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第二次男女共同参画計画(概要版)

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(1)

概要版

武蔵野市

第二次男女共同参画計画

男女共同参画の

まちづくりをめざして

たしかな一歩を

武蔵野市

平成21年(2009年)

(2)

男女共同参画社会とは

武蔵野市がめざす

子育ても介護も男女が家族の一員としてともに担

い、責任をわかちあいます。

生涯を通じて健康で自立した生き方を保ちます。

夫婦や恋人同士など親しい間がらでも互いの人権

と性を尊重しあいます。

多様な年代の男女が地域の一員として

地域活動やボランティア活動に積極的

に参加しています。

市民活動などの方針決定の場に男女が

偏らず参加しています。

地域住民の中に互助、共助の意識が浸

透しています。

男女にかかわらず、個性・適性を尊重し

た進路指導・活動指導がされています。

一人ひとりに情報を取捨選択する力が

備わっています。

子ども同士も互いの個性や人権を尊重

します。

働き方の多様化が進み、男性も女性も仕

事と家庭生活がバランスよく担えます。

男女にかかわらず、能力や個性を活かし

て働くことができます。

男性も育児・介護休業を取得します。

家庭では

地域では

学校では

職場では

■計画策定の趣旨

男女共同参画社会の構築をめざし、策定

するもので、前計画である男女共同参画

計画を発展的に継承するものです。

■計画の理念

男女が互いの人権と能力を尊重し合い、

働き方や生き方を柔軟に選択できる、男

女共同参画のまちづくりを実現します。

■計画の期間

平成

21

年度から

25

年度までの

5

年間

です。

■男女共同参画社会とは・・・

男女共同参画社会とは、

「 男女が、社会

の対等な構成員として、自らの意思に

よって社会のあらゆる分野における活

動に参画する機会が確保され、もって

男女が均等に政治的、経済的、社会的及

び文化的利益を享受することができ、か

つ、共に責任を担うべき社会」です。(男

女共同参画社会基本法第

2

条)

■ワーク・ライフ・バランスとは・・・

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の

調和)が実現した社会とは、個人が、仕

事と、家庭生活や余暇、地域活動、自己

啓発などの個人的生活とのバランスを

保ち、仕事と私生活のいずれも犠牲にす

ることなく自己実現をめざせる社会の

ことです。

職員一人ひとりが男女共同参画につ

いて意識と関心をもち、率先して男

女共同参画施策に取り組みます。

市役所がモデル事業所となるよう、

男女共同参画の視点での職場づくり

を進めます。

(3)

基本目標

基本目標

男女が互いの性と人権を尊重し、

心身ともに健康で自立した生き方を

選択できるしくみづくり

男女がともに仕事と家庭、地域生活の調和を

図ることのできる環境の整備

(ワーク・ライフ・バランスの実現)

企業の

地域貢献の推進

地域企業に対する啓発と

取組みへの働きかけ

夫と妻の生活時間

夫が家事に費やす時間は、妻の就業状態に関わらず、

30

分程度となっています。

12,024 14,140 12,568 14,410 16,888 18,236 20,992 25,210 11,923 13,403

12,220 12,501 13,463

14,657

平成 10,000 15,000 20,000 25,000

14 年 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年

注 1: 配偶者からの暴力事案の認知件数には、配偶者からの暴力(「身体に対する暴力」又は「生命等に対する脅 迫」)相談を、相談、援助要求、保護要求、被害届・告訴状受理、検挙等により認知した件数を計上している。 注 2: 配偶者からの暴力事案の認知件数は平成16 年12 月2 日から、婚姻関係等が解消したものも計上している。 注 3: 配偶者からの暴力事案の認知件数は平成 20 年 1 月 11 日から、「生命等に対する脅迫」を受けた相談等につ

いても計上している。

注 4: ストーカー事案の認知件数には、ストーカー規制法に抵触する事案のほか、刑罰法令に抵触すると抵触し ないとを問わず、執拗なつきまといや無言電話等による嫌がらせの行為を伴う事案を、相談、被害届・告訴 状の受理、検挙等により認知した件数を計上している。

出典:警察庁資料 (件)

配偶者からの暴力事案認知件数 ストーカー事案認知件数 共働き世帯のうち夫も妻も雇

用されている人で夫妻とも週 間就業時間 35 時間以上

共働き世帯のうち夫も妻も雇 用されている人で夫の週間就 業時間 35 時間以上、妻 35 時 間未満

夫が有業で妻が無業の世帯

出典:総務省「社会生活基本調査」平成 18 年

夫(n=13,890)

睡眠、食事等

妻(n=13,923)

夫(n=11,944)

妻(n=12,013)

夫(n=27,393)

妻(n=27、388)

仕事等 家事、育児、介護等 自由時間

(時間、分)

10 時間1分 8 時間 26 分

9 時間 52 分

9 時間 59 分 8 時間 32 分

6 時間 37 分 3時間27分 4 時間 5 分

5 時間 3 分

9 時間 59 分 3 時間53分 4 時間52 分 5 時間 15 分

10 時間 18 分 7 時間44 分 5 時間 18 分

10 時間 24 分 6 時間50 分 6 時間 41 分

37分

27分

39 分

4 分

4 時間 56 分

注:睡眠、食事等=睡眠、身の回りの用事、食事   仕事等=通勤・通学、仕事、学業

  家事、育児、介護等=家事、介護・看護育児、買い物

  自由時間=移動(通勤・通学を除く)、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌、休養・くつろぎ、学習・研究(学業以外)、趣味・娯楽、スポーツ、ボラ ンティア活動・社会参加活動、交際・付き合い、受診・療養、その他

配偶者からの暴力及びストーカー事案の認知状況

配偶者からの暴力事案の認知件数は

5

年連続で増加し、平成

20

年には

2

5

千件を上回っています。

『 暴力を決して許さない』という強いメッセージを地域の中に発信し、定着させます。女性の人権を著しく侵害

する社会的な問題であるDV

(ドメスティック・バイオレンス)への対策を進めるとともに、若い世代からの意識・

啓発活動、人権尊重の立場から相談体制の整備を強化していきます。また、男女が生涯を通じて健康で自立し

た生き方を送れるよう健康管理支援を推進していきます。

男女共同参画社会の構築に向け、ワーク・ライフ・バランスの観点から男女の働き方、家庭・地域との関わり方を

見直し、自らが多様な生き方を選択できる環境を整備します。子育て・介護などへの支援、女性の職業的キャリ

ア発達の促進、男性の地域活動参加を通したコミュニティや子育てへの関心の向上、企業との関わり合いを促

進していきます。

女性の人権を守る

相談体制の強化

各種相談事業の整備と相談

体制の整備

コーディネイト機能の充実

男女がともに担う子育てと

介護への支援

子育て支援策の充実

介護する家族への支援

男性の育児・介護への参加の

促進と男女共同参画の視点に

立った意識啓発の強化

女性の就労と

チャレンジ支援

起業支援と再チャレンジ

への支援

あらゆる暴力の防止

DV

対策など)と

被害者の支援

女性に対するあらゆる暴

力の根絶と予防

DV

などによる被害者へ

の支援の体制確立

生涯を通じた

男女の健康支援

母子保健・母性保護等の充実

各年代に応じた健康支援及

び性教育

男性の

地域参加の促進

(4)

基本目標

男女平等意識の浸透と自立意識の確立

確かな目を養う

メディア・リテラシーの向上

●高度情報化社会の推進に対応し

たメディア・リテラシーの向上

情報誌「まなこ」の発行

武蔵野市男女共同参画計画

むさしのヒューマン・ネッ トワークセンター

武蔵野市男女共同参画講演 会・講座

法律相談

母子・女性相談

人権身の上相談

0 20 40 60 80 100

13.4 19.6 59.9 7.1

2.6

25.1

29.7

20.7

50.9

42.7

35.7

6.8 48.5 9.0

39.4 9.3 8.6

29.9 7.1 12.1

2.0

67.4 9.9

3.1

57.9 9.3

63.9 8.4

内容まで一応 知っている

聞いたことはある

知らない

出典:武蔵野市「男女共同参画に関する意識調査」平成 20 年

無回答

(%)

全体(N=546)

全体(N=546)

女性(n=328)

男性(n=202)

0 10 20 30 40 50 60

57.7

59.8

55.4

56.4

59.5

54.5

46.2

45.4

47.5

38.1

42.7

32.2

16.3

15.9

16.8

14.7

15.2

14.4

一人ひとりの個性や立場を尊重す

ることを学ぶこと

男女が協力して物事を進める必要 性を学ぶこと

家庭や家族の多様なあり方につい て学ぶこと

生活指導や進路指導において、男 女の別なく能力を生かせるよう配 慮すること

教員に男女平等の研修を推進する こと

管理職(校長や副校長)に女性を増 やしていくこと

(%)

出典:武蔵野市「男女共同参画に関する意識調査」平成 20 年

男女共同参画計画の推進体制の整備

基本目標

市における組織横断的な取り組みとともに、市民、事業者等の参画による連携、国・東京都、他の市町村関係機

関等との連携により、男女共同参画計画を計画的、総合的に推進していく体制を強化します。そのために、庁

内推進会議と市民会議との連携、むさしのヒューマン・ネットワークセンターの拡充、男女共同参画基本条例

(仮称)の検討などを行います。

武蔵野市の施策の認知度

法律相談や母子・女性相談など、相談事業の認知度が高くなっています。

男女平等の意識を育てるために学校教育で必要な取り組み

個性や立場の尊重、男女が協力して物事を進める必要性を学ぶことなどが求められています。

根強い性別役割分業意識を解消し、不当な社会環境や慣習を見直していくため、人権を尊重した男女平等意識

の浸透を図り、自立意識を浸透していきます。家庭、学校、職場、地域社会などのあらゆる場において、あらゆ

る人々が学校や生涯学習の場を通して男女平等を認識することによりすべての施策の実施や推進体制をより

実効性の高いものとします。

政策・方針決定の場への

女性参画の促進

市役所内での女性参画の推進

地域における人材の育成と活用

男女平等観に立った

教育・学習の推進

●保育園・幼稚園・小中学校の学習

指導での男女平等教育の推進

●専門家や地域の多様な人材によ

る生涯学習機会の提供

男女共同参画に関する

意識調査などの実態把握

●男女共同参画に関する情報収

集・調査研究

計画推進体制の整備と強化

市役所内における男女共同参画

市民参加による推進体制の充実

庁内推進会議の充実

国・都・他の自治体との連携

むさしのヒューマン・ネット

ワークセンターの拡充

「まなこ」の充実

男女共同参画基本条例

(5)

むさしのヒューマン・ネットワークセンター

男女平等情報誌『まなこ』

所 地

市 ン

北口

書架 会議室 新刊雑誌など閲覧自由です

1F 入口

1F WC 掲示ボード

VTR

子どもがあそべるコーナー おもちゃや絵本もあります。

各地の団体から女性情報がたくさん。 必要な情報が見つかります。

女性問題関係の図書およそ 900 冊

本屋

スイングビル

プレイ スペース

所 地

市 ン 2F

JR

北口

書架 会議室 新刊雑誌など閲覧自由です

1F 入口

1F WC 掲示ボード

VTR

子どもがあそべるコーナー おもちゃや絵本もあります。

各地の団体から女性情報がたくさん。 必要な情報が見つかります。

女性問題関係の図書およそ 900 冊

本屋

スイングビル

プレイ スペース

男女共同参画社会の実現をめざす拠点として、

さまざまな事業を行うほか、市民や団体の自主的

な活動とネットワーク化を支援しています。施設

の貸出しのほか講座・イベントも開催しています。

『 まなこ』は、市民がつくる男女平等情報誌です。

市の委託を受けた市民編集員が企画、取材、執筆

を行っています。

年4回発行(1月・3月・7月・10月)。市役所、各市政セン ター・図書館・コミュニティセンター、市内の医療機関・美理 容院・大型店舗・金融機関・公衆浴場などに置いています。 ◎施設内容

会議室(予約制・45名まで可)

ミーティングスペース・印刷室

女性資料コーナー(女性情報誌・チラシ・図書貸出し) ◎開館時間 

午前9時30分∼午後5時

(水・金曜日は午後9時まで) ◎休館日

日曜日・祝日・年末年始

武蔵野市境2-10-27 武蔵境市政センター2階 ☎/FAX 0422-37-3410

ホームページ http://www.mhnc.jp/

武蔵野市第二次男女共同参画計画(概要版)

−男女共同参画のまちづくりをめざしてたしかな一歩を−(平成21

年3月)

◆発行 武蔵野市 ◆編集 企画政策室市民協働推進課

(男女共同参画担当)

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