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三宅先生講演資料pdf 126 第2回「学びは生来」 「教育イノベーション」サブ分科会

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(1)

Consortium for Renovating Education of the Future

「未来を拓く協調学習

-学習者一人ひとりを学びの主役に」

東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構

Consortium for Renovating Education of the Future

副機構長 三宅なほみ

「学びのイノベーション」フォーラム

主催:研究技術計画学会/イノベーションフロンティア分科会「教育イノベーションサブ研究会 共催:東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(CGL)

東京大学工学部2号館1F

2014 12 06

(2)

Consortium for Renovating Education of the Future

 今社会は、世の中をより良い方向に変えて行

ける人材を求めています

 求められているのは、「教えられたことを憶え

ている」より、「教えられたことを使って、新しい

問題を見つけ、解の候補を提案できる」人材

です

今、なぜ「学び」にイノベーションが

必要なのでしょうか?

(3)

Consortium for Renovating Education of the Future

「協調学習」を引き起こす授業づくりの実践研究を

全国の県、市町の教育委員会・学校群と連携して展開

 「人はいかに学ぶか」を研究する学習科学

 子ども同士がお互いの多様性を活かしながら

表現し思考し判断する対話活動を通じて、

 一人一人が自分自身の知識理解を深め、

ICT 活用を含む21世紀型スキルを育成する

授業作りを実践的に展開

東京大学 大学発教育支援コンソー

シアム推進機構( CoREF )とは

(4)

Consortium for Renovating Education of the Future

 自立した人間として生きていくために必要な

資質・能力

 他者と協働しながら創造

 我が国の子供たちにとって今後重要なこと

主体的に取り組む意欲

多様性の尊重

 他者と協働するためのリーダーシップやチーム

ワーク、コミュニケーションの能力、豊かな感性や

優しさ、思いやり等

新しい時代に必要となる資質・能力

初等中等部諮初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について

(諮問:文部科学省下村大臣から中央教育審議会への問い合わせ)

以下3枚のスライドの出典:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1353440.htm

平成26年11月20日文部科学省審議会情報中央教育審議会初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)

(5)

Consortium for Renovating Education of the Future

(6)

Consortium for Renovating Education of the Future

(7)

Consortium for Renovating Education of the Future

 育成すべき資質・能力を育むための課題の発見・解決に向

けた 主体的 ・協働的 な学び(「アクティブ・

ラーニング」)が大事になるということ

 ある事柄を知っているのみならず、実社会や実生活の中で

知識・技能を活用しながら、自ら課題を発見し、

主体的・協働的に探求 し、成果を表現してい

けるよう、学びの質や深まりを重視

 アクティブ・ラーニングの一例が

「知識構成型ジグソー法」

「どのように学ぶか」 に書いてあること

(8)

Consortium for Renovating Education of the Future

「主体的な学び」

はほんとに難しいのでしょうか?

 子どもは、日々の経験から自分で考えていろ

いろなことを勝手に学んでいます

 子どもは、新しい問題が起きると、自分で答え

を出そうとします

 自分が経験していないことについても、他の

人の考えを取り込んで、試してみます

だから、本来難しいものではないはずで

先生方の工夫、授業デザイン次第です

(9)

Consortium for Renovating Education of the Future

 恐らく、子どもが自分で考えて 「考えながら

話をしている」 のを聞く機会が少ないから

 「子どもが自分で考えて自分の言いたいことを話

している」場を作らないと、聞こえてこない

私たちはなぜ

「一人ひとり主体的に学ぶ」のが難

しいと考えてしまうのでしょう?

(10)

Consortium for Renovating Education of the Future

問題解決能力

批判的思考力

メタ認知能力

 すべて、もともと人(子ども)が日常生活なら自

然に使っている能力なので、うまく引き出せば

みんな自然に使っていることがわかります

考えながら話しているのを聞くと?

(11)

Consortium for Renovating Education of the Future

 わかってきたことを使える力

 他人と一緒に考えて、答えを出せなかった問

題に答えられるようになる力

自分の考えを良くする

 他人の考えを受け取る、理解する、使う

 コンピュータやネットワークを学びのための道

具として使いこなせる力

21 世紀型スキルと

呼ばれる学力

コミュニケー

ション能力

協調問題解

決能力

ICT 活用能力

(12)

Consortium for Renovating Education of the Future

21 世紀型ゴール達成を

「生徒」を主語に考え直すと?

 コミュニケーション能力

 「私には伝えたいことがある」自覚

コラボレーション能力

 「私の考えは話し合って良くなる」自覚

イノベーション能力

 各自違う意見を統合すると答えが見える

どれも子どもが

本来持っている力?

(13)

Consortium for Renovating Education of the Future

 現状の授業で「主体的な学び」が起き難いの

は、全員が「同じ答え」に「同じ時間」で到達す

ることが求められているからでは?

 人はこれがとても苦手だから特別な訓練が必要

•現場では訓練できる教員が「授業のできる」教師だと

誤解されているかも

 「同じ答え」「同じ時間」では学べないとい

う証拠がどこかにある?

どこかで、私たち自身の「学び」観

の変更が求められている?

(14)

Consortium for Renovating Education of the Future

 受講開始後一定時間で比べると

 受講者の数だけ「順位」がつく:できる受講者とで

きない受講者を選別できる

 認定証を受領した人を比べると

 最終的にはできることには差がない

 差があるのは、どれだけ時間をかけたか

 傾向として、時間をかけた人の方が、次の上級課

程を受講する割合が高い

MOOCs の一つ

Kahn Academy という実態

(15)

Consortium for Renovating Education of the Future

 人は生活の中で、経験から自分なりの見通しやこだ

わり(経験則、素朴理論)をつくっている

 だから、「正解」がひとつでも、「正解」の納得できる

表現や「正解」を納得できるポイントは、本来個々人

で異なっている

 「正解」を納得して自分なりに使えるものにするには

一人ひとりが今、自分が何をどう了解しているかを

表現して自覚する必要がある

対話 を 活用 すると 主体的 な 学 びが 可能 になる 理由

学習科学におけるひとつの説明

(16)

Consortium for Renovating Education of the Future

 人は実は「自分で考えて自分なりの答えを出

す」方が自然で得意 (赤ん坊の時からやっている)

 違う人は同じ問いに「違う答え」を持っている

「違う答え」を 共通の問いに答えを出すための 対話 に

持ち込むと、

 相手が納得しないので、自分の考えを変える

相手の答え のわかるところ を取り込もうとするので、視

野が広がる

主体的に学ぶ子どもを育てる

(17)

Consortium for Renovating Education of the Future

一緒に解きたい

課題があると (学習科学の研究でわかっていること)

 「子どもはみんな自分で答えを考えつくもの」

だと思ってみれば

 自分の考えを説明しようとするはず

 これが「私には伝えたいことがある」自覚の基

 そういう子どもが複数いると

 相手の考えがわからないから互いに「えっ?」

 自分の考えを言い直したくなるはず

 これを相互に繰り返しているうちに答えが良くなる

 「私の考えは話し合って良くなる」自覚の基

 各自違う意見を統合すると答えが見える

建設的相互作用

(18)

Consortium for Renovating Education of the Future

もっとも自然に起きていて

観察し易いはずの学び

他人の考えを聞いたり,他人に説明したりする

ことを通して自分の「経験則」を修正,他の意見

と統合し,もう一段抽象度の高い原理を納得し

て使う

⇒ Collaborative Learning (協調学習)

レベル3:科学者集団の合意

先生が教えたい、教科書に載る様々な知識

レベル2:相互作用を通して獲得される「説明モデル」

他者が持っている知識も統一的に説明で

きるような、少し抽象的で視野の広い知識

レベル1:ひとりで作れる知識

学習者 1 人ひとりが作ってきた知識

経験のたびに確認して強化される/してしまう

対話による建設的相互作用

(19)

Consortium for Renovating Education of the Future

学習科学が考える「学び」の基盤

 人が潜在的に持っている「学ぶための能力」を

最大限活用する

建設的相互作用 を引き起こす 能力はその一つ

 「問題を解きながら学ぶ」時、建設的相互作用を

引き起こすことができれば、深い学びが可能

 人がこれを意識的に自ら引き起こすことができれ

ば、それは一つの「学びのスキル」になる

(20)

Consortium for Renovating Education of the Future

 「(プールに張った薄氷を踏んで)今日は駄目

だ、中が水だよ、昨日は全部氷だったのに」

 翌日:「雨が降らないから氷ができないの?」

 子どもたちは、その辺にある容器に水を入れ

て好きなところに置いて帰りました・・・

10 日間以上、あちこちに容器を置いて帰って

翌朝結果を見て一喜一憂している内に・・・

 「雨じゃない、寒いとかそういうこと」

条件さえ整えば、 (本吉、 1994 、『私の保育日記』)

保育園児でも自主的に考える

(21)

Consortium for Renovating Education of the Future

解きたい問いを共有し

 各自がその問いを解くのに必要な「部品」に即

して、問いに関する自分の考えを言葉にして

外に出し、

 外に出した各自の考えを 統合 しながら答えを

作ると

 建設的相互作用が引き起こされ、ひとりひとり

の理解が促進される

型を使って教室で協調学習を引き起こす

(22)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 今の教科書に載っている「部品」を使って

 児童生徒が先生がまとめて説明していたことを

自分たちでいろいろなまとめ方を試して

 各自しっくり来る表現をまとめ

 そこで習得したもの(理解、知識、アイディア、

思いつき、「納得」)を、自分で育てて行ける、と

いう自覚を持てる授業作り

知識構成型ジグソー法という「型」

(23)

Consortium for Renovating Education of the Future

エキスパート

違う部品

もちょっと

違う部品

ある部品

⇒ジグソー

「知識構成型ジグソー法」

3つの部品を統合的に活用

して課題にアプローチ

答えを出したい問い

私には言いた

いことがある

私たちの考えは

話し合って良くなる

私には言いたい

私には言いたい

(24)

Consortium for Renovating Education of the Future

ジグソー⇒ クロストーク

グループ毎に違う

統合結果を交換

全体意見交換

ここでも役割交代して

各人の理解が深化

最後は一人で

書き留める

私にはこの

言い方が

納得できる

私には

この言い方が…

私には

この…

(25)

Consortium for Renovating Education of the Future

 「新しい道具を試す力」も人が本来持っている

 自然に使う経験を繰り返すと意識的にうまく使える

ようになる

ICT 活用能力も他の21世紀型スキルと同じ

 アメリカ連邦政府への有識者の答申

FITness Fluency with Information

Technology) :各自の目的に応じて時間をかけて

 大きな課題を多視点から一緒に解く課題解決型

ICT 活用能力はどうする??

(26)

Consortium for Renovating Education of the Future

 子どもたちが、「考えながら」話す

 自分のことばで、何がわかっていて、何がわ

かっていないかを、繰り返し「説明」する

 先生は、生徒が何がわかっていて、何はわ

かっていなくて、どうやって自分たちなりにわ

かって行くのかを目の当たりにする

 「学びは多様」だということが確認できる

 子どものわかり方、先生の教え方が変わる

教室で起きること

(27)

Consortium for Renovating Education of the Future

生徒たちの学びに見られる変化

 授業中、自然に、考えながら話している

 先生の気付き:「あの子が話をする・・・」

 生徒の気付き:「授業が楽しい!」「私ってすごい!」

 知識の定着率が高い(保持期間が長い)

 次の機会に自分から習ったことを使おうとする

 自分で次に知りたいことに気付く

(28)

Consortium for Renovating Education of the Future

高等学校での進捗状況(取組の成果)

○ 生徒の学力、積極的取り組み、学びの持続性、自己有用

感の向上などが確認されている。

○ 教員がより深く授業を考えるようになった。

○ 教科の壁が低くなり、

教科や年齢の壁を越えた授業研究が始まった。

○ 学校の壁が低くなり、

学校の枠を越えた授業研究が始まった。

○ 「閉じた授業」から「開かれた授業」へ

「知識構成型ジグソー法」という

協調学習の共通の型 が提供されたことで

教員のネットワークが生まれ、機能し始めた

(29)

Consortium for Renovating Education of the Future

東京大学CoREFとの連携事業

協調学習(知識構成型ジグソー法)を核とした事業の実施

未来を拓く「学び」

推進事業

21 世紀型スキル

育成研修会

高等学校初任者研修

授業力向上研修

平成22年度~平成23年度

平成24年度~平成26年度 平成24年度~

事業名 実施年度 指定校数

研究協力

委員数

教科部会数

平成22年度 10 26 6

平成23年度 32 66 8

平成24年度 52 129 14

平成25年度 76 212 16

88 270 17

県立高校学力向上

基盤形成事業

未来を拓く「学び」

推進事業

県立高校学力向上

基盤形成事業

89 277 16

(30)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 回り2、3人の方と話し合ってみて下さい。

 何が起きましたでしょうか?

例題(高校 1 年生 地理)

渋谷の NHK センター付近で、豪雨に遭いました。

明治神宮駅方面と、渋谷駅方面のどちらに逃げ

ますか?それはなぜですか?

(31)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 部品1:渋谷区の地形図をみると、神宮駅の方

が渋谷駅より高いところにあります。

 部品2:渋谷駅周辺には昔の渋谷川が今は暗

渠になっています。

 部品3:渋谷区では過去、渋谷駅を含むいくつ

かの地下建造物で内水氾濫の記録があります。

 三つを統合して答えを作って下さい。

例題(高校 1 年生 地理)

渋谷の NHK センター付近で、豪雨に遭いました。

明治神宮駅方面と、渋谷駅方面のどちらに逃げ

ますか?それはなぜですか?

(32)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

渋谷駅

神宮前駅

現在地

(33)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 エキスパート活動:「みんな同じわかり方よね」

 ジグソー活動:「答えを出したい問いはこれよ

ね」を確認して、「あ、これこういうことだった

の?」「答えはこんなじゃん?」「違わね?」「え、

わかんない」「だからさ・・・」「もう一回言って」

 その内、「先生の期待は神宮だろうけど」「電車

動くかも知れないから渋谷に行きたいよね」

 クロス・トーク活動:「あ、その表現なるほど

ね・・・」

実際には、こんなことが起きます

(34)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

新しい学びの評価

構築された成果の質

– 授業後に書けるようになっていたこと

生徒A 生徒B 生徒C

最短ルート、地形が

高い ( 明)。渋谷駅を

中心にして谷になっ

ている!川の近くで

水害が多く起こって

いるから、川が近く

にない明治神宮駅

の方が安全。

明治新宮駅の方が

渋谷に比べて標高

が高く最短ルートに

比べればすこしかか

るかもしれないが安

全に歩いていくこと

ができるから。

渋谷のほうが内水氾

濫の被害が少ない。

渋谷は明治神宮駅と

同じく低いけど最低

のところではないか

ら。

(35)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 「学ばれたことは何か」を評価したい

 子どもたちが潜在的に持っている様々なスキ

ルがどの位伸びたかも評価したい

 でも、一体・・・評価とは何でしょうか?

ところで、こういう授業の成果は

どう評価したら良いでしょうか?

(36)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

ここでひとつクイズです

満点10点として、どちらの生徒が

何点ですか?

問 題

NHK 放送センター付近で集中豪雨、

渋谷駅と明治神宮駅のどちらに逃げ

ますか?

生徒A 明治神宮駅(正解)

生徒B

なんか明治神宮駅の方が近いけど、

やっぱ渋谷駅( 考えているようだが 誤答)

(37)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

生徒 A の実態

質問: NHK 放送センター付近で集中豪雨に

あったら渋谷駅と明治神宮駅のどちらに逃げま

すか?

 解答:明治神宮駅(正解)

 質問:どうしてですか?

 解答:昨日テレビで似たような話しをしてて、ア

ナウンサーがそう言ってたから。

(38)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 質問:どちらに逃げますか?

 解答:やっぱ、渋谷駅(誤答)

 質問:どうしてですか?

 解答:高低差だけ考えたら神宮かもしれないし、

渋谷駅付近って昔渋谷川って、今は暗渠になって

るみたいな川あったし内水氾濫とかもあの辺多い

みたいだけど、渋谷区ってなんか全体に低いとこ

でしょ、多少高低あっても・・・やっぱ渋谷駅の方が

備蓄とかも多くて、それにもし電車動き出したら、

家まで帰れるかもしれないでしょ。

生徒 B

(39)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

観察

認知過程を観察する

ための窓

認知過程

窓から見えるのは一部分

解釈

観察できた認知

過程を解釈

評価の三角形

Pellegrino, et a ., 2001,

Knowing what students

Know. NAPr.

私たちが知りたい

生徒の頭の中で起こっ

ている学習過程

(40)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

観察1

認知過程2

解釈1

一回ではいかにも心もとないので、

せめて2度

観察2

認知過程1

解釈2

授業前 授業後

(41)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

授業前後二度聞く

構築された成果の質

– 授業の前後に問いに答えて、比較

生徒A

神宮 神宮

生徒B

渋谷 明治神宮

生徒C

渋谷 渋谷

明治神宮駅方面が

高いから。渋谷方面

は水たまりやすそう。

JR 駅の線路は上に

はしっているから雨

で止まることはない

と思うから。

渋谷駅の方が低いと

思うけど水の流れに

さからって歩くのはき

つい。

最短ルート、地形が

高い ( 明)。渋谷駅を

中心にして谷になっ

ている!川の近くで

水害が多く起こって

いるから、川が近く

にない明治神宮駅

の方が安全。

明治新宮駅の方が

渋谷に比べて標高

が高く最短ルートに

比べればすこしかか

るかもしれないが安

全に歩いていくこと

ができるから。

渋谷のほうが内水氾

濫の被害が少ない。

渋谷は明治神宮駅と

同じく低いけど最低

のところではないか

ら。

(42)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

分析対象 カテゴリ、項目

授業の前後を比較する

(43)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

授業前 授業後

前後比較 全員の結果

(44)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 発話データを全員分記録・テキスト化

 一教室内の全対話データを対象に分析

 例えばついでにキーワードの生起状況に色を

つけて見やすくすることもできる

全員の途中 の発話が見られたら

観察窓がたくさんになって

一人ひとりの認知過程が推測し

やすくならない?

(45)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

ジグソー 12 グループ

36 名発話データ

神宮

一人が

一息で

話したことを

一セルに

記述して

一列に並べる

一列が一人の生徒 ジグソーグループ毎

これで一クラス全生徒 (12ページ中第 1 ページ)

キーワード

(46)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

量的分析 全36名 12グループ中

 知識の定着度:32名で事後の解答の質向上

 解答の根拠:33名が「教師の期待する解答」に独

自の判断を加えて解答

 異なる解答の比較検討:全グループで生起

 全資料のキーワードをめぐる意味の確認、再表現

など建設的相互作用:全グループで生起

 追加情報を求める発話:9グループで生起

 自身の能力を肯定するメタ発言:2名で生起

生徒に見られる成果

(47)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 学習観や評価観が変化する兆し

( 評価の材料としてはビデオより)こっちの方が」

 「理解のプロセスが、どういうふうに授業の中でこ

の子たちが理解していったかというそのプロセス

がはっきりと見えてくるので、ここで評価してあげ

た方が、この子たちにとっての一番正当な評価に

なるのじゃないのかな」

 次の授業展開につながる可能性

 「ぱっと見て、授業の振り返りにもなると思うんで

すよね。ここはもう少し補う方がいいな、とか。」

教員に見られる成果

(48)

 資料の、大事だと思ったことを表現する

 資料から思い付く「答えの候補」を試す

 他の人が出した答えの候補も参考にする

 わかってきたら、納得し易い表現を工夫

する

⇒学び方自体が自分のものになる

= 21世紀を主体的に活きる力を持った人材

起こしたいのは

自然にできることを

自分でコントロールして

回数多く、何度も繰り返すこと

(49)

Consortium for Renovating Education of the Future Consortium for Renovating Education of the Future

 一人ひとりの分かり方は多様だということ

 「多様な分かり方」に優劣をつけず、むしろ、活かす

 型が担保しているのは、

-私には人に伝えたいことがある状況

-私の考えは相手に歓迎される状況

-他の人と一緒に考えると私の考えはよくなる状況

各人が自分の考えの作り手になりながら、他者の

考えをとりこみ、考えを先に進められる状況

ジグソーの「型」が支えるもの

これが、 21 世紀型スキル、コミュニケー

ション能力や協調問題解決能力の基盤:

(50)

Consortium for Renovating Education of the Future

 先生方が建設的に相互作用して教材造り

 教科、学校、教育委員会を超えて授業の質向上

 授業の振り返りとその共有

 次の授業の展開が見え易くなる

 学校と社会の連携がやり易くなる

「型」を活用するとできること

(51)

Consortium for Renovating Education of the Future

 一人ひとり自分の考えを大事にして

 まだ誰も解けない問題にいろんな人のいろん

なアイディア、考え方を統合して自分なりの答

えを出して

 一人ひとりが「信頼される」発信源になって

「学び合」って

 より良い社会を育てていきたいと思います

私たちを待っているのは

21世紀の多様なネットワーク社会

(52)

Consortium for Renovating Education of the Future

ありがとうございました。

CoREF のホームページにいろいろ情報があります。ご参照頂ければ幸いです。

http://coref.u-tokyo.ac.jp/

学ぶとは、

人とかかわり合いながら

賢さを育て続けること

参照

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