平成23年12月14日
観音寺市長 白 川 晴 司 様
観音寺市行政改革推進委員会 会 長 久 保 等
観 音 寺 市 行 政 改 革 へ の 提 言 ~今後の取り組みについて~
観音寺市においては、平成18年度に策定された行政改革大綱、定員適正化計 画及び集中改革プランに基づき、行政改革の取り組みが図られ、また、平成22 年度には、新たに第2次行政改革大綱、第2次定員適正化計画及び第2次集中改 革プランが策定されました。私たち観音寺市行政改革推進委員会は、それぞれの 過程において、市民の視点から様々な意見を申し述べてまいりました。
観音寺市行政改革
観音寺市行政改革
観音寺市行政改革
観音寺市行政改革への
への
への
への提言
提言
提言
提言
~
~
~
~今後
今後
今後
今後の
の
の
の取
取
取
取り
り
り
り組
組みに
組
組
みに
みに
みについ
つい
ついて
つい
て
て
て~
~
~
~
平成
平成
平成
平成23
23
23年
23
年
年
年12
12
12
12月
月
月
月
観音寺市行政
観音寺市行政
観音寺市行政
1 事務事業の見直し
個々の事務事業の見直しについては、「備品管理の見直し」などにおいて、 その取り組みが進められ、その成果は評価できるが、民間委託などの項目に つき、以下の事項の実施に向けて、具体的な対策を早期に講じられたい。 (1)学校給食調理業務の民間委託や公共施設の運営方法の改善を進めるこ
と。なお、見直し等に当たっては、市民、特に子どもたちの安全・安心 の確保に努めること。
(2)行政評価制度の導入・活用により、積極的に事務事業の再編や取捨選 択を行い、行政運営の効率化を進めること。
2 組織・機構の再編
市の組織・機構については、組織体制のスリム化・効率化に努めているが、 今後、一層の進展が予想される少子化に早急に対応し、教育環境の充実を図 るために、以下の事項を踏まえて実施されたい。
(1)保育所、幼稚園及び小学校の統合については、観音寺市学校等再編検 討委員会による答申を踏まえ、実現に向けた取り組みを進めること。 なお、実施にあたっては、地域や保護者への説明を十分に行うこと。
3 定員管理の適正化
定員管理については、定員適正化計画に基づき着実に実施されているが、 今後については、以下の事項を踏まえて実施されたい。
(1)職員の削減に当たっては、事務事業の見直しや組織・機構の再編など により、市民サービスの低下を招かないように留意するとともに、行政 として危機管理の観点を考慮して取り組むこと。
(2)効率的な行政運営にあたっては、職員の人材育成が重要であり、職員 の能力、技能の向上に取り組むとともに、積極的に職員の能力、技能の 活用を図ること。
4 財政の健全化
平成22年度実績においては、前年度に引き続き、市税及び公共料金等の 収納率が集中改革プランの目標を下回っている。
国、県支出金の削減など厳しい財政状況が予想されることから、以下の事項
について取り組むよう要請する。
(1)引き続き収納率の向上に取り組み、法的措置や民間のノウハウの活用 など、具体的方策を早急に立てることにより、収入の確保に努めること。 (2)市税や公共料金の収納率の向上に加え、広告掲示、未利用地財産や施
設の有効活用等を積極的に行い、自主財源の確保に努めること。
5 協働の推進
市民との協働の推進については、「公園緑地等のボランティアによる維持管 理」など導入が図られている面もあるが、市民との協働は、市政運営におい て、今後、より一層必要とされるものであるため、以下の事項について方策 を講じられたい。
(1)行政の効率的な運営において、地域組織やボランティア団体と協力し て、市民が参画する機会や市民が取り組むことができる事業の推進を図 ること。
(2)市民の市政への理解と参画を推進するために、市政情報の提供や意見 の聴取を図る機会の確保に努めること。
以上のことを職員一人ひとりが真摯に受け止め、行政改革の必要性を再認 識し、第2次行政改革大綱に基づき、より一層の取り組みを進めること。ま