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福島市高齢者福祉計画・福島市介護保険事業計画2018

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(1)

福島市介護保険事業計画

2018

(平成 30 年度~平成 32 年度)

平成30年3月

(2)
(3)

は じ め に

現在、高齢化が一層進展するなかで、今後も医療や介護を必要とする高齢者がさらに増

加することが見込まれております。2025 年(平成 37 年)には団塊の世代の全てが 75 歳以

上の後期高齢者となることから、長寿社会にふさわしい高齢者の福祉施策や介護保険制度

の持続性の確保が課題となっています。

このような状況の中、本市では、高齢者の総合的な支援の推進と地域包括ケアシステム

の深化・推進を図るべく要介護者の自立支援・重度化防止、医療と介護の連携等盛り込み

ました「福島市高齢者福祉計画・福島市介護保険事業計画 2018」を策定いたしました。

様々な施策を推進し、本計画の基本理念でもあります「すべての人が人間として尊ばれ、

生きがいを持ち、心豊かに、安全に安心して暮らせる長寿社会の実現」を目指してまいり

ます。

今後とも、保健・医療・福祉等の関係機関の連携はもとより、市民との協働により、本

計画に盛り込まれた各種施策の着実な推進に努めてまいりますので、皆様のご理解とご協

力をお願いいたします。

また、本市は、平成 30 年4月1日に中核市へ移行します。市で行える権限が強化される

ことにより、できる限り住民の身近なところで行政サービスを提供できるようになります。

更なる事務処理の迅速化、相談窓口の一本化により市民サービスの向上を図り、市の特色・

実情を踏まえた施策を展開することで、きめ細やかなサービスの提供に努めてまいります。

結びに、本計画の策定にあたり、ご尽力を賜りました関係団体の皆様並びに貴重なご意

見をいただきました市民の皆様に心から感謝を申し上げます。

平成 30 年3月

(4)

<目次>

【総論】

第 1 章 計画策定にあたって 1

第1節 計画策定の趣旨 ―――――――――――――――――――――――― 3 第2節 法令等の根拠 ――――――――――――――――――――――――― 3 第3節 介護保険制度等の改正の概要 ―――――――――――――――――― 4 第4節 計画の期間 ―――――――――――――――――――――――――― 4 第5節 計画の位置付け ―――――――――――――――――――――――― 5 第6節 計画の策定体制 ―――――――――――――――――――――――― 6 第7節 計画の進行管理 ―――――――――――――――――――――――― 6 第8節 上位計画との関係 ――――――――――――――――――――――― 7 第9節 日常生活圏域の区分と概況について ―--――――――――――――― 8 第10節 前計画の総括 ―――――――――――――――――――――――― 11 第11節 基本理念及び基本目標 ―――――――――――――――――――-- 13

【各論】

第2章 高齢者・要介護(要支援)認定者の現状 15 第1節 高齢者数、高齢化率の推移等 ―――――――――――――――――-- 17 第2節 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 ――――――――――――――― 23 第3節 在宅高齢者実態調査――――――――――――――――――――――-- 29 第4節 要介護(要支援)認定者の状況 ――――――――――――――――-- 32

第3章 地域包括ケアシステムの深化と推進 33 第1節 地域包括ケアシステムの深化の基本的な進め方 ―――――――――― 35 第2節 在宅医療・介護連携の推進 ――――――――――――――――――― 39 第3節 認知症施策の推進 ――――――――――――――――――――――― 40 第4節 生活支援・介護予防サービスの基盤整備の推進 ―――――――――― 45 第5節 地域ケア会議の推進 ―――――――――――――――――――――― 48 第6節 地域包括支援センターの機能強化 ―――――――――――――――-- 50

第4章 社会参加と生きがいづくりの推進 53 第1節 高齢者の社会参加の支援 ―――――――――――――――――――― 55 第2節 高齢者の生きがいづくり ―――――――――――――――――――-- 57

(5)

第6章 介護保険事業の現状 97 第1節 介護給付等サービスの状況 ――――――――――――――――――― 99

第2節 介護サービス提供事業者の指定状況 ―――――――――――――--― 101

第7章 介護保険事業計画の概要 105

第1節 本計画期間における被保険者数の推計 ―――――――――――――― 107 第2節 要介護(要支援)認定者数の推計 ―――――――――――――――― 108 第3節 本計画期間の基盤整備 ―――――-―――――-―――――――――― 109 第4節 本計画期間の施設・居住系サービス利用者数の推計 ―――――――― 112 第8章 介護給付費等対象サービスの計画 113

第1節 サービス利用者数の推計 ―――――――――――――――――――― 115 第2節 地域密着型サービスの整備 ――――――――――――――――――― 116 第3節 介護サービス量の確保 ――――――――――――――――――――― 118 第4節 介護給付・予防給付対象サービス量の推計 ―――――――――――― 119 第5節 介護保険給付費等の費用の推計 ――――――――――――――――― 121 第6節 市町村特別給付等 ――――――――――――――――――――――― 123 第7節 介護保険制度の安定的な運営のための施策及び事業 ―――――――-- 123

第9章 地域支援事業 131

第1節 地域支援事業の推進と充実 ――――――――――――――――――― 133 第2節 介護予防・日常生活支援総合事業の充実 ――――――――――――― 134 第3節 包括的支援事業の推進 ――――――――――――――――――――― 138 第4節 任意事業の実施 ―――――――――――――――――――――――― 145 第5節 地域包括支援センター運営協議会 ―――――――――――――――― 149 第6節 地域支援事業の事業費見込み ―――――――――――――――――― 150 第10章 第1号被保険者保険料の見込み 151

第 1 節 保険給付費等の費用負担について ―――――――――-――--- 153

第2節 介護保険料について ―――――――――――――-――--- 154

第11章 計画推進のために 157 第 1 節 計画推進のために ――――――――――――――――――――――― 159

資 料 編 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 163

(6)
(7)

【総

論】

(8)
(9)

第1章

計画策定にあたって

第1節

計画策定の趣旨

高齢化が急速に進行する中、高齢者を社会全体で支え合う仕組みとして介護保険制度が

平成12年4月に導入されました。制度の導入より 18年が経過し、介護サービスの提供事

業者も着実に増加し、介護を必要とする高齢者の生活の支えとして定着してきましたが、 一方では、要介護高齢者の増加や介護期間の長期化に伴い、介護給付費は増加を続けてお ります。

また、2025 年(平成 37 年)には団塊の世代の全てが 75 歳以上の後期高齢者となるため、

今後も医療や介護を必要とする高齢者がさらに増加することが見込まれております。その ために、長寿社会にふさわしい高齢者の福祉施策や介護保険制度の持続性の確保が課題と なっています。

このように、高齢化が一層進展するなかで、高齢者が可能な限り住み慣れた地域におい

て安心して生活を送るためには、「住まい・医療・介護・予防・生活支援」のサービスを一

体化して提供する地域包括ケアシステムの実現に向けた取組を進める事が重要です。

前計画では、地域包括ケアシステムの構築に必要な「在宅医療・介護連携の推進」「認知

症施策の推進」「生活支援・介護予防サービスの基盤整備の推進」「地域包括支援センター

の機能強化」などについて、関係する多職種や地域住民との協働で推進してきました。 高齢者の置かれている現状や前計画等を踏まえ、本計画は、高齢者の自立支援と要介護 状態の重度化防止を図るとともに、地域共生社会の実現に向け、更なる地域包括ケアシス テムの深化・推進等を目指す計画として策定しました。

第2節

法令等の根拠

本計画は、老人福祉法(昭和38年法律第133号)第20条の8、介護保険法(平成9年

法律123号)第 117条に基づく法定計画で、市町村老人福祉計画と介護保険事業計画を一

(10)

第3節

介護保険制度等の改正の概要

今回の改正は、団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年(平成 37年)を見据え、地域包括

ケアシステムの深化・推進、介護保険制度の持続可能性の確保を重視した改定となってお ります。主な概要は以下のとおりです。

Ⅰ地域包括ケアシステムの深化・推進

1 自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組の推進

○高齢者が有する能力に応じた自立生活を送るための取り組みを推進します。

○自立支援・重度化防止に取り組むよう、データに基づく課題分析と対応、実績評価、インセ ンティブ付与が制度化されます。

2 新たな介護保険施設の創設

○日常的な医療管理が必要な重介護者の受入れや、看取り・ターミナル等の機能と生活施設と しての機能を兼ね備えた、介護医療院が創設されます。

3 地域共生社会の実現に向けた取組の推進

○「我が事・丸ごと」の地域福祉推進の理念として、支援を必要とする住民が抱える多様で複合 的な地域生活課題について、住民や福祉関係者による把握、解決が図られることを目指します。 ○高齢者と障害児者が同一事業所で介護保険と障害福祉のサービスを受けやすくするため、共

生型サービスが介護保険制度に位置付けられます。

Ⅱ介護保険制度の持続可能性の確保

4 現役世代並みの所得のある者の利用者負担割合の見直し

○2割負担者のうち特に所得が高い層の利用者負担割合が3割に引き上げられます。利用者負 担割合が3割の方も、月額 44,400円の負担の上限があります。

5 介護納付金における総報酬割の導入

○第2号被保険者の介護保険料である、各医療保険者からの介護納付金について『加入者数に 応じて負担』から『報酬額に比例した負担』となります。

(激変緩和の観点から段階的に導入されます。)

第4節

計画の期間

「福島市高齢者福祉計画・福島市介護保険事業計画 2018」の計画期間は、平成 30 年度

(11)

第5節

計画の位置付け

本計画は、団塊の世代の全てが 75 歳以上となる 2025 年(平成 37 年)に向けて、介護保 険制度の持続可能性の確保と地域包括ケアシステムの深化・推進のための各種施策に取り 組むための計画として策定しました。

計画(平成 30~32 年度)の策定にあたって

基本的な考え方

1 中長期的なサービス水準等の推計

本計画期間中だけでなく、2025 年度(平成 37 年度)に向けたサービス水準やそのために 必要な保険料水準等を推計し、中長期的な視野に立った施策の展開を図る。

2 地域包括ケアシステムの深化・推進

地域包括ケア実現のための施策を継承しながら、今後重点的に取り組むことが必要と考えら れる以下の事項について、地域の実情に応じて事業内容を定める。

(1)在宅医療・介護連携の推進

医療ニーズと介護ニーズを併せ持つ高齢者を地域で支えていくため、医師会等の協力を得 ながら関係者間の連携を推進し、日常生活圏域において必要となる在宅医療・介護連携のた めの体制を充実させる。

(2)認知症施策の推進

認知症になっても、安心して自分らしく住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、 医療、介護、福祉の関係者と地域住民が連携した地域で支えるしくみづくりを推進する。 (3)生活支援・介護予防サービスの基盤整備の推進

日常生活上の支援が必要な高齢者が地域で安心して在宅生活を継続できるよう、世代をこ えて地域住民がともに支え合う地域づくりを進める。

(4)地域ケア会議の推進

高齢者個人に対する支援の充実と、地域課題解決に向けた体制を整えるため、医療と介護の 関係者の連携を図り、地域ケア会議が円滑に実施することができる環境づくりを進める。 (5)地域包括支援センターの機能強化

地域の包括支援ネットワークの推進、地域住民等が主体的に取り組む活動の支援などを行う、 地域包括ケアシステムにおける中核的な機関である地域包括支援センターの機能を強化する。

3 高齢者の日常生活支援と社会参加の促進

(12)

第6節

計画の策定体制

1 計画の策定体制

計画の策定にあたっては、「福島市高齢者福祉計画・介護保険事業計画作成委員会」

に、福島市老人クラブ連合会、福島市民生児童委員協議会、福島市社会福祉協議会

などの地域福祉活動の中核的な団体からの協力を得るとともに、「福島市高齢者福祉

計画・介護保険事業計画作成庁内委員会」で全庁的な調整を図りました。

<福島市高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定体制>

第7節

計画の進行管理

1 計画の点検・評価

本計画に掲げた目標及び施策を達成するため、計画の進捗状況の点検及び達成状 況の評価を行い、計画を推進します。

2 進行管理体制の整備

本市は、本計画の進行管理組織として被保険者代表及び公益代表者、関係団体代 表等で構成される介護保険運営協議会により計画の進捗状況等の進行管理を行いま す。

○構成-副市長・関係部長等 ○役割-庁内意見の調整

庁 内 委 員 会 作 成 委 員 会

市 民 行 政

市   長

○構成-関係各課長等 ○役割-庁内意見の集約 ニーズ調査等 パブリックコメ ント

庁 内 幹 事 会

(13)

第8節

上位計画との関係

1 福島市総合計画

「ときめきとやすらぎ 希望にみちた人間尊重のまち 福島市」を将来都市像と

して掲げる福島市総合計画基本構想に基づき、平成 28 年2月に策定された後期基本

計画では、「高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりの総合的推進」等5つの重点施

策を定めています。この中での高齢者福祉や介護保険との関わりについては、分野 ごとの施策「こどもと高齢者を大切にするまち」の「高齢者施策の充実」として、 高齢者が生きがいを持ち、安心していきいきと暮らせるまちづくりを目指していま す。

本計画は、福島市総合計画と整合性を図りながら策定しています。

2 福島市地域福祉計画 2016

地域福祉計画は、社会福祉法第4条の地域福祉推進の理念に基づき、同法第 107 条に市町村地域福祉計画の策定が規定されており、高齢者、障がい者、児童、健康 といった個別の福祉関係計画を内包する位置付けとなっており、平成 28 年3月に 策定しました。

本計画の策定にあたっては、地域福祉計画が個別の福祉関係計画を内包すること から、福島市地域福祉計画 2016 の基本理念や基本目標等と整合を図って策定して います。

(14)

第9節

日常生活圏域の区分と概況について

1 概要

高齢者の生活を支える基盤の整備は、日常の生活を営んでいる地域においてさま ざまなサービス拠点が連携する面的整備が必要です。

このため、前計画期間に引き続き、地域密着型サービスなどの整備を計画する単 位となる日常生活圏域を設定しています。

2 基本的な考え方

本市は、明治 22 年の町制施行、その後の明治 40 年の市制施行以降、平成の大合 併まで繰り返し編入合併を行ってきており、古くからの市街地、大規模な住宅開発 による新しい住宅地域、農村集落、中山間地域などの多様な地域から構成され、古 くからの既成市街地を囲むように分散する都市構造となっています。

行政区域は、旧町村区域とほぼ同一に本庁管内と 16 支所1出張所管内に大別され、

住民の生活圏域としての名残りがありますが、圏域の設定にあたっては、地理的条

件、高齢者人口、交通事情、介護サービス基盤の整備状況等から、「10」の圏域を設

(15)

(表)日常生活圏域の構成

No. 圏 域 構成行政区域( 支 所 名 ) 1 中 央 本庁管内

2 東 渡利・東部支所管内 3 南 杉妻・蓬萊支所管内 4 北 信 北信支所管内 5 北 清水・信陵支所管内

6 西 吉井田・西・土湯温泉町支所管内 7 飯 坂 飯坂支所・茂庭出張所管内 8 松 川 松川・立子山・飯野支所管内 9 信 夫 信夫支所管内

10 吾 妻 吾妻支所管内

(16)

3 日常生活圏域の概況について

平成 29 年 10 月の本市の日常生活圏域の概況では、高齢者数は、「北」圏域が最も

多く 13,810 人となっており、高齢化率は、「飯坂」圏域が 35.2%と最も高くなって

います。

<表 1-9-1> 日常生活圏域ごとの概況 (単位:人)

No 圏 域 人 口 高齢者数 高齢化率

要介護 認定者数

要介護 認定者率 1 中 央 39,114 10,355 26.5% 2,289 22.1%

2 東 26,890 7,647 28.4% 1,556 20.3%

3 南 23,316 6,619 28.4% 1,092 16.5%

4 北 信 32,752 7,978 24.4% 1,509 18.9%

5 北 49,399 13,810 28.0% 2,769 20.1%

6 西 19,337 5,296 27.4% 1,082 20.4%

7 飯 坂 21,597 7,602 35.2% 1,592 20.9%

8 松 川 20,376 6,831 33.5% 1,275 18.7%

9 信 夫 24,309 6,284 25.9% 1,095 17.4%

10 吾 妻 24,730 7,618 30.8% 1,518 19.9%

市 外 - - - 159 -

合 計 281,820 80,040 28.4% 15,936 19.9%

※平成29 年10月1日現在で、第2号被保険者は除く。 ※人口は住民基本台帳による。

圏域別高齢者数の多い順(単位:人) 圏域別高齢化率の高い順(単位:%)

(17)

第10節

前計画の総括

1 生涯をいきいきと暮らせる健康づくり

高齢化が一層進展する中で、高齢者が可能な限り住み慣れた地域において安心し

て生活を送るために「在宅医療・介護連携の推進」「認知症施策の推進」「生活支

援・介護予防サービスの基盤整備の推進」「地域ケア会議の推進」「地域包括支援セ

ンターの機能強化」などを軸とした地域包括ケアシステムの構築が重要なことから、

各種事業を実施しました。

前期計画の期間中には、多職種協働による個別ケースのマネジメント支援のため の「地域ケア会議の開催」や認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた 地域のよい環境で暮らし続けることができる社会の実現を目指す「福島市認知症施

策-オレンジプラン-(H27~H29)」を策定し、認知症を理解し、地域の中で認知症の

人や家族を見守り支援する「認知症サポーター」を養成するなど、認知症の人に対 して自ら考えてサポートできる人材の育成を進めたところです。

また、介護予防体操「いきいきももりん体操」を推進し、通いの場づくりに努め たほか、平成 29 年度中に実施を予定していた「介護予防・日常生活総合事業(新し

い総合事業)」については、時期を早め平成 28 年3月より介護予防訪問介護と介護

予防通所介護を移行し、要支援者に対し、必要な支援を行っています。

今後も、地域に身近な場で住民が主体となって介護予防活動ができるよう、関係 職種や地域住民と連携するなど、より一層の介護予防事業の充実を推進し、健康寿 命の延伸を図る必要があります。

2 社会参加と生きがいづくり

高齢者の社会参加と生きがいづくりの場を担う団体として、老人クラブやシルバ ー人材センターの育成・支援を行っておりますが、経済上の問題や定年の延長等に より、高齢期になっても働き続けなければならなかったり、団体に属せず、個々の 趣味を楽しみたいと考える高齢者が増えるなど、価値観の多様化により、これらの 団体に加入する人が減少しています。

また、シルバー人材センターにおいては、就業実人員数も減少の傾向にあります。

今後、見守りが必要な高齢者への支援活動や通学時における児童の見守り活動な ど、地域ボランティア活動等はますます重要となります。地域の元気な高齢者が、 これらの活動の担い手として期待されています。

また、今後は新たなサービス提供の担い手としての役割も期待されています。

3 地域における自立した日常生活の支援

(18)

者と虚弱高齢者に、昼食の配達と安否確認を行う「食の自立支援事業」など介護予 防・生活支援事業を実施するとともに、高齢者への虐待対応などを行って参りまし た。

今後も、高齢者が地域で自立した生活を営むために、介護予防や生活支援事業の 充実はもとより、日常生活における異変の早期発見・対応に向けた連絡体制を強化 するなど、地域での見守り体制の強化を行う必要があります。

また、災害時の対応として、支援を受けないと避難が困難な「災害時要援護者」 が、安全で安心して暮らせる地域を形成するため、災害時要援護者登録制度を推進 してきました。災害時要援護者の全対象者数に対する登録率及び、要援護者を日頃 から支える役割の「地域支援者」の選定率は減少傾向にあります。

今後は、各地域災害時要援護者避難支援連絡協議会の活動を継続して支援し、地 域の災害時要援護者に対する見守り活動をさらに活性化させる必要があります。

4 介護サービスの基盤整備

在宅での生活が困難になった要介護者が安心して生活が継続できるように居住系 の施設整備を進めました。

前計画においては、小規模特別養護老人ホームの施設整備事業者が決定しなかっ たため、目標の定員数に達することができませんでしたが、特別養護老人ホーム、 認知症高齢者グループホーム、有料老人ホームについては目標とする整備に達して います。

今後も、要介護者数の増加が見込まれるため、引き続き、民間活力を生かしつつ 居住系施設の整備を計画的に進めていく必要があります。

5 介護サービスの質の向上

介護保険制度の円滑な運営を図るためには、利用者が事業者を選択し、必要なサ ービスを選び、安心して利用することが必要となるため、介護サービス等について ホームページや冊子などにより総合的な情報を提供しました。

また、利用者の状況に適した介護サービスが提供されるよう、ケアマネジメント に対する支援や、地域密着型サービス事業所の適切な運営を目的とする実地指導等 を実施しました。さらに、サービス提供を担う介護職の不足が深刻な状況となって いることを踏まえ、介護職のキャリアアップ支援を通じて、人材の定着と職業の魅 力向上を図るために、介護支援専門員(ケアマネジャー)資格または主任介護支援 専門員資格の取得を支援する事業(介護マンパワーアップ支援事業)を実施しまし た。

(19)

第11節

基本理念及び基本目標

基本理念

すべての人が人間として尊ばれ、生きがいを持ち、心豊かに、安全に

安心して暮らせる長寿社会の実現

○高齢者が、生きがいを持ち、住み慣れた地域で心豊かに安全に安心して暮らせるよ うに、地域全体で助け合い、共に生きてゆける地域社会づくりを目指します。 ○高齢者とその家族には、自らの選択のもとに、いつでも安心してサービスが利用で

きるように、多様なサービス提供体制の整備を目指します。

基本目標

1 生涯をいきいきと暮らせる健康づくり ~健康寿命の延伸を目指して~

健康寿命の延伸を目指して、介護予防や疾病予防を推進するとともに、病気や身 体の機能障害があっても、積極的な生き方ができるように、支援体制づくりを推進 します。

2 社会参加と生きがいづくりの推進

高齢になっても目標を持ち、いきいきと暮らせるよう、社会参加や就労、生きがい づくりを支援します。

3 地域における自立した日常生活の支援の推進

高齢者が住み慣れた地域で自立し、自分らしく生活ができるように、安全に安心 して生活できるような生活環境全般の整備や地域医療と福祉のネットワークなどの 地域の支援体制づくりを推進します。

4 介護サービスの基盤整備

高齢者とその家族が、介護や支援が必要になった場合でも、安心して生活できる ように、介護サービスが適切に提供される環境の整備を図ります。

5 介護サービスの質の向上

(20)
(21)

【各

論】

第2章

高齢者・要介護(要支援)

(22)
(23)

第2章

高齢者・要介護(要支援)認定者の現状

第1節

高齢者数、高齢化率の推移等

1 高齢者数、高齢化率の推移

本市の総人口は、平成 29 年 10 月1日現在 281,820 人で、65 歳以上の高齢者が占める 割合(高齢化率)は 28.4%で4人に1人以上が高齢者となっています。

※各年 10 月 1 日現在。

※福島市の数値は、住民基本台帳による。

※福島県の数値は、企画調整部統計課による推計値。

※全国の数値は、総務省統計局による推計値。

また、本市の高齢化率の推移を全国、福島県と比較すると、全国平均とほぼ同じく、 福島県より2年遅い水準で推移しています。

<図 2-1-1>高齢化率の推移

<表 2-1-1> 高齢者数の推移

<図 2-1-1> 高齢化率の推移

24.6% 25.5% 26.3% 26.9% 27.7% 28.4% 26.0% 26.9% 27.7% 28.5% 29.5% 30.2% 24.1% 25.1% 26.0% 26.7% 27.3% 27.7% 22% 24% 26% 28% 30% 32% 34%

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

福島県

福島市

全国 285,873 285,130 284,916 285,060 284,010 281,820

70,212 72,711 74,806 76,771 78,646 80,040 24.6% 25.5% 26.3% 26.9% 27.7% 28.4% 26.0% 26.9% 27.7% 28.5% 29.5% 30.2% 24.1% 25.1% 26.0% 26.7% 27.3% 27.7%

福 島 市 総 人 口

福 島 市 6 5 歳 以 上 人 口

高齢化率

福 島 市

福 島 県

全 国

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

(24)

本市の高齢化率を地区別(支所管内別)にみると、最も高い土湯温泉町地区の 51.2% から、最も低い杉妻地区の 22.9%まで、地区毎に大きな開きがあります。

<表 2-1-2>地区別の人口及び高齢化率

住民基本台帳を基に本市の年齢階層別人口をみると、平成 24 年からいわゆる団塊の世 代が 65 歳を迎えました。

※平成 29 年 10 月 1 日現在

<表 2-1-2> 地区別の人口及び高齢化率

<図 2-1-2> 年齢階層別人口

(単位:人) 区分 総人口 65歳以上人口 高齢化率 75歳以上人口 後期高齢化率 地区    (A) (B) (B)/(A) (C) (C)/(A)

本   庁 39,114 10,355 26.5% 5,288 13.5%

渡   利 15,468 4,169 27.0% 2,048 13.2%

杉   妻 12,078 2,771 22.9% 1,399 11.6%

蓬   萊 11,238 3,848 34.2% 1,664 14.8%

清   水 34,591 9,261 26.8% 4,928 14.2%

東   部 10,447 3,055 29.2% 1,615 15.5%

大   波 975 423 43.4% 236 24.2%

鎌   田 11,520 2,646 23.0% 1,189 10.3%

瀬   上 6,963 1,829 26.3% 920 13.2%

余   目 14,269 3,503 24.5% 1,651 11.6%

笹   谷 12,553 3,661 29.2% 1,997 15.9%

大 笹 生 2,255 888 39.4% 468 20.8%

吉 井 田 11,497 3,012 26.2% 1,614 14.0%

西 7,477 2,098 28.1% 1,131 15.1%

土湯温泉町 363 186 51.2% 127 35.0%

立 子 山 1,202 543 45.2% 274 22.8%

飯   坂 21,597 7,602 35.2% 3,837 17.8%

松   川 13,659 4,204 30.8% 2,174 15.9%

信   夫 24,309 6,284 25.9% 2,946 12.1%

吾   妻 24,730 7,618 30.8% 3,816 15.4%

飯   野 5,515 2,084 37.8% 1,115 20.2%

合   計 281,820 80,040 28.4% 40,437 14.3% ※人口は住民基本台帳による。

(25)

2 要援護高齢者の状況(福島市高齢者調査結果)

本市では、毎年10月1日を基準日として、市内に居住している 65歳以上の高齢者を 対象に「福島市高齢者調査」を実施しております。調査は、民生委員の協力により、要 介護高齢者や虚弱高齢者※1、ひとり暮らし高齢者※2 などの実態を把握するものです。 平成 28 年度に 19,699 世帯を対象に実施した調査の主な結果は次のとおりです。

(1)要援護高齢者数の推移

高齢者人口については増加の傾向にありますが、要介護高齢者や虚弱高齢者など の要援護高齢者は概ね横ばいの傾向にあります。ひとり暮らし高齢者については、 平成 24 年度と比較すると増加していますが、最近の調査結果では大きな変動はあり ません。

<図 2-1-3>要援護高齢者の推移

<図 2-1-4>ひとり暮らし高齢者数推移

※1 虚弱高齢者とは、介護保険法に基づく要介護認定で自立と判断され、要介護の状態ではないが、心身機 能の低下や病気などのため、日常生活の一部に介助を必要とする高齢者

※2 ひとり暮らし高齢者とは、在宅において単身で生活している高齢者で、近隣に子供が居住していない者 <図 2-1ー3> 要介護高齢者・虚弱高齢者数の推移

<図 2-1-4> ひとり暮らし高齢者数の推移

8,537

8,892

9,275 9,416 9,270

7,000 7,500 8,000 8,500 9,000 9,500 10,000

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 (人)

ひとり暮らし高齢者数 3,832 3,984 4,140 4,245 4,093 1,542 1,645

1,749 1,726

1,627

1,021 1,025 991

937 922

470 458

427

392 409

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500

平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 (人)

虚弱

(26)

(2)寝たきり高齢者の年齢階層

寝たきり高齢者の男女比は、女性が 59.9%となっており、年齢構成は、75 歳以上の 後期高齢者が8割以上を占めています。平成25年と平成 28年の比較では、男女比は、 男性が増加しており、年齢階層は、ほぼ横ばいとなっています。

<図 2-1-5> 寝たきり高齢者の男女比と年齢階層

(男女比)

計 1,025 人

男性 女性

計 922 人

(年齢階層)

(3)寝たきりになった原因

寝たきりになった原因として最も多いのは、男女とも「脳血管疾患」となっています。

<図 2-1-6> 寝たきりになった原因

(女性)

(男性)

※「その他」は、リウマチ・認知症・関節疾患など

平成 25 年と平成 28 年の比較では、男性の脳血管疾患の割合が減少しています。

65~ 69歳

70~ 74歳

75~79歳 80~84歳 85~90歳 90歳以上

脳血管疾患 転倒骨折 老衰 その他

脳血管疾患

転倒 骨折

老衰 その他

40.1% 37.8%

59.9% 62.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成28年 平成25年

30.1% 31.3% 18.4% 15.9% 13.2% 18.0% 38.3% 34.8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

平成28年 平成25年

6.8% 5.9% 8.9% 9.1% 14.1% 16.0% 19.5% 18.6% 21.9% 22.8% 28.8% 27.6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

平成28年 平成25年

44.7% 49.2% 9.7% 10.3% 7.8% 7.9% 37.8% 32.6%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成28年 平成25年

(27)

(4) 寝たきり高齢者と介護者の関係

寝たきり高齢者と中心的な介護者の関係については、「配偶者」の占める割合が増加 しています。また、介護者の年齢階層では、60 歳以上で 70.8%であり、介護者の高齢 化が進んでいます。

<図 2-1-7>寝たきり高齢者と介護者の関係 (介護者の続柄)

平成 25 年と平成 28 年の比較では、配偶者の割合が増加しています。

(介護者の年齢階層)

平成 25 年と平成 28 年の比較では、80 歳以上の年齢階層が増加しています。

9.4% 10.3%

0.6% 0.9%

3.7% 5.0%

15.5% 15.0%

30.9% 31.2%

23.8% 23.5%

16.1% 14.1%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

平成28年 平成25年

30歳代

配偶者 子・子の配偶者 その他

30歳 未満

40 歳 代

50歳代 60歳代 70歳代 80歳以上

44.5% 42.8%

51.5% 53.7%

4.0% 3.5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

平成28年 平成25年

(28)

(5)認知症の年齢階層

認知症の年齢階層をみると、軽度・重度とも75 歳以上の後期高齢者が9割以上と高 い割合を占めています。男女比では、寝たきり高齢者と同様に女性の割合が高くなっ ています。

<図 2-1-8> 認知症の年齢階層

(軽度)

平成 25 年と平成 28 年の比較では、90 歳以上の割合がさらに高くなっています。

(重度)

平成 25 年と平成 28 年の比較では、90 歳以上の割合がさらに高くなっています。 平成 25 年 平成 28 年

男 性 31.8% 32.3% 女 性 68.2% 67.7%

平成 25 年 平成 28 年 男 性 24.5% 28.4% 女 性 75.5% 71.6%

2.4% 3.0% 4.9% 6.7% 11.6% 13.3% 22.1% 25.1% 29.9% 27.9% 29.1% 24.0%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

平成28年 平成25年

80~84歳 70~

74歳

75~79歳 85~90歳 90歳以上

4.4% 3.3% 3.9% 4.8% 10.3% 11.1% 20.3% 21.0% 23.0% 27.7% 38.1% 32.1%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

平成28年 平成25年

65~ 69歳

70~ 74歳

75~79歳 80~84歳 85~90歳 90歳以上 65~

(29)

第2節

介護予防・日常生活圏域ニーズ調査

1 介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の概要

計画策定にあたり、地域に居住する高齢者の課題等を的確に把握し、地域ごとの多様な

ニーズを計画に反映させるため、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査(以下「ニーズ調査」

という。)を平成 28 年度に行いました。

調査対象は、要支援1・2を含む一般高齢者 4,000 名 調査数、回答数、回答率等は<表 2-2-1>のとおりです。

<表 2-2-1> 圏域別調査対象数及び回答者数・回答率 (単位:人)

(30)
(31)

(2)運動器機能リスク高齢者の割合

運動器の機能が低下している高齢者の地域分布が把握することができます。 全体の平均が 12.3%であるのに対し、信夫圏域が 17.2%と運動器の機能が低下し ている高齢者の割合が高くなっています。

(3)転倒リスク高齢者の割合

日常生活の中で転倒するリスクがある高齢者の地域分布を把握することができます。 全体の平均が 31.2%であるのに対し、松川圏域が 36.1%と転倒リスクのある高齢者 の割合が高くなっています。

11.2

17.2

14.5

15.1

12.9

12.9

12.4

10.0

9.1

8.8

12.3

0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0 18.0 20.0 吾妻

信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

運動器機能リスク高齢者の割合 (%)

25.8

34.1

36.1

31.3

26.3

32.9

29.7

34.2

30.2

30.2

31.2

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0

吾妻 信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

(32)

(4)閉じこもりリスク高齢者の割合

閉じこもりのリスクがある高齢者の地域分布を把握することができます。

全体の平均が 19.6%であるのに対し、信夫圏域が 27.6%と閉じこもりのリスクがあ る高齢者の割合が高くなっています。

(5)ボランティア等に参加している高齢者の割合

社会参加の一つとして、ボランティア等に参加している高齢者の地域分布を把握す ることができます。

全体の平均が 14.7%であるのに対し、松川圏域が 20.1%と社会参加をする高齢者の 割合が高くなっています。

17.2

27.6

26.1

17.7

25.8

21.2

15.2

17.7

19.3

12.1

19.6

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0

吾妻 信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

閉じこもりリスク高齢者の割合 (%)

13.5

16.8

20.1

7.9

16.1

13.5

15.5

17.7

18.2

10.7

14.7

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0

吾妻 信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

(33)

(6)地域づくりへの参加意向のある高齢者の割合

地域づくりへの参加意向のある高齢者の地域分布を把握することができます。 全体の平均が 60.0%、各圏域においても 50%を超えており、高い割合となって おります。

(7)介護が必要な高齢者の割合

要介護状態になる前の高齢者の介護の必要度について地域分布を把握することがで きます。

全体の平均が 3.9%であるのに対し、西圏域が 5.9%と割合が高くなっています。

53.9

53.4

63.9

56.2

64.0

58.5

65.4

63.6

58.6

63.3

60.0

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0

吾妻 信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

地域づくりへの参加意向のある高齢者の割合 (%)

1.9

5.2

3.6

4.9

5.9

5.0

2.5

2.6

3.9

3.1

3.9

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0

吾妻 信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

(34)

(8)手段的サポートをくれる相手・手段的サポートを与える相手がいる者の割合 助け合いの状況について地域分布を把握することができます。

手段的サポートをくれる相手がいる者の割合は、全体の平均が 90.6%、各圏域にお いても 88%を超えており、高い割合となっております。

また、手段的サポートを与える相手がいる者の割合は、全体の平均が 81.1%、各圏 域においても 77%を超えるなど、高い割合となっております。

90.6

92.2

88.8

92.5

90.9

91.5

91.2

91.8

89.1

88.1

90.6

83.0 85.0 87.0 89.0 91.0 93.0 95.0

吾妻 信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

手段的サポートをくれる相手がいる者の割合 (%)

82.8

78.4

77.9

77.0

83.3

80.8

80.2

83.5

82.8

83.9

81.1

72.0 74.0 76.0 78.0 80.0 82.0 84.0 86.0

吾妻 信夫 松川 飯坂 西 北 北信 南 東 中央 福島市

(35)

第3節

在宅高齢者実態調査

1 在宅高齢者実態調査の概要

計画策定にあたり、要介護認定を受け、在宅で生活をしている方々の生活状況等を把握 し、高齢者の課題等を計画に反映させるために、在宅介護実態調査を平成 28 年度に行いま した。

調査対象は、在宅で要介護1~5の高齢者 1,000 名

調査数、回答数、回答率等は<表 2-3-1>のとおりです。

<表 2-3-1>回答者数・回答率 (単位:人)

※平成29年1月1日現在 任意抽出

2 在宅高齢者実態調査結果 (1)世帯の状況

単身・夫婦のみ世帯以外(家族と同居等)が 59.8%と多く、家族等により介 護の頻度をみると、在宅での介護の頻度は、「ほぼ毎日」が 54.8%と高いことか ら、介護者の負担が大きいと思われます。

<表 2-3-2> 世帯の状況 (単位:%)

計 計 計

男 性 女 性 男 性 女 性 男 性 女 性

3 69 6 31 29 7 45 7 80 .5 % 7 2. 4%

1 ,0 00 7 54 7 5. 4 %

対 象 者 数

内 訳 内 訳

回 答 者 数 回 収 率

内 訳

15.6% 23.5% 59.8% 1.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

合計(n=754)

(36)

<表 2-3-3> 家族等による介護の頻度 (単位:%)

(2)施設等の検討状況

検討をしていない方が 62.9%と多く、ついで検討中の方が 22.8%となっています。 介護度別にみると、要介護1・2では、29.6%の方が、施設への入所について既に 検討を行っていますが、70.4%の方が在宅での介護となっています。

また、要介護3以上では、45.1%の方が、施設への入所について既に検討を行っ ていますが、54.8%の方が在宅での介護となっています。

<表 2-3-4> 施設等の検討状況 (単位:%)

<表 2-3-5> 要介護度別・施設等検討状況 (単位:%)

20.0% 6.5% 9.5% 6.8% 54.8% 2.4%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

合計(n=754)

ない 週1日以下 週1~2日 週3~4日 ほぼ毎日 無回答

62.9% 22.8% 9.4% 4.9%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

合計(n=754) 検討していない 検討中 申請済み 無回答

70.4%

54.8%

24.4%

22.8%

5.2%

22.3%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

検討していない 検討中 申請済み

要介護1・2 (n520)

(37)

(3)要介護度別・介護者が不安に感じる介護

介護者が不安に感じる介護の中では、要介護1・2では「認知症の対応」「外出の 付き添い、送迎等」についで「入浴・洗身」が多く、要介護3以上は、「夜間の排泄」 「日中の排泄」のほか、「認知症への対応」が多くなっています。

全体的に、認知症の対応や身体介護に不安を感じる傾向にあります。

(38)

第4節

要介護(要支援)認定者の状況

1 要介護認定者の推移

平成 29 年 10 月現在の要介護認定者数は、15,936 人で平成 24年 10 月時点の認定者数 13,425 人と比較して約 1.2 倍に増加しましたが、平成 28 年3月に「介護予防・日常生活 支援総合事業」が開始され、「基本チェックリスト」により生活機能の低下がみられた人 (介護予防・生活支援サービス対象事業者)は、要支援認定を受けることなく「訪問型 サービス」「通所型サービス」をはじめとする「介護予防・生活支援サービス」を利用す ることが可能となったことから、平成 28 年度以降は認定者数・要介護認定率ともに減少 しています。

また、要介護度別の構成割合では、要介護1及び2が占める割合が多く、合わせて 全体の 38.3%となっています。

<図 2-4-1>要介護認定者数の推移

<図 2-4-2>要介護別構成割合

13,425

14,322

15,306 15,705 15,960 15,936

19.12%

19.70%

20.46% 20.46%

20.29%

19.91%

1 7 .0 % 1 7 .5 % 1 8 .0 % 1 8 .5 % 1 9 .0 % 1 9 .5 % 2 0 .0 % 2 0 .5 % 2 1 .0 %

0 2 ,0 0 0 4 ,0 0 0 6 ,0 0 0 8 ,0 0 0 1 0 ,0 0 0 1 2 ,0 0 0 1 4 ,0 0 0 1 6 ,0 0 0

平成2 4 年

1 0 月

2 5 年

1 0 月

2 6 年

1 0 月

2 7 年

1 0 月

2 8 年

1 0 月

2 9 年

1 0 月

要介護認定者数 要介護認定者率

要介護認定者数 (人)

(39)

【各

論】

第3章

地域包括ケアシステム

(40)
(41)

第3章

地域包括ケアシステムの深化と推進

第1節

地域包括ケアシステムの深化の基本的な進め方

地域包括ケアシステムの深化・推進のために、保険者である市町村の機能強化等による 要介護者の自立支援・重度化防止に向けた取り組みをはじめ、医療と介護の連携、地域共 生社会の実現に向けた取り組みを推進します。

推進にあたっては、「在宅医療・介護連携の推進」「認知症施策の推進」「生活支援・介護 予防サービスの基盤整備」「地域ケア会議の推進」「地域包括支援センターの機能強化」に ついて、関係する多様な職種や地域住民との協働で取り組みます。(<図 3-1-1>参照。)

(42)

<図 3-1-1>

地域包括ケアシステムの姿

病気になったら・・・

医療

■日常の医療:

・かかりつけ医 有床診療所 ・地域の連携病院

・歯科医療 薬局

・地域包括支援センター ・ケアマネジャー

相談業務やサービスの コーディネートを行います。

■病院

・急性期、回復期、慢性期

通院・入院

住まい

ボランティア・NPO・町内

・自宅

・サービス付き高齢

(43)

者向け住宅等

暮らすために・・・

介護予防

会・老人クラブ等

介護が必要になったら・・・

介護

通所・入所

■在宅系サービス

・訪問介護 ・訪問看護 ・通所介護 ・小規模多機能型居宅介護

・短期入所生活介護 ・福祉用具

・24 時間対応の訪問サービス ・看護小規模多機能型居宅介護

(小規模多機能型居宅介護+訪問看護)等

■介護予防サービス

■施設・居住系サービス ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設

(44)
(45)

第2節

在宅医療・介護連携の推進

【現状と課題】

多くの高齢者の方々が、「要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを 人生の最後まで続けていきたい。」と願っています。しかし、特に 75 歳以上の後期高齢者 は、慢性的に複数の病気を患っており、ちょっとしたきっかけで要介護状態になりやすく、 家族や親しい方との死別や役割の喪失などから、うつ状態や認知症になりやすいなどの特 徴があり、在宅で生活するためには、退院支援、日常の療養支援、急変時の対応、看取り 等、様々な局面で求められる「在宅医療・介護連携」の体制の整備が極めて重要となって います。

「医療」と「介護」の連携には、多職種間の相互理解や情報の共有が必要であり、退院 して在宅へ復帰する際の在宅医療と在宅介護サービスの支援体制や在宅での看取りの体制 などの課題があり、これらに早急に対応することが求められています。

在宅医療の提供を含む地域包括ケアシステムを日常生活圏域の中で継続性を保持しなが ら実現するためには、かかりつけ医が在宅医療の分野で十分に役割を発揮することが重要 であるため、在宅医療を提供する病院、診療所、薬局、訪問看護ステーション、地域包括 支援センターなど医療と介護・福祉機関やそこに従事する多職種の連携が必要となります。

【施策の基本方向と体系】

自宅等の住み慣れた地域で療養し、自分らしい生活を続けられるために、包括的かつ継 続的な在宅医療・介護の提供を行う体制の構築を目指します。

(1) 在宅医療と介護の連携推進 ①在宅医療と介護の連携

②在宅医療を推進する環境づくり

【施策・事業】

(1) 在宅医療と介護の連携推進 ①在宅医療と介護の連携

在宅医療・介護連携拠点を整備するため、福島市医師会との連携により、(仮称) 福島市在宅医療・介護連携支援センターを設置し、次の8つの事業を推進します。

○8つの事業

地域医療・介護の資源把握 在宅医療・介護連携に関する相談支援

在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 医療・介護関係者の研修 切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の

構築推進

地域住民への普及啓発

医療・介護関係者の情報共有 関係自治体との連携

②在宅医療を推進する環境づくり

在宅生活を支えるため、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看護小規模多機能 型居宅介護などの充実に努めます。

(46)

第3節

認知症施策の推進

【現状と課題】

認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域でよい環境のもと 暮らし続けることができる社会の実現を目指すことは、地域包括ケアシステム構築の基本 的な考え方に通じるものです。

本市における高齢化率は、平成26 年10 月に26.2%、平成 29 年10 月には28.4%とな り、3年で 2.2%上昇しています。

高齢化の進行とともに、認知症の方はますます増えることが見込まれます。今後は、関 係職種の対応力向上に加え、ネットワーク強化、相談窓口の拡充等が求められています。

認知症について、正しく理解し、認知症の方とその家族を温かく見守る応援者として、 平成 18年度から「認知症サポーター養成講座」を開催し、平成 28 年度までの累計で、 22,684 人の認知症サポーターが養成され、福島県内の市町村では最多となっております。 平成 28年度からは認知症キャラバン・メイト養成講座を本市独自に開催するほか、認知症 の方と地域住民が交流や情報交換を図り、住民の認知症への正しい理解を広げる啓発活動、 相談できる場としての「認知症カフェ」を開催しています。

認知症の初期段階の方やその家族、地域住民が気軽に相談ができ、地域の医療機関との 連携強化を図るため、平成 28年度から「認知症地域支援推進員」を地域包括支援センター に配置し、早期発見、早期対応に取り組んでいます。

今後、認知症を発症した時から進行状況に合わせて、医療、福祉関係の社会資源情報が 提供できる「認知症ケアパス」の作成や徘徊(一人歩き)高齢者の早期発見に繋げる「認 知症高齢者QRコード活用見守り事業」の周知、認知症予防などに取り組む必要がありま す。

平成 25年度から専門医療機関であるあずま通りクリニックに委託し、「認知症初期集中 支援チーム」を設置しており、専門医とのスムーズな連携により、早期段階で介入し、受 診・診断・治療につなげることができたケースが多くあり、地域包括ケアにおける多職種 連携の核の 1つとなっています。

また、平成 26 年 10 月から福島市赤十字病院に「地域型認知症疾患医療センター」が、 平成 28年6月からは、あずま通りクリニックに「連携型認知症疾患医療センター」が開設 されました。本市並びに県北地区の認知症治療の中核を担う機関として、関係機関との役 割分担の明確化と連携強化を進めていく必要があります。

(47)

<表 3-3-1>福島市認知症施策 ━福島市版オレンジプラン━ (平成 30~32 年度)概要

2025 年(平成 37 年)の目指す姿

認知症の人も周囲の人も、安心して、自分らしく暮らし続けることができるまち

1 誰もが認知症について偏見なく正しく理解している

2 認知症になっていない人も予防および早期発見のための手立てをとることができる

3 公助・共助のサービスに加え、地域住民やボランティア等による互助に基づくサービスを、 認知症のそれぞれの段階に応じて適切に途切れなく受けることができる

4 認知症の人の尊厳が保持され、地域の一員としてその人らしく暮らし続けることができる 5 認知症の人やその家族の思いを重視する

課題Ⅰ 認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進 課題Ⅱ 認知症を予防するための対策

課題Ⅲ 早期発見・早期診断・早期対応ができる体制づくり 課題Ⅳ 切れ目のない医療・介護サービス体制づくり 課題Ⅴ 地域での日常生活・家族支援の強化

(48)

【施策の基本方向と体系】

認知症の人も周囲の人も、安心して、自分らしく暮らし続けることができるまちの実現 を目指します。

(1) 認知症施策の推進 ①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進 ②認知症を予防するための対策

③早期発見・早期診断・早期対応ができる体制づくり ④切れ目のない医療・介護サービス体制づくり

⑤地域での日常生活・家族支援の強化 ⑥若年性認知症への対策

【施策・事業】

(1) 認知症施策の推進

① 認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進

地区組織やさまざまな職域、小・中学校との協働による「認知症サポーター養成

講座」や「認知症学習会」等を開催します。また、関係団体と共催による認知症啓 発イベントの開催のほか、認知症ガイドブックを活用した正しい知識の普及に努め

ます。

<表3-3-2> 認知症サポーター等養成事業 (単位:人)

区 分

実 績 目 標

平 成

28年度

平 成

30年度

平 成

31年度

平 成

32年度

認知症サポーター養成講座修了者数 22,684 26,000 28,000 30,000

認知症キャラバン・メイト修了者数 322 380 410 440

(うち活動メイト数) (250) (310) (340) (370)

② 認知症を予防するための対策

認知症予防をテーマとした教室の開催を行うなど、情報提供の取り組みに努めま

す。

また、認知症を予防するためには、人との交流など社会参加が大切であるため、

「いきいきももりん体操」を活用した通いの場の取り組みなど、身近な場所での交 流・社会参加を促進します。

③ 早期発見・早期診断・早期対応ができる体制づくり

早い段階で本人や周囲が認知症に気づけるよう認知症に関する学習会や認知症サ

ポーター養成講座などで啓発していくとともに、地域包括支援センターへの「認知

症地域支援推進員」の配置等により、気軽に相談できる場所や人材の確保、かかり

つけ医を中心とした連携を構築します。

また、もの忘れ検診テスターの活用や専門医療機関との連携体制の構築のほか、

認知症初期集中支援チームや関係機関とのネットワークの強化等、早期診断・早期

(49)

<表3-3-3> 認知症地域支援推進員事業 (単位:人)

区 分

実 績 目 標

平 成

28年度

平 成

30年度

平 成

31年度

平 成

32年度

認知症地域支援推進員数 6 22 22 22

④ 切れ目のない医療・介護サービス体制づくり

かかりつけ医、認知症サポート医、認知症専門医、認知症疾患医療センターが連

携し、切れ目なく認知症医療が受けられる医療体制の整備に取り組みます。

また、地域の実情に即した「認知症ケアパス」を作成し、さまざまな課題を抱え

ていても、住み慣れた地域で本人の意思と尊厳が尊重されながら最期を迎えること ができるよう、医療と介護の連携強化及び地域の体制づくりを進めます。

介護・福祉職を対象とした認知症対応力向上のための研修会の開催のほか、「地域

ケア会議」等を通じて、医療や介護サービスの円滑な連携の推進を図ります。

⑤ 地域での日常生活・家族支援の強化

地域包括支援センターの地域への浸透を図るとともに、認知症地域支援推進員の

配置等により相談窓口としての機能の充実を図ります。

認知症の方や家族がどのような悩みをもち、どのような支援を望んでいるのか確

認する機会を設け、効果的な施策の展開に努めます。

認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活し続けるために、徘徊模擬訓練

の実施、地域住民や企業による見守りネットワークの推進や警察時に保護された際

に 早 期 に 身 元 が 判 明 で き る よ う 認 知 症 高 齢 者 Q R コ ー ド 活 用 見 守 り 事 業 の 充 実 を 図ります。また、認知症になっても社会参加できるよう、町内会やサロン等、地域

コミュニティの活用のほか、認知症の方や家族が相談や情報交換したり、地域住民

と交流ができる場として「認知症カフェ」の周知と拡充を進めるとともに、認知症

サポーターやキャラバン・メイトが学んだ知識を活かして活躍できる地域の体制づ

くりを推進します。

認知症が進行しても権利が脅かされないよう、地域へ向けての高齢者虐待防止や 権利擁護の啓発のほか、関係職種を対象とした研修会及び事例検討会等の開催、福

島市権利擁護センターや法律専門職との連携を推進します。

<表3-3-4> 福島市オレンジプラン推進事業 (単位:箇所)

区 分

実 績 目 標

平 成

28年度

平 成

30年度

平 成

31年度

平 成

32年度

認知症カフェ設置数 10 40 45 50

認知症高齢者徘徊模擬訓練実施数 4 6 8 10

⑥ 若年性認知症への対策

(50)

充や地域住民への啓発に取り組みます。

若年性認知症の方や家族がどのような悩みをもち、どのような支援を望んでいる

のか確認する機会を設け、効果的な施策の展開に努めます。

支援者側の理解を深めるため研修会を開催し、特性に応じた専門的支援ができる 体制づくりを進めるとともに、若年性認知症に対応できる通所型サービスや認知症

カフェの開設等、外部との関わりがもてる居場所づくり、自分の存在意義を実感で

(51)

第4節

生活支援・介護予防サービスの基盤整備の推進

【現状と課題】

ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯など、支援を必要とする高齢者の増加に伴い、 見守りや安否確認、地域サロンの開催などの生活支援の必要性が増しており、地域の実情 に応じて、多様な主体が生活支援・介護予防サービスを提供していくことが求められてい ます。

また、社会参加意欲の強い団塊の世代が高齢化していくことなどから、高齢者の社会参 加を通じて、生きがいや介護予防につなげるとともに、元気な高齢者が生活支援の担い手 として活躍することも期待されています。

既存事業の活用と、地域支援事業等を適切に組み合わせ、生活支援・介護予防サービス の充実を図ります。

【施策の基本方向と体系】

高齢者やその家族等が地域において安心して日常生活を営むことができるよう、世代を こえて地域住民がともに支え合う地域づくりを目指します。

(1) 地域での生活支援事業の充実 ①食の自立支援事業(食事サービス) ②緊急通報装置貸与事業

③ふれあい訪問収集事業

④生きがい型デイサービス事業 ⑤温泉利用介護予防事業

(湯ったりデイサービス事業)

(2) 地域で支え合う仕組みづくり ①世代間交流事業

②ひとり暮らし高齢者給食サービス事業 ③いきいきふれあいサロン事業

④地域見守りネットワーク事業

(3) 介護予防・日常生活支援総合事業 ①一般介護予防事業

②介護予防・生活支援サービス事業 ・訪問型・通所型サービス

(52)

【施策・事業】

(1)地域での生活支援事業の充実

食の自立支援事業(食事サービス)や緊急通報装置貸与事業、ふれあい訪問収集事業 等により、ひとり暮らし高齢者や虚弱高齢者等の安否を確認し、地域での自立した在宅 生活を支援します。

また、介護保険に該当しない高齢者を対象に、生きがい型デイサービス事業や温泉利 用介護予防事業(湯ったりデイサービス)を実施し、生きがいづくりや社会参加を支援 します。

(2)地域で支え合う仕組みづくり

世代間交流事業や、ひとり暮らし高齢者等との昼食会等を行っている団体に対し、助 成金の交付を行うことにより、自主的な地域づくりの取り組みを支援するとともに、地 域の方々の仲間づくりや高齢者の生きがいづくりを目的として、社会福祉協議会が実施 している「ふれあいいきいきサロン」を推進します。

また、市内の団体、事業者などが、日常の活動の中で見守りを行い、住民の異変の早 期発見、早期対応に向けた連絡体制をつくる福島市地域見守りネットワーク事業を推進 します。

(3)介護予防・日常生活支援総合事業

要支援者・要援護者に対して、介護予防や外出支援、買い物・調理・清掃等の家事支 援等の生活支援の必要性が増加しており、多様な主体が高齢者地域の生活支援の担い手 として活躍することが重要であることから地域のニーズや資源の把握を行い、地域の皆 さんとの話し合いにより地域づくりを推進します。

①一般介護予防事業

高齢者の年齢や心身の状況に関わらず、住民が主体となり身近な場所で介護予防が でき、併せて参加者や通いの場が継続的に拡大する地域づくりを支援するため、福島 市版介護予防体操「いきいきももりん体操」を継続的に推進します。また、「いきいき ももりん体操」を広く周知するため、「いきいき介護予防大会」を開催します。

<表3-4-1> 福島市版介護予防体操「いきいきももりん体操」事業 (単位:箇所、人)

区 分

実 績 目 標

平 成

28年度

平 成

30年度

平 成

31年度

平 成

32年度

いきいきももりん体操取組み

グループ数 45 170 235 300

人数 935 2,500 3,500 4,500

②介護予防・生活支援サービス事業

ア 訪問型サービス・通所型サービス

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