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サービス利用者数の推計 ―――――――――――――――――――― 115

第7章 介護保険事業計画の概要

第1節 サービス利用者数の推計 ―――――――――――――――――――― 115

第8章 介護給付費等対象サービスの計画

第2節 地域密着型サービスの整備

地域密着型サービスは、認知症高齢者やひとり暮らし高齢者の増加等を踏まえ、高齢者 が要介護状態となっても、できる限り住み慣れた地域で生活を継続できるようにする観点 から、原則として日常生活圏域内でサービス利用及び提供が完結するサービスを類型化し、

市町村が事業者の指定及び指導・監督を行うものです。

1 地域密着型サービス整備の基本的な考え方

日常生活圏域における地域密着型サービスの整備の基本的な考え方は次のとおりです。

なお、公平・公正の観点から居住系サービスの施設整備は、公募により事業者を選定 します。

サービスの種類

地域密着型介護老人福祉施 設入所者生活介護

○定員が 29 名以下である小規模な介護老人福祉施設につい ては、今期計画では整備しません。

認知症対応型共同生活介護

○介助が必要となる認知症高齢者の受け皿として、着実に整 備します。

小規模多機能型居宅介護

○整備された施設の利用状況等を勘案しながら、計画的に整 備を支援します。

看護小規模多機能型居宅介護

○整備された施設の利用状況等を勘案しながら、計画的に整 備を支援します。

認知症対応型通所介護

○整備された施設の利用状況等を勘案しながら、計画的に整 備を支援します。

地域密着型通所介護

○整備された施設の利用状況等を勘案しながら、計画的に整 備を支援します。

夜間対応型訪問介護

○整備された施設の利用状況等を勘案しながら、計画的に整 備を支援します。

定期巡回・随時対応型訪問 介護看護

○地域包括ケアシステムの構築に向けて、在宅福祉サービス の柱となるサービスであることから、市内全域でサービス の提供が受けられるように積極的に整備を支援します。

※各地域密着型サービスの整備については、国や県の施設整備補助等の状況を勘案しつつ、

整備の支援を行います。

2 居住系サービスの整備計画(平成 30~32 年度)

サービスの種類 平成 30~32 年度までの整備量

認知症対応型共同生活介護 2ヵ所( 36 名)

3 居住系サービスの整備実績

【認知症対応型共同生活介護】

日常生活圏域 中央 北信 西 飯坂 松川 信夫 吾妻 合計 3 3 3 5 4 4 3 2 4 2 33 54 45 45 90 54 54 54 36 72 36 540

【地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護】

日常生活圏域 中央 北信 西 飯坂 松川 信夫 吾妻 合計

1 1 1 3

24 29 20 73

第3節 介護サービス量の確保

1 居宅サービス

(1)介護サービス事業者の状況

本市に所在する居宅サービス事業所は、平成 29 年4月1日時点で介護サービス事業 所として 376事業所・介護予防サービス事業所として 336事業所が指定を受けており ます。事業者は、営利法人やNPO法人等、多様な事業者が参入しています。

(2)確保のための方策

①事業所への情報提供

要介護者の増加とその多様なニーズに対応するように、参入を計画している事業 者に対して、要介護高齢者の介護度分布の情報や高齢者のニーズ等の情報を積極的 に提供します。

②居宅サービス量の確保

居宅サービスを重視した取り組みを行うため、特に地域密着型サービスの適切な 基盤整備に努めます。

③人材の確保策

介護サービス事業者自らの人材の確保・養成の取り組みを支援します。また、特 に介護支援専門員及び要介護者に関わる職員に対する研修への参加を支援し、質の 向上に努めます。

本市では、介護サービス事業者による人材の確保・養成への取り組みを支援するた め、「介護マンパワーアップ支援事業」※1を平成 26 年度から実施しております。

2 施設・居住系サービス

施設・居住系サービスは、介護保険制度開始後、整備が進んでいます。本計画期間で は、日常生活圏域を考慮して地域的にバランスのとれた適切な整備を図ります。

なお、介護老人福祉施設等の介護保険施設は、本計画期間における利用量に見合う サービス基盤を確保できるよう計画的に整備を進めます。

また、個室化、ユニットケア導入等により施設サービスの充実を図ります。

3 災害時の介護サービスを確保するためのシステム・体制づくり

災害時に想定されるガソリン不足、水の確保等の課題に対応するため、有効な施策を 推進します。

※1 介護マンパワーアップ支援事業とは、介護サービス事業者(法人)が、職員による介護支援専門員(ケ アマネジャー)資格又は主任介護支援専門員資格取得を支援した際に、資格取得に要する受験手数 料・受講料等を助成する事業。

第4節 介護給付・予防給付対象サービス量の推計

各サービス別の利用者数の推計後、平成30年度から 32年度における介護給付・予防給 付対象サービスの必要量を要介護度別・サービス別に推計しました。

<表 8-4-1> 介護給付対象サービス量の推計

平成30年度 平成31年度 平成32年度

訪問介護 707,002 727,477 747,281

訪問入浴介護 17,890 18,118 18,258

訪問看護 118,858 125,902 133,598

訪問リハビリテーション 17,932 17,701 16,998

居宅療養管理指導 14,628 15,360 16,164

通所介護 330,109 344,254 359,932

通所リハビリテーション 106,885 106,546 105,788

短期入所生活介護 105,847 109,739 113,528

短期入所療養介護 27,169 26,207 25,644

特定施設入居者生活介護 6,276 6,396 6,432

福祉用具貸与 62,772 68,100 73,908

特定福祉用具販売 1,212 1,200 1,200

定期巡回・随時対応型訪問介護看護 3,360 4,032 4,836

夜間対応型訪問介護 120 168 216

認知症対応型通所介護 34,655 35,780 36,463

小規模多機能型居宅介護 2,988 3,288 3,624

認知症対応型共同生活介護 6,168 6,192 6,192

地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 876 876 876

看護小規模多機能型居宅介護 768 840 1,272

地域密着型通所介護 98,957 104,333 109,367

708 684 660

101,100 108,408 113,652

介護老人福祉施設 14,400 15,840 15,912

介護老人保健施設 12,348 12,348 12,348

介護療養型医療施設 96 96 96

サービス区分

 

  住 宅 改 修   居宅介護支援

サービス見込量

<表8-4-2> 予防給付対象サービス量の推計

平成30年度 平成31年度 平成32年度

介護予防訪問入浴介護 12 12 12

介護予防訪問看護 6,257 6,576 6,842

介護予防訪問リハビリテーション 322 218 216

介護予防居宅療養管理指導 396 420 420

介護予防通所リハビリテーション 5,364 5,604 5,892

介護予防短期入所生活介護 2,654 3,348 4,184

介護予防短期入所療養介護 62 50 38

介護予防特定施設入居者生活介護 456 408 372

介護予防福祉用具貸与 12,024 13,296 14,712

特定介護予防福祉用具販売 396 432 456

介護予防認知症対応型通所介護 48 34 19

介護予防小規模多機能型居宅介護 48 48 48

介護予防認知症対応型共同生活介護 60 72 72

408 444 492

14,520 15,552 16,308   介護予防支援

  住 宅 改 修

サービス区分

サービス見込量

第5節 介護保険給付費等の費用の推計

本計画の平成 30年度から32 年度の3年間に必要な介護給付費は、約760 億円と見込ま れます。

<表 8-5-1>介護給付対象サービス給付費の推計

(単位:千円)

平成30年度 平成31年度 平成32年度

訪問介護 1,906,354 1,959,692 2,008,722

訪問入浴介護 202,623 205,338 207,018

訪問看護 628,569 663,356 700,949

訪問リハビリテーション 50,454 49,847 47,909

居宅療養管理指導 126,519 133,029 140,109

通所介護 2,580,894 2,686,730 2,802,045

通所リハビリテーション 925,227 927,245 924,594

短期入所生活介護 898,244 929,360 958,933

短期入所療養介護 289,450 279,660 274,816

特定施設入居者生活介護 1,168,332 1,189,012 1,193,714

福祉用具貸与 933,071 1,005,091 1,082,803

特定福祉用具販売 38,368 37,934 38,048

定期巡回・随時対応型訪問介護看護 488,293 578,883 691,636

夜間対応型訪問介護 1,897 2,655 3,406

認知症対応型通所介護 381,365 394,970 402,264

小規模多機能型居宅介護 617,180 687,046 763,944

認知症対応型共同生活介護 1,581,032 1,592,738 1,596,890 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 221,901 222,000 222,000

看護小規模多機能型居宅介護 196,603 217,583 338,078

地域密着型通所介護 777,479 819,803 860,580

57,856 56,099 54,330 1,477,902 1,585,497 1,662,178 介護老人福祉施設 3,610,791 3,973,542 3,991,985 介護老人保健施設 3,129,215 3,130,617 3,130,617

介護療養型医療施設 34,268 34,284 34,284

22,323,887 23,362,011 24,131,852

保険給付費見込額

介護給付費計 サービス区分

  住 宅 改 修   居宅介護支援

<表 8-5-2>予防給付対象サービス給付費の推計

<表 8-5-3>特定入所者介護サービス費等の推計

<表 8-5-4>介護保険給付費等合計

(単位:千円)

平成30年度 平成31年度 平成32年度

介護予防訪問入浴介護 934 1,011 1,087

介護予防訪問看護 25,055 26,296 27,322

介護予防訪問リハビリテーション 876 609 602

介護予防居宅療養管理指導 3,096 3,263 3,246

介護予防通所リハビリテーション 166,730 174,241 183,293

介護予防短期入所生活介護 17,295 21,913 27,447

介護予防短期入所療養介護 349 282 215

介護予防特定施設入居者生活介護 36,506 33,367 31,317

介護予防福祉用具貸与 77,339 85,200 93,940

特定介護予防福祉用具販売 10,478 11,437 12,059

介護予防認知症対応型通所介護 443 310 177

介護予防小規模多機能型居宅介護 3,458 3,460 3,460

介護予防認知症対応型共同生活介護 13,803 16,571 16,571

36,717 39,925 44,267 65,485 70,171 73,582 458,564 488,056 518,585 サービス区分

  介護予防支援   住 宅 改 修

保険給付費見込額

  予防給付費計

(単位:千円)

平成30年度 平成31年度 平成32年度 24,000,162 25,408,230 26,577,528 介護保険給付費等合計

(単位:千円)

平成30年度 平成31年度 平成32年度 645,011 677,565 711,443 480,072 504,302 529,516 80,977 85,064 89,318 25,522 26,798 28,138

△ 13,871 △ 21,767 △ 22,934 0 286,201 591,610 サービス区分

特定入所者介護サービス費等給付額

保険給付費見込額

高額介護サービス費等給付額

高額医療合算介護サービス費等給付額 審査支払手数料

一定以上所得者の利用者負担の見直しに伴う 財政影響額(介護給付費・予防給付費より減額)

消費税率等の見直しを勘案した影響額

第6節 市町村特別給付等

介護保険制度では、市町村の判断で介護保険法に定められたサービス(法定サービス)

以外のサービスを保険サービスに加えたり、居宅サービス等の利用上限額を引き上げたり、

介護者の支援や要介護の予防のための事業等の「保健福祉事業」を行うことができます。

しかし、これらの法定外サービスを行う場合は、その費用の全てを第 1 号被保険者の保 険料を財源として賄うこととされています。

また、介護保険制度では市町村特別給付・保健福祉事業として実施することができる高 齢者福祉サービスの一部が「地域支援事業」として位置付けられています。

これらのことから、本市では、市町村特別給付・保健福祉事業として実施することがで きる要援護者への支援のための事業や家族介護者への支援のための事業を法定外サービス ではなく、「地域支援事業」及び一般施策で行っている高齢者福祉事業として実施します。

第7節 介護保険制度の安定的な運営のための施策及び事業

【現状と課題】

介護保険制度は創設から 18 年が経過しました。その間、要介護認定者数は制度創設時の 約 3.3 倍となり、それに伴って各種介護サービスの利用者やサービスを提供する事業所数 も着実に増加し、介護を必要とする高齢者の生活の支えとして定着しています。

これからも、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した生活を営むための重要な制 度として本制度のさらなる浸透と定着を図るために、各種広報媒体を活用した広報啓発を はじめ、町内会等各種団体等への説明会や講座の開催のほか、事業所への介護相談員派遣 事業を実施し、制度のさらなる浸透と定着を図ります。

また、要介護(要支援)の審査判定が公平・公正かつ効率的に行われるように、28 合議 体の介護認定審査会を設置し、円滑な審査体制の整備を図るとともに、増大する介護サー ビスの需要に対応した介護サービスの基盤整備を計画的に進めてきました。

さらに、市民参画の福島市介護保険運営協議会を設置し、適正な事業運営と計画の推進 に努めてきました。

介護保険制度の安定的な運営を図るためには、制度全般への理解促進、適切なケアマネ ジメント、介護サービスの質の確保及び契約制度における利用者保護が重要となります。

このため、利用者の制度理解や介護サービス選択に役立つ情報の提供を適切に行うととも に、適正な要介護認定を行うための体制整備、関係職員等の資質向上、ケアマネジメント への支援、多様な介護サービス基盤の整備及び利用者からの相談・苦情を迅速かつ適切に 処理するため、より充実した体制の整備を図る必要があります。