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人材育成と権利活用の仕組みを 「特技懇」誌のページ(特許庁技術懇話会 会員サイト)

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tokugikon

2003.9.19. no.230

今日は特技懇懇親会にこんなにたくさんの皆さん方がお 集まりになられ、盛大な会合が開催されることを心からお 喜びを申し上げたいと思います。

今回は特に、官邸での知的財産戦略会議の報告書が出 されました直後であり、これは、今まで皆様方からもお 話があったと思いますが、私が拝見いたしましても、総 合的な幅の広がりにおいても、深みにおいても、また新 しい施策の導入においても、おそらく世界に冠たる枠組 みをつくられたものだと、高く評価をさせて頂いている 次第であります。

しかし、これはあくまで、日本の知財戦略は、この方向 を目指してこういう形をつくろうというものが得られたと いうことであり、そこにいかなる魂を入れていくのか、ど ういう形でこれを実質的な日本の国益に結び付けるものに するのか、さらに人類の発展・繁栄のための道具として、 いかに使っていくのかとなりましたときには、今日、お集 まりの皆さん方のそれぞれの立場でのご尽力が求められる ものだと思っている次第です。それだけに、新世紀を迎え てもう3 年という年になりますけれども、皆さん方のこれ からの一層のご活躍を心からご期待をしたいと思う次第で あります。

ところで今回、知的財産戦略会議で日本の国家としての 方向が示されました。ならば、これから先に求められてく るものはいったい何だろうかと考えた場合に、1 つの大き な要素が、私はやはり人だと思います。いかなる立派な考 え方があったとしても、いかなる立派なシステムが社会の 中に準備されたとしても、それを具体的に動かしてそこに エネルギーを与えていくのは、人である。つまり、知的財 産権という問題に対して、これを自らの問題として、そこ から大きな社会的な波及力を生みだそうと心掛ける人材 を、どれだけこの日本の国で育成していけるか、この課題 にこれから掛かっていかなければならないと思っているわ

けであります。

それと同時に、知的財産権というのは権利に過ぎず、そ の権利が活用されてこそ、実際の富を生み出してくる。ま た、その権利が流通していくことを通してこそ、社会の活 力を生みだしてくることになると考えております。ですか ら、こういう知的財産権をうまく活用する仕掛け、うまく 流通させていく仕掛けというものが、これから社会の側で 工夫を要する問題の1 つなのだろうという思いもあるわけ です。これからの知財関係の皆さん方の役割、使命という ものが、今までに増して重いものになってきていると、私 どもは考えております。

私どもも、皆さんと共に、この日本の国の隆昌発展のた めに、人類のこれからの未来の輝きのために、全力でがん ばっていきたいと思っておりますので、皆さん方の温かい ご指導、ご鞭撻、そしてそれぞれの場所でのご尽力を心か らお願いをさせて頂いて、お祝いの言葉とさせて頂きたい と思います。今日はどうもおめでとうございました。

人材育成と権利活用の

仕組みを

小野

晋也

衆議院議員

小野晋也(おの・しんや)

昭和3 0 年4 月2 8 日生まれ 衆議院議員(自由民主党)

<主な現職>

衆議院内閣委員会理事 自由民主党政務調査会副会長

自由民主党経済産業部会知的財産政策小委員会委員 知的財産制度に関する議員連盟幹事

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