいてもサーバは動き続けない

 定期的に行う仕事がある

情報の更新

プログラムの入れ替え

 システムのアップグレード

セキュリティ対策

時々出てくる仕事

故障した部品の交換

 クラッシュした場合は元に戻さないといけない (リ

カバリ )

 定期的なアプリケーションの起動

 月締め、半期締めなどの経理処理

(6)

データベースも放っておいては動かない

 安全に安定してデータの読み書きが続けら

れることが最も重要

 運用基準や人的な体制を決めて初めて運転を

継続できる

データ管理者の役目

 データベースがきちんと動いていることを

監視

 まずいところがあれば手直ししていく

 クラッシュしたらデータベースを復旧しなけ

ればならない ( リカバリ )

(7)

システムの管理部門や人員配置

(8)

情報統括役員 (CIO, Chief Information Officer)

 の役割 システムのデータ管理ポリ

シーの制定

サーバの設置場所

 サーバへのアクセス方法

認証方法

 操作記録の取得と保存方法

バックアップの方針

 障害 ( 事故・故障 ) 発生時

の対処方針

実施管理監督

 データベース管理者、シス

テム管理者の仕事の管理

 管理ポリシーへのフィード

バック

障害発生時の対応指示

(9)

システム管理者の役割

サーバの運転監視

リソース利用状況

CPU使用率

ストレージ使用率

ネットワーク使用率

 ソフトウェアの運転監視

エラーログ監視

OS

データベース

WWWサーバ

 その他のミドルウェアやアプリケー ション

セキュリティ監視

ウィルス監視

不正アクセス監視

外部からのアタック

その他不正利用

バックアップ

ファイルバックアップ

定期的に実施

 ハードウェアの保守点検

 クラッシュ後のシステム復旧(リカバ

リ )

データベース管理者よりも

守備範囲は広い

 

日常のシステムの運転監視

(10)

データベース管理者 (DBA: Database Administrator)

の役割  データベースの設計

 アプリケーションからの要件定義

データベースサイズ

トランザクション

運転管理方式

バックアップ方式

バックアップの頻度

ログの保存

障害対応

リカバリ方式

 データベースチューニング

DBMSの運転パラメータの調整

メモリ

 チェックポイントなどの間隔

SQLチューニング

 インデックスの作成・削除

 テーブルの分割などの管理

 その他データベースの問題解決のすべて

(11)

データベースのバックアップ

バックアップとは

 障害復旧に備えてデータを安全な場所にコピーしてお

くこと

(12)

コールドバックアップとホットバック

アップ

コールドバックアップ

 データベースを停止させてデータベースをバックアップ

 システムによっては容認できないこともある

 どんな DBMS でも可能な方法

ホットバックアップ

 データベースを運転しながらデータベースをバックアップ

 できるかどうかは DBMS に依存

 データベース本体とログをセットでバックアップする

 リカバリにはログも必要

 バックアップはサーバリソースを消費する (CPU 、 I/O 、

ネットワーク )

 運転に影響がないようにスケジュールを組み必要がある

 夜間時間帯など、負荷が少ない時間帯で行うなど

 運用条件に合わせてバックアップのツールを作ってお

(13)

ログもバックアップする

 バックアップ後のデータベースの変更を保存

 データベース自身のバックアップよりは小さい

(一般的に)

(14)

リカバリ

 障害が起こった場合にデータベースはどうなるか

 メモリに残った情報は消えてしまう

 ファイルの中身は処理の途中状態

 そのままではデータベースは運転できない

 そこで、リカバリが必要になる

 バックアップをつかってデータベースをバックアップ

時点まで戻す

 やることもやらないことも→次のスライド

 ログを使ってその後の変更を反映させる

 障害時に実行途中だったトランザクションをアボート

する ( なかったことにする )

(15)

リカバリの種類

クラッシュリカバリ

 バックアップを使わずに行うリカバリ

アーカイブリカバリ

 バックアップを使って行うリカバリ

ディザスタリカバリ

 災害などでサーバ設備が破壊された場合のシステムの復

設備再建などがまず先

 別な場所でサーバを立て直したりすることがある

(16)

クラッシュリカバリ

 データファイルへの破損は

ない状態 (内容は矛盾して

いるかもしれない )

 バックアップを使わなくて

も、ログを使ってデータ

ベースを最新状態に戻せる

 通常は、データベースの運

転を開始すればクラッシュ

リカバリは自動的に実行さ

れる

データベース運転開始

に少し時間がかかるか

もしれない程度

データベースの運転ロ

グには記録される

(17)

アーカイブリカバリ

 バックアップを使ってデータベースを復旧する

 データベースをバックアップからコピー

 バックアップしておいたログ (アーカイブログ )をコピー

 サーバに残っている最新のログ (アクティブログ )とあーカーブログの内容をデータベースに 書き込む

 アクティブログが破壊されていることもある

 アクティブログのデータが書き込めないのでデータベースは古い状態のままになってしまう

 最後の部分は手動でデータベースを復旧する

 アクティブログを最初から二重に書いておく

(18)

運転監視

 データベースの運転状況を把握、問題を解決する

 極端に遅い SQL はないか

対応方法

インデックスの整備

 ビューの定義を変更して効率を上げる

SQLの変更を提案

 システム開発/保守者と連携することが大事

 処理のピークでもきちんと応答しているか

対応方法

ボトルネックの特定

 システム保守者への報告

 アプリケーションの改善

 ハードウェア設備の更改

 バッチ処理 (毎月、半期ごとなどで大量の処理が必要なときに流す ) がきち

んと実行できているか

 定期的に経理の帳簿や報告書などを作成することがある

 アプリケーションの改善

ハードウェアの更改

 日常の監視をきちんとおこなうこと

 問題が小さなうちに解決を図る

 ハードウェアの更改計画は月単位から年単位の時間がかかる(お金もかか

(19)

データベースの保守

データベースの保守

データベースの再構成

 データベース内のデータ配置を最適にする

空き領域の最適化

 タプルの格納順序の最適化

 ツールを使って行うことができる

セキュリティ関連

 データベースの利用ユーザの追加・削除・変更

 データベースを利用するクライアントの追加・削除・変更

 データベースの運転条件の保守

タイミングなど

 チェックポイントの間隔

 キャッシュの変更分を何分おきにデータベースに書き戻すか

 ログの量、性能、リカバリ時間に影響する

使用メモリ量

キャッシュ

作業メモリ

 割り当てるディスクの量

データベース本体

 アクティブログ、アーカイブログ

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