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【ベネッセホールディングス】格下げ:AA →A /ネガティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0226

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0226 201 6 年 6 月 1 7 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社ベ

(証券コード:9783)

【変更】

長期発行体格付 AA− → A+ 格付の見通し ネガティブ

■ 格付事由

(1) 「進研ゼミプラス」、「こどもちゃれんじ」を主力とする通信教育最大手。近年は中国で通信教育会員数を 急速に伸ばしている。学校向け教育事業では「進研模試」などで高いシェアを有する。介護関連では、16 年 3 月末現在で富裕層向けの有料老人ホーム 292 施設を展開し、売上高は業界首位。このほか世界約 500 拠点で展開する語学教育の「ベルリッツ」なども手がける。16年 6月には、14年より構造改革を積極的 に推進してきた原田会長兼社長が退任し、新たな経営体制が始動する予定である。

(2) 格付上の注目点であった主力の国内通信教育講座の会員数は、減少に歯止めがかかっていない。このため 足元の当社の収益力は J C R の従前の想定を下回って推移している。中国での通信教育や学校向け教育、 介護などは引き続き順調に推移する見通しだが、国内通信教育の収益回復の確度は現時点では不透明であ り、今後も利益水準が低位にとどまる可能性が高まっている。また、財務体質は健全だが、近年の当期純 損 失 の 計 上 な ど を 受 け て そ の 余 裕 度 は 縮 小 傾 向 に あ る 。 こ れ ら を 踏 ま え 格 付 を 「 A +」 と し 、 見 通 し は 「ネガティブ」を継続した。

(3) ストックビジネスである国内通信教育講座の 16年 4月会員数は、顧客情報漏えい事故の発生直前である 14 年4 月の3 分の2 に減少した。依然、国内では高いシェアを有しているが、事故後に減少した潜在顧 客リストの保有率の回復には時間を要する見通しであるなど、これまでの国内通信教育のビジネスモデル の有効性が低下していることは否めない。中国では会員数の増加ペースが高まっているほか、介護では有 料老人ホームの施設数増に伴う着実な成長が見込まれるが、現状、主力事業を十分に補うだけの状況には ない。新経営体制による取り組み施策の実効性が高まらなければ、収益力が一段と低下していくことも懸 念される。引き続き、国内通信教育の会員数の動向が格付上のポイントとなる。

(4) 17/ 3 期は売上高 4, 388 億円(前期比 1. 2%減)、営業利益 75 億円(同 31.0%減)の計画である。国内通信 教育の落ち込みに加え、E L S(留学支援)の学生数減少の影響が大きい。財務面では、16 年 3 月末自己資 本比率は 36. 4%であり、前受金や手元流動性などを考慮した実質的な財務構成もおおむね良好だが、当 期純損失を計上する中での配当金支出もあって、純資産の減少が続いている。このほか、有料老人ホーム 数の増加に伴いリース負債が増加基調にある。ただ、旺盛な介護需要や当社施設の競争力、入居率の推移 などから、当事業のリース負債は長期的に安定した償還が可能とみている。

(担当)殿村 成信・佐藤 洋介 ■ 格付対象

発行体:株式会社ベネッセホールディングス 【変更】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 6 月 15 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:殿村 成信

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「国内事業法人・純粋持株会社に対する格付けの視点」

(2003 年 7 月 1 日)、「持株会社の格付方法」(2015 年 1 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社ベネッセホールディングス

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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